新型コロナから子供たちを守れ!:学校閉鎖はもってのほかと煽る日本小児科学会が推薦する抗マラリア薬 ― 2020年05月24日 07:26
新型コロナから子供たちを守れ!:学校閉鎖はもってのほかと煽る日本小児科学会が推薦する抗マラリア薬
まるで、週刊誌のつり広告みたいな見出しだな・・・。
(「学校閉鎖は効果乏しく 子どもの心身脅かす」 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441071000.html
全世界的に小児の感染率(発症者に限る)が少なく、重症化率も小さいことは周知だ。
学校閉鎖についても、単独で実施した場合の効果については、従来から疑問視されている。
学校を閉鎖したことによる、様々な社会的弊害については、これまでにも散々報道されてきた。
それらを纏める形での報告が上がったというので、一応、元記事にも当たった。
(小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状)
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20200520corona_igakutekikenchi.pdf
「会員・医療関係者 各位」とあるので、一般人が読んで正しく受け取ることができるかは不明だ。
内容は医療者向けの部分が多いけど、平易な日本語で書かれているし、分かりやすいイラストも添えられているので、ド素人お断りという感じではない(感染経路については、浮沈子的には疑問だがな)。
一応、内外の論文等が引用されていて、思い込みや恣意的な発信ではないぞという体裁を取っている。
引用論文は未読だが、ざっと読んで、いくつかの点が気になった。
「SARS-CoV-2 は鼻咽頭よりも便中に長期間そして大量に排泄される。」
「海外のシステマティック・レビューでは、学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しく、逆に医療従事者が仕事を休まざるを得なくなるために COVID-19 死亡率を高める可能性が推定されている。」
「ヨーロッパでも 9 歳の患者が 3 つの学校やスキー学校で有症状のまま 112 名に接触したにもかかわらず、誰にもうつしていなかった事例がある 」(大人でも、8割の感染者は二次感染させないと言われている)
「このように現時点(2020 年 5 月 7 日)までの知見からは、インフルエンザの場合とは異なり、COVID-19 が学校や集団保育の現場でクラスターを起こして拡がっていく可能性は低いと推定される。」
「現時点では、レムデシビルを第一選択、それが使えない場合はヒドロキシクロロキンを推奨している。」(北米の事例として紹介?)
ヒドロキシクロロキンかあ・・・。
全体のトーンとしては、クラスター感染の温床になる可能性は低いから、学校を全面的に再開して弊害を取り除く方がいいという感じ(テキトーです)。
家族感染した小児の患者については、我々が何とかするぞ、と(そうなのかあ?)。
どーせ、経過観察か対症療法で治っちまう事例が殆どだからな。
気楽なもんだ(そんなあ!)。
浮沈子は、以前から新型コロナウイルスの自然宿主はガキンチョ(10歳未満の小児)と見破っている(もちろん、テキトーです)。
彼らは、ガッコが休みなのをいいことに、マスクも付けずに遊びまくっている。
鼻水垂らしながらな。
大声でわめき、叫び、泣きじゃくる。
概ね、群れているしな。
(伊武雅刀 - 子供達を責めないで:動画(?)出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=RiGRbC4n6mc
(子供達を責めないで/伊武雅刀:歌詞)
https://www.joysound.com/web/search/song/24226
まあ、そこまで言わなくても・・・。
流行の第一波(感染研に言わせれば第二波)を乗り切り、明日にでも北海道と首都圏(1都3県)における緊急事態が解除され、全国的に宣言明けとなれば、学校再開の流れにも弾みがつくだろう。
近所のガキどもも、少しは減ってきてホッとすることができるに違いない。
浮沈子は、別に子供が嫌いなわけではない。
ハイリスク集団とはみなされず、系統的な疫学調査の対象にもされず、NYの小児科医の「印象」だけ読んで、80パーセントが罹患しているという妄想に苛まれているだけの話だ。
この記事と報告を読んでも、その妄想が解消されるわけではない。
学校が全面的に再開され、1件のクラスターも発生せず、彼らからの感染事例もなく、1年くらい過ぎれば安心するかもしれない(追加参照)。
何しろ、自然宿主並みに発症しないからな。
ひょっとしたら、彼らが集団免疫を獲得することで社会的伝播が抑止され、感染速度が制御される可能性もある。
社会的距離政策などクソくらえと煽りまくっているブラジルで、今後、どういう結末になるかは、その点でも注目だな。
ヒドロキシクロロキンかあ・・・。
(トランプ氏服用の抗マラリア薬、死亡リスク増大で治療効果みられず=英医学誌)
https://www.bbc.com/japanese/52766529
「患者の死亡リスクを高めるとする研究結果を掲載」
我が国では、治療効果ありという話も出ている。
(【独自】トランプ大統領服用の抗マラリア薬 新型コロナ症状改善の臨床報告)
