ポルシェ顔2013年10月03日 22:06

ポルシェ顔
ポルシェ顔


911を初めとするポルシェのクルマは、一目見てポルシェと分かる。

(11月ロスでワールドプレミア ポルシェの新型「911ターボカブリオレ」)
http://www.j-cast.com/mono/2013/10/02184520.html

ポルシェ顔(がお)というか、ポルシェ面(づら)というか、そういうものがあるのだ。

カエルのような、目玉が飛び出した、尖った先端を持つ独特のフォルム。

そんなものをアイデンティティーにしなくても、フェラーリみたいに、いかにも空気を切り裂いて走りそうな流線型のカッコの方が、消費者受けするだろうし、ランボのように低く構えたフォルムにすれば、獰猛さを演出することもできるだろう。

しかし、カエル顔である。

目玉の飛び出し方は、浮沈子の乗る83タルガに比べて、991は、はるかに引っ込んではいる。

ではあるが、余計、潰れたカエルに似ているので、カッコ良くなったとばかりもいえない。

カイエンも、マカンも、パナメーラも、もちろん、ボクスターやケイマンも、一家揃ってカエル顔である。

最近は、996(986)のコンビネーションランプで、イメチェンを模索したが、消費者にクソミソに叩かれて、撤回した。

みんな、カエルがスキなのだ!。

そのポイントとなるヘッドランプ(ヘッドライト)に、異変が起きようとしている。

(ヘッドランプのLED化、まずはH4のフォグランプで試してみました。)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/1022698/blog/30755730/

安っぽい放熱ファンが、なにげに不安だが、明るさ、配光ともに十分で、耐久性も申し分なかろう(ファン以外は・・・)。

この製品は、既存のヘッドライトのリフレクターなどに合わせて、置き換え可能な製品だろうが、デザインは自由自在である。

まあるいおメメでなくても、三角でも四角でも、スリット型でも、不定形でも、どんな形のヘッドランプもデザイン可能だ。

(ラフェラーリ 真夜中の極秘公道テスト)
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/200045/blog/31154776/

夜間走行する、ラフェラーリの貴重な映像。

既に、完全に実用の域に達している。

浮沈子が言いたいのは、ポルシェのアイデンティティーの象徴であるヘッドランプが、カエル目のデザインをいつまで続けられるかということである。

法令の規制があるので、設置場所については、あまり変化の余地がないかも知れない。

形については、スリット型が主流になるのではないか。

点灯しない昼間には、その存在を目立たなくして、クルマのフォルムのアクセントとして活用し(昼間点灯もアリだな)、夜になれば、僅かな隙間から十分な配光で明るく照らすという、スマートなデザインである。

スリット型のヘッドランプのポルシェって、どうよ?。

実は、914は、そのデザインに近い。

(ポルシェ・914)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB914

リトラクタブルヘッドライトだが、それを閉じたまま、両サイドの車幅灯(ウインカー?)をLEDヘッドライトにするというイメージである。

そもそも、このクルマは、ポルシェの中にあって、異端のデザインである。

フォルクスワーゲンとの共同開発で、エンジンも、水平対向4気筒が載っていた(914-6は、6気筒)。

こんなのもあったな。

(ポルシェ 930ターボ フラットノーズ)
http://enthu-kinki.com/enthucar/porsche/20130402porsche/

ポルシェが、イメチェンを図るには、LEDの登場が追い風になるだろう。

カエルの歌が聞こえてくるのは、今のうちかも知れない・・・。

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