ハブなど ― 2013年09月09日 01:14
ハブなど
(フロントハブベアリング交換)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/438160/car/354456/965564/note.aspx
型式等は不明だが、フロントのハブの(きれいな)写真が出ているので引用した。
だいたい、このあたりの写真て、汚いんだよね。
画像は、例によって、ポルシェのホームページからダウンロードした部品図。
(PDF Genuine Parts Catalogue:911:1978-1983:159ページ辺り)
http://www.porsche.com/all/media/pdf/originalparts/en/E_911_83_KATALOG.pdf
後輪駆動の83タルガは、当然のことながら、前輪は空転しているだけ。
テーパー状のシャフトに、傘型のローラーベアリングが両側から二重に取り付けられていて、そのベアリングの回転で、いわゆるハブ(ホイールを固定している回転体)がスムーズに回るわけだな(27、28が、ローラーベアリング)。
潤滑・防錆・防塵・防水として、グリースが詰められている。
ここに傷があると、異音を発し、最悪、固着して、お高い修理費が待っている。
このフロントハブのガタが、ハンドルの違和感の原因ではないか、というのがメカニックの懸念なんだそうだ。
最近修理した964の個体に、同様の現象があったとか。
うーん、そんなもんかなあ?。
もう一つの問題であるステアリングギアは、純正品の供給がないので、実車の部品番号を確認して、代替品を取るのだという。
ついでに、オイル交換と、パッシングライトの不良、アクセルペダルのゲタ(もう一枚貼り付けて、H&Tが出来るようにする)もやってもらう。
最低でも、1週間の入院だそうである。
オイル交換については、入れ替えてから初めて行う。
消費具合、汚れ具合をチェックして、今後のローテーションの参考にする。
空冷911のエンジンにとって、オイルは部品のようなもので、好みによって銘柄や品番を変えているという。
(930タルガの研究(その8)「エンジンオイル」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/09/6773081
浮沈子は、まだ良く分からないので、プレステージにお任せである。
実績があるオイルならば、銘柄などよりも、定期的なチェックと交換のほうが、大切であろう。
パッシングライトは、どうやらスイッチが逆に付いているんじゃないかという気がしてならない。
ロービームで、軽く押してやると、ハイビームになってしまい、パッシングしようと手前に引いても変わらないのだ。
ハイビームへの切り替えは、正常に行える。
右ウインカーのランプ、距離計の不具合、そして、今回のパッシングライトと、操作系周りの修理が続くが、まあ、想定の範囲内である。
エアコンが付いていないので、そっちの修理はないし、エンジンは、全くトラブルがない。
若干のオイル滲みは、仕方ないとして、良く回るし、力も出ている。当りのエンジンだったようだ。
今日もちょっと回して、180km位の速度を出してみる。
後ろから付いてきたバイクも、同じくらいの速度を出していたので、大排気量車なのだろう。
ハンドリングのバランスが解決するまでは、200km越えは封印である。
ブレーキ時の挙動もあるし、安心して出せる速度ではない。
まあ、用もないのに、そんなに速く走っても仕方ないのだが。
しばらくは、仕上がり具合を楽しみに待つことになりそうだ。
今日は、お店の前には964ターボが止まっていた。
(ポルシェ・964:3.3リットルのやつでしょうか)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB964
お客さんのクルマであったが、ド迫力の後姿には、少々ビビッた。
売り物では、ガーズレッドの89タルガが置いてあったので、掛田さんに値段を聞いたら、511まんえん(!)というので、思わず吹いてしまった。
(中古車・新車情報 ポルシェ 911(Type930) 911 Targa 5MT D車 【1426】)
http://www.prestige-tokyo.jp/StockDetail1/shop_185-1/car_526090/cate_0/design_1006/css_1001/shop_disp_1/window_NEW/sns_1.html
5.6万キロだが、綺麗な内装と、何よりクーラーが付いている。
屋根も、純正のトップのままだそうだ。
うーん、150万円の83タルガとは、雲泥の差だな。
25年前のクルマで、5万キロということは、年間2000kmということになる。
この手のクルマは、週末だけのドライブが多いので、年間25回の出動とすると、1回乗って80kmということだ。
