こんな感じい? ― 2015年02月09日 01:21
こんな感じい?
今回の打ち上げで、無事に回収された1段目のイメージ画像があったので掲載した。
(SpaceX is trying yet again to land a rocket on a platform in the ocean)
http://www.vox.com/2015/2/8/7993353/spacex-launch-live-stream
英語版だが、わかりやすい記事になっている。
(WATCH LIVE @ 3:30 pm ET: SpaceX Falcon 9 Rocket/DSCOVR Launch Webcast:追加)
http://www.space.com/28486-spacex-rocket-landing-dscovr-launch-webcast.html
(ファルコン9ロケット、再びの回収試験へ 2月9日朝打ち上げ:追加)
http://www.sorae.jp/030807/5440.html
今回の打ち上げで、無事に回収された1段目のイメージ画像があったので掲載した。
(SpaceX is trying yet again to land a rocket on a platform in the ocean)
http://www.vox.com/2015/2/8/7993353/spacex-launch-live-stream
英語版だが、わかりやすい記事になっている。
(WATCH LIVE @ 3:30 pm ET: SpaceX Falcon 9 Rocket/DSCOVR Launch Webcast:追加)
http://www.space.com/28486-spacex-rocket-landing-dscovr-launch-webcast.html
(ファルコン9ロケット、再びの回収試験へ 2月9日朝打ち上げ:追加)
http://www.sorae.jp/030807/5440.html
またもや延期 ― 2015年02月09日 08:41
またもや延期
「Launch Postponed:
Today’s launch of the DSCOVR mission is scrubbed due to loss of the Air Force’s Eastern Range radar which is required for launch. 」
「Earliest next opportunity is tomorrow, Monday, Feb. 9th at 6:07pm ET.」
画像のように、打ち上げまであと2分26秒という所でカウントダウンが止まった。
既に発射塔がロケットを把持した状態に戻っている段階で、キャプチャーした。
冒頭のように、空軍のレーダーのせいにしているが、ホントかどうか・・・。
まあいい。
次の打ち上げは明日の朝ということになった(日本時間で朝8時7分:予定では)。
折角早起きして、ユーストリームと2元生中継を楽しんでいたのに、残念だな。
スペースXの寸止めには、最早慣れっこになっているとはいえ、ったくもう!。
朝からスッキリしない気分だ(子供は、わかんなくていいです!)。
明日も早起きして、発射に備えることにするか。
(ロケット軟着陸を延期 米ベンチャー、追跡設備トラブル:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020901001139.html
「Launch Postponed:
Today’s launch of the DSCOVR mission is scrubbed due to loss of the Air Force’s Eastern Range radar which is required for launch. 」
「Earliest next opportunity is tomorrow, Monday, Feb. 9th at 6:07pm ET.」
画像のように、打ち上げまであと2分26秒という所でカウントダウンが止まった。
既に発射塔がロケットを把持した状態に戻っている段階で、キャプチャーした。
冒頭のように、空軍のレーダーのせいにしているが、ホントかどうか・・・。
まあいい。
次の打ち上げは明日の朝ということになった(日本時間で朝8時7分:予定では)。
折角早起きして、ユーストリームと2元生中継を楽しんでいたのに、残念だな。
スペースXの寸止めには、最早慣れっこになっているとはいえ、ったくもう!。
朝からスッキリしない気分だ(子供は、わかんなくていいです!)。
明日も早起きして、発射に備えることにするか。
(ロケット軟着陸を延期 米ベンチャー、追跡設備トラブル:追加)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020901001139.html
悪夢 ― 2015年02月09日 10:59
悪夢
(メルセデス-AMG GT のCM、ポルシェ 911 好き少年が見た悪夢[動画])
http://response.jp/article/2015/02/08/243798.html
「ポルシェ911に憧れるひとりの少年がある夜、悪夢にうなされるというストーリー。」
「子どもの頃、夢見ていた車(ポルシェ911)を、(メルセデス-AMG GTが)追い抜いた」
まあ、比較広告として、ライバル視する相手より優れているというところを見せたいというのはいいんだが、やっぱ、子供の憧れが911だったというのは、鉄板なんだろうな。
AMG-GTが、レーシングシーンで活躍して、そんでもって関連するロードカーを作り続けて、50年くらいすると中にはメルセデスに憧れる子供も出てくるかもしれない。
まあ、その頃は、911は100年を盛大に祝っているんだろうが・・・。
いつまでたっても追いつけない構図にあがくベンツとしては、それこそが悪夢に違いない。
子供の夢の中でしか、追い越すことは出来ないと、半ば諦めてるってことかあ?。
まあいい。
「メルセデス-AMG GTには、新開発の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。排気量は3982ccで、2個のターボで過給。この4.0リットルV型8気筒ツインターボには、2種類のチューニングが存在。高出力版の「メルセデス-AMG GT S」は、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4750rpm。0-100km/h加速3.8秒、最高速310km/hと、世界屈指の動力性能を達成した。」
