🐱エウロパ:急いては事を・・・2024年03月05日 15:43

エウロパ:急いては事を・・・


地球外生命の存在に懐疑的な浮沈子。

今日も、怪しいネタを見つけては噛みつく・・・。

(氷で覆われた木星の衛星エウロパは酸素不足で生物が存在するには不向きかもしれないという研究結果)
https://gigazine.net/news/20240305-jupiters-moon-europa-less-oxygen-life/

「地殻内部には地球の約2倍もの大きな海がある」

「生物にとって重要な二酸化炭素やその他の化学元素があることも確認されている」

「生命が存在している可能性があると期待されています。」

えーと、

生命が存在している
+可能性がある
+期待されている
=ずいぶん遠い・・・。

あるいは、

(((生命が存在している)
可能性がある)
期待されている)
=やっぱ遠い・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

「地球とは生命にとって重要な酸素の作られ方が異なります。」

地球:
植物やプランクトンの光合成によって酸素が大気中に送り込まれます。

エウロパ:
宇宙から飛来した荷電粒子が氷の地殻に衝突し、凍った水を水素と酸素の分子に分解

「木星探査機・ジュノーの観測データを分析」

酸素の生成量は、水素の測定値から推計している。

・以前のコンピューターモデルによる推定値:
毎秒1000kg

・ジュノーの観測による推定値:
毎秒約12kg

1.2パーセントか・・・。

やれやれ・・・。

もちろん、酸素分子は生命の存在に不可欠なものとは言えない。

が、酸素の結合エネルギーを取り出すことが出来る反応系は、地球型生命にとっては重要だ。

エウロパでは、光合成はムリポだから、地殻の熱エネルギーでそこのところは賄うとしても、有機物(炭素化合物)を産生して、上手く回していく必要があるからな。

単体で存在してくれた方がいいんだろう(未確認)。

「ジュノーは木星だけでなく木星の衛星についてもフライバイ(接近飛行)による探査を行っており、2022年9月にはエウロパへのフライバイを実施」

「記事作成時点では、ジュノーが再びエウロパにフライバイする予定はありません」

1回きりか・・・。

「ジュノーはエウロパの表面から約352km上空を通過する際、荷電粒子観測装置による水素分子の測定を行った」

「NASAはエウロパの生命探査を行う宇宙船「エウロパ・クリッパー」を2024年中に打ち上げる予定で、2030年にエウロパに到着してから50回近くにわたるフライバイを実施」

50回飛んだからといって、50倍の発見があるわけじゃない(たぶん)。

「今回の発見は氷山の一角に過ぎません。これから何年もかけて、この1回のフライバイで得られた観測データを掘り起こし、すべての宝物を見つけるつもりです」

それで十分だろう。

木星圏の探査は、NASAの独壇場だ。

浮沈子的には、その宝物の中に、地球外生命は含まれていないと見ている。

土星圏のエンケラドゥスにもな。

ましてや火星をや・・・。

太陽系内で、何らかの生命の兆候があるなら、それらは隕石などの形で地球にもやってきているはずだ。

幸いなことに、地球外生命に汚染された形跡はない。

もっとも、地球上で、どうやって誕生したかという謎は未解明だ。

また、コピーとかではなく、スクラッチから生命を作り出すこともできないでいる。

この継続的な化学反応系は、宇宙の中ではかなりユニークな存在だろう。

ジュノーのフライバイの研究が進展し過ぎて、エウロパには生命なんているわけないって結論が出ちまったらヤバいかもな。

んじゃあ、エウロパクリッパー止めちゃおうかあ?。

(エウロパ・クリッパー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%91%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC

「打ち上げ日 2024年10月10日 (予定)」

おっと、今年じゃん!?。

あんま、焦って研究しない方がいいかもな・・・。

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