三度目の正直でPHEIC宣言なれども渡航制限は課さず2020年01月31日 07:13

三度目の正直でPHEIC宣言なれども渡航制限は課さず


(「貿易と渡航制限勧めず」 WHO記者会見要旨:追加)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55073200R30C20A1000000/

「勧告:
・国際的な貿易と渡航の制限を勧めない。
・公衆衛生の制度が整っていない国を支援しなければいけない。
・予防接種、治療、診断法の開発を急ぐべきだ。
・噂や偽の情報に惑わされてはいけない。
・感染者の特定、隔離などに必要な資金や人員を確定させなければいけない。
・各国が一致団結する必要がある。」(記事では勧告は7つとあるが、6つしかないじゃん!?。)

(第2回国際保健規制会議(2005)の新規コロナウイルスの発生に関する緊急委員会に関する声明(2019-nCoV):追加)
https://www.who.int/news-room/detail/30-01-2020-statement-on-the-second-meeting-of-the-international-health-regulations-(2005)-emergency-committee-regarding-the-outbreak-of-novel-coronavirus-(2019-ncov)

例によって、テキトーな浮沈子の予想に反して、WHOはPHEIC宣言を行った。

ある意味で妥当だろうし、今回の決定に不満なのは中国だけだろうからな。

問題ない。

しかし、感染拡大防止という観点から、今後どれだけ有効な手段が取られるかということになれば、いささか心もとない。

ワクチンや治療薬といった正攻法の手段が有効になるのは早くて数か月、ことによると数年後のことになる。

手洗いなどの基本的な防護策で当面凌ぐしかない。

ウイルスの変異など、予測不可能な事態はあり得る。

それでなくても、中国での爆発的な感染を止めることはできなくなりつつあり、何をやっても同じという受け入れ難い状況になっている。

じゃあ、やめちゃえばあ?。

14億人が罹患し、4500万人が死ぬ。

最大の援助を必要としているのは、実は原発国である中国だろう。

その意味でも、PHEIC宣言の発動は良かった。

予想が外れてこれほど嬉しかったことはない。

が、状況が状況だけに、手放しで喜ぶことはできない。

なんせ、緊急事態だからな。

でもな、昨夜はほとんど眠れなかったしな。

緊急事態だけど、今夜からは枕を高くして眠れるようになるからな・・・。

もはや武漢の問題ではない新型コロナウイルス肺炎の流行2020年01月31日 11:01

もはや武漢の問題ではない新型コロナウイルス肺炎の流行
もはや武漢の問題ではない新型コロナウイルス肺炎の流行


以下のリンクは、随時、最新情報に更新されていくので、引用時点でのスナップショットとは異なる。

(2020年1月31日午前9時09分国立統計)
https://3g.dxy.cn/newh5/view/pneumonia

「地域:確定診断
・・・武漢:2639
・・・武漢以外の湖北省:‭3167
・・湖北省:5806」
・・湖北省以外の中国:3914
・中国全土:9720」
(香港、マカオ、台湾含む:湖北省以外の中国は、全土合計から湖北省分を差し引いて算出)

