究極のCCR ― 2014年11月27日 01:37
究極のCCR
以前に書いたことと重複があるかもしれない。
最近、それをチェックすることすら億劫になっている。
(脳が潜る)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/20/6638846
「哺乳類は、母体の中で羊水に浮かんでいる。ガス交換や栄養補給は胎盤を介して、へその緒から行い(究極のCCRである)、進化の足跡を辿る形態変化を遂げて人間の形になる。」
哺乳類は、概ね母親の胎内で育つ(カモノハシはどーする?)。
(カモノハシ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%82%B7
「繁殖形態は哺乳類では非常に珍しい卵生で、巣穴の中で1回に1-3個の卵を産む。」
まあ、「概ね」ということで。
胎盤を通じて酸素と二酸化炭素を交換するほか、栄養の補給と老廃物の除去も行う(尿は腎臓の形成後は羊水の中に排出されますが、老廃物は含まれません:後述)。
(羊水)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8A%E6%B0%B4
「発生の進んだ胚では羊水を嚥下する運動が観察される。」
ははあ、そういう趣味の人って、やっぱ根源的な嗜好なんだな。
まあ、どうでもいいんですが。
(羊水とは)
http://ameblo.jp/sanfujin/entry-10941987708.html
「羊水の産生ですが、妊娠の16週前後までは羊水量のほとんどが卵膜および胎盤からの分泌に依存しております。その後、徐々に胎児の尿に由来する羊水が増えてきて、妊娠18週以降はほとんどが胎児尿に由来することが分かっています。おおむね80%が胎児尿由来、20%が卵膜および胎盤からの分泌と言われています。」
「ちなみに胎児尿は生後の尿と違って、尿中に老廃物が含まれていません。胎児から出る老廃物は臍帯を通じてお母さんに運ばれ、お母さんから排出されます。つまり胎児の腎臓は老廃物を濾過する作用が機能していないことになります。この機能は生後に始動します。」
このページは、産科の先生によるもので、なかなか勉強になる。
まあ、羊水の方は、とりあえずダイビングネタとしてはこのくらいでいいかな。
で、自前の肺とか機能していないので、胎盤を通じて血液中のガス交換とかを行うわけだ。
これこそ、究極のリブリーザーだな。
もちろん、妊娠中はダイビングは禁忌だが、仮に妊婦がダイビングして窒素酔いになったら、胎児もそうなるんだろうか。
そもそも、クジラとか、大深度潜水する哺乳類は、その辺はどうしているんだろうか。
妊娠中は、潜水禁止とかいうわけにはいかないだろうし(まあ、当然ですが)。
誤解の無いように書いておくが、息堪え潜水でも、減圧症になる可能性はある。
大深度下において胸腔内で肺が縮んでいるということが分かっており、その分体積が減って窒素分圧も高くなっているということで、血液を通して組織内に窒素が蓄積する。
殆どのアプネアでは、スクーバダイビングでは考えられない速度で浮上するわけで、一気に気泡化した窒素でいちころであるな。
胎児の窒素酔いとかについては、思いつきで書いているので、ちゃんと調べて、機会があれば、また書く。
(胎盤)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8E%E7%9B%A4
「胎盤は、母体由来の基底脱落膜と胎児由来の絨毛膜有毛部とから構成されている。」
なんのことやら・・・。
「注意すべきことは、母体の血液と胎児の血液とは直接混合していないことである。酸素・栄養分・老廃物などの物質交換は血漿を介して行われている。このため、母体と胎児の血液型が異なっていても、異型輸血のような凝血は起こらない構造になっている。」
「このことから、胎児から見ると胎盤は羊膜の外側にあるが、胎児側の臓器とも言える。」
人間は、生まれながらにして(生まれる前から?)CCRユーザーであるわけだ。
「産後の胎盤の利用:
胎盤食はカニバリズムだとして敬遠する動きも強い。」
胎盤を食う話は、初めて知ったな。
「クロイツフェルト・ヤコブ病、HIV、肝炎ウイルスなどに感染することを防止する目的で、プラセンタ注射を受けた患者が、日本赤十字社が実施している献血に参加することはできない。」
さて、われらが究極のCCRである胎盤の構造を見ると、母体からの血液のプール(絨毛間腔)の中を、胎児側の絨毛がゆらゆらと漂っている感じだ。
母体の血液は、胎児にとっては外部に当たる。
したがって、物理的にも化学的にも生物学的にも、絨毛の選択透過性が極めて重要になってくるわけだな。
母体側血液と、胎児側血液という、液相同士での接触なので、肺胞壁を通してガス交換を行うよりも効率的なんだろうか。
母体側から見れば、胎盤は絨毛から先(胎児ですな)がブラックボックスになった臓器のようなもので、酸素を奪われ、二酸化炭素を受け取り、栄養も持っていかれて、老廃物まで押し付けられるという、いいことなんて全然無い組織である。
おかあさん、ご苦労様。
こうして、酸素を受け取り、二酸化炭素を除去するという究極のCCRが出来上がっているわけだ。
胎盤には、ホルモンの産生(妊娠の継続に寄与)や、胎児に対する免疫の支援もある(たまに、垂直感染とかもしちゃいますが)。
至れり尽くせりだな。
卵で生みっぱなしのことが多い水中生物と異なり、有胎盤類は子育てが丁寧なのだとつくづく感じる。
