スッキリ、発射! ― 2013年09月14日 19:56
スッキリ、発射!
先だっては、寸止めで発射できなかったイプシロンだが、今回も、発射寸前になって、15分の延期・・・。
警戒区域に船舶が入る恐れあり、という報道だが、ホントの所は分からんぞお!。
なんか、別の不具合が見つかって、こっそり直してたんだろ?。
正直に、言いなさい!。
まあいい。
日本時間午後2時ちょうど、微妙に遅れた感じがするが、まあ、だいたいその辺りでリフトオフした。
(イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打ち上げ中継=録画=:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=TSPzeSnSplM
打ち上げは、52分46秒辺りである。
浮沈子は、ちょうど電車に乗っていたので、途切れ途切れのユーチューブの実況中継を見ていた。
やはり、注目は、発射20秒くらい前の、制御データの受け渡しのところだ。
また、止まんじゃないかと、(フトドキにも!)密かに期待していたのだが、すんなりと通過してしまった。
つまらん・・・。
打ち上げの加速は、何Gだか分からないが、けっこうな勢いで上昇していく。
垂直に打ち上げられた後、直ぐにナナメになっていく。
ヘマをしたときに、陸上への落下を回避するためなのだという。
雲の中に、あっという間に見えなくなって、後は、コンピューターグラフィックスの絵面だけ(搭載カメラの画像は、ちょっぴり)。
解説のJAXAの人(一応、技術者と名乗っていたが)、職業間違えてるんじゃないかと思うほど、ノリノリのしゃべりである。
DJやっても、食っていけること、請合いである。
天下りの役人の偉い人とかじゃなく、こういうキャラを前面に出したところは、高評価だな。
約1時間後に、衛星の分離にも成功!。
(イプシロン打ち上げ成功=再挑戦「かつてない精度」-国産新型ロケット・宇宙機構)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013091400166
「開発責任者の森田泰弘・宇宙機構教授は記者会見で「産みの苦しみも味わったが、これ以上ないくらいきれいな打ち上げだった。衛星もかつてない精度で分離できた」と述べた。」とある。
そうか、打ち上げを見て、責任者の口からは、「きれいな」という形容がでてくるのか、と感心する。
無数の精密加工された部品や、何度も試験された材料、動的な性能を推し量る数値計算の末に設計された構造。
チェック、チェックの嵐と、失敗が許されないプレッシャーの末に、120パーセントの自信で打ち上げられたミサイル(じゃなかったっけ?)。
きれいな打ち上げという表現が、妙に心にひっかかった。
打ち上げロケットは、役目を終えれば海の藻屑となる。
一瞬の輝き、束の間の美である。
天空に描かれた1本の航跡だけが、その精緻を極めた機械の存在を示す。
3次元のコンピューターグラフィックスに残された、データが全てだ。
衛星を軌道に投入すれば、役割は終わる。
人々の記憶の中で、やがて風化し、忘れ去られていく。
スプートニク1号の名は覚えていても、それを打ち上げたロケットの名を知る人は少ない。
(R-7 (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/R-7_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
スプリントA(ひさき)だけが、記憶に残ることになるのかもしれない。
そのロケットの名は、忘却の彼方へと旅立つことになる・・・。
先だっては、寸止めで発射できなかったイプシロンだが、今回も、発射寸前になって、15分の延期・・・。
警戒区域に船舶が入る恐れあり、という報道だが、ホントの所は分からんぞお!。
なんか、別の不具合が見つかって、こっそり直してたんだろ?。
正直に、言いなさい!。
まあいい。
