まーたぶっ壊したのかあ?:という絶好のタイミングでスターシップ(用タンク?)のまとめを読む2020年06月25日 14:35

まーたぶっ壊したのかあ?:という絶好のタイミングでスターシップ(用タンク?)のまとめを読む
まーたぶっ壊したのかあ?:という絶好のタイミングでスターシップ(用タンク?)のまとめを読む


一昨日は、2か月以上お休みしていたダイビングの再開。

いきなり、ダブルタンクで、しかも体重は5kg以上増え、沈めないといけないと思ってウエイトも1kg増やしてベルトに6kg(ステンレスプレートとタンクの間に2kg)という超重量級の装備でエントリーする。

何より、ドライスーツが着られるかどうかが最大の問題だったが、あっちこっちひっぱったりして、なんとか着てはみたものの、腕が上がらず、Vドリルは「むりぽ」な感じ。

それより、ダブルタンク担いで立てるかどうかが問題だったが、あっさりと立ててしまって、フィットネス復帰後3週間の筋トレは伊達じゃないという嬉しい結果だった。

潜降、耳抜きも問題なく(さすがに、少し抜けづらかったですが)、あっさりと潜れたが、1本目はトリムやバランスがしっくりこなくて(ウエイトの増加も影響か)、快適とは言えないダイビングだった。

SドリルのCOVID-19バージョンというのをやったが、ランドドリルで混乱したよりも水中の方があっさり出来てしまった。

荻原さんは、これに慣れるのもよくない(いざという時、もらったセカンド咥えずにどーする!?)と気にしていたが、咥える振りを一手間入れれば混乱を防ぐことができるかもしれないと考えた。

まあ、その間は流れを中断させるわけだから、どっちもどっちかも知れないな。

マスクなしスイムも、外したマスクを戻すのではなく、予備マスクと交換する手順に変更(なんか、意味あるのかあ?)。

ポケットパンツからの出し入れに混乱して、練習が必要なことを痛感する。

フロートアップも、最後に浮いてしまった。

やれやれ・・・。

2本目は、Vドリルとマスク交換の復習、レスキュースキル。

案の定、Vドリルは、左右とも手が届かず。

真ん中のアイソレーションバルブに、左手(標準は右手)で辛うじて届く程度。

マスク交換は、1本目よりも落ち着いてできたが、上がってきたらダブルエンダーがポケットからはみ出しているという始末。

まあいい。

レスキューは、ホリゾンタルが取れずに、ブラダーからの排気が出来ずに3mで止まれず、そのままゆっくりと浮上。

でも、まあまあかな(大甘!)。

全般的に、いろいろ問題は多いが、とにかく潜れて良かった。

静岡県は、未だに県外者を歓迎しているとは言えない雰囲気だ。

伊豆縦貫道の入り口の電光掲示板には、都道府県を越える移動は「慎重に」という、ワケワカの表示がされていた。

ウエルカムじゃない感じだなあ・・・。

どーせなら、ハッキリ「来るな」と言えばいいのだ!。

行くけどな・・・。

日帰りの大瀬崎を何とかこなして、昨日は水泳教室(万年、初級クラス)。

山本おねーさんせんせの平泳ぎ(菅田せんせから交代)。

浮沈子的課題は、コンパクトな手の掻き。

肘が開いてしまうのと、顔(あご)を上げ過ぎるのが問題だ。

分かっちゃいるけどやめられない(アホレ、スーイスーイスーダララッタ、スラスラスイスイスーイ!)。

上手くいかなかったのは、筋肉痛(ハンパないっす!)のせいということに。

今日は、その筋肉痛(肩の関節痛も)が辛いのと、浮世の雑事をこなすのためにフィットネスはお休み。

体調も、くしゃみが出たりして万全ではない(旧型コロナか!?)。

体温は35.3度と、ほぼ平熱。

ブログネタを漁っていたら、テスララティがSN7の爆発を記事にしていた。

(SpaceX、Starshipタンクを爆破して新しい金属合金をテスト)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-tank-blown-up-new-alloy/