卵にしたって、孵化する前は、栄養とかを供給しているわけだから、生みっぱなしといっても、それなりの配慮はある。
呼吸については、卵の表面からガス交換を行っているので、卵だからといって馬鹿にしたものではない。
産み落とされてからは、肺で呼吸を始め、口から栄養を摂って、出すもの出すという脱CCR(オープンサーキット?)の世界になっていくのだが、そのうちにダイビングなんかを始めて、おまけにCCRなんかに嵌って、元の生活に戻っていくのだ(って、そういうことかあ?)。
CCRは、胎児との関係では、ガス交換に限っていえば、絨毛間腔のようなもんだな。
そこには、酸素リッチな環境と、二酸化炭素を運び出してくれる仕掛けがあり、心臓をバクバクさせるだけでガス交換を行ってくれるわけだ。
23世紀くらいになると、人工心肺を水中に持ち込んで、シャント(臍の緒でも可!)を形成したダイバーが、カチッと回路に繋ぐだけで、心臓も呼吸も止めたまま、ダイビングできるようになるかもしれない。
ちょっと痛そうだけど。
PADIのダイブマスターのテキストには、心臓をケアしようとか、もっともらしいことが書いてあるが、あと100年も経ったら、随分野蛮なことが書かれていたんだね、と笑い話になるかもしれない。
水中環境で循環器系に負担が掛かるなら、機械で代替しましょう!、というわけだな。
そうまでして、環境圧潜水したいかどうかは、また別の話になる。
中耳(サイナスや消化管も)と肺に液体を満たしておけば、このシャント経由での呼吸(ガス交換)で、何千メートルという水深でも環境圧で潜れるようになる(マスククリアはどーする?)。
従来の肺胞を通じて行うガス交換では、元々、気体を出し入れする肺にとっては物理的な負担が大きくて無理なことが分かってきた。
血液にダイレクトに酸素ぶち込んで、二酸化炭素引っぺがして、何なら栄養も老廃物も交換して、人工胎盤方式のCCRを開発すれば、太平洋横断や、世界一周も夢ではない(皮膚の方の問題が出てくるな)。
もちろん、CCR側では引き出した血液中に酸素を溶け込ませる仕掛けや、二酸化炭素を除去する仕掛け、栄養供給から老廃物の分離(人工腎臓)など、ありとあらゆる仕掛けが必要だろうし、水深4000m位の暗闇でも安全に潜水できるような水中GPSや体温維持機能も必要になってくる。
それを、背中の黄色い箱(インスピかあ?)に押し込んで、100万円くらいで売り出してくれるといいんだがなあ。
以前に書いたことと重複があるかもしれない。
最近、それをチェックすることすら億劫になっている。
(脳が潜る)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/20/6638846
「哺乳類は、母体の中で羊水に浮かんでいる。ガス交換や栄養補給は胎盤を介して、へその緒から行い(究極のCCRである)、進化の足跡を辿る形態変化を遂げて人間の形になる。」
哺乳類は、概ね母親の胎内で育つ(カモノハシはどーする?)。
(カモノハシ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%82%B7
「繁殖形態は哺乳類では非常に珍しい卵生で、巣穴の中で1回に1-3個の卵を産む。」
まあ、「概ね」ということで。
胎盤を通じて酸素と二酸化炭素を交換するほか、栄養の補給と老廃物の除去も行う(尿は腎臓の形成後は羊水の中に排出されますが、老廃物は含まれません:後述)。
(羊水)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8A%E6%B0%B4
「発生の進んだ胚では羊水を嚥下する運動が観察される。」
ははあ、そういう趣味の人って、やっぱ根源的な嗜好なんだな。
まあ、どうでもいいんですが。
(羊水とは)
http://ameblo.jp/sanfujin/entry-10941987708.html
「羊水の産生ですが、妊娠の16週前後までは羊水量のほとんどが卵膜および胎盤からの分泌に依存しております。その後、徐々に胎児の尿に由来する羊水が増えてきて、妊娠18週以降はほとんどが胎児尿に由来することが分かっています。おおむね80%が胎児尿由来、20%が卵膜および胎盤からの分泌と言われています。」
「ちなみに胎児尿は生後の尿と違って、尿中に老廃物が含まれていません。胎児から出る老廃物は臍帯を通じてお母さんに運ばれ、お母さんから排出されます。つまり胎児の腎臓は老廃物を濾過する作用が機能していないことになります。この機能は生後に始動します。」
このページは、産科の先生によるもので、なかなか勉強になる。
まあ、羊水の方は、とりあえずダイビングネタとしてはこのくらいでいいかな。
で、自前の肺とか機能していないので、胎盤を通じて血液中のガス交換とかを行うわけだ。
これこそ、究極のリブリーザーだな。
もちろん、妊娠中はダイビングは禁忌だが、仮に妊婦がダイビングして窒素酔いになったら、胎児もそうなるんだろうか。
そもそも、クジラとか、大深度潜水する哺乳類は、その辺はどうしているんだろうか。
妊娠中は、潜水禁止とかいうわけにはいかないだろうし(まあ、当然ですが)。
誤解の無いように書いておくが、息堪え潜水でも、減圧症になる可能性はある。
大深度下において胸腔内で肺が縮んでいるということが分かっており、その分体積が減って窒素分圧も高くなっているということで、血液を通して組織内に窒素が蓄積する。
