🐱地球外生命:硫化ジメチル2024年01月18日 01:03

地球外生命:硫化ジメチル


地球外生命の存在に、超懐疑的(ぶっちゃけ、否定的)な浮沈子。

んなもんがいるなら、ここに連れて来てみい!。

ギガジンの記事では、昨年の9月に出ていたんだが、スルーしたな・・・。

(生命生存可能領域の惑星「K2-18 b」の大気中でメタンと二酸化硫黄が発見され海の存在可能性が濃厚に、地球では生物由来のものしか存在しない硫化ジメチルも検出される)
https://gigazine.net/news/20230912-k2-18-b-methane-carbon-dioxide/

「生命が生存可能なハビタブルゾーンに存在する惑星「K2-18 b」では、2019年に水蒸気の存在が確認されています。」

一応、候補ではあったわけだ。

ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測が始まって、片っ端からデータを集め始めたんだろう。

「新たに、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の分光計を用いて「K2-18 b」の大気組成を分析した結果、メタンや二酸化炭素が豊富に含まれていることが明らかに」

注目すべきは、硫化ジメチルという化学物質が発見された点にある。

「「K2-18 b」の大気中には、硫化ジメチル(DMS)が存在する可能性も示唆されました。硫化ジメチルは、地球上では生物由来のものしか存在していません。」

ヤバいじゃん!?。

地球外生命なんているわきゃない!、という浮沈子の固い信念が、腐ったキャベツのようにグサグサになりかねない。

(ジメチルスルフィド)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%89

「キャベツが腐った臭いとも表現される悪臭成分」

まあ、どうでもいいんですが。

「ジメチルスルフィドが生物由来であることから、特定の惑星において地球外生命の存在を証明する根拠になる可能性を有している」

リンクされていたBBCの記事では、「K2-18 b」について詳細に記されている。

(地球外生命の手がかり、ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した可能性=英研究チーム)
https://www.bbc.com/japanese/66793822

「地球上では生物からしか生成されない硫化ジメチル(DMS)という物質を観測した可能性があるという。」

このことは、惑星科学上も重要だ。

「「K2-18b」がさらに興味をそそるのは、遠い恒星の軌道上で発見された、生命が期待できるこの惑星が、地球のようないわゆる岩石惑星ではないことだ。「K2-18b」の質量は地球の約9倍。」

「地球と海王星の間の質量を持つ惑星は、我々の太陽系の惑星とは大きく異なる。「サブ・ネプチューン」と呼ばれるこうした惑星は大気が大部分を占めるため、その実態がほとんど分かっていない」(今回の調査メンバーの一人である英カーディフ大学のサブハジット・サルカル博士)

「この種の惑星は太陽系には存在しないが、サブ・ネプチューンは銀河系でこれまでに知られている惑星の中で最も一般的なタイプだ」(同上)

「我々は今回、ハビタブルゾーン(地球と似た生命が存在できるとされる天文学上の領域)のサブ・ネプチューンで、今までで最も詳細なスペクトラムを得た。これによって、大気中の分子を分析できるようになった」(同上)

報じられていることが事実なら、世紀の大発見、地球外生命の存在を確認した大金星、ノーベル賞もんだな(そうなのかあ?)。

が、どうやら、業界でもいろいろ議論があるらしい(未確認)。

「研究チームはこの結果を慎重に取り扱っている。2020年には、金星の雲の中からホスフィンという生物によって生成される可能性のある分子が見つかったとする発表があったが、1年後に異議が唱えられたことをふまえた姿勢」

この件については、アルスのエリックバーガーが記事にしている(今回取り上げたのは、それがきっかけ)。

(宇宙人ですか?—
いいえ、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、少なくともまだ生命を発見していません。
科学界では激しい議論が続いています。)
https://arstechnica.com/space/2024/01/no-the-james-webb-space-telescope-hasnt-found-life-out-there-at-least-not-yet/