https://www.fnn.jp/articles/-/43704
「都内の病院が新型コロナウイルス患者23人に抗生剤と併用して投与したところ、2週間で退院できたとする臨床結果を発表」
「新型コロナウイルスの入院患者30人に「ヒドロキシクロロキン」と抗生剤「アジスロマイシン」を併用して投与したところ、死亡した1人以外の29人は症状が改善し、うち23人が入院から平均14.9日で退院」
「(ヒドロキシクロロキンは)妊婦さんを含めた軽症者から、最重症者の患者さん全ての方に投与可能とされる唯一の薬となります」
「薬の製造元は心疾患のある患者に投与した場合、重篤な症状を引き起こす可能性」
どの段階でどのくらいの容量を何と併用して投与すれば効き目があるのかとか、禁忌な基礎疾患は何かなど、解明されるべき点は多い。
一粒飲めば(2粒でもいいですが)、死にそうな患者がたちまち元気に起き上がるような話はない・・・。
(ロシアの女性医療従事者がシースルーな防護服の下にビキニを着て治療にあたり懲戒処分を受ける)
https://gigazine.net/news/20200522-coronavirus-russian-nurse-bikini-gown/
「素晴らしい医療従事者だ!おじいちゃんも人工呼吸器から起き上がるぞ!」
なんか、やらせっぽい気がしないでもないけどな。
話は違うが、浮沈子が棲息する大田区では、感染症病棟に勤務する看護師が罹患した。
(東京 荏原病院 新型コロナ専用病棟の看護師1人が感染 経路不明)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441631000.html
「東京都保健医療公社が運営する大田区の荏原病院は、新型コロナウイルスの患者の看護に当たっていた看護師1人が感染したことを確認」
「30代の女性看護師で、新型コロナウイルス患者を受け入れる専用の病棟で看護に当たっていた」
専用病棟における感染防御が突破されたということなら、病院としては大騒ぎだろうが、市中感染ならそれ以上にヤバい話だ(居住地は都外だそうです:追加)。
続報が気になるところだな。
東京都は、明日には緊急事態解除になる見込みだが、暫くの間は外出を控えた方が無難かもな。
韓国みたいに、感染者の行動経路を公開して、濃厚接触の可能性を確認できる仕掛けが欲しいところだ。
もちろん、浮沈子が感染しても追跡することはできない。
スマホは、おうちでお留守番だからな・・・。
<追加>
(韓国 ナイトクラブの集団感染200人超える 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012439441000.html
「ソウル近郊のインチョン(仁川)では、ナイトクラブを訪れた学習塾の講師から感染が広がっていて、小規模なカラオケ施設を訪れた高校生2人の感染が確認」
「韓国では20日から高校3年生が登校していますが、インチョンでは、60を超える高校で、21日は登校を取りやめました。」
「南部のテグ(大邱)でも21日、新たに高校3年生の感染が確認され、この生徒が通う高校では、いったん登校した生徒たちを急きょ帰宅」
学校がクラスター発生場所となるリスクが小さいなら、バンバン登校させればいいだろうにな。
もっとも、高三じゃあ、ガキンチョとは言えないかもな・・・。
(荏原病院に勤務する看護師の新型コロナウイルス感染について)
http://www.tokyo-hmt.jp/news/2_5ec790e02b9fa/upload/20200522-175008-7854.pdf
「居住地 :都外」
ちょっと、気になる記載もある。
「3 経過等:
・5月 17 日(日曜日):夜勤明けで帰宅。午後7時頃、37.8℃の発熱
・5月 18 日(月曜日):自宅療養。医療機関Aを受診。医療機関Bを紹介される。
・5月 19 日(火曜日):自宅療養。医療機関BにてPCR検査を実施
・5月 21 日(木曜日):自宅療養。検査の結果、「陽性」が判明」
プロの看護師でも、発熱後に一般医療機関を受診するんだな。
発症翌日から4日で陽性確認か。
この時点で、感染からは10日くらいたってるだろうからな。
発症2日前からトレースして、何人が濃厚接触者になっているかは知らない。
市中感染の場合は、トレースの対象はさらに広がる。
しかも、健康観察のみでPCR検査による陽性確認は一切行われない(病院内除く)。
感染研の通達(ガイドライン)によれば、健康観察も電話とかではなく、メールなどで行うことが推奨されている。
院内のトレースについても、怪しい記述がある。
「・職員 24 名のうち、休憩時にマスクなしでの接触があった3名についてはPCR検査を実施」
「5月 22 日(金曜日)午前中に検体を採取」
「残りの 21 名については健康観察中」
スピード感(発熱から5日後に院内濃厚接触者の検体採取)、危機感に欠け(後述)、院内のエアロゾル感染のリスクを考慮した徹底感にも欠ける気がする(PCR検査対象者を絞り込むなど)。
都内感染症中核病院の当該病棟勤務者の感染だからな。
ヤバい話だ。
病棟閉鎖ということになれば、月曜日の緊急事態解除にも影響を与えかねない。
「・所管保健所の見解では、当該職員と接触のあった職員及び患者は濃厚接触者と判断されていない」
そりゃあ、そう言うに決まってるさ。
現在行われている感染防御が破られているという判断は、全世界的パニックを誘発するからな。
