🐼ウクライナ侵攻不可避:プーチン決断!:米国大統領が明言 ― 2022年02月19日 10:28
ウクライナ侵攻不可避:プーチン決断!:米国大統領が明言
(米大統領「プーチン氏がウクライナ侵攻を決断」)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190010Z10C22A2000000/
「現時点で彼が決断したと確信している」
「ロシアはまだ外交を選択できる。緊張緩和のため交渉のテーブルに戻るのは今からでも遅くない」
「ロシア軍が数日以内にウクライナを攻撃し、ウクライナの首都キエフを標的にすると信じる理由がある」
「米国と同盟国・有志国が何週間も前から警告してきたシナリオとも一致している」
「侵攻するまではずっと外交の可能性がある」
外相会談は、24日予定とある。
Xデーは、その前だろうな。
「米軍のウクライナ派遣を改めて否定」
「ロシアがウクライナへの攻撃に核兵器を使用することはないとの見方」
「国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアを排除する案をめぐっては、侵攻直後のメニューには含めない見通し」
「選択肢に残っているが、最初の制裁パッケージには入らないだろう」
西側も、1枚岩ではない。
貿易規制や天然ガスパイプラインの稼働停止では、所詮、軍事活動は防げないのだ。
ロシア正規軍という、世界最大級の戦争マシンが、ウクライナに向けて動き出す。
ウクライナ侵攻不可避。
結局、誰が何をしても、プーチンを翻意させることはできなかった。
結果がどうあれ、彼が歴史に名を残すことだけは確実になった。
(プーチン氏は「侵攻決断」 ウクライナ危機、外相会談も―米大統領)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021900226&g=int
「現時点で彼は決断したと確信している。信じるに足る理由がある」
「外交の可能性は常にある」
「ウクライナ側が攻撃を仕掛けていると虚偽の主張を行うことで、ロシアが侵攻の口実づくりを図っていると非難」
偽旗作戦を見透かされているにも拘らず、事前の計画通りに進めているというわけだ。
ロシアらしいな・・・。
(バイデン氏、プーチン氏は「ウクライナ侵攻を決断したと思う」…自制も呼びかけ)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220219-OYT1T50162/
「プーチン露大統領はウクライナへの侵攻を決断したと思う」
「侵攻が実際に起こるまでは外交の機会は残されている」
バイデンの呼びかけは空しい。
つーか、そもそも思いとどまらせようとはしていないからな。
ウクライナへの侵攻にゴーサインを出したのは米国だからな(そうなのかあ?)。
経済制裁を受け入れるなら、いつでもどーぞ・・・。
ウクライナ侵攻は、浮沈子の妄想の中だけでなく、米国大統領の妄想にまで膨らんだ(そういうことかあ?)。
いや、もう、すでに、確定事項だ。
ウクライナ侵攻の号外が印刷され、全世界で配布される秒読みに入った。
キエフが最初の標的にされるというのは、ちょっと衝撃だな。
防御の時間を与えないという電撃作戦が行われるんだろう。
数日どころか、数時間で決着する。
首都を制圧し、政権を押さえ、東部の侵攻を進駐に変えることが出来れば、両軍の被害は最小限に抑えられる。
大規模戦闘はロシア軍も望んでいないに違いない。
既に、ベラルーシにおいては、占領後のゲリラ的反抗への対応も演習済みだ。
世界は、ポストウクライナ侵攻に向けて動き出す。
NATOはどうするのか。
浮沈子の妄想の中では、侵攻当日にNATOに電撃加盟して、ウクライナでのロシア軍との決戦が始まるはずだったんだがな(もちろん、戦術核撃ちまくり!)。
いきなりキエフ陥落だと、それも難しいだろう。
それとも、ウクライナ政府が亡命して、そっちで対応することになるのか。
まあ、どうでもいいんですが。
これはゲームではない。
血と肉と涙で贖われる本物の戦争だ。
ウクライナの地は、ロシアが自ら血を流して取り返すべき領土なわけだ。
少なくとも、プーチンはそう確信している。
NATOの東方拡大をはねつけるためにも、軍事行動による現状変更が必要だからな。
ロシアにとって、外交は軍事行動の一部なんだろう。
出口戦略を調整するためにも、外交チャンネルは必要だしな。
ポストウクライナ侵攻に向けて、実務的な調整が始まる。
流した血に応じた分け前をどうするのか。
むごたらしい行為の後の、凄惨な分捕り合戦だな。
考えたくもないけど、それが彼らの仕事だ。
