イカスミ・スパゲッティ2013年03月01日 01:45

イカスミ・スパゲッティ
イカスミ・スパゲッティ


サイドマウント・リブリーザーというよりは、イカスミ・スパゲッティといったほうが当っている。

画像は、組み上げた全パーツを接続した状態・・・。

これに、ベイルアウト用ステージボトルが別体で付く。

各ホースの長さは未調節だし、マニフォールドのちゃんとした取り付けもこれからだし、もちろんケースはまだできていないので、全てのフィッティングが未完成のままである。

しかし、システムとしてのサイドマウント化は終了した。

理屈の上では、このまま潜れる・・・?。

たぶん。

これは、おそらく世界初、前代未聞、絶後ではないかもしれないが、空前の快挙(?)である。

「物体X」は変身し、「第4使徒シャムシエル」になったわけだな。

(使徒 (新世紀エヴァンゲリオン):シャムシエル (SHAMSHEL))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%BF%E5%BE%92_(%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3)#.E3.82.B7.E3.83.A3.E3.83.A0.E3.82.B7.E3.82.A8.E3.83.AB_.28SHAMSHEL.29

「筒状の身体に、鞭状の腕部を持つ使徒。イカに近い形をしており、海から出現した。」とある。

まんまや!。

まあ、どうでもいいんですが。

ソレノイドバルブへの中圧ホースに咬ませた、自作のシャットオフバルブキットと、酸素・ディリュエントをタンクから切り離す仕掛け以外はノーマルで、オリジナルの中圧ホースは1cmも切っておらず、全てそのまま使っている。

これから、長さ詰めるんですけど。

だんだんと仕上がってくる、シャムシエル、じゃなくってサイドマウント・インスピレーション。

意外に簡単に作れてしまう。

ネットを見ると、バックマウントのケースの自作(溶接したりして、ホントに自作してる!)はあるが、インスピのサイドマウントは、見かけない。

やはり、外出しのホースがネックになっているんだろうか。

これからのサイドマウントブームを先取りした、ナンチャッテ・コンフィギュレーションが成立するのか、絵に描いた餅に終わって、泣く泣く元の姿に戻るのか(今なら、まだ間に合う!)。

来週の週末には、答えが出る。

リスクマネジメント2013年03月01日 02:47

リスクマネジメント
リスクマネジメント


分かっているリスクを分析して、対策し、分からないリスクに対しては、システムを冗長化して備える。

さらに、インシデントやアクシデントを収集し、改善を継続して行う。

人間の運用による部分については、手順を確立し、訓練し、習熟してミスを減らす。

さらに、それらの全てが失敗に終わっても、ミッションを平穏に中断して、帰還できる術を講じておく。

まあ、このくらいが普通のリスクマネジメントのプロセスで、ダイビングなどという危険な遊びをする上では、最低限の行動になる。

自動車をドライブして行楽に出かけるときでも、このくらいのことは普通している。

水中にはガソリンスタンドはないし、JAFも呼べない。仮眠をとったり、一泊したりもできない。

それなりの備えは必要だ。

画像の器材は、サイドマウント化のために改造したインスピレーションの一部である。

分かりやすいように、一部を露出させている。

白い半透明のチューブが付いているところが、酸素とディリュエントガスのコネクターである。水面で、このチューブを外して、タンクから来ているコネクターをカチャッとやる。

間違えると、悲惨なことになるので、それなりの仕掛けが必要だ。

一番いいのは、接続のコネクターを別のタイプにすることである。医療ガスの世界では当たり前の対応である。

色付きのテープを巻いて、目視で確認する方法もあるが、リスクは残る。何か、別な方法を考えておかなければならない。大きさの違う、プラスチック製のカプラーのようなものを2組見つけてきて、オスメスそれぞれのコネクターの根元にゴム紐で付けておき、それを先に付けてから本体をカチャッとやれば、間違いはない。本体が同じであっても、間違えて別のコネクターに付けることはできない。

自分でルールを決めて、自分で守ればいいのだ。

製品にして他人が使うことになれば、そうはいかない。

やはり、コネクター本体の形状を変えるしかないだろう。

Tピースのねじが、天地で同じだということにさっき気付いた。左右は違うが、天地は同じであった。これって、やはり合理的なんだろう。同じでいいところは同じにしておく。

もう1箇所、ソレノイドバルブと酸素側のマニフォールドを接続するコネクターも同じだ。ここは、直付けでもいいのだが、ソレノイドバルブ側のメス側のコネクターを純正のまま使いたかったのでこうなった。これは、付け外しの必要はないので、中圧ホースの長さが決まれば、タイラップを付けて外れないようにしておこう。

フィッティングを行っていく際に、考慮すべき点は多い。

ああでもない、こうでもないと弄くっている時が、一番幸せなのかもしれない。

水中で、トラブルに遭遇してから試行錯誤しているヒマはないのだ。

X-BOW GT2013年03月01日 04:02

X-BOW GT
X-BOW GT


KTM(カ・テ・エム)のX-BOW(クロスボウ)については、以前にも触れた。

(KTM・クロスボウ)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/09/09/6568606

半年ほど前の記事だが、今回は、少し快適になったようだ。

(【ジュネーブモーターショー13】KTM の軽量スポーツ、X‐BOW に GT…ウインドスクリーンを装備)
http://response.jp/article/2013/02/28/192476.html

あんま、変わんないか。

この手の車(というか、なんというか)は、クルマ道楽の一つの極地である。

クロスボウよりも、過激なクルマもある。

(アトム 無限 仕様…0‐100km/hは2.9秒、英国製超軽量スポーツ)
http://response.jp/article/2011/01/23/150807.html

