😼米国大統領選挙:逆転2024年10月18日 01:44

米国大統領選挙:逆転
米国大統領選挙:逆転


(トップバトルグラウンド – RCP 平均)
https://www.realclearpolling.com/elections/president/2024/battleground-states

接戦州に注目したリアルクリアポリティクス(RCP)のページ。

うーん、ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ!。

RCPは、世論調査の平均値を見ているだけで、独自の調査や分析を加えているわけではない。

ある意味で安直だ。

誤差は、3パーセントから4パーセントと言われているからな。

殆ど当てにならないともいえる(接戦州では特に!)。

が、その安直な数字をそのまま各州の選挙人に割り振ったところ、とんでもない結果が出ている。

・ハリス/ウォルツ:236人
・トランプ/ヴァンス:302人

マジか!?。

接戦州を除いた結果でも、僅かながらトランプがリードしている。

・ハリス/ウォルツ:215人
・トランプ/ヴァンス:219人
・接戦州:104人

ここでは、接戦州を以下の9州(ネブラスカは総取りじゃないからな)としているようだ。

・アリゾナ (11)
・ジョージア (16)
・ミシガン (15)
・ミネソタ (10:激戦7州には含まれない:民主党が取ると見られている)
・ネバダ州 (6)
・ノースカロライナ (16)
・ペンシルバニア (19)
・ウィスコンシン (10)
・ネブラスカ CD2 (1:以下の追加記事を参照)

(情報BOX:米大統領選、なぜ一部の激戦州が結果を左右するのか:10月18日追加)
https://jp.reuters.com/world/us/SKLIMWOEGVMV5GF3XCEGNPDLXI-2024-10-18/

「48州は勝者総取り方式で選挙人票を与えている一方、中西部ネブラスカ州と東部メイン州の2州は各選挙区で勝者に1票の選挙人票を割り当てている。」

「もしも激戦7州のうちハリス氏がミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州を制し、トランプが残る4州で勝つという十分にあり得る展開となった場合、ネブラスカ第2選挙区は大統領選が引き分けに終わるか、ハリス氏が勝利するかを決めることになる。」

まあいい。

いずれにしても、どっちに転んでもおかしくない。

米国の大統領選挙は、各州の選挙人による間接的な仕組みだから、全国の世論調査は基本的に意味をなさない。

現在はハリス優勢(1.5パーセント)とされているけど、その差はわずかだしな。

選挙人を見る限り、拮抗というより逆転といった方が正確だ。

各州における投票も、有権者登録した人だけで行われるから、世論調査ではくみ取れない恐れもある。

最近注目されているのが、賭けのオッズだ。

(賭けのオッズ - 2024年米国大統領)
https://www.realclearpolling.com/betting-odds/2024/president

賭けのオッズ(RCP平均)
・トランプ:58.1
・ハリス:40.9

なんと、完全に逆転の構図だ。

グラフを見ると、特に最近2週間で差が大きく開いてきている(画像参照)。

イーロンマスクは、確か世論調査より賭けのオッズが正しいと言ってたような気がしてるがな(未確認)。

まあいい。

浮沈子は、今のところ民主党優勢と見ているけど、米国の状況は既に確トラで動き出しているのかもしれない。

が、選挙はふたを開けてみなければ分からない。

米国大統領選挙の場合は、ふたを開けても分からないこともあるけどな(2020年がそうだったし、その前にもあったからな)。

確認しておこう。

世論調査の結果を素直に選挙人団の数に落とし込むと、トランプ圧勝となっている。

情勢判断の参考となる賭けのオッズには、そのことが反映されているようにも見える。

全国の世論調査の数字を追うだけでは、米国の大統領選挙は見えない。

民主党がジョーバイデンを切ってカマラハリスを担いだのは正解だったかもしれないが(バイデンでは、既に敗北が確定していただろう)、それでもトランプに勝てるかどうかは危うくなってきている。

浮沈子の怪しげな予想では、まだ民主党有利と見ているけど、RCPデータはそれとは異なる結果を示し始めている。

米国は、すでに確トラに備えているに違いない・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ハリス陣営、選挙戦の戦略転換 トランプ氏追い上げに懸念)
https://jp.reuters.com/world/us/UWBQHUC67VKBNDAPY5B6XWZAOI-2024-10-18/

「世論調査でのトランプ氏の追い上げに民主党内から懸念の声が高まっている」

「ハリス氏は世論調査と陣営の内部調査でトランプ氏と重要州で接戦」(複数の民主党関係者)

「ハリス氏はこれまで政策に重点を置いてきたが、顧問によると、7月に取っていた元検察官としての姿勢に戻り、強いリーダーとしての印象を与えて、トランプ氏の強権的なイメージに惹かれる有権者にアピールすることを期待」

うーん、ハリス陣営の手詰まり感を感じさせる内容だなあ・・・。

「移民問題への国民の関心や最近のトランプ氏の集会やイベントが追い風となり、同氏勝利の可能性について楽観を強めている」(ロイターがここ数日に取材したトランプ氏の献金者ら)

まだ、安心するのは早過ぎる気もするけどな(僅差で落選したら、また、議会襲撃とかやるのかあ?)。

まあ、どうでもいいんですが。

ウクライナ絡みでも、ロイターは気になる報道をしている。

(トランプ氏、ゼレンスキー氏をまた非難 「対ロシア開戦に責任」)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZMD4GG6IK5P37GE5PWK5G7DHZY-2024-10-17/