(メルセデス・ベンツ AMG GT)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_AMG_GT
「SLS AMGからセグメントを一つさげ、ポルシェ911ターボと向こうを張り、価格は1500万程度となると考えられている。車体サイズも全長4546mm、全幅1939mm、全高1289mmであることからも911をターゲットをしていることがうかがえる。」
ちなみに、911のディメンションは以下のとおり。
・全長:4,500mm
・全幅:1,810mm
・全高:1,305mm
911に比べて、長く、広く、低いということが判る。
イメージ的にも、そんな感じだ。
AMG-GTのホイールベースは2630mmで、いささか長めである(911は2,450 mm)。
(海外初試乗)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2014/11/14/99310/
ビデオでは、後ろから追いすがりながら、なかなか抜けないという演出があるが、ちゃんと分かってるようだな。
「速さは言うまでもないし、シャープな身のこなしも最高レベル。乗り心地はSLSよりもさらに磨きがかけられ、スポーツ・プラスやレース・モードにした時のエグゾースト・ノートは陶酔もの。エフィシェンシー・モードにした際にスロットル・コントロールが出しゃばらないとくれば、史上最強、天下無敵のグランド・ツアラーと結論づけてもいいかもしれない。」
ベタボメだな。
AMG GT Sは、911ターボ(520馬力)とエンジン出力はほぼ同じ(509馬力)で、価格も同等である(車重はAMGが若干軽い)。
まあ、911にはターボS(560馬力)もあるし、動力性能でAMG GTを選ぶことはあるまいが、気筒数が2つ多いこと、2シーターに拘るということ、やっぱカッコイイ方がいいということで、選択する方はいるかもしれない。
FR好きとか、カエル面は嫌いとか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
宝くじ当って買えるとしても、AMG GTを買うことはない。
カーボンボディのSLSなら別だが、これはふつーのスポーツカーだ。
浮沈子の頭の中には、「V8+ツインターボ=ダウンサイジング=安物」という方程式が出来ている。
12気筒>>10気筒>8気筒NA(5リッター以上)>8気筒ターボ>8気筒NA(5リッター未満)、以下略。
こんな感じい?。
もちろん、ポルシェは別格(それって、ズルくね?)。
AMGのエンジンの出来については、悪い話は聞かない。
パガーニ・ウアイラも採用している(12気筒ターボですが)。
(パガーニ・ウアイラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9
「エンジン AMG製5,980ccV型12気筒ツインターボ」
はっ、鼻血が・・・。
「最大出力730仏馬力/5,000rpm、最大トルク1,000Nm/3,500rpmを発生」
あんま、カリカリのチューニングではない。
まあ、最高峰のスーパーカー(というか、工芸品)なので、最高出力などという下世話なことは、どーだっていーのだ。
工芸品に相応しいエンジンとして選択されたということが、重要なんだな。
浮沈子は、03ボクスターと83タルガしか知らないが、P社のエンジンは、間違いなく「部品」扱いされている。
フェラーリとか、昔のランボルギーニのように、エンジンがメインで、エンジンを買うと車体はオマケでついてくるというようなことはない。
ベンツもポルシェと同じで、エンジンは部品扱いだった。
500Eでも、同じ感覚だな。
その同じ感覚のメーカーが、スポーツカークラスで覇を競い合っている。
いい傾向だ。
ベンツ(AMG)でも、ポルシェでも、ネズミ(顧客)を取ってくるのが、いいクルマである。
どっちのスポーツカーも売れなくなるというのが、本当の悪夢というものだ。
(メルセデス-AMG GT のCM、ポルシェ 911 好き少年が見た悪夢[動画])
http://response.jp/article/2015/02/08/243798.html
「ポルシェ911に憧れるひとりの少年がある夜、悪夢にうなされるというストーリー。」
「子どもの頃、夢見ていた車(ポルシェ911)を、(メルセデス-AMG GTが)追い抜いた」
まあ、比較広告として、ライバル視する相手より優れているというところを見せたいというのはいいんだが、やっぱ、子供の憧れが911だったというのは、鉄板なんだろうな。
AMG-GTが、レーシングシーンで活躍して、そんでもって関連するロードカーを作り続けて、50年くらいすると中にはメルセデスに憧れる子供も出てくるかもしれない。
まあ、その頃は、911は100年を盛大に祝っているんだろうが・・・。
いつまでたっても追いつけない構図にあがくベンツとしては、それこそが悪夢に違いない。
子供の夢の中でしか、追い越すことは出来ないと、半ば諦めてるってことかあ?。
まあいい。
「メルセデス-AMG GTには、新開発の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。排気量は3982ccで、2個のターボで過給。この4.0リットルV型8気筒ツインターボには、2種類のチューニングが存在。高出力版の「メルセデス-AMG GT S」は、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4750rpm。0-100km/h加速3.8秒、最高速310km/hと、世界屈指の動力性能を達成した。」
(メルセデス・ベンツ AMG GT)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_AMG_GT
「SLS AMGからセグメントを一つさげ、ポルシェ911ターボと向こうを張り、価格は1500万程度となると考えられている。車体サイズも全長4546mm、全幅1939mm、全高1289mmであることからも911をターゲットをしていることがうかがえる。」
