100倍!! ― 2014年07月27日 12:52
100倍!!
まあ、いくらなんでも安すぎると思ってはいたのだが・・・。
(DARPA、スペースプレーン実験機XS-1の設計を開始 3年後の打ち上げ目指す)
http://www.sorae.jp/030899/5236.html
「計画では、打ち上げ能力は地球低軌道へ3,000から5,000lbs(約1,361から2,268kg)で、1回の飛行あたりのコストは500万ドル(約5億円)未満を目指すという。」
XS-1の打ち上げコストって、確か5万ドルっていってなかったっけ?。
(翼と炎)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/cat/universe/
このブログでも、その「破格」の金額に驚き、記事にも取り上げたくらいだ。
2トンクラスの衛星を低軌道に500万円で上げられるなら、宇宙開発はコペルニクス的展開を迎えるだろう・・・。
(再使用ロケット計画 DARPA XS-1、マステン・スペース・システムズが選定される)
http://response.jp/article/2014/07/26/228567.html
「10日に10回繰り返し、マッハ10以上の速度、3000~5000ポンド(1350~2250kg)のペイロードを1回あたり5万ドル以下のコストで打ち上げることを目指している。」
間違いない、最新の記事でも、そうなっている。
sorae.jpの記事が、間違っているのだろうか。
リンクが貼られているので、元ネタを参照する。
(WORK COMMENCES ON EXPERIMENTAL SPACEPLANE (XS-1) DESIGNS:元ネタ)
http://www.darpa.mil/NewsEvents/Releases/2014/07/15.aspx
「The program also seeks to reduce the cost of access to space for 3,000- to 5,000-pound payloads to less than $5 million per flight.」
あれま!、500万ドルって書いてあるじゃん!。
レスポンスの秋山文野記者は、何でまた2桁(!!)も間違いちゃったんだろう?。
5億円なら、分からんでもない。
このくらいなら、想定の範囲内だし、有り得る話だ。
運用する会社も、しっかり儲けが出るだろう。
10回打ち上げれば、50億円だから、現在のロケットの打ち上げ価格に匹敵する。
「XS-1の技術的なゴールは、10日に10回の飛行を行え、かつマッハ10以上の極超音速飛行ができ、小型衛星を地球周回軌道に送り込むことにある。」
軍事衛星を短期間にコンステレーションとして展開させるという運用には適している。
リードタイムを短く出来るので、有事の際にすばやく打ち上げて、戦術支援を行うという方策が取れる。
衛星の管理コストも削減できるわけだな。
東西冷戦が終結し、事実上、米軍の地上支援やスパイ衛星に対して、常時高額のコストを掛ける必要はなくなったが、有事の際の緊急展開能力を保持していることは必要だ。
オンデマンドで衛星を上げる。
しかも、リーズナブルなコストで・・・。
民需と抱き合わせることで、開発意欲(儲け主義!)を鼓舞し、結果として、さらなるコスト削減ももくろむわけだ。
DARPAには、優秀な人材がいるとみえる。
まあ、ボーイング辺りが売り込んだのかもしれないが。
それにしても、100倍の誤報というのはいかがなものか。
レスポンスは、浮沈子辺りが指摘しても、記事を修正しようという気はないらしい。
しかも、何年も前の記事が、そっくりそのまま訂正されずに残り続けている。
一度ならず、二度までも100倍違うコストで報道されている。
鵜呑みにした浮沈子もまた、同罪だな。
7月16日の記事には、訂正の文言を付記した。
だが、話100分の1としても、同等の打ち上げ能力を持つイプシロンの6分の1のコストだ。
コンセプトが異なるロケットとはいえ、衛星を打ち上げる手段に変わりはない。
低軌道衛星の打ち上げというところに絞り込んだコンセプトである。
