OCSM初日 ― 2013年09月21日 20:13
OCSM初日
今日から、オープンサーキットでのサイドマウントにチャレンジである。
やっぱ、ちゃんとしたサイドマウントを習っておかないと、でかい口はたたけんだろうと・・・。
そういうわけではない!。
やはり、グアムでの酸素の調達が難しいらしく、年末年始のダイビングがCCRではなくなりそうなのである。
サイドマウントなら、少しはバリエーションが増えるだろうと、イントラの勧めもあり、今回チャレンジしてみようと。
いつもの、伊豆某所のダイビングプールに、今回は、CCRナシで潜る。
ここでは、初めての、オープンサーキットダイビングである。
浮沈子は、苦手なのだ!。
息を吸えば、体が浮き、息を吐けば沈む。
そんな、変テコなダイビングは、久しぶりなのである(5月のセブ以来)。
ステージボトルでのトレーニングを別にすれば、プールでは、初めてということになる。
高まる緊張!。
そこで、まず、1.2mの浅い方の普通のプールで、ウエイトのチェックも含めて沈んでみる。
念のために、ウエットスーツも脱いで潜る。
あっけなく、沈めてヨカッタ!(これで沈めなかったら、どうしよう・・・)。
今回は、最もコンベンショナルな、アルミ6リッターのステージボトル2本で潜る。
カタリーナとラクスファーなのだが、重さが違うのである。
カタリーナの方が重い。
ロングホースが付いているからというわけではなく、タンク自体が重いのである。
そういうわけで、深い方のダイビングプールでは、苦労する。
力を抜くと、重い右側を下にして、横倒しになってしまうのである。
いろいろ修正を試みてみたが、結局、ウエイトの位置を修正して解決する。
前後のバランスは、明日の宿題にする。
今日は、午後からの講習だし、半日で一応サイドマウントの真似事はできるようになったのだから、上出来である。
問題は、中性浮力のコントロールだな。
息を吸うと浮いてしまう・・・。
どうにも、妙な感じだ。
今回は、アルミ6リッター2本だが、次回は、ジャパンスタンダードのスチール缶(?)1本のコンフィギュレーションを試してみよう。
日本で、オープンサーキットで潜るとしたら、99パーセントは、これになる。
まあ、1本でなくても、2本でも、3本でもいいんですが。
この場合、水中でクソ重いメタリコンタンクを、どういうコンフィギュレーションで運用するかというのが、フツーは問題になるのだが、浮沈子のCCRの講習をしているのか、スチール1本のコンフギュレーションを研究しに来ているのか分からないイントラによって、既に、定番のスタイルが出来上がっている。
ただし、ヒモみたいなハーネスと、キャメルバックを改造したブラダーというのは、万人向けではないな。
サイドマウントは、コンフィギュレーション命である。
前後左右上下のバランス、ハーネスの選択、ブラダーの選択、1cm刻みの調整で、快適さがガラリと変わる。
というより、サイドマウントが成立するかどうかが決まる。
水深3mで、力を抜いて完全なホリゾンタル姿勢で、ホバリング1分出来たら60点だな。
そのバランスを保ったまま、回転したり、バックしたりできれば、80点。
腰のフックを外して、怪しげなカッコでタンクを前方に突き出して進むという芸ができれば、合格というところか。
浮沈子は、今日は80点(大甘!)。
明日、明後日と、妙チクリンな芸を仕込まれるわけだな。
同じプールでは、普通のダイバー達が、レスキューの訓練を真剣な眼差しで行っている。
ったく、何が悲しくて、CCRとかサイドマウントとか、サイドマウントCCRとかにのめり込むハメになってしまったのだろうか。
ヘンタイ、大ヘンタイ、超ヘンタイなダイビングである。
世間のダイバー達は、絶対、そう思って見ているに違いない。
しかし、他人がどう思おうが、面白いものは面白いのだ。
一番面白いのは、サイドマウントCCRである。
浮沈子は、まだ、1台だけの運用だが、両サイドに2台付けて潜れば、超大ヘンタイになれる!!。
CCRは、ただのヘンタイだな。
ある意味、一番マトモである。ダイビングの正常進化の延長線上にあり、それなりに普及もしている。
サイドマウントは、確かに、オープンサーキットの標準に成る可能性はあるが、それ自体に、何か画期的な仕掛けがあるわけではない。
耐圧容器(タンク)の性能が向上し、小型のタンクで長時間のダイビングが可能になってきたために、テクニカルダイビングのダブルタンクの発想で取り入れられた、傍流である。
小型のバックマウントタンクに、ステージボトルを携行するスタイルとの違いが良く分からん。
ガスマネージメント、その他の運用はほぼ同じ、安全なダイビングを、より手軽に実現できる点では、こちらの方が優れているのではないか。
まあいい。
サイドマウントが、普及していくかどうかについて、浮沈子は懐疑的である。