ちなみに、911のディメンションは以下のとおり。
・全長:4,500mm
・全幅:1,810mm
・全高:1,305mm
911に比べて、長く、広く、低いということが判る。
イメージ的にも、そんな感じだ。
AMG-GTのホイールベースは2630mmで、いささか長めである(911は2,450 mm)。
(海外初試乗)
http://www.autocar.jp/firstdrives/2014/11/14/99310/
ビデオでは、後ろから追いすがりながら、なかなか抜けないという演出があるが、ちゃんと分かってるようだな。
「速さは言うまでもないし、シャープな身のこなしも最高レベル。乗り心地はSLSよりもさらに磨きがかけられ、スポーツ・プラスやレース・モードにした時のエグゾースト・ノートは陶酔もの。エフィシェンシー・モードにした際にスロットル・コントロールが出しゃばらないとくれば、史上最強、天下無敵のグランド・ツアラーと結論づけてもいいかもしれない。」
ベタボメだな。
AMG GT Sは、911ターボ(520馬力)とエンジン出力はほぼ同じ(509馬力)で、価格も同等である(車重はAMGが若干軽い)。
まあ、911にはターボS(560馬力)もあるし、動力性能でAMG GTを選ぶことはあるまいが、気筒数が2つ多いこと、2シーターに拘るということ、やっぱカッコイイ方がいいということで、選択する方はいるかもしれない。
FR好きとか、カエル面は嫌いとか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
宝くじ当って買えるとしても、AMG GTを買うことはない。
カーボンボディのSLSなら別だが、これはふつーのスポーツカーだ。
浮沈子の頭の中には、「V8+ツインターボ=ダウンサイジング=安物」という方程式が出来ている。
12気筒>>10気筒>8気筒NA(5リッター以上)>8気筒ターボ>8気筒NA(5リッター未満)、以下略。
こんな感じい?。
もちろん、ポルシェは別格(それって、ズルくね?)。
AMGのエンジンの出来については、悪い話は聞かない。
パガーニ・ウアイラも採用している(12気筒ターボですが)。
(パガーニ・ウアイラ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%A9
「エンジン AMG製5,980ccV型12気筒ツインターボ」
はっ、鼻血が・・・。
「最大出力730仏馬力/5,000rpm、最大トルク1,000Nm/3,500rpmを発生」
あんま、カリカリのチューニングではない。
まあ、最高峰のスーパーカー(というか、工芸品)なので、最高出力などという下世話なことは、どーだっていーのだ。
工芸品に相応しいエンジンとして選択されたということが、重要なんだな。
浮沈子は、03ボクスターと83タルガしか知らないが、P社のエンジンは、間違いなく「部品」扱いされている。
フェラーリとか、昔のランボルギーニのように、エンジンがメインで、エンジンを買うと車体はオマケでついてくるというようなことはない。
ベンツもポルシェと同じで、エンジンは部品扱いだった。
500Eでも、同じ感覚だな。
その同じ感覚のメーカーが、スポーツカークラスで覇を競い合っている。
いい傾向だ。
ベンツ(AMG)でも、ポルシェでも、ネズミ(顧客)を取ってくるのが、いいクルマである。
どっちのスポーツカーも売れなくなるというのが、本当の悪夢というものだ。
リサジュー軌道 ― 2015年02月09日 17:08
リサジュー軌道
リサージュ軌道ともいうらしい(浮沈子は、こっちで覚えていた)。
(リサージュ軌道)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E8%BB%8C%E9%81%93
「リサジュー軌道(Lissajous orbit)は、軌道力学において、物体が推進力なしで三体のラグランジュ点の回りを周回することのできる擬軌道である。」
「リサジュー軌道は一般に非周期的であるが、特に周期的なものをハロー軌道という」
(リサジュー図形)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E5%9B%B3%E5%BD%A2
「互いに直交する二つの単振動を順序対として得られる点の軌跡が描く平面図形のこと。“リサージュ――”と表記されることもある」
「1855年にフランスの物理学者ジュール・アントワーヌ・リサジュー(J.A. Lissajous, 1822-1880) が考案したとされ、これらの曲線族の呼び名は彼の名にちなむ。また、これらの曲線族について1815年にナタニエル・ボウディッチ(Nathaniel Bowditch) の先行的な研究が見られるため、ボウディッチ曲線と呼ばれることもある。」
いまいちピンとこないんだが、オシロスコープの図形を見ると、ああ、あれかあ、ということになる。
(オシロスコープでリサージュ図形(その2):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=RUIcbqY8F04
Y時振り子で描くことも可能。
(Y字振り子で描くリサージュ図形:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=n8HBppUZulM
これは、何かといえば、ラグランジュ点のL1、L2、L3が動的に不安定で、そこではリサージュ軌道を描いている方が、燃料的にも有利ということになるところからきている。
(ラグランジュ点:安定性)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E7%82%B9#.E5.AE.89.E5.AE.9A.E6.80.A7
「L1 に置いた物体を 2 体のどちらかに近づくようにずらすと、近づいた方の物体から受ける重力は強まり、より近くへと引っ張られる。」
「L1, L2, L3 は名目上は不安定な平衡点だが、少なくとも制限三体問題では、これらの点の近くに安定な周期軌道が存在することが分かっている。」
「これは完全な周期軌道で、ハロー軌道と呼ばれる。太陽系のような制限なしの多体力学系にはこの軌道は存在しない。しかし、準周期的な(束縛されているが正確に同じ軌道を繰り返し描くわけではない)リサジュー軌道はN体系にも存在している。」
