🚀ポストISS:知られざる問題2024年10月19日 04:57

ポストISS:知られざる問題


(NASA、ISS後の低軌道での継続的な人間滞在の選択肢を検討中)
https://spacenews.com/nasa-weighing-options-for-continuous-human-presence-in-leo-after-iss/

「NASAは、国際宇宙ステーションから商業プラットフォームへの移行期間中、地球低軌道での「継続的な人間の存在」という要望を再考し、少なくとも一時的には宇宙飛行士が軌道上に常駐しないという選択肢も含めようとしている。」

リードを読んで、妙な違和感を感じる。

だって、中国の宇宙ステーション天宮には、タイコノートがいるじゃないの・・・。

「パム・メロイ副長官は、低地球軌道での継続的な人間の滞在が望まれるという「知られざる問題」について言及」

「さらに、今後30年近く継続して滞在した後には、軌道上に人間を置かないという国家の姿勢という要素もある」

「代替アプローチである「継続的な能力」は、継続的な存在を維持しなくても、軌道上に人間を滞在させる能力を保持することを意味」

もう、NASAは、ISSと民間宇宙ステーションとのギャップは埋められないと腹を括っているということだ(そうなのかあ?)。

「目標を達成するためには継続的な心拍が必要なのか、それとも乗組員が管理する機能のようなもので我慢して、継続的な心拍へと進化できるのか?」(NASA本部のISSディレクター、ロビン・ゲイテンス氏)

「我慢」なのかあ?。

「NASAの考え方は「継続的な鼓動へと収束し始めている」」(パム・メロイ副長官)

「商業宇宙ステーションへの乗組員や貨物の輸送サービスを提供する企業のビジネスモデルも維持される」

いったい、どっちなんだあ?。

「必要な最低限の能力が整い次第、ISSを軌道から外す予定です」(ゲイテンス氏)

「その最低限の能力とはUSDVと少なくとも1つの商業ステーションのこと」

「この2つの条件を満たす必要があります。」

どうもワケワカな記事だな。

ISSの寿命を延期するという選択はあるかもしれないが、ロシアモジュールの問題が足を引っ張る(2028年までの運用)。

民間宇宙ステーションが2030年までにうち上がらないことは確定的だ。

NASAは、そのギャップをISSの寿命延長で埋めようとしているのかもしれない(ロシアに泣いて縋って頼むのかあ?)。

そのための条件づくりをしようとしているのかもな。

まあ、どうでもいいんですが。

いずれにしても、中国が軌道上にいる限り、何の心配もないだろう(そういうことかあ?)。

無理しなくてもいいんじゃね?。

浮沈子的には、ISSの存続に未練はない(1日も早く落とした方がいいんじゃね?)。

宇宙空間に人類が常駐する意味は皆無だ。

AIを搭載したロボットでも置いておけば十分だろう。

どーしても間を開けたくないというなら、天宮にドッキングさせてもらうという奥の手もある(中国にも泣いて縋って頼むのかあ?)。

それでも米国の宇宙における存在は突出している。

が、その地位は確実に脅かされている。

NASAはお役所だからな。

見栄とメンツも重要だ。

ISSの延長予算を獲得するためのパフォーマンスは、これからも続くだろう。

ロシアに金がなければ、NASAの予算を流すしかない。

この話も、大統領選挙の影響を受けるわけだ。

その原資はSLSで支払うことになるかもしれない。

(ロケットレポート: ブルームバーグがSLSのキャンセルを要求、スペースXが100周年を迎える)
https://arstechnica.com/space/2024/10/rocket-report-bloomberg-calls-for-sls-cancellation-spacex-hits-century-mark/

「ブルームバーグ氏、SLSロケットの打ち上げ中止を要求:
NASAのアルテミス計画を批判する論説で、ブルームバーグ・ニュースの創設者で元米国大統領候補の億万長者マイケル・ブルームバーグ氏は、スペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットの打ち上げ中止を要求した。「打ち上げには少なくとも40億ドルかかるとみられ、当初の見積もりの​​4倍になる」とブルームバーグ氏は書いている。「これは民間部門のコストを何倍も上回るが、打ち上げは2年に1回程度しかできず、スペースXのロケットと異なり再利用できない」」