「ゼレンスキー氏には戦争を引き起こす手助けをした責任があると指摘。」

そのこと自体はどうでもいいが、浮沈子が気になったのはロイターのまとめ方だ。

「トランプ氏は従来から、大統領選に勝利すれば来年1月の就任前に戦争を終結させられると繰り返し発言。ただ、その方法について明らかにしていない。」

「これに対し大統領選民主党候補のハリス副大統領は、ウクライナ支援の継続を確約し、ウクライナの勝利は米国の重要な国家安全保障上の利益になるとの見解を示している。」

つまりだな、具体的な方法があるのかどうかはともかく、「ウクライナ国民のために戦争終結を目指すトランプ」対「米国の利益のために戦争継続を確約するハリス」な構図なわけだ(そうなのかあ?)。

どっちもどっちな気もするけど、米国の多くの有権者の目にはどう映るんだろうか。

ウクライナ紛争は、米国民が犠牲になっているわけではない。

財政支出は伴うけど、その金は国内で還流している。

米国の安全保障上の利益を、ウクライナの人々の命で買っているのだ。

ウクライナの勝利を謳うハリスだが、そのためにウクライナ自身が描いた「戦勝計画」を否定し、従来の支援の枠組みに留まっており、米国自身も具体な勝利の道筋を示すことはしていない。

民主党政権が、本当にウクライナの勝利を願っているのか、いささか疑問を感じざるを得ない。

もちろん、トランプだって、ウクライナ国民のことを第一に考えているのかは大いに疑問だ。

ウクライナの勝利(領土の譲渡を伴わない)はあり得ないことを前提として、米国の財政支出止めることだけ考えているに違いないのだ(そうなのかあ?)。

プーチンとの縒りも戻したいだろうしな。

本当のところは別として、ロイターがそういう対立の構図を描いていることが問題だろう。

ウクライナ情勢は、ぶっちゃけ選挙の争点にはなっていない。

イスラエルとは異なる。

ウクライナへの関心が薄れた有権者から見て、財政支出を抑えて戦争終結を目指すトランプと、莫大な予算を投じ、ウクライナの人々を犠牲にして戦争を継続させようとしているハリスのどっちが好ましいかだな。

繰り返すが、それが真実の構図かどうかは別の話だ。

ウクライナの現政権にとって、トランプの当選はロシア軍の攻勢よりも高いリスクであることは間違いない。

(ロシア軍の決定的な成功、チャシブ・ヤール南郊外の防衛ラインを突破)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/decisive-success-of-russian-forces-breaking-through-the-defense-line-on-the-southern-outskirts-of-chashib-yar/

「T-0504沿いの防衛ラインが突破されたのは確実で、車輌によるゾフトネヴィ地区へのアクセスも安定的に確保されており、チャシブ・ヤールを守るウクライナ軍の状況は急速に悪化」

チャシブヤールが突破されると、コスティアンティニフカがヤバくなるし、それに連なるクラマトルスクなどの東部の都市もリスクに晒される。

それでも、米国からの支援を打ち切られて、ロシアとの敗北的な停戦交渉に臨まなければならない状況よりはマシというものだ(そうなのかあ?)。

米国とウクライナの現政権は、ロシアに対する勝利を掲げて、戦い続けるという点で利害が一致している。

その勝利というのが、それぞれの思惑でビミョーにズレているところは問題だがな。

まあいい。

確認しておこう。

ハリス陣営は、激戦州で追い上げを食らって戦略を変更しているけど、それは自身がリードしていた時のイメージ(元検察官)に頼った後ろ向きの姿勢だ。

トランプ陣営は、逆に余裕を見せている(接戦に持ち込めれば、後はどうにでもなるしな:そうなのかあ?)。

そろそろ、議会襲撃の準備でも始めるかも知れないな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(イスラエルの大々的な戦線拡大のツケを払うのはウクライナ)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/10/519950.php

標題につられて読んでみた。

ポイントは、レバノン侵攻などで増大するイスラエル支援と、戦勝計画を掲げて、これまた増額要求してくるウクライナ支援の両立をどうするか。

「米国防総省のサブリナ・シン報道官は15日、ウクライナにはTHAADを供与しない理由いついて「能力、戦争および地域の違い」だと説明」

「ウクライナとイスラエルにこれまでと同じペースで支援を続けていくことは不可能だ。私たちは転換点を迎えている」(昨年12月まで米国防総省の中東担当副次官補だったデーナ・ストロウル)

「中東の戦争がエスカレートし、ウクライナへの武器供与の必要性も増している。その上、国防総省は中国からの脅威に対処するために年1兆ドルの軍事予算を求めているが、それではアメリカの財政がパンクしてしまうだろう」(米シンクタンク「責任ある外交に関するクインシー研究所」の上級研究員であるウィリアム・D・ハートゥング)

対中国も増額要求かあ?。

やれやれ・・・。

「さらに米海軍は、親イランのイエメンの反政府組織フーシ派からの攻撃に備えで防衛を強化し、フーシ派に対する攻撃も拡大させている。」

イエメンもか・・・。

「民主党の大統領候補カマラ・ハリス副大統領は、ウクライナへの軍事支援は11月の大統領選後も変わらないと言うが、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領は支援継続には懐疑的だ。」

まあ、ぶった切るだろうな(未確認)。

「ウクライナか、イスラエルか、「このジレンマを解決するためにアメリカは、いずれ欧州諸国にもっと負担を増やすよう求めるのではないか」」(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの国際ビジネス・戦略教授のマイケル・ウィット)

「アメリカにはそれだけの資源がある。あるかないかの問題ではない。やる気の問題だ。そのやる気がなくなりかけている」(同上)

