招かれざる客 ― 2017年07月10日 04:18
招かれざる客
ファルコン9によって打ち上げられたインテルサット35e衛星。
打ち上げ時の重量が、6761kgもあったことが分かった。
(スペースX、12日間で3度目の衛星打ち上げに成功 - 重量級の通信衛星を搭載)
http://news.mynavi.jp/articles/2017/07/07/intelsat35e/
「月曜日の延期の理由は、ロケットの第1段の電子機器が示したある値と、地上側があらかじめ想定していた値との間に誤差があり、それを異常と判断したコンピュータがカウントダウンを停止させたとしている。」
2度の打ち上げ延期の理由について、もっと何か書いてあるかと思ったんだがな。
まあいい。
犬猿の仲であるボーイング(と、浮沈子が勝手に思っているだけ?)の衛星を打ち上げたわけだ。
クソ重い衛星だからな。
新品使い捨ての打ち上げにならざるを得ない。
「ただ、現時点で他のインテルサットの衛星の打ち上げ受注には至っていない。」
ふん、それでいいんじゃねーの?。
ファルコン9の美味しいお客さんというのは、再使用ロケット使って打ち上げられる低軌道の衛星だな(未確認)。
岸から遠くないドローン船でキャッチ出来て、整備しやすく、長時間のブーストバックバーンしてなくて、エンジンの耐久性にも問題ないやつ。
再使用できなくて使い捨てのロケットになってしまう衛星は、まあ、招かれざる客ということだ。
それだって、商売だから仕方ない。
ビジネスだからな。
好き嫌いは言っていられないのだ。
まあいい。
8月10日(現地時間)まで打ち上げがない理由も分かった。
「米空軍が管理する「イースタン・レンジ」(Eastern Range)と呼ばれる、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションとケネディ宇宙センターを中心とした打ち上げ施設一帯が、改修工事に入るためと説明されている。」
「またスペースXは、この間を利用して、今年の夏中に打ち上げが予定されている超大型ロケット「ファルコン・ヘヴィ」のために発射台を改修する工事を進めるともいわれている。」
いよいよ、本命の登場だな。
ファルコンヘビーが本格運用されれば、重い衛星でも1段目(ブースターも)の回収が可能になり、インテルサットも美味しいお客さんになる。
ちなみに、我が国(三菱?)が誇るH2Aロケットは、4基の固体燃料ブースターをフルに吹かしても、静止軌道には6トンまでしか上げられない。
(H-IIAロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「静止移行軌道 4,000 kg / 6,000 kg(4基)
250 km x 36,226 km / 28.5度」
投入される軌道を見ても、ファルコン9が遠地点4万3000kmのスーパーシンクロナス・トランスファー軌道であるのに対して、傾斜角28.5度の通常のトランスファー軌道だ。
三菱が、ファルコン9をライバルではなく、脅威だと評価しているわけが分かるな。
そして、他の追従を許さない低価格・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
後継のH3は、メインエンジンの組み合わせと固体燃料ブースターの組み合わせとで、様々な衛星に対応できるとしているが、ファルコンシリーズはブロック5とヘビーの2種類だけ。
それだけ、三菱が有利とされているが、再使用を前提にしてるということは、その辺は燃料をどのくらい入れるかということで解決できてしまうわけで、メリットでも何でもないということになる。
まあ、ファルコン1だって、作ろうと思えば作れるだろうから、3種類のロケットを持っているわけだな。
まあ、作んないだろうけどな。
商売だからな。
金にならない客は、お断りだ。
低価格で信頼性が高いファルコン9は、人気の打ち上げロケットだろう。
公表されている打ち上げ以外にも、長い長いウエイティングリストがあるに違いない。
再使用ロケットでコストを削減し、しかも、継続的な生産で、生産コスト自身も削減できる。
発注を受けてから作り始めるのではなく、あらかじめ作っておいた製品を組み合わせて需要を賄うことが出来れば、作成するプロセスを効率的に動かすことが可能だ。
いい循環が起こっている。
確実に顧客が付くという確信がなければ、こういう形はとれない。
しかも、インターネット衛星事業が本格化すれば、その需要を自ら作り出すことになる。
今回、同一射点からの打ち上げ最短記録を更新したが、来年は毎週打ち上げになると言われている。
建設中のテキサスを除いても3か所の射点があるわけだから、更に頻度を上げることも可能だ。
インターネット衛星を運用するには、その位の頻度で上げられなければ維持することも出来ない。
12日間の打ち上げ間隔で満足している場合じゃない。
一連の打ち上げ(3回)の間、やきもきしながら見ていたけど、もう、それが日常化するわけだ。
それは、衛星打ち上げの新たな状況ということになる。
ロケットの打ち上げが、見世物であった時代の終わり。
イベントから、日常に変わるということだ。
でもって、全ての打ち上げはロケットを回収する。
陸上であれ、船上であれ、回収したロケットは再使用に回される。
耐用回数を超えたものは、部品取りして次のロケットに使われていく(たぶん)。
新品のロケットだって、どこかに中古品(フライトプローブン)が使われていくことになるだろう。
ああ、フェアリングも回収するって言ってたっけ。
少なくとも、ファルコンシリーズについては、そういうことになる。
全段使い捨てのロケットという概念は、やがて過去のものになるだろう。
少なくとも、商用打ち上げロケットについてはそうなる。
価格競争力を維持することが出来ずに、撤退することになるからな。
我が国のように、衛星打ち上げロケットを持っているところは、公共セクター(軍事用含む)の需要だけで食っていかざるを得ない。
薄利多売というわけにはいかず、いい循環は生まれようがない。
常に消耗し、常に事業継続の危機に晒され、常に価格比較の圧力を受け続ける。
狭隘な需要に特化した、歪な打ち上げ装置に嵌っていく。
静止衛星については、軍事も民事もない。
同じ衛星に相乗りして、同じ衛星バスで情報をやり取りする。
まあ、暗号化くらいはしているかも知れないが、危ない話だ。
地球観測衛星とスパイ衛星は区別が付かないからな。
民間の地球観測衛星と称して、スパイ衛星を上げることも可能だ。
民間セクターへは、限られた地域の限られた解像度の情報を売る。
つまり、公共セクターの需要の一部は、じわじわと民間セクターへと染み出していくのだ。
どうやっても、民間では賄えず、需要もなく、しかし、科学や軍事、防災などで、公共需要があるところだけを、つまり、金にならない話ばっかし押し付けられることになる(そうなのかあ?)。
税金使うなら、そういう所にこそ使うべきだが、まあ、ちゃんと管理しないとな。
M社だけだからな。
打ち上げ費用の一部を、次期開発費用に回してつじつまを合わせるなんて、してないよね?。
払う方の財布も一つだから、まあ、どうでもいいんですが。
宇宙空間へのアクセスを、再使用なしで継続的に実現する方法として、民間セクターを育成するというのは、手法としてはまずいやり方だろう。
コストの低減には限界があり、使い捨てしかなく、再使用をしようにも研究開発費を賄えない。
スペースXがスゴイところは、価格競争力がある使い捨てロケットを使って、自ら稼ぎつつ再使用をものにした点だが、その原資としてはNASAの開発費が投じられている。
その意味では、三菱は完全に出遅れ、ボタンを掛け違い、JAXAの方針に翻弄され続けている。
H3になっても、それは同じだ。
ホリエモンのロケットが、この夏に上がることになっているらしい。
機会があれば取り上げるが、ちょっと方向が違うような気がする。
電柱ロケットの時にも思ったんだが、半世紀前の状況を民間に委ねたところで、何かが変わるとは思えないんだがな。
上手くいくかどうかは別にして、DARPAが再使用ロケットを使って軍事衛星の打ち上げ手法を開発するという話の方が、筋がいいような気がする。
(その名は「ファントム・エクスプレス」 - DARPAが開発する宇宙飛行機の正体)
http://news.mynavi.jp/articles/2017/06/02/xs1/
「飛行機のように、また要求に応じて、そして何度も、宇宙にものを輸送できる技術の実証は、国防総省が考えるニーズを満たすために重要です。そしてまた、商業利用へのドアを開く助けにもなるでしょう」
民間への技術移転という観点からは、こっちの方が意味がある。
伸びしろがあるし、公共セクターのコスト削減にもつながる。
まあな、膨大な裾野がある米国の航空宇宙技術と、最低限の技術資源しかない我が国を同列には論じられないからな。
スペースXだって、ゼロから立ち上げた会社じゃない。
NASAの仕事にあぶれた、優秀な技術者を雇いあげて、不可能を可能にしてきたわけだしな。
背景の規模は、おそらく100倍とか1000倍になるんだろう。
ボーイングも、スペースXも、その他打ち上げビジネスに関わっているあらゆる会社は、その技術の集積の海に浮かぶ島に過ぎない。
衛星運用会社は、そこをよく見ている。
信頼というのは、成功の数(だけ)じゃないってことを分かっている。
今後、三菱が、100回連続して打ち上げを成功させても、それは得られない。
打上げ機会が少なく、100回の打ち上げに掛かる期間は、少なくとも20年以上(下手したら30年以上)に及び、技術の進歩への対応や技術の継承にも問題が生じる。
その次の世代のロケットは、ゼロから信頼を築くわけだしな。
永遠に届かない世界を追いかけているような感じだ。
もちろん、だからといって開発を止めてしまえとは言わない。
衛星を打ち上げる能力のない国々への打ち上げサービスの提供など、公共セクターの需要を取り込んで、少しでも打ち上げ頻度を上げる努力を継続するということはある。
衛星開発にも協力して、需要を喚起する必要もあるしな。
が、まあ、結論から言えば、焼け石に水だ。
ファルコン9は、招かれざる客を受け入れて打ち上げられたが、H2Aには、招いても客は来なかったな。
2段目の試験に便乗したカナダの衛星と、ついでに打ち上げた韓国の衛星だけ(あと2つくらい、予約があるらしいが、民間セクターではないしな)。
「2015年3月9日に三菱重工がアラブ首長国連邦の先端科学技術研究所(EIAST)の地球観測衛星ハリーファサットの2017年度打上げ輸送サービスを受注したと発表、さらに2016年3月22日、同国EIASTの後継機関モハメド・ビン・ラシドスペースセンター(MBRSC)から火星探査機アル・アマルの2020年打ち上げ輸送サービスを受注したと発表」
市場への参入は果たせないまま、幕を閉じることになりそうだ。
そして、H3も、同じ道を歩もうとしているように見える。
(H3ロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「商業受注で国際競争力のあるロケットを実現させるために開発される。」
全ては使い捨てロケットの世界。
やがて消えゆく世界の話だ・・・。
ちなみに、H3の最大構成(メインエンジン2基、固体燃料ブースター4基)でも静止軌道への打ち上げ能力は6.5トンにしかならず、今回のインテルサット衛星の打ち上げは出来ない:追加。
ファルコン9によって打ち上げられたインテルサット35e衛星。
打ち上げ時の重量が、6761kgもあったことが分かった。