「ブルームバーグは基本的に、次期政権に、月面の拠点の確立と維持に不可欠ではないアルテミス計画の要素をすべて廃止するよう求めている。「天の皮肉なことに、これらはすべて不要だ」と彼は書いている。「再利用可能な SpaceX スターシップは、SLS、オリオン、ゲートウェイ、ブロック 1B、ML-2 を必要とせず、わずかなコストで貨物とロボットを直接月まで運ぶことができる可能性が高い。スターシップ ブースターの着陸成功は、NASA の目標をはるかに超えた成果であることを示す画期的な成果だった」」

「ブルームバーグが主張する議論はどれも目新しいものではないが、宇宙政策評論家の通常の枠から外れた著名人から聞くのは注目に値する。」

まあ、エリックバーガーとしては、我が意を得たりというところだろうな。

しかし、宇宙飛行士を月まで運べる宇宙船は、今のところSLS+オリオンしかないからな。

そこんとこは、代替が効かない。

11月になれば、NASAのワケワカの議論も、少しは見通しが良くなるかもな・・・。

😼変異種:レプリコンワクチン:ワクチンが「感染」する!?2024年10月19日 17:28

変異種:レプリコンワクチン:ワクチンが「感染」する!?


今年、66歳になった浮沈子。

れっきとした高齢者で、もちろん、新型コロナワクチンの接種対象者だ。

で、既に10月1日(朝、9時過ぎ)に、最速の8回目ワクチンを接種して3週間弱が経っている。

(変異種:最速の8回目接種:結局ファイザー)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2024/10/01/9720937

「新型コロナワクチン、早きがゆえに尊からず。」

まあ、どうでもいいんですが。

その後の副反応のきつかったこと・・・。

接種後、3日間はまともな状態ではない。

それでも、ファイザーの方がやや軽い気はする。

言いたくはないけど、モデルナは個人的にはうつ気にならない。

生きているのが嫌になるほどの倦怠感だったからな。

で、その後はケロッとして、ダイビングもしたし、フィットネスにも通っている(ここ数日、サボリ癖がついているけど)。

まあいい。

今回のワクチンは5種類が認められている。

(10月1日から高齢者の定期接種開始 5種類の新型コロナワクチンのそれぞれの特徴は?)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6b4c1e6fa16261156338295dc2eb2a1a50676c9c

・ファイザー
・モデルナ
・第一三共
・Meiji Seikaファルマ
・武田薬品工業

「このうち、ファイザー、モデルナのmRNAワクチンと武田薬品の組み換えタンパクワクチンは以前から接種可能であったものですが、新しい変異株であるJN.1に対応しています。」

「第一三共のワクチンは今回新たに承認されたものですが、ワクチンの種類としてはファイザー、モデルナと同じくmRNAワクチンです。」(基本的にはファイザーやモデルナのmRNAワクチンと大きな違いはない)

「Meiji Seikaファルマのワクチンも今回新たに承認されたもので、大きな括りとしてはmRNAワクチンに分類されますが、自己増幅型mRNAワクチンと呼ばれる新しい技術を用いたもの」

「これまでよりも長期間スパイク蛋白質を産生させることで抗体価が高くなり、より長い期間ワクチンの効果が続くことが期待される」

このMeiji Seikaファルマ製の「自己増幅型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)」というのが、大騒ぎになっているらしい。

浮沈子は、あまりよく知らないんだが、接種者は出入り禁止とか、もう、悲惨な状況と聞く。

どうやら、自己増殖というところが妄想を掻き立てているらしい。

浮沈子は、効果の持続性、接種量が少なくて済むこと、それと関連して、副反応が少なくて済むことが期待される点などから大いに注目していて、従来のワクチンはこれに置き換わっていくのではないかと思っていたんだが、出足で躓いている感じだ。

