🐼メキシコへの道:第2章:國富初日:チェックダイブ合格 ― 2022年02月03日 22:12
メキシコへの道:第2章:國富初日:チェックダイブ合格
フルケーブ講習に向けて、市川の國富のプールでチェックダイブを受ける。
こいつを、メキシコへ連れて行っても、タコスばっか食って、講習の生徒役としては使い物にならないんじゃないのかあ?。
竹内軍曹の懸念はもっともだろう(そんなあ!)。
えーと、ケーブダイビング(カバーンエリアのさらに奥)で使うヘルメット被っているから「軍曹」呼ばわりしているけど、指導は懇切丁寧、スモールステップでキッチリ教えてもらえる。
別に、怖いとかそういう意味ではないけど、出来るまでは繰り返しやるからな(出来ないと、マジで命にかかわるので)。
今日はカバーンスキルがちゃんと出来るかどうかなどのテストと、器材チェックを兼ねて、國富のプールで半日潜った。
出国日までにチェックダイブをパスできなければ、予約した航空券はキャンセル、浮沈子のメキシコへの道は途絶える。
あちこちで宣伝したからな(メキシコは一切の入国制限なく、公の場でマスク外していても、屋外なら咎められることはないぞ、また行ってくるからな・・・)。
で、仮に、今日のチェックダイブが悲惨な状況なら、出国するまでに何とかしなければならない竹内軍曹も悲惨だ。
10日間くらい、國富のプールに漬けておかなければならなくなるかもしれない(糠漬けかあ?)・・・。
細かい点はいろいろあるけど、まあ、これならいいだろうということで、とりあえず合格した。
器材の点検では、タンクのホースリテーナーの結び目の端をもう少し切っておくとか、スプールに名前を書くとか、若干ラインを抜いておくとか、末端処理しておくとか、左のダイコンに輪っかつけておくとか(ダブルエンダーの一時引っかけ場所)、プライマリーリールにも名前書き直しておくとか、クッキー(ノンディレクションマーカー)を加工するも、白2枚は未加工のまま名前だけ書くとか、ポーチの中のバックアップライトのスナップリングを結んでいる紐を付け替えておくとか、タンクを吊るしているバンジーの端を処理しておくとか、ウエイト固定用具の使い方が間違っているとか、あーだとかこーだとか、細部にわたって親身の指導。
スキルは、Sドリルの手順の修正、お約束の膝落ち膝開きの指摘(死ぬまで直らないだろうな)、プライマリーリールの扱いの指導、ポーチを戻した時に、スプールを外に出すのを忘れたことの指摘(着底して、次々とスプールを外させられた・・・)、など、あーでもないこーでもないと修正、指導、また修正。
器材の装着手順も修正(タンクとか、フィンとか)。
左右のタンクの切り替えは、時々残圧計見ながらやってたんだが、Dリングを付け替えて、オスプレイ状態にならないようにするのを忘れた。
最後に上がる直前で指摘を受け、慌てて付け替えようとしたら、スナップリングに指を掛け損ねてタンクが暴れ、危うく國富のプールのガラス窓を叩き割るところだった!。
やれやれ・・・。
こんなんで、メキシコ行ってだいじょうび?。
セノーテにガラス窓はないからな。
まあいい。
浮沈子は、全力を尽くすだけだ。
ひたすらタコスを食い、爆睡し、セノーテ潜ってジタバタする。
浮沈子にできることはそれだけだからな。
メインは、竹内軍曹のインストラクター認定だ。
浮沈子は添え物。
生徒ではあるけど、こっちは、まあ、どーでもいい。
完全な閉鎖空間、漆黒の闇(自然の光見えない)、ライトの灯りだけを頼りに、ガイドラインを辿ったり、そこから自分でラインをひいて、見知らぬ穴倉に入っていくなどというのは、どう考えてもポリシーに反する。
浮沈子的ダイビングのモットーは、浅く明るく暖かい、1日1本のロングダイブをして、あとはねーちゃんのウクレレ聴きながら、ヤシの木陰のハンモックで昼寝だ。
もちろん、爆食付き!。
セノーテでの講習は、結構、時間がキツキツらしく、昼飯はジュースと袋菓子程度と言われている。
マジか!?。
タコスとピザは、美味い店に連れて行ってもらえるらしいが、それだけのためにメキシコへ行くというのは如何なものか(フルケーブ講習じゃなかったっけえ?)。
ねーちゃんのウクレレの代わりに、大音量のディスコクラブじゃなあ(今回は、講習向きの静かなホテルだそうです)。
ヤシの木陰のハンモックもない。
ひたすら、穴倉に潜り、あーでもない、こーでもないと、紐引っ張ったり、巻き取ったり、目印付けたり、あれしたりこれしたりするだけの日々・・・。