「この準周期軌道はこれまで行われたラグランジュ点を使う全ての宇宙ミッションで実際に使われてきた。この軌道は完全に安定ではないが、比較的小さな労力で長期にわたって目的のリサジュー軌道に宇宙機を留めておくことができる。」
つまり、L1に送り込まれるNASAの太陽・地球環境観測衛星(厳密には、衛星じゃないんでしょうが)は、リサージュ軌道を描くことになるんだろう。
(DSCOVR:Deep Space Climate Observatory)
http://www.nesdis.noaa.gov/DSCOVR/
上記の解説にもある通り、たとえば、L1に置いた物体を太陽の方にちょっとでも近づけると、太陽側に引かれる方の力は強くなり、地球側に引かれる方の力は弱くなる。
で、何もしないと一気にバランスを失って、太陽に吸い込まれてしまうわけだな。
逆に、地球に近づけようとすると、またまた行き過ぎて、今度は地球に墜落ということになる。
この、行ったり来たりのバランスをできるだけ少ない労力で、加減よく行うかというのが難しいわけだ。
実際の宇宙では、リサージュ軌道に乗っていれば、効率良く、L1周囲に長期間留まることが出来るという。
ここで、浮沈子はピンと来たわけだな。
CCRでホバリングするときに、応用できるんじゃないのかあ?。
しかし、水中でリサージュ図形を描くなんてことができるんだろうか?。
良く考えてみれば、浮力と重力のバランスの場合は、力の発生源は点ではなく面として存在するので、力学的にリサージュ図形を描くことは出来ない。
残念ながら、宇宙空間でL1に留まるよりも、CCRでホバリングする方が難しいのだ(というより、浮力調整に使うディリュエントが必要ということになる)。
いいアイデアだと思ったんだがなあ・・・。
オープンウォーターでは、マーカーブイ上げて、深度計見ながらぶら下がってるのが一番いい。
最終減圧は、浅くて長いので、ディリュエントの残量にヒヤヒヤしながらホバリングするよりは、潔く重りになってしまうのが気が楽だ。
その場合でも、できる限り中性浮力に近い負の浮力を保っている方がいい。
そう、この状態(マーカーブイにぶら下がっている状態)なら、浮力は1点によって与えられているので、ラグランジュ点に近い状態である。
ああ、ひょっとして、離れた2つのマーカーブイから、Y時振り子のようにぶら下がれば、労なくしてリサージュ図形が描けるわけだ!。
まあ、あんま、意味ないんですが・・・。
おとなしく、1個のマーカーブイにぶら下がっていればいいだけじゃん・・・。
太陽ー地球系のL1は、150万キロ離れたところにある。
惑星軌道だな。
地球の周りを周回するのではなく、太陽の周りを、地球と一緒に回ることになる。
太陽と地球の間とはいえ、1億5千万キロのうち、ちょうど99パーセント地球寄りということになる。
つーか、1パーセントしか離れていない。
それでも、月の軌道のほぼ4倍、地球の静止軌道の約42倍の距離である。
遠い。
そんなところまで、人工衛星(惑星)を送り込んで、一体何をしようとしているのか。
太陽が地球に与える影響の観測ということなのだろうが、今一つ、ピンと来ないな。
オーロラができるとか、磁気嵐がくるとか、そういうことなんだろうが、これからインターネットが衛星経由でバンバン繋がり出すと、その有難味が分かるようになるのかもしれない。
(宇宙天気予報)
http://swc.nict.go.jp/forecast/
「本日の太陽フレアは、やや活発、磁気騒乱及びプロトンは静穏でしょう!」
ってな感じい?。
「予報についての説明:
予報期間は、日本時間の午後3時から翌日の午後3時までの24時間」
「フレア予報:説明
・静穏(Quiet):Cクラスフレアの発生確率が50%未満。
・やや活発(Eruptive):Cクラスフレアの発生確率が50%以上。
・活発(Active):Mクラスフレアの発生確率が50%以上。
・非常に活発(Major Flares):Xクラスフレアの発生確率が50%以上。」
「地磁気予報:説明
・静穏(Quiet):地磁気K指数が4未満の静穏な状態が期待される。
・やや活発(Active):地磁気K指数4の現象が期待される。
・活発(Mainor storm):地磁気K指数5の現象が期待される。
・非常に活発(Major storm):地磁気K指数6の現象が期待される。」
「高エネルギー粒子の予報:説明
・静穏(Quiet):現象の発生していない静穏な状態。
・現象発生中(Event in progress):10MeV以上のエネルギーのプロトン粒子が10PFU以上の現象が進行中。
・強い現象発生(Major proton event):100MeV以上のエネルギーのプロトン粒子が100PFU以上の現象が期待される。」
なんのことやら・・・。
まあいい。
分かる方には、分かるんだろう。
(SOHO (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOHO_%28%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F%29
「2013年6月に、2016年12月までのミッション拡張が承認された」
(ACE (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/ACE_(%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F)
「 探査機の状態は良好で、2024年まで軌道を維持できるだけの燃料があるとされている。」
L1での探査機は、DSCOVRで3機目ということになる。
我が国も太陽観測衛星を打ち上げているが、地球周回軌道上の衛星であって、L1常駐型ではない。
(ようこう)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%86
(ひので (人工衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%AE%E3%81%A7_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)
せいぜい600kmとか700kmくらいの、ショボイ地球周回軌道である。
どーせなら、水星より内側行って、チリチリ焼かれながら、じっくり観測してもらいたいんだがなあ・・・。
考えてみれば、太陽は、地球に最も近い恒星で、全太陽系の生物が依存している有り難い星である。
