ROV ― 2014年01月08日 00:50
ROV
生身で潜っているダイバーとしては、目の上のたんこぶのような存在であるな。
(遠隔操作無人探査機)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E9%9A%94%E6%93%8D%E4%BD%9C%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F
「遠隔操作無人探査機(えんかくそうさむじんたんさき、Remotely operated vehicle; ROV)は遠隔操作で動く水中探査機である。」
「諸外国では単に「ROV」と呼ばれており、デジタル大辞泉にもROVで記載されていることから、「遠隔操作無人探査機」の名称は独自研究の疑いがある。」
何なんだよ!。
まあいい。
「遠隔操作するので水中では電波が届く範囲が限られるので水中カメラの映像は有線や圧縮して超音波で送られる場合が多い。有線式は動力は母船から有線で供給される物と、内部の蓄電池から電力を供給して情報のみ有線でやり取りする形式がある。後者は水中でのケーブルが細い為、運動性が良くなるが、活動時間が限られる。ソナーやマニピュレータを備えた物もある。」
「船上から遠隔操作するものだけでなく、タイタニック号の調査に用いられたジェイソンJrの様に有人潜水艇から操作するものもある。」
(Jason Jr.:画像参照)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jason_Jr.
(ROVはくよう3000)
http://www.snk-ocean.co.jp/rov.html
(海底資源探査に向けた新たな ROV「かいこう Mk-Ⅳ」の開発 )
https://www.jamstec.go.jp/maritec/j/blueearth/2014/pdf/be14-p77.pdf
こんな、本格的なやつは、専門家に任せておいて、もっと手軽に操作でき、シロウトでも手が出せるものはないのだろうか。
(水中TVカメラロボット(ROV))
http://www.kwk.co.jp/marine/products/rov.html
いやいや、浮沈子が考えているのは、水中でダイバーが操作するやつであるよ!。
(水深150mまで潜航する、重さ7kgの水中カメラロボ)
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001518
(柴崎電子株式会社)
http://www.shibazaki-denshi.com/
どれも、水上からコントロールするタイプだ。
ダイバーが、水中に持って入って、遠隔操作で魚に近付いたり、潜っている自分自身を撮影したり出来る、ダイバーの、ダイバーによる、ダイバーのためのROVちゅうもんはないのかあ?。
ないようだな・・・。
そもそも、ダイバーが水中写真を撮るなら、被写体の傍に泳いでいけばいいわけで、わざわざ遠隔操作することはない。
しかし、そうはいっても、チンアナゴ(ガーデンイール)とかを写真に収めようとすると、穴から出てくるまでじっと待っていなければならず、ちょっとでも動くと引っ込んでしまう。
また、深度が大きいところへ行って撮影するというのも、減圧症のことを考えると、長時間はキツイ。
シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)などを、ばっちり撮ろうとすると、大概、デコ出しする破目になる。
それなら、船の上からリモコンで操作する方がいいのではないかというと、そうでもない。
特定の研究対象があるならともかく、水中に潜ってみなければ、お目当てがいるかどうかもわからない。
大物を撮るのに、カレントの中に泳いで行くというのも、リスキーな話である。
カレントフックで身体を固定しつつ、リモートカメラで寄れたら、どんなにいいだろう!。
いや、浮沈子は、別にカメラが趣味ではないので、どうでもいいんですが。
ラインが絡まったりするので、超音波による操縦になるな。
ラジコンのように、使用できる周波数帯で複数の機器を同時に動かすことを考えると、デジタル化は当然である。
256台くらい同時に動かせれば、問題はあるまい。
手元のコントローラーは、イメージ的にはソニーのPSPのようなものだ。
操縦用のモニターがあり、コントロール信号を出せればいいので、大した仕掛けは要らない。
