音波探知機 ― 2014年03月26日 17:26
音波探知機
(「海底のMH370便」はどうやって捜索されるのか)
http://wired.jp/2014/03/26/navy-tow-fish-mh370/
「インド洋南部で墜落し、水中約7,000mの深さに沈んでいると見られるマレーシア航空370便の捜索に、米海軍は、約6,100mまでの深さで曳航できる海底探査用ソナーを利用する。」
該当する海域の深度が、記事によってバラバラなのは仕方ない。
だって、どこに沈んでいるか分かっていないのだから。
それにしても、4000mから7000mというのは、いささか幅があり過ぎるな。
(インド洋:地理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B#.E5.9C.B0.E7.90.86
「深さは平均3,890メートル。最深部はジャワ海溝(ジャワ島南方の約7,100メートル)にある。」
出所は、これだな。
まあいい。
「半径3.2kmの範囲内で、3.5~50kHzのトランスポンダー信号を検知でき(ほとんどの商用旅客機のデータシステムの送信は37.5kHzだ)、1日に約390平方キロメートルの海域の捜索が可能だ。
今回の捜索海域は91,700平方キロメートル近くに上り、マサチューセッツ州とウエストヴァージニア州を合わせたほどの大きさがある。」
米国の州のことを言われても、全く見当が付かんじゃないか。
ったく、もう!。
割り算してみると分かるが、この範囲の捜索が終了するまでの日数は、236日である(切り上げ)。
捜索が始まるのが4月5日からだというから、2日間しか使えないことになる(フライトレコーダーの音波は、30日間で電池切れする:3月8日から4月6日まで)。
発見される確率は、1パーセント未満ということになるな。
ここのところを強調してもらいたいもんだ。
要するに、役立たずなのである。
もちろん、フライトレコーダーのバッテリーが30日以上持つこともあるだろうし、関係者の日頃の行いがよければ、初日に見つかることだって、ないわけじゃあない。
「約6,100mのケーブルで船につながれた装置は、海底から約300mの高さを維持しながら、ブラックボックス(実際にはオレンジ色だが)やコックピットのヴォイスレコーダーからの発信音を探知する。」とある。
7000mの深さでは、海底から300mの高さを維持できないんじゃないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
本当に、この海域にフライトレコーダーが沈んでいればまだいい。
モルジブの近くで墜落したという推測が正しければ、頓珍漢な方角を探していることになる。
(SOSUS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOSUS
「SOSUS(ソーサス、Sound Surveillance System)とは、アメリカ海軍及びイギリス海軍により海底に設置されたソナー監視ラインである。」
残念ながら、インド洋には配備されていないようだ。
冷戦下、東西の対立の構図の中でも、インド洋の波は穏やかだったわけだ(あくまでも、比喩です!)。
(TOWED PINGER LOCATOR 25)
http://www.navy.mil/navydata/fact_display.asp?cid=4300&tid=400&ct=4
念のため、モルジブでの目撃の記事を確認しておこう。
(Maldives police probe reported sighting of 'low flying jet':Mar 18, 2014 - 09:44)
http://www.haveeru.com.mv/news/54067
(Malaysia denies reported sighting of MH370 in Maldives:Mar 19, 2014 - 04:15)
http://www.haveeru.com.mv/news/54081
クダフバドゥ島の座標は、2°40'16.8"N 72°53'37.9"Eである。
マレの南南西180kmくらいのところにあるハート型をした島だ。
港があるだけで、空港はない。
(マレーシア航空機インド洋モルディブで6時15分住民目撃 これまでの経過)
http://n-seikei.jp/2014/03/615.html
「<モルディブ共和国・クダフバドゥ>
モルディブ共和国は、20の環礁を擁する観光資源国、元々英国の植民地。
インド・スリランカの南端から南南西の約200キロの海上に所在し、中心の島に主都マレがあり、クダフバドゥは、更に中央の環礁にあるマレ島(首都マレ)から、南南西へ約180キロ離れた環礁の島。」
こんなところで目撃されていたとしたら、全てのシナリオがひっくりかえるだろう。
やっぱ、怪しい。
ディエゴ・ガルシア島は目と鼻の先である。
太平洋も、特に北側は島が少ないが、インド洋も少ないな。
モルジブからセイシェルにかけてとか、ディエゴ・ガルシアから西オーストラリアにかけては、全く島影がない。
先の引用記事には、ディエゴ・ガルシアの米国基地には高性能レーダーとかきっとあるだろうとある。
何かを捉えることが出来たかもしれない。
それが明かされることがあっても、何年も、何十年も先のことだろう。
米国は何かを知っているに違いない。
そして、知らん顔をして、水中音波探知機を、見当違いの海域で使って見せるのだ。
(マレーシア機、最後の信号から8分後に「不完全な信号」:追加)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579462360368042666.html
(「海底のMH370便」はどうやって捜索されるのか)
