宇宙との境界:月は地球の大気圏内を回っているだあ? ― 2020年05月23日 09:38
宇宙との境界:月は地球の大気圏内を回っているだあ?
スペースXのスターリンク7が延期され、久々にこうのとり9号機の打ち上げを生で見て(今回は、発射台が燃えることもなく、つまらん打ち上げだったがな)、夜昼逆転の生活になっちまった。
そろそろ、元に戻さなければと、無理して早起きしている。
浮沈子の今朝の体温は34.8度と、測定史上(先月からですが)最低を記録している(低体温症)。
既に3杯目のコーヒーを飲み、エナジードリンクでカフェイン増強。
次の打ち上げはクルードラゴンなんだが、詳細情報(スケジュール等)は出てこない。
仕方がないので、ワイアード日本語版記事でも読もうとしたんだが、3秒後に引っかかった(つーわけで、まだ全部読んでません!)。
(スペースXの「クルードラゴン」、ついに飛行士を乗せて宇宙へ:長く険しかった試験飛行までの道のり)
https://wired.jp/2020/05/22/how-nasa-certifies-new-spacecraft-safe-enough-for-humans/
「スペースシャトルの初飛行が実施された1981年以来、NASAは新たな有人宇宙船の認証を行っていない。米国人宇宙飛行士が米国本土から宇宙に旅立ったのは、スペースシャトル計画が終了した2011年が最後となっている。」
そうなのかあ?。
浮沈子の記憶が確かならば、バージンギャラクティックのユニティ宇宙船は、宇宙空間に出たことになってるんじゃなかったっけえ?。
(ベゾス、ブランソンに噛み付く ── ヴァージン・ギャラクティックの乗客を乗せた初飛行に疑問を呈する)
https://www.businessinsider.jp/post-185905
「リチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行企業ヴァージン・ギャラクティックは2月22日(現地時間)、初めてパイロット以外の人を乗せ、NASAが宇宙空間と見なす高度を超えた。」
ユニティがNASAの認証を受けていたかどうかは知らない(追加参照)。
「ベゾスは、ヴァージン・ギャラクティックのロケットは国際的に地球と宇宙の境界線と考えられている地上62マイル(約100キロメートル)を超えておらず、ヴァージン・ギャラクティックで宇宙旅行を行った人の名前の横には「アスタリスク」、つまり注釈が付く恐れがあると述べた。」
余計なお世話だな。
「ユニティは音速のおよそ3倍の速さ(マッハ3)まで加速し、高度55.87マイル(89.9キロメートル)に達した。」
「ユニティが、アメリカ政府が宇宙空間の始まりと考える境界線を超えたのは今回が2度目」
いけね、ネタ元間違えたな・・・(追加参照)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、この記事で思い切り引っ掛かった。
「地球と宇宙の境界線について、世界的に認められた公式な定めはない。たとえば、ちょうど2018年2月、研究者は地球の大気の端は、月を超えて15万マイル(約24万キロメートル)以上に広がっていると述べた。」
はあ?、月はいつからそんなに地球に近づいてきたんだあ?。
(月)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88
「平均公転半径 384,400 km
近地点距離 (q) 363,304km
遠地点距離 (Q) 405,495km」
まあ、どーせ単位絡みの誤訳だろうと、リンクが張られている記事を見てみる。
(地球の空気供給は、宇宙に40万マイル近く到達する可能性があります—これまでのところ、月は常に空を飛んでいます)
https://www.businessinsider.com/earth-atmosphere-extends-beyond-moon-hydrogen-gas-cloud-2019-2?utm_source=intl&utm_medium=ingest
「月は、平均距離238,856マイルの距離で地球を周回しています。」(38,4401,470m:浮沈子注)
「月は地球の大気圏を飛行している」
この研究は、SOHOのセンサーによる紫外線の測定データを分析したことによるとある。
「約23年間運用されているSOHOには、SWAN(「Solar Wind ANisotropies」の略)と呼ばれる紫外線記録装置が搭載されています。」
「SWANからの20年前の観測を注意深く再分析」