外交の道は常に開かれている(外交による解決の道じゃないけど)。
戦争の前も、戦争中も、戦争が終わった後も。
ワクチンうつための注射器も見ていられない浮沈子には、刺激が強すぎる話だ。
なんか、気分転換が必要だな(また、爆食かあ?)・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(バイデン氏、プーチン氏がウクライナ侵攻決断と「確信」 外交の余地も)
https://www.cnn.co.jp/usa/35183764.html
「ここ数日、バイデン政権はロシアの動きに関して詳細な情報を何度も公開しており、これは米国の国家安全保障当局者の通常のやり方とは明らかに異なる。」
CNNのホワイトハウス担当記者も、異常性を感じているわけだ。
「プーチン氏が侵攻を「決断したと確信」しているとのバイデン氏の発言は、これまでの立場からの大きな転換を示す。バイデン氏はこれ以前、プーチン氏が決断を下したとは考えていないと述べていた。」
潮目は、明らかに変わった。
「ただ、プーチン氏が外交の余地を残していると考える理由について聞かれると、「我々は優れた情報能力を持っている」と述べるにとどめた。」
我々の耳は長いというわけだな。
いつ起こってもおかしくないという言い回しは、もう使われていない。
「米国はロシア軍が来週かそれ以前にウクライナを攻撃する予定であり、首都キエフが攻撃目標になる」
侵攻の時期は具体的な期限を切って示され、攻撃目標は首都キエフと明確に指摘されている。
にも拘わらず、プーチンが外交に応じる可能性があるというのは、状況に照らしていささか矛盾を感じる。
記者からの質問は、大統領によってはぐらかされた可能性がある。
そう、実際には、そんな可能性は残されていないに違いない。
バイデンはリップサービスをしているだけだろう。
ウクライナ侵攻不可避。
でもなあ、それを言っちゃあおしめーよ・・・。
米国は、おそらく、もっと具体的な情報を掴んでいるに違いないのだ。
いつ、どのタイミングで、どの部隊がどこからどんな攻撃を仕掛けるのか。
陽動作戦がどのように行われ、敵兵力を分断分散させる手順も見えているかも知れない。
欺瞞工作が含まれる傍受した通信の中から、ブラフを除去し、整合性のある情報だけを抽出する。
そのくらいなことが出来ないでどーする!?。
しかし、それがそのままウクライナ軍に伝えられているわけではないだろう。
敵のスパイは味方の中にも潜んでいる。
おとりの情報を掴ませ、対応を混乱させるくらいは朝飯前に違いない。
敵を欺くには、まず味方から・・・。
だが、それもお互い様なわけだ。
まあ、どうでもいいんですが。
「ロシアの動きに「明確かつ繰り返し」言及する」
侵攻が明らかになり、物理的な行動が動き出せば、シナリオが明かされたとしても、それによって行動を阻止することはできない。
シナリオ通りに偽旗作戦が行われ、西側を非難する情報を流し続け、自分自身の行動を正当化しながらなだれ込むだけだ。
情報戦には、限界があるのだ。
それは、双方承知の上で、最後の瞬間まで化かし合う。
24日予定の外相会談も、たぶん、その一環だろう。
浮沈子は、実現は危ういと見ている。
CNNの記事の行間を読むと、実際にはプーチンの決意が覆ることなどないことが分かる。
外交の余地は消えた。
それでもバイデンは、可能性があると引っ張っている・・・。
ひょっとすると、ひょっとして、驚愕の大どんでん返しが仕組まれているのかも知れない。
片っ端から、ロシアの作戦を暴き続ける一方、西側も密かに対抗する作戦を仕組んでいるかも知れないのだ。
米国が世界に明言している通り、ウクライナ本土に米軍を送らないというのは本当なんだろうか?。
核兵器の使用がないという見通しは事実なのか。
はたまた、浮沈子の妄想が爆発している通り、侵攻当日のNATOへの電撃加盟はないのか。
ポーランドに送り込んでいるのは、空てい部隊だ。
なんで、そんな兵力を送り込んでいるのか。
二正面作戦で展開している日本海の戦力が、本当に牽制だけなのか。
バイデン政権が、一見、弱腰外交を展開し、ウクライナを事実上ロシアにくれてやろうとしているように見えるのは、浮沈子の妄想に過ぎないのではないか。
真実は、時が明らかにする。
100年後ではない。
遅くとも、来週には分かる。
何事も起こらず、外相会談が開かれるなら、それに越したことはない。
そう願わずにはいられないな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(バイデンは、プーチンがウクライナを侵略することを決定したと今や確信していると言いますが、外交のためにドアを開いたままにします)
