別れの朝2012年06月30日 06:01

別れの朝
別れの朝


300Eとの別れの朝である。

不思議なことに、何の感慨もない。

12年13万キロも乗ったのだから、もうちょっとセンチになってもいいような気がするのだが。

淡白なのだ。

夕べ、保険屋さんに電話した。最近は、その日のうちに乗り換える場合、時刻の特定はしなくてよくなったとのこと。合理的になったものだ。追加の保険料は結構高い。500Eの面目躍如である(こんなところで・・・)。

今日は、帰ってきたらその足でヤナセに入庫する。オイルとオイルフィルターの交換、1年点検レベルでざっと見積もりを出してもらう。

どんな結果になるか、ちょっと楽しみである。

300Eは、去年の11月に車検を通して半年余り、特に不具合はない。勿体無いような気がするが、次のオーナーの方に安心して乗っていただけると確信している。

W124は、そういうクルマだ。大切に乗り継がれ、維持されて使われ続ける。使うためのクルマ。飾っておくものではないし、見せびらかすためのものでもない。

何十万キロと乗り続けられる。幸せなクルマなのである。

中古車屋の宣伝では、走行距離少なく使用感のないことが美点とされているが、私に言わせれば、それだけオーナーに使われていなかったということであり、むしろ悲しいことだ。

「10年10万kmでボディが終わり、エンジン・足回り・電気系と、全てが終わりを告げる悲しい設計のクルマ達とは、この世に存在する価値自体がもはや決定的に違うのです。」

(※重要!消耗品や故障について:J-AUTO松本代表のブログ)
http://ameblo.jp/jautoceo/archive1-200910.html

そんなクルマに乗り続けられることの幸せを、今朝、改めて噛み締めている。

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