「地球の裏側、その暗い側では、太陽風からの圧力により、惑星の最も外側の大気が、約391,000マイル(630,000キロ)の深宇宙まで伸びる球根状の尾部に押し出されます。」
これについては、我が国でも独自の研究が上がっている。
(24万km以上まで広がる地球水素コロナの撮像に世界で初めて成功
超小型深宇宙探査機「PROCYON」に搭載された望遠鏡「LAICA」)
https://www.rikkyo.ac.jp/news/2017/12/mknpps0000008601.html
「2015年1月9日に、地球から1500万km離れた宇宙空間において、地球水素コロナ(水素原子の発光現象)の撮像に成功し、地球起源の水素原子が24万km以上遠方まで到達している様子を世界で初めて捉えました。」
さっきの記事にも、ジオコロナとか出てたからな。
コロナ繋がりで記事にすることにした(テキトーです)。
「地球や太陽系の惑星だけでなく、太陽系外の惑星でも水素大気が検出されています。地球では、金星・火星と異なり、海洋の存在によって水素大気が大きく広がっています。その広がりを捉えることで、地球のように海があり生命をはぐくむ可能性のある惑星か、金星・火星のように荒れ果てた惑星か区別することができるため、水素大気の観測は、地球に似た惑星の探索のために重要と考えています。」
ふん、水素大気を検出して評価し、系外惑星の海の存在を推定するってかあ?。
まあいい。
地球外生命の存在に冷淡な浮沈子としては、そんなもんで大騒ぎされたらたまらんからな。
業界の予算獲得ツールとして、地球外生命探査が通行証のように使われていることはお見通しさ・・・。
ライマンアルファ線の波長は121.6 nmとある。
先日調べた新型コロナ対策の紫外線波長より、更に短い遠紫外線C波だ。
(お先真っ暗の新型コロナの時代を照らす一筋の光明となるか:遠紫外線C波(見えないけど))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/05/16/9247227
「「遠紫外線C波」と呼ばれる、波長が約205~230nmのもの。人体の細胞に到達しないため、目や皮膚に照射しても問題ない」
さて、問題は宇宙との境界がどこにあるのかということだ。
地球大気圏が、63万km以上に広がっているとすると、確かに38万キロ程度の月なんて、地球大気圏内を回っていることになる。
しかし、まあ、月まで行けば宇宙に出たことにしてもいいんじゃないか。
(外気圏)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%B0%97%E5%9C%8F
「外気圏(がいきけん、exosphere)は、大気層のうち、最も外側の層である。さらにその外側の宇宙空間との境界部分は、Surface boundary exosphere:SBE、表面境界外気圏という」
「高さは約10,000 kmに及ぶ。外気圏からは大気の気体分子や原子が宇宙空間に大量に流出している。人工衛星の軌道では低軌道の上半分と中軌道の下半分に相当する。」
その境界が、63万kmになったわけだ。
今後の観測技術の進歩で、さらに遠くまで広がっていることが確認されるかもしれない。
どっかで、境目決めないとな。
誤訳やっちまったビジネスインサイダーの記事には、米国の定義が出ている。
「地球の空気圧は高度が上がると劇的に小さくなり、翼による揚力は地上50マイル(約80キロメートル)を超えると失われる。そのため、NASAとアメリカ空軍は地球と宇宙の境界線は高度50マイルと考えている。」
カーマンラインは、通常高度100kmとされているが、どうもそうでもないらしい。
「航空工学の父セオドア・フォン・カルマン(Theodore von Kármán)にちなんで「カルマンライン」と呼ばれている。カルマンは著書「The Wind and Beyond」の中で、高度57マイル(約92キロメートル)以上では「揚力を生み出す空気は存在しない」と記した。」
元々、翼を持った航空機に実用的な揚力を与えることができるかどうかが基準なわけだ。
ベゾスのニューシェパードが翼を持たない宇宙船で、ブランソンのユニティが翼を持っているところがミソか(ユニティは、着陸の時に使うみたいだがな)。
「私が『今年』と言ったのは初めて。ここ数年、私は『来年』と言い続けてきた」
残念ながら、ニューシェパードは昨年も有人で上がることはなかった。
バージンが新型コロナの影響で火の車になっていることを考えれば、ユニティだって、いつどうなるか分からんけどな。