日本時間午後2時ちょうど、微妙に遅れた感じがするが、まあ、だいたいその辺りでリフトオフした。
(イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打ち上げ中継=録画=:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=TSPzeSnSplM
打ち上げは、52分46秒辺りである。
浮沈子は、ちょうど電車に乗っていたので、途切れ途切れのユーチューブの実況中継を見ていた。
やはり、注目は、発射20秒くらい前の、制御データの受け渡しのところだ。
また、止まんじゃないかと、(フトドキにも!)密かに期待していたのだが、すんなりと通過してしまった。
つまらん・・・。
打ち上げの加速は、何Gだか分からないが、けっこうな勢いで上昇していく。
垂直に打ち上げられた後、直ぐにナナメになっていく。
ヘマをしたときに、陸上への落下を回避するためなのだという。
雲の中に、あっという間に見えなくなって、後は、コンピューターグラフィックスの絵面だけ(搭載カメラの画像は、ちょっぴり)。
解説のJAXAの人(一応、技術者と名乗っていたが)、職業間違えてるんじゃないかと思うほど、ノリノリのしゃべりである。
DJやっても、食っていけること、請合いである。
天下りの役人の偉い人とかじゃなく、こういうキャラを前面に出したところは、高評価だな。
約1時間後に、衛星の分離にも成功!。
(イプシロン打ち上げ成功=再挑戦「かつてない精度」-国産新型ロケット・宇宙機構)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013091400166
「開発責任者の森田泰弘・宇宙機構教授は記者会見で「産みの苦しみも味わったが、これ以上ないくらいきれいな打ち上げだった。衛星もかつてない精度で分離できた」と述べた。」とある。
そうか、打ち上げを見て、責任者の口からは、「きれいな」という形容がでてくるのか、と感心する。
無数の精密加工された部品や、何度も試験された材料、動的な性能を推し量る数値計算の末に設計された構造。
チェック、チェックの嵐と、失敗が許されないプレッシャーの末に、120パーセントの自信で打ち上げられたミサイル(じゃなかったっけ?)。
きれいな打ち上げという表現が、妙に心にひっかかった。
打ち上げロケットは、役目を終えれば海の藻屑となる。
一瞬の輝き、束の間の美である。
天空に描かれた1本の航跡だけが、その精緻を極めた機械の存在を示す。
3次元のコンピューターグラフィックスに残された、データが全てだ。
衛星を軌道に投入すれば、役割は終わる。
人々の記憶の中で、やがて風化し、忘れ去られていく。
スプートニク1号の名は覚えていても、それを打ち上げたロケットの名を知る人は少ない。
(R-7 (ロケット))
http://ja.wikipedia.org/wiki/R-7_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)
スプリントA(ひさき)だけが、記憶に残ることになるのかもしれない。
そのロケットの名は、忘却の彼方へと旅立つことになる・・・。
ボクスターと墓参 ― 2013年09月14日 21:31
ボクスターと墓参
人前で、ボクスターのフロントを開けることは、まずない。
もちろん、自動車屋では、何度も開けているが、ミッドシップのクルマ(RRでもいいが)で、フロントトランクを開けて、
「ああっ!、エンジンが盗まれたあ!」
と、叫んでみても、最近は、普通クルマのフロントにはエンジンがあることすら知らない人が多いので(!)、白けるのがオチだ・・・。
で、先日(随分前です)、墓参りに行った時、足としてボクスターを転がしていった。
いつものお茶屋さんで、華と線香を買い求め、フロントを開けて手桶を収める。
深さのたっぷりあるボクスターのフロントトランクは、仏様の華を入れた手桶や、小振りのホウキを置くのにぴったりなのである!。
お茶屋のおかみさんが出てきて、
「はあ、こんな風になっているんですか。」
