マイクロシム決着 ― 2014年03月26日 00:08
マイクロシム決着
一度は復帰したエクスペリアZウルトラのぶち抜きマイクロシムが、安定して繋がらないので、DTIのシムを入れて、携帯電話は別に持つことにした。
何かのときのバックアップになるし、ワイマックスが繋がらないときに、ドコモの3Gが使える(現在のワイマックスの契約でも、使った月で1000円位払うと、auのLTEが使える)。
月額490円の150kbpsだが、ネットサーフィンは快適だ(ワイマックスを切ると、自動的にDTIがONになる:画像参照:LTEマークが出ると繋がっているということらしい:全然速くないけど)。
回線が空いている時なら、問題はない。
ポッドキャストは、時間かけてダウンロードして聞けばいい。
だいたい、ワイマックスが繋がらないようなところで、どーしてもネットに繋がなければならないことは少ない。
この構成では、安定して動作しているので、これで決着することにした。
エクスペリアの充電ドックも、安定して作動しているし、カメラで撮った画像はメールで転送しているのでUSBのカバーを開けることもない。
ふう、なんだか疲れるな。
大人しく、国内キャリアの言いなりになっていればいいものを・・・。
一度は復帰したエクスペリアZウルトラのぶち抜きマイクロシムが、安定して繋がらないので、DTIのシムを入れて、携帯電話は別に持つことにした。
何かのときのバックアップになるし、ワイマックスが繋がらないときに、ドコモの3Gが使える(現在のワイマックスの契約でも、使った月で1000円位払うと、auのLTEが使える)。
月額490円の150kbpsだが、ネットサーフィンは快適だ(ワイマックスを切ると、自動的にDTIがONになる:画像参照:LTEマークが出ると繋がっているということらしい:全然速くないけど)。
回線が空いている時なら、問題はない。
ポッドキャストは、時間かけてダウンロードして聞けばいい。
だいたい、ワイマックスが繋がらないようなところで、どーしてもネットに繋がなければならないことは少ない。
この構成では、安定して動作しているので、これで決着することにした。
エクスペリアの充電ドックも、安定して作動しているし、カメラで撮った画像はメールで転送しているのでUSBのカバーを開けることもない。
ふう、なんだか疲れるな。
大人しく、国内キャリアの言いなりになっていればいいものを・・・。
ドップラー効果 ― 2014年03月26日 03:23
ドップラー効果
(不明機の墜落現場、ドップラー効果で特定)
http://www.news24.jp/articles/2014/03/26/10248094.html
「消息不明のマレーシア航空機について、マレーシアのヒシャムディン運輸相代理が日本時間25日午後7時ごろに会見し、インド洋の南で墜落したという結論は、ドップラー効果を利用した新しい技術によるものだと語った。」
インマルサットの受信した電波に、周波数の揺らぎが見られ、発信源との相対速度が分かったとして、8時11分に受け取った電波の情報で、ピンポイントの位置が分かるものなのだろうか?。
(ドップラー効果)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C
原理的には、衛星の速度が分かっているので、航空機のその時の速度が求められる。
この時、逆に航空機の速度が分かっていたら、周波数の揺らぎから、衛星との距離が分かるというのはアリだろう。
インマルサットでは、この方法を用いて位置の特定を行ったと思われる。
以下は、話を簡単にするために、発信源(マレーシア機)と観測者(インマルサット衛星)の位置関係を入れ替えているが、原理的には同じことである。
しかし、その場合の位置は、2箇所になるのではないか。
通常、通信を行う場合は、データにタイムスタンプがあるので、それを元に発信した時刻を得ることが出来るが、今回のデータにそれが含まれていた場合、絶対的な距離は、かなり正確に求められているはずだ(既に発表済み)。
この円弧上で、ドップラー効果による周波数の変移が同じ場所というのは、2箇所になるはずである(画像の溝の幅が同じところを結ぶ赤い線との交点)。
青い線は、発信源との距離である。
今回の場合、一つは北の方、もう一つは南の方になる。
北方は、レーダー網があり、どこかに不時着していたら報告があるはずだというが、インドが軍事用のレーダーの電源を切っていたのは確認済みである。
南方の場合は、マレーシア当局の発表どおりとなるが、北方の可能性を切り捨てて断定したということであれば、いささか合理性を欠いているといわれても仕方あるまい。
