水の抵抗 ― 2013年03月22日 23:08
水の抵抗
ダイバーの皆様は、水の抵抗を甘く見ちゃいませんか?。
空気の密度は、アボガドロの法則などを駆使すると、簡単に求めることが出来るが、世の中は便利になっていて、このページで分かる。
(1atm下、20℃での空気の密度は何kg/m^3ですか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021582440
1.205 kg/m3とある。
えっ?、意外と重いので、ちょっと話の展開に不安がよぎる。
しかし、考えてみれば、水の重さはこんなもんじゃない!。
海水だと若干重くなるが、話を簡単にするために、1立方メートル当り1000kgとすると、概ね830倍になる(あー、よかった!)。
どうです?、水の恐ろしさをお分かりいただけたのではないでしょうか。
流線型のスタイルで泳ぐことが、如何に大切であるか。
以前にも紹介したことがある、この写真・・・。
(タイムラインの写真)
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=476980099008632&set=a.185046901535288.39713.183431858363459&type=1&theater
「587人がいいね!と言っています。」とあるが、ひどい話である。
よかあない!。
シリンダーが立ってしまっていて、水中での抵抗を増やしている。動きづらく、ガスの消費も多い。移動距離が大きければ、疲労も溜まり、ダイビングの安全にも関わる。
何のためにサイドマウントにしたのだか、これでは全く意味がない!。
この写真、しばらくは、PADIジャパンのサイドマウントの特集ページに出ていたが、各方面からのクレームが殺到したらしく、差し替えとなった!。
(【特集】サイドマウント・ダイビング)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/spcon/smd.asp
うーん、どっかで見たようなダイバーなんだが・・・。
フォースフィンを履いて、フロッグキックをかます、サイドマウントダイバーといえば・・・。
(What is sidemount diving?)
http://www.shishitec.com/styled/whatsidemount.html
ハーイ、ミナサーン、またお会いしましたネエ!(故・淀川長治調で)。
イントラこと、豊田聡氏である。
(獅子浜ダイビングサービス/テクニカルダイビング担当インストラクター)
http://www.shishitec.com/styled/inst_intro.html
パディの写真では、さすがにダイビングブーツを履いているようだ(ギョサンじゃあ、ちょっと・・・)。
んなこたぁ、どーだっていい!。
問題は、フェイスブックの写真との差である。身体のストリームラインに沿って、タンクの取り付けを工夫している。
もちろん、4本くらいまでが限度で、プロフィールのページの一番下の写真では、後ろの3本は垂直に立ってしまっている。
まあ、これで100m潜ってくるんだから、ご苦労様なことである。
最近は、オープンサーキットに先祖帰りしており、150m以上ではリブリーザーなんて使い物にならない、と鼻息が荒い。
行かねえよ!、そんな深さまで!。
まあいい。
いずれにしても、830倍の密度の水を押しのけて進むわけだから、それなりの形状を維持する必要がある。安全面にも影響があるので、ダイバーたる者、もう少し真剣にストリームラインの維持に努めるべきである。
仮に、時速1kmで水中を進んでいたとしよう。この時の抵抗は、一体空気中で何キロのスピードに相当するのだろうか。
(ウォーターパワー[抵抗])
http://www5.ocn.ne.jp/~konishi/Teikou.htm
このページによれば、「水中を毎秒1mの速さで歩く時の抵抗は陸上で100メートルを3秒から4秒で走りきる時の抵抗とほぼ同じです。」とある。
4秒かかったって、あーた、時速90kmですよ!。浮沈子は、ボクスター乗ってる関係上、風の抵抗を感じながら走っているので良く分かる。
自動車の設計者が、死に物狂いになって空気抵抗を減らそうと努力しているのに、画像のオジサンは呑気にシリンダーおっ立てて、そんなことでいいと思ってるんですかねえ?。
指導団体の中で、大きなシェアを占めているPADIが、心を入れ替えて水中の抵抗を少なくするコンフィギュレーションに目覚めたことは、誠に喜ばしいことである(心じゃなく、単に写真を入れ替えただけかも!)。
浮沈子も、サイドマウント・CCRを取り入れて、リゾートダイビング三昧するに当っては、イントラの指導宜しきを得て、ストリームラインにビッタシはまったコンフィギュレーションを決めてみたいものだ。
しかし問題は、例によって、ケースが出来ているかどうかなんだが・・・。