ニュースを漁っていたら、分かりやすい記事が出ていたので引用しておく。

(「レプリコンワクチン」はこれまでのワクチンと何が違う?)
https://www.fnn.jp/articles/-/774831

「従来のワクチンは、接種後、1回だけスパイクタンパクを作ります。」

「これに対して、レプリコンワクチンはmRNAが人の細胞内で増殖するのです。」

「今、問題だと言われているのが、この「自己増殖」で、どんどん作るということは、必要以上にmRNAが体内で増え、結果としてスパイクタンパクが過剰に作られて、さまざまな不都合が生じるのではないかと懸念されているのです。」

浮沈子が調べていた頃に問題だったのは、ヒトの遺伝子に組み込まれてしまうのではないかとか、増殖が止まらなくなるのではないかとか、増殖をつかさどる遺伝子の部位が、癌などの別の遺伝子を増やしてしまうのではないかなどの点だった気がしている(未確認)。

「自己増殖は永久に続くわけではありません。ある程度のところで止まるということは、実験的には確認されています。」

「8日目がピークで、あとは下がり、2週間程で検出されなくなります。無制限に増えるわけではありません。」(マウスの実験:筋肉内のmRNAの量)

「ただし、mRNAの量は、従来のワクチンより多くなり、効果の持続期間も長くなると考えられます。その結果、従来のワクチンは3カ月ほどで予防効果が下がりますが、レプリコンはそれよりは長く効果が持続するのではと言われています。」

これは、大きなメリットだな(リアルワールドでの効果が明らかになるのはこれから)。

「身体の中でmRNAやスパイクタンパクが大量に増え、抗体(免疫)が過剰に作られることを心配される向きはありますが、仮に抗体(免疫)がたくさん出来ても、特に問題は無いレベルと考えられています。」

これも、臨床データが積み上がっていかないと分からないだろう。

「従来のワクチンも、レプリコンワクチンも、体内のmRNAやスパイクタンパクは、ごく微量ですが、呼気や唾液などを通じて体の外に排出される事も知られています。」

まあ、そうだろうな。

「今、懸念されているのは、「レプリコンワクチン接種者の体から排出されたmRNAやスパイクタンパクが、周囲の人にシェディング(感染)を生じ、その人たちの健康を損なうのでないか」ということです。」

シェディングというのは、伝播(でんぱ)という意味で、厳密には「感染」ではない。

が、スパイクタンパクはともかく、自己増殖能力を持ったmRNAが他の個体に取り込まれた場合、どのような反応を示すかはよく分かっていないようだ。

「量とか持続時間が違いますから、唾液などに出てくる状況なども、従来のものとは違うかもしれません。」

「ですが、それが他人に感染するとか、周りの人に害を及ぼすという可能性は極めて低いと思われ、科学的根拠もありません。」

やっぱ、それだって、症例が積み上がって初めて明らかになるんだろう。

この後の解説では、「自己増殖能力を持ったmRNA」の伝播の話はどこかに消えてしまって、「スパイクタンパクという一部のパーツ」の話だけになっているところが怪しい(そうなのかあ?)。

「レプリコンワクチンは新しい仕組みのワクチンですから、不安に感じられる方がいらっしゃることも理解できますし、無理からぬことです。」

「mRNAワクチンそのものに関しても、まだ多少の疑問が論じられていますから、この新しい仕組みのワクチンに関しては、やはり、その中長期の安全性や、有効性については、もう少し時間をかけて評価しないといけない部分も確かにあるとは思います。」

このあたりの言及には、一定の誠実さを感じる。

「重症化リスクの高い高齢者や持病のある方は、それぞれのワクチンについて、良い点、注意すべき点をしっかりと確認し、納得された上で、ワクチン接種を検討していただければと思います。」

玉虫色の予定調和で記事は終わっている(そういうことかあ?)。

初出の忽那教授は、もちっと、接種する側に寄り添った記事を書いている。

「結局、どのワクチンを、いつ打てばいいのか?」

特段の理由(副反応がきつくて、死にそうになった!?)がなければ、「これまで通りファイザーやモデルナのワクチンを接種することをお勧め」(第一三共もかあ?)。

「副反応が心配、あるいはこれまでにmRNAワクチンを打って副反応が強く出たという方は、組み換えタンパクワクチン」を検討(武田薬品工業)