既に、武漢市単独での患者数は、武漢市以外の湖北省の過半数を割り込んでいる。

この傾向は、続いていくと思われる(テキトーです)。

今後注目していかなければならないのは、湖北省以外の中国で、感染者がどれ程増加していくかという動向だな。

中国当局も、その点を重視しているようだ。

引用したページは、英語版のウィキが参照している。

公式統計は、実態を反映しているとは限らない。

つーか、構造的に実態と乖離する。

数字が怪しいとかいうより、統計から漏れる感染者が膨大だからだ。

感染して、症状が出て、病院に行って診察してもらえて、検査をしてもらえて、陽性になって初めて統計に載る。

まず、感染したかどうかは無症状の段階では分からない。

無症候キャリアがうじゃじゃいる状況では、いつ、どこで、誰からうつされたかなんてわからないし、そもそも、うつされたかどうかも分からない。

下手すると、無症状のまま他の人々にうつしていく。

そういう感染者は、統計には絶対に載らないからな。

それは、今後も変わらない。

運よく(悪く?)発症しても、病院にかからないまま治ったり、治らずに死んじまったりすれば、これも統計には載らない。

武漢では、既にそういう事例が溢れている。

診療機会が十分に与えられなければ、今後も増えていくことが予想される。

病院にかかったとしても、全員が検査を受けるわけではない。

数万人が病院に押し寄せていると言われるが、その中で検査を受けられる人は限られている(たぶん)。

検査を待っている間に、対症療法で治癒したり、死んじまったりすれば、これも統計には載らない。

ここまでの段階で除外された感染者数は、直ちに反映されないということではなく、未来永劫載らないのだ。

ちゃんと検査をし、陽性反応が出て、統計に載ってくるのは、ごく一部に留まるのは仕方ない。

更に、タイムラグというヤツもある。

我が国のように、街中の診療所でも、翌日に検査結果が得られる環境にはない(たぶん)。

数日程度の遅れで結果を得られれば上等だろう。

更にさらに、その数字を事務的に処理して、医療機関から行政機関に報告するまでの時間もかかる。

数日程度は想定の範囲内だ。

で、結局、我々が目にすることができるまでには、概ね1週間程度のタイムラグが存在すると考えるのが妥当だ。

今朝の数字は、ほぼ1週間前の、しかも、宝くじに当たったごく一部の感染者の数字を見ているに過ぎない(そうなのかあ?)。

そのタイムラグの間にも、名目上の(いずれは統計に載ってくる)感染者は増え続けるし、未来永劫統計に載らない感染者は、さらに増え続けている。

こんな数字を当てにして政策決定をしていたのでは、国を誤らせることになるのは当然だ。

中国は、実際そうなったしな。

統計に表れた数字を「事実」として、それに基づいて方針を決定すべきだとほざいた。

あほか・・・。

まあいい。

今朝の感染者は、1万人に迫っているが、実際は既に10万人だったとしても浮沈子は全く驚かないし、そう考えるのが自然だ。

これは、感染者数だけではなく、死者数につていも言える。

統計に反映されない死者の数は膨大になると思われる。

中国では、毎日10万人の死者が出ている(テキトーです)。

病院に入院して死ぬ人間なんて、その中のごく一部だし、大部分の人は病院外で死ぬ。

死んだ人間から血液などを採取して、貴重な検査キットを浪費するなんてことは絶対にしない。

数百人の死者と言われているけど、真っ赤なウソに決まっている。

別に、ウソをつこうとしているわけじゃないだろうけど。

それもやむを得ない。

じゃあ、大本営発表は何の役にも立たないかと言われれば、そんなことは決してない。

本当の感染者や死者を把握するための重要な情報になる。

どれだけの割合で統計から漏れるかを考慮して推定したり、あるいは別の方法と突き合わせたりして、本当の数字を探るためのベースだ。

少なくとも、これだけの「事実」があると押さえておかなければ、先に進むことはできない。

何かを決めなければならない時に、表面に現れた一見確からしい「事実」に惑わされるべきではない。

その「事実」を表層に押し出している「真実」を見極めなければならない。

数理モデルは、その一つの方法だが、万能じゃない。

前提となる疾病の特質や、変化する社会情勢、当局の対応の全てをリアルタイムで取り込むことはできない。

もちろん、経験や勘に頼っていた対策を、合理化する助けにはなる。

場合によっては、逆に、疾病の実態を明らかにすることも期待される。

我が国における対策は、後手後手に回っている感じがするが、今こそ検査体制や予防に於いて、妥当な対策を取る必要がある。

我が国における感染者数は、わずかな数字だが、中国と同じように、統計をすり抜けることは簡単だ。

もう、武漢が発生の中心であることは忘れていいのではないか。

感染しているかどうかを見分けることは誰にもできない。

湖北省は依然として感染者の過半数を占めているが、それはおそらく一週間前の数字だし、「真実」の一部に過ぎない。

浮沈子は、それも忘れるべきだと考えている。

おそらく、感染者数の大半は、湖北省以外が占めるようになっているに違いない。

中国指導部は、国内の交通を規制してまで武漢からの拡散を防ごうとしたが、これまでのところ、成功したようには見えない。

「真実」としては、失敗に終わったと見るべきだろう。

どこかの時点で、国内の交通規制は解除され、ウイルスは大手を振って全土に広がる。

14億人が罹患し、4500万人が死亡する事態は、絵空事ではなくなる。

ウイルスの性質上、免疫が活発な健康人は、感染しても発症せずに他人にうつし続けるからな。

ワクチンと、特効薬が出来るまでは、通常の感染防止方法と対症療法で凌ぐしかない。

出来ることは限られているが、改善の余地がないわけではない。

検査キットを増産して、なるべく多くの人が、自分が感染者であるかどうかを知ることが重要だ。

一度だけではなく、必要なら毎日でも検査できるようにすることだな。

我が国の現状は、症状が出て、医療機関で問診を受け、武漢との関連(発症者との濃厚接触)がなければ、検査を受けることさえできないんだそうだ。

無症候キャリアからの感染事例がある以上、「事実」に基づく対策としても、既に合理性を欠いている。

少なくとも、発症者(ただの風邪かもしれなくても、該当する症状があれば全て)は、全員検査できるようにすべきだろう。

もちろん、ほとんどの検査結果は陰性になる。

だが、それでいいのだ。

ハズレは多いほどよろしい。

希望者は、症状がなくても実費で検査できる体制も必要だ。

そうした「事実」の積み重ねから、「真実」が明らかになっていく。

さもなければ、1億人が罹患して300万人が死ぬことになるだけだ。

何も心配することはない。

我が国だって、毎日1万人くらいは死んでいる(テキトーです)。

その数字に300万が加わることが、「真実」になるかどうかは、われわれが決めればいいだけだ・・・。

(「新型肺炎はヒト・ヒトで感染者10万人確実」北大教授が推計 流行は「5月までは続く」:追加)
https://bunshun.jp/articles/-/30437