うーん、欧州諸国は、さらに輪をかけてやる気を失っているような気がするんだがな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ軍前総司令官、早期終戦に否定的 欧米が武器供給せず「勝利の機会失った」)
https://www.sankei.com/article/20241017-NWWI25AG4NPKZMFMBAT4R2NSEQ/

「ロシアとの長期戦から抜け出すのは、ほぼ不可能に思える」(ウクライナ軍前総司令官のザルジニー駐英大使)

「欧米が2023年、ウクライナに必要な武器を供給しなかったため、勝利の機会を失ったとも指摘」

つまりだな、今回(2024年の「戦勝計画」)でも、欧米は必要な武器を供給しないと見ているわけだ(そうなのかあ?)。

が、長期戦を続けるのに必要な程度の武器は与え続ける。

「長期戦から抜け出すのは、ほぼ不可能」(再掲)

浮沈子的には、妙に納得した。

しかし、長期戦の障害として立ちはだかっているのは兵員の調達だ。

ロシアは北朝鮮から1万人も調達できるのに(未確認:米国は懐疑的だ)・・・。

ウクライナは、長期的な兵士の補充を行うことが出来なくなり、戦闘継続能力を失うことになる。

浮沈子は、あと2年が限界と思っているけど、それまで持たないかも知れない。

「対ロシア戦の「勝利計画」について演説し、計画に今すぐ着手すれば、25年中に戦闘終結が可能だと主張」(ウクライナのゼレンスキー大統領)

着手しなくても、2025年中に戦闘終結になっちまうかもしれない。

戦勝計画は、少なくとも戦闘については短期終結を目指したもので、10年、20年先を見据えたものではない。

それまで、ウクライナは持たないからな。

短期に終結できれば資源開発もできるし、NATOの一員になって対ロシアの軍事力の強化にもつながるし、欧州が臨むかどうかは別として、米軍の役割を肩代わりすることだってできるかもしれない。

もし、そうできなければ、長期戦に移行するのではなく、単に兵員の損耗に補充が追い付かなくなり、降伏的停戦を余儀なくされることになるわけだ。

ザルジニーは、そこを見誤っている。

ウクライナ軍の実際の死傷者数は、当然知っているわけだからな。

昨年の暮れに、政権に対して約50万人の補充を要請したことは知られている(人数を指定して要求したことはないようですが)。

ウクライナに長期戦を戦い抜く兵力がないことは、当然認識しているはずだ。

クルスク侵攻による戦線の拡大にも反対していたわけだしな(人的なリソースを食っちまうからな)。

それとも、NATOを巻き込んで、人的リソースを外部調達する見通しでもあるんだろうか?。

NATOに、その覚悟があるのか。

米国は、その決定を認めるのか。

確トラな場合、絵に描いた餅は食えなくなる(未確認)。

(「ウクライナは核兵器ではなくNATO加盟を選んでいる」=ゼレンシキー宇大統領)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3917253-ukurainaha-he-bing-qidehanaku-jia-mengwo-xuanndeiruzerenshiki-yu-da-tong-ling.html

「私たちのドナルド・トランプ氏とのやりとりにて、私はこう言ったのだ。私たちのところがこうなっている中で、どのような出口があるだろうか? ウクライナに核兵器が現れたら、そうなれば防衛となる。あるいは、私たちは何らかの同盟を得なければならない。NATO以外に現在、私たちは効果的な同盟を知らない。」(ウクライナのゼレンシキー大統領)

「私たちは、核兵器ではなく、NATOを選んでいるのだ。私たちはNATOを選んでいる」(同上)