乗ってないに等しい。
511万円という価格を、どうやってはじき出したのか分からないが、極上希少車をこの値段で乗り回せるということは、幸せなことである。
ちなみに、オープンポルシェは、世界的に見ると、希少でも何でもない。
(930タルガの研究(その9)「オープン」 )
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/10/6773230
土砂降りの雨の中を駅まで送ってもらいながら、確かに、我が国の高温多湿の気候を考えると、オープンカーの普及はないな、と納得する。
53号の911デイズには、関さんの89タルガのクーラー修理の記事が出ている。
(エアコン徹底修理&強化 930でも涼しい夏を過ごせる)
https://www.911days.com/books/911days/vol53/
930のクーラーが利かないのは、あらゆるところからガス漏れしているからだそうだ。
記事では、クーラーの修理というか、エアコン化を実施している。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その276.クーラーをエアコン化!)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/276/
そこまでやる気にはなれない。
だからって、83タルガみたいに、エアコン取っ払っちゃうってことは、ないんじゃない?。
(フロントハブベアリング交換)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/438160/car/354456/965564/note.aspx
型式等は不明だが、フロントのハブの(きれいな)写真が出ているので引用した。
だいたい、このあたりの写真て、汚いんだよね。
画像は、例によって、ポルシェのホームページからダウンロードした部品図。
(PDF Genuine Parts Catalogue:911:1978-1983:159ページ辺り)
http://www.porsche.com/all/media/pdf/originalparts/en/E_911_83_KATALOG.pdf
後輪駆動の83タルガは、当然のことながら、前輪は空転しているだけ。
テーパー状のシャフトに、傘型のローラーベアリングが両側から二重に取り付けられていて、そのベアリングの回転で、いわゆるハブ(ホイールを固定している回転体)がスムーズに回るわけだな(27、28が、ローラーベアリング)。
潤滑・防錆・防塵・防水として、グリースが詰められている。
ここに傷があると、異音を発し、最悪、固着して、お高い修理費が待っている。
このフロントハブのガタが、ハンドルの違和感の原因ではないか、というのがメカニックの懸念なんだそうだ。
最近修理した964の個体に、同様の現象があったとか。
うーん、そんなもんかなあ?。
もう一つの問題であるステアリングギアは、純正品の供給がないので、実車の部品番号を確認して、代替品を取るのだという。
ついでに、オイル交換と、パッシングライトの不良、アクセルペダルのゲタ(もう一枚貼り付けて、H&Tが出来るようにする)もやってもらう。
最低でも、1週間の入院だそうである。
オイル交換については、入れ替えてから初めて行う。
消費具合、汚れ具合をチェックして、今後のローテーションの参考にする。
空冷911のエンジンにとって、オイルは部品のようなもので、好みによって銘柄や品番を変えているという。
(930タルガの研究(その8)「エンジンオイル」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/09/6773081
浮沈子は、まだ良く分からないので、プレステージにお任せである。
実績があるオイルならば、銘柄などよりも、定期的なチェックと交換のほうが、大切であろう。
パッシングライトは、どうやらスイッチが逆に付いているんじゃないかという気がしてならない。
ロービームで、軽く押してやると、ハイビームになってしまい、パッシングしようと手前に引いても変わらないのだ。
ハイビームへの切り替えは、正常に行える。
右ウインカーのランプ、距離計の不具合、そして、今回のパッシングライトと、操作系周りの修理が続くが、まあ、想定の範囲内である。
エアコンが付いていないので、そっちの修理はないし、エンジンは、全くトラブルがない。
若干のオイル滲みは、仕方ないとして、良く回るし、力も出ている。当りのエンジンだったようだ。
今日もちょっと回して、180km位の速度を出してみる。
後ろから付いてきたバイクも、同じくらいの速度を出していたので、大排気量車なのだろう。
ハンドリングのバランスが解決するまでは、200km越えは封印である。
ブレーキ時の挙動もあるし、安心して出せる速度ではない。