殆どのアプネアでは、スクーバダイビングでは考えられない速度で浮上するわけで、一気に気泡化した窒素でいちころであるな。
胎児の窒素酔いとかについては、思いつきで書いているので、ちゃんと調べて、機会があれば、また書く。
(胎盤)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8E%E7%9B%A4
「胎盤は、母体由来の基底脱落膜と胎児由来の絨毛膜有毛部とから構成されている。」
なんのことやら・・・。
「注意すべきことは、母体の血液と胎児の血液とは直接混合していないことである。酸素・栄養分・老廃物などの物質交換は血漿を介して行われている。このため、母体と胎児の血液型が異なっていても、異型輸血のような凝血は起こらない構造になっている。」
「このことから、胎児から見ると胎盤は羊膜の外側にあるが、胎児側の臓器とも言える。」
人間は、生まれながらにして(生まれる前から?)CCRユーザーであるわけだ。
「産後の胎盤の利用:
胎盤食はカニバリズムだとして敬遠する動きも強い。」
胎盤を食う話は、初めて知ったな。
「クロイツフェルト・ヤコブ病、HIV、肝炎ウイルスなどに感染することを防止する目的で、プラセンタ注射を受けた患者が、日本赤十字社が実施している献血に参加することはできない。」
さて、われらが究極のCCRである胎盤の構造を見ると、母体からの血液のプール(絨毛間腔)の中を、胎児側の絨毛がゆらゆらと漂っている感じだ。
母体の血液は、胎児にとっては外部に当たる。
したがって、物理的にも化学的にも生物学的にも、絨毛の選択透過性が極めて重要になってくるわけだな。
母体側血液と、胎児側血液という、液相同士での接触なので、肺胞壁を通してガス交換を行うよりも効率的なんだろうか。
母体側から見れば、胎盤は絨毛から先(胎児ですな)がブラックボックスになった臓器のようなもので、酸素を奪われ、二酸化炭素を受け取り、栄養も持っていかれて、老廃物まで押し付けられるという、いいことなんて全然無い組織である。
おかあさん、ご苦労様。
こうして、酸素を受け取り、二酸化炭素を除去するという究極のCCRが出来上がっているわけだ。
胎盤には、ホルモンの産生(妊娠の継続に寄与)や、胎児に対する免疫の支援もある(たまに、垂直感染とかもしちゃいますが)。
至れり尽くせりだな。
卵で生みっぱなしのことが多い水中生物と異なり、有胎盤類は子育てが丁寧なのだとつくづく感じる。
卵にしたって、孵化する前は、栄養とかを供給しているわけだから、生みっぱなしといっても、それなりの配慮はある。
呼吸については、卵の表面からガス交換を行っているので、卵だからといって馬鹿にしたものではない。
産み落とされてからは、肺で呼吸を始め、口から栄養を摂って、出すもの出すという脱CCR(オープンサーキット?)の世界になっていくのだが、そのうちにダイビングなんかを始めて、おまけにCCRなんかに嵌って、元の生活に戻っていくのだ(って、そういうことかあ?)。
CCRは、胎児との関係では、ガス交換に限っていえば、絨毛間腔のようなもんだな。
そこには、酸素リッチな環境と、二酸化炭素を運び出してくれる仕掛けがあり、心臓をバクバクさせるだけでガス交換を行ってくれるわけだ。
23世紀くらいになると、人工心肺を水中に持ち込んで、シャント(臍の緒でも可!)を形成したダイバーが、カチッと回路に繋ぐだけで、心臓も呼吸も止めたまま、ダイビングできるようになるかもしれない。
ちょっと痛そうだけど。
PADIのダイブマスターのテキストには、心臓をケアしようとか、もっともらしいことが書いてあるが、あと100年も経ったら、随分野蛮なことが書かれていたんだね、と笑い話になるかもしれない。
水中環境で循環器系に負担が掛かるなら、機械で代替しましょう!、というわけだな。
そうまでして、環境圧潜水したいかどうかは、また別の話になる。
中耳(サイナスや消化管も)と肺に液体を満たしておけば、このシャント経由での呼吸(ガス交換)で、何千メートルという水深でも環境圧で潜れるようになる(マスククリアはどーする?)。
従来の肺胞を通じて行うガス交換では、元々、気体を出し入れする肺にとっては物理的な負担が大きくて無理なことが分かってきた。
血液にダイレクトに酸素ぶち込んで、二酸化炭素引っぺがして、何なら栄養も老廃物も交換して、人工胎盤方式のCCRを開発すれば、太平洋横断や、世界一周も夢ではない(皮膚の方の問題が出てくるな)。
もちろん、CCR側では引き出した血液中に酸素を溶け込ませる仕掛けや、二酸化炭素を除去する仕掛け、栄養供給から老廃物の分離(人工腎臓)など、ありとあらゆる仕掛けが必要だろうし、水深4000m位の暗闇でも安全に潜水できるような水中GPSや体温維持機能も必要になってくる。
それを、背中の黄色い箱(インスピかあ?)に押し込んで、100万円くらいで売り出してくれるといいんだがなあ。
究極のCCR2 ― 2014年11月27日 10:19
究極のCCR2
CCRは、構造的にいえば、循環するガスを吸うということになる。
機能的には二酸化炭素を除去して、酸素を加えるということだ。
我々がこうして陸上で空気(21パーセントのナイトロックス)を吸っているのも、考えてみればCCRのようなものである。
地球の大気圏というクローズ(?)されたシステムである。
他の惑星には、こんな有難い仕掛けは無い。
近いところだけ見ても、金星なんか行ったら、二酸化炭素ばっかしだし、火星はそもそもガスが希薄だ。