(スペースX、12日間で3度目の衛星打ち上げに成功 - 重量級の通信衛星を搭載)
http://news.mynavi.jp/articles/2017/07/07/intelsat35e/
「月曜日の延期の理由は、ロケットの第1段の電子機器が示したある値と、地上側があらかじめ想定していた値との間に誤差があり、それを異常と判断したコンピュータがカウントダウンを停止させたとしている。」
2度の打ち上げ延期の理由について、もっと何か書いてあるかと思ったんだがな。
まあいい。
犬猿の仲であるボーイング(と、浮沈子が勝手に思っているだけ?)の衛星を打ち上げたわけだ。
クソ重い衛星だからな。
新品使い捨ての打ち上げにならざるを得ない。
「ただ、現時点で他のインテルサットの衛星の打ち上げ受注には至っていない。」
ふん、それでいいんじゃねーの?。
ファルコン9の美味しいお客さんというのは、再使用ロケット使って打ち上げられる低軌道の衛星だな(未確認)。
岸から遠くないドローン船でキャッチ出来て、整備しやすく、長時間のブーストバックバーンしてなくて、エンジンの耐久性にも問題ないやつ。
再使用できなくて使い捨てのロケットになってしまう衛星は、まあ、招かれざる客ということだ。
それだって、商売だから仕方ない。
ビジネスだからな。
好き嫌いは言っていられないのだ。
まあいい。
8月10日(現地時間)まで打ち上げがない理由も分かった。
「米空軍が管理する「イースタン・レンジ」(Eastern Range)と呼ばれる、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍ステーションとケネディ宇宙センターを中心とした打ち上げ施設一帯が、改修工事に入るためと説明されている。」
「またスペースXは、この間を利用して、今年の夏中に打ち上げが予定されている超大型ロケット「ファルコン・ヘヴィ」のために発射台を改修する工事を進めるともいわれている。」
いよいよ、本命の登場だな。
ファルコンヘビーが本格運用されれば、重い衛星でも1段目(ブースターも)の回収が可能になり、インテルサットも美味しいお客さんになる。
ちなみに、我が国(三菱?)が誇るH2Aロケットは、4基の固体燃料ブースターをフルに吹かしても、静止軌道には6トンまでしか上げられない。
(H-IIAロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H-IIA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「静止移行軌道 4,000 kg / 6,000 kg(4基)
250 km x 36,226 km / 28.5度」
投入される軌道を見ても、ファルコン9が遠地点4万3000kmのスーパーシンクロナス・トランスファー軌道であるのに対して、傾斜角28.5度の通常のトランスファー軌道だ。
三菱が、ファルコン9をライバルではなく、脅威だと評価しているわけが分かるな。
そして、他の追従を許さない低価格・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
後継のH3は、メインエンジンの組み合わせと固体燃料ブースターの組み合わせとで、様々な衛星に対応できるとしているが、ファルコンシリーズはブロック5とヘビーの2種類だけ。
それだけ、三菱が有利とされているが、再使用を前提にしてるということは、その辺は燃料をどのくらい入れるかということで解決できてしまうわけで、メリットでも何でもないということになる。
まあ、ファルコン1だって、作ろうと思えば作れるだろうから、3種類のロケットを持っているわけだな。
まあ、作んないだろうけどな。
商売だからな。
金にならない客は、お断りだ。
低価格で信頼性が高いファルコン9は、人気の打ち上げロケットだろう。
公表されている打ち上げ以外にも、長い長いウエイティングリストがあるに違いない。
再使用ロケットでコストを削減し、しかも、継続的な生産で、生産コスト自身も削減できる。
発注を受けてから作り始めるのではなく、あらかじめ作っておいた製品を組み合わせて需要を賄うことが出来れば、作成するプロセスを効率的に動かすことが可能だ。
いい循環が起こっている。
確実に顧客が付くという確信がなければ、こういう形はとれない。
しかも、インターネット衛星事業が本格化すれば、その需要を自ら作り出すことになる。
今回、同一射点からの打ち上げ最短記録を更新したが、来年は毎週打ち上げになると言われている。
建設中のテキサスを除いても3か所の射点があるわけだから、更に頻度を上げることも可能だ。
インターネット衛星を運用するには、その位の頻度で上げられなければ維持することも出来ない。
12日間の打ち上げ間隔で満足している場合じゃない。
一連の打ち上げ(3回)の間、やきもきしながら見ていたけど、もう、それが日常化するわけだ。
それは、衛星打ち上げの新たな状況ということになる。
ロケットの打ち上げが、見世物であった時代の終わり。
イベントから、日常に変わるということだ。
でもって、全ての打ち上げはロケットを回収する。
陸上であれ、船上であれ、回収したロケットは再使用に回される。
耐用回数を超えたものは、部品取りして次のロケットに使われていく(たぶん)。
新品のロケットだって、どこかに中古品(フライトプローブン)が使われていくことになるだろう。
ああ、フェアリングも回収するって言ってたっけ。
少なくとも、ファルコンシリーズについては、そういうことになる。
全段使い捨てのロケットという概念は、やがて過去のものになるだろう。
少なくとも、商用打ち上げロケットについてはそうなる。
価格競争力を維持することが出来ずに、撤退することになるからな。
我が国のように、衛星打ち上げロケットを持っているところは、公共セクター(軍事用含む)の需要だけで食っていかざるを得ない。
薄利多売というわけにはいかず、いい循環は生まれようがない。
常に消耗し、常に事業継続の危機に晒され、常に価格比較の圧力を受け続ける。
狭隘な需要に特化した、歪な打ち上げ装置に嵌っていく。
静止衛星については、軍事も民事もない。
同じ衛星に相乗りして、同じ衛星バスで情報をやり取りする。
まあ、暗号化くらいはしているかも知れないが、危ない話だ。
地球観測衛星とスパイ衛星は区別が付かないからな。
民間の地球観測衛星と称して、スパイ衛星を上げることも可能だ。
民間セクターへは、限られた地域の限られた解像度の情報を売る。
つまり、公共セクターの需要の一部は、じわじわと民間セクターへと染み出していくのだ。
どうやっても、民間では賄えず、需要もなく、しかし、科学や軍事、防災などで、公共需要があるところだけを、つまり、金にならない話ばっかし押し付けられることになる(そうなのかあ?)。
税金使うなら、そういう所にこそ使うべきだが、まあ、ちゃんと管理しないとな。
M社だけだからな。
打ち上げ費用の一部を、次期開発費用に回してつじつまを合わせるなんて、してないよね?。
払う方の財布も一つだから、まあ、どうでもいいんですが。
宇宙空間へのアクセスを、再使用なしで継続的に実現する方法として、民間セクターを育成するというのは、手法としてはまずいやり方だろう。
コストの低減には限界があり、使い捨てしかなく、再使用をしようにも研究開発費を賄えない。
スペースXがスゴイところは、価格競争力がある使い捨てロケットを使って、自ら稼ぎつつ再使用をものにした点だが、その原資としてはNASAの開発費が投じられている。
その意味では、三菱は完全に出遅れ、ボタンを掛け違い、JAXAの方針に翻弄され続けている。
H3になっても、それは同じだ。
ホリエモンのロケットが、この夏に上がることになっているらしい。
機会があれば取り上げるが、ちょっと方向が違うような気がする。
電柱ロケットの時にも思ったんだが、半世紀前の状況を民間に委ねたところで、何かが変わるとは思えないんだがな。
上手くいくかどうかは別にして、DARPAが再使用ロケットを使って軍事衛星の打ち上げ手法を開発するという話の方が、筋がいいような気がする。
(その名は「ファントム・エクスプレス」 - DARPAが開発する宇宙飛行機の正体)
http://news.mynavi.jp/articles/2017/06/02/xs1/
「飛行機のように、また要求に応じて、そして何度も、宇宙にものを輸送できる技術の実証は、国防総省が考えるニーズを満たすために重要です。そしてまた、商業利用へのドアを開く助けにもなるでしょう」
民間への技術移転という観点からは、こっちの方が意味がある。
伸びしろがあるし、公共セクターのコスト削減にもつながる。
まあな、膨大な裾野がある米国の航空宇宙技術と、最低限の技術資源しかない我が国を同列には論じられないからな。
スペースXだって、ゼロから立ち上げた会社じゃない。
NASAの仕事にあぶれた、優秀な技術者を雇いあげて、不可能を可能にしてきたわけだしな。
背景の規模は、おそらく100倍とか1000倍になるんだろう。
ボーイングも、スペースXも、その他打ち上げビジネスに関わっているあらゆる会社は、その技術の集積の海に浮かぶ島に過ぎない。
衛星運用会社は、そこをよく見ている。
信頼というのは、成功の数(だけ)じゃないってことを分かっている。
今後、三菱が、100回連続して打ち上げを成功させても、それは得られない。
打上げ機会が少なく、100回の打ち上げに掛かる期間は、少なくとも20年以上(下手したら30年以上)に及び、技術の進歩への対応や技術の継承にも問題が生じる。
その次の世代のロケットは、ゼロから信頼を築くわけだしな。
永遠に届かない世界を追いかけているような感じだ。
もちろん、だからといって開発を止めてしまえとは言わない。
衛星を打ち上げる能力のない国々への打ち上げサービスの提供など、公共セクターの需要を取り込んで、少しでも打ち上げ頻度を上げる努力を継続するということはある。
衛星開発にも協力して、需要を喚起する必要もあるしな。
が、まあ、結論から言えば、焼け石に水だ。
ファルコン9は、招かれざる客を受け入れて打ち上げられたが、H2Aには、招いても客は来なかったな。
2段目の試験に便乗したカナダの衛星と、ついでに打ち上げた韓国の衛星だけ(あと2つくらい、予約があるらしいが、民間セクターではないしな)。
「2015年3月9日に三菱重工がアラブ首長国連邦の先端科学技術研究所(EIAST)の地球観測衛星ハリーファサットの2017年度打上げ輸送サービスを受注したと発表、さらに2016年3月22日、同国EIASTの後継機関モハメド・ビン・ラシドスペースセンター(MBRSC)から火星探査機アル・アマルの2020年打ち上げ輸送サービスを受注したと発表」
市場への参入は果たせないまま、幕を閉じることになりそうだ。
そして、H3も、同じ道を歩もうとしているように見える。
(H3ロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/H3%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
「商業受注で国際競争力のあるロケットを実現させるために開発される。」
全ては使い捨てロケットの世界。
やがて消えゆく世界の話だ・・・。
ちなみに、H3の最大構成(メインエンジン2基、固体燃料ブースター4基)でも静止軌道への打ち上げ能力は6.5トンにしかならず、今回のインテルサット衛星の打ち上げは出来ない:追加。
書きたい2題話 ― 2017年07月10日 10:33
書きたい2題話