まあ、用もないのに、そんなに速く走っても仕方ないのだが。
しばらくは、仕上がり具合を楽しみに待つことになりそうだ。
今日は、お店の前には964ターボが止まっていた。
(ポルシェ・964:3.3リットルのやつでしょうか)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB964
お客さんのクルマであったが、ド迫力の後姿には、少々ビビッた。
売り物では、ガーズレッドの89タルガが置いてあったので、掛田さんに値段を聞いたら、511まんえん(!)というので、思わず吹いてしまった。
(中古車・新車情報 ポルシェ 911(Type930) 911 Targa 5MT D車 【1426】)
http://www.prestige-tokyo.jp/StockDetail1/shop_185-1/car_526090/cate_0/design_1006/css_1001/shop_disp_1/window_NEW/sns_1.html
5.6万キロだが、綺麗な内装と、何よりクーラーが付いている。
屋根も、純正のトップのままだそうだ。
うーん、150万円の83タルガとは、雲泥の差だな。
25年前のクルマで、5万キロということは、年間2000kmということになる。
この手のクルマは、週末だけのドライブが多いので、年間25回の出動とすると、1回乗って80kmということだ。
乗ってないに等しい。
511万円という価格を、どうやってはじき出したのか分からないが、極上希少車をこの値段で乗り回せるということは、幸せなことである。
ちなみに、オープンポルシェは、世界的に見ると、希少でも何でもない。
(930タルガの研究(その9)「オープン」 )
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/04/10/6773230
土砂降りの雨の中を駅まで送ってもらいながら、確かに、我が国の高温多湿の気候を考えると、オープンカーの普及はないな、と納得する。
53号の911デイズには、関さんの89タルガのクーラー修理の記事が出ている。
(エアコン徹底修理&強化 930でも涼しい夏を過ごせる)
https://www.911days.com/books/911days/vol53/
930のクーラーが利かないのは、あらゆるところからガス漏れしているからだそうだ。
記事では、クーラーの修理というか、エアコン化を実施している。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その276.クーラーをエアコン化!)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/276/
そこまでやる気にはなれない。
だからって、83タルガみたいに、エアコン取っ払っちゃうってことは、ないんじゃない?。
過去との決別 ― 2013年09月09日 22:42
過去との決別
(ミッション2014。ポルシェのカムバック。)
http://www.porsche.com/microsite/mission2014-resettozero/japan.aspx?pc=SPORT_OWN_JPN-HP
「私達の戦略は、ポルシェ車を開発するときと同じです。アイデアを出すところからスタートし、あらゆるディテールに気を配り、そして過去と決別するのです。」
ル・マン24時間レースに復帰するに当って、P社が明かした戦略は、過去との決別だった。
15年前の、サルテサーキット・・・。
「ポルシェのワークスチームとニュー911GT1は、1998年のル・マン24時間レースで、厳しい戦いを繰り広げました。手強いライバル達を相手にしながらも、ローレン・アイエロ/アラン・マクニッシュ/ステファン・オルテリ組と、ウヴェ・アルツェン/ヨルグ・ミューラー/ボブ・ウォレック組の2チームは、序盤を完全にリードしていました。しかし、突然の後退。2台のマシンはほぼ同時にピットストップを余儀なくされたのです。車両の修理には30分以上の時間が費やされました。」
「レース終了の2時間前、トヨタは快勝への道を進んでいましたが、ここでマクニッシュが再び猛チャージをかけます。トヨタはその追撃をかわすことができませんでした。日本人ドライバーはギアボックスのトラブルでリタイヤせざるを得なかったため、スターティングナンバー26のワークスマシンはトップでチェッカーを受けました。スターティングナンバー25を付けたアルツェン/ミューラー/ウォレックの911 GT1は2位でフィニッシュ。ル・マンにおける16回目の総合優勝を確実なものにしました。ワンツーフィニッシュは、”ポルシェ スポーツカーの50年”を記念するにあたって最も称えるべき偉業であり、ポルシェのスタッフ全員がこの勝利を祝福しました。」