茫漠たる宇宙空間に浮かぶ、オアシスであり、同時に地獄でもある。
こいつが爆発でもしようものなら、一切合財がパーになるわけで、よーく観測してもらいたいもんだな。
リサージュ軌道ともいうらしい(浮沈子は、こっちで覚えていた)。
(リサージュ軌道)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E8%BB%8C%E9%81%93
「リサジュー軌道(Lissajous orbit)は、軌道力学において、物体が推進力なしで三体のラグランジュ点の回りを周回することのできる擬軌道である。」
「リサジュー軌道は一般に非周期的であるが、特に周期的なものをハロー軌道という」
(リサジュー図形)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E5%9B%B3%E5%BD%A2
「互いに直交する二つの単振動を順序対として得られる点の軌跡が描く平面図形のこと。“リサージュ――”と表記されることもある」
「1855年にフランスの物理学者ジュール・アントワーヌ・リサジュー(J.A. Lissajous, 1822-1880) が考案したとされ、これらの曲線族の呼び名は彼の名にちなむ。また、これらの曲線族について1815年にナタニエル・ボウディッチ(Nathaniel Bowditch) の先行的な研究が見られるため、ボウディッチ曲線と呼ばれることもある。」
いまいちピンとこないんだが、オシロスコープの図形を見ると、ああ、あれかあ、ということになる。
(オシロスコープでリサージュ図形(その2):動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=RUIcbqY8F04
Y時振り子で描くことも可能。
(Y字振り子で描くリサージュ図形:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=n8HBppUZulM
これは、何かといえば、ラグランジュ点のL1、L2、L3が動的に不安定で、そこではリサージュ軌道を描いている方が、燃料的にも有利ということになるところからきている。
(ラグランジュ点:安定性)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E7%82%B9#.E5.AE.89.E5.AE.9A.E6.80.A7
「L1 に置いた物体を 2 体のどちらかに近づくようにずらすと、近づいた方の物体から受ける重力は強まり、より近くへと引っ張られる。」
「L1, L2, L3 は名目上は不安定な平衡点だが、少なくとも制限三体問題では、これらの点の近くに安定な周期軌道が存在することが分かっている。」
「これは完全な周期軌道で、ハロー軌道と呼ばれる。太陽系のような制限なしの多体力学系にはこの軌道は存在しない。しかし、準周期的な(束縛されているが正確に同じ軌道を繰り返し描くわけではない)リサジュー軌道はN体系にも存在している。」
「この準周期軌道はこれまで行われたラグランジュ点を使う全ての宇宙ミッションで実際に使われてきた。この軌道は完全に安定ではないが、比較的小さな労力で長期にわたって目的のリサジュー軌道に宇宙機を留めておくことができる。」
つまり、L1に送り込まれるNASAの太陽・地球環境観測衛星(厳密には、衛星じゃないんでしょうが)は、リサージュ軌道を描くことになるんだろう。
(DSCOVR:Deep Space Climate Observatory)
http://www.nesdis.noaa.gov/DSCOVR/
上記の解説にもある通り、たとえば、L1に置いた物体を太陽の方にちょっとでも近づけると、太陽側に引かれる方の力は強くなり、地球側に引かれる方の力は弱くなる。
で、何もしないと一気にバランスを失って、太陽に吸い込まれてしまうわけだな。
逆に、地球に近づけようとすると、またまた行き過ぎて、今度は地球に墜落ということになる。
この、行ったり来たりのバランスをできるだけ少ない労力で、加減よく行うかというのが難しいわけだ。
実際の宇宙では、リサージュ軌道に乗っていれば、効率良く、L1周囲に長期間留まることが出来るという。
ここで、浮沈子はピンと来たわけだな。
CCRでホバリングするときに、応用できるんじゃないのかあ?。
しかし、水中でリサージュ図形を描くなんてことができるんだろうか?。
良く考えてみれば、浮力と重力のバランスの場合は、力の発生源は点ではなく面として存在するので、力学的にリサージュ図形を描くことは出来ない。
残念ながら、宇宙空間でL1に留まるよりも、CCRでホバリングする方が難しいのだ(というより、浮力調整に使うディリュエントが必要ということになる)。
いいアイデアだと思ったんだがなあ・・・。
オープンウォーターでは、マーカーブイ上げて、深度計見ながらぶら下がってるのが一番いい。
最終減圧は、浅くて長いので、ディリュエントの残量にヒヤヒヤしながらホバリングするよりは、潔く重りになってしまうのが気が楽だ。
その場合でも、できる限り中性浮力に近い負の浮力を保っている方がいい。
そう、この状態(マーカーブイにぶら下がっている状態)なら、浮力は1点によって与えられているので、ラグランジュ点に近い状態である。
ああ、ひょっとして、離れた2つのマーカーブイから、Y時振り子のようにぶら下がれば、労なくしてリサージュ図形が描けるわけだ!。
まあ、あんま、意味ないんですが・・・。
おとなしく、1個のマーカーブイにぶら下がっていればいいだけじゃん・・・。
太陽ー地球系のL1は、150万キロ離れたところにある。
惑星軌道だな。
地球の周りを周回するのではなく、太陽の周りを、地球と一緒に回ることになる。
太陽と地球の間とはいえ、1億5千万キロのうち、ちょうど99パーセント地球寄りということになる。
つーか、1パーセントしか離れていない。
それでも、月の軌道のほぼ4倍、地球の静止軌道の約42倍の距離である。
遠い。
そんなところまで、人工衛星(惑星)を送り込んで、一体何をしようとしているのか。
太陽が地球に与える影響の観測ということなのだろうが、今一つ、ピンと来ないな。
オーロラができるとか、磁気嵐がくるとか、そういうことなんだろうが、これからインターネットが衛星経由でバンバン繋がり出すと、その有難味が分かるようになるのかもしれない。