宇宙関係では、火星の土壌に関する記事の話。
(「火星は思ったより住みにくい」とする研究結果が発表。土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅)
http://japanese.engadget.com/2017/07/07/uv/
この実験結果の持つ意味が良く分からないので、もう少し調べてから書きたい。
もう一つは、とうとう700馬力になった後輪駆動のポルシェターボ、911 GT2 RSの話。
(【爆速マシン】ポルシェが700馬力の新型モンスター「911 GT2 RS」を発表 / 時速100km到達までわずか2.8秒)
http://rocketnews24.com/2017/07/07/922675/
こんなもんを公道で走らせていいのか!?。
ブーッ(鼻血が・・・)。
鼻血が止まったら、書いてみたい。
昨日、風邪ひいているのに、無理してフィットネスに行って、ジムで軽く筋トレしたり500m泳いだりしたので、今日はてき面に体調を崩してしまった。
年寄りの温水(プールは温かいので)。
まあいい。
昨日は、朝一(10時)から行ったが、今日は夜にしよう。
なにしろ、帰ってきてから具合が悪くて、寝たり起きたりを繰り返している。
水曜日は10時半から水泳教室だからな。
夜昼逆転しないように、気を付けなければならない。
この時期、黙っていると、完全に夜型になってしまう。
多大な犠牲を払ってフィットネスに行ったのは、壁キックした後の手順の確認をしたかったから。
ひと蹴り(ドルフィンキック)、一掻き(前に伸ばした手を、体側まで掻く)、その手を身体の前から顔の前でリカバリーしながら、伸びるタイミングでウィップキック1回、そして、頭部の浮上を伴う一掻き、それに続くウィップキック。
この一連の流れを、身に付けようとしている。
今まで、テキトーにやっていたんだが、折角なのでパターン化してしまおうとしている。
もちろん、上手くいかない・・・。
最後の方で、早めに浮上してしまう。
原因は分かっている。
ちゃんと蹴ったり、ちゃんと掻いたりしてないから。
競泳ルールに則った手順だからな。
頑張って泳いで、少しでもタイムを削るための便法だ。
ちんたら泳ぐなら、蹴伸びしたままで十分。
そこから、浮上の一掻きと、それに続くウィップキックをするだけでいい。
今までは、そうしていた。
それでも、25mのプールで、半分近くまで行く。
バタフライキックと一掻きを加え、水中のウィップキックを1回入れると、半分以上進む。
そこで1回立つだけで、後は反対側まで泳げる・・・。
なんて軟弱な理由だ!。
現代平泳ぎは、潜水だ。
水中で造波抵抗なく、可能な限りストリームライン(流線形)を維持して泳ぐ。
水面に出るのは、ルール上定めがあるからで、必要最小限でいい。
可能なら、全て潜水で泳いだ方が速い。
苦しいけど・・・。
そういう泳ぎでなるべく楽に泳ぎたければ、壁蹴ってから、なるべく長い間水中を進むのがよろしい。
というわけで、その練習をしている。
まあ、25mを、実質半分泳げば反対側に着くという算段だ。
それを、楽してやろうとするから、最後まで行く途中で浮いてしまう。
しっかり蹴って、しっかり掻いて、水中のウィップキックも真面目に入れないと、潜水状態は維持できない。
身体の前で手のひらを水平に保ったまま、リカバリーしようとする間に浮き上がる。
ちょっと浮上のタイミングが早過ぎるわけだな。
(Breaststroke pullout tutorial. Swimming faster breast:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=ONbhH8l5HX0
うーん、こう上手くはいかない。
このシリーズは、競泳選手用だからな。
ジジババがこんな泳ぎをしていたら、全身筋肉痛で大変なことになりそうだ。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、昔風平泳ぎを習った浮沈子には、とても同じ泳ぎ方とは思えない。
気分的にも、新しい泳法を学ぶつもりで取り組んでいる。
従来の泳ぎ方を修正するなんてハンパなレベルじゃない。
似て非なる泳法だ。
もう一つ、今、苦労しているのは、手を掻いた後に、頭を突っ込むところ。
どうしても、後頭部を水面に出したままにしようとして、下方への突っ込みが足りなくなってしまう。
3000回やっても、上手くいかないかもしれない。
もう、気分的には、プールの底めがけて行くくらいでないと、十分な上半身の水平化は出来ない。
水中をストリームラインで進んでいる状態まで、上半身を水中に戻してやらないと、キックの方向が正しく行われず、下半身がストリームラインにならないのだ。
この辺りは、教授法によって異なる。
やや下方に蹴り出すやり方をさせたり、ウエイブ泳法に近い動きをさせる(蹴った足先を浮かせる)など、様々だな。
浮沈子的には、上半身を十分に沈めてから、真後ろに蹴るのが楽ちんそうでいい(動機が不純・・・)。
速く泳ぐより、楽して泳ぐ。
これが基本だ。
平泳ぎは、潜水泳法だ。
可能な限り、水中でストリームラインを維持する。
水面に頭部が出るのは必要悪で、その影響を最小限にする。
手の掻きとか、足の蹴り方は、むしろ後からじっくり直していけばいい。
とはいえ、どんな泳ぎ方しても、最終的にはコンビネーションだからな。
形、方向、パワー、タイミングがバランスしていないと、浮いたままになったり、呼吸しようとして上体を持ち上げても水面に出なかったりする(かんべんしてくれー!)。
まあ、どうでもいいんですが。
平泳ぎだけ、500m泳いで炎天下を自転車で帰ってきて、昼寝をしたのがいけなかったかも。
冷房ギンギンに利かせたまま、夕方まで寝ちまったからな。
今日は、既に30度を超えている。
冷房を軽めに掛けて、それでも汗かきながら書いているが、少し調べ物をしてから2題テーマを書くことにしよう。
その前に、腹を満たさなければならない。
が、食うと寝るしな。
この時期の体調管理の難しいところだ。
さすがに体重はゆっくりと減り出したが、まだ歩行に精を出すには重過ぎる。
タオツアーまで、あと1か月余り。
スタミナとパワーを蓄積できるだろうか?。
疲労やストレス、体脂肪と内臓脂肪の蓄積なら、自信あるんだがな・・・。
宇宙関係では、火星の土壌に関する記事の話。
(「火星は思ったより住みにくい」とする研究結果が発表。土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅)
http://japanese.engadget.com/2017/07/07/uv/
この実験結果の持つ意味が良く分からないので、もう少し調べてから書きたい。
もう一つは、とうとう700馬力になった後輪駆動のポルシェターボ、911 GT2 RSの話。
(【爆速マシン】ポルシェが700馬力の新型モンスター「911 GT2 RS」を発表 / 時速100km到達までわずか2.8秒)
http://rocketnews24.com/2017/07/07/922675/
こんなもんを公道で走らせていいのか!?。
ブーッ(鼻血が・・・)。
鼻血が止まったら、書いてみたい。
昨日、風邪ひいているのに、無理してフィットネスに行って、ジムで軽く筋トレしたり500m泳いだりしたので、今日はてき面に体調を崩してしまった。
年寄りの温水(プールは温かいので)。
まあいい。
昨日は、朝一(10時)から行ったが、今日は夜にしよう。
なにしろ、帰ってきてから具合が悪くて、寝たり起きたりを繰り返している。
水曜日は10時半から水泳教室だからな。
夜昼逆転しないように、気を付けなければならない。
この時期、黙っていると、完全に夜型になってしまう。
多大な犠牲を払ってフィットネスに行ったのは、壁キックした後の手順の確認をしたかったから。
ひと蹴り(ドルフィンキック)、一掻き(前に伸ばした手を、体側まで掻く)、その手を身体の前から顔の前でリカバリーしながら、伸びるタイミングでウィップキック1回、そして、頭部の浮上を伴う一掻き、それに続くウィップキック。
この一連の流れを、身に付けようとしている。
今まで、テキトーにやっていたんだが、折角なのでパターン化してしまおうとしている。
もちろん、上手くいかない・・・。
最後の方で、早めに浮上してしまう。
原因は分かっている。
ちゃんと蹴ったり、ちゃんと掻いたりしてないから。
競泳ルールに則った手順だからな。
頑張って泳いで、少しでもタイムを削るための便法だ。
ちんたら泳ぐなら、蹴伸びしたままで十分。
そこから、浮上の一掻きと、それに続くウィップキックをするだけでいい。
今までは、そうしていた。
それでも、25mのプールで、半分近くまで行く。
バタフライキックと一掻きを加え、水中のウィップキックを1回入れると、半分以上進む。
そこで1回立つだけで、後は反対側まで泳げる・・・。
なんて軟弱な理由だ!。
現代平泳ぎは、潜水だ。
水中で造波抵抗なく、可能な限りストリームライン(流線形)を維持して泳ぐ。
水面に出るのは、ルール上定めがあるからで、必要最小限でいい。
可能なら、全て潜水で泳いだ方が速い。
苦しいけど・・・。
そういう泳ぎでなるべく楽に泳ぎたければ、壁蹴ってから、なるべく長い間水中を進むのがよろしい。
というわけで、その練習をしている。
まあ、25mを、実質半分泳げば反対側に着くという算段だ。
それを、楽してやろうとするから、最後まで行く途中で浮いてしまう。
しっかり蹴って、しっかり掻いて、水中のウィップキックも真面目に入れないと、潜水状態は維持できない。
身体の前で手のひらを水平に保ったまま、リカバリーしようとする間に浮き上がる。
ちょっと浮上のタイミングが早過ぎるわけだな。
(Breaststroke pullout tutorial. Swimming faster breast:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=ONbhH8l5HX0
うーん、こう上手くはいかない。
このシリーズは、競泳選手用だからな。
ジジババがこんな泳ぎをしていたら、全身筋肉痛で大変なことになりそうだ。
まあ、どうでもいいんですが。
しかし、昔風平泳ぎを習った浮沈子には、とても同じ泳ぎ方とは思えない。
気分的にも、新しい泳法を学ぶつもりで取り組んでいる。
従来の泳ぎ方を修正するなんてハンパなレベルじゃない。
似て非なる泳法だ。
もう一つ、今、苦労しているのは、手を掻いた後に、頭を突っ込むところ。
どうしても、後頭部を水面に出したままにしようとして、下方への突っ込みが足りなくなってしまう。
3000回やっても、上手くいかないかもしれない。
もう、気分的には、プールの底めがけて行くくらいでないと、十分な上半身の水平化は出来ない。
水中をストリームラインで進んでいる状態まで、上半身を水中に戻してやらないと、キックの方向が正しく行われず、下半身がストリームラインにならないのだ。
この辺りは、教授法によって異なる。
やや下方に蹴り出すやり方をさせたり、ウエイブ泳法に近い動きをさせる(蹴った足先を浮かせる)など、様々だな。
浮沈子的には、上半身を十分に沈めてから、真後ろに蹴るのが楽ちんそうでいい(動機が不純・・・)。
速く泳ぐより、楽して泳ぐ。
これが基本だ。
平泳ぎは、潜水泳法だ。
可能な限り、水中でストリームラインを維持する。
水面に頭部が出るのは必要悪で、その影響を最小限にする。
手の掻きとか、足の蹴り方は、むしろ後からじっくり直していけばいい。
とはいえ、どんな泳ぎ方しても、最終的にはコンビネーションだからな。