(金星)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F
「大気の性質:
大気圧 9,321.9 kPa
二酸化炭素 約96.5%
窒素 約3.5%
二酸化硫黄 0.015%
水蒸気 0.002%
一酸化炭素 0.0017%
アルゴン 0.007%
ヘリウム 0.0012%
ネオン .0007%
硫化カルボニル わずか
塩化水素 わずか
フッ化水素 わずか」
(火星)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F
「大気の性質:
大気圧 0.7-0.9 kPa
平均気温 −43℃
(−130℃ + 0℃にも満たない)
二酸化炭素 95.32%
窒素 2.7%
アルゴン 1.6%
酸素 0.13%
一酸化炭素 0.07%
水蒸気 0.03%
ネオン・クリプトン・キセノン・オゾン 微量」
酸素をこれだけ多く含んでいる大気は、地球だけである。
(地球)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83
「大気の性質
大気圧 101.325 kPa
平均気温 15℃(-70℃~+55℃)
窒素 78.08%(体積比)
酸素 20.95%(体積比)
アルゴン 0.93%(体積比)
二酸化炭素 0.038%(体積比)
水蒸気 約1%(気候により変動)」
この途方も無く大きいリブリーザーは、植物の光合成に依存して駆動される。
人工的にはこの仕掛けを実用化するところまではいっていないようだ。
(世界で最も効率よく人工光合成 東芝が技術発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013517321000.html
1.5パーセントで大騒ぎしているが、じゃあ、実際の植物はどのくらいよ?。
(光合成の効率はどのぐらいか?)
http://www.photosynthesis.jp/faq/faq1-12.html
「当たった光のエネルギーに対して、植物の有機物の燃焼のエネルギーの割合を出すと、人工的に最適条件で植物を育てても5%以下だ、と言われています。」
(太陽光エネルギーの利用とその限界)
http://www.d7.dion.ne.jp/~shinri/solar_energy.html
「光合成によって炭水化物に変換される太陽光エネルギーは、①反射や透過などによる損失、②光合成に使われる波長領域が狭く、さらに太陽光の最大エネルギー波長から外れていることによる損失、③植物自身の呼吸による消費、などを考慮すると、最大6%程度と見積もられている。実際の光合成効率が最も高いのはイネ、トウモロコシ、サトウキビなどで、最適な生育条件では最大5%に達するという。」
そんなもんか・・・。
なあんだ、大したことないじゃん!。
しかし、このエコシステムが優れているのは、太陽の光さえあれば、いくらでも酸素を生成したり二酸化炭素を除去したりすることが出来るということになるということだ。
当局の規制を逃れて(!?)酸素の調達に苦労したり、モレキュラーからバカ高い水酸化カルシウムの顆粒を買ったりしなくてもいいのだ。
技術開発が進んで、高い効率で人工光合成が出来るようになれば、光さえあれば酸素を生成し、二酸化炭素を吸収するユニットができる。
東芝のシステムだと、一酸化炭素が出来るらしいので、Oリングの管理は重要だな。
まあいい。
もう少し改良が必要と思われるが、光合成は、そもそもが炭化水素を生成するプロセスなので、化学プラントを合体して、栄養(炭水化物)も補給できるようにしてもらいたい。
ボタンを押すと、マウスピースからペースト状の栄養が出てくるというわけだな。
プレーン、チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、メープル味に加えて、コーヒー味というのも作ってもらいたい(カロリーメイトかよ!)。
(カロリーメイト:製品情報)
http://www.otsuka.co.jp/cmt/product.php
ゼリータイプには、アップル味というのもある!。
まあ、どうでもいいんですが。
このシステムの問題は、光合成に依存しているので、水深が深くなると使えないということだ。
もちろん、電子を供給してやれればいいだけなので、バッテリーに依存した大深度潜水用のユニットも作成可能である。
ゆくゆくは、原子力電池を積んで、有り余る電力を武器に、水中を我が物顔に泳ぎまわれるようになるだろう(遮蔽とかどーする?)。
CCRの機能については、光合成由来のシステムの問題点として、水深によってPO2が変化してしまうということがある。
水中では、そこんとこを調節してやらなければならない。
光合成に依存するこのCCRは、メカ的な実現可能性はともかく、通常の肺呼吸や、消化管を用いた栄養摂取など、直接血液にぶち込んだりするよりは痛くない感じがいい。
例によって、込み込み100万円くらいでポセイドン辺りから出してくれるといいな。
今は型式がセブン(se7en)だが、その頃はいくつくらいになっているんだろうか?(e11evenとかあ?)。
CCRは、構造的にいえば、循環するガスを吸うということになる。
機能的には二酸化炭素を除去して、酸素を加えるということだ。
我々がこうして陸上で空気(21パーセントのナイトロックス)を吸っているのも、考えてみればCCRのようなものである。
地球の大気圏というクローズ(?)されたシステムである。