弾道飛行を巡って、目くそ鼻くその重箱の隅を突くような話になっちまってるのが悲しい・・・。
おっと、ワイアードの記事を読んでる途中だったな。
地球大気圏内を周っているISS(高度約400km)の近所を、宇宙空間と呼んでいいかどうか。
時折、リブーストしてやらないと、大気の抵抗で地上に落っこちて来るわけだからな。
かといって、もちろん揚力を使うわけにもいかない。
浮沈子的には、地球が丸い球体であることを確認できる程度の高さなら、十分宇宙空間と呼んで差し支えない気がする。
(「疑似科学にだまされるな」 人口の7%が地球平面論者 ブラジル)
https://www.afpbb.com/articles/-/3272576
「ブラジルの全人口の7%に当たる1100万人以上が地球は平らだと信じている。」
宇宙旅行が広まって、誰もが地球が丸い球体であることを確認できるようになれば、地球平面論者はいなくなるんだろうか?。
人口の7パーセントだからな(ブラジルの人口は約2億1千万人)。
数人しか乗れないユニティやニューシェパードに乗って確認するには、相当な時間が掛かるだろう。
そもそも、弾道飛行じゃ説得力が足りないかもな。
地球半球説(裏は平面?)とか出てきたりしてな・・・。
<追加>
(ヴァージン・ギャラクティックの「宇宙旅行」が、いよいよ現実のものになる)
https://wired.jp/2018/12/17/virgin-galactic-space-flight/
「リチャード・ブランソン率いるヴァージン・ギャラクティックの有人宇宙船が、宇宙空間への試験飛行に成功した。米国の国土から人類が宇宙に向けて飛び立ったのは、米航空宇宙局(NASA)が2011年にスペースシャトルの打ち上げをやめて以来では初となる。」
おお、やっと見つけた。
えーと、何処の記事だあ?。
ワイアードじゃん!?。
やれやれ・・・。
著者は違うみたいだけど、自分とこの記事くらい、チェックしてね!。
「米連邦航空局(FAA)は、宇宙旅行の時代の幕開けを告げる記念すべき日だとの声明を発表。スタッキーとスターカウに商用宇宙飛行士記章を授与することを明らかにした。」
ははあ、ユニティはNASAの認証じゃなくてFAAなわけだ。
その点では、初出のワイアードの記述(NASAが新たな宇宙船を認証していないこと)は、誤りではないのかも知れないな。
スペースXのスターリンク7が延期され、久々にこうのとり9号機の打ち上げを生で見て(今回は、発射台が燃えることもなく、つまらん打ち上げだったがな)、夜昼逆転の生活になっちまった。
そろそろ、元に戻さなければと、無理して早起きしている。
浮沈子の今朝の体温は34.8度と、測定史上(先月からですが)最低を記録している(低体温症)。
既に3杯目のコーヒーを飲み、エナジードリンクでカフェイン増強。
次の打ち上げはクルードラゴンなんだが、詳細情報(スケジュール等)は出てこない。
仕方がないので、ワイアード日本語版記事でも読もうとしたんだが、3秒後に引っかかった(つーわけで、まだ全部読んでません!)。
(スペースXの「クルードラゴン」、ついに飛行士を乗せて宇宙へ:長く険しかった試験飛行までの道のり)
https://wired.jp/2020/05/22/how-nasa-certifies-new-spacecraft-safe-enough-for-humans/
「スペースシャトルの初飛行が実施された1981年以来、NASAは新たな有人宇宙船の認証を行っていない。米国人宇宙飛行士が米国本土から宇宙に旅立ったのは、スペースシャトル計画が終了した2011年が最後となっている。」
そうなのかあ?。
浮沈子の記憶が確かならば、バージンギャラクティックのユニティ宇宙船は、宇宙空間に出たことになってるんじゃなかったっけえ?。
(ベゾス、ブランソンに噛み付く ── ヴァージン・ギャラクティックの乗客を乗せた初飛行に疑問を呈する)
https://www.businessinsider.jp/post-185905
「リチャード・ブランソンが設立した宇宙旅行企業ヴァージン・ギャラクティックは2月22日(現地時間)、初めてパイロット以外の人を乗せ、NASAが宇宙空間と見なす高度を超えた。」
ユニティがNASAの認証を受けていたかどうかは知らない(追加参照)。
「ベゾスは、ヴァージン・ギャラクティックのロケットは国際的に地球と宇宙の境界線と考えられている地上62マイル(約100キロメートル)を超えておらず、ヴァージン・ギャラクティックで宇宙旅行を行った人の名前の横には「アスタリスク」、つまり注釈が付く恐れがあると述べた。」