形、方向、パワー、タイミングがバランスしていないと、浮いたままになったり、呼吸しようとして上体を持ち上げても水面に出なかったりする(かんべんしてくれー!)。
まあ、どうでもいいんですが。
平泳ぎだけ、500m泳いで炎天下を自転車で帰ってきて、昼寝をしたのがいけなかったかも。
冷房ギンギンに利かせたまま、夕方まで寝ちまったからな。
今日は、既に30度を超えている。
冷房を軽めに掛けて、それでも汗かきながら書いているが、少し調べ物をしてから2題テーマを書くことにしよう。
その前に、腹を満たさなければならない。
が、食うと寝るしな。
この時期の体調管理の難しいところだ。
さすがに体重はゆっくりと減り出したが、まだ歩行に精を出すには重過ぎる。
タオツアーまで、あと1か月余り。
スタミナとパワーを蓄積できるだろうか?。
疲労やストレス、体脂肪と内臓脂肪の蓄積なら、自信あるんだがな・・・。
小さな杖 ― 2017年07月10日 14:16
小さな杖
(真正細菌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E6%AD%A3%E7%B4%B0%E8%8F%8C
「ラテン語: Bacteria/バクテリア、単数形:Bacterium」
「語源はギリシャ語の「小さな杖(βακτήριον)」に由来」
火星表面の土壌では、生きていけないことが明らかになっている。
(「火星は思ったより住みにくい」とする研究結果が発表。土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅)
http://japanese.engadget.com/2017/07/07/uv/
この記事のURLがユニークだな(UVだって!)。
まあ、どうでもいいんですが。
東京地方、今日の天気は天気は快晴で、UVたっぷりといった感じだ(暑っつ!)。
(紫外線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A
「英: ultraviolet」
ウルトラ紫だからな。
なんか、強そうな感じだ。
「紫外線を用いた害虫駆除:
紫外線を用いた害虫駆除装置が、羽虫などの昆虫駆除に使用される。紫外線(誘虫灯)により引き寄せられてきた昆虫は、装置の電気ショックで死亡するか、罠により捕獲される。」
ああ、コンビニとかの軒先にある、あの、バチッって音がするやつか。
火星にもあるのかあ?。
「殺菌:
紫外線ランプは生物学研究所と医療施設で場所や道具の殺菌に使用される。」
「DNAの紫外線に対する吸収スペクトルは、約 265 nm と約 185 nm の2箇所にピークを持ち・・・」
地球上では、空気中の酸素によって185 nmの紫外線は吸収されちまうが、火星にはそんなもんはないから、両方でバンバン反応するんだろう。
「これらの殺菌用の波長の紫外線は、DNAの隣接した塩基を二量体化する。微生物のDNA上にこれらの欠陥が十分に蓄積すれば、(たとえその微生物が死滅しないとしても)、微生物の増殖は抑えられ、無害になる。」
(二量体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%87%8F%E4%BD%93
「同一のサブユニットが二量化したものをホモ二量体、異なるサブユニットが二量化したものをヘテロ二量体という。」
隣り合う塩基が同一ならホモ、異なる場合はヘテロで二量体ってことか。
火星の土壌には酸化鉄や過酸化水素も含まれていて、それとの相互作用で毒性は加速される。
(酸化鉄)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%89%84
(過酸化水素)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E9%85%B8%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0
「過酸化水素は不安定で酸素を放出しやすく、非常に強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成しやすい。過酸化水素は活性酸素の一種ではあるが、フリーラジカルではない。」
「殺菌剤としての利用:
2.5〜3.5 w/v%の過酸化水素は医療用の外用消毒剤として利用され、オキシドール (oxydol) という日本薬局方名、またはオキシフル (oxyfull) という商品名でも呼ばれる。」
「多くの生物種は過酸化水素分解酵素のカタラーゼを持つため、生体内での過酸化水素の寿命は極めて短い。」
「一般的に通性嫌気性細菌はカタラーゼを持つが、偏性嫌気性細菌は持たないため、細菌の種類を判別できる。」
「また、カタラーゼは熱により変性することから、食品に混入した生物系の異物 (毛髪や昆虫など)が加熱殺菌工程の前後どちらで混入したかを判別する苦情対応にも用いられる (殺菌前に混入した物であると泡が生じない)」
個別の用語の意味を探っても、火星の土壌が生物の生存にとってヤバ系であることの意味は、良く分からないな。
(過塩素酸:過塩素酸塩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8#.E9.81.8E.E5.A1.A9.E7.B4.A0.E9.85.B8.E5.A1.A9
「過塩素酸イオン (ClO−
4) を含むイオン結晶であり、火薬、爆薬にしばしば使用される強力な酸化剤である。」
「主な用途は固体ロケットの推進剤中の酸化剤である。」
なるほどね。
火星から帰りたくなったら、固体燃料ロケット作って火を点ければ、上手くすると還れたりするのかもしれない。
火星土壌に関する記事の記述は、以下の通り。
「火星の土壌で実際に微生物が存在できるかを確認するために、地球上のバクテリアを過塩素酸塩に混ぜ合わせ、火星環境に近い強さの紫外線を照射してみました。」
「すると、ただ紫外線に晒したときの2倍の速さでバクテリアが死滅した」
「火星の一般的な土壌にある、酸化鉄や過酸化水素といった成分も加えて再度実験したところ、今度は過塩素酸塩のときの11倍もの速さであっという間にバクテリアが死んでしまいました。」
掛け算できれば、ただ紫外線を照射したときの22倍の速さでバクテリア(真正菌)の殺菌に成功したということになる。
嫌気性細菌は、カタラーゼによって過酸化水素を無害化できるので、やや効率は落ちるかもしれない。
酸化鉄だけでどの程度の加速効果があるかは不明だ。
「これまでに火星に送り込んだ探査機や着陸機、ローバーに付着していたかもしれない地球由来のバクテリアがおそらく火星上では死滅しており、火星の汚染が広まっていないと考えられる」
このことが、例えば、火星をテラフォーミングする際にどんな影響があるかを知りたかったんだが、これという記事は見つけられなかった。
(火星のテラフォーミング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0#.E7.81.AB.E6.98.9F.E3.81.AE.E3.83.86.E3.83.A9.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.BC.E3.83.9F.E3.83.B3.E3.82.B0
「太陽との距離がより大きい火星を地球のような惑星に作り変えるためには、希薄な大気をある程度濃厚にして気温を上昇させることが重要な条件となる」
気温が上昇し、地下の氷が融けて大気圧が上昇して、うまく紫外線を吸収してくれるようになれば、土壌の毒性によるバクテリアの死滅も解消するというんだろうか?。
「黒い藻類を繁殖させる、黒い炭素物質の粉を地表に散布するなどして、火星のアルベドを変化させる」
バクテリアも繁殖できない土壌で、藻類が増えるとは思えないしな。
100年でテラフォーミング出来ると豪語するNASAの学者もいるが、到底実現できる話ではない。
火星の重力では、大気を長期間保持していることも出来ないだろう。
あらゆる努力は水泡に帰し、元の木阿弥となる。
(元の木阿弥)
http://kotowaza-allguide.com/mo/motonomokuami.html
「戦国時代の武将筒井順慶が、幼い時に父の順昭が病死した。」
「父の遺言によりその死を隠し、顔や声がよく似た木阿弥という盲人を薄暗いところに寝かせ、順昭がまだ寝床にいるかのように見せかけた。」
「その死は順慶が成人するまで敵に知られずに済んだが、順慶が成人した折に順昭の死を公表したために、木阿弥は用済みとなりもとの庶民に戻されたという故事によるものとされている。」
「語源には諸説あるが、この説が最も有力な説である。」
「いったん良くなったものが、再び元の悪い状態に戻ること。」
庶民に戻った木阿弥が、悪い状態になったかどうかには、いささか疑義があるがな。
(筒井順慶)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E9%A0%86%E6%85%B6
「天文19年(1550年)、父が病死したため、叔父の筒井順政の後見の元、わずか2歳で家督を継ぐこととなる。」
「更に永禄7年(1564年)には叔父の順政は死去してしまう。」
「松永久秀は急遽、後ろ盾を無くした順慶の基盤が揺らいでいる所に奇襲を仕掛け、同11月18日、順慶は居城・筒井城を追われている(筒井城の戦い)。」
なんだ、せっかく木阿弥を仕立てたのに、これこそ、元の木阿弥じゃん!?。
「この時、箸尾高春・高田当次郎といった麾下の勢力が順慶を見限り離れている。」
もう、ぼろぼろ・・・。
この後、お城を奪回したり、信長に従ったりと記述は続くが、36歳の若さで病没している。
まあ、どうでもいいんですが。
火星移民なんて、どーせ出来っこないんだし、無理して行ったとしても、結局撤収というか、全滅して途絶することは目に見えている。
ウイルスも住めない、超絶極悪(意味不明)の荒野が広がるだけだ。
地球からたった400kmに作った宇宙基地(ISS)だって、30年も維持できないで放棄される運命にある。
たった38万キロしか離れていない月面基地だって、予算の都合で未だに実現していない。
たとえ、地中2m掘ってみても、そこにいるかも知れない微生物は、一体どこから来たのか。
地球から、隕石の衝突や何かで、大昔に飛ばされてきた地球由来の生物が、ひっそりと暮らしているだけだったりするのかもしれない。
いや、だから移民が可能ということじゃない。
細菌レベルでは、先例があってもおかしくないが、少なくとも最近の話じゃないことは確かだ。
映画ライフの生命体(カーヴィンという名前まで付いてるようです)が、サングラス掛けて黒い日傘さしてるという話は聞かない。
やや、調査不足の可能性があるな。
まあいい。
夏の強い日差しで、外出の際には防止とサングラスが欠かせない日々だ。
大気の分厚い層があっても、紫外線はたっぷり届いている。
外出は出来るだけ控えて、涼しい部屋で休むとしよう。
(真正細菌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E6%AD%A3%E7%B4%B0%E8%8F%8C
「ラテン語: Bacteria/バクテリア、単数形:Bacterium」
「語源はギリシャ語の「小さな杖(βακτήριον)」に由来」
火星表面の土壌では、生きていけないことが明らかになっている。
(「火星は思ったより住みにくい」とする研究結果が発表。土壌成分と降り注ぐUVで微生物はあっという間に死滅)
