kfujitoの徒然（ｂｙ浮沈子）

変異種：関東地方は梅雨明け：英国地方は５万人超え


（英国の新型コロナ感染者、5万人超える　規制は解除へ）
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR16EQF0W1A710C2000000/

「1月のピーク時には1日の感染者が6万人を超え、死者は1820人に達した。だが、16日時点の死者は49人と当時のようには増えていない。」

「入院患者数も4万人近かったピークの10分の1程度にとどまる。」

「16日の新規入院者数は717人と増加ペースが速まってきた。」

新型コロナウイルス感染症の病態からして、発症から１週間程度してから重症化に転じるから、入院や死者が遅れて上がってくることは想定の範囲内だ。

感染者数の増加に、入院数や死者の増加が追い付けないというところか。

ジョンソンは、来週からの規制解除に突入する。

ロンドン市長はマスクを片手に対抗する。

「ブルガリアは英国からの旅行者らの渡航を禁じた。」

ヤバいな・・・。

ヤバ過ぎ！。

イスラエルや米国（ロサンゼルス）でも、ワクチン接種者におけるマスク再着用の動きになってきている。

社会的距離政策の緩和はいいとして、室内でのマスク着用くらい残しておいてもバチは当たらないと思うんだがな。

それでも、空気感染するデルタに対して、どれ程有効かということはある（じゃあ、外しちゃえばあ？）。

「重症化しやすい高齢者にワクチンが行き渡ったことや、もともと重症化しづらい若者で広がっているため」

まあ、それはそうなんだろうけど。

（ドイツ西部洪水、死者100人超　気候変動リスクあらわに）
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR16EO40W1A710C2000000/

「大規模な洪水による死者が16日、100人を超えた。」

「行方不明者が多数いるもようで、被害がさらに広がる可能性もある。」

ドイツ西部では、洪水被害で大変なことになっているようだが、浮沈子が棲息する東アジアに浮かぶ本州アイランドの関東地方では、昨日ジャパニーズスコールシーズンが明けて、セミが鳴きだす真夏になった（浮沈子の近所では、今朝から鳴いています）。

（関東甲信・東北で梅雨明け　東北北部は東海、近畿、四国より早い梅雨明けは24年ぶり）
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2021/07/16/13240.html

「関東甲信地方では、梅雨入りが発表された6月14日からきのう7月15日までの降水量(速報値)は、（中略）平年と比べて2倍くらいの量の雨が降りました。」

・東京：387ミリ（192ミリ：平年の降水量：以下同じ）
・横浜：412ミリ（217.4ミリ)
・千葉：412ミリ(173.7ミリ)
・熊谷：370.5ミリ(177.8ミリ)
・甲府：354ミリ(151.9ミリ)

雨、多かったんだな・・・。

ちょっと離れているけど、伊豆山では土砂災害が起こって、現在も救助活動が続いている。

（熱海 土石流 2週間 不明16人の捜索続く 今も500人余が避難生活）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210717/k10013144001000.html

「17日で2週間、これまでに13人が亡くなり、依然、行方が分かっていない16人について、警察などが捜索を続けています。」（昨日遺体で発見された方は、身元不明のため行方不明者の数は据え置き）

やれやれ・・・。

この星の上では、様々なことが起こっている。

大きなことも、小さなことも、身近なことも、遠い国でのことも。

それらの出来事は、取材を通してニュースとなり、電波や光に乗ってこの星の上を駆け巡り、我々の手元に届く。

朝の珈琲を啜りながら、明るい日差しの下で読むには辛すぎる話もある。

最速の免疫獲得を目指して１回目のワクチン接種から１９日目（明後日、２回目接種予定）。

既に、１回目で付く免疫のピーク（１７日目辺り）は過ぎ、２回目のワクチン接種後４日目で立ち上がるまでの間、緩やかに減少を続けることになる。

２回目のワクチン接種を完了するために、今は安静を保ち、栄養を摂り、適度な運動を継続し、ストレスを溜めず、心穏やかに過ごす。

世界のニュースに一喜一憂している場合じゃないんだがな。

するけどな・・・。

＜以下追加＞ーーーーーーーーーー

（イスラエルでデルタ変異株が猛威…「ブレイクスルー感染」で再び500人台に＝韓国報道）
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5008c49932e91a71bb9f0443505968175177a6a

「全体の感染事例の内、デルタ変異株の比重は90%」

「保健部は新規感染者の内42%が既に2次まで接種を終えた「ブレイクスルー感染（ワクチン接種2週間以上経っているにもかかわらず感染すること）」の事例だと説明」

やや旧聞だが、デルタに対してファイザーの感染予防効果（発症予防効果ではない）が落ちていることは間違いない。

まあ、発症予防効果も、落ちてるだろうけど。

記事では、イスラエルの人口が９０万人となっているが、９００万人の誤り。

まあいい。

米国CDCは、感染はワクチン未接種者の間で拡大していると宣伝しているが、それはワクチン接種者にたいしては、未発症者の検査を行わない基準を適用しているからに過ぎない。