http://wired.jp/2014/03/26/navy-tow-fish-mh370/
「インド洋南部で墜落し、水中約7,000mの深さに沈んでいると見られるマレーシア航空370便の捜索に、米海軍は、約6,100mまでの深さで曳航できる海底探査用ソナーを利用する。」
該当する海域の深度が、記事によってバラバラなのは仕方ない。
だって、どこに沈んでいるか分かっていないのだから。
それにしても、4000mから7000mというのは、いささか幅があり過ぎるな。
(インド洋:地理)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%8B#.E5.9C.B0.E7.90.86
「深さは平均3,890メートル。最深部はジャワ海溝(ジャワ島南方の約7,100メートル)にある。」
出所は、これだな。
まあいい。
「半径3.2kmの範囲内で、3.5~50kHzのトランスポンダー信号を検知でき(ほとんどの商用旅客機のデータシステムの送信は37.5kHzだ)、1日に約390平方キロメートルの海域の捜索が可能だ。
今回の捜索海域は91,700平方キロメートル近くに上り、マサチューセッツ州とウエストヴァージニア州を合わせたほどの大きさがある。」
米国の州のことを言われても、全く見当が付かんじゃないか。
ったく、もう!。
割り算してみると分かるが、この範囲の捜索が終了するまでの日数は、236日である(切り上げ)。
捜索が始まるのが4月5日からだというから、2日間しか使えないことになる(フライトレコーダーの音波は、30日間で電池切れする:3月8日から4月6日まで)。
発見される確率は、1パーセント未満ということになるな。
ここのところを強調してもらいたいもんだ。
要するに、役立たずなのである。
もちろん、フライトレコーダーのバッテリーが30日以上持つこともあるだろうし、関係者の日頃の行いがよければ、初日に見つかることだって、ないわけじゃあない。
「約6,100mのケーブルで船につながれた装置は、海底から約300mの高さを維持しながら、ブラックボックス(実際にはオレンジ色だが)やコックピットのヴォイスレコーダーからの発信音を探知する。」とある。
7000mの深さでは、海底から300mの高さを維持できないんじゃないのかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
本当に、この海域にフライトレコーダーが沈んでいればまだいい。
モルジブの近くで墜落したという推測が正しければ、頓珍漢な方角を探していることになる。
(SOSUS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOSUS
「SOSUS(ソーサス、Sound Surveillance System)とは、アメリカ海軍及びイギリス海軍により海底に設置されたソナー監視ラインである。」
残念ながら、インド洋には配備されていないようだ。
冷戦下、東西の対立の構図の中でも、インド洋の波は穏やかだったわけだ(あくまでも、比喩です!)。
(TOWED PINGER LOCATOR 25)
http://www.navy.mil/navydata/fact_display.asp?cid=4300&tid=400&ct=4
念のため、モルジブでの目撃の記事を確認しておこう。
(Maldives police probe reported sighting of 'low flying jet':Mar 18, 2014 - 09:44)
http://www.haveeru.com.mv/news/54067
(Malaysia denies reported sighting of MH370 in Maldives:Mar 19, 2014 - 04:15)
http://www.haveeru.com.mv/news/54081
クダフバドゥ島の座標は、2°40'16.8"N 72°53'37.9"Eである。
マレの南南西180kmくらいのところにあるハート型をした島だ。
港があるだけで、空港はない。
(マレーシア航空機インド洋モルディブで6時15分住民目撃 これまでの経過)
http://n-seikei.jp/2014/03/615.html
「<モルディブ共和国・クダフバドゥ>
モルディブ共和国は、20の環礁を擁する観光資源国、元々英国の植民地。
インド・スリランカの南端から南南西の約200キロの海上に所在し、中心の島に主都マレがあり、クダフバドゥは、更に中央の環礁にあるマレ島(首都マレ)から、南南西へ約180キロ離れた環礁の島。」
こんなところで目撃されていたとしたら、全てのシナリオがひっくりかえるだろう。
やっぱ、怪しい。
ディエゴ・ガルシア島は目と鼻の先である。
太平洋も、特に北側は島が少ないが、インド洋も少ないな。
モルジブからセイシェルにかけてとか、ディエゴ・ガルシアから西オーストラリアにかけては、全く島影がない。
先の引用記事には、ディエゴ・ガルシアの米国基地には高性能レーダーとかきっとあるだろうとある。
何かを捉えることが出来たかもしれない。
それが明かされることがあっても、何年も、何十年も先のことだろう。
米国は何かを知っているに違いない。
そして、知らん顔をして、水中音波探知機を、見当違いの海域で使って見せるのだ。
(マレーシア機、最後の信号から8分後に「不完全な信号」:追加)
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303495304579462360368042666.html
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