1550馬力 ― 2015年02月19日 12:52
1550馬力
(狂気の1550ps! ブガッティ ヴェイロン 後継車あらわる)
http://response.jp/article/2015/02/19/244671.html
(【レポート】ブガッティ「ヴェイロン」の後継「シロン」は最高出力1500psで最高速度463km/hに!?)
http://jp.autoblog.com/2014/12/16/bugatti-chiron-1500-hp-report/
世界最速のクルマの名をほしいままにしていたベイロンも、ケーニグセグなどの追い上げで、その地位が危うくなってきている。
(世界一速い自動車は?「世界最速の車ランキング」TOP10(0-100km/hの加速編))
http://www.idea-webtools.com/2014/11/The-fastest-cars-in-the-world.html
「ケーニグセグ・アゲーラOne:1」の最高速度は「440km/h」
「ヘネシーヴェノムGT」の最高速度は「435.31km/h」
「ブガッティヴェイロン16.4スーパースポーツ」の最高速度は「平均431.072km/h」
時速400キロを超えるバトルなど、市販車には無意味だし、それは称号に過ぎないことは明らかだ。
それでも、1番とそれ以外には、決定的な差がある。
「ダイレクト・インジェクションと、より高圧なターボチャージャーを採用することでこの高出力が実現可能になるそうだが、さらに4基のターボチャージャーのうち少なくとも2基が電動式となりレスポンスが速まるという。」
少なくとも、このクルマにとって、エンジンは単なる部品ではない。
1500馬力か1550馬力かはともかく、8リッターW16気筒エンジンに4つもターボをくっつけて、あっという間に燃料を燃やしてしまう(リッター1キロ以下)。
もう、ピストンエンジンの限界なのではないか。
熱や回転による膨張、材料の劣化、重量の増加など、今後の更なる高速化を目指すには、航空機のようにタービンエンジンを導入するか、燃料電池車によるモーター化しかない(バッテリーだと、あっという間になくなる)。
ロビンソンなどの小型機以外では、ヘリコプターは、動翼を動かすのにタービンエンジンを使うのが一般だ。
動力を取り出すのに、タービンエンジンを使うのは、普通の話になっている。
この前、台湾で墜落したプロペラ機もターボプロップエンジンだしな。
低速では燃料電池、超高速ではタービンエンジンというハイブリッドにするのがいいのではないか。
高速道路を巡航するなどという時には、ちっと重くなるが、超伝導磁石を積んで、路面に埋め込まれた磁石との磁界を利用するリニアモーターという手もある。
要するに、浮沈子が言いたいのは、ブガッティが作ろうとしているクルマは、レシプロエンジンによる最後のクルマになるんじゃないかということなわけだ。
「ハイブリッドシステムとの融合によりユーロ6基準を満たす」
まあ、どうでもいいんですが。
実用に供されるクルマは、100馬力もあれば十分だ。
オトナが4人乗れて、高速道路を120km位で走行できるクルマなら、簡単に作れる。
燃費も良く、値段も安く、維持費も掛からない。
それ以上の能力を持ったクルマというのは、実用以上の何かを追求して、歪になったモンスターのようなもんだな。
(【ジュネーブモーターショー15】メルセデス-マイバッハに頂点、「プルマン」…Sクラス のリムジン)
http://response.jp/article/2015/02/18/244644.html
「ジュネーブモーターショー15で初公開されるメルセデス-マイバッハ・プルマンは、メルセデス-マイバッハ ブランドの頂点に立つリムジン。」
「後席乗員のゆとりが追求された。」
「もちろん、厳選された素材や至れり尽くせりの装備など、室内の快適性は世界最高レベル。」
浮沈子から見れば、不細工なクルマだ。
胴長で、無意味に重く、鈍重である!。
ベイロンの後継車もまた、不細工なんだろうが、浮沈子にはそうは見えないから不思議だ(感覚が歪んでるんで)・・・。
巨大なエンジンを積むために生まれたクルマ、それを操るためだけに乗る人間、地球という惑星の表面にへばりつき、大気の底を誰よりも速く移動することが正義であると信じて疑わない存在・・・。
人間が作り出すものの中では、それ程特別なものではない。
潜水艦とか、宇宙船に比べれば、チンケなものである。
450kmというスピードだって、ロケットエンジンで推進する速度記録挑戦用のクルマ(なのかあ?)の3分の1以下だ。
(【ビデオ】超音速ロケット車「ブラッドハウンドSSC」のコックピットが公開!)
