鉄道と宇宙2013年09月01日 22:42

鉄道と宇宙
鉄道と宇宙


山梨の実験線が延伸され、試験走行が再開された。

(リニア実験線 乗車体験レポート「42・8キロをわずか9分」)
http://minamishinshu.jp/news/economy/%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%AE%9F%E9%A8%93%E7%B7%9A-%E4%B9%97%E8%BB%8A%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%8C%EF%BC%94%EF%BC%92%E3%83%BB%EF%BC%98%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%82%92.html

で、本日、山梨県立の見学施設を見学(?)した。

(山梨県立リニア見学センター)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/index.html

残念ながら、本日は、リニアのお披露目はなし。薩摩守(ただのり:無賃乗車)をしようにも、体験乗車は当分見合わせとのことである。

(山梨リニア実験線の走行試験・体験乗車について)
http://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/info/2013/08/post.html

(薩摩守)
http://zokugo-dict.com/11sa/satumanokami.htm

現場に行けば、何か、ネットでは得られない重要な情報が得られるかもしれないと、猛暑の東京を抜け出して行ってみたのだが、目ぼしい情報は何もない。

ところで、ネットを徘徊していたら、こんな記事があった。

(リニアモーターカーの質問です。 車内の電源はどこから供給されていますか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1199880426

(第19回「超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会」の開催結果について)
http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo07_hh_000035.html

(リニア電源:世界初「誘導集電方式」)
http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/29360527.html

この仕組み、Qi(チー)と同じである。

(Qi (ワイヤレス給電))
http://ja.wikipedia.org/wiki/Qi_(%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AC%E3%82%B9%E7%B5%A6%E9%9B%BB)

普通の電車には、パンタグラフという集電装置があって、架線を通して電気を供給されており、煮て食おうが焼いて食おうが、自由自在である。

もちろん、架線から送られた電気は、線路を通して帰電する。

(4.架線は1本だけどどんな電気?)
http://www3.yomogi.or.jp/skta1812/eofe1/eofe.html#c4

浮上式リニアは、そうはいかない。

ヤフーの記事にもあるように、以前はガスタービンエンジンで発電していたらしい。

2年前からは、電磁誘導方式にしたようだ。

今回お披露目されたL0系は、当然そうなっているのだろう。

(L0系)
http://ja.wikipedia.org/wiki/L0%E7%B3%BB

「形式名の「L」はLinear(リニア)を、「0」は0系新幹線のような第1世代の車両を意味する」とある。

営業用の型式名、なんか、ゾクゾクするような感じだ。

12両営業編成のリニアが、この試験線を時速500kmで駆け抜ける様を想像すると、何ともいえない感動がこみ上げてくる(平成15年度以降)。

3階の見学室には、水煙を上げて雨の中を爆走する写真も飾ってあった(うーっ、カッコイー!)。

次回は、是非、雨の日の見学をしてみたい。

時速500kmというのは、とてつもない速度である。

12分で100km、1分間に8.33km、1秒間に138.8mという速さだ。

この速度の足枷になっているのは、空気の抵抗である。

この空気を取り去ってしまえば、時速1000kmも夢ではない。

いや、音速の壁を破ることも可能である。

まあ、長大なチューブの中を、完全に真空にするということは、不可能とは言わないまでも、現実的には、極めて困難ということになる。

そこで、珍案、奇案の宝庫である浮沈子が考えたのが、循環式流れるプール式超高速鉄道(鉄道ではないが)である。

ドーナツ状のループを作り、その中を高速で流れる空気で満たすわけだ。

その中を、一方通行で磁気浮上(エア浮上でもいいが)のリニアを走らせるわけである。

この方式の優れた点は、ドーナツ状のループを鎖のように繋いで、継ぎ目のところを工夫して、切れ目なく空気を循環させるという仕組みを構築できるところである。

真空を確保することに比べたら、「ヘ」のようなものだ。

空気の壁が、実質的に薄くなり、ダイヤを工夫することによって、リニアの運動自体を風洞の駆動力としても利用できるわけだな。

追い風参考記録のようなものか(意味不明な喩え?)。

これを実現するためには、「明かり区間」と言われている、露出部(トンネルではない区間)を完全に覆ってしまわなければならない。

観光資源として、リニアの走る姿を見世物にしようなどというケシカラン発想を、バッサリ切って捨てるわけだ。

(山梨県の協議会がリニア中央新幹線についてJR東海へ要望 「防音壁をなくすか透明にして、リニアが走る姿が見えるようにしてほしい」)
http://terusoku.ldblog.jp/archives/31234281.html

どんなもんだい!、と、ネットを見ると、こんな記事があった。

(45分で米国横断! テスラCEOが構想する新輸送システム)
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130717/wir13071714310006-n1.htm

なんだ、もう、みんな考えてたのか・・・。

さらに、そのリンクを見て驚く!。

(時速4000キロのリニアモーターカー、20年の実用化を目指す―中国)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=42425

時速4000km(!:秒速1111.11m:およそ秒速1.1km)とある。

宇宙開発に続いて、高速鉄道でも、かの国の後塵を拝することになるのかあ?。

しかし、どうせやるなら、ここまでやって欲しい(空想科学的希望的観測?)。

(第一宇宙速度:秒速7.9kmとある)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%80%9F%E5%BA%A6#.E7.AC.AC.E4.B8.80.E5.AE.87.E5.AE.99.E9.80.9F.E5.BA.A6

何も燃料を投入しなくても、地球を周回し続ける人工衛星が、地上に出来上がるわけだ!。

(プロジェクトX「地上の星」:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=IOLJA1CSxuE

文字通りの「地上の星」(中島みゆきもビックリ)。まことに、プロジェクトXに相応しい。

JR東海には、是非、中国科学院や中国工程院の向こうを張って、技術立国日本の底力を見せて欲しい。

(超電導リニア、新市場へ加速 三菱重・日本車両がタッグ)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD290EM_Z20C13A8XX1000/

ぶっちぎりだ!(やれるもんなら、やってみい!)。

今回は、日本車両と三菱重工に美味しいところを持っていかれた、日立製作所の名誉を賭けて、航空宇宙産業に進出して欲しいぞ!。

まあ、どうでもいいんですが。

実際、空気抵抗をゼロに出来れば、原理的には不可能ではないし、そのうちに、銀河鉄道999のように、宇宙空間に鉄路が敷かれるようになるかもしれない。

カムパネルラやメーテル、鉄郎やジョバンニと共に、黄泉の国と地球を往復する、そんな夢のような話が実現するかもしれない。

(銀河鉄道の夜)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93%E3%81%AE%E5%A4%9C

(銀河鉄道999)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999

なんか、混じってしまった。

鉄道と宇宙、実は、それほど荒唐無稽な話ではない。

(軌道エレベータ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%81%93%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF

そう、軌道エレベータこそ、リニアモーターカーの正常進化、次なる目標、地上の星が宇宙に駆け上がる物語の始まりである。

時速500kmかあ・・・。

秒速140m足らず・・・。

まあいい。

未来の鉄道少年よ、宇宙に向けて、出発、進行!。