ブダペスト覚書が破棄されたというなら、署名したNATO側の核保有国だってウクライナの主権と領土の一体性を守る義務は消え去ったのではないのかあ?。

ウクライナは、はめられ、核兵器を失い、領土を侵され、主権を脅かされている。

この演説の文脈とは別に、ウクライナが核武装を有効な防衛の手段として見ていることが分かる。

NATOが有効な同盟として機能しているのも、核保有国が加盟しているからに他ならない。

つまりだな、NATO加盟と核武装は対立する選択肢ではなく、核兵器による抑止をどのように実装するかの違いだけということなわけだ。

端的に言えば、ウクライナは核兵器を選んでいるともいえる(そうなのかあ?)。

「ゼレンシキー氏は、その際トランプ氏は本件についての彼の意見を聞いてくれたとし、「彼は、『あなたの論拠はフェアだ』と言った。思うに、それが大切だ。」

本ブログ記事との関連で言えば、トランプはこの議論に耳を傾けているという点だ。

トランプは一方的に停戦を強要し、ウクライナの主権をないがしろにしようとしているわけではない。

どうするのか。

この記事を読んで、短絡的無責任妄想癖な浮沈子が思いつくのはただ1つ。

トランプ政権は、ウクライナを再核武装させようとしているのだ(そんなあ!)。

ウクライナはNATO加盟を選んだが、トランプは核武装を選ぶわけだ。

NATO加盟は実際のところ困難だが、米国が単独で核兵器を供与することは可能だ(そうなのかあ?)。

ウクライナと何らかの軍事同盟を結び、その制御は米国が行う。

核共有みたいな感じか。

或いは、隣国のポーランドに配備して、核の傘に収めるという無難な方策もある(ちょっとムリポか)。

ただし、NATOの集団安全保障体制には組み込まない。

あくまでも、米国との軍事同盟下で行う。

ロシアは、米国との直接対決に猛反発するだろうが、安全保障体制としては悪くない。

むしろ、安心かもしれない。

通常戦力を削減して自衛の範囲にとどめ、核の傘に収めるというパターンは、どこかで聞いた話だ。

ウクライナは、米国に益々依存することになるから、言うことを聞くしかなくなる。

米国がロシアと手打ちをすれば、緊張緩和にもつながる。

欧州は置いてきぼりになるけど、米国に足を向けるわけにもいくまい。

八方丸く収まって、トランプはノーベル平和賞をせしめるわけだ(そうなのかあ?)。

問題は、ロシアが制圧した地域の扱いだが、んなもんはどうにでもなるだろう。

戦後復興の問題もあるから、ウクライナ領として取り戻すことが有利とも言い切れない。

玉虫色の解決策はいくらでもありそうな気がする。

米国が腹を括って、ロシアと直接対決する姿勢を見せれば、プーチンは折れる。

NATOが同じことをしても、舐められるのが落ちだ。

虎穴に入らずんば、虎児を得ず。

ハリスじゃ無理だろうな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(“落とせば敗北”?激戦ペンシルベニアの攻防とは?)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014612001000.html

まずはトランプ陣営から。

「ハリス氏の支持率が放っておいても上がる“ハネムーン期間”は終わりました。私はトランプ氏の支持が再び上昇すると見ています。私たちは団結しており、人々の橋渡しを強化することで一段と強くなりつつあります」(トレバー・テイラーさん:共和党ボランティアの若者)

うーん、そういうもんなのか・・・。

「トランプ氏は、熱狂的な支持者が多い反面、支持層の幅が狭く、無党派層の取り込みでは民主党のハリス氏に及ばない」

「このためトランプ陣営は、みずからの“岩盤支持層”の投票率を少しでも引き上げること、つまり“票を縦に掘る”ことに力点を置いている」

ふーん・・・。

「民主党側が一段と団結し、熱気を帯びているという話には耳を疑います。経済が良くなっていないからです。
テレビ討論会の締めくくりでトランプ氏は正しいことを言いました。『ハリス氏はいろんな政策を主張しているが、政権にいたこの3年半、なぜそれを実行せずに待っていたのか』と。聞いていて痛快でした」(農村部にある実家で、家族とともに乳牛400頭を飼育しているケイレブ・インチさん)

なるほどね・・・。

ハリス陣営はどうか。

「若い世代にリーチするにはSNSが最も有効」(民主党大会に招待されたトリ・ダンラップさん:SNSで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサー)

「アメリカでは若者がケーブルテレビの契約を結ばなくなっていて、ソーシャルメディアこそが最も広く利用されている情報源」

「CNNテレビのハリス氏へのインタビューは700万人が視聴したと言われていますが、私たちの投稿は日常的に数百万もの人たちが見ている」

まあ、テレビだって見てないわけじゃないようだ(ジジババばっかし?)。

「投票先を決めていない有権者を獲得する上での課題は、カマラ・ハリスという人がいったいどんな人物なのか十分に理解されていないこと」

民主党は、むしろそれを利用してムードで人気を煽ってきたからな。

「経済こそが、すべての人々にとっての最大の関心事」

「ハリス氏なら生活を改善し、経済状況を向上させ、暮らしやすくしてくれると訴え続ける必要」

その訴えは届くんだろうか?。

「ハリス氏は若く、エキサイティングで政治の変化を象徴しています」(ヘンリー・コーエンさん:ピッツバーグ大学の民主党組織の代表)

「一般に投票率が低いとされる若者に、どうやって確実に投票してもらうか」

「同世代の若者たちに、今回の選挙の持つ意味を考えてもらう」

「ハリス氏に投票しましょうと説得するのではなく、自分の1票がいかに重い意味を持つかを人々に納得してもらうことこそが重要」

いろんなアプローチがあるんだな・・・。

「若者を対象に全米で行った世論調査では、ハリス氏がトランプ氏を支持率で17ポイントほどリード」

なんと!。

「ただ、この数字は4年前の選挙でバイデン氏が獲得したリードよりも6ポイントほど低く、民主党の支持基盤となってきた若者のあいだで、ハリス氏が必ずしも支持を広げ切れていない」

そうなんだ・・・。

「ハリス氏は全米を対象にした世論調査では、この2か月、僅かにリードを維持していますが、この数字が「実態よりもハリス氏に強く出ているのではないか」と指摘する専門家も」

それって、どーゆーこと?。

「トランプ支持であることを隠す、いわゆる“隠れトランプ”の有権者が今回も一定数いるとの見方があり、事実であれば、ハリス氏はさらに支持率を上げなければ勝てない」

それはあるかもな(トランプ支持者って、そんなに奥ゆかしいのかあ?)。

「取材を通じて強く実感したのは「このままでは負けかねない」というトランプ陣営側の危機感」

逆に、ハリスは余裕なのか。

RCPのデータだけじゃなく、こういう生の声にも耳を傾ける必要があるのかもな。

取材は若者にフォーカスして行われているが、どの国も若年層の政治参加には苦労しているようだ。

ジジババはやがて消えて無くなる。

未来は若者のものだ。

知識や経験が少なくても、大いに政治に関心を持つべきだろう。

「激戦州では最後の1日まで、両陣営の若者らによる地をはうような選挙運動が続きます。」

N社にしては、いい記事だったな・・・。

🚀スターライナー:来年も飛べない?2024年10月18日 18:55

スターライナー:来年も飛べない?
スターライナー:来年も飛べない?


