金持ち達の祭 ― 2013年09月06日 21:28
金持ち達の祭
オリンピック招致が、大詰めを迎えようとしている。
このブログでも、以前に触れた。
(2020)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/12/01/6227820
2016年の誘致に失敗し、面目丸つぶれの前知事は、その厚顔無恥の性格さながらに、性懲りもなく次の誘致を決めておきながら、さっさと辞めてしまった(応援に行く気配もない)。
どこに決まっても、大したインパクトはない。
近代オリンピックの開催国(夏季)を見ると、概ね、豊かで金持ちの国で行われていることに気付く。
「1896 ギリシャ(1)
1900 フランス(1)
1904 アメリカ合衆国(1)
1906 ギリシャ(2)
1908 イギリス(1)
1912 スウェーデン(1)
1916 ドイツ(1)
1920 ベルギー(1)
1924 フランス(2)
1928 オランダ(1)
1932 アメリカ合衆国(2)
1936 ドイツ(2)
1940 フィンランド(1)
1944 イギリス(2)
1948 イギリス(3)
1952 フィンランド(2)
1956 オーストラリア(1)
1960 イタリア(1)
1964 日本(1)
1968 メキシコ(1)
1972 ドイツ(3)
1976 カナダ(1)
1980 ソビエト連邦(1)
1984 アメリカ合衆国(3)
1988 大韓民国(1)
1992 スペイン(1)
1996 アメリカ合衆国(4)
2000 オーストラリア(2)
2004 ギリシャ(3)
2008 中華人民共和国(1)
2012 イギリス(4)
2016 ブラジル(1)」
国名の後ろのカッコは、開催回数(その時までの累計)である。
都市ではなく、国で数えている。
こうしてみると、ギリシャ(借金国)を例外として、豊かな国々での複数開催が目立つ。
最多は米国と英国の4回!!!!。
英国は、連邦に属するカナダ(1回)、オーストラリア(2回)を加えると、7回になる。
ドイツは、帝国時代、ナチス時代、西ドイツ時代と、国の様相は変わったが、3回の開催である!!!。
このほかの複数開催国を見ると、フランスとフィンランドしかない(共に2回!!)。
このほかの特徴としては、ヨーロッパでの開催が多いこと(当然か・・・)。
32回のうち、アメリカ大陸(6回)、オーストラリア大陸(2回)、アジア大陸(4回:ソ連含む)を除くと、残りの20回は、ヨーロッパである。
アフリカ大陸では、有史以来、オリンピックが行われたことはない!(5輪の色:青:オセアニア、黄:アジア、黒:アフリカ、緑:ヨーロッパ、赤:アメリカ)。
こうしてみると、フランスが2回しかないというのは、意外だ。
(炎のランナー:1924年のパリオリンピックが舞台)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC
イギリスが多すぎやしないか?。
アメリカだって、やりすぎだろう?。
アジアだって、人口の割には少なすぎるんじゃね?。
まあいい。
ところで、次回のオリンピックは、バルセロナで決まりである。
テロでも起こらない限り、不動だな。
(「マドリード圧勝」見出しが躍る スペイン紙の分析)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000011824.html
「IOC=国際オリンピック委員会の委員のうち、50人がマドリードに投票を約束したと報じています。」
「スペインが高い集票能力を誇るIOC委員3人を抱えていること」
「フェリペ皇太子らによる、いわゆるロビー活動も効果を上げているなどと伝えています。」
我が国の皇太子は、いったいどこで何をしているんだあ?。
もはや、ジタバタしても始まらない。
浮沈子は、福島の汚染水漏洩事故は、余り関係ないという見方をしている(画像参照)。
関心を集めていることは確かだが、まだ、7年も先の話である。
また、スペインの経済状態が良くないとか、トルコの隣国が、今を時めくシリアであることも、関係ない。
答えは、唯一つ、スペインがヨーロッパであるということだ。
この50年というもの、ドイツ、スペイン、ギリシャ、イギリスの4回だけがヨーロッパで、それ以外の10回は、全てそれ以外の地域である。
しかし、最近の20年を見ると、ほぼ半々になってきている。
オリンピックのヨーロッパ回帰が、起こっているのだ。
