🐼嫦娥6号:月軌道投入成功2024年05月08日 17:16

嫦娥6号:月軌道投入成功


(嫦娥6号月探査機 月周回軌道を順調に飛行)
https://japanese.cri.cn/2024/05/08/ARTIym0BYSzfeY7DTG2j1WeH240508.shtml

「嫦娥6号月探査機は北京時間8日、月接近制動に成功し、順調に月周回軌道の飛行に入りました。」

「同探査機が月の近くを飛行する際に「ブレーキ」をかけ、その相対速度を月の脱出速度よりも低くすることで、月の引力に捕捉され、月の周回飛行を実現」

「今後、鵲橋2号中継衛星のサポートを受け、嫦娥6号月探査機は月周回軌道の高度と傾斜角を調整し、適切なタイミングで軌道モジュール・帰還モジュール結合体と着陸モジュール・上昇モジュール結合体の分離を実施し、その後着陸モジュール・上昇モジュール結合体が月の裏側の南極エイトケン盆地での軟着陸を実施し、計画に基づき月の裏側のサンプリング・リターンミッションを展開します。」

とにかく、月周回軌道への投入が成功したようで何よりだ。

新華社も報じているけど、短信だけ。

今のところ、この報道が一番詳しい。

続報や詳細が出ればまた書く。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(嫦娥6号、裏側着陸に先立って月周回軌道に入る)
https://spacenews.com/change-6-enters-lunar-orbit-ahead-of-far-side-landing-attempt/

「嫦娥6号周回機は5月7日東部時間午後10時21分(協定世界時5月8日02時21分)にブレーキバーンを完了し、月の重力に捕らえられるよう速度を落とした。」(UTC時刻は自動翻訳から修正)

「オービターはブレーキ燃焼に 3,000N エンジンを使用しました。嫦娥6号は近点が約200キロメートルの楕円形の月軌道上にあると考えられている。嫦娥6号は次にIcube-Qと名付けられた7キログラムの立方体衛星を月周回軌道に放出する予定だ。その後、主宇宙船は着陸に備えて軌道を徐々に円形にします。」(Icube-Q:パキスタンの相乗り衛星)

「ミッション着陸船は、アポロクレーターへの着陸の試みの数日前に宇宙船から分離される予定」

「着陸は6月初旬頃」

「アポロクレーターからの日の出は5月28日となる。つまり、嫦娥6号は、太陽が着陸エリアの上空に十分に高くなった後、6月初旬頃に着陸を試みる可能性が高い」

「サンプリング作業は、嫦娥6号がバックアップとして再利用されている嫦娥5号と同様に、着陸後48時間以内に終了」

「サンプルは上昇機を介して月周回軌道に送られ、その後、周回衛星「嫦娥6号」を追跡」

「このペアは打ち上げ後約2日後に合流してドッキングする可能性」

「さらに数日後に上昇機は廃棄」

「周回船は計算された時刻に月周回軌道を離れる」

「地球への帰還の直前、6月25日頃に再突入カプセルを放出する予定」

詳細な予定が示されている。

「月の南極への2つのミッションを実施する予定」

「2026 年の嫦娥 7 号と2028 年頃の嫦娥 8 号」

「2030 年までに初の有人月探査ミッションを開始することを目指しています。」

「国際月研究ステーション(ILRS) プログラムとして知られており、2030 年代に計画」

「多くの国や組織がこのプロジェクトに参加しています。」

うーん、この記事だけ読むと、月開発は中国のものだという気になるなあ(そうかあ?)。

アルテミスがこけても、人類の月開発は盤石だな・・・。

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