他の惑星には、こんな有難い仕掛けは無い。
近いところだけ見ても、金星なんか行ったら、二酸化炭素ばっかしだし、火星はそもそもガスが希薄だ。
(金星)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F
「大気の性質:
大気圧 9,321.9 kPa
二酸化炭素 約96.5%
窒素 約3.5%
二酸化硫黄 0.015%
水蒸気 0.002%
一酸化炭素 0.0017%
アルゴン 0.007%
ヘリウム 0.0012%
ネオン .0007%
硫化カルボニル わずか
塩化水素 わずか
フッ化水素 わずか」
(火星)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F
「大気の性質:
大気圧 0.7-0.9 kPa
平均気温 −43℃
(−130℃ + 0℃にも満たない)
二酸化炭素 95.32%
窒素 2.7%
アルゴン 1.6%
酸素 0.13%
一酸化炭素 0.07%
水蒸気 0.03%
ネオン・クリプトン・キセノン・オゾン 微量」
酸素をこれだけ多く含んでいる大気は、地球だけである。
(地球)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83
「大気の性質
大気圧 101.325 kPa
平均気温 15℃(-70℃~+55℃)
窒素 78.08%(体積比)
酸素 20.95%(体積比)
アルゴン 0.93%(体積比)
二酸化炭素 0.038%(体積比)
水蒸気 約1%(気候により変動)」
この途方も無く大きいリブリーザーは、植物の光合成に依存して駆動される。
人工的にはこの仕掛けを実用化するところまではいっていないようだ。
(世界で最も効率よく人工光合成 東芝が技術発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141127/k10013517321000.html
1.5パーセントで大騒ぎしているが、じゃあ、実際の植物はどのくらいよ?。
(光合成の効率はどのぐらいか?)
http://www.photosynthesis.jp/faq/faq1-12.html
「当たった光のエネルギーに対して、植物の有機物の燃焼のエネルギーの割合を出すと、人工的に最適条件で植物を育てても5%以下だ、と言われています。」
(太陽光エネルギーの利用とその限界)
http://www.d7.dion.ne.jp/~shinri/solar_energy.html
「光合成によって炭水化物に変換される太陽光エネルギーは、①反射や透過などによる損失、②光合成に使われる波長領域が狭く、さらに太陽光の最大エネルギー波長から外れていることによる損失、③植物自身の呼吸による消費、などを考慮すると、最大6%程度と見積もられている。実際の光合成効率が最も高いのはイネ、トウモロコシ、サトウキビなどで、最適な生育条件では最大5%に達するという。」
そんなもんか・・・。
なあんだ、大したことないじゃん!。
しかし、このエコシステムが優れているのは、太陽の光さえあれば、いくらでも酸素を生成したり二酸化炭素を除去したりすることが出来るということになるということだ。
当局の規制を逃れて(!?)酸素の調達に苦労したり、モレキュラーからバカ高い水酸化カルシウムの顆粒を買ったりしなくてもいいのだ。
技術開発が進んで、高い効率で人工光合成が出来るようになれば、光さえあれば酸素を生成し、二酸化炭素を吸収するユニットができる。
東芝のシステムだと、一酸化炭素が出来るらしいので、Oリングの管理は重要だな。
まあいい。
もう少し改良が必要と思われるが、光合成は、そもそもが炭化水素を生成するプロセスなので、化学プラントを合体して、栄養(炭水化物)も補給できるようにしてもらいたい。
ボタンを押すと、マウスピースからペースト状の栄養が出てくるというわけだな。
プレーン、チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、メープル味に加えて、コーヒー味というのも作ってもらいたい(カロリーメイトかよ!)。
(カロリーメイト:製品情報)
http://www.otsuka.co.jp/cmt/product.php
ゼリータイプには、アップル味というのもある!。
まあ、どうでもいいんですが。
このシステムの問題は、光合成に依存しているので、水深が深くなると使えないということだ。
もちろん、電子を供給してやれればいいだけなので、バッテリーに依存した大深度潜水用のユニットも作成可能である。
ゆくゆくは、原子力電池を積んで、有り余る電力を武器に、水中を我が物顔に泳ぎまわれるようになるだろう(遮蔽とかどーする?)。
CCRの機能については、光合成由来のシステムの問題点として、水深によってPO2が変化してしまうということがある。
水中では、そこんとこを調節してやらなければならない。
光合成に依存するこのCCRは、メカ的な実現可能性はともかく、通常の肺呼吸や、消化管を用いた栄養摂取など、直接血液にぶち込んだりするよりは痛くない感じがいい。
例によって、込み込み100万円くらいでポセイドン辺りから出してくれるといいな。
今は型式がセブン(se7en)だが、その頃はいくつくらいになっているんだろうか?(e11evenとかあ?)。
リベリア終息? ― 2014年11月27日 17:24
リベリア終息?
