パラオ雑感2015年11月05日 12:07

パラオ雑感
パラオ雑感


デイドリームのショップには、沈潜ダイビングのご案内が出ていた。

PADIのスペシャルティを宣伝している。

ついでに、エンリッチドエア(いわゆるナイトロックス)スペシャルティも併せてとれます!、となっている。

うーん、商売上手だな。

比較的浅めの沈潜使って、ペネトレーションまでやるようだ。

もちろん、制限の範囲内で。

また、このショップは、サイドマウントに熱心に取り組んでいることでも有名だ。

(サイドマウントのスペシャルページ)
http://daydream-dive.com/sidemount

「2013年から、世界トップクラスの海であるパラオで、デイドリームは他ショップに先駆けて、どこよりも早くサイドマウントでのダイビングを開始。」

「WEB やダイビング雑誌でも大きく取り上げられ、パラオや日本国内だけでなくアジアでも話題となりました。」

「そしていよいよ今年2015年、本格的にサービス提供を開始します。」

浮沈子は、2013年に始めて、2014年にスペシャルティを取った。

どっちかっていうと、インスピをサイドマウントに改造する過程で、オープンサーキットでちゃんと習っておこうと思ったから。

まあ、ボートダイブでタンクをエキジットの時に引き上げてもらえるなら、楽ちんでいいかな、くらいのノリだ。

水中でのメリットは、バルブを開け忘れてエントリーしても大丈夫とか(潜降前には、BWRAF:BC・ウエイト・リリース・エア・ファイナル(その他)で確認しましょう!)。

水中での遊泳抵抗が少ないかどうかは、微妙だ。

2本差しで入れば、絶対に抵抗はシングルタンクのバックマウントより大きい。

その代わりのメリットは、2本差しの場合は計り知れないけどな。

1本差しでは、腰の負担が少ないということはあるだろうが、アルミタンクでウエイトベスト等を活用すれば、サイドマウントでなくても腰痛対策は可能だ。

ボートの上だけ我慢すればいい。

ウエイトの量が少なくて済むという説もある(多少はね)。

水平のトリムがとりやすいとか、いろいろいわれているが、どのみち、アルミタンクでドーナツ型のブラダーを使えば、バックマウントと変わるところはない。

ファーストステージ周りのトラブルが、水中でどれ程の頻度であるかは不明だが、無視できるレベルには違いない。

2本差しすれば、かなりのメリットがあるが、遊泳抵抗は増大するし、管理が杜撰になればデコ出しのリスクは逆に高まる。

どんな器材も使う人間次第だし、ちゃんと使えなければ危険なだけだ。

(デイドリームが、パラオでサイドマウントをおすすめするには理由があります!)
http://daydream-dive.com/why-sidemount

ここにあるように、シングルタンク、ボートダイブ、アルミタンクのとき「だけ」、一般にはメリットを発揮する。

ダブルタンクについては、遊泳抵抗のメリットが消え、付け外しの煩わしさのデメリットが増える。

一般的なダイビングでのメリットはないと思っていい(長時間とか、ディープとかは別です)。

浮沈子的には、ファーストステージをダブルで持ち込めるというのは、レクリエーショナルレベルでも必要とは思うがな。

それなら、40cfのタンクで十分だ。

それを2本差しで潜る。

まあいい。

まだ、プールで1回しかやったことはない。

まあ、パラオで普通に潜るなら、1本差しで十分だな。

冒頭の沈船とかで、長時間に及ぶなら、2本差しに酸素持って行ったほうがいいかも。

テクニカルダイビングの講習をサイドマウントで受けて(テックサイドマウントではありません)、それなりの装備で行くのがいい。

計画するダイビングの内容に応じて、自在に組み合わせ、応用がきくというのがサイドマウントの利点だろう。

しかし・・・。

今回のツアーで、サイドマウントで潜っていたのは、ガイド2名と浮沈子だけ・・・。

画像は、デイドリーム会長の下田さんだが、ご覧のとおりバックマウントである。

長年バックマウントでやってきたベテランダイバーは、今更慣れないコンフィギュレーションに、無理やり対応することはない。

ちょっと変わったことをやってみたいとか、一生リゾートダイバーで押し通すとか、ボート上でさえ、タンクを背負うのが嫌だとか、テクニカルダイビングをオープンサーキットでやりたいとかいうなら、お勧めではあるがな。

CCRを改造して、サイドマウントにしたいという方は、そうはいないのではないか。

浮沈子が、サイドマウントを始めた動機はそれだが、一般的ではないな。

話は変わる。

ダイビングが終わって、最終の夕食の際に、コウモリを食べた。

どらごん亭というところだが、ゲテモノの店ではない。

(Dragon Tei どらごん亭)
http://www.palauxpalau.com/restaurant/dragon.html

「おすすめメニュー
1. パラオ鮮魚のアクアパッツァ  $15.00/ポンド
2. スーパー刺身  $17.00
3. 生野菜で巻いて食べるヴェトナム風揚げ春巻  $8.50
4. フーチャンプル  $9.00
5. かぶと煮  時価(魚は日替わり)
6. ステーキとシュリンプのコンビネーション  $23.00」

「ラフテやゴーヤチャンプルなどの沖縄料理もおすすめです!千葉県幕張にも姉妹店があるんです。」

お値段はそれなりだが、味は悪くない。

もっとも、コウモリに期待してはいけない。

「食べた」という話題づくり以外の何物でもない。

普通のダイビングツアーに、なかなか参加することがなかったので、今回は逆に新鮮だった。

ジェリーフィッシュレイクで、クラゲと泳ぐというのも、ダイビングではないが貴重な体験になった。

船着き場から66段登り、86段下るというのは願い下げだな(帰りもあります!)。

一生に一度の体験にしておきたい。

泥パックは、足にけがをしているので遠慮した。

美容にいいというが、ホントかよ!?。

来月、また来るので、どこか違うところに行ったら報告する。

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