(NASA、スターライナーの初飛行をさらに延期)
https://spacenews.com/nasa-further-delays-first-operational-starliner-flight/

「NASAは10月15日の声明で、2025年2月以降に予定されているISSへのクルー10ミッションと、7月以降に予定されているクルー11ミッションの両方でクルードラゴンを使用すると発表」

やれやれ・・・。

「今年初め、NASAはボーイングのCST-100スターライナーが2025年初頭のミッションに間に合うように認証されることを期待していた。」

大番狂わせだな。

「スターライナーの次回飛行の時期と構成は、ボーイングのシステム認証への道筋がよりよく理解され次第決定される」(NASA)

「NASA​​は、2025年にスターライナーを飛行させる可能性を含め、システム認証を最もうまく取得するための選択肢を検討している」(同上)

ええっ?、だって、7月以降に予定のクルー11ミッションは、ドラゴン2でやるわけでしょ?。

つーことは、CFT-2を実施するのか、無人のOFT-3を実施することになる(OFT-3はもちろん、CFT-2も正規のミッションじゃないからな)。

「スターライナーの帰還時、NASA当局は、宇宙船のスラスター問題とヘリウム漏れにもかかわらず、スターライナー1に直接進むことができると示唆していた。」

誰がどう考えても、それはないだろう!。

「現在、データレビュー中です。もう一度テスト飛行が必要かどうか、決断する必要があります」(NASAのパム・メロイ副長官)

「データレビューの完了予定はない」(同上)

永遠に飛ばないのかあ?(そんなあ!)。

まあ、どうでもいいんですが。

ちょっと気になる話も出ている。

「将来の商業乗組員飛行に関するもう一つの未解決の問題は、NASAとロスコスモスが今後もソユーズと商業乗組員宇宙船の座席を交換し続けるかどうか」

「どちらかの宇宙船が長期間地上に留まった場合に、両機関が確実にステーションに駐留できるようにすることを意図」

それを止めちゃうってことなのかあ?。

「ロスコスモスの関係者は8月に、ロスコスモスの宇宙飛行士のみで構成される次の2回のソユーズ飛行、2025年後半のソユーズMS-28と2026年のソユーズMS-29の乗組員名簿を発表」

そーか、ロシア側が問題を振ってきたわけだ。

「NASAとロスコスモスが座席交換協定の延長に合意すると確信している」(NASAのビル・ネルソン長官)

「それはやがて実現するだろう。通常の交渉になるだろう」「フライトが引き続き統合されることを我々は完全に期待している」(同上)

仮にスターライナーが飛ばなかったとしても、この取り決めに影響は生じないはずだ。

むしろ、実績のない宇宙船(=スターライナー)を導入する際に、一時的に見送られることは有り得る。

ロシア側が、安全性を評価する時間と機会(実運用の実績)が必要だからな。

意思疎通を十分に行い、以前のように政治的影響を持ち込まないようにしてもらいたいもんだな・・・。

😼欧州大戦争:北朝鮮軍登場2024年10月18日 21:15

欧州大戦争:北朝鮮軍登場


(韓国 国家情報院“北朝鮮特殊部隊 ウラジオストク移送を確認”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241018/k10014613361000.html

「北朝鮮が10月、ロシアによるウクライナ侵攻に関連して軍の特殊部隊のおよそ1500人をロシア極東のウラジオストクに移送したことを確認」(韓国の情報機関、国家情報院)

「10月8日から13日の間に北朝鮮北東部チョンジン(清津)付近など3か所から、ロシア海軍の輸送艦を使って移送されたとしていて、まもなく2回目の輸送が行われる予定」(同上)

情報は具体的だ。

(北朝鮮が1万2千人派兵決定 ロシアのウクライナ侵攻支援=韓国情報機関)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241018003700882?section=politics/index

「北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援するため、特殊部隊を含めた計約1万2000人規模の派兵を最近決定したことが把握された」(韓国の情報機関、国家情報院(国情院))

なんか、報道されるたびに人数が増えていく気がしているんだがな(3千人→1万人→1万2千人)。

まあ、どうでもいいんですが。

「北朝鮮が大規模な地上軍を派兵するのは今回が初めて。」

「北の軍の移動はすでに始まっている」(国情院の消息筋)

NATOをはじめ、西側諸国は、北朝鮮軍の派兵を確認していない。

(北朝鮮が1万人派兵準備とゼレンスキー氏、「世界大戦への一歩」)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5FDD6OY2Q5JZHCN5ENCD6PNDGM-2024-10-17/

「ゼレンスキー氏とともに記者会見したルッテ氏は「北朝鮮の兵士が戦闘に参加しているという証拠はない」と述べた。」

うーん、派兵に関しての情報は積み重なってきている。

「北朝鮮が武器や技術の供給、技術革新など、さまざまな方法でロシアの戦争を支援していることは分かっている。これは非常に憂慮すべきことだ」(ルッテ氏)

「西側の同盟国は北朝鮮が軍隊を派遣しているというウクライナの主張をまだ確認していないが、調査している」

ゼレンスキー大統領は、「世界大戦への第一歩」としているが、それ程のものかとは思うけどな。

韓国としては、隣国が敵国化し、ウクライナ戦線で実戦経験を積むことは脅威に違いない。

おっと、我が国も隣国だがな。

(北朝鮮部隊のロシア派遣、安全保障上の重大な脅威=韓国大統領府)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/IY5FYHXEKFOJPJG5HNJT3SOIHQ-2024-10-18/

「北朝鮮がロシアに部隊を派遣したとの認識を示し、国際社会に対する重大な安全保障上の脅威であり、あらゆる手段を講じて対応すると表明」(韓国大統領府)

「ロシアと北朝鮮の関係が軍事物資の供給にとどまらず、部隊の派遣にまで及んでいる状況は、わが国だけでなく国際社会にとって重大な安全保障上の脅威であるとの認識を共有した」(同上)