https://edition.cnn.com/2022/02/18/politics/joe-biden-russia-ukraine/index.html
念のため、CNNの元記事にも当たった。
「バイデンは週末にホワイトハウスから進行中のウクライナの危機を監視する」
「通常のようにデラウェアへの旅行を検討していましたが、ワシントンに留まることにしました。」
事態はひっ迫している。
「ウクライナを取り巻くロシア軍のほぼ半数が攻撃の立場にある。大隊の戦術グループの数は約120から125に膨れ上がっています。」
「ロシア軍が国境に向かって軍隊を動かし続けており、過去48時間以内に、攻撃位置にある軍隊の数は40%から50%に達した」
この点については、AFPも報じている。
(ウクライナ国境のロシア軍、40%以上が攻撃態勢 米高官)
https://www.afpbb.com/articles/-/3390891
「米国の推計で15万人以上とされる同部隊について、16日から攻撃準備のための集結地を取り払い「40~50%が攻撃態勢に入った」」
「ロシアがウクライナ国境付近に配備する大隊戦術群の数は平時が60程度、2月初旬時点で80だったが、今では125になっている。」
具体的に、どの位置にある部隊が動いているかについての言及はない。
北なのか、東なのか、南なのか。
それとも、全部か。
東部では、親ロシア派が占拠する地域から、住民がロシアに移動する動きが報じられている。
(親ロシア派が住民をロシアへ避難 「ウクライナ軍の攻撃迫る」と主張)
https://www.asahi.com/articles/ASQ2M2TZ9Q2MUHBI00P.html
「ロシアの支援を受けてウクライナ東部の一部を占拠する親ロシア勢力が18日、「ウクライナ軍の攻撃が迫っている」ことを理由に支配地域の住民をロシアに避難させ始めた。」
状況は流動化し、不確実性を高めている。
確かなことはただ一つ。
物理的な戦闘はまだ本格的に始まっていない。
まだ、引き返すことが出来ると、今は信じることが出来る。
明日もそうだろうか?。
明後日は?。
来週になれば、何も信じられなくなりそうな気がする・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
ウクライナのゼレンスキー大統領が、ミュンヘン安全保障会議に参加するためにドイツを訪問している。
敵前逃亡だな・・・。
(「19日にもロシア軍のウクライナ攻撃が始まる」米シンクタンクが警報 親露派地域から70万人避難)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20220219-00282810
「(1)ウクライナのゼレンスキー大統領の留守を狙う:
ウクライナのウォロディミール・ゼレンスキー大統領が19日、ドイツで開催されているミュンヘン安全保障会議に出席し、現地時間の午後3時半に演説する予定だ。」
米国の当局者からは、ロシアの罠にかかる恐れがあると懸念を伝えたらしいが、本人は会議の意義を重要視して参加した様だ。
ミュンヘンとの時差は8時間。
間もなく演説が始まる頃だ。
「ロシアが支援するクーデターの試みに好都合な状況が生まれる。ロシア軍はゼレンスキー氏がウクライナの首都キエフに戻るのを阻止するためにウクライナ領空を閉鎖できる。」
まあ、そう上手くいくかどうかは知らない。
タイミングとしては悪くないが、今のところ、開戦の第一報は流れていない。
ゼレンスキーが、このまま亡命したりしたら、非難轟々だろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
「(2)19日に核ミサイル部隊を含むロシアの軍事演習:
同盟国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領もプーチン氏に同行する。」
同行といえば聞こえはいいが、人質みたいなもんだからな。
万が一にも、ベラルーシからの侵攻に障害になることを避ける意味があるんだろう。
その点でも、タイミングはばっちりだ。
東部戦線は、反ウクライナ派がやりたい放題だが、こっちはタイミングが読めない。
米国が言うように、キエフ侵攻が目的なら、単なるきっかけづくりに過ぎないからな。
仮に今日でなくても、明日でも、明後日でもいい。
ゼレンスキーのミュンヘン訪問は、ロシアに対する強烈なカウンターパンチだ。
宣伝されている通り、ウクライナが仕掛けているのなら、国を離れるはずはないからな。
対して、プーチンは、ベラルーシ大統領と指揮所の中だ。
どっちが戦争を仕掛けているかは、一目瞭然だからな。
敢えて、外遊しているのかも知れない。
