🐼変異種:最速の追加接種:チャールズ皇太子再感染に見る報道の差2022年02月13日 01:01

変異種:最速の追加接種:チャールズ皇太子再感染に見る報道の差


(チャールズ英皇太子がコロナ陽性、2度目 2日前に女王と面会)
https://www.bbc.com/japanese/60343186

〇:BBC

「皇太子は新型ウイルスのワクチンを2回接種し、ブースター接種も済ませていた」

(チャールズ英皇太子、再びコロナ陽性 2年前にも感染)
https://www.afpbb.com/articles/-/3389560

×:AFP

(チャールズ皇太子コロナ感染)
https://mainichi.jp/articles/20220212/ddm/007/040/052000c

?:毎日(有料記事で全部は読めない)

(チャールズ英皇太子が2度目のコロナ陽性…「濃厚接触」可能性のエリザベス女王には症状なし)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220211-OYT1T50066/

×:読売

(英チャールズ皇太子、2度目のコロナ感染 2日前に女王面会)
https://www.asahi.com/articles/ASQ2C2QJWQ2CUHBI00K.html

×:朝日

(チャールズ英皇太子 新型コロナに2度目の感染)
https://www.sankei.com/article/20220210-LEE3WOML5JNE7MTHN2YA4BBWPQ/

×:産経

(英チャールズ皇太子 新型コロナに2度目の感染 ブースター接種完了も)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6002372.html

〇:TBS

「チャールズ皇太子はおととし3月にも新型コロナウイルスに感染、その後、新型コロナワクチンを3回接種していました。」

〇印が付いているのは、チャールズ皇太子が追加接種を済ませていたことを報じているメディアだ。

追加接種をしても、ブレイクスルー感染するという象徴的な事例だな。

英王室は、チャールズ皇太子の症状の有無、エリザベス女王の検査結果については公表していない。

つーことは、皇太子には症状があり、女王は陽性だということなわけだ(そうなのかあ?)。

ちなみに、カミラ夫人は陰性。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、3回目の接種を行い、昨日今日と副反応に見舞われている。

丸一日続いた熱はようやく下がり、35.3度の平熱に戻った。

肩の痛みは、やや軽快しているけれど、まだ続いている。

斜め下45度以上に上げようとすると痛みが出る。

倦怠感はほぼ無くなり、鼻水もあまり出なくなった。

腋下リンパ節の腫脹などはない(免疫、出来てんのかあ?)。

まあいい。

チャールズ皇太子が、何のワクチンをうったのかは知らないけれど、ワクチンうっても(ブースト接種しても)感染する。

追加接種していても、感染を完全に防ぐことはできない。

発症予防効果も万全とは言えない。

期待できるのは、重症化予防効果程度だろう(それも100パーセントじゃない)。

が、まあ、それで十分だ。

各国は、流行の真っ最中であるにもかかわらず、感染予防対策を次々と撤廃している。

べらぼーめ・・・。

英国も、流行が下火になりつつあることから、規制撤廃に動こうとしている。

感染者の自主隔離も求めない方針のようだ。

(英国、2月中に行動規制を完全撤廃見通し 陽性者の自主隔離撤廃で)
https://mainichi.jp/articles/20220210/k00/00m/030/037000c

