神話 ― 2014年08月11日 13:27
神話
(リブリーザー神話)
http://rebreather-nolimit.com/?p=1251
近藤正義さんの友人が書いたという記事の翻訳を載せていただいている。
なかなか辛らつだが、なるほどと思わないでもない。
日本では、継続的にリブリーザー講習を行っているサービスを見つけるのが大変だ。
特に、リブリーザーダイバー同士で、同時期にバディを組んで受講するということは、誘い合わせていかない限り事実上不可能である。
(Rebreather Myths:元記事)
http://addhelium.com/site/articles/rebreather-myths/
早く、そういう時代になって欲しいものだと思うんだが。
この記事の内容にケチをつけるつもりはないのだが、米国のフロリダはともかくとして、日本の関東地方ではリブリーザーでダイビングできるスポットは限られている。
獅子浜、大瀬崎、熱海、根府川・・・。
多けりゃいいってもんでもないんだろうが、少ないよりは多いほうがいいに決まっている。
我が国のダイビングの場合、地元の漁業協同組合の了解がないと、そもそもダイビングができないらしい。
そんなことも知らなかった浮沈子は、しかし、日本で殆ど潜っていなかったのだから許して欲しい。
アドバンスの講習で、大瀬で2回、井田で1回、CCRの講習で獅子浜で10回、この間、熱海で1回。
それが全てだ。
富戸では、CCRでは潜れないらしい。
どういう理由なのかは分からないが、タンクを借りてくれないからというのが実態なんだろう。
酸素の充填とかしれくれれば、喜んで利用するし、ディリュエントも入れてくれれば尚嬉しい(移充填でもいいですが)。
ついでに、近くのコンビニで、ソフノダイブを扱ってくれると尚いいんだが(伊東のローソンでは、ダイビング用のマスク売ってました!)。
まあ、手間隙掛けても、商売にはならんだろうし、それなら禁止の方が手っ取り早い、と。
16番の項目は、浮沈子的には問題だな。
リブリーザーのトレーニングの中には、オープンサーキットで呼吸しながら、浅い水深で、バディとベイルアウトタンクを交換するというのがある。
んなもん、できっこないじゃん!(一応、やりましたが)。
CCRからオープンサーキットに切り替えて、3回吸ったら1mくらい浮いてしまった。
もちろん、元には戻るのだが、どうやらこの辺りの完成度が今一らしい。
イントラと練習していた時は、CCRで呼吸しながらタンクを受け渡して、浮力のコントロールをBCで取るというのはあったが、正面で向かい合って、オープンサーキットで呼吸しながらタンクを交換するというのは初めてだった。
自分でベイルアウトに交換する時とかは、だいたい泳ぎながらやるのでごまかしが利く・・・。
うーん、CCRダイバーに、そんな難しいことを要求するというのはいかがなものか・・・。
だから、CCRダイバーがオープンサーキットで潜ることに何の問題もないかといわれれば、そんなことはない!、と個人的には強く言いたい!。
浮沈子は、オープンサーキットは、苦手である。
中性浮力がちゃんと取れない。
安定して、集中していれば何とかなるが、漫然と潜っている時には呼吸に合わせて上下している。
泳いでいる時は何とかごまかせても、止まるとバレる(タンクの交換は、止まって行うので、当然バレました!)。
マーク6の講習で、何か気付いた点は?、と柏崎さんに聞いたら、オープンサーキットの際の浮力調整が安定しないということだった。
テック40CCRに向けての課題であるという・・・。
仕方ない、ダイブマスターの練習の際には、オープンサーキットでの浮力のコントロールを完璧にすべく努力しよう。
って、なんで、CCRの講習で、オープンサーキットの練習しなくちゃならないんだあ?。
まあいい。
このネタは、前も書いたが、今回の記事を読んで、思い出したので、また書いてしまった・・・。
8番では、誰でもリブリーザーで潜れるかというのがあるが、浮沈子が潜っているくらいだから、誰でも出来るというのは全く正しい。
しかし、そこには「適切に訓練されていれば」、という条件が付いてくる。
器材の限界がダイビングの限界にならないリブリーザーの場合、許容されたダイビングの限界を守るというのは、重要な条件になる。
トラブルに見舞われたときの対応についても、何が何でもベイルアウトというPADIの基準は別にしても、適切な訓練がなければ命にかかわる。
そもそも、トラブルに見舞われたかどうかが分かった時には、ひょっとしたら命がないかもしれない。
適切なガスが来なくても、息(呼吸動作)が出来てしまうというリブリーザーの構造的な欠陥(特徴?)がある限り、オープンサーキットとは異なる危険を伴う器材である。
アラームを無視したり、液晶画面を定期的にチェックしなかったりするダイバーには、リブリーザーダイバーとしての適性はない。
逆に、それさえ出来れば、確かに難しいことはない。
時間を掛けて、少しずつ身に着けていけばいい。
そのプロセスを楽しめればいうことはないし、そういう教授法を提供してくれるインストラクターに巡り会えれば幸運だ(余りさっさと認定してしまうと、ちょっと不安・・・。まあ、スキルが出来てりゃあいいんですが)。
リブリーザーそのものは、昔から使われている潜水器で、電子制御などの技術的な進歩のおかげで、レクリエーショナルでも使いやすくなってきた(という話だ。浮沈子に言わせれば、まだまだ使い辛い!)。