そんな余裕があるのかどうかは、また別の話だがな・・・。
(米大統領「プーチン氏がウクライナ侵攻を決断」)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190010Z10C22A2000000/
「現時点で彼が決断したと確信している」
「ロシアはまだ外交を選択できる。緊張緩和のため交渉のテーブルに戻るのは今からでも遅くない」
「ロシア軍が数日以内にウクライナを攻撃し、ウクライナの首都キエフを標的にすると信じる理由がある」
「米国と同盟国・有志国が何週間も前から警告してきたシナリオとも一致している」
「侵攻するまではずっと外交の可能性がある」
外相会談は、24日予定とある。
Xデーは、その前だろうな。
「米軍のウクライナ派遣を改めて否定」
「ロシアがウクライナへの攻撃に核兵器を使用することはないとの見方」
「国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアを排除する案をめぐっては、侵攻直後のメニューには含めない見通し」
「選択肢に残っているが、最初の制裁パッケージには入らないだろう」
西側も、1枚岩ではない。
貿易規制や天然ガスパイプラインの稼働停止では、所詮、軍事活動は防げないのだ。
ロシア正規軍という、世界最大級の戦争マシンが、ウクライナに向けて動き出す。
ウクライナ侵攻不可避。
結局、誰が何をしても、プーチンを翻意させることはできなかった。
結果がどうあれ、彼が歴史に名を残すことだけは確実になった。
(プーチン氏は「侵攻決断」 ウクライナ危機、外相会談も―米大統領)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021900226&g=int
「現時点で彼は決断したと確信している。信じるに足る理由がある」
「外交の可能性は常にある」
「ウクライナ側が攻撃を仕掛けていると虚偽の主張を行うことで、ロシアが侵攻の口実づくりを図っていると非難」
偽旗作戦を見透かされているにも拘らず、事前の計画通りに進めているというわけだ。
ロシアらしいな・・・。
(バイデン氏、プーチン氏は「ウクライナ侵攻を決断したと思う」…自制も呼びかけ)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220219-OYT1T50162/
「プーチン露大統領はウクライナへの侵攻を決断したと思う」
「侵攻が実際に起こるまでは外交の機会は残されている」
バイデンの呼びかけは空しい。
つーか、そもそも思いとどまらせようとはしていないからな。
ウクライナへの侵攻にゴーサインを出したのは米国だからな(そうなのかあ?)。
経済制裁を受け入れるなら、いつでもどーぞ・・・。
ウクライナ侵攻は、浮沈子の妄想の中だけでなく、米国大統領の妄想にまで膨らんだ(そういうことかあ?)。
いや、もう、すでに、確定事項だ。
ウクライナ侵攻の号外が印刷され、全世界で配布される秒読みに入った。
キエフが最初の標的にされるというのは、ちょっと衝撃だな。
防御の時間を与えないという電撃作戦が行われるんだろう。
数日どころか、数時間で決着する。
首都を制圧し、政権を押さえ、東部の侵攻を進駐に変えることが出来れば、両軍の被害は最小限に抑えられる。
大規模戦闘はロシア軍も望んでいないに違いない。
既に、ベラルーシにおいては、占領後のゲリラ的反抗への対応も演習済みだ。
世界は、ポストウクライナ侵攻に向けて動き出す。
NATOはどうするのか。
浮沈子の妄想の中では、侵攻当日にNATOに電撃加盟して、ウクライナでのロシア軍との決戦が始まるはずだったんだがな(もちろん、戦術核撃ちまくり!)。
いきなりキエフ陥落だと、それも難しいだろう。
それとも、ウクライナ政府が亡命して、そっちで対応することになるのか。
まあ、どうでもいいんですが。
これはゲームではない。
血と肉と涙で贖われる本物の戦争だ。
ウクライナの地は、ロシアが自ら血を流して取り返すべき領土なわけだ。
少なくとも、プーチンはそう確信している。
NATOの東方拡大をはねつけるためにも、軍事行動による現状変更が必要だからな。
ロシアにとって、外交は軍事行動の一部なんだろう。
出口戦略を調整するためにも、外交チャンネルは必要だしな。
ポストウクライナ侵攻に向けて、実務的な調整が始まる。
流した血に応じた分け前をどうするのか。
むごたらしい行為の後の、凄惨な分捕り合戦だな。
考えたくもないけど、それが彼らの仕事だ。
外交の道は常に開かれている(外交による解決の道じゃないけど)。
戦争の前も、戦争中も、戦争が終わった後も。