「北朝鮮が特殊部隊を含む4個旅団1万2000人の兵士を派遣することを決定」

「すでに部隊の移動が始まっている」

今のところ、このロイターの記事が一番まとまっている気がする。

BBCも情勢を報じている。

(北朝鮮部隊、ロシアの戦争に加わるのか? ウクライナ派遣準備の情報)
https://www.bbc.com/japanese/articles/c9vp9je39e2o

「BBCはこれまでのところ、ロシアの極東地域でそうした大規模部隊が結成されている証拠を確認していない。」

「これはイギリスの情報活動だけでなく、アメリカの情報活動でもある。それらは常に情報を発信するが、証拠は全く示さない」(ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官)

しかし・・・。

「ロシア極東地域の軍事情報筋はBBCロシア語に対し、「多くの北朝鮮人が到着」し、ウラジオストクの北のウスリースク近郊の軍基地の一つに駐留していると認めた。」

おっと!。

具体な証拠が挙がってきたな・・・。

「最大の疑問は、その人数だ。」

「3000人には到底及ばない」(ロシア極東地域の軍事情報筋)

火のないところに煙は立たない。

「ウクライナは、モンゴル国境に近いロシアのウラン・ウデ地域で、北朝鮮兵の部隊が準備を進めている可能性があるとしている。この部隊については、ウクライナ軍が8月に侵攻を開始した、ロシア・クルスク州に送られるのではないかとみている。」

ウクライナの情勢分析は的確だな。

「これらの(北朝鮮兵の)部隊がすぐに前線に現れる可能性はないだろう」(ウクライナで軍事関連情報を発信している「ディフェンス・エクスプレス」編集者のヴァレリー・リャビフ氏)

「専門家らが北朝鮮軍を高く評価するのは、エンジニアリングと建設技術においてであり、戦闘能力ではない。」

特殊部隊もいるって言ってるけどなあ・・・。

「何百人もの北朝鮮兵が派兵準備を進めているという情報がもし本当であれば、この戦争に外国軍が参加することは、プーチン氏にとってそれほど気にすることではないということになりそうだ。」

BBCは無責任な分析をしているけど、NATO諸国にとっては大問題だ。

ウクライナは、派兵を要請してくる可能性があるからな。

プーチンだって、やってんじゃん!?。

北朝鮮の派兵が世界大戦に繋がるとすれば、ウクライナの要請に応じて、西側が派兵を決断することだ。

まあ、マクロンは、その可能性を否定しないだろうけどな。

北朝鮮ならまだいいが、中国が出てくるとヤバい。

一気に10万人規模で派兵してくるかもしれない。

(中国人民解放軍)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%B0%91%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D

「イギリス国際戦略研究所が発行した『2023年ミリタリーバランス』によると、正規軍は203万5千人と推定されており、世界最大の常備軍である。また有事に陸軍を補強する予備役51万人、人民武装警察(武警)が50万人、民兵が800万人と推定されている。」

ウクライナは、ガチでこれらの外国派兵部隊と交戦することになる。

或いは、彼らは国境警備などの任務に就き、その兵力をロシアが前線に回してくるのかもしれない。

いずれにしても、ロシアにとっては心強い話だ(そうなのかあ?)。

米国大統領選挙が近づく中、ウクライナ情勢はきな臭さを増している。

前線の状況に大きな変化はないけど、ロシアがじわじわと勢力圏を拡大していることに変わりはない。

クルスクも、ウクライナの進撃は止まっちまって、半分くらい押し戻されているしな。

まあいい。

北朝鮮軍派兵の話が、単なるノイズレベルの話なのか、世界大戦に発展するのかは分からない。

来月の米国大統領選挙の結果が出れば、何かがハッキリしてくる可能性もある。

いや、逆に混沌とした状況が広がるだけかもしれないけどな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(米英独仏首脳が会談 中東停戦・ウクライナ協議―ベルリン)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101800798&g=int

「米英独仏4カ国首脳は18日、ベルリンで会談」

「ウクライナを巡り、武器供与の継続や越冬支援の強化を確認」

「ゼレンスキー大統領が提唱する対ロ「戦勝計画」に関しても意見を交わすとみられる」

「戦争がさらに拡大しないための責任を強く認識している」(ショルツ独首相)

「全ての要求には応じられない考え」(同上)

そもそも、関心はイスラエル情勢に限られている。

戦勝計画は、おそらくスルーされるだろう。

ウクライナはプランBに甘んじるしかない。

大統領選挙を目前に控え、レームダックなバイデンじゃあ何も動かすことは出来まい。

時事通信は、北朝鮮派兵についても報道している。

(北朝鮮の派兵確認できず 国防相会合でウクライナ支援協議―NATO総長)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101801125&g=int

「韓国の情報機関が発表した北朝鮮によるウクライナへの派兵について「現時点では確認できていない」」(北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長)

「戦勝計画について協議したが、ルッテ氏は「西側諸国からの大規模な軍事支援が(討議の)焦点だった」と述べるにとどめた。」

プランB確定だな。

北朝鮮派兵については、どこかの時点で何らかの動きがあるかもしれない。

派兵の規模、内容の把握、影響に関する評価は必要だ。

韓国の報道が具体的なので、何らかの動きがあることは間違いない。

それが、ウクライナに対する派兵なのか、そっちはこれまで通り、提供した兵器の評価や戦場でのノウハウの伝達に留まり、ロシアに渡った兵士は軍事訓練に留まるという可能性もある。

