RTCとBIOSとスターライナーの怪しい関係 ― 2020年01月07日 18:11
RTCとBIOSとスターライナーの怪しい関係
先日、ポセイドンセブンのスマートバッテリーのリアルタイムクロックの設定で苦労した話は、既に書いた。
(リアルタイムクロック)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
「リアルタイムクロックはシステムの電源が切られていてもバッテリバックアップなどにより「時刻」を刻み続けることが特徴である。これに対し、オペレーティングシステムが持つ時刻機能(以下システム時刻)はタイマーにより「時間」を測定しそれを積算するもので、分解能はリアルタイムクロックに勝るが、シャットダウンすると時刻情報が失われ、次にシステムを起動したときにRTCを参照して設定する必要がある。」
解説を読んでいて思い出したのは、先月末に大チョンボをやらかしたスターライナーのことだ。
ロケット(アトラスV:N22型)から宇宙船(CST-100:スターライナー)へ時刻情報を渡す際に、11時間も先の情報を渡したんだそうだ(B社は、うちが悪かったと言ってますが)。
やれやれ・・・。
パソコンとかでは、OSが管理する時刻の取り扱いについて、いろいろ決め事があるようだ。
(パソコンの時計 ハードウェア クロックとシステム クロック)
http://park12.wakwak.com/~eslab/pcmemo/clock/
「パソコンで使用される唯一の時計(時刻情報源)はシステム クロックと呼ばれ、OS(Windows や Linux)が維持管理します。」
画像は、浮沈子がこのブログを打っているパナソニックのCF-J9という機種に採用されているAMIバイオス(BIOS:ベーシックイン/アウトシステム)の設定画面だが、まだOSは立ち上がっていない。
そのくせ、「システム日付」とか「システム時間」などと、えらそーな名前で書かれている。
実際には、起動時にはこの時刻情報をOSに渡し、終了時(シャットダウンや再起動の際)にOSが管理するちゃんとしたシステムクロックを書き戻す仕掛けがあるようだ(Windows は時刻情報(システム クロック)が修正されると、直ちにハードウェア クロックに書き込みが行われるようです。)。
ふうーん・・・。
バイオス側が参照している時計は、ハードウェアクロックと呼ばれ、基板上のICが生成している。
「ハードウェア クロックはマザーボード上の IC に実装され、RTC(Real Time Clock)あるいはCMOSクロックとも呼ばれます。他のシステム(OS)からは独立しており、コンピュータの電源を切ってもバックアップ電池により動作を継続します。
※ BIOS 設定で表示される時刻・日付の情報はハードウェア クロックです。」
今時の気の利いたPCは、ネットワークに接続され、NTP(ネットワークタイムプロトコル)によって、正確な時刻を刻んでいる。
まあ、IoTが進めば、パソコンが寝てる時でも、ハードウェアクロックが自動でNTPによる時刻取得を行うようになって、両者の区別は曖昧になるかも知れないけどな。
CCRのように、ネットが繋がらないところで運用されるような組み込みマシンは、たまにはパソコンと同期させてRTCを修正してやらなければならない。
まあ、スターリンク衛星によるインターネット接続が地球上どこでも実現され、セブン(その頃にはエイトかあ?)との同期が可能になれば、パソコンの代わりにフェイズドアレイアンテナが必要になるかも知れない。
ファームウェアも自動でアップデートしてくれたりすると、なおいい。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、明け方の気温が5度を切り、日中も10度に届かず、うすら寒い一日となった。
午後から小雨が降り出したこともあって、フィットネスは自動的にサボリ。
ファルコン9の打ち上げを見たり、ブログを書いたり、ネットを徘徊して過ごす。
週末のSPIの予習とかは、明日以降にする予定(得意の先送り!)。
浮沈子のハードウェアクロック(或いはRTC)は、自由自在に変更される。
腹が減ると、針の進みが早いしな・・・。
先日、ポセイドンセブンのスマートバッテリーのリアルタイムクロックの設定で苦労した話は、既に書いた。
(リアルタイムクロック)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
「リアルタイムクロックはシステムの電源が切られていてもバッテリバックアップなどにより「時刻」を刻み続けることが特徴である。これに対し、オペレーティングシステムが持つ時刻機能(以下システム時刻)はタイマーにより「時間」を測定しそれを積算するもので、分解能はリアルタイムクロックに勝るが、シャットダウンすると時刻情報が失われ、次にシステムを起動したときにRTCを参照して設定する必要がある。」
解説を読んでいて思い出したのは、先月末に大チョンボをやらかしたスターライナーのことだ。
ロケット(アトラスV:N22型)から宇宙船(CST-100:スターライナー)へ時刻情報を渡す際に、11時間も先の情報を渡したんだそうだ(B社は、うちが悪かったと言ってますが)。
やれやれ・・・。
パソコンとかでは、OSが管理する時刻の取り扱いについて、いろいろ決め事があるようだ。
(パソコンの時計 ハードウェア クロックとシステム クロック)
http://park12.wakwak.com/~eslab/pcmemo/clock/
「パソコンで使用される唯一の時計(時刻情報源)はシステム クロックと呼ばれ、OS(Windows や Linux)が維持管理します。」
画像は、浮沈子がこのブログを打っているパナソニックのCF-J9という機種に採用されているAMIバイオス(BIOS:ベーシックイン/アウトシステム)の設定画面だが、まだOSは立ち上がっていない。
そのくせ、「システム日付」とか「システム時間」などと、えらそーな名前で書かれている。
実際には、起動時にはこの時刻情報をOSに渡し、終了時(シャットダウンや再起動の際)にOSが管理するちゃんとしたシステムクロックを書き戻す仕掛けがあるようだ(Windows は時刻情報(システム クロック)が修正されると、直ちにハードウェア クロックに書き込みが行われるようです。)。
ふうーん・・・。
バイオス側が参照している時計は、ハードウェアクロックと呼ばれ、基板上のICが生成している。
「ハードウェア クロックはマザーボード上の IC に実装され、RTC(Real Time Clock)あるいはCMOSクロックとも呼ばれます。他のシステム(OS)からは独立しており、コンピュータの電源を切ってもバックアップ電池により動作を継続します。
※ BIOS 設定で表示される時刻・日付の情報はハードウェア クロックです。」
今時の気の利いたPCは、ネットワークに接続され、NTP(ネットワークタイムプロトコル)によって、正確な時刻を刻んでいる。
まあ、IoTが進めば、パソコンが寝てる時でも、ハードウェアクロックが自動でNTPによる時刻取得を行うようになって、両者の区別は曖昧になるかも知れないけどな。
CCRのように、ネットが繋がらないところで運用されるような組み込みマシンは、たまにはパソコンと同期させてRTCを修正してやらなければならない。
まあ、スターリンク衛星によるインターネット接続が地球上どこでも実現され、セブン(その頃にはエイトかあ?)との同期が可能になれば、パソコンの代わりにフェイズドアレイアンテナが必要になるかも知れない。
ファームウェアも自動でアップデートしてくれたりすると、なおいい。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、明け方の気温が5度を切り、日中も10度に届かず、うすら寒い一日となった。
午後から小雨が降り出したこともあって、フィットネスは自動的にサボリ。
ファルコン9の打ち上げを見たり、ブログを書いたり、ネットを徘徊して過ごす。
週末のSPIの予習とかは、明日以降にする予定(得意の先送り!)。
浮沈子のハードウェアクロック(或いはRTC)は、自由自在に変更される。
腹が減ると、針の進みが早いしな・・・。
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