ワクチンうつための注射器も見ていられない浮沈子には、刺激が強すぎる話だ。
なんか、気分転換が必要だな(また、爆食かあ?)・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(バイデン氏、プーチン氏がウクライナ侵攻決断と「確信」 外交の余地も)
https://www.cnn.co.jp/usa/35183764.html
「ここ数日、バイデン政権はロシアの動きに関して詳細な情報を何度も公開しており、これは米国の国家安全保障当局者の通常のやり方とは明らかに異なる。」
CNNのホワイトハウス担当記者も、異常性を感じているわけだ。
「プーチン氏が侵攻を「決断したと確信」しているとのバイデン氏の発言は、これまでの立場からの大きな転換を示す。バイデン氏はこれ以前、プーチン氏が決断を下したとは考えていないと述べていた。」
潮目は、明らかに変わった。
「ただ、プーチン氏が外交の余地を残していると考える理由について聞かれると、「我々は優れた情報能力を持っている」と述べるにとどめた。」
我々の耳は長いというわけだな。
いつ起こってもおかしくないという言い回しは、もう使われていない。
「米国はロシア軍が来週かそれ以前にウクライナを攻撃する予定であり、首都キエフが攻撃目標になる」
侵攻の時期は具体的な期限を切って示され、攻撃目標は首都キエフと明確に指摘されている。
にも拘わらず、プーチンが外交に応じる可能性があるというのは、状況に照らしていささか矛盾を感じる。
記者からの質問は、大統領によってはぐらかされた可能性がある。
そう、実際には、そんな可能性は残されていないに違いない。
バイデンはリップサービスをしているだけだろう。
ウクライナ侵攻不可避。
でもなあ、それを言っちゃあおしめーよ・・・。
米国は、おそらく、もっと具体的な情報を掴んでいるに違いないのだ。
いつ、どのタイミングで、どの部隊がどこからどんな攻撃を仕掛けるのか。
陽動作戦がどのように行われ、敵兵力を分断分散させる手順も見えているかも知れない。
欺瞞工作が含まれる傍受した通信の中から、ブラフを除去し、整合性のある情報だけを抽出する。
そのくらいなことが出来ないでどーする!?。
しかし、それがそのままウクライナ軍に伝えられているわけではないだろう。
敵のスパイは味方の中にも潜んでいる。
おとりの情報を掴ませ、対応を混乱させるくらいは朝飯前に違いない。
敵を欺くには、まず味方から・・・。
だが、それもお互い様なわけだ。
まあ、どうでもいいんですが。
「ロシアの動きに「明確かつ繰り返し」言及する」
侵攻が明らかになり、物理的な行動が動き出せば、シナリオが明かされたとしても、それによって行動を阻止することはできない。
シナリオ通りに偽旗作戦が行われ、西側を非難する情報を流し続け、自分自身の行動を正当化しながらなだれ込むだけだ。
情報戦には、限界があるのだ。
それは、双方承知の上で、最後の瞬間まで化かし合う。
24日予定の外相会談も、たぶん、その一環だろう。
浮沈子は、実現は危ういと見ている。
CNNの記事の行間を読むと、実際にはプーチンの決意が覆ることなどないことが分かる。
外交の余地は消えた。
それでもバイデンは、可能性があると引っ張っている・・・。
ひょっとすると、ひょっとして、驚愕の大どんでん返しが仕組まれているのかも知れない。
片っ端から、ロシアの作戦を暴き続ける一方、西側も密かに対抗する作戦を仕組んでいるかも知れないのだ。
米国が世界に明言している通り、ウクライナ本土に米軍を送らないというのは本当なんだろうか?。
核兵器の使用がないという見通しは事実なのか。
はたまた、浮沈子の妄想が爆発している通り、侵攻当日のNATOへの電撃加盟はないのか。
ポーランドに送り込んでいるのは、空てい部隊だ。
なんで、そんな兵力を送り込んでいるのか。
二正面作戦で展開している日本海の戦力が、本当に牽制だけなのか。
バイデン政権が、一見、弱腰外交を展開し、ウクライナを事実上ロシアにくれてやろうとしているように見えるのは、浮沈子の妄想に過ぎないのではないか。
真実は、時が明らかにする。
100年後ではない。
遅くとも、来週には分かる。
何事も起こらず、外相会談が開かれるなら、それに越したことはない。
そう願わずにはいられないな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(バイデンは、プーチンがウクライナを侵略することを決定したと今や確信していると言いますが、外交のためにドアを開いたままにします)
https://edition.cnn.com/2022/02/18/politics/joe-biden-russia-ukraine/index.html