とはいえ、オープンサーキットの手軽さに比べれば、準備や片付けには遥かに手間が掛かる。
潜っている時は、モニターをチェック(見るだけじゃなくて、読むことが必要!)しさえすれば、さほど面倒なことはない。
あとは、トラブル時の練習を繰り返して(できれば、毎回のダイビングで練習して)、いつでも慌てずに出来るようにしておくだけでいい。
ダイビングの準備に1本分、ダイビングそのものが1本分(まあ、ちっと長めですが)、後片付けに1本分で、ちょうどいい感じだ。
その手間を惜しまず、準備や片付けも楽しむことが出来れば、リブリーザーはオススメの器材である。
世良さん(Eⅹ-Scuba)ではないが、男の道楽(女性でもOK)としては悪くない。
それでも、オープンサーキットで楽しめるくらいのベースがあった方が、CCRのトレーニングでも苦労しないし、CCRの調子が悪い時にオープンサーキットで潜るという選択ができる。
今のところ、それが現実的な選択で、生まれて初めてのダイビングをCCRで行い、ベイルアウトの練習以外にオープンサーキットには手を付けない(口を付けない?)ダイバーというのは少ないだろう(IANTDでは、いるかも)。
浮沈子は、ダイビングを始めた頃にCCRに嵌って、道を誤って(?)しまった。
レスキューダイバーやサイドマウントの講習の時に、久々にオープンサーキットで潜ってみて、浮力のコントロールを初めとして、その違いに改めて驚く。
準備、楽だし。
片付け、楽だし。
水中、うるさいし(轟音です!)。
ダイビングシーンに応じて、好みの器材が選べて、それに応じて楽しめるというのがいいな。
ダイブクルーズで朝飯前にちょっと潜るんだったら、6リッタータンク2本差しのサイドマウント(もちろん、ナイトロックス)が気楽でいいな。
で、午前中1本と、午後1本(昼飯、昼寝の後)をCCRで1時間半ずつガッツリ潜ったりして。
ナイトダイビングは、バックマウントでもいいや(もちろん、ナイトロックス)。
2週間くらいのダイブクルーズを、中1日の休憩で潜れたら言うことはない。
もちろん、CCRの組み立てと洗浄などは、スタッフがやってくれて、浮沈子はネガティブチェックとプレブリージングだけ・・・。
いやいや、スタートアッププロシージャー(電子チェック)も、ダイバーがやるべきだな。
終わりの方には、ベイルアウトガスのチェックもあるし。
おっと、オフボードのベイルアウトガスのチェックも忘れずに。
潜っているか、寝てるか、食ってるか。
まあ、こっちの方がどちらかというと、神話に近いかもしれないな。
(リブリーザー神話)
http://rebreather-nolimit.com/?p=1251
近藤正義さんの友人が書いたという記事の翻訳を載せていただいている。
なかなか辛らつだが、なるほどと思わないでもない。
日本では、継続的にリブリーザー講習を行っているサービスを見つけるのが大変だ。
特に、リブリーザーダイバー同士で、同時期にバディを組んで受講するということは、誘い合わせていかない限り事実上不可能である。
(Rebreather Myths:元記事)
http://addhelium.com/site/articles/rebreather-myths/
早く、そういう時代になって欲しいものだと思うんだが。
この記事の内容にケチをつけるつもりはないのだが、米国のフロリダはともかくとして、日本の関東地方ではリブリーザーでダイビングできるスポットは限られている。
獅子浜、大瀬崎、熱海、根府川・・・。
多けりゃいいってもんでもないんだろうが、少ないよりは多いほうがいいに決まっている。
我が国のダイビングの場合、地元の漁業協同組合の了解がないと、そもそもダイビングができないらしい。
そんなことも知らなかった浮沈子は、しかし、日本で殆ど潜っていなかったのだから許して欲しい。
アドバンスの講習で、大瀬で2回、井田で1回、CCRの講習で獅子浜で10回、この間、熱海で1回。
それが全てだ。
富戸では、CCRでは潜れないらしい。
どういう理由なのかは分からないが、タンクを借りてくれないからというのが実態なんだろう。
酸素の充填とかしれくれれば、喜んで利用するし、ディリュエントも入れてくれれば尚嬉しい(移充填でもいいですが)。
ついでに、近くのコンビニで、ソフノダイブを扱ってくれると尚いいんだが(伊東のローソンでは、ダイビング用のマスク売ってました!)。
まあ、手間隙掛けても、商売にはならんだろうし、それなら禁止の方が手っ取り早い、と。
16番の項目は、浮沈子的には問題だな。
リブリーザーのトレーニングの中には、オープンサーキットで呼吸しながら、浅い水深で、バディとベイルアウトタンクを交換するというのがある。
んなもん、できっこないじゃん!(一応、やりましたが)。
CCRからオープンサーキットに切り替えて、3回吸ったら1mくらい浮いてしまった。
もちろん、元には戻るのだが、どうやらこの辺りの完成度が今一らしい。
イントラと練習していた時は、CCRで呼吸しながらタンクを受け渡して、浮力のコントロールをBCで取るというのはあったが、正面で向かい合って、オープンサーキットで呼吸しながらタンクを交換するというのは初めてだった。
自分でベイルアウトに交換する時とかは、だいたい泳ぎながらやるのでごまかしが利く・・・。
うーん、CCRダイバーに、そんな難しいことを要求するというのはいかがなものか・・・。
だから、CCRダイバーがオープンサーキットで潜ることに何の問題もないかといわれれば、そんなことはない!、と個人的には強く言いたい!。