新規の感染者が殆ど出なくなっているという。
手許の数字によれば、11月20日が7161人、21日が7165人、22日が7168人だそうだ。
(Liberia Ebola Daily Sitrep
no. 189 for 20th November 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/SITRep%20189%20Nov%2020th%202014.pdf
(Liberia Ebola Daily Sitrep
no. 190 for 21th November 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/SITRep%20190%20Nov%2021th%202014.pdf
(Ebola response roadmap - Situation report 26 November 2014:22日現在)
http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/?m=20141126
2日間で7人の増加である。
これは期待していい。
しかし、同時に、医療施設の整備状況を見ると、構想、建設中を含めた23施設のうち、稼動しているのは6箇所だけ。
何が原因で、新規感染者が激減しているのかが分からない。
むしろ不気味ですらある。
14箇所中8箇所が稼動しているシエラレオネは、連日100人に迫る感染者を出しているというのに。
まあ、7箇所中3箇所稼動のギニアというのもあって、連日20人の感染者を出している。
リベリアの感染は、このまま終息に向かうのだろうか?。
医療資源の量だけで見ると、シエラレオネと同等かそれ以下で、とても終息に向けての環境が整っているとは思われない(WHO資料)。
しかし、モンセラード郡の増加が減り、その他の地域の感染も下火になりつつある。
ピークは超えて、鎮静化に向かっていることは間違いない。
何が、どう変わって、なぜ終息に向かいつつあるのかが見えないな。
この規模での自然終息ってあるんだろうか?。
モンロビアの終息については、感染地域がコンパクトだったこともあり、資源の投入が効果を発揮しやすいというのは理解できる。
しかし、それ以外には、これといった理由が見当たらない。
不気味な沈静化だと、浮沈子は感じている。
逆に、資源の投入が行われているはずのギニアで、感染が止まらないほうがおかしいのだ。
コナクリでの感染も続いている。
それと比較しても、リベリアの状況は納得いかない。
なんか見落としている要素があるんだろうか。
気になりつつ、WHOの報告を、眉に唾付けながら見ている。
新規の感染者が殆ど出なくなっているという。
手許の数字によれば、11月20日が7161人、21日が7165人、22日が7168人だそうだ。
(Liberia Ebola Daily Sitrep
no. 189 for 20th November 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/SITRep%20189%20Nov%2020th%202014.pdf
(Liberia Ebola Daily Sitrep
no. 190 for 21th November 2014)
http://www.mohsw.gov.lr/documents/SITRep%20190%20Nov%2021th%202014.pdf
(Ebola response roadmap - Situation report 26 November 2014:22日現在)
http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/?m=20141126
2日間で7人の増加である。
これは期待していい。
しかし、同時に、医療施設の整備状況を見ると、構想、建設中を含めた23施設のうち、稼動しているのは6箇所だけ。
何が原因で、新規感染者が激減しているのかが分からない。
むしろ不気味ですらある。
14箇所中8箇所が稼動しているシエラレオネは、連日100人に迫る感染者を出しているというのに。
まあ、7箇所中3箇所稼動のギニアというのもあって、連日20人の感染者を出している。
リベリアの感染は、このまま終息に向かうのだろうか?。
医療資源の量だけで見ると、シエラレオネと同等かそれ以下で、とても終息に向けての環境が整っているとは思われない(WHO資料)。
しかし、モンセラード郡の増加が減り、その他の地域の感染も下火になりつつある。
ピークは超えて、鎮静化に向かっていることは間違いない。
何が、どう変わって、なぜ終息に向かいつつあるのかが見えないな。
この規模での自然終息ってあるんだろうか?。
モンロビアの終息については、感染地域がコンパクトだったこともあり、資源の投入が効果を発揮しやすいというのは理解できる。
しかし、それ以外には、これといった理由が見当たらない。
不気味な沈静化だと、浮沈子は感じている。
逆に、資源の投入が行われているはずのギニアで、感染が止まらないほうがおかしいのだ。
コナクリでの感染も続いている。
それと比較しても、リベリアの状況は納得いかない。
なんか見落としている要素があるんだろうか。
気になりつつ、WHOの報告を、眉に唾付けながら見ている。
スピード37 ― 2014年11月27日 20:38
スピード37
英語版ウィキの更新。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