浮沈子が真剣に知りたいのは、命賭けて洞窟潜水の先人たちが見たかったものって何なのかということ。
器材やスキルが開発され、決められた限界内で潜れば比較的安全になったとはいえ、やはりリスクは高い。
出口を見失い、ガス切れすれば、一巻の終わりだ。
目の前には、暖かいカリブ海の、燦燦と日差しが降り注ぐ浮沈子向けの海が広がる。
どーして、あっち(カリブ海)じゃなくて、こっち(洞窟)なんだあ?。
その手間と、時間と、金の使い道が間違っているんじゃないかと、何度も自分に問い直す。
浮沈子の頭の中には、幻聴が渦巻いている・・・。
行ったこともないクセに、何が分かる!。
そう言われたくない一心で、リスクを冒し、スキルを上げ、器材を揃えて講習を受ける。
それでも、自分に合わないと思えばその先に進むことはないし、逆に、認定者が、こいつは洞窟に合わないと思えば合格はない。
筋肉の記憶を刻み付け、ストレスに耐え、奥へ奥へと進んで行った先に何があるのか。
おそらく、何もないに違いない(未確認)。
浮沈子が知りたいのは、それが分かっているのに、なぜ奥へと進むのかという点だな。
お宝とか、世紀の発見とかではなく、そこへ行ったというだけのために命を張る。
アホか!?。
たぶん、人間の本質的な欲求の中に、探検とか冒険というのがあるに違いないのだ。
人様が敷いたレールの上を走るのはイヤだ、俺様は誰も通ったことのない道を走り、誰も見たことのない風景を見て、誰も到達したことのない場所に行きたい・・・。
宇宙飛行士や登山家、本物の探検家たちは、その欲求に駆られて、人類未踏の地に挑む。
ライトやスプールをしこたま持ち、ヘルメットを被り、呼吸ガスを抱えて真っ暗な穴倉の奥へと突入していく。
浮沈子には理解し難い。
人様が敷いたレールの上を走り、ガイドのフィンだけを見て泳いでどこが悪い?。
理解できなければ、真似事でも何でも、やってみるしかあるまい。
光あふれるカリブ海に背を向けて、死神の待つ穴倉の奥へと進む。
そこには、カバーンエリアの息を呑む光のカーテンもなければ、明るいオープンウォーターエリアの綺麗な小魚たちもいない。
時の化石の鍾乳石はあるかも知れないけど、言っちゃあ悪いが、あんなもんはただの石だ(そんなあ!)。
もっと、こう、そういう、何というか、探検向き、冒険好き、洞窟愛に溢れるダイバーを連れて行った方が、世のため人のためになるような気もするんだがな。
そういうのは、竹内軍曹の今後に任せて、浮沈子は認定者と併せて2人もの洞窟潜水のベテランに見守られながら、暗い穴倉の奥でジタバタする。
しつこいようだが、浮沈子は全力を尽くす。
今日も、午前中のチェックダイブが終わった後、一人残って午後の時間を黙々と潜って過ごした(水温は20度前後:冷てー・・・:屋内だから風は吹かないし、プールサイドには暖房もあるけど)。
最後はお約束のフィンキックの練習。
膝落ち、膝開きの矯正に取り組む。
たぶん、意識しなければ、直ぐに崩れるに違いない。
筋肉の記憶になるのが早いか、ダイビングから足を洗うのが早いかだな。
まあ、どうでもいいんですが。
画像は、プライマリーリールを張る練習。
張っては回収し、また繰り返し張る。
都合、3回。
毎回、違うお題を与えられ、それをクリアすべく挑戦する。
スモールステップでスキルアップを狙う。
分かっちゃいるけど、何か一つ出来ると、前の課題を忘れたり、出来ていたことが出来なくなったりする。
キャパ、ちーせっ!。
もう、繰り返し練習するしかない。
少しずつ前進し続けるためにも、そこから後退しないためにも。
出国までの時間は短い。
日本で出来ることはやっておく。
もちろん、やったからといって出来るようになるかどうかは保証の限りじゃない。
とりあえず、連れて行ってもらえることにはなったから、後は現地でもいいけど、それでは全力を尽くしたことにはならないからな。
実際の洞窟の中において、ストレスが掛かった状態で、同じ様に出来るかは分からないのだ。
しかし、ノンストレスで出来ない事は、ストレス下では決して出来ないからな。
筋肉の記憶になるまで繰り返す。
プラクティス、プラクティス、プラクティス・・・。
おっと、夕飯がまだだったな(昼飯はポパイのニラレバ単品とチャーハン:食い過ぎ!)。
そう言うことは忘れずに思い出すのに、なぜ、スキルの手順が思い出せないのかなあ・・・。