浮沈子は、オープンサーキットは、苦手である。
中性浮力がちゃんと取れない。
安定して、集中していれば何とかなるが、漫然と潜っている時には呼吸に合わせて上下している。
泳いでいる時は何とかごまかせても、止まるとバレる(タンクの交換は、止まって行うので、当然バレました!)。
マーク6の講習で、何か気付いた点は?、と柏崎さんに聞いたら、オープンサーキットの際の浮力調整が安定しないということだった。
テック40CCRに向けての課題であるという・・・。
仕方ない、ダイブマスターの練習の際には、オープンサーキットでの浮力のコントロールを完璧にすべく努力しよう。
って、なんで、CCRの講習で、オープンサーキットの練習しなくちゃならないんだあ?。
まあいい。
このネタは、前も書いたが、今回の記事を読んで、思い出したので、また書いてしまった・・・。
8番では、誰でもリブリーザーで潜れるかというのがあるが、浮沈子が潜っているくらいだから、誰でも出来るというのは全く正しい。
しかし、そこには「適切に訓練されていれば」、という条件が付いてくる。
器材の限界がダイビングの限界にならないリブリーザーの場合、許容されたダイビングの限界を守るというのは、重要な条件になる。
トラブルに見舞われたときの対応についても、何が何でもベイルアウトというPADIの基準は別にしても、適切な訓練がなければ命にかかわる。
そもそも、トラブルに見舞われたかどうかが分かった時には、ひょっとしたら命がないかもしれない。
適切なガスが来なくても、息(呼吸動作)が出来てしまうというリブリーザーの構造的な欠陥(特徴?)がある限り、オープンサーキットとは異なる危険を伴う器材である。
アラームを無視したり、液晶画面を定期的にチェックしなかったりするダイバーには、リブリーザーダイバーとしての適性はない。
逆に、それさえ出来れば、確かに難しいことはない。
時間を掛けて、少しずつ身に着けていけばいい。
そのプロセスを楽しめればいうことはないし、そういう教授法を提供してくれるインストラクターに巡り会えれば幸運だ(余りさっさと認定してしまうと、ちょっと不安・・・。まあ、スキルが出来てりゃあいいんですが)。
リブリーザーそのものは、昔から使われている潜水器で、電子制御などの技術的な進歩のおかげで、レクリエーショナルでも使いやすくなってきた(という話だ。浮沈子に言わせれば、まだまだ使い辛い!)。
とはいえ、オープンサーキットの手軽さに比べれば、準備や片付けには遥かに手間が掛かる。
潜っている時は、モニターをチェック(見るだけじゃなくて、読むことが必要!)しさえすれば、さほど面倒なことはない。
あとは、トラブル時の練習を繰り返して(できれば、毎回のダイビングで練習して)、いつでも慌てずに出来るようにしておくだけでいい。
ダイビングの準備に1本分、ダイビングそのものが1本分(まあ、ちっと長めですが)、後片付けに1本分で、ちょうどいい感じだ。
その手間を惜しまず、準備や片付けも楽しむことが出来れば、リブリーザーはオススメの器材である。
世良さん(Eⅹ-Scuba)ではないが、男の道楽(女性でもOK)としては悪くない。
それでも、オープンサーキットで楽しめるくらいのベースがあった方が、CCRのトレーニングでも苦労しないし、CCRの調子が悪い時にオープンサーキットで潜るという選択ができる。
今のところ、それが現実的な選択で、生まれて初めてのダイビングをCCRで行い、ベイルアウトの練習以外にオープンサーキットには手を付けない(口を付けない?)ダイバーというのは少ないだろう(IANTDでは、いるかも)。
浮沈子は、ダイビングを始めた頃にCCRに嵌って、道を誤って(?)しまった。
レスキューダイバーやサイドマウントの講習の時に、久々にオープンサーキットで潜ってみて、浮力のコントロールを初めとして、その違いに改めて驚く。
準備、楽だし。
片付け、楽だし。
水中、うるさいし(轟音です!)。
ダイビングシーンに応じて、好みの器材が選べて、それに応じて楽しめるというのがいいな。
ダイブクルーズで朝飯前にちょっと潜るんだったら、6リッタータンク2本差しのサイドマウント(もちろん、ナイトロックス)が気楽でいいな。
で、午前中1本と、午後1本(昼飯、昼寝の後)をCCRで1時間半ずつガッツリ潜ったりして。
ナイトダイビングは、バックマウントでもいいや(もちろん、ナイトロックス)。
2週間くらいのダイブクルーズを、中1日の休憩で潜れたら言うことはない。
もちろん、CCRの組み立てと洗浄などは、スタッフがやってくれて、浮沈子はネガティブチェックとプレブリージングだけ・・・。
いやいや、スタートアッププロシージャー(電子チェック)も、ダイバーがやるべきだな。
終わりの方には、ベイルアウトガスのチェックもあるし。
おっと、オフボードのベイルアウトガスのチェックも忘れずに。
潜っているか、寝てるか、食ってるか。
まあ、こっちの方がどちらかというと、神話に近いかもしれないな。
予兆 ― 2014年08月11日 23:17
予兆
大規模な移動が始まろうとしている。
(エボラ 死者増えて961人に)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140809/k10013676471000.html
ちょっと、調べたいことがあって、エボラの過去記事を漁っていたのだが、気になる記述を見つけた。