「304Lと見なされる鋼の種類は、すぐに入手可能であり、SN7までのすべてのStarshipプロトタイプを構築するためにSpaceXが使用した301合金よりも10〜20%だけ高価です。」

なるほどね、材料を変えて、その耐圧性能を見極めるために壊してみたということか。

「脆性を低減することにより、304L鋼で構築されたスターシップは、激しく減圧するのではなく、安定したリークを発生させることにより、はるかに適切に故障することができます。」

「304L鋼製タンクが301タンクの現在の記録である8.5バール(〜125 psi)と一致するか、これを上回った場合、SpaceXは将来のすべてのスターシップタンクを材料から構築する可能性が高くなります。」

いやいや、また、新しい合金を試すとか言って、ぶっ壊し続けることになるに決まっている(そうなのかあ?)。

何時になったら飛び上がるのか、SN5やSN6はどうなったのか(材料は301のまま?)。

「ムスク氏によると、別の304Lテストタンクがすでに開発中であり、SN7の位置をすぐに引き継ぐことができるはずです。同時に、SpaceXはようやく次の実物大の宇宙船プロトタイプ(SN5)を発射台に投入して6月24日までに極低温実証試験、ラプター静的火災、および(できれば)飛行試験を開始する準備ができているようです。」

そろそろワケワカになってきている。

そんな折、例のチェコ語のページで、パーマネントなまとめ記事が出ていた。

(スターシッププロトタイプの概要)
https://www.elonx.cz/prototypy-starship-a-super-heavy/

「SN7テストタンク:
・条件:意図的に破壊された
・最終テスト: 2020年6月23日
・材料: 304Lステンレス鋼」

「スターシップSN6:
・ステータス:テスト準備完了
・素材: 301ステンレス鋼」

「スターシップSN5:
・条件:テスト用のランプ
・最初のテスト: 2020年6月29日?
・素材: 301ステンレス鋼」

つーことは、あれだな、テスララティの記事にある「別の304Lテストタンクがすでに開発中」というのは、SN8ということになるのかも知れない。

ぶっ壊れても、ニュース価値が乏しいスターシッププロトタイプ(プロト「タンク」?)。

まあ、現在の開発ステージは、タンクの最適な素材と構造を探っている段階で、限界耐圧を確認するための破壊試験の真っ最中だからな。

壊れるまで加圧して見なければ、堅牢性が確認できないというのは分かるんだが、それ以外の破壊も起きてるからな(カッコ内浮沈子注記)。

「スターシップSN4:
・状態:破壊された(地上側燃料配管系(コネクター)のトラブル?:想定外)
・最終テスト: 2020年5月29日
・ラプター数: 1」

「スターシップSN3:
・状態:破壊された(低温試験中:想定外)
・最終テスト: 2020年4月3日
・ラプター数: 0」

「SN2テストタンク:
・状態:保存
・最終テスト: 2020年3月9日
・ラプター数: 0」

「スターシップSN1:
・状態:破壊された(低温試験中:溶接の失敗?)
・ラプター数: 0」

「テストタンク(2基あったようです):
・状態:破壊された(1基目は溶接の失敗、2基目は低温圧力試験中:想定内?)
・最終テスト: 28. 1. 2020
・ラプター数: 0」

「スターシップMk2:
・ステータス:破棄(生産基準を満たさず)
・ラプター数: 0」

「スターシップMk1:
・状態:破壊された(低温耐圧試験中:想定内?)
・最終テスト: 2019年11月20日
・ラプター数: 0」

「スターホッパー:
・条件:ラプターテスト用に再構築されます(上部構造は2019年1月に強風により破壊される)
・最終テスト: 2019年8月27日
・素材: 304ステンレス鋼
・ラプター数: 1」

いろいろ理由はあるんだろうが、タンクを含めて原形をとどめているのはSN7を含めて10基(機:スターホッパーは飛んだからな:タンクは2基とカウント)中2基(機)だけだ(SN2とスターホッパーだけ)。