この記事だけでは、どのような方法で特定したかは浮沈子には分からないが、何か別の要素が加味されているのかもしれない。
浮沈子は、ここで米国の衛星網が、何かを捕らえていたのではないかと推測する。
24日の発表の1週間も前に、米国籍の乗客の家族には、墜落の連絡が行っていたのだ。
2点での観測があれば、話は簡単だ。
インマルサットの副社長が記者会見に応じてベラベラしゃべっているようだが、日本メディアでは報道されていないようだ。
(Missing plane: How did a UK firm track the plane?:追加:BBCの取材にしゃべってます)
http://www.bbc.com/news/world-asia-26723980
いずれにしても、誰もが納得できる形で確認しなければ、マレーシア当局は説明責任を果たしたことにはならない。
まあ、別に浮沈子が納得する必要はないんですが。
(衛星のドップラー効果:追加:フィナンシャルタイムズの報道では、他の航空機のデータも参考にしたらしい)
http://arfaetha.jp/ycaster/diary/post_2302.html
(Inmarsat’s use of data helps solve MH370 flight path riddle:FTの元記事:有料記事らしいですが、件名で検索してリンクから辿ると読むことが出来ます)
(How Investigators Used the Doppler Effect to Trace Flight 370:追加)
http://blogs.wsj.com/searealtime/2014/03/25/how-investigators-used-the-doppler-effect-to-trace-flight-370/
(MH370便の位置解析はどう行われたか:追加:分かりやすそうな記事だが、やはり分からない)
http://wired.jp/2014/03/26/information-technology201403malaysian-airliners-path-ultimately-tracked-by-satellite-pings-doppler-shift/
(不明機の墜落現場、ドップラー効果で特定)
http://www.news24.jp/articles/2014/03/26/10248094.html
「消息不明のマレーシア航空機について、マレーシアのヒシャムディン運輸相代理が日本時間25日午後7時ごろに会見し、インド洋の南で墜落したという結論は、ドップラー効果を利用した新しい技術によるものだと語った。」
インマルサットの受信した電波に、周波数の揺らぎが見られ、発信源との相対速度が分かったとして、8時11分に受け取った電波の情報で、ピンポイントの位置が分かるものなのだろうか?。
(ドップラー効果)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C
原理的には、衛星の速度が分かっているので、航空機のその時の速度が求められる。
この時、逆に航空機の速度が分かっていたら、周波数の揺らぎから、衛星との距離が分かるというのはアリだろう。
インマルサットでは、この方法を用いて位置の特定を行ったと思われる。
以下は、話を簡単にするために、発信源(マレーシア機)と観測者(インマルサット衛星)の位置関係を入れ替えているが、原理的には同じことである。
しかし、その場合の位置は、2箇所になるのではないか。
通常、通信を行う場合は、データにタイムスタンプがあるので、それを元に発信した時刻を得ることが出来るが、今回のデータにそれが含まれていた場合、絶対的な距離は、かなり正確に求められているはずだ(既に発表済み)。
この円弧上で、ドップラー効果による周波数の変移が同じ場所というのは、2箇所になるはずである(画像の溝の幅が同じところを結ぶ赤い線との交点)。
青い線は、発信源との距離である。
今回の場合、一つは北の方、もう一つは南の方になる。
北方は、レーダー網があり、どこかに不時着していたら報告があるはずだというが、インドが軍事用のレーダーの電源を切っていたのは確認済みである。
南方の場合は、マレーシア当局の発表どおりとなるが、北方の可能性を切り捨てて断定したということであれば、いささか合理性を欠いているといわれても仕方あるまい。
この記事だけでは、どのような方法で特定したかは浮沈子には分からないが、何か別の要素が加味されているのかもしれない。
浮沈子は、ここで米国の衛星網が、何かを捕らえていたのではないかと推測する。
