🚀スターリンク:インテルサットの憂鬱 ― 2024年09月25日 10:37
スターリンク:インテルサットの憂鬱
(ハワイアン航空の太平洋横断路線のほとんどの機材でスターリンクWi-Fiが無料に)
https://spacenews.com/free-starlink-wi-fi-now-on-most-hawaiian-airlines-transpacific-fleet/
「 ハワイアン航空は9月24日、ハワイ発着の太平洋横断路線のほとんどの機材で無料のスターリンクWi-Fiを開始すると発表」
「保有するエアバス機42機(A330型機24機、A321Neo型機18機)にスペースXの低軌道(LEO)ネットワーク用アンテナの設置を完了」
「今後数年間でボーイング787-9型機2機をスターリンクに接続する計画があり、さらに10機の787-9型機を2027年までに発注する予定」
「保有機体のうち小型の19機のボーイング717型機に機内インターネット接続を導入する予定はない。」
ハワイアン航空はスターリンクを初めて導入した航空会社として知られている。
「スターリンクの販売・提携担当ディレクターで航空部門責任者のニック・ガラノ氏は、パリで開催された世界衛星ビジネスウィーク中の9月17日時点で、同社は約2,500機の航空機の契約を結んでいると語った。」
飛ぶ鳥を落とす勢いのスターリンクだが、一つ問題がある。
「ハワイアン航空は最近、スターリンク航空の競合企業インテルサットの強化された接続サービスを利用して航空機をアップグレードしている大手航空会社 アラスカ航空への19億ドルの売却を完了した。」
両社の提携(アラスカ航空への吸収合併みたいですが)で、インテルサットと契約しているアラスカ航空とスターリンクと契約しているハワイアン航空がどういうことになるかという問題が浮上してきた。
「スターリンクとインテルサットが統合艦隊の衛星接続パートナーとなる」
「Intelsat は、自社の静止衛星群と、Eutelsat の OneWeb LEO ネットワークからリースした容量から機内接続を提供します。」
まあ、ワンウェブも使えるようだから、アラスカ航空の機内接続に問題はないんだろうけど(未確認)。
「将来の艦隊の拡大と機内WiFiの進化に向けた選択肢を積極的に評価している」(ハワイアン航空広報担当者マリッサ・ビジェガス氏)
インテルサットは戦々恐々だろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX Starlinkがハワイアン航空と重要な発表)
https://www.teslarati.com/spacex-starlink-hawaiian-airlines-airbus-boeing/
「SpaceXのStarlink高速インターネットとハワイアン航空は、サービスの展開に関連した重大発表を行った。」
うーん、それほどのものかあ?。
先日のユナイテッドの時のような衝撃はない(静止軌道衛星事業者をぶった切るとかな)。
「同社はスターリンクを自社の航空機にもっと搭載したいと考えており、ボーイング社とスペースX社と共同で787型機すべてにインターネットを導入するとウェブサイトで発表」
記事には、短距離を運行すると思われる717には搭載しないという話は出てこない。
まあ、どうでもいいんですが。
「さらに良いことに、Starlink はすべてのフライトで無料です。これは、その信頼性と速度を考えると、かなり驚くべきことです。」
まあ、最近の我が国の国内線でも、接続は無料になってきているから、驚くことではない(スターリンクじゃないけど)。
料金の設定は、航空会社が行うだろうから、スターリンクかどうかはあまり関係ないだろう。
殆どのコンテンツで、低軌道コンステレーションなのか、それとも静止衛星経由なのかということは問題にはならないだろう(未確認)。
対戦ゲームとか、テレビ電話(テレビ会議)とか、遠隔のサーバーとリアルタイムでやり取りする必要があるアプリについては、若干のタイムラグは避けられない。
が、例えばインテルサットのように、低軌道衛星との抱き合わせでサービスを提供することになれば、その問題もある程度は回避できるだろう(未確認)。
重要なことは、スターリンク衛星が次々と打ち上げられ、増加し続けるトラフィックに対応しているように見える点だ。
「SpaceX は、サービスへのアクセスを拡大するために、引き続き Starlink 衛星の打ち上げを行う予定です。」
「Starlink は 2,500 機の航空機に導入されており、その数はほぼ毎日増加しています。」
2500機が2万5千機になろうが25万機になろうが、何の心配もない(そうなのかあ?)。
静止軌道衛星だって、定期的に能力を増強しているし、アマゾンのプロジェクトカイパーとかが展開されれば、低軌道衛星とのコラボで低遅延を補うことも可能になるだろう。
しかし、アットーテキな打ち上げ能力を引っ提げて、衛星を使い捨てにして更新し続けるスターリンクは、低軌道衛星サービスの中でも異色だ。
スターシップが飛ぶようになれば、そのことはさらに明確になる。
V2フルが上がるようになれば、現在のV2ミニの数倍の能力の衛星が、1度に2倍(40機)程度上がることになる。
その打ち上げ頻度も、現在の3日に1度のペースから、3時間に1度のペースになるかもしれない(グウィンショットウェルは、1時間に1度と言ってたけどな)。
まあいい。
想像を絶するトラフィックを宇宙空間に持ち上げ、地上めがけて打ち下ろす(旅客機は地上じゃないけど)。
電波が見える人(だれ?)には、眩しくてしょうがないだろうな・・・。