「鉄鋼業界で世界最大手の「アルセロール・ミタル」は8日、リベリアにある鉱山の拡張工事を縮小すると発表」
(ArcelorMittal statement on operations in Liberia:元記事)
http://corporate.arcelormittal.com/news-and-media/press-releases/2014/aug/08-08-2014?lang=english
アルセロール・ミッタルといえば、新日鉄を買収しようとしたこともある世界最大の鉄鋼会社である。
(アルセロール・ミッタル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%AB
(新日本製鐵:概要)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%90%B5#.E6.A6.82.E8.A6.81
「世界シェア首位のアルセロール・ミッタルとは粗鋼生産量でおよそ3倍の差があり、敵対的買収の脅威が高まっているとされているが、これに対し新日鉄では、同業や川下メーカー、商社との株式持ち合いや、日本国外の製鉄所建設を含めた増産計画などの対抗策を打ち出している」
しかし、NHKも、よくこんな記事を拾ってきたなあ。
まあ、どうでもいいんですが。
(エボラ出血熱が奪う西アフリカ3カ国の「生命力」 内戦からの復興に打撃)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/07/ebola-west-africa_n_5657168.html
「国を離れないでほしい。われわれと一緒に戦おう。それが私からのメッセージだ」
リベリアの呼びかけも空しく、各国の企業は、撤退や縮小に動き始めた。
この動きの中で、エボラの感染が国境を越えるのではないかというのが浮沈子の危惧するところである。
既に、ナイジェリアは、航空機による感染拡大で国内に感染者を出してしまった。
この間、サウジアラビアや米国、香港(中国)の患者が疑われたが、いずれもエボラの感染者ではなかった。
現在は、ベナン、カナダ、ドイツとルワンダの患者が検査結果を待っている(なぜか、VOR:ロシアの声が、マメに報道している)。
(ベナンでエボラ熱が疑われる患者2人を隔離、検査結果待ち)
http://www.afpbb.com/articles/-/3022629
(エボラ出血熱、カナダにまで達する)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_09/ebora-netsu-kanada/
(ドイツ エボラ出血熱に感染した疑いのある男性が入院)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_10/275730365/
(ルワンダでエボラ出血熱の疑いのある男性が隔離される)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_11/ruwan-ebora/
散発的に疑い患者の情報が出てくるということは、各国の水際対策が機能しているということの現れであり、そのこと自体は問題ではない。
今後、桁違いの感染国からの撤退が始まれば、リスクは急激に高まる。
「拡張工事を請け負う企業がエボラウイルスの感染拡大を受けて作業員を国外に避難させることを決めたため工事の規模を縮小せざるをえなくなった」
NHKのニュースは、企業活動に対する影響を懸念しているようだが、浮沈子は異なる観点から心配になった。
2日から21日の潜伏期間(概ね7日から10日)は、国内で隔離して、感染の疑いがなくなってから出国させるというのはどうか。
出国前隔離である。
そうすれば、出国者について、浮沈子が指摘した移動中の発症による航空機内及び乗り継ぎ空港内での感染のリスクは相当程度抑えられる。
そんな制度はないのかもしれないが、航空会社が搭乗時のサーモカメラの導入をするようなものだ。
3週間の隔離だってえ?。
まあ、無理だろうな。
というわけで、この案はボツということになって、航空機による感染が発生するリスクは、今後一気に高まる。
(リベリア:経済)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2#.E7.B5.8C.E6.B8.88
「隣国シエラレオネと接するボミヒルズでは鉄鉱石が採掘されている。ニンバ山にも推定10億トンの鉄鉱石が埋蔵されていると言われている」
(ボミヒルズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%9F%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA
(ニンバ山)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%90%E5%B1%B1
「ニンバ山は、コートジボワールとギニアの国境沿いに聳え立つ山である。標高は1,752mで、両国では最も高い場所である。この山は両国国境とリベリアの間に連なるニンバ山塊の一部をなしており、この山から最も近い集落はリベリア北部のイェケパである。」
ボミヒルズは感染地域との関連は微妙だが、ミッタルが押えている鉱山はニンバ山らしいので、感染地域にある。
(Our mining operations:ミッタルのページ)