しかし、将来的に発展させて、より高い能力を得る形にすることも不可能ではない。
理想的には、それ自身がロケットで加速して、宇宙機となって周回軌道に乗り、高い軌道から投入するわけだな。
静止衛星や惑星探査機を効率よく上げることが出来る。
ペガサスとの違いは、航空機としての酸化剤の節約を中心に考えながらも、ロケットとして成立させるという点にある。
無人機として運用するので、燃料の搭載に余裕が出来る。
機械の強度だけ考えればいいので、加速度などの制限が緩和されるわけだ。
人間などという豆腐みたいな代物を運ぶとなると、いろいろ制約が多くなるし、重量も嵩む・・・。
コップの水がこぼれないように、慎重に運転しなければならないわけだ(ん?、藤原豆腐店かあ?)。
衛星を打ち上げることに特化して、酸化剤を空気に依存したジェット機にロケットをくっ付けて飛ばす(重量的には不利になるな)。
大型化して、運用に金が掛かり、500万ドルでは上がらなくなる。
うーん、やっぱだめかあ。
有翼宇宙往還機を全部回収する形で作るというのは、ちと無理があるようだな。
どこかに、きっと、最適解があるのかもしれない。
ファルコン9のように、垂直打ち上げ型ロケットを回収するというのが、ひょっとすると一番いいのかもしれないし。
あの先っぽに、ドリームチェイサーを乗っけて、地球低軌道へのシャトル便を飛ばすというのが、有人では最もスマートな運用だろう。
100機くらいのドリームチェイサーが、毎日世界のどこかでバンバン上がるようになって、スペースシップツーのような弾道軌道ではなく、地球を3週くらいして、宇宙食食べて帰ってくる(打ち上げられた場所とは違う地点に)ようになれば、観光業としても十分成り立つだろうし。
2機のドリームチェイサーを、タンデムで打ち上げて、宇宙遊泳して乗り移るというメニューがあってもいいかも知れない。
なんにしても、1機打ち上げるのに5億円じゃあ、まだまだ高すぎる。
レスポンスの報道並みに、500万円で打ち上げられないと、週末の宇宙旅行は実現しないなあ。
まあ、いくらなんでも安すぎると思ってはいたのだが・・・。
(DARPA、スペースプレーン実験機XS-1の設計を開始 3年後の打ち上げ目指す)
http://www.sorae.jp/030899/5236.html
「計画では、打ち上げ能力は地球低軌道へ3,000から5,000lbs(約1,361から2,268kg)で、1回の飛行あたりのコストは500万ドル(約5億円)未満を目指すという。」
XS-1の打ち上げコストって、確か5万ドルっていってなかったっけ?。
(翼と炎)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/cat/universe/
このブログでも、その「破格」の金額に驚き、記事にも取り上げたくらいだ。
2トンクラスの衛星を低軌道に500万円で上げられるなら、宇宙開発はコペルニクス的展開を迎えるだろう・・・。
(再使用ロケット計画 DARPA XS-1、マステン・スペース・システムズが選定される)
http://response.jp/article/2014/07/26/228567.html
「10日に10回繰り返し、マッハ10以上の速度、3000~5000ポンド(1350~2250kg)のペイロードを1回あたり5万ドル以下のコストで打ち上げることを目指している。」
間違いない、最新の記事でも、そうなっている。
sorae.jpの記事が、間違っているのだろうか。
リンクが貼られているので、元ネタを参照する。
(WORK COMMENCES ON EXPERIMENTAL SPACEPLANE (XS-1) DESIGNS:元ネタ)
http://www.darpa.mil/NewsEvents/Releases/2014/07/15.aspx
「The program also seeks to reduce the cost of access to space for 3,000- to 5,000-pound payloads to less than $5 million per flight.」