次の次は、きっとアフリカ、南アフリカ共和国あたりか。
その次がフランスで、2028年になって、ようやくアジアの出番になるだろうが、その頃は、シンガポールとか、インドが台頭していて、日本の出る幕はないんじゃないか。
浮沈子は、日本男児であるので、是非とも我が国に誘致したいという気持ちは、山々である。
まあ、どうでもいいんですが。
柔道のシゴキスキャンダルや、バレーボールの暴力事件など、スポーツが持つ暴力性は、今に始まったことではない。
もともと、戦闘の代償行為が発祥なのだから仕方ないが、それを健全な競技として昇華させるところに意義がある。
大和魂注入!、とかいって、バシーンとやれば、強くなるというわけでもないだろう。
戦争は、戦闘行為を支える経済力がものをいう。
オリンピックの誘致に、経済的に強い国々が名乗りを上げて、開催を勝ち取っていく姿は、近代スポーツらしからぬアコギさと、抜け目のなさを感じさせる。
もっとも、商業主義(金儲け)や国威発揚というメリットがなければ、誰もお祭りをやりたがらないということだけは、確かなんだが・・・。
オリンピック招致が、大詰めを迎えようとしている。
このブログでも、以前に触れた。
(2020)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/12/01/6227820
2016年の誘致に失敗し、面目丸つぶれの前知事は、その厚顔無恥の性格さながらに、性懲りもなく次の誘致を決めておきながら、さっさと辞めてしまった(応援に行く気配もない)。
どこに決まっても、大したインパクトはない。
近代オリンピックの開催国(夏季)を見ると、概ね、豊かで金持ちの国で行われていることに気付く。
「1896 ギリシャ(1)
1900 フランス(1)
1904 アメリカ合衆国(1)
1906 ギリシャ(2)
1908 イギリス(1)
1912 スウェーデン(1)
1916 ドイツ(1)
1920 ベルギー(1)
1924 フランス(2)
1928 オランダ(1)
1932 アメリカ合衆国(2)
1936 ドイツ(2)
1940 フィンランド(1)
1944 イギリス(2)
1948 イギリス(3)
1952 フィンランド(2)
1956 オーストラリア(1)
1960 イタリア(1)
1964 日本(1)
1968 メキシコ(1)
1972 ドイツ(3)
1976 カナダ(1)
1980 ソビエト連邦(1)
1984 アメリカ合衆国(3)
1988 大韓民国(1)
1992 スペイン(1)
1996 アメリカ合衆国(4)
2000 オーストラリア(2)
2004 ギリシャ(3)
2008 中華人民共和国(1)
2012 イギリス(4)
2016 ブラジル(1)」
国名の後ろのカッコは、開催回数(その時までの累計)である。
都市ではなく、国で数えている。
こうしてみると、ギリシャ(借金国)を例外として、豊かな国々での複数開催が目立つ。
最多は米国と英国の4回!!!!。
英国は、連邦に属するカナダ(1回)、オーストラリア(2回)を加えると、7回になる。
ドイツは、帝国時代、ナチス時代、西ドイツ時代と、国の様相は変わったが、3回の開催である!!!。
このほかの複数開催国を見ると、フランスとフィンランドしかない(共に2回!!)。
このほかの特徴としては、ヨーロッパでの開催が多いこと(当然か・・・)。
32回のうち、アメリカ大陸(6回)、オーストラリア大陸(2回)、アジア大陸(4回:ソ連含む)を除くと、残りの20回は、ヨーロッパである。
アフリカ大陸では、有史以来、オリンピックが行われたことはない!(5輪の色:青:オセアニア、黄:アジア、黒:アフリカ、緑:ヨーロッパ、赤:アメリカ)。
こうしてみると、フランスが2回しかないというのは、意外だ。
(炎のランナー:1924年のパリオリンピックが舞台)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC
イギリスが多すぎやしないか?。
アメリカだって、やりすぎだろう?。
アジアだって、人口の割には少なすぎるんじゃね?。
まあいい。
ところで、次回のオリンピックは、バルセロナで決まりである。
テロでも起こらない限り、不動だな。
(「マドリード圧勝」見出しが躍る スペイン紙の分析)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000011824.html