11月23日のデータが掲載された。
例によって、WHOとシエラレオネの合体(リベリアのデータは22日付)。
画像のグラフを見ると、リベリアが落ち着いてきたのをシエラレオネが補って、増加のトレンドに大きな変化は無い。
ただ、気持ち緩やかになってきたような気が、しないでもないというところか。
所詮は誤差のうちである。
自衛隊がいよいよ現地に乗り込むという記事があって、一瞬色めきたったが、なんのことはない、防護衣を輸送するだけ。
しかも、主要3か国に直送ではなく、ガーナからは、現地の国際チームが輸送するという。
(自衛隊機でエボラ防護服を輸送 検討へ)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141126/k10013494001000.html
「エボラ出血熱に関する支援で、自衛隊が西アフリカに派遣されるのは、初めてのこととなります。」(2回言わなくても・・・)
そうには違いないんだが、ちょっとね・・・。
まあいい。
浮沈子は、国力や今後の経済関係を考えれば、少なくとも100人規模の医療部隊を送り込むとか、せめて得意の道路工事(!)を現地で行い、直接貢献するのかと思っていた。
しかも、この防護衣は、確か、東京都が寄付したやつ・・・。
(夜と昼)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/28/7444911
まあ、どうでもいいんですけど。
権謀術数渦巻く国際政治の世界だ。
何があっても驚かないとしても、今まで民間機で輸送していたのを、自衛隊機で運ぶんだという・・・。
民業圧迫じゃね?。
ガーナへの輸送は、安全面を考慮して、とあるが、主要3か国の空港って、そんなに危ないんだろうか。
飛沫感染ではうつらないと断言していたどこかの衛生担当大臣もいたらしいが、同じ国の軍隊(?)として、そういう態度でいいんだろうか?。
ここは一つ、レンジャー部隊を繰り出して、ピンポイントで現地医療施設にパラシュート降下していただきたい!(陸上からだと、検問とかあってややっこしいし)。
啓発活動を妨害する怪しげな動きをする輩には、実力を持って対抗・制圧し、従わない場合には、容赦なく隔離施設に監禁する(って、それでなくても足りないので、これはないな)。
各国の軍隊も行かないような奥地に拠点を築き、インフラを整備しつつ、進撃(!)していただく(ううっ、妄想が・・・)。
ジャングルでの行動に制約があるなら、兵員輸送車の空輸も行うなど、自衛隊の総力を挙げて海外展開を行う(燃料とか、現地で調達できんのかあ?)。
米国辺りから、「あまり、やり過ぎない方がいいんじゃね?」などと、イヤミを言われるくらいがちょうどいい。
うーん、妄想は、果てしなく広がっていきそうだな。
JICAあたりを通じて、事前に日の丸を現地に配らせて、自衛隊が侵攻(?)する際に地元住民に旗を振らせるというのはどうか。
NHK辺りに絵を撮らせて、世界中に配信するのだ。
えっ?、ガーナしか行かないの?。
んじゃあ、得意のやらせ映像でいいじゃん!。
そうもいくまい。
これで、西アフリカに自衛隊を派遣しましたというエクスキューズをしようというのは、いくら何でも、お粗末というしかない。
防護衣50万セットなんて、政府専用機のB747-400を1回飛ばせば運べてしまう量である。
何が何でも自衛隊を使わなければならない理由などない。
何かやれ、といわれて、ひねり出した珍案だな。
どーせ、国内は選挙で、外遊日程など無いのだから、遊んでいる政府専用機を出せばいいのだ(日の丸付いてるし、運行は自衛隊なんだからいいじゃん!)。
自衛隊とは別に、医療支援の派遣は行われるようだ。
(派遣予定専門家にエボラ熱研修会 現地対応で)
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1298419172
「国立国際医療研究センター(新宿区)の加藤康幸医師らが講師を務め、世界保健機関(WHO)から派遣される可能性のある医療関係者ら9人が参加した。」
これって、先月の話で、もう1か月以上経つ。
(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:シエラレオネ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000061575.html
(エボラ出血熱対策に関するWHOミッションへの日本人専門家参加の概要:3名:シエラレオネ2名、リベリア1名)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000064717.pdf
(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:リベリア)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000064721.html
5人かあ・・・。
ショボイ・・・。
西アフリカが、我が国にとってどういう位置付けかが良く分かる。
早いとこ、現地に翻る日の丸(旭日旗でもいいですが)を見たいものだ。
早く行かないと、リベリアでは、エボラの流行そのものが消えてしまうかもしれない。
まあ、それはそれで結構な話ではある。
今後は、そっちの方のスピード(消えてなくなる方)も考えなければならないかも。
英語版ウィキの更新。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