余計なお世話だな。
「ユニティは音速のおよそ3倍の速さ(マッハ3)まで加速し、高度55.87マイル(89.9キロメートル)に達した。」
「ユニティが、アメリカ政府が宇宙空間の始まりと考える境界線を超えたのは今回が2度目」
いけね、ネタ元間違えたな・・・(追加参照)。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、この記事で思い切り引っ掛かった。
「地球と宇宙の境界線について、世界的に認められた公式な定めはない。たとえば、ちょうど2018年2月、研究者は地球の大気の端は、月を超えて15万マイル(約24万キロメートル)以上に広がっていると述べた。」
はあ?、月はいつからそんなに地球に近づいてきたんだあ?。
(月)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88
「平均公転半径 384,400 km
近地点距離 (q) 363,304km
遠地点距離 (Q) 405,495km」
まあ、どーせ単位絡みの誤訳だろうと、リンクが張られている記事を見てみる。
(地球の空気供給は、宇宙に40万マイル近く到達する可能性があります—これまでのところ、月は常に空を飛んでいます)
https://www.businessinsider.com/earth-atmosphere-extends-beyond-moon-hydrogen-gas-cloud-2019-2?utm_source=intl&utm_medium=ingest
「月は、平均距離238,856マイルの距離で地球を周回しています。」(38,4401,470m:浮沈子注)
「月は地球の大気圏を飛行している」
この研究は、SOHOのセンサーによる紫外線の測定データを分析したことによるとある。
「約23年間運用されているSOHOには、SWAN(「Solar Wind ANisotropies」の略)と呼ばれる紫外線記録装置が搭載されています。」
「SWANからの20年前の観測を注意深く再分析」
「地球の裏側、その暗い側では、太陽風からの圧力により、惑星の最も外側の大気が、約391,000マイル(630,000キロ)の深宇宙まで伸びる球根状の尾部に押し出されます。」
これについては、我が国でも独自の研究が上がっている。
(24万km以上まで広がる地球水素コロナの撮像に世界で初めて成功
超小型深宇宙探査機「PROCYON」に搭載された望遠鏡「LAICA」)
https://www.rikkyo.ac.jp/news/2017/12/mknpps0000008601.html
「2015年1月9日に、地球から1500万km離れた宇宙空間において、地球水素コロナ(水素原子の発光現象)の撮像に成功し、地球起源の水素原子が24万km以上遠方まで到達している様子を世界で初めて捉えました。」
さっきの記事にも、ジオコロナとか出てたからな。
コロナ繋がりで記事にすることにした(テキトーです)。
「地球や太陽系の惑星だけでなく、太陽系外の惑星でも水素大気が検出されています。地球では、金星・火星と異なり、海洋の存在によって水素大気が大きく広がっています。その広がりを捉えることで、地球のように海があり生命をはぐくむ可能性のある惑星か、金星・火星のように荒れ果てた惑星か区別することができるため、水素大気の観測は、地球に似た惑星の探索のために重要と考えています。」
ふん、水素大気を検出して評価し、系外惑星の海の存在を推定するってかあ?。
まあいい。
地球外生命の存在に冷淡な浮沈子としては、そんなもんで大騒ぎされたらたまらんからな。
業界の予算獲得ツールとして、地球外生命探査が通行証のように使われていることはお見通しさ・・・。
ライマンアルファ線の波長は121.6 nmとある。
先日調べた新型コロナ対策の紫外線波長より、更に短い遠紫外線C波だ。
(お先真っ暗の新型コロナの時代を照らす一筋の光明となるか:遠紫外線C波(見えないけど))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/05/16/9247227
「「遠紫外線C波」と呼ばれる、波長が約205~230nmのもの。人体の細胞に到達しないため、目や皮膚に照射しても問題ない」
さて、問題は宇宙との境界がどこにあるのかということだ。
地球大気圏が、63万km以上に広がっているとすると、確かに38万キロ程度の月なんて、地球大気圏内を回っていることになる。
しかし、まあ、月まで行けば宇宙に出たことにしてもいいんじゃないか。