念のため、CNNの元記事にも当たった。
「バイデンは週末にホワイトハウスから進行中のウクライナの危機を監視する」
「通常のようにデラウェアへの旅行を検討していましたが、ワシントンに留まることにしました。」
事態はひっ迫している。
「ウクライナを取り巻くロシア軍のほぼ半数が攻撃の立場にある。大隊の戦術グループの数は約120から125に膨れ上がっています。」
「ロシア軍が国境に向かって軍隊を動かし続けており、過去48時間以内に、攻撃位置にある軍隊の数は40%から50%に達した」
この点については、AFPも報じている。
(ウクライナ国境のロシア軍、40%以上が攻撃態勢 米高官)
https://www.afpbb.com/articles/-/3390891
「米国の推計で15万人以上とされる同部隊について、16日から攻撃準備のための集結地を取り払い「40~50%が攻撃態勢に入った」」
「ロシアがウクライナ国境付近に配備する大隊戦術群の数は平時が60程度、2月初旬時点で80だったが、今では125になっている。」
具体的に、どの位置にある部隊が動いているかについての言及はない。
北なのか、東なのか、南なのか。
それとも、全部か。
東部では、親ロシア派が占拠する地域から、住民がロシアに移動する動きが報じられている。
(親ロシア派が住民をロシアへ避難 「ウクライナ軍の攻撃迫る」と主張)
https://www.asahi.com/articles/ASQ2M2TZ9Q2MUHBI00P.html
「ロシアの支援を受けてウクライナ東部の一部を占拠する親ロシア勢力が18日、「ウクライナ軍の攻撃が迫っている」ことを理由に支配地域の住民をロシアに避難させ始めた。」
状況は流動化し、不確実性を高めている。
確かなことはただ一つ。
物理的な戦闘はまだ本格的に始まっていない。
まだ、引き返すことが出来ると、今は信じることが出来る。
明日もそうだろうか?。
明後日は?。
来週になれば、何も信じられなくなりそうな気がする・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
ウクライナのゼレンスキー大統領が、ミュンヘン安全保障会議に参加するためにドイツを訪問している。
敵前逃亡だな・・・。
(「19日にもロシア軍のウクライナ攻撃が始まる」米シンクタンクが警報 親露派地域から70万人避難)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20220219-00282810
「(1)ウクライナのゼレンスキー大統領の留守を狙う:
ウクライナのウォロディミール・ゼレンスキー大統領が19日、ドイツで開催されているミュンヘン安全保障会議に出席し、現地時間の午後3時半に演説する予定だ。」
米国の当局者からは、ロシアの罠にかかる恐れがあると懸念を伝えたらしいが、本人は会議の意義を重要視して参加した様だ。
ミュンヘンとの時差は8時間。
間もなく演説が始まる頃だ。
「ロシアが支援するクーデターの試みに好都合な状況が生まれる。ロシア軍はゼレンスキー氏がウクライナの首都キエフに戻るのを阻止するためにウクライナ領空を閉鎖できる。」
まあ、そう上手くいくかどうかは知らない。
タイミングとしては悪くないが、今のところ、開戦の第一報は流れていない。
ゼレンスキーが、このまま亡命したりしたら、非難轟々だろうな。
まあ、どうでもいいんですが。
「(2)19日に核ミサイル部隊を含むロシアの軍事演習:
同盟国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領もプーチン氏に同行する。」
同行といえば聞こえはいいが、人質みたいなもんだからな。
万が一にも、ベラルーシからの侵攻に障害になることを避ける意味があるんだろう。
その点でも、タイミングはばっちりだ。
東部戦線は、反ウクライナ派がやりたい放題だが、こっちはタイミングが読めない。
米国が言うように、キエフ侵攻が目的なら、単なるきっかけづくりに過ぎないからな。
仮に今日でなくても、明日でも、明後日でもいい。
ゼレンスキーのミュンヘン訪問は、ロシアに対する強烈なカウンターパンチだ。
宣伝されている通り、ウクライナが仕掛けているのなら、国を離れるはずはないからな。
対して、プーチンは、ベラルーシ大統領と指揮所の中だ。
どっちが戦争を仕掛けているかは、一目瞭然だからな。
敢えて、外遊しているのかも知れない。
そんな余裕があるのかどうかは、また別の話だがな・・・。
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