最高時速 ― 2013年09月12日 01:39
最高時速
先日、見学したリニアモーターカーの見学施設で、最新のL0(エルゼロ)型の車両を見ることができるらしい。
(鉄道と宇宙)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/01/6968555
ちゃんとした記事を引用しなかったからなのだが、この鉄道は、時速700kmを目指しているのだという。
(磁気浮上式鉄道:最高速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E6%B0%97%E6%B5%AE%E4%B8%8A%E5%BC%8F%E9%89%84%E9%81%93#.E6.9C.80.E9.AB.98.E9.80.9F.E5.BA.A6.E8.A8.98.E9.8C.B2
今回、軌道が2倍になったので、500kmで走る時間が長くなるだけではなく、従来の速度記録(581km)をぶち破ることも考えているに違いない。
面倒くさいから、切りよく、1000kmとか出ないかな。
鉄道ではないが、自動車(ロケットエンジンとか、ジェットエンジン)では、とうの昔に、1000kmを超えている。
(自動車の速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E9%80%9F%E5%BA%A6%E8%A8%98%E9%8C%B2
米国のBlue Flame(ロケットエンジン)が、1970年に1000kmを突破している。
(スラストSSC:ジェットエンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88SSC
「1997年10月15日、アメリカ合衆国ネバダ州において時速1,227.985キロメートル(時速763マイル)の自動車の速度記録を打ち立てた。この数値はマッハ1.016であり、世界で初めて音速を超える公式記録を残した自動車でもある。」
「SSC は全長16.5メートル、全幅3.7メートル、重量は10.5トンで、イギリス仕様のジェット戦闘機F-4K/M(ファントムFG.1/FGR.2)に積まれるものと同じロールスロイス・スペイと呼ばれるエンジンを2基搭載している。その推力は合計223キロニュートンに達し、毎秒18.2リットルの燃料を消費する。一般的に用いられる単位に換算すると、最高速度で走行中の燃費は、燃料1リットル当たり約18メートルになる。」
燃費がどうのという話ではないが、地上で音速を超えるということは、空気抵抗を考えた時には、大変な仕事だということになる。
後継のブラッドハウンドSSCは、2015年の夏、南アフリカで時速1000マイル(1609.344km)に挑戦する。
(RECORD ATTEMPT TIMING)
http://www.bloodhoundssc.com/news/record-attempt-timing
記録樹立用の専用車ではなく、公道走行もできる自動車ということになれば、とりあえずはベイロンとかそのあたりのスーパーカーということになる。
せいぜい、400km台というところでうろうろしており、公道走行可能な市販車での最高速のアップは、そもそも出せるところがサーキットだけという矛盾もあり、今後もあまり期待は出来ない。
実際、最近出てきたP1にしても、ラフェラーリ、918スパイダーにしても、350km辺りでリミッター効かせて自主規制している。
紳士協定のようなもんだなあ。
その中で、ブガッティとケーニッグゼグは、ガチンコで張っている。
特に、ケーニッグゼグは、社長の血の気の多さとも相まって、やる気満々である。
このあたりのクルマは、買うとか乗るとかいうよりも、記録とかスタイルとかを見て楽しむというクルマだ。
庶民にとって、高嶺の花であるところがよろしい。
(【噂】1,600馬力で車重1,600kg!? ブガッティ、スーパー ヴェイロンをフランクフルトで披露?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51747944.html
今回のフランクフルトショーでの披露はなかったが、欧州の景気が良くなれば、登場するに違いない。
(ケーニッグゼグ・アゲーラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A9
2013年型のアゲーラRは、「最高出力は25馬力向上して1,140馬力に、許容回転数は7,250rpmから7,500rpmに引き上げられた。足回りには中空構造のワンピースカーボンファイバーホイールを装着、サスペンションも改良が施された。また新たにエアロパーツを補強したことでダウンフォース量も向上した。」とある。
コンサバティブな外観は、ベイロンよりもスッキリしているし、こっちの方が速そうに見える。