忖度、忖度・・・。
まるで、週刊誌のつり広告みたいな見出しだな・・・。
(「学校閉鎖は効果乏しく 子どもの心身脅かす」 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441071000.html
全世界的に小児の感染率(発症者に限る)が少なく、重症化率も小さいことは周知だ。
学校閉鎖についても、単独で実施した場合の効果については、従来から疑問視されている。
学校を閉鎖したことによる、様々な社会的弊害については、これまでにも散々報道されてきた。
それらを纏める形での報告が上がったというので、一応、元記事にも当たった。
(小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状)
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20200520corona_igakutekikenchi.pdf
「会員・医療関係者 各位」とあるので、一般人が読んで正しく受け取ることができるかは不明だ。
内容は医療者向けの部分が多いけど、平易な日本語で書かれているし、分かりやすいイラストも添えられているので、ド素人お断りという感じではない(感染経路については、浮沈子的には疑問だがな)。
一応、内外の論文等が引用されていて、思い込みや恣意的な発信ではないぞという体裁を取っている。
引用論文は未読だが、ざっと読んで、いくつかの点が気になった。
「SARS-CoV-2 は鼻咽頭よりも便中に長期間そして大量に排泄される。」
「海外のシステマティック・レビューでは、学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しく、逆に医療従事者が仕事を休まざるを得なくなるために COVID-19 死亡率を高める可能性が推定されている。」
「ヨーロッパでも 9 歳の患者が 3 つの学校やスキー学校で有症状のまま 112 名に接触したにもかかわらず、誰にもうつしていなかった事例がある 」(大人でも、8割の感染者は二次感染させないと言われている)
「このように現時点(2020 年 5 月 7 日)までの知見からは、インフルエンザの場合とは異なり、COVID-19 が学校や集団保育の現場でクラスターを起こして拡がっていく可能性は低いと推定される。」
「現時点では、レムデシビルを第一選択、それが使えない場合はヒドロキシクロロキンを推奨している。」(北米の事例として紹介?)
ヒドロキシクロロキンかあ・・・。
全体のトーンとしては、クラスター感染の温床になる可能性は低いから、学校を全面的に再開して弊害を取り除く方がいいという感じ(テキトーです)。
家族感染した小児の患者については、我々が何とかするぞ、と(そうなのかあ?)。
どーせ、経過観察か対症療法で治っちまう事例が殆どだからな。
気楽なもんだ(そんなあ!)。
浮沈子は、以前から新型コロナウイルスの自然宿主はガキンチョ(10歳未満の小児)と見破っている(もちろん、テキトーです)。
彼らは、ガッコが休みなのをいいことに、マスクも付けずに遊びまくっている。
鼻水垂らしながらな。
大声でわめき、叫び、泣きじゃくる。
概ね、群れているしな。
(伊武雅刀 - 子供達を責めないで:動画(?)出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=RiGRbC4n6mc
(子供達を責めないで/伊武雅刀:歌詞)
https://www.joysound.com/web/search/song/24226
まあ、そこまで言わなくても・・・。
流行の第一波(感染研に言わせれば第二波)を乗り切り、明日にでも北海道と首都圏(1都3県)における緊急事態が解除され、全国的に宣言明けとなれば、学校再開の流れにも弾みがつくだろう。
近所のガキどもも、少しは減ってきてホッとすることができるに違いない。
浮沈子は、別に子供が嫌いなわけではない。
ハイリスク集団とはみなされず、系統的な疫学調査の対象にもされず、NYの小児科医の「印象」だけ読んで、80パーセントが罹患しているという妄想に苛まれているだけの話だ。
この記事と報告を読んでも、その妄想が解消されるわけではない。
学校が全面的に再開され、1件のクラスターも発生せず、彼らからの感染事例もなく、1年くらい過ぎれば安心するかもしれない(追加参照)。
何しろ、自然宿主並みに発症しないからな。
ひょっとしたら、彼らが集団免疫を獲得することで社会的伝播が抑止され、感染速度が制御される可能性もある。
社会的距離政策などクソくらえと煽りまくっているブラジルで、今後、どういう結末になるかは、その点でも注目だな。
ヒドロキシクロロキンかあ・・・。
(トランプ氏服用の抗マラリア薬、死亡リスク増大で治療効果みられず=英医学誌)
https://www.bbc.com/japanese/52766529
「患者の死亡リスクを高めるとする研究結果を掲載」
我が国では、治療効果ありという話も出ている。
(【独自】トランプ大統領服用の抗マラリア薬 新型コロナ症状改善の臨床報告)
https://www.fnn.jp/articles/-/43704
「都内の病院が新型コロナウイルス患者23人に抗生剤と併用して投与したところ、2週間で退院できたとする臨床結果を発表」