(ハワイアン航空の太平洋横断路線のほとんどの機材でスターリンクWi-Fiが無料に)
https://spacenews.com/free-starlink-wi-fi-now-on-most-hawaiian-airlines-transpacific-fleet/
「 ハワイアン航空は9月24日、ハワイ発着の太平洋横断路線のほとんどの機材で無料のスターリンクWi-Fiを開始すると発表」
「保有するエアバス機42機(A330型機24機、A321Neo型機18機)にスペースXの低軌道(LEO)ネットワーク用アンテナの設置を完了」
「今後数年間でボーイング787-9型機2機をスターリンクに接続する計画があり、さらに10機の787-9型機を2027年までに発注する予定」
「保有機体のうち小型の19機のボーイング717型機に機内インターネット接続を導入する予定はない。」
ハワイアン航空はスターリンクを初めて導入した航空会社として知られている。
「スターリンクの販売・提携担当ディレクターで航空部門責任者のニック・ガラノ氏は、パリで開催された世界衛星ビジネスウィーク中の9月17日時点で、同社は約2,500機の航空機の契約を結んでいると語った。」
飛ぶ鳥を落とす勢いのスターリンクだが、一つ問題がある。
「ハワイアン航空は最近、スターリンク航空の競合企業インテルサットの強化された接続サービスを利用して航空機をアップグレードしている大手航空会社 アラスカ航空への19億ドルの売却を完了した。」
両社の提携(アラスカ航空への吸収合併みたいですが)で、インテルサットと契約しているアラスカ航空とスターリンクと契約しているハワイアン航空がどういうことになるかという問題が浮上してきた。
「スターリンクとインテルサットが統合艦隊の衛星接続パートナーとなる」
「Intelsat は、自社の静止衛星群と、Eutelsat の OneWeb LEO ネットワークからリースした容量から機内接続を提供します。」
まあ、ワンウェブも使えるようだから、アラスカ航空の機内接続に問題はないんだろうけど(未確認)。
「将来の艦隊の拡大と機内WiFiの進化に向けた選択肢を積極的に評価している」(ハワイアン航空広報担当者マリッサ・ビジェガス氏)
インテルサットは戦々恐々だろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX Starlinkがハワイアン航空と重要な発表)
https://www.teslarati.com/spacex-starlink-hawaiian-airlines-airbus-boeing/
「SpaceXのStarlink高速インターネットとハワイアン航空は、サービスの展開に関連した重大発表を行った。」
うーん、それほどのものかあ?。
先日のユナイテッドの時のような衝撃はない(静止軌道衛星事業者をぶった切るとかな)。
「同社はスターリンクを自社の航空機にもっと搭載したいと考えており、ボーイング社とスペースX社と共同で787型機すべてにインターネットを導入するとウェブサイトで発表」
記事には、短距離を運行すると思われる717には搭載しないという話は出てこない。
まあ、どうでもいいんですが。
「さらに良いことに、Starlink はすべてのフライトで無料です。これは、その信頼性と速度を考えると、かなり驚くべきことです。」
まあ、最近の我が国の国内線でも、接続は無料になってきているから、驚くことではない(スターリンクじゃないけど)。
料金の設定は、航空会社が行うだろうから、スターリンクかどうかはあまり関係ないだろう。
殆どのコンテンツで、低軌道コンステレーションなのか、それとも静止衛星経由なのかということは問題にはならないだろう(未確認)。
対戦ゲームとか、テレビ電話(テレビ会議)とか、遠隔のサーバーとリアルタイムでやり取りする必要があるアプリについては、若干のタイムラグは避けられない。
が、例えばインテルサットのように、低軌道衛星との抱き合わせでサービスを提供することになれば、その問題もある程度は回避できるだろう(未確認)。
重要なことは、スターリンク衛星が次々と打ち上げられ、増加し続けるトラフィックに対応しているように見える点だ。
「SpaceX は、サービスへのアクセスを拡大するために、引き続き Starlink 衛星の打ち上げを行う予定です。」
「Starlink は 2,500 機の航空機に導入されており、その数はほぼ毎日増加しています。」
2500機が2万5千機になろうが25万機になろうが、何の心配もない(そうなのかあ?)。
静止軌道衛星だって、定期的に能力を増強しているし、アマゾンのプロジェクトカイパーとかが展開されれば、低軌道衛星とのコラボで低遅延を補うことも可能になるだろう。
しかし、アットーテキな打ち上げ能力を引っ提げて、衛星を使い捨てにして更新し続けるスターリンクは、低軌道衛星サービスの中でも異色だ。
スターシップが飛ぶようになれば、そのことはさらに明確になる。
V2フルが上がるようになれば、現在のV2ミニの数倍の能力の衛星が、1度に2倍(40機)程度上がることになる。
その打ち上げ頻度も、現在の3日に1度のペースから、3時間に1度のペースになるかもしれない(グウィンショットウェルは、1時間に1度と言ってたけどな)。
まあいい。
想像を絶するトラフィックを宇宙空間に持ち上げ、地上めがけて打ち下ろす(旅客機は地上じゃないけど)。
電波が見える人(だれ?)には、眩しくてしょうがないだろうな・・・。
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