(【ビデオ】どっちも超速! 「ヴェイロン」と「アゲーラS Hundra」の一騎打ち)
http://jp.autoblog.com/2013/06/06/when-a-bugatti-veyron-drag-races-against-a-koenigsegg-agera-s-hu/
まあ、参考程度に。
両車ともターボ車であり、多かれ少なかれターボラグはあるのだろうが、同時に大排気量車でもあるので、ドッカンターボであることの弊害なんて、関係ないのかもしれない。
ベイロンが400kmを超えたときには、スゴイ!と感じたものだが、今や、400km台は当たり前となり、300km台では何の感動もない。
ドイツでの250km紳士協定に入っていないポルシェは、堂々と最高時速を掲げて売りまくっているが、最新のターボSでも、たったの318kmである。
(911ターボS)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-turbo-s/
「412 kW (560 PS) / 6,500 - 6,750 rpm
0-100 km/h 加速: 3.1 秒
最高速度:318 km/h
7速PDK
24,460,000 円(消費税込)」
安い!。
1億円とか、2億円とか、そんな値付けのクルマの世界から見ると、ショボイ最高速でも、この値段は安すぎるだろう!。
昔は、スーパーカーの出す速度域だった。
ターボSは、台数限定のスペチアーレでもなければ、ハンドメイドを売りにする少量生産車でもない。
れっきとしたカタログモデルであり、近所のポルシェセンターに行って注文すると、多分、2年くらい待っていれば納車される。
ディラーに、売れ筋の在庫があるとか、運よくキャンセルされたクルマがあれば、速攻で手に入れることが出来る。
さらには、新品同様の中古車があれば、納車はさらに早い!。
しかし、高々300kmしか出ない。
もちろん、日本では、サーキットでしか出せない速度である(って、実際出せるところはあるのかあ?)。
(マクラーレン・MP4-12C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BBMP4-12C
最高速度330km/h、価格は2,790万円とある。
(フェラーリ・458イタリア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB458%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2
最高速度325km/h、日本では2,830万円。
やっぱ、フェラーリがいいなあ!(ミーハー・・・)。
国産車では、300km出るクルマはGT-Rくらいしかない(315km)。
おっと、LFAも出せるな(最高速度は325km/hを超える)。
まあ、そんなところだ。
これは、新幹線の営業速度と同程度である。
(営業最高速度)
http://wiki.livedoor.jp/emiliano/d/%B1%C4%B6%C8%BA%C7%B9%E2%C2%AE%C5%D9#content_2_1
ははあ、この辺りには、何か因果関係があるのかも知れない(ホントかあ?)。
それとも、たまたまなのか。
庶民にとって現実感があるクルマ(なんて曖昧な基準)の最高速度と、世界の高速鉄道の営業最高速度の因果関係については、機会があれば、また書く。
先日、見学したリニアモーターカーの見学施設で、最新のL0(エルゼロ)型の車両を見ることができるらしい。
(鉄道と宇宙)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/01/6968555
ちゃんとした記事を引用しなかったからなのだが、この鉄道は、時速700kmを目指しているのだという。
(磁気浮上式鉄道:最高速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E6%B0%97%E6%B5%AE%E4%B8%8A%E5%BC%8F%E9%89%84%E9%81%93#.E6.9C.80.E9.AB.98.E9.80.9F.E5.BA.A6.E8.A8.98.E9.8C.B2
今回、軌道が2倍になったので、500kmで走る時間が長くなるだけではなく、従来の速度記録(581km)をぶち破ることも考えているに違いない。
面倒くさいから、切りよく、1000kmとか出ないかな。
鉄道ではないが、自動車(ロケットエンジンとか、ジェットエンジン)では、とうの昔に、1000kmを超えている。
(自動車の速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E9%80%9F%E5%BA%A6%E8%A8%98%E9%8C%B2