ぺスコフが言下に否定したところを見ると、そっちの方がリアリティがある気もする。

傭兵部隊ならともかく、大規模な国軍の派兵というのはこの段階では難しいからな。

それでも、可能性がないわけじゃないからな。

戦場の霧が晴れるまで、本当のところは分からないだろう・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア、ウクライナの核武装容認せず=プーチン大統領)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HJWNQZXHPBNPHO5Y36NASUAHPQ-2024-10-18/

「ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、共和党の大統領候補であるトランプ前大統領と9月に会談した際、ウクライナの安全保障のため、北大西洋条約機構(NATO)へ加盟するか、そうでなければ核武装の必要があると訴えたと明らかにした。」

やっぱ、そこに注目するよなあ・・・。

「プーチン大統領は、ウクライナの核兵器の取得に向けたいかなる動きも隠すことはできず、ロシアは適切な対応を講じるとした上で、「ロシアはいかなることがあってもこれを容認しない」と述べた。」

米国供与&管理の核兵器でもダメかあ?。

「後刻ゼレンスキー氏は、ウクライナが核兵器製造の準備をしているとは一言も言っていないと釈明した。」

ほほう、ちゃんと反応したわけだ(自国製造じゃないって認めたわけだな:そういうことかあ?)。

「旧ソ連崩壊後にウクライナは核兵器を放棄したため、NATO加盟がロシアを抑止する唯一の方法だ」

再核武装という手はあるけどな。

それも、プーチンによって拒まれたことになる(そりゃそうだろうな)。

米国の核の傘の下に入るというのもダメなのかどうかは知らない。

ロシアの反応はビビッドかつ明快だ。

しかも、プーチン直々のコメントを出している。

ロイターは、気になる報道もしている。

(ロシアには戦い続ける用意、戦争終結時期は不明=プーチン大統領)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZQSKNMS6RBJR3LWE3LCI7GLK6M-2024-10-18/

「サウジアラビアで行われる可能性のあるロシアとウクライナの交渉を巡っては、ウクライナはロシアとの協議を解禁すべきだとした上で、ロシアは一定の条件下でウクライナとの対話に応じる用意があると述べた。」

サウジで交渉だってえ?。

聞いてないんだけど・・・(<またまた追加>参照)。

まあいい。

「ロシアはウクライナの恒久的な平和のための条件を確保する必要があり、それがロシアの長期的な安全保障上の利益に寄与するとも述べた。」

もう、戦後の安全保障まで見据えている(ロシア主導だけど)。

「ウクライナとの戦争でロシアがいつ勝利するかは不明だが、ロシア軍は勝利を確定させるまで戦い続ける用意がある」(プーチン大統領)

NATOにはしごを外され、パシリを強要されて追い詰められたウクライナが、交渉に出てくる可能性があると見ているわけだ(そういうことかあ?)。

「北大西洋条約機構(NATO)はウクライナ軍を使ってロシアと戦っていると非難」(同上)

ロシアの基本的認識は変わっていない。

この時期に従来のスタンスを示すということは、西側の情報戦には惑わされないという明確なメッセージの発信とも取れる。

もちろん、米国大統領選挙を意識している。

誰が大統領になろうが、ロシアのウクライナ対応は変わらないぞと・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ロシアに着いた北朝鮮の特殊部隊、顔立ち似ている地域住民を偽装した身分証渡され…戦線投入へ訓練中か)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241019-OYT1T50023/

「ロシアの海軍輸送船で8日から13日にかけてロシアに着いた1500人の特殊部隊は、ウラジオストクやハバロフスクなどに分散してロシア軍と合流し、ロシア軍服とロシア製武器を支給された。現在は戦線投入に向けた訓練が行われているという。」

「特殊部隊員らには、北朝鮮人に顔立ちが似ている地域の住民と偽装した身分証も渡された」

「(ロシアが)北朝鮮軍の戦線投入を隠そうとしている」

「国情院は8月初旬に北朝鮮のミサイル開発部門幹部が数十人の将校とともに数回ウクライナの戦線を訪れ、ミサイル発射場で現地指導をしている様子を確認」

いやあ、生々しいなあ・・・。

北朝鮮がロシアに砲弾を送っていることは周知だ。

年間数百万発とも言われている。

弾道ミサイルも使われていると言われるが、詳細は不明だ。

「ウクライナ検察によると、露軍が昨年12月~今年2月にウクライナ攻撃に使用した北朝鮮製ミサイル約50発のうち、およそ半分は届かずに空中爆発した。」

残りの半分は届いているわけだな。

砲弾、ミサイル、特殊部隊・・・。

仮にそうだとしても、手も足も出せまい。

そこが歯がゆいところだ。

それとも、韓国から北朝鮮に戦争でも仕掛けようというのかな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(ゼレンスキー大統領、支援国が動員年齢の引き下げを望んでいると認める)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/zelensky-acknowledges-donors-want-to-lower-recruitment-age/

「約1.1万人の北朝鮮人がロシア東部で訓練中」「11月1日にはウクライナで戦う準備が整うだろう」「北朝鮮人部隊はロシア製の武器と装備を使用する」「最初の2,600人はクルスクに向かう」「残りの兵士が何処に向かうのは不明」「現時点で(北朝鮮人部隊)の全体像は把握できていない」(ウクライナ国防省情報総局のブダノフ中将)

「ウクライナ政府は18日「ロシア軍が北朝鮮兵士に装備を支給している様子」を公開」

「ウクライナ当局は問題の映像について「72時間以内に撮影されたもの」と説明し、映像内に登場する兵士は朝鮮語(韓国語)で「これは何ですか?」という喋っている。」

うーん、怪しい映像だ・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(プーチン大統領、サウジアラビアは「誠実」で「受け入れ可能な」ウクライナ和平会談の開催地であると発言)
https://www.arabnews.jp/article/saudi-arabia/article_131961/