「イングランドで新型コロナウイルスの陽性者に義務づけている自主隔離措置を2月下旬に撤廃できそうだとの見通し」

やれやれ・・・。

英国では、現在でも、毎日200人以上が新型コロナで死んでいる。

死にたくなければワクチンをうて!。

まあ、ワクチンうっても死ぬときゃ死ぬ。

しかし、もう、感染を防ごうとはしない。

新型コロナで死ぬようなやつは死んでよし!。

我々は、そういう時代に突入しつつある。

まだ、有効な治療薬の普及が遅れているから、我が国では直ちに5類感染症になることはないだろうけど、それも時間の問題だろう。

今でも、国内では毎日100人超の死者を出している。

その中で、月末には、水際対策が大幅に緩和される様だ。

どーせなら、海外からの帰国者の待機期間が短くなるといいな(現在、メキシコ帰りは施設3日、自宅4日の合計7日間:世界標準は5日ですが)。

自宅だけで5日くらいになってくれないかな。

メキシコの感染者数は、我が国よりもはるかに少ない(アベレージで2万人弱:我が国では9万人以上)。

まあ、ろくすっぽ検査が行われていないからな。

当てにはならない(実際には、少なくとも数倍の感染者がいると思われる)。

マスク手洗い密回避など、感染対策には万全を期すけれど、麻疹と同程度の感染力を持つオミクロンから完全に逃げ切ることは難しい。

現地での感染は、想定の範囲内ということになる。

やれやれ・・・。

帰国72時間以内のPCR検査で陰性とならなければ、帰りの飛行機には乗れない。

現地に残って、陰性証明が出るまで延泊することになる。

その間、症状が重くなれば、入院治療ということにもなりかねない。

オミクロンの流行の合間を縫って渡航しようと思ってたんだが、このまま流行が収まってくれるかどうかは保証の限りじゃないしな。

とりあえず、追加接種がうてただけでもよしとするしかない。

英国皇太子は罹っちまったけどな・・・。

🐼ウクライナ侵攻不可避:「すでにその時は過ぎている」:米兵も撤退2022年02月13日 08:28

ウクライナ侵攻不可避:「すでにその時は過ぎている」:米兵も撤退


(ウクライナの米兵160人が出国へ 米国防総省「安全と安心を考え」)
https://www.asahi.com/articles/ASQ2F0BRMQ2DUHBI032.html

「兵士の安全と安心を最優先に考え、慎重に決断した」

これは尋常じゃない。

「いまはウクライナを去る時ではない。すでにその時は過ぎている」

まだ、24時間くらいは残ってたんじゃないのかあ?。

まあいい。

ロシアが言うように、アングロサクソンがヒステリーを起こしているのなら、或いは、大芝居をうっているというなら、アカデミー賞ものの演技力だな。

米国のウクライナ大使館も、事実上の店じまいを始めている。

「戦争地帯では、我々ができることは限られている」

「軍事侵攻となれば、米軍による救出作戦も期待できない」

最高司令官である米国大統領は、そのシナリオはないと明言している。

米兵の撤退も、偶発的な衝突を回避するための方策に違いない。

米国は、ロシア軍との衝突による不本意な戦争への突入を回避することに躍起だ。

そのためには、同胞の命も見捨てると腹を括っている。

文字通り、「すでにその時は過ぎている」のだ。

米ロ首脳会談は、ロシアは米国が持ちかけたと言っているけど、どうやら初めはロシアから申し出たようだ。

(ウクライナ情勢 バイデン大統領とプーチン大統領が電話会談へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220212/k10013480231000.html

「当初ロシア側から今月14日に電話会談を実施することを打診されたものの、アメリカ側から、前倒しして12日に行うことを提案した」

(米ロ首脳 電話会談 バイデン大統領 “侵攻の場合 厳しい制裁”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220213/k10013481281000.html?utm_int=news-new_contents_latest_001

「NATO=北大西洋条約機構のさらなる拡大など、ロシアにとって重要な要素は考慮されていない」

「プーチン大統領がこれを慎重に吟味し近く対応を示す」

「両首脳は当面は連絡をとりあっていくことで一致した」

進展は見られず、状況は変わらなかった。

(ロシアも在ウクライナ大使館機能縮小 「第三国が挑発の可能性」)
https://mainichi.jp/articles/20220212/k00/00m/030/271000c