フルケーブ講習に向けて、市川の國富のプールでチェックダイブを受ける。
こいつを、メキシコへ連れて行っても、タコスばっか食って、講習の生徒役としては使い物にならないんじゃないのかあ?。
竹内軍曹の懸念はもっともだろう(そんなあ!)。
えーと、ケーブダイビング(カバーンエリアのさらに奥)で使うヘルメット被っているから「軍曹」呼ばわりしているけど、指導は懇切丁寧、スモールステップでキッチリ教えてもらえる。
別に、怖いとかそういう意味ではないけど、出来るまでは繰り返しやるからな(出来ないと、マジで命にかかわるので)。
今日はカバーンスキルがちゃんと出来るかどうかなどのテストと、器材チェックを兼ねて、國富のプールで半日潜った。
出国日までにチェックダイブをパスできなければ、予約した航空券はキャンセル、浮沈子のメキシコへの道は途絶える。
あちこちで宣伝したからな(メキシコは一切の入国制限なく、公の場でマスク外していても、屋外なら咎められることはないぞ、また行ってくるからな・・・)。
で、仮に、今日のチェックダイブが悲惨な状況なら、出国するまでに何とかしなければならない竹内軍曹も悲惨だ。
10日間くらい、國富のプールに漬けておかなければならなくなるかもしれない(糠漬けかあ?)・・・。
細かい点はいろいろあるけど、まあ、これならいいだろうということで、とりあえず合格した。
器材の点検では、タンクのホースリテーナーの結び目の端をもう少し切っておくとか、スプールに名前を書くとか、若干ラインを抜いておくとか、末端処理しておくとか、左のダイコンに輪っかつけておくとか(ダブルエンダーの一時引っかけ場所)、プライマリーリールにも名前書き直しておくとか、クッキー(ノンディレクションマーカー)を加工するも、白2枚は未加工のまま名前だけ書くとか、ポーチの中のバックアップライトのスナップリングを結んでいる紐を付け替えておくとか、タンクを吊るしているバンジーの端を処理しておくとか、ウエイト固定用具の使い方が間違っているとか、あーだとかこーだとか、細部にわたって親身の指導。
スキルは、Sドリルの手順の修正、お約束の膝落ち膝開きの指摘(死ぬまで直らないだろうな)、プライマリーリールの扱いの指導、ポーチを戻した時に、スプールを外に出すのを忘れたことの指摘(着底して、次々とスプールを外させられた・・・)、など、あーでもないこーでもないと修正、指導、また修正。
器材の装着手順も修正(タンクとか、フィンとか)。
左右のタンクの切り替えは、時々残圧計見ながらやってたんだが、Dリングを付け替えて、オスプレイ状態にならないようにするのを忘れた。
最後に上がる直前で指摘を受け、慌てて付け替えようとしたら、スナップリングに指を掛け損ねてタンクが暴れ、危うく國富のプールのガラス窓を叩き割るところだった!。
やれやれ・・・。
こんなんで、メキシコ行ってだいじょうび?。
セノーテにガラス窓はないからな。
まあいい。
浮沈子は、全力を尽くすだけだ。
ひたすらタコスを食い、爆睡し、セノーテ潜ってジタバタする。
浮沈子にできることはそれだけだからな。
メインは、竹内軍曹のインストラクター認定だ。
浮沈子は添え物。
生徒ではあるけど、こっちは、まあ、どーでもいい。
完全な閉鎖空間、漆黒の闇(自然の光見えない)、ライトの灯りだけを頼りに、ガイドラインを辿ったり、そこから自分でラインをひいて、見知らぬ穴倉に入っていくなどというのは、どう考えてもポリシーに反する。
浮沈子的ダイビングのモットーは、浅く明るく暖かい、1日1本のロングダイブをして、あとはねーちゃんのウクレレ聴きながら、ヤシの木陰のハンモックで昼寝だ。
もちろん、爆食付き!。
セノーテでの講習は、結構、時間がキツキツらしく、昼飯はジュースと袋菓子程度と言われている。
マジか!?。
タコスとピザは、美味い店に連れて行ってもらえるらしいが、それだけのためにメキシコへ行くというのは如何なものか(フルケーブ講習じゃなかったっけえ?)。
ねーちゃんのウクレレの代わりに、大音量のディスコクラブじゃなあ(今回は、講習向きの静かなホテルだそうです)。
ヤシの木陰のハンモックもない。
ひたすら、穴倉に潜り、あーでもない、こーでもないと、紐引っ張ったり、巻き取ったり、目印付けたり、あれしたりこれしたりするだけの日々・・・。
浮沈子が真剣に知りたいのは、命賭けて洞窟潜水の先人たちが見たかったものって何なのかということ。