「新型コロナウイルスの入院患者30人に「ヒドロキシクロロキン」と抗生剤「アジスロマイシン」を併用して投与したところ、死亡した1人以外の29人は症状が改善し、うち23人が入院から平均14.9日で退院」
「(ヒドロキシクロロキンは)妊婦さんを含めた軽症者から、最重症者の患者さん全ての方に投与可能とされる唯一の薬となります」
「薬の製造元は心疾患のある患者に投与した場合、重篤な症状を引き起こす可能性」
どの段階でどのくらいの容量を何と併用して投与すれば効き目があるのかとか、禁忌な基礎疾患は何かなど、解明されるべき点は多い。
一粒飲めば(2粒でもいいですが)、死にそうな患者がたちまち元気に起き上がるような話はない・・・。
(ロシアの女性医療従事者がシースルーな防護服の下にビキニを着て治療にあたり懲戒処分を受ける)
https://gigazine.net/news/20200522-coronavirus-russian-nurse-bikini-gown/
「素晴らしい医療従事者だ!おじいちゃんも人工呼吸器から起き上がるぞ!」
なんか、やらせっぽい気がしないでもないけどな。
話は違うが、浮沈子が棲息する大田区では、感染症病棟に勤務する看護師が罹患した。
(東京 荏原病院 新型コロナ専用病棟の看護師1人が感染 経路不明)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200522/k10012441631000.html
「東京都保健医療公社が運営する大田区の荏原病院は、新型コロナウイルスの患者の看護に当たっていた看護師1人が感染したことを確認」
「30代の女性看護師で、新型コロナウイルス患者を受け入れる専用の病棟で看護に当たっていた」
専用病棟における感染防御が突破されたということなら、病院としては大騒ぎだろうが、市中感染ならそれ以上にヤバい話だ(居住地は都外だそうです:追加)。
続報が気になるところだな。
東京都は、明日には緊急事態解除になる見込みだが、暫くの間は外出を控えた方が無難かもな。
韓国みたいに、感染者の行動経路を公開して、濃厚接触の可能性を確認できる仕掛けが欲しいところだ。
もちろん、浮沈子が感染しても追跡することはできない。
スマホは、おうちでお留守番だからな・・・。
<追加>
(韓国 ナイトクラブの集団感染200人超える 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012439441000.html
「ソウル近郊のインチョン(仁川)では、ナイトクラブを訪れた学習塾の講師から感染が広がっていて、小規模なカラオケ施設を訪れた高校生2人の感染が確認」
「韓国では20日から高校3年生が登校していますが、インチョンでは、60を超える高校で、21日は登校を取りやめました。」
「南部のテグ(大邱)でも21日、新たに高校3年生の感染が確認され、この生徒が通う高校では、いったん登校した生徒たちを急きょ帰宅」
学校がクラスター発生場所となるリスクが小さいなら、バンバン登校させればいいだろうにな。
もっとも、高三じゃあ、ガキンチョとは言えないかもな・・・。
(荏原病院に勤務する看護師の新型コロナウイルス感染について)
http://www.tokyo-hmt.jp/news/2_5ec790e02b9fa/upload/20200522-175008-7854.pdf
「居住地 :都外」
ちょっと、気になる記載もある。
「3 経過等:
・5月 17 日(日曜日):夜勤明けで帰宅。午後7時頃、37.8℃の発熱
・5月 18 日(月曜日):自宅療養。医療機関Aを受診。医療機関Bを紹介される。
・5月 19 日(火曜日):自宅療養。医療機関BにてPCR検査を実施
・5月 21 日(木曜日):自宅療養。検査の結果、「陽性」が判明」
プロの看護師でも、発熱後に一般医療機関を受診するんだな。
発症翌日から4日で陽性確認か。
この時点で、感染からは10日くらいたってるだろうからな。
発症2日前からトレースして、何人が濃厚接触者になっているかは知らない。
市中感染の場合は、トレースの対象はさらに広がる。
しかも、健康観察のみでPCR検査による陽性確認は一切行われない(病院内除く)。
感染研の通達(ガイドライン)によれば、健康観察も電話とかではなく、メールなどで行うことが推奨されている。
院内のトレースについても、怪しい記述がある。
「・職員 24 名のうち、休憩時にマスクなしでの接触があった3名についてはPCR検査を実施」
「5月 22 日(金曜日)午前中に検体を採取」
「残りの 21 名については健康観察中」
スピード感(発熱から5日後に院内濃厚接触者の検体採取)、危機感に欠け(後述)、院内のエアロゾル感染のリスクを考慮した徹底感にも欠ける気がする(PCR検査対象者を絞り込むなど)。
都内感染症中核病院の当該病棟勤務者の感染だからな。
ヤバい話だ。
病棟閉鎖ということになれば、月曜日の緊急事態解除にも影響を与えかねない。
「・所管保健所の見解では、当該職員と接触のあった職員及び患者は濃厚接触者と判断されていない」
そりゃあ、そう言うに決まってるさ。
現在行われている感染防御が破られているという判断は、全世界的パニックを誘発するからな。
忖度、忖度・・・。
相互主義の欺瞞:新型コロナ的鎖国解除に見る危うさ ― 2020年05月24日 10:15
