大きな葛籠2012年03月27日 00:05

大きな葛籠
大きな葛籠


まあこれを見てください!。

(東芝が13.3インチの大型のAndroidタブレット”AT330″を発表)
http://androidtablet.yukkes.com/top/manufacturer/toshiba/at330_0324/

(東芝、1600×900 ピクセル解像度 13.3インチタブレット「AT330」を公開、クアッドコアプロセッサ Tegra 3、TVチューナー搭載)
http://gpad.tv/tablet/toshiba-at330/

でかいです。テレビも映る。ICSが動いています。動画をよく見ると、4.0.3と書いてあるように見える(錯覚でしょうか?)。また、フルサイズのSDカードスロットがある。

スペックも、アバウトで大味・・・。

このサイズだと、ワンセグでは、ちと荒いのでは?。いっそ、フルセグを奢って、「おっ!」と言わせて欲しかった(どうせデカすぎて、屋外には持っていけないんだから)。

(TVチューナー内蔵の東芝製13.3インチタブレット「Toshiba AT330」の実機動画が公開。)
http://rbmen.blogspot.jp/2012/03/tv133toshiba-at330.html

東芝は、これまでも13.3インチにこだわってきたようだが、今回は製品が出るかもしれない。

絶対に買わない!。手首が骨折しそうな重量であることは疑いない。ポケットにも入らないし・・・。

薄い設計には好感が持てるが、価格性能比でみると中華パッドには及ばないだろう(単位面積あたりの価格で勝負か?)。ネーミングはやはりレグザか?。テレビへのこだわりから抜けきれない性格が素直に出ている。

製品では、こんなものが出ている。

(REGZA Tablet AT700・AT3S0(2011年10月))
http://dynabook.com/pc/catalog/regza_t/111003at700at3s0/

日本製のタブレットには興味が湧かなかったが、製品としては、ユニークなものもあり(ソニーのパカッと開くタイプとか)、中華パッドがマネしそうな感じがしている(そしたら、買うかも・・・)。

(タブレットデバイスPシリーズ)
http://www.sony.jp/tablet/products/P1/spec.html

オトナのDSといったところか。

ジャスミン・パッド2012年03月27日 14:31

ジャスミン・パッド
ジャスミン・パッド


パキスタンという国がある。

(パキスタン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3

(外務省のページ:わかりやすいですね)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol35/index.html

この国の国防企業(PAC:Pakistan Aeronautical Complex KAMRA)と香港の電子デバイス会社INNAVTEK Internationalが発売しているのが、「PAC-PAD 1」というアンドロイドタブレットである。

(PAC-PAD 1)
http://www.cpmc.pk/products/pad-1/

本日のレートでパキスタン・ルピーは0.9130円なので、シッピングを別にすると14,152円ということになる。

200米ドルというページもあった。

(Pakistan military making iPad copy)
http://gulfnews.com/business/technology/pakistan-military-making-ipad-copy-1.983720

店のオヤジの表情が、なんともいえない。「お安くしときますよ、ダンナ!」というセリフがピッタリだ。

製品の中身にこれといった特徴はない。軍需関係の企業が作ったからといって、対戦車ゲームとか空中戦ゲームばっかり、などということもなさそうだ(デスクトップの背景はF-16だったりしますが)。2.3という選択も手堅い。

この会社は、電子ブックやネットブックも販売しており、完全な民生品である。PACのホームページから検索しても出てこなかった。

(pakistan aeronautical complex)
http://www.pac.org.pk/

三菱重工のようなもんですな。軍艦、戦車、戦闘機もつくるが、家庭用のエアコンも作ってます。

(三菱重工)
http://www.mhi.co.jp/products/leisure_index.html

パキスタンは、ムシャラフ時代はアメリカと仲良くしていたそうだが、ザルダリ大統領になってから中国への傾斜が続いているようだ。

そんな国際情勢と関係があるのかないのか。中身は中華パッドだが、ジャスミンの香りのするタブレットがちょっと気になった(ジャスミンはパキスタンの国花)。

「マリコ」2012年03月27日 17:54

ピースマーク
「マリコ」


ご存知、柳田邦夫の社会派小説(?)、の題名。外交官寺崎英成(てらさきひでなり)の娘の名であり、日米関係を示唆する暗号ともなった。

(暗号名はマリコ 外交官・寺崎英成と娘マリコ)
http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/010204.html

(マリコ・テラサキ・ミラー)
http://www.mbs.jp/portraits/portraits/2002/2002_12/m.terasaki.html

柳田の小説を読んだことはない。滝田栄が演じた日本放送協会作成のテレビドラマを遠い昔に見た記憶がうっすらと残っている程度だ。

昔の外交官は、いろいろ大変だったんだなあ(いや、今も大変だとは思いますが:どうも、外交官が赴任先の女性と結婚することはタブーだったらしい)。

杉原 千畝(すぎはら ちうね)なんていう人もいた。

(杉原千畝)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D

歴史は、この二人の人物を記録に留めたのだが、戦争の行方が異なっていれば歴史上抹殺されてしまった可能性もある。

彼らの行動を支えたのは何か。

国家という組織の中にあって、対外的にその立場を代表する外交官という職にあって、片や、当時の潮流(軍部の開戦方針)に対立し、片や、本省の訓令に背いてまで信念を貫いたのはなぜなのか。

マリコの母であり、後に「太陽の架け橋」を出版したグエンドレン・ハロルドは、「平和のためにはいつも橋を強固にする努力を惜しまないようにしなければなりません。」と訴える。

杉原千畝の言葉には、「私に頼ってくる人々を見捨てるわけにはいかない。でなければ私は神に背く」というのがあり、キリスト教的博愛主義があったようだ。

それだけなんだろうか?。

個人的な信条で、国家の運命や人道上の救済が行われたのだろうか。

私はそうは思わない。

平和への希求、虐殺からの回避、大規模殺戮を忌避することは、個人の信条や単一の宗教規範を超えた普遍的な行為であると考える。

外交というセンシティブな職業柄、通常人よりも先鋭にならざるを得なかったにしても、人間としての本性に基づく極めて常識的な行動であったのではないか。

逆に言えば、組織人たる外交官は、非人間的な境遇に置かれているのかもしれない。国家と人情(!)を秤にかけるような・・・。

ちょっと調べてみたが、ノーベル平和賞というのは、ノルウェーが授与主体であるようだ(他はアルフレッド・ノーベルの母国スウェーデン)。

(ノーベル平和賞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E8%B3%9E

なんか、いいなあ!。かつての敵国での授賞。人間の知恵と強い心によって、絶え間ない戦争がいつの日かなくなりますように。

(世界平和度指数)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%BA%A6%E6%8C%87%E6%95%B0

(元ネタのページ)
http://www.visionofhumanity.org/