「ただし、組み換えタンパクワクチンは有効性においてはmRNAワクチンよりも劣る可能性」

レプリコンワクチンは、ぶっちゃけ、非推奨だ(そうなのかあ?)。

接種時期についても言及している。

「なるべく早い時期に接種をして備えておくのが良い」

これらについては、あくまでも忽那教授の個人的見解だけどな。

浮沈子は、最速の8回目接種を、無難なファイザーで済ませた(かかりつけ医の仕入れによる)。

レプリコンを試したかったというのが本音だが、無い袖は振れない。

一方では、仕入れ対象ではなかったことにホッとしてもいる。

ホントはうちたくなかったのかもな。

百叩きした本音は、そこかも知れない。

まあいい。

来年は、何をうとうかな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(新型コロナの「レプリコンワクチン」は長期免疫力で従来型を凌駕?)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/362112

「レプリコンワクチンは、従来型のmRNAワクチンと比べて、少ない有効成分で長期間にわたって感染症の予防効果が得られると考えられています。」

「同ワクチンの有効性は6カ月持続することが確認」

わが国で行われた研究で、従来型と比較して長期に中和交代量を維持することが確認されたという。

「新型コロナウイルス(オミクロン変異株)に対する中和抗体の量は、従来型のmRNAワクチンでは接種から3~6カ月で大幅な下落を示した一方、レプリコンワクチンでは12カ月にわたって安定的に維持されていました。」

具体的な数値も上がっている。

「12カ月後の中和抗体の変化量は、従来型のmRNAワクチンと比較して、レプリコンワクチンで1.68倍(50歳未満)~2.14倍(50歳以上)でした。」

まあ、問題なのは、この倍率が感染予防効果や重症化予防効果にとってどれほど寄与するかという点なんだが、もちろん、中和抗体量の維持が相対的に持続することは悪いことじゃない。

今後の研究の進展が待たれるところだ。

「新型コロナウイルスに対する追加免疫の獲得において、レプリコンワクチンを優先的に考慮できる」

今回は浮沈氏はうたなかった(うてなかった?)けど、次回はレプリコンをうつ方向で調整しようかな(最速じゃなくてもいいか)・・・。

😼欧州大戦争:重箱の隅:クピャンスク方面の兵站2024年10月19日 22:43

欧州大戦争:重箱の隅:クピャンスク方面の兵站
欧州大戦争:重箱の隅:クピャンスク方面の兵站


(ウクライナ軍はクピャンスク方面で反撃、ロシア軍はバイク攻撃が成功)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-counterattack-in-kupyansk-area-russian-forces-succeed-in-motorcycle-attack/

「DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ウクライナ軍がクルフリャフカ郊外からロシア軍を押し戻した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がクルフリャフカ郊外の家屋=Ⓐに取り付いたロシア軍を攻撃する様子が登場。」(DEEP STATE:ウクライナ側の軍事ブロガー)

航空万能論は、浮沈子が楽しみにしているブログだ。

双方が命を賭けて戦っている前線の報告を、娯楽にしてはいけないんだろうが、一進一退(ウクライナは一退ばっかなんだが)の状況は、地球の裏側からネット越しに見ている分には、まるでゲームのようだ。

この感覚はヤバいな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は正義派じゃない。

ウクライナの統治がどうなろうと、知ったことではない。

ドンパチなどさっさとやめて、平和な暮らしを取り戻すのが最優先だ。

まあいい。

しかし、現実には、重箱の隅のようなところで、今日も命を賭けたドンパチが続いている・・・。

クピャンスク方面のドネツ川東岸の状況は、最近まであまり動きがなかったが、夏以降、急速に進展(?)している。

ロシア軍は、南北を分断するように西側に大きく張り出し、補給路であったO-211942を分断した。

クルフリャフカというのは、オスキル川沿いの集落で、ここを取られると、ウクライナ軍の兵站が困難(複雑)になると言われている。

もっとも、補給路は既に断たれているから、集落の占拠は象徴的なものに過ぎない(ポクロフシクなどと同じだな)。

「ウクライナ国防省情報総局も19日「クルフリャフカを奪還する作戦を7日から14日まで実施して取り付いた敵を排除し、敵の移動ルート上の地雷を設置した」と発表、掃討作戦の様子を収めた映像も公開した」