http://corporate.arcelormittal.com/what-we-do/mining/operations
「ArcelorMittal Liberia:Liberia:Yekepa:Iron ore mine (open pit):Fines」
イェケパという地名が一致している。
(2014 Ebola Outbreak in West Africa (Guinea, Liberia, Sierra Leone, and Nigeria))
http://www.cdc.gov/vhf/ebola/resources/distribution-map-guinea-outbreak.html
ちなみに、ロシアとカナダの資本が押えているプツという鉱山は、今のところ感染地域ではないようだ。
(アフリカ・リベリアの主な鉱山について:鉄鉱石)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_putu.html
こっちは、ダメだな。
(アフリカ・リベリアの主な鉱山について:金)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_newliberty.html
「New Liberty鉱山(プロジェクト)はリベリア北西部で行われている金プロジェクト。同国の首都Monrovia(モンロビア)の北約100kmの位置にある。」
こういった、感染地域の従業員が、万一感染したまま出国すれば、感染は一気に国境を越える。
(アフリカ・ギニアの主な鉱山について:金)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_siguiri.html
「Siguiri鉱山はギニアの首都Conakry(コナクリ)から約850kmにある金鉱山。カンカン州の州都カンカンの北、都市Siguiriの近隣に位置する。」
ここも感染地域だ。
(アフリカ・シエラレオネの主な鉱山について:鉄鉱石)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_marampa.html
「Marampa鉱山(プロジェクト)はアフリカ・シエラレオネの北部州西部で開発が行われている鉄鉱石プロジェクト。同国の首都Freetown(フリータウン)の北東約100kmの位置にある。」
ここも感染地域だ。
というより、シエラレオネは、国中が感染地域だ。
鉱業だけ見ても、ちょっとやばい感じだ。
人口が集中していると思われる首都近辺でも、感染者は発生しているので、他の産業に従事する外国人が帰国する際にも、感染が広がる恐れがあるが、ミッタルの例は氷山の一角だろう。
(感染症危険情報の発出(ギニア、リベリア、シエラレオネ))
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2014T114
「《在留邦人向け》
「商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられなくなる可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。」」
多くの国では、同様の情報を自国民に対して流しているだろう。
出国時の検査では、潜伏期間の感染者を阻止することはできない。
移動中の発症を捕まえることも出来ない。
「帰国に際しては,経由地及び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」
経由地で停留された場合は、そこが目出度く(?)新たな感染地となるわけだな。
(「エボラのコントロールは困難」)
http://jp.rbth.com/science/2014/08/07/49569.html
「社員を国に帰す前に、3週間モロッコ・カサブランカに滞在させます。社員は隔離された状態で働き、潜伏期間の3週間が過ぎてからロシアに戻るのです。」
なんだ、同じ様なことを考えている会社があったわけだ。
まあ、モロッコはたまらんわけだが。
気になったのはこの記述。
「また西アフリカ諸国の多くの行政が財政難にあり、汚職率も高いので、しっかりとした感染防止対策を講じることが難しいのです。1.5ドルあれば感染者は防疫圏に入ることができます。」
軍隊でもダメなんだろうか?。
モロッコに感染を輸出しようとしているといわれている(?)ルサル社というのはこれ。
(ルサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
「ロシアの世界的なアルミニウム製造メーカー」
「ルサールは5大陸19カ国に事業所をもち、主要な工場がロシア、ウクライナ、アルメニア、ギニア、ナイジェリア、ガイアナ、オーストラリア、イタリア、スウェーデンなどにある。」
なるほど、確かにギニアにあるな。
(ギニア:鉱業)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%8B%E3%82%A2#.E9.89.B1.E6.A5.AD
「アルミニウムの原料となるボーキサイトの埋蔵量は実に全世界の3分の1を占めるほど豊富であり、盛んに採掘されギニアの経済を支えている。ボーキサイトの輸出額はオーストラリアに次ぎ世界第2位。」