やや翻訳調の記事に出てくるGT1というのは、最後の空冷ポルシェとなった993型のエンジンをベースとした空冷エンジン・・・、と言いたいところだが、シリンダーを冷やしているのは、ウォータージャケットである。
(ポルシェ・911 GT1:エンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB911_GT1#.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.82.B8.E3.83.B3
「水冷の水平対向6気筒DOHCのツインターボの3,166ccのエンジンを搭載。3気筒一体の水冷シリンダーを採用。GT規定によりφ36.6mm×2のリストリクターを装着し公称出力640PS。」とある。
96年、97年型はやっつけ仕事で、成果は出なかったが、98年型になって、本気を出したらとうとう優勝した。
「1998年型:トヨタ・GT-One TS020に刺激を受け、ポルシェもいよいよプロトタイプ的なルックスを持つGTカーを製作するに至った。ルーフまでを一体となった、シャーシのカーボンモノコック化を実施、ウイークポイントであったフロントセクションも新設計されカーボンモノコックに変更された。この設計変更に伴いガソリンタンクの位置も重心近くに変更になり、カウル形状もロングノーズ、ロングテール、フロントカウル高の削減など空力性能を優先した形状へ変更となった。」
やれば、出来るじゃん!。
しかし、この年、GT1は、宙を舞うのである。
(Porsche Gt1 flying:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=0tjxwcIvsl0
綺麗に、バクテン成功だな。
まあ、過去と決別したくなる気持ちは、分からないでもない。
このGT1は、97年型が市販されているんだそうだ。
(911GT1 Strassenversion)
http://www.nfscars.net/forum/album.php?albumid=445&pictureid=5285
ヘッドライトは浮沈子の03ボクスターと同じ、涙目のコンビライトである。
(ポルシェ911 GT1ストリートバージョン(1998))
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/200045/blog/27356673/
同じ水冷フラット6MRで、涙目ライトのくせに、片や120万ドル、片や262万円(共に中古価格・・・)。
浮沈子の03ボクスターと違うのは、リアセクションだけじゃないのかあ?。
まあいい。
次なるルマンに投入されるのは、今風のエアロを纏ったハイブリッドエンジンを積む、現代のレーシング・ポルシェである(画像参照:といっても、迷彩でよくわからないが)。
持てる技術と経験の全てを、惜しみなく注ぎ込んで必勝の構えだ。
1年前からシェイクダウンして、熟成を重ねていく。
ゲルマンの完璧主義が、深く静かに潜行しているのだ。
(ポルシェ、2014年のルマンに向けて開発テスト開始…ハイブリッドのLMP1レーサー)
http://response.jp/article/2013/09/03/205483.html
「ルマン24時間耐久レースの最高峰クラス、「LMP1」に2014年、復帰が決まったポルシェ。そのマシンが、本格的な開発テストに乗り出した。」とある。
(First test drives with the Porsche LMP1 racing car:たぶん元記事)
http://www.porsche.com/japan/jp/motorsportandevents/motorsport/news/?pool=motorsport&id=63999711-10f1-47e7-9106-92d8182102a2&lang=en
まだ先の話だが、来年のルマンが楽しみである。
(ミッション2014。ポルシェのカムバック。)
http://www.porsche.com/microsite/mission2014-resettozero/japan.aspx?pc=SPORT_OWN_JPN-HP
「私達の戦略は、ポルシェ車を開発するときと同じです。アイデアを出すところからスタートし、あらゆるディテールに気を配り、そして過去と決別するのです。」
ル・マン24時間レースに復帰するに当って、P社が明かした戦略は、過去との決別だった。
15年前の、サルテサーキット・・・。
「ポルシェのワークスチームとニュー911GT1は、1998年のル・マン24時間レースで、厳しい戦いを繰り広げました。手強いライバル達を相手にしながらも、ローレン・アイエロ/アラン・マクニッシュ/ステファン・オルテリ組と、ウヴェ・アルツェン/ヨルグ・ミューラー/ボブ・ウォレック組の2チームは、序盤を完全にリードしていました。しかし、突然の後退。2台のマシンはほぼ同時にピットストップを余儀なくされたのです。車両の修理には30分以上の時間が費やされました。」