ダイバーの皆様は、水の抵抗を甘く見ちゃいませんか?。
空気の密度は、アボガドロの法則などを駆使すると、簡単に求めることが出来るが、世の中は便利になっていて、このページで分かる。
(1atm下、20℃での空気の密度は何kg/m^3ですか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021582440
1.205 kg/m3とある。
えっ?、意外と重いので、ちょっと話の展開に不安がよぎる。
しかし、考えてみれば、水の重さはこんなもんじゃない!。
海水だと若干重くなるが、話を簡単にするために、1立方メートル当り1000kgとすると、概ね830倍になる(あー、よかった!)。
どうです?、水の恐ろしさをお分かりいただけたのではないでしょうか。
流線型のスタイルで泳ぐことが、如何に大切であるか。
以前にも紹介したことがある、この写真・・・。
(タイムラインの写真)
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=476980099008632&set=a.185046901535288.39713.183431858363459&type=1&theater
「587人がいいね!と言っています。」とあるが、ひどい話である。
よかあない!。
シリンダーが立ってしまっていて、水中での抵抗を増やしている。動きづらく、ガスの消費も多い。移動距離が大きければ、疲労も溜まり、ダイビングの安全にも関わる。
何のためにサイドマウントにしたのだか、これでは全く意味がない!。
この写真、しばらくは、PADIジャパンのサイドマウントの特集ページに出ていたが、各方面からのクレームが殺到したらしく、差し替えとなった!。
(【特集】サイドマウント・ダイビング)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/spcon/smd.asp
うーん、どっかで見たようなダイバーなんだが・・・。
フォースフィンを履いて、フロッグキックをかます、サイドマウントダイバーといえば・・・。
(What is sidemount diving?)
http://www.shishitec.com/styled/whatsidemount.html
ハーイ、ミナサーン、またお会いしましたネエ!(故・淀川長治調で)。
イントラこと、豊田聡氏である。
(獅子浜ダイビングサービス/テクニカルダイビング担当インストラクター)
http://www.shishitec.com/styled/inst_intro.html
パディの写真では、さすがにダイビングブーツを履いているようだ(ギョサンじゃあ、ちょっと・・・)。
んなこたぁ、どーだっていい!。
問題は、フェイスブックの写真との差である。身体のストリームラインに沿って、タンクの取り付けを工夫している。
もちろん、4本くらいまでが限度で、プロフィールのページの一番下の写真では、後ろの3本は垂直に立ってしまっている。
まあ、これで100m潜ってくるんだから、ご苦労様なことである。
最近は、オープンサーキットに先祖帰りしており、150m以上ではリブリーザーなんて使い物にならない、と鼻息が荒い。
行かねえよ!、そんな深さまで!。
まあいい。
いずれにしても、830倍の密度の水を押しのけて進むわけだから、それなりの形状を維持する必要がある。安全面にも影響があるので、ダイバーたる者、もう少し真剣にストリームラインの維持に努めるべきである。
仮に、時速1kmで水中を進んでいたとしよう。この時の抵抗は、一体空気中で何キロのスピードに相当するのだろうか。
(ウォーターパワー[抵抗])
http://www5.ocn.ne.jp/~konishi/Teikou.htm
このページによれば、「水中を毎秒1mの速さで歩く時の抵抗は陸上で100メートルを3秒から4秒で走りきる時の抵抗とほぼ同じです。」とある。
4秒かかったって、あーた、時速90kmですよ!。浮沈子は、ボクスター乗ってる関係上、風の抵抗を感じながら走っているので良く分かる。
自動車の設計者が、死に物狂いになって空気抵抗を減らそうと努力しているのに、画像のオジサンは呑気にシリンダーおっ立てて、そんなことでいいと思ってるんですかねえ?。
指導団体の中で、大きなシェアを占めているPADIが、心を入れ替えて水中の抵抗を少なくするコンフィギュレーションに目覚めたことは、誠に喜ばしいことである(心じゃなく、単に写真を入れ替えただけかも!)。
浮沈子も、サイドマウント・CCRを取り入れて、リゾートダイビング三昧するに当っては、イントラの指導宜しきを得て、ストリームラインにビッタシはまったコンフィギュレーションを決めてみたいものだ。
しかし問題は、例によって、ケースが出来ているかどうかなんだが・・・。
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