「ロシア外務省は12日、ウクライナにあるロシア大使館などの機能の一部を縮小すると発表」

「ウクライナや第三国による挑発行為の可能性がある」

「米英両国のウクライナへの影響力を考えれば、ウクライナで何らかの武力による活動が準備されているのを両国は知っているはずだ」

ロシアは、偽旗作戦の布石を打ち始めた。

在ウクライナロシア大使館は、職員家族などの国外退去を以前(昨年)から徐々に行ってきた。

準備は、長期に渡り、確実に続いている。

突然行われたものでもなければ、西側の挑発によって行われたものでもない。

周到に計画され、着実に実行されてきたものだ。

侵攻は秒読みに入っている。

プーチンの対応は、文書による回答や電話会談ではないだろう。

鉄砲玉か、ミサイルか、さもなくば核兵器か。

(米露首脳が電話協議 バイデン氏、「ウクライナ侵攻すれば重い代償」)
https://mainichi.jp/articles/20220213/k00/00m/030/019000c

「(事態打開に向けた)根本的な変化はなかった。プーチン氏が侵攻の決断をしたかどうか完全に把握できていない」

この段階で、つまり、物理的要素が整った現在において、侵攻の意図が把握できていないことは重大な問題だ。

ひょっとしたら、本当に侵攻の意図はないのかも知れない。

そうだとしたら、ロシア軍にアカデミー助演賞を与えなければらない。

クレムリンのガードは堅いな。

鉄のカーテンは健在だ。

答えは近日中に明らかになる。

ロシアの撤退はないだろう。

もちろん、部隊の一部は交替するかもしれない。

新たな部隊の到着の前の、一時的な撤退を演出する可能性はある。

その時こそがヤバイ。

ロシアは3方向からの侵攻を準備している。

北、東、南。

本命は東だが、北の勢力も大きい。

南は、限定的な侵攻に留まる。

キエフに近い北部の勢力の一時撤退は、シナリオとして悪くない。

東部戦線は、いずれにしても最初の侵攻になる。

南部は、西側の黒海からの援軍を阻止する構えだから、当初は侵攻しない。

東、北、南の順番が妥当だろうな。

と見せかけて、偽旗作戦的には南から行うことだってありうる。

海に落ちる砲弾を、回収して真偽を確かめるのは困難だ。

自軍に向けて打ち込まれた砲弾を、ウクライナからのものだと主張することはサルでも出来る(ロシアだから、クマかも・・・)。

3方向同時という、最も効率的な展開だってあるからな。

面倒くさい演出は飛ばして、短期決戦、全力で電撃侵攻する。

全てのおぜん立ては整っているからな。

遠慮はいらない。

米ロの電話会談は1時間という短時間で終わった。

双方、得るものはなかったに違いない。

会談を行ったこと、外交チームが引き続きコンタクトを取り続けることだけが成果だ。

時間は常にロシアに味方する。

雪解けが始まるまでは。

それまで引っ張ることが出来れば、米国の勝ちだ。

地面が凍り付き、ロシアが引っ張る理由は消えた。

ロシア側のシナリオが、急速に展開する場面が来たわけだ。

ウクライナ侵攻不可避。

浮沈子の妄想は頂点に達し、今週中にはブチ切れそうだ。

ウクライナ軍のクーデターもなければ、大どんでん返しのNATOへの電撃加盟もない。

順当に戦闘が始まり、激戦が繰り広げられ、ウクライナが蹂躙されてロシアが覇権を握る。

西側は指をくわえて見ているだけで、事が一段落してからおもむろに経済制裁を発動する。

つまらん・・・。

戦術核は用いられず、隠し核弾頭によるキエフの焦土作戦もない。

傭兵を使った巧妙な偽旗作戦も、ひょっとしたらないかも知れない。

そんな面倒くさいことをしなくても、侵攻は可能だからな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(KLM航空、ウクライナ便運航停止 ロシア侵攻懸念)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021300199&g=int

「ウクライナ領空も航行しない」

正直忘れていたんだが、この一言で思い出した。

(マレーシア航空17便撃墜事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%88%AA%E7%A9%BA17%E4%BE%BF%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6