http://japanese.engadget.com/2017/07/07/uv/
この記事のURLがユニークだな(UVだって!)。
まあ、どうでもいいんですが。
東京地方、今日の天気は天気は快晴で、UVたっぷりといった感じだ(暑っつ!)。
(紫外線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A
「英: ultraviolet」
ウルトラ紫だからな。
なんか、強そうな感じだ。
「紫外線を用いた害虫駆除:
紫外線を用いた害虫駆除装置が、羽虫などの昆虫駆除に使用される。紫外線(誘虫灯)により引き寄せられてきた昆虫は、装置の電気ショックで死亡するか、罠により捕獲される。」
ああ、コンビニとかの軒先にある、あの、バチッって音がするやつか。
火星にもあるのかあ?。
「殺菌:
紫外線ランプは生物学研究所と医療施設で場所や道具の殺菌に使用される。」
「DNAの紫外線に対する吸収スペクトルは、約 265 nm と約 185 nm の2箇所にピークを持ち・・・」
地球上では、空気中の酸素によって185 nmの紫外線は吸収されちまうが、火星にはそんなもんはないから、両方でバンバン反応するんだろう。
「これらの殺菌用の波長の紫外線は、DNAの隣接した塩基を二量体化する。微生物のDNA上にこれらの欠陥が十分に蓄積すれば、(たとえその微生物が死滅しないとしても)、微生物の増殖は抑えられ、無害になる。」
(二量体)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%87%8F%E4%BD%93
「同一のサブユニットが二量化したものをホモ二量体、異なるサブユニットが二量化したものをヘテロ二量体という。」
隣り合う塩基が同一ならホモ、異なる場合はヘテロで二量体ってことか。
火星の土壌には酸化鉄や過酸化水素も含まれていて、それとの相互作用で毒性は加速される。
(酸化鉄)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%89%84
(過酸化水素)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E9%85%B8%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0
「過酸化水素は不安定で酸素を放出しやすく、非常に強力な酸化力を持つヒドロキシラジカルを生成しやすい。過酸化水素は活性酸素の一種ではあるが、フリーラジカルではない。」
「殺菌剤としての利用:
2.5〜3.5 w/v%の過酸化水素は医療用の外用消毒剤として利用され、オキシドール (oxydol) という日本薬局方名、またはオキシフル (oxyfull) という商品名でも呼ばれる。」
「多くの生物種は過酸化水素分解酵素のカタラーゼを持つため、生体内での過酸化水素の寿命は極めて短い。」
「一般的に通性嫌気性細菌はカタラーゼを持つが、偏性嫌気性細菌は持たないため、細菌の種類を判別できる。」
「また、カタラーゼは熱により変性することから、食品に混入した生物系の異物 (毛髪や昆虫など)が加熱殺菌工程の前後どちらで混入したかを判別する苦情対応にも用いられる (殺菌前に混入した物であると泡が生じない)」
個別の用語の意味を探っても、火星の土壌が生物の生存にとってヤバ系であることの意味は、良く分からないな。
(過塩素酸:過塩素酸塩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%A1%A9%E7%B4%A0%E9%85%B8#.E9.81.8E.E5.A1.A9.E7.B4.A0.E9.85.B8.E5.A1.A9
「過塩素酸イオン (ClO−
4) を含むイオン結晶であり、火薬、爆薬にしばしば使用される強力な酸化剤である。」
「主な用途は固体ロケットの推進剤中の酸化剤である。」
なるほどね。
火星から帰りたくなったら、固体燃料ロケット作って火を点ければ、上手くすると還れたりするのかもしれない。
火星土壌に関する記事の記述は、以下の通り。
「火星の土壌で実際に微生物が存在できるかを確認するために、地球上のバクテリアを過塩素酸塩に混ぜ合わせ、火星環境に近い強さの紫外線を照射してみました。」
「すると、ただ紫外線に晒したときの2倍の速さでバクテリアが死滅した」
「火星の一般的な土壌にある、酸化鉄や過酸化水素といった成分も加えて再度実験したところ、今度は過塩素酸塩のときの11倍もの速さであっという間にバクテリアが死んでしまいました。」
掛け算できれば、ただ紫外線を照射したときの22倍の速さでバクテリア(真正菌)の殺菌に成功したということになる。
嫌気性細菌は、カタラーゼによって過酸化水素を無害化できるので、やや効率は落ちるかもしれない。
酸化鉄だけでどの程度の加速効果があるかは不明だ。
「これまでに火星に送り込んだ探査機や着陸機、ローバーに付着していたかもしれない地球由来のバクテリアがおそらく火星上では死滅しており、火星の汚染が広まっていないと考えられる」
このことが、例えば、火星をテラフォーミングする際にどんな影響があるかを知りたかったんだが、これという記事は見つけられなかった。
(火星のテラフォーミング)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0#.E7.81.AB.E6.98.9F.E3.81.AE.E3.83.86.E3.83.A9.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.BC.E3.83.9F.E3.83.B3.E3.82.B0
「太陽との距離がより大きい火星を地球のような惑星に作り変えるためには、希薄な大気をある程度濃厚にして気温を上昇させることが重要な条件となる」
気温が上昇し、地下の氷が融けて大気圧が上昇して、うまく紫外線を吸収してくれるようになれば、土壌の毒性によるバクテリアの死滅も解消するというんだろうか?。
「黒い藻類を繁殖させる、黒い炭素物質の粉を地表に散布するなどして、火星のアルベドを変化させる」
バクテリアも繁殖できない土壌で、藻類が増えるとは思えないしな。
100年でテラフォーミング出来ると豪語するNASAの学者もいるが、到底実現できる話ではない。
火星の重力では、大気を長期間保持していることも出来ないだろう。
あらゆる努力は水泡に帰し、元の木阿弥となる。
(元の木阿弥)
http://kotowaza-allguide.com/mo/motonomokuami.html
「戦国時代の武将筒井順慶が、幼い時に父の順昭が病死した。」
「父の遺言によりその死を隠し、顔や声がよく似た木阿弥という盲人を薄暗いところに寝かせ、順昭がまだ寝床にいるかのように見せかけた。」
「その死は順慶が成人するまで敵に知られずに済んだが、順慶が成人した折に順昭の死を公表したために、木阿弥は用済みとなりもとの庶民に戻されたという故事によるものとされている。」
「語源には諸説あるが、この説が最も有力な説である。」
「いったん良くなったものが、再び元の悪い状態に戻ること。」
庶民に戻った木阿弥が、悪い状態になったかどうかには、いささか疑義があるがな。
(筒井順慶)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E9%A0%86%E6%85%B6
「天文19年(1550年)、父が病死したため、叔父の筒井順政の後見の元、わずか2歳で家督を継ぐこととなる。」
「更に永禄7年(1564年)には叔父の順政は死去してしまう。」
「松永久秀は急遽、後ろ盾を無くした順慶の基盤が揺らいでいる所に奇襲を仕掛け、同11月18日、順慶は居城・筒井城を追われている(筒井城の戦い)。」
なんだ、せっかく木阿弥を仕立てたのに、これこそ、元の木阿弥じゃん!?。
「この時、箸尾高春・高田当次郎といった麾下の勢力が順慶を見限り離れている。」
もう、ぼろぼろ・・・。
この後、お城を奪回したり、信長に従ったりと記述は続くが、36歳の若さで病没している。
まあ、どうでもいいんですが。
火星移民なんて、どーせ出来っこないんだし、無理して行ったとしても、結局撤収というか、全滅して途絶することは目に見えている。
ウイルスも住めない、超絶極悪(意味不明)の荒野が広がるだけだ。
地球からたった400kmに作った宇宙基地(ISS)だって、30年も維持できないで放棄される運命にある。
たった38万キロしか離れていない月面基地だって、予算の都合で未だに実現していない。
たとえ、地中2m掘ってみても、そこにいるかも知れない微生物は、一体どこから来たのか。
地球から、隕石の衝突や何かで、大昔に飛ばされてきた地球由来の生物が、ひっそりと暮らしているだけだったりするのかもしれない。
いや、だから移民が可能ということじゃない。
細菌レベルでは、先例があってもおかしくないが、少なくとも最近の話じゃないことは確かだ。
映画ライフの生命体(カーヴィンという名前まで付いてるようです)が、サングラス掛けて黒い日傘さしてるという話は聞かない。
やや、調査不足の可能性があるな。
まあいい。
夏の強い日差しで、外出の際には防止とサングラスが欠かせない日々だ。
大気の分厚い層があっても、紫外線はたっぷり届いている。
外出は出来るだけ控えて、涼しい部屋で休むとしよう。
700馬力 ― 2017年07月10日 18:47
700馬力
ポルシェの車種の中で、最もパワフルといえば、ターボと相場が決まっている。
ポルシェターボといえば、元祖ターボみたいなもんだからな。
最近のポルシェは、ターボといわなくても、ターボが付くようになった。
ややっこしい。
ポルシェターボは、RRではなく、4輪駆動だ。
ターボと付くやつは、みんな四駆。
が、GT2のみは後輪駆動になる。
不勉強な浮沈子は、なぜRRなのかは知らない。
(試乗レポート 【 海外試乗 】ポルシェ
911 GT2:2007年の記事です。)
https://www.carview.co.jp/road_impression/2007/porsche_911gt2/
「空冷エンジンの最終世代、タイプ993の時代に、GT2カテゴリーのレーシングモデルのベースカーとしての意味合いを持って初登場、水冷初代のタイプ996を経て、現行モデルのタイプ997へ。」
「ただし、996の時代になるとGT2のレース自体がなくなっていたから、水冷エンジンのGT2は超高性能なロードゴーイング911を意味するモデルに変わっていた。」
だそうです。
「911ターボ用をハイチューンしたエンジンに3ペダルの6段MTを組み合わせ、後輪を駆動するという、素晴らしくシンプルで古典的な構造を採る。」
今は、2ペダル(PDK)だからな。
そこは変わってしまった。
んなこたぁ、どーだっていー!。
こんなクルマを、公道で走らせていーんだろーか??????。
(Porsche 911 GT2)
https://en.wikipedia.org/wiki/Porsche_911_GT2
残念ながら、日本語のウィキはない。
自動翻訳でざっと目を通す。
GT2がレーシングカーに由来し、その4輪駆動を認めないルールから、後輪駆動になっていることは分かった。
が、もう、レースカテゴリー自体がないんだから(2010年消滅)、四駆にしたっていいじゃないかと思うんだがな。
せっかくだから、ロードカー各モデルの諸元を纏めておこう(自動翻訳のまま)。
「993(製造 1993-1998):