相互主義の欺瞞:新型コロナ的鎖国解除に見る危うさ
感染者の検知能力については、天と地ほどの違いがある世界各国。
アクティブな感染者がどの程度市中にいるかなんて、実測出来っこない我が国の状況は棚に置くとして、我が国の10倍以上の検査能力を誇る韓国にしても、昨日、有症感染者ゼロを記録した中国にしても、分かりっこないのだ。
当然我が国だって、そんなもんを知る術はない(棚上げにしたんじゃなかったっけえ?:追加)。
PCR検査は、たとえ陰性であったとしても、ウイルス不存在の証明にはならないし、抗原検査(今のところ)、抗体検査(原理的に無理)も同様だ。
現在は、症状と組み合わせて診断しなければ、たとえ検査陽性でも、誤検出を疑うことになる。
全世界で、毎日全員がPCR検査受けるとか(とにかく、擬陽性でも何でも、+と出たら即隔離!)、集団免疫(ワクチン含む)が成立して、まず、めったに感染者にお目にかかることはない(10年に1人出たら大騒ぎ!)くらいにならなければ、安心して海外旅行などできるようにはならない(そんなあ!)。
そういうありえねー状況認識の浮沈子からすれば、この記事はもってのほかだな。
(入国制限解除、次の課題に 交流再開急ぐも感染リスク―新型コロナ)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700137&g=pol
「いつまでも鎖国をしているわけにはいかない」
江戸幕府は、確か300年くらい鎖国してたような気がするけどな(相変わらず歴史苦手な浮沈子・・・)。
「政府関係者も、相互主義を前提に「抗体検査やPCR検査などで、陰性証明があれば中国などに行けるように考えている」と認める。」
そんなもんが当てにならないことは、吉林省や武漢の状況、ソウルやインチョン、テグの事例を見れば明らかだ。
「貿易立国で、訪日外国人旅行者(インバウンド)を成長戦略の柱に据え、来年7~9月には延期した東京五輪・パラリンピックの開催を掲げる日本にとって、対外交流の早期再開は避けて通れない重要課題」
世界のどの国でも、命か金かの選択を迫られている(概ね、金優先?)。
例外はベトナムくらいか。
(新型コロナの死者ゼロ 厳格な対策で感染抑制 ベトナム)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200523/k10012442531000.html
「経済的な損害ばかりを気にして、国民の健康をないがしろにするのではなく、国民の命を守ることを最優先した」
「感染を抑え込むことが、海外の投資家や観光客がベトナムに来る前提になる」
いやあ、汚れた布マスクの問題解決の方が先じゃね?(原産国はベトナムと言われている:アベノマスクは、まだ届かず・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
「3月には外国からの帰国者を中心に感染が広がりはじめたことを受け、入国者全員に隔離を実施したほか、外国人の入国を禁止するなど、水際対策を強化しました。また、クラスター=集団感染が発生した地区では、住民が自由に行き来できないよう、地区の入り口をフェンスで封鎖するなど、行動制限も実施しました。」
「政府は先月(4月)1日からは、不要不急の外出を制限したり、スーパーや薬局以外の店舗の営業を停止」
中国とは喧嘩ばかりしているけど、やってることは同じだな。
「これまでのところ、感染の抑制に成功しているが、そもそもの医療水準が高くないことから、一定の感染者が入り込めば対応は難しくなる」
時事通信の記事には、そのベトナムのことも出ている。
「政府関係者によると、既に感染の峠を越えたとされる中国や韓国、もともと感染者数が少ないベトナムなどから、経済活動を活発化させるため、入国禁止措置の撤回などを望む声が寄せられているという。」
うーん、まだ閉鎖しといた方が無難な気がするけどな。
「都市封鎖を解除したところは、どこも感染者がぶり返している」
ある程度は、再度の流行を認めない限り、鎖国解除はあり得ない。
相互主義とか平等互恵とか、耳障りの言い言葉に踊らされれば、しっぺ返しを食らうに決まっている。
インバウンドやオリンピックのことは忘れて(そんなあ!)、300年の鎖国体制を宣言するのがよろしい。
英国は、国内の規制を緩和する一方、水際対策を強化するという方策を取ろうとしている。
(英、入国者を14日隔離 コロナ「第2波」防止へ新ルール)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59496040T20C20A5000000/
「英政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を水際で防ぐため国外からの英国への入国者に対し、宿泊施設などでの14日間の自己隔離を義務付けると発表した。違反者には1000ポンド(約13万1千円)の罰金も科す。」
ちっと罰金が安すぎる気もするけどな(浮沈子が旅行業者なら、保険でカバーしてパック売りまくるところだ:当局の罰金に保険適用があるかどうかは知らない・・・)。
「入国者はまずオンラインなどで英政府に宿泊施設の場所などの情報を提供するよう義務付けられる。英国在住の知人宅やホテルなどは隔離にはそぐわないとみなされ、英政府提供の施設に収容される可能性もある。14日間は公共交通機関の使用や仕事場への通勤は禁じられ、食料や生活必需品のための外出自粛も求められるという厳しい規定だ。」