「ここに私が言える限りの本当の話があります。科学者たちは、ウェッブが系外惑星 K2-18 b について行った観察に間違いなく興味をそそられています。しかし、この望遠鏡による水、メタン、硫化ジメチルの測定については、激しい議論が続いています。それらは有望ではありますが、決定的なものではありません。コロン氏が述べたように、決定的な決定を下すには、より多くのデータと、おそらく新しい手段が必要です。」

K2-18 bは、ハイセアン惑星というカテゴリーにも属する。

(ハイセアン惑星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E6%83%91%E6%98%9F

「生命が存在することができる可能性のある、水素が豊富な大気を備えた、熱く、水に覆われた惑星」

「ハイセアン惑星は惑星の密度に基づくとミニ・ネプチューン( K2-18bやTOI-1231 b)だけでなく岩石惑星であるスーパーアースも含まれる可能性」

「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)や欧州超大型望遠鏡のような次世代の望遠鏡ではハイセアン惑星の生命存在指標が容易に検出できるだろうと予測されている」

(K2-18b)
https://ja.wikipedia.org/wiki/K2-18b

「K2-18bは2015年に、アメリカ航空宇宙局(NASA)が太陽系外惑星探査のために打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡の延長ミッション「K2ミッション」による観測で発見された」

「主星K2-18が太陽よりも小規模で暗い赤色矮星であるため、発見当初から大気を観測できる可能性があるとされていた」

「主星K2-18からは約2100万 km離れた軌道を約33日で公転しており、主星に近いためK2-18bは潮汐固定を起こしており、常に片面を主星K2-18に向けていると考えられている。この軌道は水が液体の状態で存在出来るK2-18のハビタブルゾーン内に位置していることが2017年に行われたスピッツァー宇宙望遠鏡による観測で判明している」

「大気中から水蒸気の存在を示す痕跡が検出」

「分光観測にはどちらのグループもハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3による観測データが使用された」

「液体の水から成る海を保有するには地球のようなはっきりとした岩石から成る硬い表面が存在している必要があるが、実際にK2-18bほどの規模を持つ惑星がそのようなはっきりとした表面を持つか、あるいは海王星のように分厚い大気を抱えるガス惑星なのかを判断するのは困難」

「はっきりとした表面を持つかどうかが不明瞭で、さらに主星がフレアなどの強い放射線を放出する恒星活動が活発な赤色矮星で、強い放射線の影響を受けている可能性が高く、仮にはっきりとした表面や液体の水が存在していたとしても地球とは大きく環境が異なるとされており、K2-18bでの地球上で考えられるような生命の存在は困難になるという懸念もある」

昨年9月に発表されたJWSTによる観測は、これらに続くものだ。

「研究チームは今後もジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に搭載されている観測機器を用いて追加の観測を行うとしている」

観測手段の進歩は、新しい科学の地平を拓く。

人類は、どーして地球外生命なんて煩わしいものを見つけたがるのか。

生命という化学進化の果ての特異な反応系は、宇宙の中で、かなり限られた環境の中でしか生まれないことは分かっている。

が、全く不可能だったわけではない(それが証拠に、生物の端くれである浮沈子がこのブログを書いているからな)。

確率は、ゼロじゃない。

それは確かだ。

で、論理的には、こんだけ星の数ほどの惑星系があるんだから、どこかに似たような環境があって、生命が誕生したり進化したとしてもおかしくないと考えるわけだ。

浮沈子は、いるわきゃないと思っているけど、不存在を証明することはできないからな(対象は、全宇宙だし・・・)。

観測可能な宇宙にいなくても、存在を完全に否定することはできない(宇宙が、観測不能の領域に広がっていることは、今や常識!)。

床屋談義としては、地球外生命を否定しないというポジショニングが重要だ。

まあいい。

もちろん、硫化ジメチルが生命以外の方法で生成された可能性や、観測の誤りという可能性もある。

んな、地球の10倍近い大きさの、半分ガス惑星みたいなところで、どうやって生命が誕生するのかという基本的な疑問もある。

しばらくすれば、忘れられ、結局はデータの誤りだったという話で終わるかもしれない。

それとも、系外惑星の発見がそうだったように、地球外生命がいそうな惑星がしこたま見つかり、もう、その存在が疑問視されることがなくなるような時代が来るのかもしれない。