器材やスキルが開発され、決められた限界内で潜れば比較的安全になったとはいえ、やはりリスクは高い。
出口を見失い、ガス切れすれば、一巻の終わりだ。
目の前には、暖かいカリブ海の、燦燦と日差しが降り注ぐ浮沈子向けの海が広がる。
どーして、あっち(カリブ海)じゃなくて、こっち(洞窟)なんだあ?。
その手間と、時間と、金の使い道が間違っているんじゃないかと、何度も自分に問い直す。
浮沈子の頭の中には、幻聴が渦巻いている・・・。
行ったこともないクセに、何が分かる!。
そう言われたくない一心で、リスクを冒し、スキルを上げ、器材を揃えて講習を受ける。
それでも、自分に合わないと思えばその先に進むことはないし、逆に、認定者が、こいつは洞窟に合わないと思えば合格はない。
筋肉の記憶を刻み付け、ストレスに耐え、奥へ奥へと進んで行った先に何があるのか。
おそらく、何もないに違いない(未確認)。
浮沈子が知りたいのは、それが分かっているのに、なぜ奥へと進むのかという点だな。
お宝とか、世紀の発見とかではなく、そこへ行ったというだけのために命を張る。
アホか!?。
たぶん、人間の本質的な欲求の中に、探検とか冒険というのがあるに違いないのだ。
人様が敷いたレールの上を走るのはイヤだ、俺様は誰も通ったことのない道を走り、誰も見たことのない風景を見て、誰も到達したことのない場所に行きたい・・・。
宇宙飛行士や登山家、本物の探検家たちは、その欲求に駆られて、人類未踏の地に挑む。
ライトやスプールをしこたま持ち、ヘルメットを被り、呼吸ガスを抱えて真っ暗な穴倉の奥へと突入していく。
浮沈子には理解し難い。
人様が敷いたレールの上を走り、ガイドのフィンだけを見て泳いでどこが悪い?。
理解できなければ、真似事でも何でも、やってみるしかあるまい。
光あふれるカリブ海に背を向けて、死神の待つ穴倉の奥へと進む。
そこには、カバーンエリアの息を呑む光のカーテンもなければ、明るいオープンウォーターエリアの綺麗な小魚たちもいない。
時の化石の鍾乳石はあるかも知れないけど、言っちゃあ悪いが、あんなもんはただの石だ(そんなあ!)。
もっと、こう、そういう、何というか、探検向き、冒険好き、洞窟愛に溢れるダイバーを連れて行った方が、世のため人のためになるような気もするんだがな。
そういうのは、竹内軍曹の今後に任せて、浮沈子は認定者と併せて2人もの洞窟潜水のベテランに見守られながら、暗い穴倉の奥でジタバタする。
しつこいようだが、浮沈子は全力を尽くす。
今日も、午前中のチェックダイブが終わった後、一人残って午後の時間を黙々と潜って過ごした(水温は20度前後:冷てー・・・:屋内だから風は吹かないし、プールサイドには暖房もあるけど)。
最後はお約束のフィンキックの練習。
膝落ち、膝開きの矯正に取り組む。
たぶん、意識しなければ、直ぐに崩れるに違いない。
筋肉の記憶になるのが早いか、ダイビングから足を洗うのが早いかだな。
まあ、どうでもいいんですが。
画像は、プライマリーリールを張る練習。
張っては回収し、また繰り返し張る。
都合、3回。
毎回、違うお題を与えられ、それをクリアすべく挑戦する。
スモールステップでスキルアップを狙う。
分かっちゃいるけど、何か一つ出来ると、前の課題を忘れたり、出来ていたことが出来なくなったりする。
キャパ、ちーせっ!。
もう、繰り返し練習するしかない。
少しずつ前進し続けるためにも、そこから後退しないためにも。
出国までの時間は短い。
日本で出来ることはやっておく。
もちろん、やったからといって出来るようになるかどうかは保証の限りじゃない。
とりあえず、連れて行ってもらえることにはなったから、後は現地でもいいけど、それでは全力を尽くしたことにはならないからな。
実際の洞窟の中において、ストレスが掛かった状態で、同じ様に出来るかは分からないのだ。
しかし、ノンストレスで出来ない事は、ストレス下では決して出来ないからな。
筋肉の記憶になるまで繰り返す。
プラクティス、プラクティス、プラクティス・・・。
おっと、夕飯がまだだったな(昼飯はポパイのニラレバ単品とチャーハン:食い過ぎ!)。
そう言うことは忘れずに思い出すのに、なぜ、スキルの手順が思い出せないのかなあ・・・。
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