と、感心していた。
フロントのトランクに興味を持ってくれた人に、初めて会ったわけだ。
嬉しいような、恥ずかしいような・・・。
まあいい。
お墓のツツジなどの剪定に使う、大きなハサミは、リアトランクに楽に収まる。
ボクスターと墓参り、思いのほか、相性が良い。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、疎開先からボクスターを連れ戻してきた。
83タルガが(4度めの)入院中なので、近間の駐車場に持ってきたわけだ。
久々の03ボクスターに、ホッとする。
癒し系だ。
83タルガでは、このズボラ運転はできない。
アクセル踏むだけ。
エンブレが強力なので、ほとんどブレーキに頼らずに減速ができてしまう。
止まる寸前に、ふわっと踏むだけ。
まるで、上質のセダンのような止まり方をする。
そのくせ、フラットシックスのエンジンは、背中の後ろから、「回せ、回せ!」とせっ突いてくる。
そうはいっても、今日の首都高速は渋滞で、身動きできない。
明日あたり、箱根でも走りに行こうかと、天気予報を見ると、台風18号が、直撃コースに乗っている。
おいおい・・・。
暴風と土砂降りの中を、如何に(唯一の)21世紀のクルマであるといっても、遠出するのは控えた方が良さそうだ。
雨の日は、500Eに限る。
1本ワイパーで雨水を弾き飛ばしながら、傍若無人に走り回る。
全天候型のスーパーウエポンである。
昨日は、J-AUTOで、Bピラーの内張りを、修理してもらった。
パネル毎交換で、左右で65100円。
工賃、消費税込みである。
内張りの色は、黒っぽいのしかなかったのだが、職人さんに色合わせをしてもらい、作り直しをしたのだそうだ。
1か月以上、待ったことになる。
浮沈子の500Eは、今のところ、天井の若干の剥がれ(両面テープで、持たせることに)を除いては、左前輪辺りから時たまする異音(ハブじゃね?)だけが気になる点だ。
他は、どんどん良くなって、EZL(イグナイター)と、スロアク(スロットルアクチュエイター)、ライトの反射板のくすみが宿題となっていることも忘れてしまいそうだ。
実質、初めての夏も、水温上昇を殆んど気にすることもなく、ビンビンに利くエアコンは、送風ファンの雨だれの音が聞こえなくなって、極めて快適な状況で乗り切った。
ゲタである。
上等のゲタだ。
これが基準となってしまって、ほかのクルマは、このクルマとの比較でしか考えられなくなる。
幸か不幸か、それが現実なのだ。
03ボクスターは、普通に走っているときは、面白みのない小型スポーツカーなのだが、飛ばせば飛ばしたなりの走りをする。
ナビも付いていて、現代のクルマである。
83タルガと比較すると、ポルシェの努力の跡が良く分かる。
この車を世に出すことに、よく踏み切ったものだと感心する。
911という屋台骨がしっかりあったので、冒険できたのだろう。
しかし、ポルシェは、今や、カイエンを作る会社で、ついでに911を作っている。
パナメーラを売りまくるついでに、ボクスターや、ケイマンを売っているのだ。
来年に出てくるマカンは、もう、めっちゃくちゃ売れまくるだろう。
一度、カイエンターボに煽られたことがある。
あの巨体が、ボクスターの軽い車体を追い回すのだ。
バックミラーを見るのが、恐ろしいほどの加速と、スポーツカー顔負けのハンドリングなのである。
少しだけ付き合ったが、あっさりと道を譲る。
浮沈子は、紳士なのである(運転が下手糞な臆病者の別名?)。
ポルシェが放つ、小型SUVの実力や如何に?。
もちろん、雨の日にも、墓参りにも似合うだろうとも!。
人前で、ボクスターのフロントを開けることは、まずない。
もちろん、自動車屋では、何度も開けているが、ミッドシップのクルマ(RRでもいいが)で、フロントトランクを開けて、
「ああっ!、エンジンが盗まれたあ!」
と、叫んでみても、最近は、普通クルマのフロントにはエンジンがあることすら知らない人が多いので(!)、白けるのがオチだ・・・。
で、先日(随分前です)、墓参りに行った時、足としてボクスターを転がしていった。
