最高時速2013年09月12日 01:39

最高時速
最高時速


先日、見学したリニアモーターカーの見学施設で、最新のL0(エルゼロ)型の車両を見ることができるらしい。

(鉄道と宇宙)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/09/01/6968555

ちゃんとした記事を引用しなかったからなのだが、この鉄道は、時速700kmを目指しているのだという。

(磁気浮上式鉄道:最高速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E6%B0%97%E6%B5%AE%E4%B8%8A%E5%BC%8F%E9%89%84%E9%81%93#.E6.9C.80.E9.AB.98.E9.80.9F.E5.BA.A6.E8.A8.98.E9.8C.B2

今回、軌道が2倍になったので、500kmで走る時間が長くなるだけではなく、従来の速度記録(581km)をぶち破ることも考えているに違いない。

面倒くさいから、切りよく、1000kmとか出ないかな。

鉄道ではないが、自動車(ロケットエンジンとか、ジェットエンジン)では、とうの昔に、1000kmを超えている。

(自動車の速度記録)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E9%80%9F%E5%BA%A6%E8%A8%98%E9%8C%B2

米国のBlue Flame(ロケットエンジン)が、1970年に1000kmを突破している。

(スラストSSC:ジェットエンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88SSC

「1997年10月15日、アメリカ合衆国ネバダ州において時速1,227.985キロメートル(時速763マイル)の自動車の速度記録を打ち立てた。この数値はマッハ1.016であり、世界で初めて音速を超える公式記録を残した自動車でもある。」

「SSC は全長16.5メートル、全幅3.7メートル、重量は10.5トンで、イギリス仕様のジェット戦闘機F-4K/M(ファントムFG.1/FGR.2)に積まれるものと同じロールスロイス・スペイと呼ばれるエンジンを2基搭載している。その推力は合計223キロニュートンに達し、毎秒18.2リットルの燃料を消費する。一般的に用いられる単位に換算すると、最高速度で走行中の燃費は、燃料1リットル当たり約18メートルになる。」

燃費がどうのという話ではないが、地上で音速を超えるということは、空気抵抗を考えた時には、大変な仕事だということになる。

後継のブラッドハウンドSSCは、2015年の夏、南アフリカで時速1000マイル(1609.344km)に挑戦する。

(RECORD ATTEMPT TIMING)
http://www.bloodhoundssc.com/news/record-attempt-timing

記録樹立用の専用車ではなく、公道走行もできる自動車ということになれば、とりあえずはベイロンとかそのあたりのスーパーカーということになる。

せいぜい、400km台というところでうろうろしており、公道走行可能な市販車での最高速のアップは、そもそも出せるところがサーキットだけという矛盾もあり、今後もあまり期待は出来ない。

実際、最近出てきたP1にしても、ラフェラーリ、918スパイダーにしても、350km辺りでリミッター効かせて自主規制している。

紳士協定のようなもんだなあ。

その中で、ブガッティとケーニッグゼグは、ガチンコで張っている。

特に、ケーニッグゼグは、社長の血の気の多さとも相まって、やる気満々である。

このあたりのクルマは、買うとか乗るとかいうよりも、記録とかスタイルとかを見て楽しむというクルマだ。

庶民にとって、高嶺の花であるところがよろしい。

(【噂】1,600馬力で車重1,600kg!? ブガッティ、スーパー ヴェイロンをフランクフルトで披露?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51747944.html

今回のフランクフルトショーでの披露はなかったが、欧州の景気が良くなれば、登場するに違いない。

(ケーニッグゼグ・アゲーラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A9

2013年型のアゲーラRは、「最高出力は25馬力向上して1,140馬力に、許容回転数は7,250rpmから7,500rpmに引き上げられた。足回りには中空構造のワンピースカーボンファイバーホイールを装着、サスペンションも改良が施された。また新たにエアロパーツを補強したことでダウンフォース量も向上した。」とある。

コンサバティブな外観は、ベイロンよりもスッキリしているし、こっちの方が速そうに見える。

(【ビデオ】どっちも超速! 「ヴェイロン」と「アゲーラS Hundra」の一騎打ち)
http://jp.autoblog.com/2013/06/06/when-a-bugatti-veyron-drag-races-against-a-koenigsegg-agera-s-hu/

まあ、参考程度に。

両車ともターボ車であり、多かれ少なかれターボラグはあるのだろうが、同時に大排気量車でもあるので、ドッカンターボであることの弊害なんて、関係ないのかもしれない。

ベイロンが400kmを超えたときには、スゴイ!と感じたものだが、今や、400km台は当たり前となり、300km台では何の感動もない。

ドイツでの250km紳士協定に入っていないポルシェは、堂々と最高時速を掲げて売りまくっているが、最新のターボSでも、たったの318kmである。

(911ターボS)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-turbo-s/

「412 kW (560 PS) / 6,500 - 6,750 rpm
0-100 km/h 加速: 3.1 秒
最高速度:318 km/h
7速PDK
24,460,000 円(消費税込)」

安い!。

1億円とか、2億円とか、そんな値付けのクルマの世界から見ると、ショボイ最高速でも、この値段は安すぎるだろう!。

昔は、スーパーカーの出す速度域だった。

ターボSは、台数限定のスペチアーレでもなければ、ハンドメイドを売りにする少量生産車でもない。

れっきとしたカタログモデルであり、近所のポルシェセンターに行って注文すると、多分、2年くらい待っていれば納車される。

ディラーに、売れ筋の在庫があるとか、運よくキャンセルされたクルマがあれば、速攻で手に入れることが出来る。

さらには、新品同様の中古車があれば、納車はさらに早い!。

しかし、高々300kmしか出ない。

もちろん、日本では、サーキットでしか出せない速度である(って、実際出せるところはあるのかあ?)。

(マクラーレン・MP4-12C)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BBMP4-12C

最高速度330km/h、価格は2,790万円とある。

(フェラーリ・458イタリア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB458%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2

最高速度325km/h、日本では2,830万円。

やっぱ、フェラーリがいいなあ!(ミーハー・・・)。

国産車では、300km出るクルマはGT-Rくらいしかない(315km)。

おっと、LFAも出せるな(最高速度は325km/hを超える)。

まあ、そんなところだ。

これは、新幹線の営業速度と同程度である。

(営業最高速度)
http://wiki.livedoor.jp/emiliano/d/%B1%C4%B6%C8%BA%C7%B9%E2%C2%AE%C5%D9#content_2_1

ははあ、この辺りには、何か因果関係があるのかも知れない(ホントかあ?)。

それとも、たまたまなのか。

庶民にとって現実感があるクルマ(なんて曖昧な基準)の最高速度と、世界の高速鉄道の営業最高速度の因果関係については、機会があれば、また書く。

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