米国のBlue Flame(ロケットエンジン)が、1970年に1000kmを突破している。
(スラストSSC:ジェットエンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88SSC
「1997年10月15日、アメリカ合衆国ネバダ州において時速1,227.985キロメートル(時速763マイル)の自動車の速度記録を打ち立てた。この数値はマッハ1.016であり、世界で初めて音速を超える公式記録を残した自動車でもある。」
「SSC は全長16.5メートル、全幅3.7メートル、重量は10.5トンで、イギリス仕様のジェット戦闘機F-4K/M(ファントムFG.1/FGR.2)に積まれるものと同じロールスロイス・スペイと呼ばれるエンジンを2基搭載している。その推力は合計223キロニュートンに達し、毎秒18.2リットルの燃料を消費する。一般的に用いられる単位に換算すると、最高速度で走行中の燃費は、燃料1リットル当たり約18メートルになる。」
燃費がどうのという話ではないが、地上で音速を超えるということは、空気抵抗を考えた時には、大変な仕事だということになる。
後継のブラッドハウンドSSCは、2015年の夏、南アフリカで時速1000マイル(1609.344km)に挑戦する。
(RECORD ATTEMPT TIMING)
http://www.bloodhoundssc.com/news/record-attempt-timing
記録樹立用の専用車ではなく、公道走行もできる自動車ということになれば、とりあえずはベイロンとかそのあたりのスーパーカーということになる。
せいぜい、400km台というところでうろうろしており、公道走行可能な市販車での最高速のアップは、そもそも出せるところがサーキットだけという矛盾もあり、今後もあまり期待は出来ない。
実際、最近出てきたP1にしても、ラフェラーリ、918スパイダーにしても、350km辺りでリミッター効かせて自主規制している。
紳士協定のようなもんだなあ。
その中で、ブガッティとケーニッグゼグは、ガチンコで張っている。
特に、ケーニッグゼグは、社長の血の気の多さとも相まって、やる気満々である。
このあたりのクルマは、買うとか乗るとかいうよりも、記録とかスタイルとかを見て楽しむというクルマだ。
庶民にとって、高嶺の花であるところがよろしい。
(【噂】1,600馬力で車重1,600kg!? ブガッティ、スーパー ヴェイロンをフランクフルトで披露?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51747944.html
今回のフランクフルトショーでの披露はなかったが、欧州の景気が良くなれば、登場するに違いない。
(ケーニッグゼグ・アゲーラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A9
2013年型のアゲーラRは、「最高出力は25馬力向上して1,140馬力に、許容回転数は7,250rpmから7,500rpmに引き上げられた。足回りには中空構造のワンピースカーボンファイバーホイールを装着、サスペンションも改良が施された。また新たにエアロパーツを補強したことでダウンフォース量も向上した。」とある。
コンサバティブな外観は、ベイロンよりもスッキリしているし、こっちの方が速そうに見える。
(【ビデオ】どっちも超速! 「ヴェイロン」と「アゲーラS Hundra」の一騎打ち)
http://jp.autoblog.com/2013/06/06/when-a-bugatti-veyron-drag-races-against-a-koenigsegg-agera-s-hu/
まあ、参考程度に。
両車ともターボ車であり、多かれ少なかれターボラグはあるのだろうが、同時に大排気量車でもあるので、ドッカンターボであることの弊害なんて、関係ないのかもしれない。
ベイロンが400kmを超えたときには、スゴイ!と感じたものだが、今や、400km台は当たり前となり、300km台では何の感動もない。
ドイツでの250km紳士協定に入っていないポルシェは、堂々と最高時速を掲げて売りまくっているが、最新のターボSでも、たったの318kmである。
(911ターボS)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-turbo-s/
「412 kW (560 PS) / 6,500 - 6,750 rpm
0-100 km/h 加速: 3.1 秒
最高速度:318 km/h
7速PDK
24,460,000 円(消費税込)」
安い!。
1億円とか、2億円とか、そんな値付けのクルマの世界から見ると、ショボイ最高速でも、この値段は安すぎるだろう!。
昔は、スーパーカーの出す速度域だった。