この発表については異論も上がっている。

「ロシア人ミルブロガーやマッパーらは「ロシア軍がクルフリャフカ集落内に前進した証拠だ」と主張して前線位置を集落内に前進させている。但し、RYBARは今のところ何も言及していない。」

RYBARというのはロシア側の観察者(ブロガー)で、ロシア軍からの情報も得ていると言われている(しょっちゅう、勇み足するけどな)。

今回、この話を取り上げたのは、一般紙がウクライナ軍の反攻として取り上げていたからだ。

(ウクライナ、東部の集落奪還と発表 北朝鮮軍は越境攻撃下の露西部クルスク州に投入か)
https://www.sankei.com/article/20241019-FS6BVMUHLNIQLAVF2Z4KHHBB3E/

「ウクライナ国防省情報総局は18日、同国軍が東部ハリコフ州の集落クルグリャコフカを露軍から奪還したと発表」

「クルグリャコフカは露軍が制圧を狙う同州の都市クピャンスク方面に位置している。東部では戦力に勝る露軍が徐々に前進しているが、ウクライナも反撃を試みているもようだ。」

なかなか勇ましい感じだな(そうなのかあ?)。

集落の名称がやや異なるけど、まあ、これはロシア語読みかウクライナ語読みかの違いだろう(未確認)。

航空万能論は、同じ記事の中で「追記」している。

「追記:RYBARはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍がクルフリャフカ集落に足場を築いた」と報告」

「つまり登場した視覚的証拠について「ロシア軍が押し戻された」と評価するのではなく「ロシア軍がクルフリャフカ集落内に前進した証拠」と評価した」

「どちらの評価が正しいのかは暫く様子を見れば判明するだろう。」

まあ、どっちでもいいんですが(既に補給路は断たれているしな)。

浮沈子的には、この戦線については、別の意味で注目している。

クピャンスク方面は、ハルキウ州だ。

つまりだな、ロシアが併合を宣言して、行政区域全域を勢力下に収めようとしているルハンシク州やドネツク州ではない。

いってみれば、越境攻撃しているわけだ(そういうことかあ?)。

クルスク市北方の侵入地帯(ボルチャンスクやリプシの辺り)もそうだけどな(ロシアは緩衝地帯と言っているけど)。

もしも、プーチンが言う通り、併合4州からウクライナ軍が撤退するという停戦条件が成立した場合は、ここら辺はウクライナに返還するということになるわけだ(そういうことかあ?)。

まあ、ドネツク州、ザポリージャ州、へルソン州の未占領地域に比べれば大したことはないけどな。

ちなみに、ルハンシク州は、ロシアがほぼ全域を占領している。

また、ザポリージャ州とへルソン州については、全域を占領すると明言はしていない(併合はしたけどな)。

両州は、州都すら占領していないからな(一度占領したへルソン市からは撤退)。

ロシアとしては、クピャンスク方面への「越境」は、ウクライナのクルスク侵攻みたいな状況なわけだ(そうなのかあ?)。

へルソン市からの撤退は、ウクライナの攻撃で、ドニエプル川を渡河して兵站を行うことが困難になったことが原因とされている。

航空万能論のブログ管理人は、この状況がクピャンスク方面で再現されると見ている。

つまり、オスキル川を隔てて東部のウクライナ軍に兵站するのが困難になるということなわけだ。

北側のクピャンスク市が攻略されれば、オスキル川東部地域の戦線を維持することは難しいだろう。

江戸の敵を長崎で討つ・・・。

ウクライナは、この地域をごっそり失うことになりかねない。

「どちらの評価が正しいのかは暫く様子を見れば判明するだろう。」(再掲)

言いたくはないけど、どうなるのか楽しみだな・・・。