・構成:空冷式 ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり2つのバルブ
・ボア×ストローク:99.1 mm×76.2 mm(3.0 in)
・最大出力:450 PS(331 kW; 444 hp)@ 6000 rpm
・比出力:93.25 kW /リットル(2.05 hp /立方インチ)
・最大トルク:585.7 N・m(432 lb・ft)@ 3500 rpm
・比トルク:162.7 N・m /リットル(1.96 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・長さ:4,245 mm(167.1インチ)
・幅:1,855 mm(73.0インチ)
・高さ:1,270 mm(50.0 in)
・ホイールベース:2,272 mm(89.4インチ)
・フロントトラック:1,475 mm(58.1インチ)
・リアトラック:1,550 mm(61.0インチ)
・縁石重量:1,295 kg(2,855 lb)
・パワー対重量比:259.2W / kg(6.34lb / hp)
・最高速度:301 km / h(187 mph)
・0-60mph(100km / h):3.9s
・0-100 mph(160 km / h):8.7 s
・1/4マイル(400m):12.1s @ 117mph(188km / h)」
「996(製造 2002-2005):
・構成:水冷ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり4つのバルブ
・ボア×ストローク:100.00 mm(3.9インチ)×76.40 mm(3.0インチ)
・圧縮比:9.40:1
・最大出力:483 PS(355 kW; 476 hp)@ 5700 rpm
・比出力:98.31 kW /リットル(2.16 hp /立方インチ)
・最大トルク:3500 rpmで640 N・m(470 lb・ft)
・比トルク:177.78 N・m /リットル(2.14 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・長さ:4,450 mm(175.2インチ)
・幅:1,830 mm(72.0インチ)
・高さ:1,275 mm(50.2 in)
・ホイールベース:2,355 mm(92.7インチ)
・フロントトラック:1,485 mm(58.5 in)
・リアトラック:1,520 mm(59.8インチ)
・カーブ重量:1,430 kg(3,153 lb)
・燃料容量:89 L(24 US gal)
・パワー対重量比:248.3 W / kg(6.63ポンド/ hp)
・最高速度:319 km / h(198 mph)[4]
・0~62mph(100km / h):3.7s [4]
・0~124mph(200km / h):11.6s [4]
・1/4マイル(400m):11.3s」
「997(2008年〜2012年):
・構成:水冷ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり4つのバルブ
・ボア×ストローク:100 mm(3.94インチ)×76.4 mm(3.01インチ)
・圧縮比:9.4:1
・最大出力:530 PS(390 kW; 523 hp)@ 6500 rpm
・比出力:109.8kW /リットル(2.41hp /立方インチ)
・最大トルク:2200 rpmで685 N・m(505 lb ft)(VTG効果により4500 rpmまで続きます)
・比トルク:190.3 N・m /リットル(2.29 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・フロントブレーキ:6ピストンのモノブロックアルミキャリパー&ABSを備えた換気カーボンセラミックディスク
・リアブレーキ:4ピストンのモノブロックアルミキャリパーとABSを備えた換気カーボンセラミックディスク
・長さ:4,469 mm(175.9インチ)
・幅:1,852 mm(72.9インチ)
・高さ:1,285 mm(50.6 in)
・ホイールベース:2,350 mm(92.5インチ)
・縁石重量:1,438 kg(3,170 lb)
・ドラッグ係数:0.32
・燃料タンク容量:67 L(18 US gal)
・荷物面積:0.1 m 3(3.5 cu ft)
・パワー対重量比:275.0 W / kg(5.98 lb / hp)
・最高速度:328 km / h(204 mph)
・0-100 km / h(62 mph):3.9 s
・0~200 km / h(124 mph):9.8 s
・0-30 mph(48 km / h):1.2 s
・0-60 mph(97 km / h):3.8 s
・0-100 mph(160 km / h):7.4 s
・0-150 mph(240 km / h):15.9 s
・0-186マイル(300 km / h):34.0秒
・1/4マイル(400m):11.3秒@ 209.46km / h(130.2mph)」
「997・GT2 RS(2010年?):
・最大出力:620PS(456kW; 612hp)
・最大トルク:700N・m(516lb・ft)
・縁石重量:標準GT2よりも70kg(150lb)軽
・最高速度:330km / h(205mph)
・0-100 km / h(62 mph):3.5秒」
「991GT2RS(製造 2018年 -:仕様はポルシェジャパンホームページから):
・最高出力 (EEC) 515 kW (700 PS) / 7,000 rpm
・0 - 100 km/h 加速 2.8 秒
・最高速度 340 km/h
・全長: 4,549 mm
・全高: 1,297 mm
・ホイールベース: 2,453 mm」
こうして並べてみると、997GT2のホイールベースが996GT2より短いのが分かる(ホントかあ?)。
インチ表示を見ても、短くなっているから誤植じゃないんだろう。
ちなみに、素の996は92.6インチ(2,352mm)、997は2,350-2,360 mm(92.5-9.9インチ)とある。
まあ、どうでもいいんですが。
(【爆速マシン】ポルシェが700馬力の新型モンスター「911 GT2 RS」を発表 / 時速100km到達までわずか2.8秒)
http://rocketnews24.com/2017/07/07/922675/
やっぱ、鼻血が止まらん・・・。
最高速と0-100kmの変遷だけ、抽出してみる。
「モデル名(製造年):最高速:0-100km:
・993(1993-1998):301 km/h:3.9 s
・996(2002-2005):319 km/h:3.7 s
・997(2008-2012):328 km/h:3.9 s
・997RS(2010年?):330 km/h:3.5 s
・991RS(2018年 -):340 m/h:2.8 s」
ここでは、997の0-100km加速が怪しいな。
まあいい。
最高速は、ポルシェらしく刻んできている。
最近は、10年で10kmというところか。
今回は、初めからRS出しちゃったからな。
インタークーラーに水吹いたり、やれることはみんなやっている。
これからどうするんだろうな。
一応、ロードカーだからな。
オーディオやエアコン取っちゃうわけにもいかないだろう。
700馬力か・・・。
(【ビデオ】700馬力で後輪駆動! ポルシェから史上最強の「911」となる新型「911 GT2 RS」が登場:追加)
http://jp.autoblog.com/2017/07/02/porsche-911-gt2-official-specs/
「過去のGT2は"ウィドウ・メーカー"(未亡人製造器)と呼ばれるほど、強大なパワーが少しの運転ミスでドライバーを危険に至らしめるマシンだったが、ポルシェによると、新型GT2は「文明化」されているという。」
そうかあ?。
「しかし、700馬力で後輪駆動なのだから、これまで同様、狂気のマシンであるに違いない。」
だろうな、やっぱ・・・。
ポルシェの車種の中で、最もパワフルといえば、ターボと相場が決まっている。
ポルシェターボといえば、元祖ターボみたいなもんだからな。
最近のポルシェは、ターボといわなくても、ターボが付くようになった。
ややっこしい。
ポルシェターボは、RRではなく、4輪駆動だ。
ターボと付くやつは、みんな四駆。
が、GT2のみは後輪駆動になる。
不勉強な浮沈子は、なぜRRなのかは知らない。
(試乗レポート 【 海外試乗 】ポルシェ
911 GT2:2007年の記事です。)
https://www.carview.co.jp/road_impression/2007/porsche_911gt2/
「空冷エンジンの最終世代、タイプ993の時代に、GT2カテゴリーのレーシングモデルのベースカーとしての意味合いを持って初登場、水冷初代のタイプ996を経て、現行モデルのタイプ997へ。」
「ただし、996の時代になるとGT2のレース自体がなくなっていたから、水冷エンジンのGT2は超高性能なロードゴーイング911を意味するモデルに変わっていた。」
だそうです。
「911ターボ用をハイチューンしたエンジンに3ペダルの6段MTを組み合わせ、後輪を駆動するという、素晴らしくシンプルで古典的な構造を採る。」
今は、2ペダル(PDK)だからな。
そこは変わってしまった。
んなこたぁ、どーだっていー!。
こんなクルマを、公道で走らせていーんだろーか??????。
(Porsche 911 GT2)
https://en.wikipedia.org/wiki/Porsche_911_GT2
残念ながら、日本語のウィキはない。
自動翻訳でざっと目を通す。
GT2がレーシングカーに由来し、その4輪駆動を認めないルールから、後輪駆動になっていることは分かった。
が、もう、レースカテゴリー自体がないんだから(2010年消滅)、四駆にしたっていいじゃないかと思うんだがな。
せっかくだから、ロードカー各モデルの諸元を纏めておこう(自動翻訳のまま)。
「993(製造 1993-1998):
・構成:空冷式 ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり2つのバルブ
・ボア×ストローク:99.1 mm×76.2 mm(3.0 in)
・最大出力:450 PS(331 kW; 444 hp)@ 6000 rpm
・比出力:93.25 kW /リットル(2.05 hp /立方インチ)
・最大トルク:585.7 N・m(432 lb・ft)@ 3500 rpm
・比トルク:162.7 N・m /リットル(1.96 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・長さ:4,245 mm(167.1インチ)
・幅:1,855 mm(73.0インチ)
・高さ:1,270 mm(50.0 in)
・ホイールベース:2,272 mm(89.4インチ)
・フロントトラック:1,475 mm(58.1インチ)
・リアトラック:1,550 mm(61.0インチ)
・縁石重量:1,295 kg(2,855 lb)
・パワー対重量比:259.2W / kg(6.34lb / hp)
・最高速度:301 km / h(187 mph)
・0-60mph(100km / h):3.9s