「他国もだが、ウクライナは自国領土を通過する民間航空機の上空通過料(overflight fee)を受け取っており、これが紛争地域を通過する民間空輸経路を封鎖しなかった要因の可能性がある」

まあ、悪いのはウクライナ当局じゃないけどな。

オランダは、この件で苦い思いをしているからな。

「乗客の3分の2以上(68%)はオランダ人だった。」

KLMが真っ先に運航を停止し、ウクライナ領空の航行を辞めたのは当然かもしれない。

やれやれ・・・。

ちなみに、マレーシア航空はウクライナには就航していない。

まあ、どうでもいいんですが。

フランスは、主要国で唯一、国外退去などを求めていないけれど、エールフランスはどうするんだろうな(KLMと経営は一緒です)。

(ボルィースピリ国際空港:就航航空会社と就航都市)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF#%E5%B0%B1%E8%88%AA%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%A8%E5%B0%B1%E8%88%AA%E9%83%BD%E5%B8%82

航空会社:就航地
・ウクライナ国際航空:いっぱい(略)
・スカイアップ航空(ウクライナ):バルセロナ、ラルナカ、ナポリ、トビリシ
・エーゲ航空:アテネ
・エア・アラビア(UAE):シャールジャ
・エア・アスタナ(カザフスタン):アスタナ、アルマトイ
・エールフランス:パリ/シャルル・ド・ゴール
・マルタ航空:マルタ
・モルドバ航空:キシナウ
・エア・セルビア:ベオグラード(2019年6月4日に再開)
・エア・バルティック(ラトビア):リガ
・オーストリア航空:ウィーン
・アゼルバイジャン航空:バクー
・ベラヴィア(ベラルーシ):ミンスク
・ブリティッシュ・エアウェイズ:ロンドン/ヒースロー(2019年10月3日に終了)
・ブリュッセル航空(ベルギー):ブリュッセル
・チェコ航空:プラハ
・エル・アル航空(イスラエル):テル・アビブ
・フライドバイ(UAE):ドバイ
ジョージアン・エアウェイズ(グルジア):トビリシ
・イラク航空:バグダッド
・KLMオランダ航空:アムステルダム
・ラウダモーション(オーストリア):ウィーン
・LOTポーランド航空:ワルシャワ
・ルフトハンザドイツ航空:フランクフルト、ミュンヘン
・ノルディカ航空(エストニア):タリン
・カタール航空:ドーハ
・ライアンエアー(アイルランド):いっぱい(略)
・スイス国際航空:チューリッヒ
・ターキッシュ エアラインズ(トルコ):イスタンブール

結構あるなあ・・・。

日系の航空会社は飛んでいない。

浮沈子的注目は、ロシアの航空会社が入っていないことだな。

他社にしたところで、ロシアへの直行便もない(割愛した2社の就航地にもありません)。

ウィキには、関連する記事へのリンクが貼られていた(2015年10月13日の記事)。

(ロシア交通省は、ウクライナとロシアの間の空の便を10月25日から完全に停止するというウクライナ国家航空庁からの通達を受理した。ロシア交通省が明らかにした)
https://jp.sputniknews.com/20151013/1024770.html

「ウクライナ内閣は「アエロフロート」や「トランスアエロ」社をはじめとする一連のロシアの航空会社に対し、10月25日からウクライナ上空の飛行禁止を宣言していた。これに対する報復措置としてロシアもウクライナの航空会社の飛行を禁じていた。」

うーん、併合した後も前途多難な感じだな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナの緊張:ゼレンスキーが落ち着くように促すので、米国は避難する大使館を擁護します)
https://www.bbc.com/news/world-europe-60365017