「主要会社は政府と米アルコアおよびリオ・ティント/アルキャンの合弁CBGで、年間1400万トンを輸出。ほかにルサール(ロシア)がフリアおよびキンディアの生産。」
ボーキサイトはギニアの主要産業だな。
「労働人口の80%が農業に従事する。独立時にはバナナ、パイナップル、コーヒー、ピーナッツ、パーム油が主要輸出物であった。いまやボーキサイトに交代し、ダイアモンド、金などを含め、鉱業が主要産業。」
まあ、モロッコで発症したらどうするんだというのは、ちょっと置いておいて、我が国ではとてもそんなことはできないだろう。
(モロッコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3
「1984年にサハラ・アラブ民主共和国のアフリカ統一機構加盟に反対して同機構を脱退して以来、現在もモロッコはアフリカ大陸唯一のアフリカ連合非加盟国となっている。」
まあ、いろいろあるようだな。
浮沈子の世代だと、やっぱ、これかあ?。
(モロッコ:医療:性転換手術)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3#.E6.80.A7.E8.BB.A2.E6.8F.9B.E6.89.8B.E8.A1.93
まあ、どうでもいいんですが。
個人的には、カサブランカよりも、こっちだな。
(風とライオン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%A8%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3
「20世紀初頭のモロッコを舞台に、「血とコーランからなる」砂漠の王者と、アメリカ第28代大統領セオドア・ルーズヴェルトが激突する。」
『あなたは風のごとく、私はライオンのごとし。あなたは嵐をまきおこし、砂塵は私の眼を刺し、大地はかわききっている。私はライオンのごとくおのれの場所にとどまるしかないが、あなたは風のごとくおのれの場所にとどまることを知らない』
ショーン・コネリー、キャンディス・バーゲン、ブライアン・キースの名演技が光る。
浮沈子の評価は、傑作。
まあいい。
第三国で入国前隔離をするなんていう芸当ができるロシア企業と、さっさと帰って来た方がいいとしかいえないどこかの国の外務省との違いを感じたわけだ。
エボラの猛威の前に、撤退を計る企業と、感染の拡大(第三国も含めて)。
その予兆を感じさせる、微妙な記事であった。
大規模な移動が始まろうとしている。
(エボラ 死者増えて961人に)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140809/k10013676471000.html
ちょっと、調べたいことがあって、エボラの過去記事を漁っていたのだが、気になる記述を見つけた。
「鉄鋼業界で世界最大手の「アルセロール・ミタル」は8日、リベリアにある鉱山の拡張工事を縮小すると発表」
(ArcelorMittal statement on operations in Liberia:元記事)
http://corporate.arcelormittal.com/news-and-media/press-releases/2014/aug/08-08-2014?lang=english
アルセロール・ミッタルといえば、新日鉄を買収しようとしたこともある世界最大の鉄鋼会社である。
(アルセロール・ミッタル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%AB
(新日本製鐵:概要)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%90%B5#.E6.A6.82.E8.A6.81
「世界シェア首位のアルセロール・ミッタルとは粗鋼生産量でおよそ3倍の差があり、敵対的買収の脅威が高まっているとされているが、これに対し新日鉄では、同業や川下メーカー、商社との株式持ち合いや、日本国外の製鉄所建設を含めた増産計画などの対抗策を打ち出している」
しかし、NHKも、よくこんな記事を拾ってきたなあ。
まあ、どうでもいいんですが。
(エボラ出血熱が奪う西アフリカ3カ国の「生命力」 内戦からの復興に打撃)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/07/ebola-west-africa_n_5657168.html
「国を離れないでほしい。われわれと一緒に戦おう。それが私からのメッセージだ」
リベリアの呼びかけも空しく、各国の企業は、撤退や縮小に動き始めた。
この動きの中で、エボラの感染が国境を越えるのではないかというのが浮沈子の危惧するところである。
既に、ナイジェリアは、航空機による感染拡大で国内に感染者を出してしまった。
この間、サウジアラビアや米国、香港(中国)の患者が疑われたが、いずれもエボラの感染者ではなかった。
現在は、ベナン、カナダ、ドイツとルワンダの患者が検査結果を待っている(なぜか、VOR:ロシアの声が、マメに報道している)。
(ベナンでエボラ熱が疑われる患者2人を隔離、検査結果待ち)
http://www.afpbb.com/articles/-/3022629
(エボラ出血熱、カナダにまで達する)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_09/ebora-netsu-kanada/