ターボSは、台数限定のスペチアーレでもなければ、ハンドメイドを売りにする少量生産車でもない。
れっきとしたカタログモデルであり、近所のポルシェセンターに行って注文すると、多分、2年くらい待っていれば納車される。
ディラーに、売れ筋の在庫があるとか、運よくキャンセルされたクルマがあれば、速攻で手に入れることが出来る。
さらには、新品同様の中古車があれば、納車はさらに早い!。
しかし、高々300kmしか出ない。
もちろん、日本では、サーキットでしか出せない速度である(って、実際出せるところはあるのかあ?)。
(マクラーレン・MP4-12C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BBMP4-12C
最高速度330km/h、価格は2,790万円とある。
(フェラーリ・458イタリア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB458%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2
最高速度325km/h、日本では2,830万円。
やっぱ、フェラーリがいいなあ!(ミーハー・・・)。
国産車では、300km出るクルマはGT-Rくらいしかない(315km)。
おっと、LFAも出せるな(最高速度は325km/hを超える)。
まあ、そんなところだ。
これは、新幹線の営業速度と同程度である。
(営業最高速度)
http://wiki.livedoor.jp/emiliano/d/%B1%C4%B6%C8%BA%C7%B9%E2%C2%AE%C5%D9#content_2_1
ははあ、この辺りには、何か因果関係があるのかも知れない(ホントかあ?)。
それとも、たまたまなのか。
庶民にとって現実感があるクルマ(なんて曖昧な基準)の最高速度と、世界の高速鉄道の営業最高速度の因果関係については、機会があれば、また書く。
ないクルマ ― 2013年09月12日 21:47
ないクルマ
モーターショーというのは、だいたい何時でも開かれているようだ。
フランクフルトモーターショーが花盛りだが、これが終わると東京モーターショーが開かれる。
ジュネーブや、デトロイトも有名だし、上海が盛り上がってスゴイ!。
昔のモーターショーというのは、未来のクルマを見せるというよりは、クルマの未来を見せるショーだった。
つまり、動かなくても、カッコイイクルマが出品されていて、憧れとか夢があった。
今は、来年発売されるような、チンケなクルマや、モーターショーのために作った、中身は同じで、内装や外張りだけ豪華仕様のデモカーとか、セコイ展示ばかりだ。
さもなければ、一人乗りの電気自動車(制作費が安く上がる)とか、電飾でゴテゴテ飾りつけた宣伝カーのようなのばかりになった。
子供たちに、「君達が大人になって、自動車を乗り回す頃には、こんなにカッコイイ、スッゲークルマが走ってるんだよ!」という展示がない。
世の中は、クルマの未来を明るく照らしてくれるような状況ではないのだ。
スピードを出して走るのは、騒音、排気ガス、交通安全の見地から、絶対悪であり、スポーツカーは、非国民の乗り物であるとレッテルを貼られているのだ。
どこを切っても、金太郎飴のようなコンパクトカーや、浮沈子には全部同じに見えるSUV、昔は商用車と蔑まれていたワンボックスやその亜流が、我が物顔に走り回り、我が世の春を謳歌している。
高速道路の制限時速は、半世紀たっても100kmのままだし、ハイブリッドや、電気自動車が台頭してきて、多気筒大排気量車でドッカンターボ付きリッター3キロ以下なんてクルマは、まるで犯罪者のように扱われる。
環境性能などという聞いたことのない性能を競って表示して、買う方までが同調して、リッター当りの燃費が、30kmを超えたとか超えないとかで、大騒ぎしている。
リッター3kmで、10分の1しか乗らないのと、どこが違うんじゃい!。
まあいい。
ガソリンを燃やさないのが正義で、タンクに穴が開いてるのかと思うほど消費するのは極悪非道なのである。
バリバリと騒音を上げて走るのは、反社会的行為で、近づいてくるのが分からないほど静かな電気自動車が、エライということになっている。
敢えて、接近時だけチャイムを鳴らすようにしようかなどと、フザケタことを議論しているのだそうだ。
最近のクルマがどれも似通った形をしているというのも、どうやら空力というのが曲者らしい。
空気抵抗を少しでも減らして、燃費を稼ぐんだそうだ。
昔は、空気抵抗を減らして、最高速を稼いだものだ。
電気仕掛けの方も、凄まじい。
ハンドルの操作、アクセルの踏み具合、ブレーキやサスペンションにまで電気仕掛けが及んでいる。
内燃機関のクセに、電気がなければエンジンすら回らないのだ。
その電気仕掛けのクルマが、とうとう、自動運転して、ドライバーナシで走るようになるという。