「特に今回の新型肺炎は軽症で済む人もいるので、そういった人は病院で受診しないかもしれない。また、受診しても症状は咳と熱だけでインフルエンザと診断されているかもしれない。そうすると、潜在的な患者数と実際に報告があがっている患者数との間に大きな乖離が出来てしまう。」

「少なくとも2月第1週が終わる頃には、武漢を中心とした感染者が10万人を超えることは確実です。英米チームの35万人という数字も非現実的なものではありません。2月初旬は、中国当局が進める都市封鎖などの施策がどこまで効果が出ているか判断できるタイミングになるでしょう。」

「香港の研究チームも発表していますが、この感染は5月ごろまでは続くでしょう。私たちの研究でもほぼ同じ結果が出ています。まだ収束する気配はありませんから、長丁場になることが予想されています。」

5月かあ・・・。

長い長いトンネルだな。

それまで、中国が持ちこたえられるかだな。

今できることは何かを考えてみるけど、実際に出来るかどうかは考えないことに2020年01月31日 23:15

今できることは何かを考えてみるけど、実際に出来るかどうかは考えないことに


天下晴れて、PHEIC宣言も出たことだし、WHOは渡航制限とか勧告しないと言っているが、そうしたって、別に悪いことではない。

米国は、ちゃっちゃか中国全土に渡航制限掛けたしな(ロシア、北朝鮮は国境封鎖、欧州各国も直行便の一時停止や縮小に動いていいる)。

我が国は、まだ渡航禁止は湖北省だけ。

中国は、止めた方がいい程度だ(そうなのかあ?)。

今回の流行では、サーモグラフィは無力だ。

元々、あまり期待はできない(検出効果は1パーセントとも)。

発熱してたって、解熱剤で誤魔化して入国することは簡単にできるし、入国時にアンケート書いたって、ホントのこと書くとは限らない。

まずは、中国との人の往来を可能な限り絞ることだ。

我が国からは渡航禁止、先方からは入国禁止だな。

それでも、やむをえず移動しなければならない場合はどうするか。

まあ、既に武漢帰りの邦人にやっているように、2週間の検疫期間を置くことだな。

ペットとかでやってるヤツだ。

知性のある人間に対して行うというのは、いささか躊躇われるが仕方ない。

もちろん、ウイルス検査で陰性であっても、検出限界以下ということはあるからな。

2週間の間に、何度か検体を採取して確認して、大丈夫だとなったら無罪放免、感染してたら入国禁止でお帰り頂く。

片道、8万円かあ・・・。

まあいい。

そこまではいいとして、中国だけでいいのかという話もある。

世界20か国に蔓延したわけだから(蔓延かあ?)、それらの国々からの来日でも、同様の措置が求められる。

もちろん、日本から他国へ行く場合も同様にしなければならない。

PHEIC宣言にもあるように、各国は協力し合わなければならんからな。

まあ、例外的にウイルスが検出されるまでに時間が掛かるとか、何かのミスで厳重な検疫をすり抜けることがあるかも知れない。

そんな時に威力を発揮するのは、国内で新型コロナウイルスを検出する検査キットだ。

その辺を歩いている人が、感染者でないという保証は既にどこにもない。

人を見たら感染者と思え・・・。

簡易なサージカルマスクでウイルスを防御することはできないからな。

返り血を浴びないように注意しながら、片っ端からぶっ殺していくしかないのだ(そんなあ!)。

もちろん、相手にも同様の権利はあるからな。

そういう殺伐としたことにならないようにするには、感染しているかどうかを簡単に調べられ、分かりやすく表示していくことが求められる。

簡易キットで毎朝検査して、OKだったら緑の帽子を被り、朝忙しくて検査できなかったり、擬陽性(スクリーニング用の簡易キットだから、漏れはないけど擬陽性は出る)だったら、黄色い帽子を被る。

