お茶を濁す ― 2013年02月21日 23:39
お茶を濁す
(お茶を濁す)
http://kotowaza-allguide.com/o/otyawonigosu.html
「いいかげんなことや適当なことを言ったりしたりして、一時しのぎにその場を取り繕うこと。」とある。
(米ボーイングが787型機の問題解決策策定、22日FAAに説明へ)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91J05820130221?sp=true
「ボーイングは、バッテリー間の隙間を広くするなどの解決策をみつけたもよう。」
「「セル間の隙間が広がる見込み」と述べ、セル間の隙間が過熱の一因との見方を示した。」
「4月の運航再開の可能性に関する質問に「かなり進展が図られている」とした」
などの記述が見られる。
いえいえ、ボーイングがお茶を濁そうとしているなどとは、誰も言ってませんよ(ホントかあ?)。
しかしながら、もれ出てくる対策は、どれも本質的な解決から程遠い。元々、充放電時に過熱する性質は十分に分かっており、そのために必要なセル間の間隔は取られていたわけだし、それを広げたところで、他のセルを守ることはできるだろうが、過熱に至った根本的な理由や、次々と発生するメカニズムが解明されたわけでは全く無い。
「この問題が明らかになって以降、顧客と緊密に連絡を取っている。その詳しい内容は秘密だ」とボーイングの広報が述べているらしいが、どーせろくな話ではあるまい・・・。
問題解決への期待から、B社やユアサの株が値上がりしていると報じられている。
浮沈子に言わせれば、問題は何も解決していない。それどころか、解決の糸口さえ見出せないでいる。
混迷を極めているのだ。
当事者たちにとっての問題とは、B787型機が地上にたむろしていて、全く稼ぎになっていないことであり、解決とは、いい加減この問題にケリを付けて、一日も早く運行を再開することに他ならない。
そうじゃないだろう!。
セルの発火の原因を突き止めて、「発火しない対策」を施して危険性を除去し、安全な運行を再開するというのがスジだ。
さもなければ、いっそ電池なんか積まないで飛んで欲しい。
セルの間隔を広げて、「発火しても他のセルが将棋倒し的に連鎖して発火しないようにする」とか、チタンの組電池ケースを作成して、「発火したセルから放出された煙などが機内に広がらないようにする」などというのは、「火を噴く電池」を前提とし、一定の確率で起こる緊急着陸や、不時着、そしてさらに深刻な事態を、キャリアや乗客に容認せよと迫るもので、開き直り、恫喝、いやなら乗らなくてもいいという殿様商売の悪しき見本だ。
先ごろ公表されたボーイングの資料によれば、電池はバックアップ用に積んでいるだけで、非常事態にならなければ通常は使用されないのだという。
だったら、ホントに積まなきゃいいのに!。
もちろん、裏技は常にある(すみません、ここからは妄想の世界です)。
リチウムイオン電池を搭載しながら、絶対にバッテリー事故を起こさずに、しかも、フライトレコーダーにバッチリ証拠を残しておくやり方が。
小さな黒い箱があれば、簡単だ。この箱は、フライトレコーダーには繋がっているが、バッテリーには繋がっていない。
そう、偽のバッテリーデータを送信する仕掛けが入っているのだ。
何のためにそんなことをするのか。
バッテリーは、「積んであるだけ」で、充電も放電もしないのだ。地方空港などでは、エンジンの起動にバッテリーに頼ることになるが、そこはなんとか解決する。
また、グラウンド作業の時の電力供給も、バッテリーから行う必要があるが、ここも、うまく解決する。
貨物室に秘密裏に積まれている、ニッカド電池が活躍するわけだ。充電とかを機内で行うとバレてしまうので、その都度地上での充電が必要だが、なーに、積み替えてローテーションすればいいだけの話だ。
そんでもって、空の上で非常事態が起こって、本当にリチウムイオン電池のバッテリーが必要になったら、どーすんだよ!。
そんときゃそん時(えっ?)。
なにしろ、当局とグルになっているので、適当な理由を作って表向きの調査は終了である(!)。
搭乗者への保険金の支払いや、事後処理については折込済みで、その費用と、4月から飛んで稼げる儲けの皮算用はとっくに済んでいる。
まあ、どうでもいいんですが。
裏技を駆使してごまかそうなんてことは、実際には有り得ないだろうが、似たようなことならやりかねない連中だと浮沈子はみている(そもそも、リチウムイオン電池を認可する経緯からして怪しい)。
下手をすると、「お茶を濁す」どころではなく、お茶を「こぼす」ことになる・・・。
(お茶を濁す)