「英国国防大臣のベン・ウォレスは、ナチスドイツの宥和への侵略を阻止するための最近の西側の外交努力を比較した。」

「ウォレス氏はサンデータイムズ紙に「ミュンヘンの気配が漂っている」と語った。これは、第二次世界大戦を阻止できなかったヒトラーとの合意への言及である。」

「ウクライナの英国大使ヴァディム・プリステイコは、ウォレス氏のコメントを批判した。」

「「私たちが世界のパートナーを怒らせ、実際に戦争を引き起こしたこの行為を彼らに思い出させるのに最適な時期ではない」と彼はBBCラジオ4のブロードキャスティングハウスプログラムに語った。」

英国ならではの反応かも知れない。

(ミュンヘン会談)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87

「ドイツ系住民が多数を占めるズデーテンの自国への帰属を主張したドイツのアドルフ・ヒトラー総統に対し、イギリス・フランス両首脳は、これ以上の領土要求を行わないことを条件に、ヒトラーの要求を全面的に認め・・・」

「この会談で成立したミュンヘン協定は、戦間期の宥和政策の典型とされ、ドイツの更なる増長を招き、結果的に第二次世界大戦を引き起こしたことから、一般には強く批判される」

これを持ち出すのは、ウクライナ東部地区の問題が酷似しているからかもしれないが、当時とは状況が異なるので軍事介入しないことを非難するネタにはならないと思うんだがな。

しかし、全体状況の中では思い当たる節もある。

「ミュンヘン会談の際に英仏がナチス・ドイツに譲歩したのは、戦争を回避するためだけでなく、ナチス・ドイツの勢力拡大よりもソビエト連邦の共産主義の方が脅威と考え、ドイツに譲歩することによって矛先をソ連に向けさせ牽制させようという思惑があったことが最大の理由だったと考えられている。」

ナチスドイツをロシアに、ソ連を中国に置き換えると、浮沈子の妄想の中の「ウクライナを穏便にロシアに差し出すことによって、中国への将来のけん制に繋げる」構想と同じ構図になるからな。

歴史は、その後、独ソ不可侵条約が結ばれ、複雑怪奇なる様相を呈して展開することになる(もちろん、それも反故にされますけど)。

ミュンヘン合意の半年後、ナチスドイツはチェコスロバキア全土に進駐し、協定は半年で空文化した。

20世紀の歴史を、21世紀に持ち出しても意味はない。

それが分かっていても、ついつい連想する英国の文化があるんだろうな。

世界に帝国を築いた大国意識・・・。

プーチンも、大ロシア帝国の妄想から抜け出せずにいる(たぶん)。

100年後、後世の歴史家たちが、現在の状況をどう記述することになるかは知らない。

その際に、20世紀の欧州の運命を分けたミュンヘン合意を持ち出すことになるかどうかはいささか疑問だ。

歴史が繰り返すことはない。

その時々の状況の中で、真っ新な紙の上に、新たに記述されていくだけだ。

そして、それを今、現実の世界で行っているのは、我々自身だ。

20世紀にナチスドイツを当て馬にしてけん制しようとしたソ連は崩壊し、その後のロシアが中国への当て馬として位置づけられようとしている(そうなのかあ?)。

当時も今も、米国は自ら動こうとはしなかったからな。

欧州のことは欧州で決める。

ウクライナへのロシアの侵攻を食い止められれば、マクロンは、さながら当時のチェンバレンのように歓迎されるかもしれない。

躍る阿呆に見る阿呆。

まあ、どうでもいいんですが。

英国の国防省の時代錯誤な連想は、ヨーロッパの宿痾なのかもしれないな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(「ロシアはウクライナ海上物流の寸断狙う」 元米軍高官)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN121L90S2A210C2000000/