24日の発表の1週間も前に、米国籍の乗客の家族には、墜落の連絡が行っていたのだ。
2点での観測があれば、話は簡単だ。
インマルサットの副社長が記者会見に応じてベラベラしゃべっているようだが、日本メディアでは報道されていないようだ。
(Missing plane: How did a UK firm track the plane?:追加:BBCの取材にしゃべってます)
http://www.bbc.com/news/world-asia-26723980
いずれにしても、誰もが納得できる形で確認しなければ、マレーシア当局は説明責任を果たしたことにはならない。
まあ、別に浮沈子が納得する必要はないんですが。
(衛星のドップラー効果:追加:フィナンシャルタイムズの報道では、他の航空機のデータも参考にしたらしい)
http://arfaetha.jp/ycaster/diary/post_2302.html
(Inmarsat’s use of data helps solve MH370 flight path riddle:FTの元記事:有料記事らしいですが、件名で検索してリンクから辿ると読むことが出来ます)
(How Investigators Used the Doppler Effect to Trace Flight 370:追加)
http://blogs.wsj.com/searealtime/2014/03/25/how-investigators-used-the-doppler-effect-to-trace-flight-370/
(MH370便の位置解析はどう行われたか:追加:分かりやすそうな記事だが、やはり分からない)
http://wired.jp/2014/03/26/information-technology201403malaysian-airliners-path-ultimately-tracked-by-satellite-pings-doppler-shift/
もっともな話 ― 2014年03月26日 12:24
もっともな話
MH370便の失踪について、ワイアードがカナダのパイロットの見解を紹介している。
(「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示)
http://wired.jp/2014/03/20/mh370-electrical-fire/
何らかの原因によって、人為的にではなく通信が遮断されたとする解釈だが、一応合理性はある。
この解釈が正しいとすると、複数の目撃証言があるモルジブの話が真実味を帯びてくる。
操縦者が意識を失い、自動操縦のまま飛行し、燃料切れで墜落した。
しかし、そうだとすると、インマルサットが受信していた信号は何だったのか。
ひょっとすると、この信号はMH370便のものだったのではないのではないか。
前のブログで引用した位置特定の記事にはこうある・・・。
「Inmarsat社の技術者はこのモデルを構築するために、近いルートを飛行するほかの航空機の信号データを利用した。『Telegraph』紙のインタヴューに応じたInmarsat社の対外関係担当上級副社長クリス・マクラフリンによると、このモデルとMH370便のデータを比較し、同機の信号と南ルートの予想モデルとが「異常なまでに一致している」ことを発見したという。」
これは、ひょっとしたら、インマルサットがとんでもない思い違いをしているということではないのか。
「異常なまでに一致している」ということは、つまり、取り違いをしている可能性を示唆している。
IDとかが、含まれているかどうかの情報はない。
そうだとしたら、とんでもない話になる。
カナダのパイロットの解釈では、通信関係のメインバスが遮断されることがあるという。
その際に、衛星が受信したという機能は生きていられるものなのだろうか。
火災などで、通信関係の電源が落とされていた場合、そもそも通信できないのではないか。
そうかんがえると、全ての辻褄が合う。
航空機の残骸が発見されないとしたら、また、フライトレコーダーが発見されないとしたら、我々はとんでもない見当違いの海域を捜索していることになる。
この解釈が正しい可能性は、公式にはない。
インマルサットの情報だけを頼りに、乗客乗員全員に対して引導を渡してしまったのだから、取り違えてましたなんて、舌噛んでも言えないだろう。
しかし、浮沈子には、どこかで引っ掛かる感じがする。
少なくとも、マレーシア当局の「大本営発表」よりは、リアリティのある解釈だ。
MH370便の失踪について、ワイアードがカナダのパイロットの見解を紹介している。