あれま!、500万ドルって書いてあるじゃん!。
レスポンスの秋山文野記者は、何でまた2桁(!!)も間違いちゃったんだろう?。
5億円なら、分からんでもない。
このくらいなら、想定の範囲内だし、有り得る話だ。
運用する会社も、しっかり儲けが出るだろう。
10回打ち上げれば、50億円だから、現在のロケットの打ち上げ価格に匹敵する。
「XS-1の技術的なゴールは、10日に10回の飛行を行え、かつマッハ10以上の極超音速飛行ができ、小型衛星を地球周回軌道に送り込むことにある。」
軍事衛星を短期間にコンステレーションとして展開させるという運用には適している。
リードタイムを短く出来るので、有事の際にすばやく打ち上げて、戦術支援を行うという方策が取れる。
衛星の管理コストも削減できるわけだな。
東西冷戦が終結し、事実上、米軍の地上支援やスパイ衛星に対して、常時高額のコストを掛ける必要はなくなったが、有事の際の緊急展開能力を保持していることは必要だ。
オンデマンドで衛星を上げる。
しかも、リーズナブルなコストで・・・。
民需と抱き合わせることで、開発意欲(儲け主義!)を鼓舞し、結果として、さらなるコスト削減ももくろむわけだ。
DARPAには、優秀な人材がいるとみえる。
まあ、ボーイング辺りが売り込んだのかもしれないが。
それにしても、100倍の誤報というのはいかがなものか。
レスポンスは、浮沈子辺りが指摘しても、記事を修正しようという気はないらしい。
しかも、何年も前の記事が、そっくりそのまま訂正されずに残り続けている。
一度ならず、二度までも100倍違うコストで報道されている。
鵜呑みにした浮沈子もまた、同罪だな。
7月16日の記事には、訂正の文言を付記した。
だが、話100分の1としても、同等の打ち上げ能力を持つイプシロンの6分の1のコストだ。
コンセプトが異なるロケットとはいえ、衛星を打ち上げる手段に変わりはない。
低軌道衛星の打ち上げというところに絞り込んだコンセプトである。
しかし、将来的に発展させて、より高い能力を得る形にすることも不可能ではない。
理想的には、それ自身がロケットで加速して、宇宙機となって周回軌道に乗り、高い軌道から投入するわけだな。
静止衛星や惑星探査機を効率よく上げることが出来る。
ペガサスとの違いは、航空機としての酸化剤の節約を中心に考えながらも、ロケットとして成立させるという点にある。
無人機として運用するので、燃料の搭載に余裕が出来る。
機械の強度だけ考えればいいので、加速度などの制限が緩和されるわけだ。
人間などという豆腐みたいな代物を運ぶとなると、いろいろ制約が多くなるし、重量も嵩む・・・。
コップの水がこぼれないように、慎重に運転しなければならないわけだ(ん?、藤原豆腐店かあ?)。
衛星を打ち上げることに特化して、酸化剤を空気に依存したジェット機にロケットをくっ付けて飛ばす(重量的には不利になるな)。
大型化して、運用に金が掛かり、500万ドルでは上がらなくなる。
うーん、やっぱだめかあ。
有翼宇宙往還機を全部回収する形で作るというのは、ちと無理があるようだな。
どこかに、きっと、最適解があるのかもしれない。
ファルコン9のように、垂直打ち上げ型ロケットを回収するというのが、ひょっとすると一番いいのかもしれないし。
あの先っぽに、ドリームチェイサーを乗っけて、地球低軌道へのシャトル便を飛ばすというのが、有人では最もスマートな運用だろう。
100機くらいのドリームチェイサーが、毎日世界のどこかでバンバン上がるようになって、スペースシップツーのような弾道軌道ではなく、地球を3週くらいして、宇宙食食べて帰ってくる(打ち上げられた場所とは違う地点に)ようになれば、観光業としても十分成り立つだろうし。
2機のドリームチェイサーを、タンデムで打ち上げて、宇宙遊泳して乗り移るというメニューがあってもいいかも知れない。
なんにしても、1機打ち上げるのに5億円じゃあ、まだまだ高すぎる。
レスポンスの報道並みに、500万円で打ち上げられないと、週末の宇宙旅行は実現しないなあ。

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