7基は破壊され、1基(Mk2)は破棄された。

スターホッパーの素材が、304ステンレスというのは失念していたが、SN7のと同等かどうかは未確認だ(Lとか付いてるしな)。

厚みは、スターホッパーの方が3倍以上厚い(12.5mm)。

曲がりなりにも飛んだのは、スターホッパー(給水塔:上部は着付けていないため)だけ。

記事を見ると、爆発で失われたラプターエンジンは、SN4に付いていた1基だけだと分かる。

意外に堅実なスペースXのアプローチだな。

タンクの信頼性を確保してからエンジンを付ける。

まあ、当然ですが。

スターホッパーのエンジンは、記事を読むと何度か入れ替えられているようだ。

もう、1年も前の話だがな。

次の試験がいつ行われるのかは知らない(記事では、24日とか書いてありますが)。

スターシップの試験=吹っ飛ぶ(ぶっ壊れる)という不変の真理(そんなあ!)が変わるのはいつのことやら・・・。

カリフォルニア、テキサス、フロリダ:隣の芝生が気になる米国新規確認感染者数の反転増加2020年06月25日 17:41

カリフォルニア、テキサス、フロリダ:隣の芝生が気になる米国新規確認感染者数の反転増加
カリフォルニア、テキサス、フロリダ:隣の芝生が気になる米国新規確認感染者数の反転増加


5月末くらいまで、緩やかに低下を続けていた米国の新規確認感染者数が、6月になって増加に転じた(時期は、まあ、テキトーです)。

各州政府の公式発表に基づくウィキの英語版の全米感染者数、死者数を追っている。

各州別に見ているわけではないけど、ざっと眺め渡したり、各州別ではない米国のパンデミックのページを見たりしながら一喜一憂する。

NYが収まってきて、近隣のニュージャージーとかマサチューセッツとかも収まってきた。

それでも、NYでは毎日600人とか700人の新規感染者を報告している。

我が国の10倍の規模で、人口2千万人の州が感染を広げ続けているのだ。

そのNYのちょうど2倍の人口を有するカリフォルニア州が、爆発的新規感染者数を報告している。

昨日の感染者数は、7149人。

べらぼーめ・・・。

報告が集中しているのかもしれないが、もちろん過去最大。

NYが7千人台を報告したのが3月27日。

その19日後(4月15日)には、11571人という最大感染者数を報告している。

やれやれ・・・。

加州が同様の経過をたどるかどうかは分からない。

徐々に感染者数を増やしながら、長期に渡って継続的な感染が続いている。

流行の中心地はロサンゼルス市周辺の人口密集地域だが、それ以外の地域でも広がってきているようだ。

ロサンゼルス郡は、ドライブスルー方式のPCR検査を、症状の有無にかかわらず全住民を対象に回数無制限かつ無料で実施しているが、その効果は見えてこない。

詳細は調べていないけど、テキサス、フロリダも爆発中だ(いずれも、1日5千人超え)。

米国全体でも、半数の州が増加傾向にあると言われている。

流行の中心地は、東部から西部、南部へと移っている。

ドクターファウチは、ここ数週間の対応が重要といっているが、ボスのトランプさんは検査するから陽性者が増えるといって、検査数を抑制しろと叫んでいるらしい(具体的な政策指示はないようで、例によって単なるボヤキのようですが)。

(米コロナ対策専門家「感染者急増 今後数週間の対応が重要」)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200624/k10012481891000.html

「ファウチ氏は、フロリダ州やテキサス州、それにアリゾナ州など一部の地域で「憂慮すべき感染者の急増が見られる」と指摘しました。」

加州は飛ばしか・・・。

まあいい。

「感染者の隔離や感染ルートの追跡などのため検査を徹底するよう強調」

米国では、例の濃厚接触者追跡アプリの実施が困難なようだ。

(アメリカが接触追跡アプリの導入に足踏みする理由)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93725.php