(「MH370便に関する合理的な説」カナダ人パイロットが提示)
http://wired.jp/2014/03/20/mh370-electrical-fire/
何らかの原因によって、人為的にではなく通信が遮断されたとする解釈だが、一応合理性はある。
この解釈が正しいとすると、複数の目撃証言があるモルジブの話が真実味を帯びてくる。
操縦者が意識を失い、自動操縦のまま飛行し、燃料切れで墜落した。
しかし、そうだとすると、インマルサットが受信していた信号は何だったのか。
ひょっとすると、この信号はMH370便のものだったのではないのではないか。
前のブログで引用した位置特定の記事にはこうある・・・。
「Inmarsat社の技術者はこのモデルを構築するために、近いルートを飛行するほかの航空機の信号データを利用した。『Telegraph』紙のインタヴューに応じたInmarsat社の対外関係担当上級副社長クリス・マクラフリンによると、このモデルとMH370便のデータを比較し、同機の信号と南ルートの予想モデルとが「異常なまでに一致している」ことを発見したという。」
これは、ひょっとしたら、インマルサットがとんでもない思い違いをしているということではないのか。
「異常なまでに一致している」ということは、つまり、取り違いをしている可能性を示唆している。
IDとかが、含まれているかどうかの情報はない。
そうだとしたら、とんでもない話になる。
カナダのパイロットの解釈では、通信関係のメインバスが遮断されることがあるという。
その際に、衛星が受信したという機能は生きていられるものなのだろうか。
火災などで、通信関係の電源が落とされていた場合、そもそも通信できないのではないか。
そうかんがえると、全ての辻褄が合う。
航空機の残骸が発見されないとしたら、また、フライトレコーダーが発見されないとしたら、我々はとんでもない見当違いの海域を捜索していることになる。
この解釈が正しい可能性は、公式にはない。
インマルサットの情報だけを頼りに、乗客乗員全員に対して引導を渡してしまったのだから、取り違えてましたなんて、舌噛んでも言えないだろう。
しかし、浮沈子には、どこかで引っ掛かる感じがする。
少なくとも、マレーシア当局の「大本営発表」よりは、リアリティのある解釈だ。
音波探知機 ― 2014年03月26日 17:26
音波探知機
(「海底のMH370便」はどうやって捜索されるのか)
http://wired.jp/2014/03/26/navy-tow-fish-mh370/
「インド洋南部で墜落し、水中約7,000mの深さに沈んでいると見られるマレーシア航空370便の捜索に、米海軍は、約6,100mまでの深さで曳航できる海底探査用ソナーを利用する。」
該当する海域の深度が、記事によってバラバラなのは仕方ない。
だって、どこに沈んでいるか分かっていないのだから。
それにしても、4000mから7000mというのは、いささか幅があり過ぎるな。
(インド洋:地理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B#.E5.9C.B0.E7.90.86
「深さは平均3,890メートル。最深部はジャワ海溝(ジャワ島南方の約7,100メートル)にある。」
出所は、これだな。
まあいい。
「半径3.2kmの範囲内で、3.5~50kHzのトランスポンダー信号を検知でき(ほとんどの商用旅客機のデータシステムの送信は37.5kHzだ)、1日に約390平方キロメートルの海域の捜索が可能だ。
今回の捜索海域は91,700平方キロメートル近くに上り、マサチューセッツ州とウエストヴァージニア州を合わせたほどの大きさがある。」
米国の州のことを言われても、全く見当が付かんじゃないか。
ったく、もう!。
割り算してみると分かるが、この範囲の捜索が終了するまでの日数は、236日である(切り上げ)。
捜索が始まるのが4月5日からだというから、2日間しか使えないことになる(フライトレコーダーの音波は、30日間で電池切れする:3月8日から4月6日まで)。
発見される確率は、1パーセント未満ということになるな。
ここのところを強調してもらいたいもんだ。
要するに、役立たずなのである。
もちろん、フライトレコーダーのバッテリーが30日以上持つこともあるだろうし、関係者の日頃の行いがよければ、初日に見つかることだって、ないわけじゃあない。
「約6,100mのケーブルで船につながれた装置は、海底から約300mの高さを維持しながら、ブラックボックス(実際にはオレンジ色だが)やコックピットのヴォイスレコーダーからの発信音を探知する。」とある。