(宇宙天気予報)
http://swc.nict.go.jp/forecast/
「本日の太陽フレアは、やや活発、磁気騒乱及びプロトンは静穏でしょう!」
ってな感じい?。
「予報についての説明:
予報期間は、日本時間の午後3時から翌日の午後3時までの24時間」
「フレア予報:説明
・静穏(Quiet):Cクラスフレアの発生確率が50%未満。
・やや活発(Eruptive):Cクラスフレアの発生確率が50%以上。
・活発(Active):Mクラスフレアの発生確率が50%以上。
・非常に活発(Major Flares):Xクラスフレアの発生確率が50%以上。」
「地磁気予報:説明
・静穏(Quiet):地磁気K指数が4未満の静穏な状態が期待される。
・やや活発(Active):地磁気K指数4の現象が期待される。
・活発(Mainor storm):地磁気K指数5の現象が期待される。
・非常に活発(Major storm):地磁気K指数6の現象が期待される。」
「高エネルギー粒子の予報:説明
・静穏(Quiet):現象の発生していない静穏な状態。
・現象発生中(Event in progress):10MeV以上のエネルギーのプロトン粒子が10PFU以上の現象が進行中。
・強い現象発生(Major proton event):100MeV以上のエネルギーのプロトン粒子が100PFU以上の現象が期待される。」
なんのことやら・・・。
まあいい。
分かる方には、分かるんだろう。
(SOHO (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOHO_%28%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F%29
「2013年6月に、2016年12月までのミッション拡張が承認された」
(ACE (探査機))
http://ja.wikipedia.org/wiki/ACE_(%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F)
「 探査機の状態は良好で、2024年まで軌道を維持できるだけの燃料があるとされている。」
L1での探査機は、DSCOVRで3機目ということになる。
我が国も太陽観測衛星を打ち上げているが、地球周回軌道上の衛星であって、L1常駐型ではない。
(ようこう)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%86
(ひので (人工衛星))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%AE%E3%81%A7_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)
せいぜい600kmとか700kmくらいの、ショボイ地球周回軌道である。
どーせなら、水星より内側行って、チリチリ焼かれながら、じっくり観測してもらいたいんだがなあ・・・。
考えてみれば、太陽は、地球に最も近い恒星で、全太陽系の生物が依存している有り難い星である。
茫漠たる宇宙空間に浮かぶ、オアシスであり、同時に地獄でもある。
こいつが爆発でもしようものなら、一切合財がパーになるわけで、よーく観測してもらいたいもんだな。
CCRの普及 ― 2015年02月09日 21:17
CCRの普及
CCRって、本当に普及するんだろうか?。
(0209 ダイビング運用雑感)
http://jsuga.exblog.jp/24111414/
「特にリブリーザー関連について、この10年先まで見た場合、一般化するものでもないと思うが、一般化の方向にベクトルが働いた場合、ダイビングフアンの中間層が抜け出てしまって、高度なテクニカルダイバーとC-カードをとって、2年でやめてゆくダイバーの二層化が進む可能性がある。それがダイビングショップとメーカーにとって、プラスになるかマイナスになるかわからないけれど、更に二層化が進むのだと思う。」
10年間一般化しないということになると、浮沈子的には、ちっと困るなあ。
せめて、あと2、3年のうちには、テクニカルダイビングではなく、レクリエーショナルダイビングの潜水器として、ふつーになってもらいたい。
ポセイドンは、そのポテンシャルを持っているし、少なくともセブンを使っている浮沈子からすると、動作も安定しているので、後は価格だけ。
それは、普及と表裏の関係にあるので、台数が出るようになれば、安い機種が生まれてくるだろう。
浮沈子的には、今の機種は性能が過剰のような気がする。
タンクも、少し小さめでいい。
2リッターもあれば、十分ではないのか。
その代わり、必ずベイルアウト用のアウトボード用タンクを携行して、使い方もマスターする。
スクラバーはプレパッキング(必須!)で、容量は少なくていい。
本当に、レクリエーショナル限定でいいのだ。
60分のレクリエーショナルダイビングを2本、ガスやスクラバーの補充なしに行うことが出来れば十分である。
現在の3分の2ということになるのかな。
値段も、せめてそのくらいになって欲しいんだけど・・・。
可能ならば、半額か、それ以下で出して欲しいな(50万円以下)。
セブのスコッティーズみたいに、栓を捻れば酸素が出てくる環境が当たり前になって、逆に、スクラバーは詰め替えなんかしなくても、期限内のソフノダイブがいくらでも手に入るようになれば、冒頭で引用した記事の中の、2年で止めちゃうダイバーだって、「おっ?、またやってみっかな?」と思うようになるかもしれない。
それでも、高いということなら、レンタル器材でもいい。
これまた、需要と供給の関係だが、スクラバーとタンク(ベイルアウト用含む)込みで、1万円未満くらいなら、お試し価格としては悪くないんじゃね?。
もちろん、ここで儲けを出そうなんて、セコイこと考えると失敗する。
多少コスト割れしても、販促込みで考えれば、割が合うような気がする。
ダイビングの質の問題を考えると、CCRでのダイビングは、オープンサーキットとは一線を画している。
その付加価値を考えると、イニシャルコストが多少高くても、元を取ることは容易い。
逆に、オープンサーキットで、その付加価値を与えることは不可能だ。
単価の叩き合いによる価格競争に陥らないために、差別化を計るなら最高の選択であることは間違いない。
ナイトロックスでも、SCRでもない、CCRならではの付加価値である。