(英国から超軽量スポーツ、MONO…0‐96km/hは2.8秒)
http://response.jp/article/2011/03/25/153852.html

(【東京モーターショー11】英ラディカルの最新スポーツが上陸…軽量ボディに300ps)
http://response.jp/article/2011/12/05/166643.html

これらのクルマに比べたら、ボクスターなんて、リムジンのようなものである。

クロスボウはオーストリアだが、他はロールスロイスや、ベントレー、ジャガーを愛する英国の車である。英国人の訳の分からなさが、良く分かる。

初めに抜かれるのが、986型のボクスターっていうのが悲しい動画。

(2010 EURO FESTA KTM X-Bow:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=P2uF3TEHIho

86オープン2013年03月01日 21:02

86オープン
86オープン


(トヨタ、ジュネーブショーに「FT-86 オープンコンセプト」を出展)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20130301_589997.html

FR車の中では、楽しい運転ができて、重心低く多少の捩れを感じるものの、国産車としては比較的しっかり感があるよく出来たボディだ。

ただし、BRZの感想です。86は乗ったことがない。

同じスバルの工場で作られているので、それほどの違いがあるとは思われない。

BRZの方が、穏やかな特性を与えられていて、コーナーでテールハッピーになりにくいという。

まあ、どっちでもいいんですけど。

(BRZと86試乗してきました)
http://minkara.carview.co.jp/userid/486726/blog/26066694/

なるほどね、人によって感じ方も違うようだ。

で、画像のようにオープンにしちゃうっていうので、ちょっと待ってよ!、と言いたい。

試乗記にも出てくるが、この車は、走らせてなんぼのクルマだ。ラグジュアリーカーではない。2シーター化してガキガキに補強入れて、排気量上げてトルク出して(こっそりツインターボ入れて!)、床まで踏んだら、尻振って真っ直ぐ走らない・・・ってくらいにしないと、オープンにする意味がないような気がする。

ソフトトップにしたところは、4シーターなので仕方がない。

やっぱ、後ろの座席、取ろうよ。

そうしたら、いいクルマに仕上がる気がするんだ。

片手で鼻歌交じりにコーナーでハンドル切って、立ち上がりでスキール音させながら走り去るような、余裕のクルマ。

道端で見ている人が、走り去る後姿を見ながら、ポカーンと口を開けて見とれてしまうようなクルマ。

デザインコンセプトに終わる可能性もある。

しかし、オープンカーはどんなものでも楽しい。自然との一体感とコンセプトにあるが、そのとおりだ。

今、表は土砂降りの雨だが、雨や風、雪やホコリもオープンならではの味わいである。凍てつく冬の夕方に、低い太陽を受けて走ったり、花粉舞う春の日に、クシャミと涙で走るのも、オープンならではである(浮沈子は花粉症ではありませんが)。

(TOYOTA、ジュネーブモーターショーにオープンFRスポーツ「FT-86 Open concept」を出展)
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/13/03/nt13_0301.html

「ムスタング」2013年03月01日 22:26

「ムスタング」
「ムスタング」


かっこいい!。

いい走りだった。

この車は、本物の匂いがする。

マスタングだって?。

浮沈子は、ムスタングだとずーっと信じていたのに・・・。

(フォード・マスタング)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B0

まあ、みんなが知ってるムスタングの意味。

(マスタング:アメリカの野生馬ですな)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B0

「人間に服従しない独立の精神に富んだ性格」とある。

(だく足の野生馬(マスタング))
http://www2.odn.ne.jp/gauche/siryou/doubutuki-2.html#masutangu

前段にあらすじが出ており、なるほど、米国野郎が好きそうな話だ。だく足の解説もある。

「左右の前足、後ろ足を同時に動かして駆ける「だく足」のめずらしさ」とあるので、速い走りの象徴なのだろう。

「物語の中では、誇り高い黒馬はあくまで人間の手に触れ得ない存在として、その生命を全うしたのである。それは書き手と読者の両方にとって、相応しいと思えたことだろう。」と解説にあって、うんうんと頷きながら読んだ。

「マスタングは初めて連れこまれた囲いの中で首を折ったという。」って結末じゃあ、カンドーが足りないじゃん!?。

んなこたぁ、どうだっていい。

米国的ヒーローの象徴のような存在、その名と走る馬の姿をマスコットに冠する「ムスタング」。

V6もあるけど、やっぱアメ車といえば、V8でしょう!。

現地で買うと、半額くらいで買えるようだ。まあ、日本じゃ売れないタイプのクルマだしなあ・・・。

で、明日の試乗を申し込んだ。

これは、乗るしかない!。

走り去る後姿に、浮沈子は痺れたのだ。ドデカイリアタイヤ、その極太タイヤをグリグリ回しながらトルクで走る力強さ、固いがしなやかな足回りは、中側コーナーを一つ抜ければ本物かどうか分かる。

こいつぁ、本物だ!。

(2013 Ford Mustang GT: The Budget Boss 302 Laguna Seca? - Ignition Episod:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=vI9drvzFMKs

うーん、マニュアルもあるのか!。

(V8 GT Coupe Premium)
http://www.ford.co.jp/cars/mustang/models/v8-gt-coupe-premium

日本じゃオートマしか売ってないんだな・・・。

まあいい。

ドイツ車は、散々試乗したが、アメ車や、フランス車は試乗した経験がない。大昔にアメ車にちょこっと乗ったことがあるだけだ。

試乗したら、また報告する。