「IOC=国際オリンピック委員会の委員のうち、50人がマドリードに投票を約束したと報じています。」
「スペインが高い集票能力を誇るIOC委員3人を抱えていること」
「フェリペ皇太子らによる、いわゆるロビー活動も効果を上げているなどと伝えています。」
我が国の皇太子は、いったいどこで何をしているんだあ?。
もはや、ジタバタしても始まらない。
浮沈子は、福島の汚染水漏洩事故は、余り関係ないという見方をしている(画像参照)。
関心を集めていることは確かだが、まだ、7年も先の話である。
また、スペインの経済状態が良くないとか、トルコの隣国が、今を時めくシリアであることも、関係ない。
答えは、唯一つ、スペインがヨーロッパであるということだ。
この50年というもの、ドイツ、スペイン、ギリシャ、イギリスの4回だけがヨーロッパで、それ以外の10回は、全てそれ以外の地域である。
しかし、最近の20年を見ると、ほぼ半々になってきている。
オリンピックのヨーロッパ回帰が、起こっているのだ。
次の次は、きっとアフリカ、南アフリカ共和国あたりか。
その次がフランスで、2028年になって、ようやくアジアの出番になるだろうが、その頃は、シンガポールとか、インドが台頭していて、日本の出る幕はないんじゃないか。
浮沈子は、日本男児であるので、是非とも我が国に誘致したいという気持ちは、山々である。
まあ、どうでもいいんですが。
柔道のシゴキスキャンダルや、バレーボールの暴力事件など、スポーツが持つ暴力性は、今に始まったことではない。
もともと、戦闘の代償行為が発祥なのだから仕方ないが、それを健全な競技として昇華させるところに意義がある。
大和魂注入!、とかいって、バシーンとやれば、強くなるというわけでもないだろう。
戦争は、戦闘行為を支える経済力がものをいう。
オリンピックの誘致に、経済的に強い国々が名乗りを上げて、開催を勝ち取っていく姿は、近代スポーツらしからぬアコギさと、抜け目のなさを感じさせる。
もっとも、商業主義(金儲け)や国威発揚というメリットがなければ、誰もお祭りをやりたがらないということだけは、確かなんだが・・・。
デカパッド ― 2013年09月06日 23:21
デカパッド
タブレットというのが、テーブルの派生語であることは、このブログでも既に触れた。
(反則!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/06/07/6471947
18.4インチでデュアルブートの機種を紹介しているのだが、今回、パナソニックさんが、やってくれました!。
(パナソニック、世界初の4K対応タブレット「TOUGHPAD 4K」 - 20型IPSα液晶)
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/06/172/index.html
(タフパッド 4K UT-MB5:メーカーのページ)
http://panasonic.biz/pc/prod/pad/mb5/
ついに大台に乗った20インチ!!。
この製品、ただでかいだけじゃあない。
「軽くて薄型なので、気軽に持ち運び可能」
しかし、バッテリーは、2時間程度しか持たない。
2.35kgといったって、誰がこんなもん持ち運ぶかよ!。
厚さは12.5mmというから、そこそこ薄い。
しかし、20インチの大きさは、普通のカバンにははいらんだろう。
タフパッドとかいっても、防水機能はない。
7インチとか10インチのような、ミリタリー仕様ではないのだ。
室内で商談したり、プレゼン用に使用するのがせいぜいである。
(活用シーン)
http://panasonic.biz/pc/prod/pad/mb5/scene.html
「画面サイズはほぼA3。印刷物なみの高画質なので、紙のカタログと同じ感覚で使えます。」
「高精細かつ軽量設計だから、大量の建築図面データを手軽に持ち出せます。」
「電子カルテや複数の医用画像を、同一画面に表示したり、拡大して表示できます。」
「プロ写真家/制作会社・教員/教育関係者・デジタル博物館/美術館」
まあ、値段が値段なので(45まんえん!)、気軽に買うわけにはいかない。
(パナソニックが20型Windows 8.1タブレット発表、高精細4K液晶で法人用途開拓)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130906/1104065/?rt=nocnt
浮沈子的に注目するのは、やはり、電子ペンでのカキコである。