「本気で接触先を追跡しようと思うなら10万人のプロを動員する必要があると、ジョンズ・ホプキンズ大学の専門家は試算」

「アメリカ人は、たとえ自分の生死に関わるような問題でも政府の介入に抵抗する傾向」

「技術の問題ではない。グーグルとアップルの共同提案を含め、現在の自動化された接触追跡システムは全て、プライバシー擁護派の求める条件を満たしている。むしろ問題なのは、プライバシー保護という要件ゆえに感染拡大の予防に必要な情報の収集が妨げられてしまう事実だ。」

「アメリカには今も昔も、この種のタスクを扱える国家レベルの公衆衛生インフラがない」

「どんなに手を尽くしても、接触追跡アプリ利用者のプライバシーを完全に保護することはできない。」

「公安警察や諜報機関、悪意ある外国の勢力にも、個人の行動追跡データを欲しがる理由が十分にある」

「9.11同時多発テロ後に「一時的」な措置として導入された国民監視メカニズムは、19年後の今も使われている。」

「壁やガラスを隔てていれば、ウイルスに触れる恐れはない。しかしブルートゥースの電波は壁もガラスも突き抜ける。だから、本来は感染リスクのない人にまで自主隔離の警告を送ってしまう可能性がある。逆に、深刻な濃厚接触をキャッチできない可能性もある。感染者がスマホを持たずに出歩いていたら、誰と接触しても分からない。」

つまり、米国では濃厚接触者アプリを導入、運用することは出来ないと言ってるわけだ(そうなのかあ?)。

「今までどおり、人との接触を減らす工夫を続けるべきだし、速やかに検査できる体制を拡充し、国民には密集を避け、必要なら自主隔離をするよう促し、場合によっては強制する。そのほうがずっと効果的だ。」

「感染が落ち着いてからならば、スマホによる接触追跡も役に立つ。どこかで発生した感染の拡大を防げるかもしれない」

それは、皮肉にも真実を突いている。

すれ違う人全員が感染者なら、濃厚接触者追跡アプリは不要だ。

市中感染が落ち着いてきて、個別のクラスターの発生に対応すればいい程度(おお、今の我が国程度じゃん!?)にならないと、実際の運用は困難になる。

対応するスマホを持たない人々(20パーセントだそうです)や、プライバシーの侵害を恐れてアプリを入れない人などは、初めから存在そのものを無視されている。

それでも、ないよりましだというが、浮沈子的にも米国には馴染まないシステムに思える。

トークン方式など、想定の範囲外だ。

感染者になった時には、当局に現物を持ち込んで引き渡さなければならない。

何が記録されているかなんて、素人に分かるわけがない。

感染したことが分かれば、腹いせに叩きつけてぶっ壊すのがオチだろう(そんなあ!)。

自分自身や家族のためではなく、名も知らぬ濃厚接触者のために、俺様は感染者だなどという情報をわざわざ知らせてやるわけがない(そうなのかあ?)。

ニューズウィークの記者も、アプリの導入には懐疑的だ。

ネガティブな理由を山のように挙げている。

しかし、ある意味で、そこにこそ成功のチャンスがあるかも知れない。

接触履歴を経済的な動機につなげることが出来るとか、有料化して金を払った奴だけ助かるとか。

幸い、100パーセント導入されなくても効果は期待できるようだから、金持ちが最大のメリットを享受するために導入を進めて、ビンボー人がそれなりの恩恵を得ることだって可能かもしれない。

倫理的な問題はあるかもしれないが、それこそないよりはマシだ。

21世紀だからな。

紙と鉛筆を手に、聞き取りを行って濃厚接触者を追跡する方法だけでは、何千万(放っておけば、あっという間にその規模になる)というトレースの経路をたどることは不可能だ。

全米の感染者は2,425,975人。

毎日、3万人を超えるペースで増え続けている。

下手をしたら、年内に1000万人の感染者が発生する。

彼らが2週間以内に濃厚接触した人々は、それこそ数千万人に達する。

米国の憂鬱は、まだ、始まりの始まりに過ぎないのかもしれない・・・。