7000mの深さでは、海底から300mの高さを維持できないんじゃないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
本当に、この海域にフライトレコーダーが沈んでいればまだいい。
モルジブの近くで墜落したという推測が正しければ、頓珍漢な方角を探していることになる。
(SOSUS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOSUS
「SOSUS(ソーサス、Sound Surveillance System)とは、アメリカ海軍及びイギリス海軍により海底に設置されたソナー監視ラインである。」
残念ながら、インド洋には配備されていないようだ。
冷戦下、東西の対立の構図の中でも、インド洋の波は穏やかだったわけだ(あくまでも、比喩です!)。
(TOWED PINGER LOCATOR 25)
http://www.navy.mil/navydata/fact_display.asp?cid=4300&tid=400&ct=4
念のため、モルジブでの目撃の記事を確認しておこう。
(Maldives police probe reported sighting of 'low flying jet':Mar 18, 2014 - 09:44)
http://www.haveeru.com.mv/news/54067
(Malaysia denies reported sighting of MH370 in Maldives:Mar 19, 2014 - 04:15)
http://www.haveeru.com.mv/news/54081
クダフバドゥ島の座標は、2°40'16.8"N 72°53'37.9"Eである。
マレの南南西180kmくらいのところにあるハート型をした島だ。
港があるだけで、空港はない。
(マレーシア航空機インド洋モルディブで6時15分住民目撃 これまでの経過)
http://n-seikei.jp/2014/03/615.html
「<モルディブ共和国・クダフバドゥ>
モルディブ共和国は、20の環礁を擁する観光資源国、元々英国の植民地。
インド・スリランカの南端から南南西の約200キロの海上に所在し、中心の島に主都マレがあり、クダフバドゥは、更に中央の環礁にあるマレ島(首都マレ)から、南南西へ約180キロ離れた環礁の島。」
こんなところで目撃されていたとしたら、全てのシナリオがひっくりかえるだろう。
やっぱ、怪しい。
ディエゴ・ガルシア島は目と鼻の先である。
太平洋も、特に北側は島が少ないが、インド洋も少ないな。
モルジブからセイシェルにかけてとか、ディエゴ・ガルシアから西オーストラリアにかけては、全く島影がない。
先の引用記事には、ディエゴ・ガルシアの米国基地には高性能レーダーとかきっとあるだろうとある。
何かを捉えることが出来たかもしれない。
それが明かされることがあっても、何年も、何十年も先のことだろう。
米国は何かを知っているに違いない。
そして、知らん顔をして、水中音波探知機を、見当違いの海域で使って見せるのだ。
(マレーシア機、最後の信号から8分後に「不完全な信号」:追加)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579462360368042666.html
(「海底のMH370便」はどうやって捜索されるのか)
http://wired.jp/2014/03/26/navy-tow-fish-mh370/
「インド洋南部で墜落し、水中約7,000mの深さに沈んでいると見られるマレーシア航空370便の捜索に、米海軍は、約6,100mまでの深さで曳航できる海底探査用ソナーを利用する。」
該当する海域の深度が、記事によってバラバラなのは仕方ない。
だって、どこに沈んでいるか分かっていないのだから。
それにしても、4000mから7000mというのは、いささか幅があり過ぎるな。
(インド洋:地理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B#.E5.9C.B0.E7.90.86
「深さは平均3,890メートル。最深部はジャワ海溝(ジャワ島南方の約7,100メートル)にある。」
出所は、これだな。
まあいい。
「半径3.2kmの範囲内で、3.5~50kHzのトランスポンダー信号を検知でき(ほとんどの商用旅客機のデータシステムの送信は37.5kHzだ)、1日に約390平方キロメートルの海域の捜索が可能だ。
