カッチブーに続いてむりぽ:新人類な感染症専門医が解く抗体価低下と新型コロナのただの風邪への道 ― 2020年06月22日 09:28
カッチブーに続いてむりぽ:新人類な感染症専門医が解く抗体価低下と新型コロナのただの風邪への道
新型コロナでは、強力なワクチンが作れないかもしれない。
中国の研究で分かってきた抗体価の低下(中和抗体含む)で、ガックリしている浮沈子。
スウェーデンが一人勝ちする状況に近づいている(そういうことかあ?)。
そのスウェーデンにしても、単に早期に感染が広がったというだけで、経済的メリットなく新たな生活様式に移っただけということになる。
まあ、我が国との違いは、マスク着用の有無程度だがな。
我が国が300年掛かるところを、3年くらいで達成することになる(テキトーです)。
それも、集団免疫というキッチリした成果ではなく、通年流行し続けるただの風邪になるまでというスッキリしない結末なわけだ。
(新型コロナに集団免疫は期待できない? 罹患後数ヶ月で抗体が陰性になるという報告をどう解釈すべきか)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200621-00184351/
「最も関心が寄せられるであろう点は、これらの抗体が陰性になった症例は再び新型コロナに感染する(のか)ということでしょう。」(カッコ内浮沈子追加)
「これに関してはまだ何とも言えません。」
「抗体というのはヒトの免疫のうち「液性免疫」という免疫を見るための指標になりますが、ヒトの免疫には「液性免疫」だけでなく「細胞性免疫」というものもあり、液性免疫の指標である抗体は免疫の一部分を見ているに過ぎません。」
「一度感染すると次にウイルスに暴露した際にメモリー細胞から急速かつ大量の抗体が産生されることで発症を防ぐ既往抗体反応(anamnestic immune response)が起こる」
「今回の研究結果によって抗体が早期に低下し、中には陰性になる事例があるからといって即「集団免疫むりぽ」とは言えません。」
むりぽ→むりっぽい?。
「今後、実際に再感染した事例が報告されれば、抗体価の低下と再感染のリスクが相関すると言えるかもしれません。そうなると、集団免疫の実現は遠のく」
今後の推移に注目だが、先生はもちっと先を見ている。
「ヒトに感染するコロナウイルスとして以前から知られていたヒトコロナウイルスは、一度感染しても再感染することが知られており、これは抗体が早期に減少するためと考えられています。」
「再感染時にはウイルス排出期間が短くなったり、症状が軽減される」
「ヒトが何度も新型コロナウイルスに感染するということになれば、感染するたびに徐々に病原性は軽減され、将来的には風邪の病原体の一つとしてヒトや動物の間を循環するようになるのかもしれません。」
そうなるためには、感染を繰り返さなければならないわけで、彼が主張する結論とは矛盾してしまうような気がするんだがな。
「三密を避ける、こまめに手洗いをするなど個人個人にできる感染対策を地道に続けていきましょう。」
人類が新型コロナと共存するかどうかという大局的な話とは別に、個人が罹患して被る被害は甚大だ。
高齢者や免疫低下基礎疾患有病者は重症化しやすく、死に至る確率も高い。
若年であってもサイトカインストームが起これば命に係わる。
重症の場合はもちろん、軽症で済んでも肺などに重篤な回復不能の後遺症を残す場合もある(一生、在宅酸素のお世話になるかも)。
そういう状況を何度も潜り抜けない限り、新型コロナがただの風邪になることはないのだ。
我々の先祖は、旧型コロナをそうやって無害化してきた(ただの風邪だって、無害じゃないですけど)。
3年で決着がつくわけではなく、たぶん300年でも無理だろう。
3千年とか3万年くらいの長い時間をかけて、徐々に種としての耐性を獲得していくのだ。
共存というのは、そういうことを指す。
我々の世代で共存しようなどとは思わない方がいい。
そうはいっても、現実の話としてはそんなには待てない。
生身の生物としての共存ではないけど、キレと持ちの悪いワクチンとか、万能の特効薬ではなくても、なんとか回復できる程度の治療薬が出来れば、まあ、準共存くらいには持ち込めるかもしれない。
現在、医療というキュアな世界で行われているのはそういうレベルの話だ。
宇宙戦争(オーソンウェルズのラジオドラマで有名になったやつ)に出てくる火星人(1938年には、少なくとも米国人は火星人を信じてたんだな)がやられちゃうような大体の細菌やウイルスは、人類が自前で獲得した免疫でやっつけてるわけだからな。
人類の種としての生存を保証するためには、最低限、世代交代を行うのに必要な期間を一定数が生き延びればいい。
ジジババ中心に致死率が高い新型コロナは、その意味では人類の脅威じゃない。
もっと個々のレベル、高齢者を抱える家族とか、老人ホームとか、そういう次元では脅威だ。