ダイエットにはちょうどいいかも知れない(英政府提供の施設で出される食事に期待できないことだけは確かだ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
「英領北アイルランドと国境を接するアイルランドからの入国や、収穫期での人手不足が懸念される農業の季節労働者は隔離措置が免除される。物流を担う運輸業者や医療関係者も対象外」
まあ、穴だらけだけどな。
しかし、規制緩和と共に水際対策を緩めようという動きに逆行する点に注目だな。
「国内での感染速度を抑え、壊滅的な第2波を防ぐために導入する」
経済界からは歓迎されないだろうけど、慎重な対応は評価していい。
上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医すといわれる。
300年の鎖国をしないなら、どこかで何らかの開国をしていくことになる。
国内の検査態勢、医療体制、検疫体制の充実、相互監視を担保する仕組み(厄介だな)、重層的複合的構造的な枠組みと、その実施体制が問われる。
紙と鉛筆(ボールペンでもいいですが)とハンコを使って、人海戦術で解決するというのは21世紀的ではないだろう。
じゃあ、中国のサーバーに、濃厚接触歴含む個人情報突っ込まれて大丈夫なのかあ?。
(Zoom日本法人代表に聞く「本当に安全性に問題はないのか」)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19630
「データが中国のサーバを経由した問題はなぜ発生したのか。
佐賀氏 人為的な設定ミスだ。」
それを信じる者は誰もいない・・・。
別に、中国に知られて困ることもないかも知れない。
逆に、韓国とかでは、日本に知られたくないという話もあるかもな。
そういう平等互恵的相互主義的課題をどう克服していくかというのが、問題の本質なんだろう。
電子時代の外交関係か。
新型コロナの時代こそ、国民国家の国境を超えて、相互主義を確立していかなければならないだろうな・・・。
感染者の検知能力については、天と地ほどの違いがある世界各国。
アクティブな感染者がどの程度市中にいるかなんて、実測出来っこない我が国の状況は棚に置くとして、我が国の10倍以上の検査能力を誇る韓国にしても、昨日、有症感染者ゼロを記録した中国にしても、分かりっこないのだ。
当然我が国だって、そんなもんを知る術はない(棚上げにしたんじゃなかったっけえ?:追加)。
PCR検査は、たとえ陰性であったとしても、ウイルス不存在の証明にはならないし、抗原検査(今のところ)、抗体検査(原理的に無理)も同様だ。
現在は、症状と組み合わせて診断しなければ、たとえ検査陽性でも、誤検出を疑うことになる。
全世界で、毎日全員がPCR検査受けるとか(とにかく、擬陽性でも何でも、+と出たら即隔離!)、集団免疫(ワクチン含む)が成立して、まず、めったに感染者にお目にかかることはない(10年に1人出たら大騒ぎ!)くらいにならなければ、安心して海外旅行などできるようにはならない(そんなあ!)。
そういうありえねー状況認識の浮沈子からすれば、この記事はもってのほかだな。
(入国制限解除、次の課題に 交流再開急ぐも感染リスク―新型コロナ)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051700137&g=pol
「いつまでも鎖国をしているわけにはいかない」
江戸幕府は、確か300年くらい鎖国してたような気がするけどな(相変わらず歴史苦手な浮沈子・・・)。
「政府関係者も、相互主義を前提に「抗体検査やPCR検査などで、陰性証明があれば中国などに行けるように考えている」と認める。」
そんなもんが当てにならないことは、吉林省や武漢の状況、ソウルやインチョン、テグの事例を見れば明らかだ。
「貿易立国で、訪日外国人旅行者(インバウンド)を成長戦略の柱に据え、来年7~9月には延期した東京五輪・パラリンピックの開催を掲げる日本にとって、対外交流の早期再開は避けて通れない重要課題」
世界のどの国でも、命か金かの選択を迫られている(概ね、金優先?)。
例外はベトナムくらいか。
(新型コロナの死者ゼロ 厳格な対策で感染抑制 ベトナム)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200523/k10012442531000.html
「経済的な損害ばかりを気にして、国民の健康をないがしろにするのではなく、国民の命を守ることを最優先した」
「感染を抑え込むことが、海外の投資家や観光客がベトナムに来る前提になる」
いやあ、汚れた布マスクの問題解決の方が先じゃね?(原産国はベトナムと言われている:アベノマスクは、まだ届かず・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
「3月には外国からの帰国者を中心に感染が広がりはじめたことを受け、入国者全員に隔離を実施したほか、外国人の入国を禁止するなど、水際対策を強化しました。また、クラスター=集団感染が発生した地区では、住民が自由に行き来できないよう、地区の入り口をフェンスで封鎖するなど、行動制限も実施しました。」
「政府は先月(4月)1日からは、不要不急の外出を制限したり、スーパーや薬局以外の店舗の営業を停止」