「第2次世界大戦下の1943年、旧ソ連がドイツからキエフを奪還するために反撃した際には70万人を動員し、キエフを包囲して制圧するのに1カ月かかった。」

プロの軍人さんだから、戦史のお勉強は十分したんだろう。

しかし、80年前の兵力と比較して、十分な戦力がないと断定するのは如何なものか。

21世紀の戦争は、キエフ制圧に2日あれば十分ということのようだからな。

一方で、海上封鎖による経済的打撃を狙うというのは的を得ている気もする。

現在の状態が10年続けば、黙っていてもウクライナは崩壊する。

短期的な視点だけでなく、中長期を見据えて対策を練ることも重要だ。

陸上兵力を動かさず、海上封鎖だけ行った場合、西側はロシアに対する経済制裁を全面的に発動するだろうか?。

「ロシアは全ての欧州諸国がロシア制裁を実行しないように一定の段階で軍事行動に歯止めをかけるだろう。大都市であるオデッサを武力制圧すればロシアと経済関係が強いドイツやイタリアなども制裁を実行せざるをえない」

パーシャルな状態を維持し、西側の分断を図るというのは合理的な戦略だ。

日経の記事には、かなり省略された部分があるような気がする。

浮沈子のトンデモな妄想とは比較できないけどな・・・。

🐼変異種:最速の追加接種:肩の痛み軽減2022年02月13日 10:23

変異種:最速の追加接種:肩の痛み軽減
変異種:最速の追加接種:肩の痛み軽減


木曜日(2022年2月10日)に追加接種し、3日目の朝が来た。

接種した左肩の痛みが軽減している。

水平くらいまでなら、平気で上げられるようになった。

45度上方に上げると、まだ痛みがある。

ティッシュは取れるが、エアコンのリモコン操作は痛い感じだ(うーん、分かり辛い例えだな・・・)。

まあいい。

熱は完全に平熱で、倦怠感もない。

一時は、新型コロナに罹患したかとビビったが、単なる副反応の発現だったようだ。

接種部位の周りが赤く腫れるという「モデルナアーム」とやらにはなっていない。

(モデルナアームは18人に1人 女性が83% 自衛隊中央病院が公表)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210828/k10013228021000.html

「モデルナの新型コロナウイルスワクチンを接種したあと、腕が赤くなったり、かゆみが出たりする「モデルナ・アーム」」

「およそ18人に1人に見られた」

「このうちの83%が女性」

「症状が出たのは、1回目の接種の4日後から最も遅いケースで21日後で、多くが1週間前後に出ていました。」

「また、ほとんどは4日間から8日間で症状が消えていました。」

「女性に多く、若い年代だとさらに多い可能性がある。」

「症状自体は比較的穏やか」

遅発性の副反応のようだな。

ジジイの浮沈子に出るかどうかは分からないが、出るとしたら明日辺りからかもしれない。

注意して見ていて、現れるようなら報告する。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(コロナワクチン 3回目接種の効果は? どれを打てばいい? 副反応は?)
https://www.asahi.com/relife/article/14541971

「(1)なぜ追加のワクチン接種が必要?
(2)追加接種でワクチンの効果は回復する?
(3)3回目の副反応は、2回目より強い?
(4)追加接種の対象者は? 優先順位は?
(5)追加接種はどこで受ければいい?
(6)ファイザー、モデルナどちらがいい?
(7)追加接種の効果持続は? 4回目もある?」

誰もが感じる疑問に、出来るだけわかりやすく答えている。

浮沈子が一番知りたいのは、ファイザー、ファイザー、モデルナの接種後、自分がどのくらいの期間、有効な免疫を持続できるかということなわけだが、残念ながら期待していた答えはない。

「追加接種直後から3か月目までは発症予防効果が50~75%あるのが、接種後4~6カ月後には40~50%に下がります。また、入院を防ぐ効果は追加接種の直後に80~95%だったのが、4~6カ月後には75~85%に下がるとみられています。」