11月23日のデータが掲載された。
例によって、WHOとシエラレオネの合体(リベリアのデータは22日付)。
画像のグラフを見ると、リベリアが落ち着いてきたのをシエラレオネが補って、増加のトレンドに大きな変化は無い。
ただ、気持ち緩やかになってきたような気が、しないでもないというところか。
所詮は誤差のうちである。
自衛隊がいよいよ現地に乗り込むという記事があって、一瞬色めきたったが、なんのことはない、防護衣を輸送するだけ。
しかも、主要3か国に直送ではなく、ガーナからは、現地の国際チームが輸送するという。
(自衛隊機でエボラ防護服を輸送 検討へ)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141126/k10013494001000.html
「エボラ出血熱に関する支援で、自衛隊が西アフリカに派遣されるのは、初めてのこととなります。」(2回言わなくても・・・)
そうには違いないんだが、ちょっとね・・・。
まあいい。
浮沈子は、国力や今後の経済関係を考えれば、少なくとも100人規模の医療部隊を送り込むとか、せめて得意の道路工事(!)を現地で行い、直接貢献するのかと思っていた。
しかも、この防護衣は、確か、東京都が寄付したやつ・・・。
(夜と昼)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/09/28/7444911
まあ、どうでもいいんですけど。
権謀術数渦巻く国際政治の世界だ。
何があっても驚かないとしても、今まで民間機で輸送していたのを、自衛隊機で運ぶんだという・・・。
民業圧迫じゃね?。
ガーナへの輸送は、安全面を考慮して、とあるが、主要3か国の空港って、そんなに危ないんだろうか。
飛沫感染ではうつらないと断言していたどこかの衛生担当大臣もいたらしいが、同じ国の軍隊(?)として、そういう態度でいいんだろうか?。
ここは一つ、レンジャー部隊を繰り出して、ピンポイントで現地医療施設にパラシュート降下していただきたい!(陸上からだと、検問とかあってややっこしいし)。
啓発活動を妨害する怪しげな動きをする輩には、実力を持って対抗・制圧し、従わない場合には、容赦なく隔離施設に監禁する(って、それでなくても足りないので、これはないな)。
各国の軍隊も行かないような奥地に拠点を築き、インフラを整備しつつ、進撃(!)していただく(ううっ、妄想が・・・)。
ジャングルでの行動に制約があるなら、兵員輸送車の空輸も行うなど、自衛隊の総力を挙げて海外展開を行う(燃料とか、現地で調達できんのかあ?)。
米国辺りから、「あまり、やり過ぎない方がいいんじゃね?」などと、イヤミを言われるくらいがちょうどいい。
うーん、妄想は、果てしなく広がっていきそうだな。
JICAあたりを通じて、事前に日の丸を現地に配らせて、自衛隊が侵攻(?)する際に地元住民に旗を振らせるというのはどうか。
NHK辺りに絵を撮らせて、世界中に配信するのだ。
えっ?、ガーナしか行かないの?。
んじゃあ、得意のやらせ映像でいいじゃん!。
そうもいくまい。
これで、西アフリカに自衛隊を派遣しましたというエクスキューズをしようというのは、いくら何でも、お粗末というしかない。
防護衣50万セットなんて、政府専用機のB747-400を1回飛ばせば運べてしまう量である。
何が何でも自衛隊を使わなければならない理由などない。
何かやれ、といわれて、ひねり出した珍案だな。
どーせ、国内は選挙で、外遊日程など無いのだから、遊んでいる政府専用機を出せばいいのだ(日の丸付いてるし、運行は自衛隊なんだからいいじゃん!)。
自衛隊とは別に、医療支援の派遣は行われるようだ。
(派遣予定専門家にエボラ熱研修会 現地対応で)
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1298419172
「国立国際医療研究センター(新宿区)の加藤康幸医師らが講師を務め、世界保健機関(WHO)から派遣される可能性のある医療関係者ら9人が参加した。」
これって、先月の話で、もう1か月以上経つ。
(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:シエラレオネ)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000061575.html
(エボラ出血熱対策に関するWHOミッションへの日本人専門家参加の概要:3名:シエラレオネ2名、リベリア1名)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10906000-Kenkoukyoku-Kekkakukansenshouka/0000064717.pdf
(WHOミッションへの日本人専門家の参加:1名:リベリア)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000064721.html
5人かあ・・・。
ショボイ・・・。
西アフリカが、我が国にとってどういう位置付けかが良く分かる。
早いとこ、現地に翻る日の丸(旭日旗でもいいですが)を見たいものだ。
早く行かないと、リベリアでは、エボラの流行そのものが消えてしまうかもしれない。
まあ、それはそれで結構な話ではある。
今後は、そっちの方のスピード(消えてなくなる方)も考えなければならないかも。
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