取扱いが面倒だという方がいるかもしれない。
浮沈子は、それは否定しない。
構造や機能、それらを踏まえた運用をしっかりと理解したうえでなければ、使用すべき器材ではない。
しかし、それはデメリットだろうか?。
鼻を摘んで、3分間のプレブリージング(=人体実験?)を行うことは、ちょっとハズカシイ儀式だが、それによって器材の性能を最終確認するということを考えれば、人様ではなく、自ら率先して行う行為のはずである。
ベイルアウト用ガスへの切り替え機能、オフボードシリンダーの機能確認も、またしかりである。
儀式の意味を理解し、高度な器材を安全に使いこなすこと自体が、ステータスであり、自覚したCCR使いの証なのだ。
ああ、もちろん、オープンサーキットでも同じことはいえる。
BWRAF(ビギン・ウィズ・リビュー・アンド・フレンズ)、何のことか覚えてますよね!。
まあいい。
浮沈子は、既にCCRが一般に普及するのは当然で、その後のことを考えている。
殆どのダイバーがCCRで潜る中、数少ないオープンサーキットのダイバーを、どう扱っていったらいいのか・・・。
せめて、ナイトロックスでサイドマウント2本差しでないと、同じプロファイルで潜らせるわけには行かないし、当然のことながら加速減圧する必要も出てくる。
水面休息時間を短縮するためには、ボート上でも100パーセント酸素を吸入させ続けなければならないだろう。
手間も暇も器材も余分に掛かり、ひょとしたらコストも高くつくかもしれない(他のお客さんの迷惑になるから、遠慮してもらうことになるのかあ?)。
それでも、商売的には、オープンサーキットお断りとはいえないし、シングルタンクでバックマウントでしか潜れないダイバーのために、専用のガイドをつけなければならないとしたら、うま味もないことになってしまう。
そっちの方の単価を、CCRより高くするわけにもいかないし・・・。
そう考えると、まるでオセロゲームのように、レクリエーショナルレベルでのCCRの普及は一気に進むことになる。
たぶん、CCRのお客さんが3割超えたら、オープンサーキットを見限った方が得策かもしれない(他のショップのお客さんを、一気に取れるし!)。
オープンサーキットと、両方対応している暇なんてないのだ!。
タンク屋さんの商売としてはどうだろうか?。
小さいタンクで、運搬コストも下がり、顧客当りの単価も上がり、いいこと尽くめのような気がするんだが。
何たって、最低でも一人3本(オフボード含む)使ってくれるんだから。
水中では、毒ガスでしかない21パーセントナイトロックス(クウキともいう)を吸わずに済むだけでも、CCRのメリットは計り知れない。
ホントに普及しだしたらどうするつもりなのか、今から真剣に考えておかないと、その変化に取り残されてしまいそうな気がする。
PADIも、そろそろCCRでIEやる準備を整えておいた方がいいんじゃね?(水中での器材脱着とか、どーする?)。
しかし、問題は、そのオセロの角地をどうやって取るかだな。
そのキーになるのは、現地サービスの充実だと考えている。
純酸素の充填、タンクでの供給、ディリュエントタンクの対応、スクラバーの販売、レンタル器材の提供・・・。
これらは、別にオープンサーキットと競合しても構わない。
売れれば正義である。
後は、ショップとの責任分界点を明確にして、リスクを回避しておくことだ。
引率者や利用者のスキルの確認など、適正な手順を踏んでサービスを提供する。
国内だけでなく、海外でも同じだろう。
ガイドと器材サービスを分離して、それぞれが役割を果たせばいい。
酸素の扱いでは、我が国では若干遅れることはあるだろうが、高圧則の改訂や適正な規制緩和が進み、海外からの圧力(CCRダイバーは、みんな海外へ行ってしまう・・・)などがあれば、いやいやながら対応せざるを得なくなる。
ダイビングという娯楽は、安いから選ばれるのではない。
そこで、日常では得がたい体験を得ることができるからこそ、選ばれるレジャーだ。
ダイビングを始めて、短期間で離れてしまうのは、その非日常の体験が、日常化してしまい、先が見えてしまうからなのではないのか。
初めて水中世界を覗くことに匹敵するインパクトを与えることができるのは、ナイトロックスでもサイドマウントでもない。
たぶん、SCRでもない(先を考えると)。
全く新しい水中体験を与えることができるCCR以外には、ダイビングの未来はないと、浮沈子は言い切ってしまおう!。
それでも、CCRなんて、ゲップが出るほど潜ったから、他には何かないのかという贅沢な御仁がおられるかもしれない。
その時こそ、取って置きの水中スクーターと、バブルリングガンで、水中戦争だな!(バシュー、バシュー、バシュー)。
それでも飽き足らなかったらどうするか。
テクニカルダイビングなんて、それから始めても遅くないような気がするんだが・・・(もちろん、CCRでネ!:SCRでは、ちょっと制限があるんで)。
CCRって、本当に普及するんだろうか?。
(0209 ダイビング運用雑感)
http://jsuga.exblog.jp/24111414/
「特にリブリーザー関連について、この10年先まで見た場合、一般化するものでもないと思うが、一般化の方向にベクトルが働いた場合、ダイビングフアンの中間層が抜け出てしまって、高度なテクニカルダイバーとC-カードをとって、2年でやめてゆくダイバーの二層化が進む可能性がある。それがダイビングショップとメーカーにとって、プラスになるかマイナスになるかわからないけれど、更に二層化が進むのだと思う。」
10年間一般化しないということになると、浮沈子的には、ちっと困るなあ。
せめて、あと2、3年のうちには、テクニカルダイビングではなく、レクリエーショナルダイビングの潜水器として、ふつーになってもらいたい。
ポセイドンは、そのポテンシャルを持っているし、少なくともセブンを使っている浮沈子からすると、動作も安定しているので、後は価格だけ。
それは、普及と表裏の関係にあるので、台数が出るようになれば、安い機種が生まれてくるだろう。
浮沈子的には、今の機種は性能が過剰のような気がする。
タンクも、少し小さめでいい。
2リッターもあれば、十分ではないのか。
その代わり、必ずベイルアウト用のアウトボード用タンクを携行して、使い方もマスターする。
スクラバーはプレパッキング(必須!)で、容量は少なくていい。
本当に、レクリエーショナル限定でいいのだ。
60分のレクリエーショナルダイビングを2本、ガスやスクラバーの補充なしに行うことが出来れば十分である。