免疫低下疾患患者も含めてな。
若年者のサイトカインストームは、その意味では脅威だ。
が、有難いことに、その割合は低い。
子供たちが、早期に繰り返し罹患して、個体としての免疫を獲得することができればそれはそれでいいのかも知れない。
やつらは、めったに重症化しないしな。
それこそ、ただの風邪だ。
その意味では、30年くらいで準集団免疫は確保できるかもしれない。
スウェーデンの勝ちかもな(ジジババはICUに送らず、小中学生は通学している)。
(集団免疫目指したはずが命の選別に…死亡率突出のスウェーデン)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36908
「保健当局によると、集中治療室に運んだ患者のうち七十歳以上は約22%、八十歳以上は3・5%のみ。医療崩壊を防ぎたい政府は「高齢患者をむやみに病院に連れて行かない」とのガイドラインを現場に通達していた」
「「命の選別」だと非難の声が上がった。」
我々の社会は、多かれ少なかれ、何らかの形で命の選別を行っている。
それを許容するかどうかを決めるのは、その社会だ。
ジジババはテキトーに治療して、ダメなら死んでいいというのが、スウェーデンの合意なら、それはそれで仕方ない。
我が国だって、新型コロナの死者のうち、85パーセントは人工呼吸器なんて付けずに亡くなっているのだ。
人のことは言えない。
抗体価の低下が、トータルでの免疫獲得にどれ程の影響があるのかは知らない(おそらく、世界で誰も知らないだろうな)。
ワクチンが出来て普及したとしても、はしか(麻疹)のように、キッチリとした効果が現れる保証はない。
特効薬が出るのを待つしかない。
現世利益を追求するしかない浮沈子的には、そこに期待するのが精一杯だ。
カッチブーに続いて、むりぽ。
忽那せんせの記事を読むのは、暗号解読みたいだな・・・。
<追加>
(無症候性SARS-CoV-2感染の臨床的および免疫学的評価)
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0965-6
このページは、自動翻訳で全文読めた。
メインテーマは、無症候性キャリアによる感染(サイレントスプレッダー)の話なんだな(その要素としての疫学的および臨床的特徴、ウイルスレベル、免疫応答)。
図3の抗体価(IgG及び中和率)変化のグラフ(c、d)を見ると、低下している症例が多いが、中には増加している症例があることが分かる。
浮沈子的には、そっちの方が気になるな。
新型コロナでは、強力なワクチンが作れないかもしれない。
中国の研究で分かってきた抗体価の低下(中和抗体含む)で、ガックリしている浮沈子。
スウェーデンが一人勝ちする状況に近づいている(そういうことかあ?)。
そのスウェーデンにしても、単に早期に感染が広がったというだけで、経済的メリットなく新たな生活様式に移っただけということになる。
まあ、我が国との違いは、マスク着用の有無程度だがな。
我が国が300年掛かるところを、3年くらいで達成することになる(テキトーです)。
それも、集団免疫というキッチリした成果ではなく、通年流行し続けるただの風邪になるまでというスッキリしない結末なわけだ。
(新型コロナに集団免疫は期待できない? 罹患後数ヶ月で抗体が陰性になるという報告をどう解釈すべきか)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200621-00184351/
「最も関心が寄せられるであろう点は、これらの抗体が陰性になった症例は再び新型コロナに感染する(のか)ということでしょう。」(カッコ内浮沈子追加)
「これに関してはまだ何とも言えません。」
「抗体というのはヒトの免疫のうち「液性免疫」という免疫を見るための指標になりますが、ヒトの免疫には「液性免疫」だけでなく「細胞性免疫」というものもあり、液性免疫の指標である抗体は免疫の一部分を見ているに過ぎません。」
「一度感染すると次にウイルスに暴露した際にメモリー細胞から急速かつ大量の抗体が産生されることで発症を防ぐ既往抗体反応(anamnestic immune response)が起こる」
「今回の研究結果によって抗体が早期に低下し、中には陰性になる事例があるからといって即「集団免疫むりぽ」とは言えません。」
むりぽ→むりっぽい?。
「今後、実際に再感染した事例が報告されれば、抗体価の低下と再感染のリスクが相関すると言えるかもしれません。そうなると、集団免疫の実現は遠のく」
今後の推移に注目だが、先生はもちっと先を見ている。
「ヒトに感染するコロナウイルスとして以前から知られていたヒトコロナウイルスは、一度感染しても再感染することが知られており、これは抗体が早期に減少するためと考えられています。」
「再感染時にはウイルス排出期間が短くなったり、症状が軽減される」
