防災、減災、避災 ― 2012年04月01日 04:30
防災、減災、避災
「具体的な防災対策を検討する際に、想定地震・津波に基づき必要となる施設整備が現実的に困難となることが見込まれる場合であっても、ためらうことなく想定地震・津波を設定する必要がある。」と書いてあるのは、このページの「報告」の7ページの下の方。
(東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会 報告)
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/higashinihon/index_higashi.html
そうか、やっぱり「対策できないことは想定しない症候群」にみんなかかっていたんだ。
そもそも、自然災害に巨額の予算を計上して立ち向かうという発想自体が世界的に珍しいらしい。
(防災:海外の防災)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%BD#.E6.B5.B7.E5.A4.96.E3.81.AE.E9.98.B2.E7.81.BD
まあ、オランダの洪水対策とかは、文字通り国土の存亡がかかっているわけだから、やってる国はやってるわけだし、米国のように公的な制度が整っていない国の例を挙げてもしょうがないような気がする。
ただ、考えなければいけないのは、「防災」とひと括りに言っても、いろいろな側面があるということだ。
詳しくは知らないが、そもそも危ないところには住まない、近付かない、危ない施設は作らないなどの「避災」、避けがたい事態をできるだけ緩和する「減災」(原発から100キロ以内は居住禁止とか?)などの対策を総合して防災という言葉で言い表しているようだ。
実際、台風などの時には、山崩れが起きそうなところからは避難するし、飛行機や船舶などの交通機関は止まる。みんな、それぞれの立場で考えて行動しているわけだ。
ハリケーン・カトリーナの時に印象的だったのは、低所得者層(多くはアフリカ系アメリカ人)が避難できず(クルマ持ってないし)取り残された時に、州知事が連邦政府に救援要請をなかなかしなかったということ。
ずいぶんとあからさまな事をやるもんだ、と思った。これが自己責任だというなら、何をかいわんやである。そういうお国柄だし、世界の中では珍しくないのかもしれない(フィリピンとかもそうかも)。
東南海地震の場合も、高さ何十メートルもの津波に対して太平洋岸に巨大な防波堤を作ることなんてできっこない。現代版万里の長城だ。作ったとしても、地震で壊れて使い物にならなかったりするかもしれない。
必要最小限の社会資本を海岸部に配置して、さらに内陸にバックアップの施設を建設し、来るべき災害に備えるしかない。もちろん、原子力発電所は空冷にして山の上に作る。
個人的な悩みとしては、ダイビングとかどうしよう?。
ショップから海岸まで、標高差50メートルくらいあったら、サイパンのグロットより大変だ!。エレベーターでも付けてもらうしかない。コンチキなんか使えないし。
避災とかいっても、どうせ喉元過ぎればなんとやらで、100年も経てば忘れられて元の木阿弥、かくして歴史は繰り返すのだろう(そのころには、このブログも消えてなくなっているし)。
津波に対しては、高いところで生活すればいいが、なかなかそれも難しいところがある。動的に避難するといっても、広域での移動は困難だ。
そこで、ヘリウムを利用したパーソナル気球を考えた(このあたりからは、ゆるーく考えていただきたい)。津波だろうが、地震だろうが、火災だろうが、空飛ぶ避難用具に勝るものはない。問題は、面白がって口ばしでつついてくるカラスどもと、どう話をつけるかだが・・・。
どうせ、飛行機は飛び立てないだろうから、航空法に引っかかろうが問題はない(飛んでる飛行機はどーする?)。一難去ったところで、ふわりと降り立つ。
(Crazy Lawn Chair Balloon Flight!:イメージ的には、こんなもんでしょうか?:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=2GLrr_Xp0qc&feature=related
今のうちに、ヘリウムの買占めに走ろうか?。まあ、余ってもテクニカルダイビングで使えるしね。
「具体的な防災対策を検討する際に、想定地震・津波に基づき必要となる施設整備が現実的に困難となることが見込まれる場合であっても、ためらうことなく想定地震・津波を設定する必要がある。」と書いてあるのは、このページの「報告」の7ページの下の方。
(東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会 報告)
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/higashinihon/index_higashi.html
そうか、やっぱり「対策できないことは想定しない症候群」にみんなかかっていたんだ。
そもそも、自然災害に巨額の予算を計上して立ち向かうという発想自体が世界的に珍しいらしい。
(防災:海外の防災)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E7%81%BD#.E6.B5.B7.E5.A4.96.E3.81.AE.E9.98.B2.E7.81.BD
まあ、オランダの洪水対策とかは、文字通り国土の存亡がかかっているわけだから、やってる国はやってるわけだし、米国のように公的な制度が整っていない国の例を挙げてもしょうがないような気がする。
ただ、考えなければいけないのは、「防災」とひと括りに言っても、いろいろな側面があるということだ。
詳しくは知らないが、そもそも危ないところには住まない、近付かない、危ない施設は作らないなどの「避災」、避けがたい事態をできるだけ緩和する「減災」(原発から100キロ以内は居住禁止とか?)などの対策を総合して防災という言葉で言い表しているようだ。
実際、台風などの時には、山崩れが起きそうなところからは避難するし、飛行機や船舶などの交通機関は止まる。みんな、それぞれの立場で考えて行動しているわけだ。
ハリケーン・カトリーナの時に印象的だったのは、低所得者層(多くはアフリカ系アメリカ人)が避難できず(クルマ持ってないし)取り残された時に、州知事が連邦政府に救援要請をなかなかしなかったということ。
ずいぶんとあからさまな事をやるもんだ、と思った。これが自己責任だというなら、何をかいわんやである。そういうお国柄だし、世界の中では珍しくないのかもしれない(フィリピンとかもそうかも)。
東南海地震の場合も、高さ何十メートルもの津波に対して太平洋岸に巨大な防波堤を作ることなんてできっこない。現代版万里の長城だ。作ったとしても、地震で壊れて使い物にならなかったりするかもしれない。
必要最小限の社会資本を海岸部に配置して、さらに内陸にバックアップの施設を建設し、来るべき災害に備えるしかない。もちろん、原子力発電所は空冷にして山の上に作る。
個人的な悩みとしては、ダイビングとかどうしよう?。
ショップから海岸まで、標高差50メートルくらいあったら、サイパンのグロットより大変だ!。エレベーターでも付けてもらうしかない。コンチキなんか使えないし。
避災とかいっても、どうせ喉元過ぎればなんとやらで、100年も経てば忘れられて元の木阿弥、かくして歴史は繰り返すのだろう(そのころには、このブログも消えてなくなっているし)。
津波に対しては、高いところで生活すればいいが、なかなかそれも難しいところがある。動的に避難するといっても、広域での移動は困難だ。
そこで、ヘリウムを利用したパーソナル気球を考えた(このあたりからは、ゆるーく考えていただきたい)。津波だろうが、地震だろうが、火災だろうが、空飛ぶ避難用具に勝るものはない。問題は、面白がって口ばしでつついてくるカラスどもと、どう話をつけるかだが・・・。
どうせ、飛行機は飛び立てないだろうから、航空法に引っかかろうが問題はない(飛んでる飛行機はどーする?)。一難去ったところで、ふわりと降り立つ。
(Crazy Lawn Chair Balloon Flight!:イメージ的には、こんなもんでしょうか?:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=2GLrr_Xp0qc&feature=related
今のうちに、ヘリウムの買占めに走ろうか?。まあ、余ってもテクニカルダイビングで使えるしね。
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