(ドイツ エボラ出血熱に感染した疑いのある男性が入院)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_10/275730365/
(ルワンダでエボラ出血熱の疑いのある男性が隔離される)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_11/ruwan-ebora/
散発的に疑い患者の情報が出てくるということは、各国の水際対策が機能しているということの現れであり、そのこと自体は問題ではない。
今後、桁違いの感染国からの撤退が始まれば、リスクは急激に高まる。
「拡張工事を請け負う企業がエボラウイルスの感染拡大を受けて作業員を国外に避難させることを決めたため工事の規模を縮小せざるをえなくなった」
NHKのニュースは、企業活動に対する影響を懸念しているようだが、浮沈子は異なる観点から心配になった。
2日から21日の潜伏期間(概ね7日から10日)は、国内で隔離して、感染の疑いがなくなってから出国させるというのはどうか。
出国前隔離である。
そうすれば、出国者について、浮沈子が指摘した移動中の発症による航空機内及び乗り継ぎ空港内での感染のリスクは相当程度抑えられる。
そんな制度はないのかもしれないが、航空会社が搭乗時のサーモカメラの導入をするようなものだ。
3週間の隔離だってえ?。
まあ、無理だろうな。
というわけで、この案はボツということになって、航空機による感染が発生するリスクは、今後一気に高まる。
(リベリア:経済)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2#.E7.B5.8C.E6.B8.88
「隣国シエラレオネと接するボミヒルズでは鉄鉱石が採掘されている。ニンバ山にも推定10億トンの鉄鉱石が埋蔵されていると言われている」
(ボミヒルズ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%9F%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%BA
(ニンバ山)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%90%E5%B1%B1
「ニンバ山は、コートジボワールとギニアの国境沿いに聳え立つ山である。標高は1,752mで、両国では最も高い場所である。この山は両国国境とリベリアの間に連なるニンバ山塊の一部をなしており、この山から最も近い集落はリベリア北部のイェケパである。」
ボミヒルズは感染地域との関連は微妙だが、ミッタルが押えている鉱山はニンバ山らしいので、感染地域にある。
(Our mining operations:ミッタルのページ)
http://corporate.arcelormittal.com/what-we-do/mining/operations
「ArcelorMittal Liberia:Liberia:Yekepa:Iron ore mine (open pit):Fines」
イェケパという地名が一致している。
(2014 Ebola Outbreak in West Africa (Guinea, Liberia, Sierra Leone, and Nigeria))
http://www.cdc.gov/vhf/ebola/resources/distribution-map-guinea-outbreak.html
ちなみに、ロシアとカナダの資本が押えているプツという鉱山は、今のところ感染地域ではないようだ。
(アフリカ・リベリアの主な鉱山について:鉄鉱石)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_putu.html
こっちは、ダメだな。
(アフリカ・リベリアの主な鉱山について:金)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_newliberty.html
「New Liberty鉱山(プロジェクト)はリベリア北西部で行われている金プロジェクト。同国の首都Monrovia(モンロビア)の北約100kmの位置にある。」
こういった、感染地域の従業員が、万一感染したまま出国すれば、感染は一気に国境を越える。
(アフリカ・ギニアの主な鉱山について:金)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_siguiri.html
「Siguiri鉱山はギニアの首都Conakry(コナクリ)から約850kmにある金鉱山。カンカン州の州都カンカンの北、都市Siguiriの近隣に位置する。」
ここも感染地域だ。
(アフリカ・シエラレオネの主な鉱山について:鉄鉱石)
http://resource.ashigaru.jp/top_mine_marampa.html
「Marampa鉱山(プロジェクト)はアフリカ・シエラレオネの北部州西部で開発が行われている鉄鉱石プロジェクト。同国の首都Freetown(フリータウン)の北東約100kmの位置にある。」
ここも感染地域だ。
というより、シエラレオネは、国中が感染地域だ。
鉱業だけ見ても、ちょっとやばい感じだ。