今回の捜索海域は91,700平方キロメートル近くに上り、マサチューセッツ州とウエストヴァージニア州を合わせたほどの大きさがある。」
米国の州のことを言われても、全く見当が付かんじゃないか。
ったく、もう!。
割り算してみると分かるが、この範囲の捜索が終了するまでの日数は、236日である(切り上げ)。
捜索が始まるのが4月5日からだというから、2日間しか使えないことになる(フライトレコーダーの音波は、30日間で電池切れする:3月8日から4月6日まで)。
発見される確率は、1パーセント未満ということになるな。
ここのところを強調してもらいたいもんだ。
要するに、役立たずなのである。
もちろん、フライトレコーダーのバッテリーが30日以上持つこともあるだろうし、関係者の日頃の行いがよければ、初日に見つかることだって、ないわけじゃあない。
「約6,100mのケーブルで船につながれた装置は、海底から約300mの高さを維持しながら、ブラックボックス(実際にはオレンジ色だが)やコックピットのヴォイスレコーダーからの発信音を探知する。」とある。
7000mの深さでは、海底から300mの高さを維持できないんじゃないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
本当に、この海域にフライトレコーダーが沈んでいればまだいい。
モルジブの近くで墜落したという推測が正しければ、頓珍漢な方角を探していることになる。
(SOSUS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOSUS
「SOSUS(ソーサス、Sound Surveillance System)とは、アメリカ海軍及びイギリス海軍により海底に設置されたソナー監視ラインである。」
残念ながら、インド洋には配備されていないようだ。
冷戦下、東西の対立の構図の中でも、インド洋の波は穏やかだったわけだ(あくまでも、比喩です!)。
(TOWED PINGER LOCATOR 25)
http://www.navy.mil/navydata/fact_display.asp?cid=4300&tid=400&ct=4
念のため、モルジブでの目撃の記事を確認しておこう。
(Maldives police probe reported sighting of 'low flying jet':Mar 18, 2014 - 09:44)
http://www.haveeru.com.mv/news/54067
(Malaysia denies reported sighting of MH370 in Maldives:Mar 19, 2014 - 04:15)
http://www.haveeru.com.mv/news/54081
クダフバドゥ島の座標は、2°40'16.8"N 72°53'37.9"Eである。
マレの南南西180kmくらいのところにあるハート型をした島だ。
港があるだけで、空港はない。
(マレーシア航空機インド洋モルディブで6時15分住民目撃 これまでの経過)
http://n-seikei.jp/2014/03/615.html
「<モルディブ共和国・クダフバドゥ>
モルディブ共和国は、20の環礁を擁する観光資源国、元々英国の植民地。
インド・スリランカの南端から南南西の約200キロの海上に所在し、中心の島に主都マレがあり、クダフバドゥは、更に中央の環礁にあるマレ島(首都マレ)から、南南西へ約180キロ離れた環礁の島。」
こんなところで目撃されていたとしたら、全てのシナリオがひっくりかえるだろう。
やっぱ、怪しい。
ディエゴ・ガルシア島は目と鼻の先である。
太平洋も、特に北側は島が少ないが、インド洋も少ないな。
モルジブからセイシェルにかけてとか、ディエゴ・ガルシアから西オーストラリアにかけては、全く島影がない。
先の引用記事には、ディエゴ・ガルシアの米国基地には高性能レーダーとかきっとあるだろうとある。
何かを捉えることが出来たかもしれない。
それが明かされることがあっても、何年も、何十年も先のことだろう。
米国は何かを知っているに違いない。
そして、知らん顔をして、水中音波探知機を、見当違いの海域で使って見せるのだ。
(マレーシア機、最後の信号から8分後に「不完全な信号」:追加)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579462360368042666.html
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