「レース終了の2時間前、トヨタは快勝への道を進んでいましたが、ここでマクニッシュが再び猛チャージをかけます。トヨタはその追撃をかわすことができませんでした。日本人ドライバーはギアボックスのトラブルでリタイヤせざるを得なかったため、スターティングナンバー26のワークスマシンはトップでチェッカーを受けました。スターティングナンバー25を付けたアルツェン/ミューラー/ウォレックの911 GT1は2位でフィニッシュ。ル・マンにおける16回目の総合優勝を確実なものにしました。ワンツーフィニッシュは、”ポルシェ スポーツカーの50年”を記念するにあたって最も称えるべき偉業であり、ポルシェのスタッフ全員がこの勝利を祝福しました。」
やや翻訳調の記事に出てくるGT1というのは、最後の空冷ポルシェとなった993型のエンジンをベースとした空冷エンジン・・・、と言いたいところだが、シリンダーを冷やしているのは、ウォータージャケットである。
(ポルシェ・911 GT1:エンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB911_GT1#.E3.82.A8.E3.83.B3.E3.82.B8.E3.83.B3
「水冷の水平対向6気筒DOHCのツインターボの3,166ccのエンジンを搭載。3気筒一体の水冷シリンダーを採用。GT規定によりφ36.6mm×2のリストリクターを装着し公称出力640PS。」とある。
96年、97年型はやっつけ仕事で、成果は出なかったが、98年型になって、本気を出したらとうとう優勝した。
「1998年型:トヨタ・GT-One TS020に刺激を受け、ポルシェもいよいよプロトタイプ的なルックスを持つGTカーを製作するに至った。ルーフまでを一体となった、シャーシのカーボンモノコック化を実施、ウイークポイントであったフロントセクションも新設計されカーボンモノコックに変更された。この設計変更に伴いガソリンタンクの位置も重心近くに変更になり、カウル形状もロングノーズ、ロングテール、フロントカウル高の削減など空力性能を優先した形状へ変更となった。」
やれば、出来るじゃん!。
しかし、この年、GT1は、宙を舞うのである。
(Porsche Gt1 flying:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=0tjxwcIvsl0
綺麗に、バクテン成功だな。
まあ、過去と決別したくなる気持ちは、分からないでもない。
このGT1は、97年型が市販されているんだそうだ。
(911GT1 Strassenversion)
http://www.nfscars.net/forum/album.php?albumid=445&pictureid=5285
ヘッドライトは浮沈子の03ボクスターと同じ、涙目のコンビライトである。
(ポルシェ911 GT1ストリートバージョン(1998))
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/200045/blog/27356673/
同じ水冷フラット6MRで、涙目ライトのくせに、片や120万ドル、片や262万円(共に中古価格・・・)。
浮沈子の03ボクスターと違うのは、リアセクションだけじゃないのかあ?。
まあいい。
次なるルマンに投入されるのは、今風のエアロを纏ったハイブリッドエンジンを積む、現代のレーシング・ポルシェである(画像参照:といっても、迷彩でよくわからないが)。
持てる技術と経験の全てを、惜しみなく注ぎ込んで必勝の構えだ。
1年前からシェイクダウンして、熟成を重ねていく。
ゲルマンの完璧主義が、深く静かに潜行しているのだ。
(ポルシェ、2014年のルマンに向けて開発テスト開始…ハイブリッドのLMP1レーサー)
http://response.jp/article/2013/09/03/205483.html
「ルマン24時間耐久レースの最高峰クラス、「LMP1」に2014年、復帰が決まったポルシェ。そのマシンが、本格的な開発テストに乗り出した。」とある。
(First test drives with the Porsche LMP1 racing car:たぶん元記事)
http://www.porsche.com/japan/jp/motorsportandevents/motorsport/news/?pool=motorsport&id=63999711-10f1-47e7-9106-92d8182102a2&lang=en
まだ先の話だが、来年のルマンが楽しみである。
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