http://jp.autoblog.com/2014/06/24/bloodhound-ssc-pilot-1000-mph-cockpit-video/
ここまで来ると、さすがに歪な気がしないでもない(一人しか乗れないし!)。
公道も走れないし(交差点、曲がれません!)。
そこいくと、ベイロンなどは、極々ふつーのクルマなのだ。
ちっとばっか大きいエンジン積んで、少しだけ速く走れる乗用車だな(二人乗れるし!!)。
ちなみに、ブラッドハウンドSSCの出力は、13まん5せん馬力だそうだ。
(世界最速の自動車 時速1000マイルを目指せ)
http://www.cnn.co.jp/tech/35058379-2.html
「車体には、ジェット戦闘機やF1カー、宇宙ロケットの部品が使われている。」
「3つのエンジンを備え13万5000馬力が出るブラッドハウンドSSCにはさらにロケットブースターが搭載されており、これで時速1000マイルに必要な推進力を得る。」
鼻血どころか、失血死だな・・・。
ベイロンの後継車とえいども、このクルマ(?)に比べれば、1パーセントかそこいらの出力しかない。
スピードに対するあくなき挑戦、それを、より困難な条件下(地上)で成し遂げようとする努力には敬意を払うが、最早、尋常な話ではない。
ベイロンは、ふつーのクルマだ。
多少は鼻血が出るかもしれないが・・・。
(狂気の1550ps! ブガッティ ヴェイロン 後継車あらわる)
http://response.jp/article/2015/02/19/244671.html
(【レポート】ブガッティ「ヴェイロン」の後継「シロン」は最高出力1500psで最高速度463km/hに!?)
http://jp.autoblog.com/2014/12/16/bugatti-chiron-1500-hp-report/
世界最速のクルマの名をほしいままにしていたベイロンも、ケーニグセグなどの追い上げで、その地位が危うくなってきている。
(世界一速い自動車は?「世界最速の車ランキング」TOP10(0-100km/hの加速編))
http://www.idea-webtools.com/2014/11/The-fastest-cars-in-the-world.html
「ケーニグセグ・アゲーラOne:1」の最高速度は「440km/h」
「ヘネシーヴェノムGT」の最高速度は「435.31km/h」
「ブガッティヴェイロン16.4スーパースポーツ」の最高速度は「平均431.072km/h」
時速400キロを超えるバトルなど、市販車には無意味だし、それは称号に過ぎないことは明らかだ。
それでも、1番とそれ以外には、決定的な差がある。
「ダイレクト・インジェクションと、より高圧なターボチャージャーを採用することでこの高出力が実現可能になるそうだが、さらに4基のターボチャージャーのうち少なくとも2基が電動式となりレスポンスが速まるという。」
少なくとも、このクルマにとって、エンジンは単なる部品ではない。
1500馬力か1550馬力かはともかく、8リッターW16気筒エンジンに4つもターボをくっつけて、あっという間に燃料を燃やしてしまう(リッター1キロ以下)。
もう、ピストンエンジンの限界なのではないか。
熱や回転による膨張、材料の劣化、重量の増加など、今後の更なる高速化を目指すには、航空機のようにタービンエンジンを導入するか、燃料電池車によるモーター化しかない(バッテリーだと、あっという間になくなる)。
ロビンソンなどの小型機以外では、ヘリコプターは、動翼を動かすのにタービンエンジンを使うのが一般だ。
動力を取り出すのに、タービンエンジンを使うのは、普通の話になっている。
この前、台湾で墜落したプロペラ機もターボプロップエンジンだしな。