・0-100 mph(160 km / h):8.7 s
・1/4マイル(400m):12.1s @ 117mph(188km / h)」
「996(製造 2002-2005):
・構成:水冷ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり4つのバルブ
・ボア×ストローク:100.00 mm(3.9インチ)×76.40 mm(3.0インチ)
・圧縮比:9.40:1
・最大出力:483 PS(355 kW; 476 hp)@ 5700 rpm
・比出力:98.31 kW /リットル(2.16 hp /立方インチ)
・最大トルク:3500 rpmで640 N・m(470 lb・ft)
・比トルク:177.78 N・m /リットル(2.14 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・長さ:4,450 mm(175.2インチ)
・幅:1,830 mm(72.0インチ)
・高さ:1,275 mm(50.2 in)
・ホイールベース:2,355 mm(92.7インチ)
・フロントトラック:1,485 mm(58.5 in)
・リアトラック:1,520 mm(59.8インチ)
・カーブ重量:1,430 kg(3,153 lb)
・燃料容量:89 L(24 US gal)
・パワー対重量比:248.3 W / kg(6.63ポンド/ hp)
・最高速度:319 km / h(198 mph)[4]
・0~62mph(100km / h):3.7s [4]
・0~124mph(200km / h):11.6s [4]
・1/4マイル(400m):11.3s」
「997(2008年〜2012年):
・構成:水冷ツインターボチャージャー H6
・ディスプレースメント:3,600 cc(220 cu in)。シリンダー当たり4つのバルブ
・ボア×ストローク:100 mm(3.94インチ)×76.4 mm(3.01インチ)
・圧縮比:9.4:1
・最大出力:530 PS(390 kW; 523 hp)@ 6500 rpm
・比出力:109.8kW /リットル(2.41hp /立方インチ)
・最大トルク:2200 rpmで685 N・m(505 lb ft)(VTG効果により4500 rpmまで続きます)
・比トルク:190.3 N・m /リットル(2.29 lb・ft /立方インチ)
・トランスミッション:6速マニュアル
・フロントブレーキ:6ピストンのモノブロックアルミキャリパー&ABSを備えた換気カーボンセラミックディスク
・リアブレーキ:4ピストンのモノブロックアルミキャリパーとABSを備えた換気カーボンセラミックディスク
・長さ:4,469 mm(175.9インチ)
・幅:1,852 mm(72.9インチ)
・高さ:1,285 mm(50.6 in)
・ホイールベース:2,350 mm(92.5インチ)
・縁石重量:1,438 kg(3,170 lb)
・ドラッグ係数:0.32
・燃料タンク容量:67 L(18 US gal)
・荷物面積:0.1 m 3(3.5 cu ft)
・パワー対重量比:275.0 W / kg(5.98 lb / hp)
・最高速度:328 km / h(204 mph)
・0-100 km / h(62 mph):3.9 s
・0~200 km / h(124 mph):9.8 s
・0-30 mph(48 km / h):1.2 s
・0-60 mph(97 km / h):3.8 s
・0-100 mph(160 km / h):7.4 s
・0-150 mph(240 km / h):15.9 s
・0-186マイル(300 km / h):34.0秒
・1/4マイル(400m):11.3秒@ 209.46km / h(130.2mph)」
「997・GT2 RS(2010年?):
・最大出力:620PS(456kW; 612hp)
・最大トルク:700N・m(516lb・ft)
・縁石重量:標準GT2よりも70kg(150lb)軽
・最高速度:330km / h(205mph)
・0-100 km / h(62 mph):3.5秒」
「991GT2RS(製造 2018年 -:仕様はポルシェジャパンホームページから):
・最高出力 (EEC) 515 kW (700 PS) / 7,000 rpm
・0 - 100 km/h 加速 2.8 秒
・最高速度 340 km/h
・全長: 4,549 mm
・全高: 1,297 mm
・ホイールベース: 2,453 mm」
こうして並べてみると、997GT2のホイールベースが996GT2より短いのが分かる(ホントかあ?)。
インチ表示を見ても、短くなっているから誤植じゃないんだろう。
ちなみに、素の996は92.6インチ(2,352mm)、997は2,350-2,360 mm(92.5-9.9インチ)とある。
まあ、どうでもいいんですが。
(【爆速マシン】ポルシェが700馬力の新型モンスター「911 GT2 RS」を発表 / 時速100km到達までわずか2.8秒)
http://rocketnews24.com/2017/07/07/922675/
やっぱ、鼻血が止まらん・・・。
最高速と0-100kmの変遷だけ、抽出してみる。
「モデル名(製造年):最高速:0-100km:
・993(1993-1998):301 km/h:3.9 s
・996(2002-2005):319 km/h:3.7 s
・997(2008-2012):328 km/h:3.9 s
・997RS(2010年?):330 km/h:3.5 s
・991RS(2018年 -):340 m/h:2.8 s」
ここでは、997の0-100km加速が怪しいな。
まあいい。
最高速は、ポルシェらしく刻んできている。
最近は、10年で10kmというところか。
今回は、初めからRS出しちゃったからな。
インタークーラーに水吹いたり、やれることはみんなやっている。
これからどうするんだろうな。
一応、ロードカーだからな。
オーディオやエアコン取っちゃうわけにもいかないだろう。
700馬力か・・・。
(【ビデオ】700馬力で後輪駆動! ポルシェから史上最強の「911」となる新型「911 GT2 RS」が登場:追加)
http://jp.autoblog.com/2017/07/02/porsche-911-gt2-official-specs/
「過去のGT2は"ウィドウ・メーカー"(未亡人製造器)と呼ばれるほど、強大なパワーが少しの運転ミスでドライバーを危険に至らしめるマシンだったが、ポルシェによると、新型GT2は「文明化」されているという。」
そうかあ?。
「しかし、700馬力で後輪駆動なのだから、これまで同様、狂気のマシンであるに違いない。」
だろうな、やっぱ・・・。
火星の次 ― 2017年07月10日 23:47
火星の次
風邪の引きかけ特有の倦怠感と熱っぽさ。
今日は、迷うことなく、フィットネスをサボる。
うつらうつらとしては、起き出してネットを見たりする。
昨日の無理が祟ったな。
米国では、火星の次の目標天体についての議論が盛んなようだ。
(土星の衛星タイタン、植民地化に充分なエネルギー源があるとの研究結果。人類が目指す「火星のつぎ」候補)
http://news.livedoor.com/article/detail/13316794/
「タイタンは(中略)火星の次に人類が目指す星の候補」
「米惑星科学研究所(PSI)とカリフォルニア工科大学の研究者らがまとめた報告書によると、タイタンでは人類が開拓するのに必要なエネルギーが充分に入手可能」
なぜ、何のためにという話は、すっぽりと抜けて、開拓の可能性を論じる単純さが羨ましい。
「それでもこの研究結果はいつか我々の子どもたちが深宇宙を目指す方法について、また宇宙船の燃料補給をする方法について数少ない選択肢を知るための基礎的な研究となるはずです。」
化学エネルギーを開放して宇宙空間を旅するというのは、SFの世界ではもってのほかだ。
世代間宇宙船を飛ばさなければならないし、場合によっては、宇宙船の中で進化が起こるくらいの長い時間がかかるからな。
タイタンに寄って、メタン燃料を補給できたとしても、次のコスモステーションは、どこにあるのかもわからない(天王星・海王星にもありますけど)。
火星の次なんだから、木星圏とかアステロイドベルトじゃないか。
あるいは、金星とか。
別に、惑星やその衛星に降り立たなくてもいいわけだから、どこかの重力特異点(ラグランジュ点とか)に行ってくるというのもアリだな。
莫大な放射線を浴びて、遺伝子ズタズタになりながら宇宙飛行を楽しむ。
地球に戻ってきた時には、一生寝たきりでないと生活できなくなるだろう。
癌の発生、循環器病の発生、エトセエトセ・・・。
戻ってこられればラッキーだが、辺境の地で命を終えることになる。
まあな、開拓というのは常にそういうリスクを伴う。
ヌクヌクと地球上で資源を食いつぶしながら生活するのが何よりだ。
食うものが無くなれば当然滅びる。
まあ、その前に、何等かの原因で消え去るだろうけど。
わざわざタイタンまで行くのかあ?。
現在のところ、火星が人類が到達できる最も遠い天体と考えておいて間違いない。
そこから先に行こうというのは、無謀や無茶を通り越して、異常としか言えない。
火星だって、片道なら脈がないわけではない。
行ったきりで、地球からの物資の補給を受け続けながら生活することは出来るだろう。
少人数の勇敢な探検隊が、命懸けで行く対象というなら話は簡単だ。
補給船は無人でいいからな。
どんどん送ればいいだろう。
何十年という時間を過ごすうちに、いろいろなことが明らかになって、結局撤退ということになる。
撤退といっても、向こうに行った人間を連れ戻すことは出来ない。
気の毒だが、安楽死してもらうしかなくなる。
そういう過酷な選択を迫るのが宇宙開発だ。
彼らは英雄だ。
歴史に名を刻むことになる。
歴史が存在する間だけだがな。
地球外生命が存在せず、結局、地球の生命が宇宙空間に播種出来るかどうかということになるが、それも難しいことが分かる。
孤独感と閉塞感の中で、穏やかに滅びてゆくのがよろしい。
だが、そうなるかどうかは分からない。
種としての寿命という概念はないと言われているからな。
環境の変化に対応できずに、滅びてしまうのが通常のルートだ。
地球の生命は、結構とっかえひっかえ、あの手この手で生き永らえているが、昔からあまり変わらずに生き延びたやつは少ないだろう。
何度かの全球凍結(水深1000mまで凍ります)を生き延び、破局噴火を潜り抜けてこなければならない。
地中の奥深くか、深海の底か、そういうジミーなところで生き延びているやつしかいない。
そして、その度に、核膜を手に入れたり、多細胞化したりして、複雑化し、環境適応性を身に着けてきた。
今や、人類は、土星の衛星に進出することまで考えている。
いいだろう。
行きたければ行くがいい。
浮沈子は、今まで、つまらないから止めろと言ってきたが、最近、そう言う気力も衰えてきた。
年取った証拠だな。
年寄りは、何時の時代も、どんな場所にいても、そこから出ていく若者を引き留めるのが役割だ。
土星ですよ、土星!。
遠過ぎる。
もちろん、浮沈子だって、ロボット使って探査する分には何も言わない。
生命がいるとか、そういう宣伝文句には噛みつくかもしれないけど。
我々の住む宇宙が、どんなところなのか。
そして、我々の住む星が、どれ程恵まれているかを知ることは、決して無意味じゃない。