中国とは喧嘩ばかりしているけど、やってることは同じだな。
「これまでのところ、感染の抑制に成功しているが、そもそもの医療水準が高くないことから、一定の感染者が入り込めば対応は難しくなる」
時事通信の記事には、そのベトナムのことも出ている。
「政府関係者によると、既に感染の峠を越えたとされる中国や韓国、もともと感染者数が少ないベトナムなどから、経済活動を活発化させるため、入国禁止措置の撤回などを望む声が寄せられているという。」
うーん、まだ閉鎖しといた方が無難な気がするけどな。
「都市封鎖を解除したところは、どこも感染者がぶり返している」
ある程度は、再度の流行を認めない限り、鎖国解除はあり得ない。
相互主義とか平等互恵とか、耳障りの言い言葉に踊らされれば、しっぺ返しを食らうに決まっている。
インバウンドやオリンピックのことは忘れて(そんなあ!)、300年の鎖国体制を宣言するのがよろしい。
英国は、国内の規制を緩和する一方、水際対策を強化するという方策を取ろうとしている。
(英、入国者を14日隔離 コロナ「第2波」防止へ新ルール)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59496040T20C20A5000000/
「英政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を水際で防ぐため国外からの英国への入国者に対し、宿泊施設などでの14日間の自己隔離を義務付けると発表した。違反者には1000ポンド(約13万1千円)の罰金も科す。」
ちっと罰金が安すぎる気もするけどな(浮沈子が旅行業者なら、保険でカバーしてパック売りまくるところだ:当局の罰金に保険適用があるかどうかは知らない・・・)。
「入国者はまずオンラインなどで英政府に宿泊施設の場所などの情報を提供するよう義務付けられる。英国在住の知人宅やホテルなどは隔離にはそぐわないとみなされ、英政府提供の施設に収容される可能性もある。14日間は公共交通機関の使用や仕事場への通勤は禁じられ、食料や生活必需品のための外出自粛も求められるという厳しい規定だ。」
ダイエットにはちょうどいいかも知れない(英政府提供の施設で出される食事に期待できないことだけは確かだ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
「英領北アイルランドと国境を接するアイルランドからの入国や、収穫期での人手不足が懸念される農業の季節労働者は隔離措置が免除される。物流を担う運輸業者や医療関係者も対象外」
まあ、穴だらけだけどな。
しかし、規制緩和と共に水際対策を緩めようという動きに逆行する点に注目だな。
「国内での感染速度を抑え、壊滅的な第2波を防ぐために導入する」
経済界からは歓迎されないだろうけど、慎重な対応は評価していい。
上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医すといわれる。
300年の鎖国をしないなら、どこかで何らかの開国をしていくことになる。
国内の検査態勢、医療体制、検疫体制の充実、相互監視を担保する仕組み(厄介だな)、重層的複合的構造的な枠組みと、その実施体制が問われる。
紙と鉛筆(ボールペンでもいいですが)とハンコを使って、人海戦術で解決するというのは21世紀的ではないだろう。
じゃあ、中国のサーバーに、濃厚接触歴含む個人情報突っ込まれて大丈夫なのかあ?。
(Zoom日本法人代表に聞く「本当に安全性に問題はないのか」)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19630
「データが中国のサーバを経由した問題はなぜ発生したのか。
佐賀氏 人為的な設定ミスだ。」
それを信じる者は誰もいない・・・。
別に、中国に知られて困ることもないかも知れない。
逆に、韓国とかでは、日本に知られたくないという話もあるかもな。
そういう平等互恵的相互主義的課題をどう克服していくかというのが、問題の本質なんだろう。
電子時代の外交関係か。
新型コロナの時代こそ、国民国家の国境を超えて、相互主義を確立していかなければならないだろうな・・・。
カリフォルニアの憂鬱:カナダに匹敵する人口と感染者数 ― 2020年05月24日 10:56
カリフォルニアの憂鬱:カナダに匹敵する人口と感染者数
人口約4千万人(全米一)のカリフォルニア州は、2月にサンフランシスコが独自の非常事態を宣言するなど、全米に先駆けてコロナ対策に取り組んできた。
(サンフランシスコ市、非常事態宣言発令 新型コロナで)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56130810X20C20A2FF1000/
「サンタクララ郡が今月10日に出しているほか、州南部のサンディエゴ郡も追随」(サンディエゴ郡は14日に発令)
「サンフランシスコ市も25日に発令」(この時点で市内の感染者はゼロだ。)
「26日にはロサンゼルス市に近いオレンジ郡が宣言を発令」(このほか、ソラノ郡で27日、プレイス郡で3月3日に発令されている。)
州の感染者の半分を出しているロサンゼルス郡では、先月から前代未聞の無制限PCR検査(全住民対象、回数無制限、無料)を導入しているしな。
(米ロサンゼルス市、無料の新型ウイルス検査を全市民に 無症状でも)