人口が集中していると思われる首都近辺でも、感染者は発生しているので、他の産業に従事する外国人が帰国する際にも、感染が広がる恐れがあるが、ミッタルの例は氷山の一角だろう。
(感染症危険情報の発出(ギニア、リベリア、シエラレオネ))
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2014T114
「《在留邦人向け》
「商業便の運航停止などにより、出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられなくなる可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。」」
多くの国では、同様の情報を自国民に対して流しているだろう。
出国時の検査では、潜伏期間の感染者を阻止することはできない。
移動中の発症を捕まえることも出来ない。
「帰国に際しては,経由地及び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」
経由地で停留された場合は、そこが目出度く(?)新たな感染地となるわけだな。
(「エボラのコントロールは困難」)
http://jp.rbth.com/science/2014/08/07/49569.html
「社員を国に帰す前に、3週間モロッコ・カサブランカに滞在させます。社員は隔離された状態で働き、潜伏期間の3週間が過ぎてからロシアに戻るのです。」
なんだ、同じ様なことを考えている会社があったわけだ。
まあ、モロッコはたまらんわけだが。
気になったのはこの記述。
「また西アフリカ諸国の多くの行政が財政難にあり、汚職率も高いので、しっかりとした感染防止対策を講じることが難しいのです。1.5ドルあれば感染者は防疫圏に入ることができます。」
軍隊でもダメなんだろうか?。
モロッコに感染を輸出しようとしているといわれている(?)ルサル社というのはこれ。
(ルサール)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB
「ロシアの世界的なアルミニウム製造メーカー」
「ルサールは5大陸19カ国に事業所をもち、主要な工場がロシア、ウクライナ、アルメニア、ギニア、ナイジェリア、ガイアナ、オーストラリア、イタリア、スウェーデンなどにある。」
なるほど、確かにギニアにあるな。
(ギニア:鉱業)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%8B%E3%82%A2#.E9.89.B1.E6.A5.AD
「アルミニウムの原料となるボーキサイトの埋蔵量は実に全世界の3分の1を占めるほど豊富であり、盛んに採掘されギニアの経済を支えている。ボーキサイトの輸出額はオーストラリアに次ぎ世界第2位。」
「主要会社は政府と米アルコアおよびリオ・ティント/アルキャンの合弁CBGで、年間1400万トンを輸出。ほかにルサール(ロシア)がフリアおよびキンディアの生産。」
ボーキサイトはギニアの主要産業だな。
「労働人口の80%が農業に従事する。独立時にはバナナ、パイナップル、コーヒー、ピーナッツ、パーム油が主要輸出物であった。いまやボーキサイトに交代し、ダイアモンド、金などを含め、鉱業が主要産業。」
まあ、モロッコで発症したらどうするんだというのは、ちょっと置いておいて、我が国ではとてもそんなことはできないだろう。
(モロッコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3
「1984年にサハラ・アラブ民主共和国のアフリカ統一機構加盟に反対して同機構を脱退して以来、現在もモロッコはアフリカ大陸唯一のアフリカ連合非加盟国となっている。」
まあ、いろいろあるようだな。
浮沈子の世代だと、やっぱ、これかあ?。
(モロッコ:医療:性転換手術)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3#.E6.80.A7.E8.BB.A2.E6.8F.9B.E6.89.8B.E8.A1.93
まあ、どうでもいいんですが。
個人的には、カサブランカよりも、こっちだな。
(風とライオン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E3%81%A8%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3
「20世紀初頭のモロッコを舞台に、「血とコーランからなる」砂漠の王者と、アメリカ第28代大統領セオドア・ルーズヴェルトが激突する。」
『あなたは風のごとく、私はライオンのごとし。あなたは嵐をまきおこし、砂塵は私の眼を刺し、大地はかわききっている。私はライオンのごとくおのれの場所にとどまるしかないが、あなたは風のごとくおのれの場所にとどまることを知らない』
ショーン・コネリー、キャンディス・バーゲン、ブライアン・キースの名演技が光る。
浮沈子の評価は、傑作。
まあいい。
第三国で入国前隔離をするなんていう芸当ができるロシア企業と、さっさと帰って来た方がいいとしかいえないどこかの国の外務省との違いを感じたわけだ。
エボラの猛威の前に、撤退を計る企業と、感染の拡大(第三国も含めて)。
その予兆を感じさせる、微妙な記事であった。
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