この点だけは、クルマの未来を予感させる展示なのだろうが、日産のいうように、運転する楽しさに繋がるのかは不安だ。
いちいち口を出す小姑のようなコンピューターに介入されて、どこがドライビングプレジャーなもんか!。
未来は、お先真っ暗である。
だから、誰もクルマなんかには見向きもしなくなった。
スピードもダメ、ドライビングテクニックを競うのもダメ、勇ましい音で、レーサー気分に浸るのもダメ、あれもダメならこれもダメ。
燃費を競う、イラつくエコ運転や、高速道路で追い越し車線を法定速度で走るような、遵法精神が尊ばれる。
もはや、クルマは自由の象徴ではない。
鉄道よりは、多少融通が利く程度の、公共交通機関である。
乗る人が少なくなり、スピードも落ちて、交通事故の死亡者数が半減した。
結構なことであり、喜ばしい話だ。
道路設備が充実し、クルマ自体の安全性能も、飛躍的に向上した。
豊かなモータリゼーションを実現し、安全も高まる。どこに問題があるというのか?。万々歳ではないのか。
動物園の野生動物のように、空ろな目をして、檻の中で与えられたエサだけを食べて死ぬまで生きる・・・。
自動運転になって、ハンドルやアクセルやブレーキなどといった、不完全な人間に操作を委ねるようなものは、一切消えてなくなるだろう。
なぜって、その方が安全だから。
それとも、不完全な人間に運転させて、事故でも起こしたときの賠償金を、代わりに払ってくれるとでも言うんですか?。
ドアだって、乗り降りの際に危険だからと、消えてなくなるかもしれない。
オープンする屋根の上から、座席ごと、クレーンで吊られて乗り込むようになるかもしれない。
降りる時ゃ、その逆である。
シートベルトなんて、ヤワな拘束具ではなく、猿轡(舌噛んだりしないように)、荒縄亀甲縛りで、ギチギチにシートに固定されて、身動きできなくなる(急ブレーキ、追突時の頚椎損傷予防のため)。
まあ、エコノミー症候群予防のため、血液凝固防止剤を適量点滴で注入してくれたりするかもしれない。
人間は、クルマというロボットが、A地点からB地点まで運ぶ、生もの、天地無用、壊れ物の荷物なのだ。
マトリックスの、電池人間のようなものか。
面白くないクルマ、楽しくないクルマ、危険のないクルマ、魅力のないクルマ、自由のないクルマ、煮ても焼いても食えないクルマ(フツー、煮たり焼いたりはしません・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
クルマという機械と、人間社会という入れ物の間で、いま、大きくその関係が変わろうとしているのかも知れない。
モーターショーで、憧憬や夢の対象となるコンセプトカーが出てこないのは、最早、人間にとって、自動車というものが、そのような存在ではなくなったことの証なのだ。
そんな中、浮沈子が初めて行ったモーターショーである東京モーターショーが、2年ぶりに東京で行われる(まあ、当たり前だが)。
電気自動車や、ハイブリッドカーや、自動運転車や、燃料電池車など、ハイテク満載のオモチャショーになること間違いない。
そこに、自動車の未来は見えるのか、未来の自動車の形が見えてくるのか、それとも・・・。
「世界にまだない未来を競え。」とアジってみても、競うべき未来があるのかどうかは、はなはだ怪しい。
(東京モーターショーオフィシャルサイト)
http://www.tokyo-motorshow.com/
モーターショーというのは、だいたい何時でも開かれているようだ。
フランクフルトモーターショーが花盛りだが、これが終わると東京モーターショーが開かれる。
ジュネーブや、デトロイトも有名だし、上海が盛り上がってスゴイ!。
昔のモーターショーというのは、未来のクルマを見せるというよりは、クルマの未来を見せるショーだった。
つまり、動かなくても、カッコイイクルマが出品されていて、憧れとか夢があった。
今は、来年発売されるような、チンケなクルマや、モーターショーのために作った、中身は同じで、内装や外張りだけ豪華仕様のデモカーとか、セコイ展示ばかりだ。
さもなければ、一人乗りの電気自動車(制作費が安く上がる)とか、電飾でゴテゴテ飾りつけた宣伝カーのようなのばかりになった。
子供たちに、「君達が大人になって、自動車を乗り回す頃には、こんなにカッコイイ、スッゲークルマが走ってるんだよ!」という展示がない。
世の中は、クルマの未来を明るく照らしてくれるような状況ではないのだ。
スピードを出して走るのは、騒音、排気ガス、交通安全の見地から、絶対悪であり、スポーツカーは、非国民の乗り物であるとレッテルを貼られているのだ。
どこを切っても、金太郎飴のようなコンパクトカーや、浮沈子には全部同じに見えるSUV、昔は商用車と蔑まれていたワンボックスやその亜流が、我が物顔に走り回り、我が世の春を謳歌している。