現在の3分の2ということになるのかな。
値段も、せめてそのくらいになって欲しいんだけど・・・。
可能ならば、半額か、それ以下で出して欲しいな(50万円以下)。
セブのスコッティーズみたいに、栓を捻れば酸素が出てくる環境が当たり前になって、逆に、スクラバーは詰め替えなんかしなくても、期限内のソフノダイブがいくらでも手に入るようになれば、冒頭で引用した記事の中の、2年で止めちゃうダイバーだって、「おっ?、またやってみっかな?」と思うようになるかもしれない。
それでも、高いということなら、レンタル器材でもいい。
これまた、需要と供給の関係だが、スクラバーとタンク(ベイルアウト用含む)込みで、1万円未満くらいなら、お試し価格としては悪くないんじゃね?。
もちろん、ここで儲けを出そうなんて、セコイこと考えると失敗する。
多少コスト割れしても、販促込みで考えれば、割が合うような気がする。
ダイビングの質の問題を考えると、CCRでのダイビングは、オープンサーキットとは一線を画している。
その付加価値を考えると、イニシャルコストが多少高くても、元を取ることは容易い。
逆に、オープンサーキットで、その付加価値を与えることは不可能だ。
単価の叩き合いによる価格競争に陥らないために、差別化を計るなら最高の選択であることは間違いない。
ナイトロックスでも、SCRでもない、CCRならではの付加価値である。
取扱いが面倒だという方がいるかもしれない。
浮沈子は、それは否定しない。
構造や機能、それらを踏まえた運用をしっかりと理解したうえでなければ、使用すべき器材ではない。
しかし、それはデメリットだろうか?。
鼻を摘んで、3分間のプレブリージング(=人体実験?)を行うことは、ちょっとハズカシイ儀式だが、それによって器材の性能を最終確認するということを考えれば、人様ではなく、自ら率先して行う行為のはずである。
ベイルアウト用ガスへの切り替え機能、オフボードシリンダーの機能確認も、またしかりである。
儀式の意味を理解し、高度な器材を安全に使いこなすこと自体が、ステータスであり、自覚したCCR使いの証なのだ。
ああ、もちろん、オープンサーキットでも同じことはいえる。
BWRAF(ビギン・ウィズ・リビュー・アンド・フレンズ)、何のことか覚えてますよね!。
まあいい。
浮沈子は、既にCCRが一般に普及するのは当然で、その後のことを考えている。
殆どのダイバーがCCRで潜る中、数少ないオープンサーキットのダイバーを、どう扱っていったらいいのか・・・。
せめて、ナイトロックスでサイドマウント2本差しでないと、同じプロファイルで潜らせるわけには行かないし、当然のことながら加速減圧する必要も出てくる。
水面休息時間を短縮するためには、ボート上でも100パーセント酸素を吸入させ続けなければならないだろう。
手間も暇も器材も余分に掛かり、ひょとしたらコストも高くつくかもしれない(他のお客さんの迷惑になるから、遠慮してもらうことになるのかあ?)。
それでも、商売的には、オープンサーキットお断りとはいえないし、シングルタンクでバックマウントでしか潜れないダイバーのために、専用のガイドをつけなければならないとしたら、うま味もないことになってしまう。
そっちの方の単価を、CCRより高くするわけにもいかないし・・・。
そう考えると、まるでオセロゲームのように、レクリエーショナルレベルでのCCRの普及は一気に進むことになる。
たぶん、CCRのお客さんが3割超えたら、オープンサーキットを見限った方が得策かもしれない(他のショップのお客さんを、一気に取れるし!)。
オープンサーキットと、両方対応している暇なんてないのだ!。
タンク屋さんの商売としてはどうだろうか?。
小さいタンクで、運搬コストも下がり、顧客当りの単価も上がり、いいこと尽くめのような気がするんだが。
何たって、最低でも一人3本(オフボード含む)使ってくれるんだから。
水中では、毒ガスでしかない21パーセントナイトロックス(クウキともいう)を吸わずに済むだけでも、CCRのメリットは計り知れない。
ホントに普及しだしたらどうするつもりなのか、今から真剣に考えておかないと、その変化に取り残されてしまいそうな気がする。
PADIも、そろそろCCRでIEやる準備を整えておいた方がいいんじゃね?(水中での器材脱着とか、どーする?)。
しかし、問題は、そのオセロの角地をどうやって取るかだな。
そのキーになるのは、現地サービスの充実だと考えている。
純酸素の充填、タンクでの供給、ディリュエントタンクの対応、スクラバーの販売、レンタル器材の提供・・・。
これらは、別にオープンサーキットと競合しても構わない。
売れれば正義である。
後は、ショップとの責任分界点を明確にして、リスクを回避しておくことだ。
引率者や利用者のスキルの確認など、適正な手順を踏んでサービスを提供する。
国内だけでなく、海外でも同じだろう。
ガイドと器材サービスを分離して、それぞれが役割を果たせばいい。
酸素の扱いでは、我が国では若干遅れることはあるだろうが、高圧則の改訂や適正な規制緩和が進み、海外からの圧力(CCRダイバーは、みんな海外へ行ってしまう・・・)などがあれば、いやいやながら対応せざるを得なくなる。
ダイビングという娯楽は、安いから選ばれるのではない。
そこで、日常では得がたい体験を得ることができるからこそ、選ばれるレジャーだ。
ダイビングを始めて、短期間で離れてしまうのは、その非日常の体験が、日常化してしまい、先が見えてしまうからなのではないのか。
初めて水中世界を覗くことに匹敵するインパクトを与えることができるのは、ナイトロックスでもサイドマウントでもない。
たぶん、SCRでもない(先を考えると)。
全く新しい水中体験を与えることができるCCR以外には、ダイビングの未来はないと、浮沈子は言い切ってしまおう!。
それでも、CCRなんて、ゲップが出るほど潜ったから、他には何かないのかという贅沢な御仁がおられるかもしれない。
その時こそ、取って置きの水中スクーターと、バブルリングガンで、水中戦争だな!(バシュー、バシュー、バシュー)。
それでも飽き足らなかったらどうするか。
テクニカルダイビングなんて、それから始めても遅くないような気がするんだが・・・(もちろん、CCRでネ!:SCRでは、ちょっと制限があるんで)。
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