2014年の抱負(ダイビング編)2014年01月10日 19:56

2014年の抱負(ダイビング編)
2014年の抱負(ダイビング編)


1年の計は元旦にあり。

まあ、元旦は潜り初めをしていたので、ようやく今年の抱負を語ることが出来るような気分になってきた。

ダイビング、クルマ、そしてその他諸々の事柄を、何物にも束縛されず、何の責任も負わず、徒然なるままに、浮いたり沈んだりしながら書き綴っていくことには変わりない。

このブログも、結構書き溜めてきたので、時々、自分のブログを参照することも多くなってきた(それだけ、進歩がないんですが)。

CCRは、ノーモキシックトライミックスで足踏みをしており、サイドマウントなんぞというワケワカのコンフギュレーションに毒されて、脇へ追いやられている。

今年こそ、絶対、サイドマウントCCR(しかも、インスピで!)を完成するぞ!。

また、念願のパラオデビュー(できれば、サイドマウントCCRで!)を、きっと果たすぞ!。

ヘレンリーフにも、きっと行くぞ!(船酔いが・・・)。

トゥバタハリーフでは、最低でも10本はサイドマウントで潜るぞ!。

まあ、このくらいで息切れだな(残圧、50です・・・)。

パラオやヘレンでのCCRは、イントラにお願いして、なんとかしてもらううとして、その他のダイビングでは、ナイトロックスを吸いまくるぞ!。

あとは、なるべくダイビングの機会を多くして、様々な課題を克服していかなければならない。

自称リゾートダイバートしては、安く海外でのダイビングを行うということも、大切なところだ。

あとは、時間と体力だなあ。

航空運賃はどうしようもないとして、滞在費用を浮かせる方策を何とかしなければなるまい。

どこか、ベースとなる所を決めて、アパートでも借りられればいい。

しかし、大体において、そんなところは値段が高いわけだから、世の中うまくはいかないのだ。

今、候補に上がっているのは、北マリアナ諸島。

往復の運賃も安いし、ダイバー向けのホテルもある。

セブも悪くないが、モアルボアルで生活しようとすれば、現地の環境に慣れなければならない。

どうも、浮沈子向きではない。

ロタは、環境は最高だ(画像は、ロタの水中から見上げた空)。

まあ、どこがベースとしていいかは、今後の課題だ。

サイパンは、長期の宿泊施設があることはある。

(賃貸住宅(ハウス・アパート)情報)
http://www.jobmar.com/fudosan2.htm

借りられば、きっと居ついてしまいそうだ。

(グアム・サイパン・ロタでの生活と住まい)
http://www.ledby.net/2006/05/post.html

生活の満足と、妥当な料金を如何に両立させるか?。

少なくとも、日本での生活との両立は難しい。

今年の目標としては、どこがいいかという見極め程度かな。

あと10年がんばって、なんとかダイビングを続けられれば、その後のことは、そのとき考えればいい。

気持ちの良いダイビングを行える環境に、どっぷりと浸かって、しっかりと技術を身に付けたい。

まずは、そこから始まる。

そして、きっと、そこに還って行くのだ・・・。

饒舌の世界?2014年01月10日 22:18

饒舌の世界?
饒舌の世界?


「沈黙の世界」とは、水中を象徴する言葉である。

(沈黙の世界 (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

「『沈黙の世界』(フランス語: Le Monde du silence, 英語: The Silent World)は、1956年のフランス・イタリア合作の記録映画。」

「世界的に知られる海洋学者のジャック=イヴ・クストーと『死刑台のエレベーター』で知られるようになる以前のルイ・マル監督が撮った海洋記録映画。海洋調査船・カリプソ号によるサンゴ礁の調査活動の様子を描いたもの。上映時間85分。」

作品については賛否両論あるだろうが、水中世界を映像にして、全世界に知らしめた功績は大きい。

ダイバーとなって、実際に水中に潜ると、沈黙どころか、いろいろな音が聞こえてくる。

ボートのスクリューの音、エンジンの音、ダイナマイト漁の音、そして、オープンサーキットの排気音や、CCRの呼吸音、ソレノイドバルブから音速で出て来る酸素の音、ヴィジョンコンピューターの警告音(ピーッ、ピーッ!)、ヤベ・・・。

まあいい。

それでも、陸上と異なるのは、絶え間なく喋るおばちゃん達のおしゃべりや、大声で呼び合う野郎共の罵声が聞こえないということであるな。

陸上で、最も良く喋るのは、人間である。

水中では、猿轡(マウスピース?)を噛まされているので、「ウーウー」と唸ることしかできない。

ところが、とんでもない製品が発売されていたのだ!。

(世界初 レジャーダイビングの機材のまま会話できるダイブトランシーバー:画像参照)
http://www.e-casio.co.jp/shop/g/gLGS-RG004-2Y/

「Logosease(ロゴシーズ)は、水中で音声会話ができるポケットサイズのダイブトランシーバー。 マスクストラップに装着すれば、手軽な操作ですぐに通話が可能。スレートやハンドシグナルといった、これまでのコミュニケーションに「言葉」が加わる。発見をその場で伝えられる。感動をリアルタイムで共有できる。言葉のあるダイビング。新しいダイビングスタイルが今始まる」

21世紀になって14年、ついに、人間は水中で会話をするようになったわけだ。

嘆かわしい。

世も末だな。

今日、サイドマウントの器材はないかと、品川のMIC21に行ったのだが、ダイブライトのドーナツ型のヤツしかなくて、せっかく行ったんだから、お店の人に、「何か、面白いものないの?」と聞いて、紹介されたのがこの器材である。

リーフレットも貰ってきた。

「声で気持ちを伝えることができる新しいギア」

「万が一のことが起こったとき、助けてくれるのはバディです。」

ダイバーの琴線に触れるキャッチであることは、認めよう。

画像のヤツは、新型の普及タイプで、2台セットで税抜き76000円。

アドバンスモデルは、1台59800円(税抜き)であるが、会話を録音できたり、3チャンネルを使い分けたり出来るらしい。

水中では、50mから100mの通信距離を可能としている。

値段は、この手のアイテムとしては、驚異的な安さである。

戦略的価格といっていい。

通信は、もちろん超音波で行う。

これは、水中の革命であるな。

「言葉のあるダイビング」ということは、安全の確保にも繋がり、これからのダイビングシーンを根本的に変えてしまうかもしれない。

サイドマウントなんかよりは、余程効果が上がるだろう。

CCRには、標準で付くかもしれないぞ!。

パンフレットの「活用シーン」に、アドバンスモデルの録音機能を活用して、撮影した映像に、音声を重ねるという提案が出ている。

録音機能付を買えば、1台でも活用できるというわけだ。

というか、水中で、ブツブツと独り言をいうやつが大勢出てくるわけかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

まだ普及していないらしく、ネットにもそれらしき感想はまだない。

量販店で取り扱っているということは、それなりの成算があるのだろう。

天下のカシオである。

バッテリーは3時間持つというから、CCRでも対応できるわけだな(おそらく、1日3本をカバーするという設計思想と思われる)。

耐水圧は、普及型が42m、アドバンスが55mとある。

42mはいいとして、55mという水深には意味があるのだろうか。

21パーセントナイトロックス(クウキですな)の、酸素中毒の水深とか・・・。

そこまで、エアで潜らせようってのかあ?。

これは、買いだ!。

絶対買う!。

でも、まあ、中古でヤフオクだな。

普及版2個セットで、1万円というところだ。

水中が、饒舌の世界になると知ったら、クストーは、何というだろうか?。