黄色は注意ではない。

黄色は止まれ!(信号機かよ)。

まあ、どうでもいいんですが。

黄色い帽子を被った人が前から歩いてきたら、道路の反対側に避けるしかない。

2メートル以上離れてすれ違えば、たぶん大丈夫だ(濃厚接触には当たらない)。

黄色い帽子を被って外出できるのは、1日まで。

医療機関に行って、確定診断を受けるまでの間だ。

診断結果が出るまでは、医療機関内で監視される。

赤い帽子はない(ちなみに、緑や黄色の帽子は、「感染帽子」という・・・)。

陽性者は、外出禁止、家族内での濃厚接触禁止。

部屋を分け、食事はドアの外に置いて、家人が立ち去ってから、そおっとドアを開けて部屋の中に取り込む・・・。

二週間経過して、検査の結果陰性になり、外に出てもいいということになるまで続ける。

違反した場合は、直ちに拘束され、厳重に隔離されたうえに、1泊8万円を請求される(2週間で120万円くらい:たっけー!)。

支払えない場合は、隔離施設の臨時スタッフとして、役務の提供を求められる。

時給なんて、どーせ1000円だろうから、4か月間くらい働いて返すことになる。

さて、外国との検疫体制と国内での感染防止(帽子?)態勢が整ったら、ワクチン製造と特効薬の開発に全力を挙げる(架空の簡易検査キットとかは、もう出来ているという想定だからな)。

ILCなんかに使う金があるなら、新型コロナウイルス用のワクチン開発に金を使うべきだろうな。

さっさと開発して、中国に高値で売りつけるわけだ。

不足しているマスクみたいに、法外な値段で吹っ掛ければいい(そうなのかあ?)。

もちろん、各国とも熾烈な競争になっているから、真の開発力が問われる。

中国だって黙って見ているわけではない。

なにしろ、周り中患者で溢れているからな。

臨床試験に不足はなかろう。

動物実験なんてすっ飛ばして、いきなり人間でやるかもな。

特色ある社会主義だそうだからな。

強力なライバルであることに違いはない。

米国は、3か月で開発すると言っている。

どうなることやら・・・。

特効薬としては、当面の代役(代薬?)として、現在のエイズの治療薬が効くと言われている。

ウイルスの増殖や発症を抑制する仕組みが似ているのかも知れない(未確認)。

開発に成功すれば、母数が巨大なだけに莫大な利益が見込める。

中国が開発に成功する可能性は高いが、それを世界各国に売りつけて経済のV字回復を図ろうとするかもしれない。

ころんでも、ただでは起きない強かさ・・・。

今日は、妄想に駆られていろいろ書いた。

直ちに実行できそうなのは、渡航禁止の決定と入国禁止の措置くらいだな。

世界中の国々との間で行うなら、2週間の検疫期間をどこで過ごしてもらうかということも重要になる。

まあ、全面的に渡航禁止だから、ホテルはがら空きで、収容先に困ることにはなるまい。

各部屋への食事の配達が大変そうだが、これを機会にロボットによるルームサービスを定着させてもいい。

最近の人は、ホテルに閉じ込められていても結構平気かも知れないしな。

年がら年中スマホ弄ってるからな。

2週間スマホ漬けになってもらえばいいのだ。

北大のセンセの予想では、5月くらいまでは続くということだからな。

暫くは掛かることになる。

2月がピークなどというのは、どだい無理な話なのだ。

徹底した感染管理が功を奏して、嵐のような流行が下火になり、夏までにはなんとか終息に至ると言いたいところだが、そう上手くいくだろうか?。

それとも、いつ終わるともない感染拡大が続いて、オリンピックの開催も危ぶまれる事態になっているんだろうか?。

今日も、各地の国際空港には、中国を初めとした世界各国から観光旅行やビジネス目的の来日外国人が後を絶たない(中国からのお客さんは減ってると思うんだがな)。

韓国も台湾も、タイもシンガポールも、どこもかしこも感染国だ。

オーストラリアは、インド洋に浮かぶ違法移民を監禁していたクリスマス島に、武漢からの帰国者を一時隔離するそうだ(滞在費も1000ドル取るらしい!)。

これを嫌がって、武漢に残るオーストラリア人もいるそうだ(ホントかあ?)。

米国は、軍事基地に閉じ込めて、一切外には出さない模様だし(逃げたりしたら、銃殺かもな)。

希望者は、ウイルス検査しないで家に帰っていいですよという甘い対応を取っていたどこかの国とは違う。

まあ、あと1時間もすれば、指定感染症への指定が発効して、強制的に隔離されることになるんだがな。

さて、明日は緑の帽子(感染帽子!?)でも買いに行こうか。

早いとこ買っとかないと、品薄になるかも知れないしな・・・。

(本稿は、あくまでも浮沈子の妄想なので、帽子の買い占めとかしないように・・・)