頑なに、地球外生命を否定する輩は、存在意義を問われるかもな。

それはそれでいい。

幸い、120光年も離れていれば、生きているうちにそこからやってきたエイリアンに食われる心配はないだろう。

遠い星々に思いを馳せ、そこにもきっと、与太ブログを書きながら爆食しているジジイがいると想像するのが丁度いい。

そいつは、きっと、その後、爆睡するに決まってるがな・・・。

🐱変異種:第10波:一進一退2024年01月18日 10:00

変異種:第10波:一進一退
変異種:第10波:一進一退


(新型コロナウイルスの新たな感染拡大が、米国であまり話題になっていない理由)
https://wired.jp/article/theres-a-huge-covid-surge-right-now-you-probably-didnt-notice/

「現在、米国ではオミクロン株以来最大規模の新型コロナウイルスの感染拡大が起きている。」

「現在、世界中で新型コロナウイルスの1日の感染者数が急増している。これはオミクロン株以来、最大規模の感染拡大である。米国だけで毎日推定約200万人の新規感染者が発生しているのだ。」

べらぼーめ・・・。

東京都の新規推定感染状況(モデルナ公開)を見ると、せいぜい6千人とかそんなもんで伸び悩んでいる感じだが、世界は大変なことになっちまってるようだ。

もっとも、浮沈子のような持病持ちの高齢者などの免疫弱者を除けば、んなもんはただの風邪として見過ごされているに違いない。

幸い、病原性が高くなっているという兆候はない。

「「ちょっとした体調不良」として見過ごされるような鼻水などの軽い症状」

「感染者数の大幅な増加は、2023年9月に出現し、急速に優勢株になった新型コロナウイルスの変異株「JN.1」によるもの」

「感染はピークに達しておらず、今後数週間で入院者数と死亡者数は増加することが予想される。」

「変異株が優勢)として感染が急拡大していることは非常に悩ましい状況です」(ケース・ウエスタン・リザーブ大学の医学部の感染症の研究者であるマーク・キャメロン)

つまり、その変異種にとって増殖しやすい感染環境が整っているということなわけだ。

ワイアードの記事には、注目すべき点が記されている。

「流行の時期は風邪やインフルエンザが蔓延する冬だけではない。まだ正確に予測できないものの、1年に2回は流行するのである。」

「新型コロナウイルス流行のスケジュールはほかとは異なります」(マーク・キャメロン)

どこかの国では、何の科学的根拠もなく、年に1回の予防接種で済ませようと画策しているようだが、とんでもない話だ(そうなのかあ?)。

「接種による効果は6カ月以上は保たないようである」(英国での研究:記事にリンクあり:<以下追加>参照)

やれやれ・・・。

免疫弱者に対する集団免疫効果(厳密には違いますけど)についても触れられているが、どーせ、若年者の予防接種なんて実現しっこないんだから、ばっさり割愛する。

「現在、多くの人にとって新型コロナウイルスの深刻さは基本的にRSウイルスやインフルエンザと比較できるレベルに落ち着いている」(デューク大学の感染症の教授であるキャメロン・ウルフ)

「数年前の状況とは大きく異なります」

「そして、それは勝利を意味しています」

結構な話だが、ジジババらにとっての脅威は変わらない。

若年者がワクチンをうたずに闊歩している分、感染のリスクはむしろ増大している。

わが国では、隣国の中国が春節の大型連休を迎え、折からの円安を背景に大挙して来日しようとしている。

(中国・春節でのべ90億人が移動 海外旅行では日本が人気)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d00f2e20357e1ddf42677a2e018eb1536678b09