特に、日本における普及は、例によって、絶望的であるな。
KHK刻印付き6リットルタンクなんて、影も形もない。
世界では、どうだろうか?。
パディが、どう動くのかによって決まるような気がする。
初めから、サイドマウントのコンフィギュレーションで、Cカードを取らせるコースを開発し、バックマウントと選択させるようになれば、普及する可能性はある。
テクニカルコースについては、既に、サイドマウントと、バックマウントの両方のコンフギュレーションが併設されており、ダイバーが選択して学ぶことが出来る。
スペシャルティに留まっていたり、テクニカルダイビングへの入り口として捉えていたのでは、普及するはずもない。
いっそ、サイドマウントを標準コースにし、バックマウントをスペシャルティーにしてしまってはどうか。
本当に、パディがいうようにメリットがあるのなら、そして、ダイバーの安全や健康に配慮しているのなら、そうしないという理由はないのではないのか。
(【特集】サイドマウント・ダイビング)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/spcon/smd.asp
そうでないのなら、詐欺、少なくとも不誠実な対応ということになるな。
まあ、現実問題として、バックマウントが、これほど普及してしまった現在、レンタルとか考えた時、サイドマウントに切り替えたり、選択制にすることは、困難を伴う。
しかし、我々は、スキーの分野で既にそれに似た経験をしている。
浮沈子がスキーを始めた頃(40年前!)には、スノーボードなどという代物はなかった。
15年位して、それが登場した頃、スキー場では、禁止のところが殆んどだった。
今、どうなっているのかは知らないが、以前よりは、格段に普及していることだろう。
普通の板を持っている人よりも、スノーボーダーの方が多いのではないか。
サイドマウントは、ハーフチューブで離れ業を決めるようなことは出来ないだろうが、天地を逆にしたダイビングが得意であることは、浮沈子の鋭い観察(?)により明らかである。
(サイドマウントの研究(3))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/01/28/6704833
だから、どうした?。
まあ、どうでもいいんですが。
それにしても、久々のオープンサーキットダイビングに、今日は少々疲れた。
今日から、オープンサーキットでのサイドマウントにチャレンジである。
やっぱ、ちゃんとしたサイドマウントを習っておかないと、でかい口はたたけんだろうと・・・。
そういうわけではない!。
やはり、グアムでの酸素の調達が難しいらしく、年末年始のダイビングがCCRではなくなりそうなのである。
サイドマウントなら、少しはバリエーションが増えるだろうと、イントラの勧めもあり、今回チャレンジしてみようと。
いつもの、伊豆某所のダイビングプールに、今回は、CCRナシで潜る。
ここでは、初めての、オープンサーキットダイビングである。
浮沈子は、苦手なのだ!。
息を吸えば、体が浮き、息を吐けば沈む。
そんな、変テコなダイビングは、久しぶりなのである(5月のセブ以来)。
ステージボトルでのトレーニングを別にすれば、プールでは、初めてということになる。
高まる緊張!。
そこで、まず、1.2mの浅い方の普通のプールで、ウエイトのチェックも含めて沈んでみる。
念のために、ウエットスーツも脱いで潜る。
あっけなく、沈めてヨカッタ!(これで沈めなかったら、どうしよう・・・)。
今回は、最もコンベンショナルな、アルミ6リッターのステージボトル2本で潜る。
カタリーナとラクスファーなのだが、重さが違うのである。
カタリーナの方が重い。
ロングホースが付いているからというわけではなく、タンク自体が重いのである。
そういうわけで、深い方のダイビングプールでは、苦労する。
力を抜くと、重い右側を下にして、横倒しになってしまうのである。
いろいろ修正を試みてみたが、結局、ウエイトの位置を修正して解決する。
前後のバランスは、明日の宿題にする。
今日は、午後からの講習だし、半日で一応サイドマウントの真似事はできるようになったのだから、上出来である。
問題は、中性浮力のコントロールだな。
息を吸うと浮いてしまう・・・。
どうにも、妙な感じだ。
今回は、アルミ6リッター2本だが、次回は、ジャパンスタンダードのスチール缶(?)1本のコンフィギュレーションを試してみよう。
日本で、オープンサーキットで潜るとしたら、99パーセントは、これになる。
まあ、1本でなくても、2本でも、3本でもいいんですが。
この場合、水中でクソ重いメタリコンタンクを、どういうコンフィギュレーションで運用するかというのが、フツーは問題になるのだが、浮沈子のCCRの講習をしているのか、スチール1本のコンフギュレーションを研究しに来ているのか分からないイントラによって、既に、定番のスタイルが出来上がっている。