高速道路の制限時速は、半世紀たっても100kmのままだし、ハイブリッドや、電気自動車が台頭してきて、多気筒大排気量車でドッカンターボ付きリッター3キロ以下なんてクルマは、まるで犯罪者のように扱われる。
環境性能などという聞いたことのない性能を競って表示して、買う方までが同調して、リッター当りの燃費が、30kmを超えたとか超えないとかで、大騒ぎしている。
リッター3kmで、10分の1しか乗らないのと、どこが違うんじゃい!。
まあいい。
ガソリンを燃やさないのが正義で、タンクに穴が開いてるのかと思うほど消費するのは極悪非道なのである。
バリバリと騒音を上げて走るのは、反社会的行為で、近づいてくるのが分からないほど静かな電気自動車が、エライということになっている。
敢えて、接近時だけチャイムを鳴らすようにしようかなどと、フザケタことを議論しているのだそうだ。
最近のクルマがどれも似通った形をしているというのも、どうやら空力というのが曲者らしい。
空気抵抗を少しでも減らして、燃費を稼ぐんだそうだ。
昔は、空気抵抗を減らして、最高速を稼いだものだ。
電気仕掛けの方も、凄まじい。
ハンドルの操作、アクセルの踏み具合、ブレーキやサスペンションにまで電気仕掛けが及んでいる。
内燃機関のクセに、電気がなければエンジンすら回らないのだ。
その電気仕掛けのクルマが、とうとう、自動運転して、ドライバーナシで走るようになるという。
この点だけは、クルマの未来を予感させる展示なのだろうが、日産のいうように、運転する楽しさに繋がるのかは不安だ。
いちいち口を出す小姑のようなコンピューターに介入されて、どこがドライビングプレジャーなもんか!。
未来は、お先真っ暗である。
だから、誰もクルマなんかには見向きもしなくなった。
スピードもダメ、ドライビングテクニックを競うのもダメ、勇ましい音で、レーサー気分に浸るのもダメ、あれもダメならこれもダメ。
燃費を競う、イラつくエコ運転や、高速道路で追い越し車線を法定速度で走るような、遵法精神が尊ばれる。
もはや、クルマは自由の象徴ではない。
鉄道よりは、多少融通が利く程度の、公共交通機関である。
乗る人が少なくなり、スピードも落ちて、交通事故の死亡者数が半減した。
結構なことであり、喜ばしい話だ。
道路設備が充実し、クルマ自体の安全性能も、飛躍的に向上した。
豊かなモータリゼーションを実現し、安全も高まる。どこに問題があるというのか?。万々歳ではないのか。
動物園の野生動物のように、空ろな目をして、檻の中で与えられたエサだけを食べて死ぬまで生きる・・・。
自動運転になって、ハンドルやアクセルやブレーキなどといった、不完全な人間に操作を委ねるようなものは、一切消えてなくなるだろう。
なぜって、その方が安全だから。
それとも、不完全な人間に運転させて、事故でも起こしたときの賠償金を、代わりに払ってくれるとでも言うんですか?。
ドアだって、乗り降りの際に危険だからと、消えてなくなるかもしれない。
オープンする屋根の上から、座席ごと、クレーンで吊られて乗り込むようになるかもしれない。
降りる時ゃ、その逆である。
シートベルトなんて、ヤワな拘束具ではなく、猿轡(舌噛んだりしないように)、荒縄亀甲縛りで、ギチギチにシートに固定されて、身動きできなくなる(急ブレーキ、追突時の頚椎損傷予防のため)。
まあ、エコノミー症候群予防のため、血液凝固防止剤を適量点滴で注入してくれたりするかもしれない。
人間は、クルマというロボットが、A地点からB地点まで運ぶ、生もの、天地無用、壊れ物の荷物なのだ。
マトリックスの、電池人間のようなものか。
面白くないクルマ、楽しくないクルマ、危険のないクルマ、魅力のないクルマ、自由のないクルマ、煮ても焼いても食えないクルマ(フツー、煮たり焼いたりはしません・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
クルマという機械と、人間社会という入れ物の間で、いま、大きくその関係が変わろうとしているのかも知れない。
モーターショーで、憧憬や夢の対象となるコンセプトカーが出てこないのは、最早、人間にとって、自動車というものが、そのような存在ではなくなったことの証なのだ。
そんな中、浮沈子が初めて行ったモーターショーである東京モーターショーが、2年ぶりに東京で行われる(まあ、当たり前だが)。
電気自動車や、ハイブリッドカーや、自動運転車や、燃料電池車など、ハイテク満載のオモチャショーになること間違いない。
そこに、自動車の未来は見えるのか、未来の自動車の形が見えてくるのか、それとも・・・。
「世界にまだない未来を競え。」とアジってみても、競うべき未来があるのかどうかは、はなはだ怪しい。
(東京モーターショーオフィシャルサイト)
http://www.tokyo-motorshow.com/


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