「過去最多の延べ90億人が移動する見込みであると中国当局が発表」

「2月10日から2月17日まで8連休」

「航空機での移動はコロナ前より9.8%増えて延べ8000万人となり、東南アジアや日本、韓国が人気の目的地」

来るんじゃねえよ・・・。

まあ、インバウンドをあてにしている業界もあるからな。

観光客の増加自体は、国際交流の観点からも望ましいんだが、ウイルス付きは勘弁してもらいたい。

もちろん、中国でも新型コロナは大流行が見込まれている。

(中国、コロナ感染拡大予想 新変異株が主流と見通し)
https://www.sankei.com/article/20240114-HEQQKVOP3JOJDGMVT7WG7RSNAY/

「中国疾病予防コントロールセンターは14日、新型コロナウイルス感染が中国で今月に拡大する可能性があるとの予想を明らかにした。」

おいおい・・・。

「中国のコロナ感染は「低いレベルにとどまっている」と強調」(中国疾病予防コントロールセンター)

「監視ポイントの病院での陽性率は1%以下」

「全土で重症が88人、死亡が11人」

んなもん、誰が信じるかよ!。

まあいい。

どこの国でも、捕捉体制が貧弱になり、現状はお寒い限りだからな。

感染症は、忘れたころにやってくる。

浮沈子は忘れてないけど。

せめて、今年くらいは夏の流行の前に重症化予防効果を賦活するワクチンをうっておきたいところだが、その可能性は低いだろう。

夏を乗り切れるかどうかが怪しいな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(2020年5月から2022年2月までの英国におけるワクチン接種後の新型コロナウイルス感染症の成人死亡リスクの時間的変化:全国監視研究)
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/01410768231216332

「結果:
全体として、すべての年齢層で CFR の減少が観察され、その年齢層が一次ワクチン接種とその後の最初の追加免疫の対象となった時期との明らかな時間的関連性が見られました。CFRは年齢とともに増加し(50~59歳で0.3%、60~69歳で1.2%、70~79歳で4.7%、80歳以上で16.3%)、ワクチン接種を受けていない人で最も高かったが、時間の経過とともに減少が観察された。最も高いCFRは、ワクチン接種の展開前にワクチン接種を受けていない80歳以上のグループ(30.6%)で見られました。CFRは、最後の接種から6か月以内のワクチン接種集団で一貫して最低でしたが、最後の接種から6か月以上経過すると、すべての年齢層で増加しました。」(CFR:case fatality risk:致死リスク)

せっかくリンクがあったので、一応確認した。

ワクチンの効果が6か月しか持たないというのは言い過ぎだが、6か月経つと、全年齢階層(対象は18歳以上)に渡って減少に転じる(致死リスクが増加に転じる)という現象が観察されている。

もちろん、ワクチン業界も手をこまねいていたわけではなく、既にレプリコンワクチンなど、次世代のワクチンが登場している(採用はこれからですが)。

しかし、これまで接種してきたワクチンが、キレと持ちに問題を抱え、7回もうってきたにもかかわらず、さらに追加でうち続けなければならない現実は変わらない。

浮沈子は、既に前回の接種(2023年9月20日)から約4か月が経過している。

夏を迎える前に、1回打っておきたい気もするが、当局はそれを認めようとはしないだろう。

ワイアードの記事にある通り、新型コロナの流行期は、季節性インフルエンザなどの他の呼吸器系感染症とは明らかに異なる。

それが、科学的事実だ。

もっとも、金には限りがあるから、インフルとセットにして年に1回の接種で済ませたいというインセンティブが働くことはあり得る(実際そうだろうけど)。

どーせ、重症化して死んじまうジジババに、金掛けてどーする!?。

新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。

まあいい。

米国でさえ、何の合理的理由もなく、国民からワクチン接種の機会を奪ってるわけだからな(あっちも、年1回みたいです)。

やれやれ・・・。

将来、キレと持ちがいいワクチンが普及したら、年1回でも3年に1回でも構わない。

重症化リスクを評価し、トレードオフで考える必要はある(レプリコンワクチンとかにも、従来と同じ副反応のリスクが想定されるからな:ドラッグデリバリー自体は、ふつーのmRNAワクチンと同じ)。