デルタにおけるブレイクスルー感染は、想像を超える規模で起こっている可能性がある。

米国当局は、ワクチン接種が頭打ちになっていることを理由に、その不都合な真実を隠しているのかも知れない。

ブレイクスルー感染対策としてメーカーが打ち出したブースト接種に対しても、慎重な姿勢を崩していない。

２回じゃなくって、３回も４回も、一生のうちに１００回も（！）うち続けなければならないダサいワクチン。

しかも、変異種が登場する度に、ころころと変わるワクチン。

安全性の審査や有効性の確認は、その都度行わなければならず、新たな副反応が出現する懸念は、未来永劫続いていく。

やれやれ・・・。

ブースト接種を認めるということは、そういう話が前面に出てくるということなわけだ。

全世界で、１度もワクチンをうっていない人々が何十億人もいる中で、ブースト接種や０歳児からの接種を大っぴらに話すこと自体が憚られる。

忖度、忖度・・・。

しかし、事実は事実だからな。

それを避けて通ることはできない。

確認しておこう。

ブレイクスルー感染は、イスラエルでは新規感染者の４割以上で起こっている（対象はデルタ）。

米国CDCのデルタに対するブレイクスルー感染の調査はまだない（未確認）。

ブレイクスルー感染した感染者の動態（重症度など）については、米国ではアルファに対しては公表されているが、デルタに対してはイスラエルを含めて、詳細は未公表だ。

イスラエルの人口を間違える記事だけが頼りだからな。

ちょっと心もとないけど・・・。

＜さらに追加＞ーーーーーーーーーー

（「4割が1回接種で感染減少傾向」　首相発言のネタ元は）
https://news.yahoo.co.jp/articles/e49811460cf3123e0cf01092d8f3e738a7abc959

「イスラエルやイギリス、アメリカにおける接種率（人口比）と新規感染者数の推移を比べたうえで、1回目接種率が4割前後に達したあたりから、新規感染者数の減少傾向が明確になり始めたと指摘されている」

「野村総研は5～6月にリポートをまとめた。」

対象となった変異種は、アルファということだな。

現在、上記の全ての国々では、さらにワクチン接種者が増加したにもかかわらず、感染者数は増加に転じている。

大昔の調査を基に描いたシナリオは、とっくに崩れている。

ワクチン一択の対策が、当てにならないことは明らかだ。

もちろん、我が国がそれだけに頼っているわけでないことは確かだ。

金融機関や卸業者を通じて、酒類を提供する店に圧力を掛けたり（途中で撤回したようですが）、名ばかりのロックダウンを小出しにして、国民に不自由を強いたりもしている（誰も守ってませんが）。

未曽有の感染拡大を続ける首都東京で、大規模スポーツイベントを催すことだって、そういう犠牲に耐えて実現していることを、世界にアピールする効果はある（ややワケワカ・・・）。

まあ、どうでもいいんですが。

デルタは、アルファとは異なる。

感染力の増大（とうとう空気感染）、病原性の増大（たぶん）、ワクチン回避能力の増大。

そして、政策担当者を騙して、誤った行動を取らせる能力の増大（そんなあ！）。

重症者や死者が、ワクチンがない時代のようには増えないというのは確かだ。

しかし、感染者について、その効果に言及するのは前提となるウイルスが異なる点を見落としていることになる。

実際のことは何も知らない企画屋が書いたシナリオで、政策判断されてはたまらないな・・・。

＜さらにさらに追加＞ーーーーーーーーーー

（NYダウ 290ドル超値下がり 変異ウイルスの感染拡大懸念などで）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210717/k10013144131000.html

「アメリカで、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の感染が急速に拡大していることへの懸念」

「この日発表された、アメリカの消費者の購買意欲を示す指数が市場の予想を下回ったことから、インフレが経済に及ぼす影響に懸念が高まったことも売り注文につながったとみられる」

直接的なトリガーとなったのは、購買意欲指数だろうが、市場がデルタの影響で神経質になっていることは確かなようだ。

欲得尽くで動くからな。

忖度はない・・・。

＜また追加＞ーーーーーーーーーー

（首相、ワクチン接種目標を前倒し「１０月から１１月の早い時期」完了）
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210717-OYT1T50132/

「約４割になると感染者数が減り始めると言われている。７月いっぱいで５割まで届けたい」

まだ、そんなこと言ってんのかあ？。

「接種の進展に自信」

大都市部でのデルタのまん延が避けられない状況の中で、逆に感染者が少ない地域での早期完了を図れば、国内での封じ込めに成功する可能性はある（都市部で流行るのは自業自得だから？）。

もちろん、全国に緊急事態を宣言して、人流を徹底的に抑制することが不可避だ。

浮沈子は、現政権に優しいから、今からでもオリパラを止めて、直ちに封じ込めに掛かるべきだと助言しておく・・・。

「たとえ無観客でも、感動を日本国民や世界に届けることが大事だ」

うーん、やっぱダメかあ・・・。