「ロシアのプーチン大統領は金曜日、サウジアラビアは「誠実」な努力をしており、ロシア・ウクライナ和平会談の開催地として受け入れ可能であると述べた。」

「もしそのような措置がサウジアラビアで組織され、その場所、つまり会場が受け入れられるのであれば、それは我々にとっても受け入れられるでしょう」

ぶっちゃけ、実現可能性は乏しい。

「プーチン大統領は、いかなる協議もこれまでの交渉、特に2022年にイスタンブールで最初に合意された草案、つまりウクライナが後に撤回したとされる草案を基に行われるべきだと強調した。」

西側にそそのかされてイスタンブール合意を蹴ったのは、ウクライナだからな。

まあ、どうでもいいんですが。

「プーチン大統領は記者会見で、30カ国がBRICS諸国との協力に関心を示していると述べ、その「門戸は開かれている。誰に対しても門戸を閉ざしているわけではない」と語った。」

「また、インドのナレンドラ・モディ首相の言葉を引用し、BRICSは「反西洋同盟ではなく、単に非西洋同盟である」と述べた。」

そうなのかあ?。

多極化する世界を演出する効果的なツールに、どのような飾りをつけるかという問題だ(そういうことかあ?)。

ロシアは、外交的に孤立することなく、自らもその一員であるBRICSを上手に利用しようとしているように見える。

どんな外交スキームであれ、それは流動的であり、変化変容し、時に壊され、生まれ変わる。

「サウジアラビアは国連でロシアの攻勢を非難したにもかかわらず、ロシアとウクライナの両国と強固な関係を維持し、バランスのとれた姿勢で臨み、危機解決に協力する意思を表明している。プーチン大統領は、サウジアラビア王国のバランス感覚と、双方の対話に積極的に関与する能力を認めた。」

中東は、パワーオブバランスの縮図だ。

サウジは、そこで独自の地位を築いている。

(サウジアラビアでウクライナ和平会議を開催)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/08/738709f10606ea04.html

「ウクライナや欧米諸国、中国、インドなど約40カ国の国家安全保障顧問や各国代表を西部の商業都市ジッダに招き、ウクライナ和平会議を開催した」(2023年8月5日)

「今回の会議にロシアは招待されていない。」

今後の動きに注目だな・・・。

<もっと追加>ーーーーーーーーーー

(ゼレンスキー氏の核武装発言は「危険な挑発」 プーチン氏)
https://www.afpbb.com/articles/-/3544405

「ウクライナは自衛のための核兵器を保有するか、何らかの同盟を結ぶ必要がある」(ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領)

「危険な挑発だ」「この方向に一歩でも踏み込めば、相応の対応に直面するだろう」(ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領)

こうして、双方の発言を対比させて取り上げると、明日にでも核戦争が始まりそうな気がする。

「現代世界で、核兵器の製造は難しいことではない」「今のウクライナにできるかどうかは分からない。今のウクライナにとってはそれほど簡単ではないが、一般論として大きな困難はない」(プーチン)

「(ウクライナとしては)世界に対する脅威や核兵器を生み出すつもりはなかった」「ソ連崩壊後にウクライナが核兵器を放棄したことについて、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領と交わした会話に言及したものだった」「ウクライナはブダペスト覚書に基づき核兵器を放棄したにもかかわらず、安全保障も領土保全も得られていない」「ウクライナは核の傘を取り戻そうとしているわけではなく、NATO加盟を望んでいる」「われわれは平和国家だ。現在ではNATOがどんな兵器よりも優れている。特にこのような脅威となる兵器(核兵器)よりも」(ゼレンスキー)

浮沈子から見れば、NATO加盟は形を変えた核の傘だ(核兵器保有国が集団的自衛権を行使することになっているからな)。

つまり、ウクライナは何らかの形で核武装しようとしている(そうなのかあ?)。

少なくともロシアはそう見ている。

だから、NATO加盟を容認することだって、決してできないだろう。

この部分で、ロシアが譲ることはない。

「この方向に一歩でも踏み込めば、相応の対応に直面するだろう」(再掲)

プーチンは、問題の本質を指摘している。

ゼレンスキーが自国の核武装について語ったのは、浮沈子が知る限り初めてだ。

衣の下から鎧がチラチラしている。

プーチンは、それを見逃さなかった。

浮沈子の妄想の中では、戦勝計画の中では、ウクライナが数千発の核弾頭を自由に扱えることになっている(そんなあ!)。

キャリアについても、B-2爆撃機から原子力潜水艦、IRBMまで多岐にわたる(米国に、兵器リストとして要求したかどうかは未確認)。

ウクライナが十分に核武装して、ロシアののど元に突きつければ、何らかの形で停戦交渉が始まる。

プーチンは、NATO加盟を同列に見ている(たぶん)。

北朝鮮から1万2千人(ブダノフは1万1千人と言ってたけど)の兵士を投入する程度では済むまい。

このやり取りは、NATOを震撼させるだろう。

核兵器を国防の中軸に据えているロシアが、他国の核武装に敏感なのは当然だ。

浮沈子は、欧州大戦争が起こるのを妄想している。

そこでは、もちろん核兵器が使われることになる。

ロシアが慎重にタイミングを見計らっているのは、欧州にそれを使わせないためかも知れない。

既に、ベラルーシには戦術核(非戦略核)が配備されている。

それは、いつでも使える状態だ。

一発の核兵器が、最も効果的に戦場を支配する状況を作り上げようとしているに違いないのだ。

キエフは、ヤバいかもな・・・。