7割2014年10月01日 16:44

7割
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(エボラ熱、60日で7割治療目標 国連緊急支援団代表)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014100101000909.html

「状況を好転させるため60日以内に感染者の7割を治療し(遺体の)7割を適切に埋葬する必要がある」

公式集計では7000人の感染者が記録され、その半数が死亡し、残りの1000人ほどが治療を受けていて、その他2500人が治ったか、感染したまま在宅でウイルスを撒き散らしているか・・・。

しかし、実体は、CDCが推計したとおり、2万人を超える感染者がいて、その殆どが在宅状態というのが正しいだろう。

その7割を60日以内に捕捉して治療するなんて、ちょっと考えられない。

確かに、7割を抑えていけば形勢は逆転するだろうが、対策に取り組んでいる間も感染者は増加し続けている。

60日後に、いったい何人になっているかを考えると、現在進めている対策が、如何に非現実的なものかがわかる(画像参照)。

12月1日現在の実際の感染者の推定数は、14万人弱ということになり、7割でも10万人近くの感染者を治療することになる(報告数の3倍として、8月以降の増加を元に推計)。

死者は5万人で、その7割は3万5千人・・・。

WHOは、入院患者の7割は死亡するといっているので、実際には2倍の7万人を見込んでおかなければならない。

対策の効果が現われてくるとしても、数万人を治療する規模の医療機関を展開することになる。

エボラの治療期間は、約10日間だから、6クールしか見込めない。

述べ10万床として、最大限、ざっと1万床から2万床の実ベッドを設置しなければならないわけで、米軍が展開する予定の1700床の10倍近くに当たる。

しかも、エボラだけのために・・・。

無理に決まってんじゃん!。

CDCの見立てが正しいとすると、その予想通り、55万人から140万人の感染者が発生するということになるんだろうな。

これはもう、ワクチンに頼るしかないんじゃないか。

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