3か月は持つけど、4か月目以降は運次第ということになるのかあ(未確認)。

何度か書いているけど、最速の追加接種は、最速の免疫減弱でもあるわけで、早ければいいということはない。

本来なら、有効な免疫値(?)をきちんと測定した上で、副反応などを勘案し、一人一人にオーダーメイドで接種すべきだ。

抗体値を標準にした方がいいのか、インビトロの試験を咬ませるべきなのか、細胞性免疫の指標(んなもんがあるのかあ?)まで見るべきなのか。

「Q9:今後も、半年に1回、あるいは年に1回といった頻度でワクチンを打ち続けなくてはならないのでしょうか」

「A:それはまだわかりません。」

浮沈子は、死ぬまで4か月ごとにうつ覚悟はできている。

次回は6月なわけだ。

接種券、早く送れよ・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(結局、オミクロン株に新型コロナワクチンは効くのか?ファイザーとモデルナで効果や副反応に違いは?)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220213-00281892

「発症予防効果(概ね感染予防効果と同じ)」

一介の臨床医だったころならともかく、国立大学教授職を拝命している方がこういう認識では困るな・・・。

まあいい。

忽那教授(ピエン超えてパオンとかは、もう言わないんだろうな)が、例によってわかりやすい記事を載せている。

ネタ元は先に引用した朝日のリライフと同じだが、自分の親御さんへの接種の話とか、素人にも分かりやすいエピソードを添えて解説してくれるのは嬉しい。

「高齢者では若い人と比べると副反応が少ないこと、また心筋炎のリスクも極めて小さいことから、多少効果の高いモデルナを自分の親には勧めています。」

ファイザー2回うった後、3回目はモデルナを選択した浮沈子は、感染症専門医から見ても妥当な選択をしたということで、ちょっとホッとする。

一定程度の副反応は出たけど、3日間でほぼ解消した(モデルナアームが出るとしたら、これからかも知れませんが)。

「モデルナはブースター接種の際は投与量が半分になっていることから、2回目と比べて3回目の副反応の頻度が大きく下がっています。」

まあ、頻度は下がっても、程度は同じかもしれないから、当たっちまったら堪えるしかないけどな。

熱発悪寒腕の痛みは結構辛い。

鼻水も出るから、痛い腕を伸ばしてティッシュを頻繁に取る羽目にもなった(ティッシュのボックスを右側に置けばいいだけじゃね?)。

まあ、どうでもいいんですが。

1、2回目の接種はファイザーだったが、副反応の程度は変わらない感じだ。

発熱も同程度。

鼻水はモデルナの方が出た気がする。

オミクロンの初期症状と似ているところが曲者だがな。

精神的にはビビった(とうとう捕まっちまったかあ!?、とかな)。

丸3日経って、副反応と思われるものはほぼ解消されている。

接種した腕の痛みも、違和感程度に収まった(真上に手を上げても痛みはない)。

モデルナを敬遠する気持ちは分からないではないけれど、それを理由にファイザーをうつタイミングを待つというのは本末転倒かも知れない。

「特に基礎疾患のある方や高齢者の方はぜひともブースター接種をご検討ください。」

素のオミクロンの病原性は、最強デルタと大して違わない。

ジジババ持病持ちなど、ハイリスクグループにとっては、同じ様に脅威だ。

若年者で持病持ちだと、ワクチンとの相性もあるから、かかりつけ医との調整が必要だが、うたない選択肢はないだろう(未確認)。

繰り返し接種することのネガが蓄積されたとしても、ジジババの場合、余命を考えれば悩むことはない。

10年後に明らかになる隠れた副作用があったとしても、それがどーしたな年齢なら接種を躊躇うことはない。

浮沈子は、死ぬほど注射が嫌いだが、贅沢は言えない。

我が国では、皮下に圧送するワクチンデリバリーはできないからな。

鼻腔に噴霧するワクチンとかも、早く開発してもらいたいものだ。

そういうやつなら、4か月毎といわず、毎日でも注入できるからな。

今後、低年齢の子供達へのワクチンの普及を考えれば、デリバリーの方法も重要な要素になってくるだろう。

子どもに優しいことは、ジジババにも優しい。

筋注でなくなるだけでも、接種率は向上するに違いない(垂直に針を刺すところを直視できない!)。

当局には、10年先を見据えたワクチン戦略で動いてもらいたいもんだな・・・。