確認しておこう。

新型コロナウイルスの流行パターンは、現在のところ年に2回というのが事実だ。

ワクチンの効き目は、最後の接種から6か月経過すると、全年齢層を通じて減少に転じることが確認されている。

免疫賦活効果が持続することが期待される自己増殖型ワクチン(レプリコンワクチン)は、まだ採用例がない。

浮沈子的には、免疫弱者(ジジババや持病持ち)は、選択的でもいいから年に2回のワクチン接種の機会を設けるべきだと考えている。

更に、高齢者施設のスタッフや医療関係者その他、ハイリスクグループに接触する機会が多い人々については、同様の機会を設けるべきだと思うけどな。

新型コロナはオワコン(終わったコンテンツ)などではない。

が、実際の政策選択においては、科学的合理性は棚上げされ、横並びや経済合理性が優先されがちになる。

政治の貧困以前に、我が国の文化的背景が大きいのかもしれない。

新型コロナはオワコンじゃないけど、ジジババは、確かにオワコンだ(そんなあ!)。

昨日、あるところで、浮沈子が老後に備えていると言ったら、「まだ老後じゃないんですね」と確認されてしまった。

うーん、意識の上では「老後」というよりは、「老中」という感じか(昨年、高齢者になったばっかだからな)。

(70代から運動を始めて90歳超でも30~40歳クラスの有酸素運動能力を持ち室内ボート競技で世界チャンピオンに輝いた男性の秘密とは?)
https://gigazine.net/news/20240117-late-life-exercise-aging-body/

「ワシントン・ポストが、70代になってから運動を始めて92歳の時点でも健康な30~40歳クラスの有酸素運動能力を持ち、室内ボート競技で4度の世界チャンピオンに輝いた男性について報じています。」

「モーガン氏の一家にはボート競技の選手が多いため、遺伝的な要因もあるだろうと指摘されているほか、モーガン氏のパフォーマンスも年々減少しているのは確かです。」

90代でパフォーマンスが増加していたらバケモンだ。

「運動は老化の影響を完全に消し去らないまでも、身体の衰えを遅らせてくれるという可能性をモーガン氏は示しています。」

浮沈子は、既に60代後半だが、活発に運動してる高齢者に比べれば、低強度の運動に甘んじている。

「モーガン氏のトレーニングや生活習慣の特徴は以下の通り。」

・一貫性:モーガン氏は1日平均で約40分、週に約30kmをローイングマシンでこぐというトレーニングを継続しています。
・複数のトレーニング強度の組み合わせ:ワークアウトの70%は非常に負荷が低く、モーガン氏はほとんどマシンをこいでいないとのこと。残り20%は難しいものの許容できる中強度の負荷で、10%はかろうじてこなせる高強度の負荷でマシンをこいでいるそうです。
・ウエイトトレーニング:モーガン氏は週に2、3回の頻度で重量を調節できるダンベルを使い、約3セットのダンベルランジ・ダンベルロー・ダンベルカールを行っています。
・高タンパクな食事:モーガン氏は多くの高齢者よりも多くのタンパク質を摂取しており、1日あたりのタンパク質摂取量は一般的な推奨摂取量である「体重1kgにつきタンパク質1g」を超えているとのことです。

えーと、浮沈子は大体3分の1くらいの運動量と強度な感じだ。

世界選手権に出るつもりはないから、別にそれで構わないけど。

浮沈子がこの記事で注目したのは、次の部分だ。

「・・・何もないところから競技を始めましたが、ある時にふと、この競技をやることに喜びを感じたのです」

生きる喜びを感じること、身体を動かすという動物としての本来的な活動の中でそれを得ることは重要だ。

苦痛を感じながら、義務的に筋肉を動かすのではなく、それが精神的な活力を高め、「快」を与えることは、肉体的な健康や運動機能を維持することよりも重要かもしれない。

病は気からと言うけれど、逆もまた真だからな・・・。