(外気圏)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%B0%97%E5%9C%8F
「外気圏(がいきけん、exosphere)は、大気層のうち、最も外側の層である。さらにその外側の宇宙空間との境界部分は、Surface boundary exosphere:SBE、表面境界外気圏という」
「高さは約10,000 kmに及ぶ。外気圏からは大気の気体分子や原子が宇宙空間に大量に流出している。人工衛星の軌道では低軌道の上半分と中軌道の下半分に相当する。」
その境界が、63万kmになったわけだ。
今後の観測技術の進歩で、さらに遠くまで広がっていることが確認されるかもしれない。
どっかで、境目決めないとな。
誤訳やっちまったビジネスインサイダーの記事には、米国の定義が出ている。
「地球の空気圧は高度が上がると劇的に小さくなり、翼による揚力は地上50マイル(約80キロメートル)を超えると失われる。そのため、NASAとアメリカ空軍は地球と宇宙の境界線は高度50マイルと考えている。」
カーマンラインは、通常高度100kmとされているが、どうもそうでもないらしい。
「航空工学の父セオドア・フォン・カルマン(Theodore von Kármán)にちなんで「カルマンライン」と呼ばれている。カルマンは著書「The Wind and Beyond」の中で、高度57マイル(約92キロメートル)以上では「揚力を生み出す空気は存在しない」と記した。」
元々、翼を持った航空機に実用的な揚力を与えることができるかどうかが基準なわけだ。
ベゾスのニューシェパードが翼を持たない宇宙船で、ブランソンのユニティが翼を持っているところがミソか(ユニティは、着陸の時に使うみたいだがな)。
「私が『今年』と言ったのは初めて。ここ数年、私は『来年』と言い続けてきた」
残念ながら、ニューシェパードは昨年も有人で上がることはなかった。
バージンが新型コロナの影響で火の車になっていることを考えれば、ユニティだって、いつどうなるか分からんけどな。
弾道飛行を巡って、目くそ鼻くその重箱の隅を突くような話になっちまってるのが悲しい・・・。
おっと、ワイアードの記事を読んでる途中だったな。
地球大気圏内を周っているISS(高度約400km)の近所を、宇宙空間と呼んでいいかどうか。
時折、リブーストしてやらないと、大気の抵抗で地上に落っこちて来るわけだからな。
かといって、もちろん揚力を使うわけにもいかない。
浮沈子的には、地球が丸い球体であることを確認できる程度の高さなら、十分宇宙空間と呼んで差し支えない気がする。
(「疑似科学にだまされるな」 人口の7%が地球平面論者 ブラジル)
https://www.afpbb.com/articles/-/3272576
「ブラジルの全人口の7%に当たる1100万人以上が地球は平らだと信じている。」
宇宙旅行が広まって、誰もが地球が丸い球体であることを確認できるようになれば、地球平面論者はいなくなるんだろうか?。
人口の7パーセントだからな(ブラジルの人口は約2億1千万人)。
数人しか乗れないユニティやニューシェパードに乗って確認するには、相当な時間が掛かるだろう。
そもそも、弾道飛行じゃ説得力が足りないかもな。
地球半球説(裏は平面?)とか出てきたりしてな・・・。
<追加>
(ヴァージン・ギャラクティックの「宇宙旅行」が、いよいよ現実のものになる)
https://wired.jp/2018/12/17/virgin-galactic-space-flight/
「リチャード・ブランソン率いるヴァージン・ギャラクティックの有人宇宙船が、宇宙空間への試験飛行に成功した。米国の国土から人類が宇宙に向けて飛び立ったのは、米航空宇宙局(NASA)が2011年にスペースシャトルの打ち上げをやめて以来では初となる。」
おお、やっと見つけた。
えーと、何処の記事だあ?。
ワイアードじゃん!?。
やれやれ・・・。
著者は違うみたいだけど、自分とこの記事くらい、チェックしてね!。
「米連邦航空局(FAA)は、宇宙旅行の時代の幕開けを告げる記念すべき日だとの声明を発表。スタッキーとスターカウに商用宇宙飛行士記章を授与することを明らかにした。」
ははあ、ユニティはNASAの認証じゃなくてFAAなわけだ。
その点では、初出のワイアードの記述(NASAが新たな宇宙船を認証していないこと)は、誤りではないのかも知れないな。
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