組み立て2014年07月08日 21:14

組み立て
組み立て


百聞は一見に如かず。

案ずるより産むが易し。

ロンするより積むが易し(?)。

マーク6の講習1日目。

画像は、浮沈子が組んだ実機である。

ぴたりと嵌ったネジのおかげで、見事にSMS75にバックマウントされた。

あつらえたかのようなフィット感である。

しかし、まだ担いではいない。

今日は、ナレッジレビューと組み立て、プレダイブチェックで終わり。

実技は、明後日の午後になった(やれやれ・・・)。

心配していたスタートアッププロシージャー(コンピューター殿によるテスト)も、何の問題もなくパスして一発で終了。

今日は、組み立てたままの状態で、明後日は、そこから始めることに。

210ページに渡るPADIのリブリーザーマニュアルも入手(英語版)。

これから、毎日、格闘の日々が始まる。

加えて、エマージェンシーファーストレスポンスのインストラクターコースまで申し込んで、山のような資料を買わされた。

これ、読むのかあ?。

読むんだろうな。

この教材を作るのに、どれだけの手間隙掛けているかを考えれば、きちんと理解しないわけにはいかない。

浮沈子は、カードコレクターではないのである。

まあいい。

マーク6の組み立てでは、本体の中に、新たなOリングを発見した。

ソレノイドバルブから回路内に酸素が供給されるところに、赤い小さなOリングが嵌っていた。

うーん、マニュアルにもないOリングであるな。

また、マウスピースの逆止弁の漏れの確認方法が、なかなかユニークだった。

詳細は割愛するが、今度インスピでもやってみよう!。

他には特に戸惑うことはなかったが、例のタンクの残圧の確認の秘密が分かった。

パソコンからの設定で、残圧の上限を決めておくのである。

例えば、100気圧が上限の場合、50気圧の残圧であれば、液晶は50パーセントを示す。

上限を200気圧にしておけば、50気圧しかなければ、液晶は25パーセントを示すわけだ(5パーセント刻みの表示はない!)。

自分が上限値をいくつに設定したかを覚えておかないと、残圧の絶対値を知ることは出来ない。

もちろん、酸素やディリュエントを充填した時に、タンクにゲージを付けて確認することも行う。

酸素の濃度測定も行った(100パーセント超えてたのは、なぜ?)。

ちゃんとキャリブレーションもやって、慎重に測ったのだが・・・。

というわけで、懸案のタンクの残圧を知る方法も分かったわけだ。

しかし、どうも、最大値に対する割合での表示は馴染めないな。

もう一つ、これは、話の中で出てきたスキルで、レクリエーショナルレベルではないのだが、呼吸回路からガスを抜く方法として、マウスピースを頭上に掲げてクローズドサーキットモードにするという荒業を聞いた。

ウソだろう!?。

浮上中、オーバープレッシャーバルブを緩めてカウンターラングを押してもダメ、鼻からの排気もダメ(鼻づまりかあ?)。

そんなスキルは、聞いたこともない。

柏崎さんは、マーチンとかいうインストラクタートレーナーに、CCRテック40で指導を受けたそうだ。

まあ、どうでもいいんですが。

PADIの世界は、なかなかユニークだな。

明後日までに、手順の復習をしておかなければならない。

疑問に感じていた電子モジュールとタンクの取り付けは、マニュアルとは異なり、電子モジュールが先であった。

まあ、どっちでもいいんですが。

細かいノウハウがたくさんあって、いちいち覚えていられなかったが、基本的な流れは良く分かった。

実際に組んでみるのが一番である。

柏崎さんが用意している間、SMS75だけ身に付けて、ダイビングプール内でぷかぷか浮かんで遊んだ。

もちろん、BCとしての操作性や機能の確認である。

オーラルインフレーションもやってみた。

ガス抜きの塩梅もいい。

CCRを組んで、実際のダイビングで、細部を確認したら改めて報告する。

感触は悪くないし、調節したクロッチベルトの長さもぴったりだった。

アドバンスまでの講習を終了して、テクニカルを教わるためにセブンを購入する際、最初から、マニュアルインフレーター付きの構成にしてもらうことは可能だということだった。

今日は、いろいろ懸案が解決して、気分もスッキリした。