(JAXAとESA、水星探査計画着々と進行−高温の極限環境に挑む)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00435075
「太陽に最も近く高温の極限環境にある水星の解明が進めば、惑星の標準モデルが再構築されるかもしれない。」
「水星を詳しく調べることで、太陽系外の惑星がどのように成り立っているか予測できるのでは」
こういう、毒にも薬にもならない、純粋な科学研究が浮沈子的には心穏やかでいられる。
「近年、観測精度の向上などで太陽系外の「生命居住可能領域」(ハビタブルゾーン)で地球型惑星が多数発見されている。」
そんなことは、どーでもいーのだ。
無人探査機の世界は、技術的にも実現可能性は高い。
放射線防護して、電源さえくれてやれば、何とか動いて仕事できるからな。
飯がまずいとか、精神的に不安定になるとか、仲間割れする心配もない。
宇宙の藻屑になっても化けて出ることはないだろう。
宇宙空間に放り出されて救助できなくなったら、永遠に漂い続けるかもしれないしな。
寝覚めの悪い話だ。
21世紀初頭、人類は無人探査機を、水星から土星にかけての全ての惑星に到達させ、継続的な観測を行う体制を築いた。
天王星以遠については、これからの課題だろう。
通り過ぎることは出来ても、周回して継続的に観測することは出来ていない。
また、それら惑星の周りを周る衛星や、無数に存在する小惑星、彗星については、ごく一部に着陸させたり周回させただけに過ぎない。
対象は無限だ・・・。
もちろん、固体の天体だけが探査の対象ではない。
太陽そのものや、宇宙空間に満ちている分子、プラズマ、そして未だに観測されていない未知の粒子。
そう、ダークマターも宇宙観測のターゲットの一つだ。
まあな、探査機飛ばして見つかるかどうかという話はあるがな。
さらにいえば、人類の想像もつかないダークエネルギーというのもある(ホントにあるのかあ?)。
銀河を互いに遠ざけている、未知のエネルギーだ。
宇宙は、純粋な謎に満ち満ちている。
それこそが、人類を駆り立てる本質的なエネルギーなのではないのか。
謎を解きたい、謎の答えに迫りたい。
生臭い宇宙人の話とか、どーでもいーのだ(まあ、それも謎ですが)。
(BepiColumbo readied to start journey to Mercury next year)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/esa/bepicolumbo-readied-start-journey-mercury-next-year/
記事は、重複する表現が繰り返すなど惨憺たるものだが、宇宙人のかけらも出てこない。
これでいいのだ。
先走って、大発見をすることはない。
地道に事実を積み上げていく過程の中で、驚くような発見があるかもしれない。
それが科学であり、それが宇宙探査の王道だ。
謎が1つ解ければ、新たな謎が10生まれる。
それは、我々の人生を豊かにし、謙虚になることを学ばせてくれる。
火星の次に人類のフットプリントが刻まれる天体があるのかどうか。
あるとすれば、それは何処か。
それを決めるのは、我々の世代ではない。
人類が地球近傍に留まり、月以遠への進出から撤退していたこの時代に生まれ育った、次の世代の問題だ。
そして、年寄りは、常に若者の足を引っ張るものだ。
タイタンだってえ?。
冗談じゃない・・・。
風邪の引きかけ特有の倦怠感と熱っぽさ。
今日は、迷うことなく、フィットネスをサボる。
うつらうつらとしては、起き出してネットを見たりする。
昨日の無理が祟ったな。
米国では、火星の次の目標天体についての議論が盛んなようだ。
(土星の衛星タイタン、植民地化に充分なエネルギー源があるとの研究結果。人類が目指す「火星のつぎ」候補)
http://news.livedoor.com/article/detail/13316794/
「タイタンは(中略)火星の次に人類が目指す星の候補」
「米惑星科学研究所(PSI)とカリフォルニア工科大学の研究者らがまとめた報告書によると、タイタンでは人類が開拓するのに必要なエネルギーが充分に入手可能」
なぜ、何のためにという話は、すっぽりと抜けて、開拓の可能性を論じる単純さが羨ましい。
「それでもこの研究結果はいつか我々の子どもたちが深宇宙を目指す方法について、また宇宙船の燃料補給をする方法について数少ない選択肢を知るための基礎的な研究となるはずです。」
化学エネルギーを開放して宇宙空間を旅するというのは、SFの世界ではもってのほかだ。
世代間宇宙船を飛ばさなければならないし、場合によっては、宇宙船の中で進化が起こるくらいの長い時間がかかるからな。
タイタンに寄って、メタン燃料を補給できたとしても、次のコスモステーションは、どこにあるのかもわからない(天王星・海王星にもありますけど)。
火星の次なんだから、木星圏とかアステロイドベルトじゃないか。
あるいは、金星とか。
別に、惑星やその衛星に降り立たなくてもいいわけだから、どこかの重力特異点(ラグランジュ点とか)に行ってくるというのもアリだな。
莫大な放射線を浴びて、遺伝子ズタズタになりながら宇宙飛行を楽しむ。
地球に戻ってきた時には、一生寝たきりでないと生活できなくなるだろう。
癌の発生、循環器病の発生、エトセエトセ・・・。
戻ってこられればラッキーだが、辺境の地で命を終えることになる。
まあな、開拓というのは常にそういうリスクを伴う。
ヌクヌクと地球上で資源を食いつぶしながら生活するのが何よりだ。
食うものが無くなれば当然滅びる。
まあ、その前に、何等かの原因で消え去るだろうけど。
わざわざタイタンまで行くのかあ?。
現在のところ、火星が人類が到達できる最も遠い天体と考えておいて間違いない。
そこから先に行こうというのは、無謀や無茶を通り越して、異常としか言えない。
火星だって、片道なら脈がないわけではない。
行ったきりで、地球からの物資の補給を受け続けながら生活することは出来るだろう。
少人数の勇敢な探検隊が、命懸けで行く対象というなら話は簡単だ。
補給船は無人でいいからな。
どんどん送ればいいだろう。
何十年という時間を過ごすうちに、いろいろなことが明らかになって、結局撤退ということになる。
撤退といっても、向こうに行った人間を連れ戻すことは出来ない。
気の毒だが、安楽死してもらうしかなくなる。
そういう過酷な選択を迫るのが宇宙開発だ。
彼らは英雄だ。
歴史に名を刻むことになる。
歴史が存在する間だけだがな。
地球外生命が存在せず、結局、地球の生命が宇宙空間に播種出来るかどうかということになるが、それも難しいことが分かる。
孤独感と閉塞感の中で、穏やかに滅びてゆくのがよろしい。
だが、そうなるかどうかは分からない。
種としての寿命という概念はないと言われているからな。
環境の変化に対応できずに、滅びてしまうのが通常のルートだ。
地球の生命は、結構とっかえひっかえ、あの手この手で生き永らえているが、昔からあまり変わらずに生き延びたやつは少ないだろう。
何度かの全球凍結(水深1000mまで凍ります)を生き延び、破局噴火を潜り抜けてこなければならない。
地中の奥深くか、深海の底か、そういうジミーなところで生き延びているやつしかいない。
そして、その度に、核膜を手に入れたり、多細胞化したりして、複雑化し、環境適応性を身に着けてきた。
今や、人類は、土星の衛星に進出することまで考えている。
いいだろう。
行きたければ行くがいい。
浮沈子は、今まで、つまらないから止めろと言ってきたが、最近、そう言う気力も衰えてきた。
年取った証拠だな。
年寄りは、何時の時代も、どんな場所にいても、そこから出ていく若者を引き留めるのが役割だ。
土星ですよ、土星!。
遠過ぎる。
もちろん、浮沈子だって、ロボット使って探査する分には何も言わない。
生命がいるとか、そういう宣伝文句には噛みつくかもしれないけど。
我々の住む宇宙が、どんなところなのか。
そして、我々の住む星が、どれ程恵まれているかを知ることは、決して無意味じゃない。
(JAXAとESA、水星探査計画着々と進行−高温の極限環境に挑む)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00435075
「太陽に最も近く高温の極限環境にある水星の解明が進めば、惑星の標準モデルが再構築されるかもしれない。」
「水星を詳しく調べることで、太陽系外の惑星がどのように成り立っているか予測できるのでは」
こういう、毒にも薬にもならない、純粋な科学研究が浮沈子的には心穏やかでいられる。
「近年、観測精度の向上などで太陽系外の「生命居住可能領域」(ハビタブルゾーン)で地球型惑星が多数発見されている。」
そんなことは、どーでもいーのだ。
無人探査機の世界は、技術的にも実現可能性は高い。
放射線防護して、電源さえくれてやれば、何とか動いて仕事できるからな。
飯がまずいとか、精神的に不安定になるとか、仲間割れする心配もない。
宇宙の藻屑になっても化けて出ることはないだろう。
宇宙空間に放り出されて救助できなくなったら、永遠に漂い続けるかもしれないしな。
寝覚めの悪い話だ。
21世紀初頭、人類は無人探査機を、水星から土星にかけての全ての惑星に到達させ、継続的な観測を行う体制を築いた。
天王星以遠については、これからの課題だろう。
通り過ぎることは出来ても、周回して継続的に観測することは出来ていない。
また、それら惑星の周りを周る衛星や、無数に存在する小惑星、彗星については、ごく一部に着陸させたり周回させただけに過ぎない。
対象は無限だ・・・。
もちろん、固体の天体だけが探査の対象ではない。
太陽そのものや、宇宙空間に満ちている分子、プラズマ、そして未だに観測されていない未知の粒子。
そう、ダークマターも宇宙観測のターゲットの一つだ。
まあな、探査機飛ばして見つかるかどうかという話はあるがな。
さらにいえば、人類の想像もつかないダークエネルギーというのもある(ホントにあるのかあ?)。
銀河を互いに遠ざけている、未知のエネルギーだ。
宇宙は、純粋な謎に満ち満ちている。
それこそが、人類を駆り立てる本質的なエネルギーなのではないのか。
謎を解きたい、謎の答えに迫りたい。
生臭い宇宙人の話とか、どーでもいーのだ(まあ、それも謎ですが)。
(BepiColumbo readied to start journey to Mercury next year)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/esa/bepicolumbo-readied-start-journey-mercury-next-year/
記事は、重複する表現が繰り返すなど惨憺たるものだが、宇宙人のかけらも出てこない。
これでいいのだ。
先走って、大発見をすることはない。
地道に事実を積み上げていく過程の中で、驚くような発見があるかもしれない。
それが科学であり、それが宇宙探査の王道だ。
謎が1つ解ければ、新たな謎が10生まれる。
それは、我々の人生を豊かにし、謙虚になることを学ばせてくれる。
火星の次に人類のフットプリントが刻まれる天体があるのかどうか。
あるとすれば、それは何処か。
それを決めるのは、我々の世代ではない。
人類が地球近傍に留まり、月以遠への進出から撤退していたこの時代に生まれ育った、次の世代の問題だ。
そして、年寄りは、常に若者の足を引っ張るものだ。
タイタンだってえ?。
冗談じゃない・・・。
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