いつものお茶屋さんで、華と線香を買い求め、フロントを開けて手桶を収める。
深さのたっぷりあるボクスターのフロントトランクは、仏様の華を入れた手桶や、小振りのホウキを置くのにぴったりなのである!。
お茶屋のおかみさんが出てきて、
「はあ、こんな風になっているんですか。」
と、感心していた。
フロントのトランクに興味を持ってくれた人に、初めて会ったわけだ。
嬉しいような、恥ずかしいような・・・。
まあいい。
お墓のツツジなどの剪定に使う、大きなハサミは、リアトランクに楽に収まる。
ボクスターと墓参り、思いのほか、相性が良い。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、疎開先からボクスターを連れ戻してきた。
83タルガが(4度めの)入院中なので、近間の駐車場に持ってきたわけだ。
久々の03ボクスターに、ホッとする。
癒し系だ。
83タルガでは、このズボラ運転はできない。
アクセル踏むだけ。
エンブレが強力なので、ほとんどブレーキに頼らずに減速ができてしまう。
止まる寸前に、ふわっと踏むだけ。
まるで、上質のセダンのような止まり方をする。
そのくせ、フラットシックスのエンジンは、背中の後ろから、「回せ、回せ!」とせっ突いてくる。
そうはいっても、今日の首都高速は渋滞で、身動きできない。
明日あたり、箱根でも走りに行こうかと、天気予報を見ると、台風18号が、直撃コースに乗っている。
おいおい・・・。
暴風と土砂降りの中を、如何に(唯一の)21世紀のクルマであるといっても、遠出するのは控えた方が良さそうだ。
雨の日は、500Eに限る。
1本ワイパーで雨水を弾き飛ばしながら、傍若無人に走り回る。
全天候型のスーパーウエポンである。
昨日は、J-AUTOで、Bピラーの内張りを、修理してもらった。
パネル毎交換で、左右で65100円。
工賃、消費税込みである。
内張りの色は、黒っぽいのしかなかったのだが、職人さんに色合わせをしてもらい、作り直しをしたのだそうだ。
1か月以上、待ったことになる。
浮沈子の500Eは、今のところ、天井の若干の剥がれ(両面テープで、持たせることに)を除いては、左前輪辺りから時たまする異音(ハブじゃね?)だけが気になる点だ。
他は、どんどん良くなって、EZL(イグナイター)と、スロアク(スロットルアクチュエイター)、ライトの反射板のくすみが宿題となっていることも忘れてしまいそうだ。
実質、初めての夏も、水温上昇を殆んど気にすることもなく、ビンビンに利くエアコンは、送風ファンの雨だれの音が聞こえなくなって、極めて快適な状況で乗り切った。
ゲタである。
上等のゲタだ。
これが基準となってしまって、ほかのクルマは、このクルマとの比較でしか考えられなくなる。
幸か不幸か、それが現実なのだ。
03ボクスターは、普通に走っているときは、面白みのない小型スポーツカーなのだが、飛ばせば飛ばしたなりの走りをする。
ナビも付いていて、現代のクルマである。
83タルガと比較すると、ポルシェの努力の跡が良く分かる。
この車を世に出すことに、よく踏み切ったものだと感心する。
911という屋台骨がしっかりあったので、冒険できたのだろう。
しかし、ポルシェは、今や、カイエンを作る会社で、ついでに911を作っている。
パナメーラを売りまくるついでに、ボクスターや、ケイマンを売っているのだ。
来年に出てくるマカンは、もう、めっちゃくちゃ売れまくるだろう。
一度、カイエンターボに煽られたことがある。
あの巨体が、ボクスターの軽い車体を追い回すのだ。
バックミラーを見るのが、恐ろしいほどの加速と、スポーツカー顔負けのハンドリングなのである。
少しだけ付き合ったが、あっさりと道を譲る。
浮沈子は、紳士なのである(運転が下手糞な臆病者の別名?)。
ポルシェが放つ、小型SUVの実力や如何に?。
もちろん、雨の日にも、墓参りにも似合うだろうとも!。
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