低速では燃料電池、超高速ではタービンエンジンというハイブリッドにするのがいいのではないか。
高速道路を巡航するなどという時には、ちっと重くなるが、超伝導磁石を積んで、路面に埋め込まれた磁石との磁界を利用するリニアモーターという手もある。
要するに、浮沈子が言いたいのは、ブガッティが作ろうとしているクルマは、レシプロエンジンによる最後のクルマになるんじゃないかということなわけだ。
「ハイブリッドシステムとの融合によりユーロ6基準を満たす」
まあ、どうでもいいんですが。
実用に供されるクルマは、100馬力もあれば十分だ。
オトナが4人乗れて、高速道路を120km位で走行できるクルマなら、簡単に作れる。
燃費も良く、値段も安く、維持費も掛からない。
それ以上の能力を持ったクルマというのは、実用以上の何かを追求して、歪になったモンスターのようなもんだな。
(【ジュネーブモーターショー15】メルセデス-マイバッハに頂点、「プルマン」…Sクラス のリムジン)
http://response.jp/article/2015/02/18/244644.html
「ジュネーブモーターショー15で初公開されるメルセデス-マイバッハ・プルマンは、メルセデス-マイバッハ ブランドの頂点に立つリムジン。」
「後席乗員のゆとりが追求された。」
「もちろん、厳選された素材や至れり尽くせりの装備など、室内の快適性は世界最高レベル。」
浮沈子から見れば、不細工なクルマだ。
胴長で、無意味に重く、鈍重である!。
ベイロンの後継車もまた、不細工なんだろうが、浮沈子にはそうは見えないから不思議だ(感覚が歪んでるんで)・・・。
巨大なエンジンを積むために生まれたクルマ、それを操るためだけに乗る人間、地球という惑星の表面にへばりつき、大気の底を誰よりも速く移動することが正義であると信じて疑わない存在・・・。
人間が作り出すものの中では、それ程特別なものではない。
潜水艦とか、宇宙船に比べれば、チンケなものである。
450kmというスピードだって、ロケットエンジンで推進する速度記録挑戦用のクルマ(なのかあ?)の3分の1以下だ。
(【ビデオ】超音速ロケット車「ブラッドハウンドSSC」のコックピットが公開!)
http://jp.autoblog.com/2014/06/24/bloodhound-ssc-pilot-1000-mph-cockpit-video/
ここまで来ると、さすがに歪な気がしないでもない(一人しか乗れないし!)。
公道も走れないし(交差点、曲がれません!)。
そこいくと、ベイロンなどは、極々ふつーのクルマなのだ。
ちっとばっか大きいエンジン積んで、少しだけ速く走れる乗用車だな(二人乗れるし!!)。
ちなみに、ブラッドハウンドSSCの出力は、13まん5せん馬力だそうだ。
(世界最速の自動車 時速1000マイルを目指せ)
http://www.cnn.co.jp/tech/35058379-2.html
「車体には、ジェット戦闘機やF1カー、宇宙ロケットの部品が使われている。」
「3つのエンジンを備え13万5000馬力が出るブラッドハウンドSSCにはさらにロケットブースターが搭載されており、これで時速1000マイルに必要な推進力を得る。」
鼻血どころか、失血死だな・・・。
ベイロンの後継車とえいども、このクルマ(?)に比べれば、1パーセントかそこいらの出力しかない。
スピードに対するあくなき挑戦、それを、より困難な条件下(地上)で成し遂げようとする努力には敬意を払うが、最早、尋常な話ではない。
ベイロンは、ふつーのクルマだ。
多少は鼻血が出るかもしれないが・・・。
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