https://www.bbc.com/japanese/52497193
「自分が周りの人にうつしてしまう危険がないという、その安心感に値段はつけられない」(BBCはロサンゼルス市と報じているが、検査対象者はロサンゼルス郡全域が正しい。)
もっとも、PCR検査で陰性の結果であっても直ちに感染していないと判断することはできない(時間を置いて、複数回検査する必要がある)。
ロスがスゴイのは、回数に制限がないことだな。
浮沈子がイメージしている、毎朝体温を測るように、PCR検査するということだって、制度的には可能になっている(検査場が予約できなきゃ無理だけどな:検体も喀痰入りの唾液のみだし・・・)。
まあいい。
要は、見かけ上、やれることはやっているということだ。
それにしては、新規感染者数は微増状態が継続していて、一向に終息の気配がない(現在も、新規感染者は2千人程度で推移している:BBCの記事の写真には、ビーチに溢れる人々が!:無理もないか・・・)。
州ごとの報告でも、23日現在で感染者は90631人となり、人口的には同規模のカナダ(83,621人)を上回っている(死者はやや少ない)。
カナダは、すでにピークアウトしているので、差は開くばかりだ(新規感染者は1200人程度)。
リニアに増加し続ける感染者が、いつになったら減少に転じるかは見えない。
米国全体で減少傾向が明確になっているにもかかわらず、また、カリフォルニア州が早期に対策を講じているにもかかわらず、感染の勢いが続いているというのは不思議な気がする。
ちなみに、カリフォルニア州が非常事態宣言を行ったのは3月4日(カリフォルニアでの最初の死がプレーサー郡で発生した)、全米で国家非常事態が宣言されたのは3月13日だ。
<追加>
(中国発欧州経由という不都合な真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/05/01/9241416
忘れてたけど、そういえば米国は西海岸と東海岸でウイルスの分布が異なっていたからな。
型式の違いが何らかの影響を与えている可能性もある(未確認)。
人口約4千万人(全米一)のカリフォルニア州は、2月にサンフランシスコが独自の非常事態を宣言するなど、全米に先駆けてコロナ対策に取り組んできた。
(サンフランシスコ市、非常事態宣言発令 新型コロナで)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56130810X20C20A2FF1000/
「サンタクララ郡が今月10日に出しているほか、州南部のサンディエゴ郡も追随」(サンディエゴ郡は14日に発令)
「サンフランシスコ市も25日に発令」(この時点で市内の感染者はゼロだ。)
「26日にはロサンゼルス市に近いオレンジ郡が宣言を発令」(このほか、ソラノ郡で27日、プレイス郡で3月3日に発令されている。)
州の感染者の半分を出しているロサンゼルス郡では、先月から前代未聞の無制限PCR検査(全住民対象、回数無制限、無料)を導入しているしな。
(米ロサンゼルス市、無料の新型ウイルス検査を全市民に 無症状でも)
https://www.bbc.com/japanese/52497193
「自分が周りの人にうつしてしまう危険がないという、その安心感に値段はつけられない」(BBCはロサンゼルス市と報じているが、検査対象者はロサンゼルス郡全域が正しい。)
もっとも、PCR検査で陰性の結果であっても直ちに感染していないと判断することはできない(時間を置いて、複数回検査する必要がある)。
ロスがスゴイのは、回数に制限がないことだな。
浮沈子がイメージしている、毎朝体温を測るように、PCR検査するということだって、制度的には可能になっている(検査場が予約できなきゃ無理だけどな:検体も喀痰入りの唾液のみだし・・・)。
まあいい。
要は、見かけ上、やれることはやっているということだ。
それにしては、新規感染者数は微増状態が継続していて、一向に終息の気配がない(現在も、新規感染者は2千人程度で推移している:BBCの記事の写真には、ビーチに溢れる人々が!:無理もないか・・・)。
州ごとの報告でも、23日現在で感染者は90631人となり、人口的には同規模のカナダ(83,621人)を上回っている(死者はやや少ない)。
カナダは、すでにピークアウトしているので、差は開くばかりだ(新規感染者は1200人程度)。
リニアに増加し続ける感染者が、いつになったら減少に転じるかは見えない。
米国全体で減少傾向が明確になっているにもかかわらず、また、カリフォルニア州が早期に対策を講じているにもかかわらず、感染の勢いが続いているというのは不思議な気がする。
ちなみに、カリフォルニア州が非常事態宣言を行ったのは3月4日(カリフォルニアでの最初の死がプレーサー郡で発生した)、全米で国家非常事態が宣言されたのは3月13日だ。
<追加>
(中国発欧州経由という不都合な真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2020/05/01/9241416
忘れてたけど、そういえば米国は西海岸と東海岸でウイルスの分布が異なっていたからな。
型式の違いが何らかの影響を与えている可能性もある(未確認)。
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