(アノト社の光学式ペン入力をタブレット初採用)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130906/1104065/?P=2
(ソースネクストが、手書きメモをWi-Fi経由でEvernoteにアップロードできるペン発表:記事内のリンク先)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130423/1088124/
なんか、こっちのペンの方が気になったりして。
まあいい。
タブレットが、テーブルになるのも、時間の問題である。
大きいことは、いいことだ。
この、デカパッドの新しい使い方として、いっそのこと、テーブルクロスにしてしまうというのはどうだろう?。
外部モニターを繋げて、時にはキーボードになり、電卓になり、心休めるスクリーンセイバーになり、電話になり、メールにもなる。
持ち運びということは、もちろん想定外だが、コーヒーをこぼした時のために、防水機能は不可欠だな!。
タブレットというのが、テーブルの派生語であることは、このブログでも既に触れた。
(反則!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/06/07/6471947
18.4インチでデュアルブートの機種を紹介しているのだが、今回、パナソニックさんが、やってくれました!。
(パナソニック、世界初の4K対応タブレット「TOUGHPAD 4K」 - 20型IPSα液晶)
http://news.mynavi.jp/news/2013/09/06/172/index.html
(タフパッド 4K UT-MB5:メーカーのページ)
http://panasonic.biz/pc/prod/pad/mb5/
ついに大台に乗った20インチ!!。
この製品、ただでかいだけじゃあない。
「軽くて薄型なので、気軽に持ち運び可能」
しかし、バッテリーは、2時間程度しか持たない。
2.35kgといったって、誰がこんなもん持ち運ぶかよ!。
厚さは12.5mmというから、そこそこ薄い。
しかし、20インチの大きさは、普通のカバンにははいらんだろう。
タフパッドとかいっても、防水機能はない。
7インチとか10インチのような、ミリタリー仕様ではないのだ。
室内で商談したり、プレゼン用に使用するのがせいぜいである。
(活用シーン)
http://panasonic.biz/pc/prod/pad/mb5/scene.html
「画面サイズはほぼA3。印刷物なみの高画質なので、紙のカタログと同じ感覚で使えます。」
「高精細かつ軽量設計だから、大量の建築図面データを手軽に持ち出せます。」
「電子カルテや複数の医用画像を、同一画面に表示したり、拡大して表示できます。」
「プロ写真家/制作会社・教員/教育関係者・デジタル博物館/美術館」
まあ、値段が値段なので(45まんえん!)、気軽に買うわけにはいかない。
(パナソニックが20型Windows 8.1タブレット発表、高精細4K液晶で法人用途開拓)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130906/1104065/?rt=nocnt
浮沈子的に注目するのは、やはり、電子ペンでのカキコである。
(アノト社の光学式ペン入力をタブレット初採用)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130906/1104065/?P=2
(ソースネクストが、手書きメモをWi-Fi経由でEvernoteにアップロードできるペン発表:記事内のリンク先)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130423/1088124/
なんか、こっちのペンの方が気になったりして。
まあいい。
タブレットが、テーブルになるのも、時間の問題である。
大きいことは、いいことだ。
この、デカパッドの新しい使い方として、いっそのこと、テーブルクロスにしてしまうというのはどうだろう?。
外部モニターを繋げて、時にはキーボードになり、電卓になり、心休めるスクリーンセイバーになり、電話になり、メールにもなる。
持ち運びということは、もちろん想定外だが、コーヒーをこぼした時のために、防水機能は不可欠だな!。
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