「ヒトが何度も新型コロナウイルスに感染するということになれば、感染するたびに徐々に病原性は軽減され、将来的には風邪の病原体の一つとしてヒトや動物の間を循環するようになるのかもしれません。」
そうなるためには、感染を繰り返さなければならないわけで、彼が主張する結論とは矛盾してしまうような気がするんだがな。
「三密を避ける、こまめに手洗いをするなど個人個人にできる感染対策を地道に続けていきましょう。」
人類が新型コロナと共存するかどうかという大局的な話とは別に、個人が罹患して被る被害は甚大だ。
高齢者や免疫低下基礎疾患有病者は重症化しやすく、死に至る確率も高い。
若年であってもサイトカインストームが起これば命に係わる。
重症の場合はもちろん、軽症で済んでも肺などに重篤な回復不能の後遺症を残す場合もある(一生、在宅酸素のお世話になるかも)。
そういう状況を何度も潜り抜けない限り、新型コロナがただの風邪になることはないのだ。
我々の先祖は、旧型コロナをそうやって無害化してきた(ただの風邪だって、無害じゃないですけど)。
3年で決着がつくわけではなく、たぶん300年でも無理だろう。
3千年とか3万年くらいの長い時間をかけて、徐々に種としての耐性を獲得していくのだ。
共存というのは、そういうことを指す。
我々の世代で共存しようなどとは思わない方がいい。
そうはいっても、現実の話としてはそんなには待てない。
生身の生物としての共存ではないけど、キレと持ちの悪いワクチンとか、万能の特効薬ではなくても、なんとか回復できる程度の治療薬が出来れば、まあ、準共存くらいには持ち込めるかもしれない。
現在、医療というキュアな世界で行われているのはそういうレベルの話だ。
宇宙戦争(オーソンウェルズのラジオドラマで有名になったやつ)に出てくる火星人(1938年には、少なくとも米国人は火星人を信じてたんだな)がやられちゃうような大体の細菌やウイルスは、人類が自前で獲得した免疫でやっつけてるわけだからな。
人類の種としての生存を保証するためには、最低限、世代交代を行うのに必要な期間を一定数が生き延びればいい。
ジジババ中心に致死率が高い新型コロナは、その意味では人類の脅威じゃない。
もっと個々のレベル、高齢者を抱える家族とか、老人ホームとか、そういう次元では脅威だ。
免疫低下疾患患者も含めてな。
若年者のサイトカインストームは、その意味では脅威だ。
が、有難いことに、その割合は低い。
子供たちが、早期に繰り返し罹患して、個体としての免疫を獲得することができればそれはそれでいいのかも知れない。
やつらは、めったに重症化しないしな。
それこそ、ただの風邪だ。
その意味では、30年くらいで準集団免疫は確保できるかもしれない。
スウェーデンの勝ちかもな(ジジババはICUに送らず、小中学生は通学している)。
(集団免疫目指したはずが命の選別に…死亡率突出のスウェーデン)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36908
「保健当局によると、集中治療室に運んだ患者のうち七十歳以上は約22%、八十歳以上は3・5%のみ。医療崩壊を防ぎたい政府は「高齢患者をむやみに病院に連れて行かない」とのガイドラインを現場に通達していた」
「「命の選別」だと非難の声が上がった。」
我々の社会は、多かれ少なかれ、何らかの形で命の選別を行っている。
それを許容するかどうかを決めるのは、その社会だ。
ジジババはテキトーに治療して、ダメなら死んでいいというのが、スウェーデンの合意なら、それはそれで仕方ない。
我が国だって、新型コロナの死者のうち、85パーセントは人工呼吸器なんて付けずに亡くなっているのだ。
人のことは言えない。
抗体価の低下が、トータルでの免疫獲得にどれ程の影響があるのかは知らない(おそらく、世界で誰も知らないだろうな)。
ワクチンが出来て普及したとしても、はしか(麻疹)のように、キッチリとした効果が現れる保証はない。
特効薬が出るのを待つしかない。
現世利益を追求するしかない浮沈子的には、そこに期待するのが精一杯だ。
カッチブーに続いて、むりぽ。
忽那せんせの記事を読むのは、暗号解読みたいだな・・・。
<追加>
(無症候性SARS-CoV-2感染の臨床的および免疫学的評価)
https://www.nature.com/articles/s41591-020-0965-6
このページは、自動翻訳で全文読めた。
メインテーマは、無症候性キャリアによる感染(サイレントスプレッダー)の話なんだな(その要素としての疫学的および臨床的特徴、ウイルスレベル、免疫応答)。
図3の抗体価(IgG及び中和率)変化のグラフ(c、d)を見ると、低下している症例が多いが、中には増加している症例があることが分かる。
浮沈子的には、そっちの方が気になるな。
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