http://kotowaza-allguide.com/o/otyawonigosu.html
「いいかげんなことや適当なことを言ったりしたりして、一時しのぎにその場を取り繕うこと。」とある。
(米ボーイングが787型機の問題解決策策定、22日FAAに説明へ)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE91J05820130221?sp=true
「ボーイングは、バッテリー間の隙間を広くするなどの解決策をみつけたもよう。」
「「セル間の隙間が広がる見込み」と述べ、セル間の隙間が過熱の一因との見方を示した。」
「4月の運航再開の可能性に関する質問に「かなり進展が図られている」とした」
などの記述が見られる。
いえいえ、ボーイングがお茶を濁そうとしているなどとは、誰も言ってませんよ(ホントかあ?)。
しかしながら、もれ出てくる対策は、どれも本質的な解決から程遠い。元々、充放電時に過熱する性質は十分に分かっており、そのために必要なセル間の間隔は取られていたわけだし、それを広げたところで、他のセルを守ることはできるだろうが、過熱に至った根本的な理由や、次々と発生するメカニズムが解明されたわけでは全く無い。
「この問題が明らかになって以降、顧客と緊密に連絡を取っている。その詳しい内容は秘密だ」とボーイングの広報が述べているらしいが、どーせろくな話ではあるまい・・・。
問題解決への期待から、B社やユアサの株が値上がりしていると報じられている。
浮沈子に言わせれば、問題は何も解決していない。それどころか、解決の糸口さえ見出せないでいる。
混迷を極めているのだ。
当事者たちにとっての問題とは、B787型機が地上にたむろしていて、全く稼ぎになっていないことであり、解決とは、いい加減この問題にケリを付けて、一日も早く運行を再開することに他ならない。
そうじゃないだろう!。
セルの発火の原因を突き止めて、「発火しない対策」を施して危険性を除去し、安全な運行を再開するというのがスジだ。
さもなければ、いっそ電池なんか積まないで飛んで欲しい。
セルの間隔を広げて、「発火しても他のセルが将棋倒し的に連鎖して発火しないようにする」とか、チタンの組電池ケースを作成して、「発火したセルから放出された煙などが機内に広がらないようにする」などというのは、「火を噴く電池」を前提とし、一定の確率で起こる緊急着陸や、不時着、そしてさらに深刻な事態を、キャリアや乗客に容認せよと迫るもので、開き直り、恫喝、いやなら乗らなくてもいいという殿様商売の悪しき見本だ。
先ごろ公表されたボーイングの資料によれば、電池はバックアップ用に積んでいるだけで、非常事態にならなければ通常は使用されないのだという。
だったら、ホントに積まなきゃいいのに!。
もちろん、裏技は常にある(すみません、ここからは妄想の世界です)。
リチウムイオン電池を搭載しながら、絶対にバッテリー事故を起こさずに、しかも、フライトレコーダーにバッチリ証拠を残しておくやり方が。
小さな黒い箱があれば、簡単だ。この箱は、フライトレコーダーには繋がっているが、バッテリーには繋がっていない。
そう、偽のバッテリーデータを送信する仕掛けが入っているのだ。
何のためにそんなことをするのか。
バッテリーは、「積んであるだけ」で、充電も放電もしないのだ。地方空港などでは、エンジンの起動にバッテリーに頼ることになるが、そこはなんとか解決する。
また、グラウンド作業の時の電力供給も、バッテリーから行う必要があるが、ここも、うまく解決する。
貨物室に秘密裏に積まれている、ニッカド電池が活躍するわけだ。充電とかを機内で行うとバレてしまうので、その都度地上での充電が必要だが、なーに、積み替えてローテーションすればいいだけの話だ。
そんでもって、空の上で非常事態が起こって、本当にリチウムイオン電池のバッテリーが必要になったら、どーすんだよ!。
そんときゃそん時(えっ?)。
なにしろ、当局とグルになっているので、適当な理由を作って表向きの調査は終了である(!)。
搭乗者への保険金の支払いや、事後処理については折込済みで、その費用と、4月から飛んで稼げる儲けの皮算用はとっくに済んでいる。
まあ、どうでもいいんですが。
裏技を駆使してごまかそうなんてことは、実際には有り得ないだろうが、似たようなことならやりかねない連中だと浮沈子はみている(そもそも、リチウムイオン電池を認可する経緯からして怪しい)。
下手をすると、「お茶を濁す」どころではなく、お茶を「こぼす」ことになる・・・。
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