ただし、ヒモみたいなハーネスと、キャメルバックを改造したブラダーというのは、万人向けではないな。
サイドマウントは、コンフィギュレーション命である。
前後左右上下のバランス、ハーネスの選択、ブラダーの選択、1cm刻みの調整で、快適さがガラリと変わる。
というより、サイドマウントが成立するかどうかが決まる。
水深3mで、力を抜いて完全なホリゾンタル姿勢で、ホバリング1分出来たら60点だな。
そのバランスを保ったまま、回転したり、バックしたりできれば、80点。
腰のフックを外して、怪しげなカッコでタンクを前方に突き出して進むという芸ができれば、合格というところか。
浮沈子は、今日は80点(大甘!)。
明日、明後日と、妙チクリンな芸を仕込まれるわけだな。
同じプールでは、普通のダイバー達が、レスキューの訓練を真剣な眼差しで行っている。
ったく、何が悲しくて、CCRとかサイドマウントとか、サイドマウントCCRとかにのめり込むハメになってしまったのだろうか。
ヘンタイ、大ヘンタイ、超ヘンタイなダイビングである。
世間のダイバー達は、絶対、そう思って見ているに違いない。
しかし、他人がどう思おうが、面白いものは面白いのだ。
一番面白いのは、サイドマウントCCRである。
浮沈子は、まだ、1台だけの運用だが、両サイドに2台付けて潜れば、超大ヘンタイになれる!!。
CCRは、ただのヘンタイだな。
ある意味、一番マトモである。ダイビングの正常進化の延長線上にあり、それなりに普及もしている。
サイドマウントは、確かに、オープンサーキットの標準に成る可能性はあるが、それ自体に、何か画期的な仕掛けがあるわけではない。
耐圧容器(タンク)の性能が向上し、小型のタンクで長時間のダイビングが可能になってきたために、テクニカルダイビングのダブルタンクの発想で取り入れられた、傍流である。
小型のバックマウントタンクに、ステージボトルを携行するスタイルとの違いが良く分からん。
ガスマネージメント、その他の運用はほぼ同じ、安全なダイビングを、より手軽に実現できる点では、こちらの方が優れているのではないか。
まあいい。
サイドマウントが、普及していくかどうかについて、浮沈子は懐疑的である。
特に、日本における普及は、例によって、絶望的であるな。
KHK刻印付き6リットルタンクなんて、影も形もない。
世界では、どうだろうか?。
パディが、どう動くのかによって決まるような気がする。
初めから、サイドマウントのコンフィギュレーションで、Cカードを取らせるコースを開発し、バックマウントと選択させるようになれば、普及する可能性はある。
テクニカルコースについては、既に、サイドマウントと、バックマウントの両方のコンフギュレーションが併設されており、ダイバーが選択して学ぶことが出来る。
スペシャルティに留まっていたり、テクニカルダイビングへの入り口として捉えていたのでは、普及するはずもない。
いっそ、サイドマウントを標準コースにし、バックマウントをスペシャルティーにしてしまってはどうか。
本当に、パディがいうようにメリットがあるのなら、そして、ダイバーの安全や健康に配慮しているのなら、そうしないという理由はないのではないのか。
(【特集】サイドマウント・ダイビング)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/spcon/smd.asp
そうでないのなら、詐欺、少なくとも不誠実な対応ということになるな。
まあ、現実問題として、バックマウントが、これほど普及してしまった現在、レンタルとか考えた時、サイドマウントに切り替えたり、選択制にすることは、困難を伴う。
しかし、我々は、スキーの分野で既にそれに似た経験をしている。
浮沈子がスキーを始めた頃(40年前!)には、スノーボードなどという代物はなかった。
15年位して、それが登場した頃、スキー場では、禁止のところが殆んどだった。
今、どうなっているのかは知らないが、以前よりは、格段に普及していることだろう。
普通の板を持っている人よりも、スノーボーダーの方が多いのではないか。
サイドマウントは、ハーフチューブで離れ業を決めるようなことは出来ないだろうが、天地を逆にしたダイビングが得意であることは、浮沈子の鋭い観察(?)により明らかである。
(サイドマウントの研究(3))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/01/28/6704833
だから、どうした?。
まあ、どうでもいいんですが。
それにしても、久々のオープンサーキットダイビングに、今日は少々疲れた。


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