ハウジングは、40mの耐水圧で十分だろう。
カメラ本体は、動力用バッテリーとモーターが必要なので、少々嵩張る。
また、せめて100m位の耐水圧は欲しい。
モニター用の画像を送る仕掛けも必要だな。
スループットはそんなに大きくなくてもいいが、処理系のパワーは圧縮と解凍に食われる。
さて、普段は、このユニットは一体になっていて、ちょっと大きめの水中カメラ位であるが、被写体を追いかけたりするために分離させると、カメラ部だけが自走するというわけだ。
ターゲットロックオンで、自動追尾とかできるとカッコいいんだが・・・。
そして、シャッターチャンスに、何十枚か連続撮影をしまくるわけだ。
撮影が終わると、帰還ボタンを押して、ダイバーの近くに戻ってくる。
相対位置を検知する仕組みか、絶対位置を通信しあう仕掛けが必要だろう。
これが実用化されれば、ダイビングに革命が起こる可能性もある。
リアルな水中環境の中で、ゲーム感覚で水中撮影が楽しめるのだ。
もちろん、船の上からでも撮影できるが、船酔いという問題もあるな。
オプションとして、水面に浮かべて電波を中継する無人の小型ボートも付けてしまおう!。
陸上でのリモコンは、もちろん、アイパッドである。
専用中継器と無線LANで接続され、中継器からは、小型ボートへ無線通信を行うわけだ。
ダイビングが出来ない家族がいたとしても、おとーさん(おかーさんでもいいです)が潜っているところを陸上のショップで見ることが出来たり、陸上からダイレクトにシャッターを押したりするわけだな。
まあ、これは、自走式でなくてもいい。
高圧縮画像伝送が出来ればいいのだ。
浮沈子は、もっと進んで、ダイビングの安全管理に使えないかと考えている。
安全監視用の水中ロボットである。
ロボットバディ(商標登録でもしようかな)といってもいい。
ベイルアウト用のガスや、フロート打ち上げシステムが備わり、漂流した時用の遭難信号発信装置も付いていて、常にダイバーの傍らで安全を管理するのだ。
まあ、現状はイントラがそれをやっているのだが。
シンプルイズベストとは、対極の考え方である。
シニアダイバーには、不可欠のツールだろう。
陸上での電動車椅子のように、掴まっているだけで、適正な浮力を維持し、安全停止もしてくれて、エキジットの時に、フィンを脱がせてくれたりするようになるかもしれない(まさかあ!)。
ROVの未来は、ダイビングのバディロボット(こっちは、一般名詞だな)である。
少し遅めの、初夢となった・・・。
生身で潜っているダイバーとしては、目の上のたんこぶのような存在であるな。
(遠隔操作無人探査機)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E9%9A%94%E6%93%8D%E4%BD%9C%E7%84%A1%E4%BA%BA%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F
「遠隔操作無人探査機(えんかくそうさむじんたんさき、Remotely operated vehicle; ROV)は遠隔操作で動く水中探査機である。」
「諸外国では単に「ROV」と呼ばれており、デジタル大辞泉にもROVで記載されていることから、「遠隔操作無人探査機」の名称は独自研究の疑いがある。」
何なんだよ!。
まあいい。
「遠隔操作するので水中では電波が届く範囲が限られるので水中カメラの映像は有線や圧縮して超音波で送られる場合が多い。有線式は動力は母船から有線で供給される物と、内部の蓄電池から電力を供給して情報のみ有線でやり取りする形式がある。後者は水中でのケーブルが細い為、運動性が良くなるが、活動時間が限られる。ソナーやマニピュレータを備えた物もある。」
「船上から遠隔操作するものだけでなく、タイタニック号の調査に用いられたジェイソンJrの様に有人潜水艇から操作するものもある。」
(Jason Jr.:画像参照)
http://en.wikipedia.org/wiki/Jason_Jr.
(ROVはくよう3000)
http://www.snk-ocean.co.jp/rov.html
(海底資源探査に向けた新たな ROV「かいこう Mk-Ⅳ」の開発 )
https://www.jamstec.go.jp/maritec/j/blueearth/2014/pdf/be14-p77.pdf
こんな、本格的なやつは、専門家に任せておいて、もっと手軽に操作でき、シロウトでも手が出せるものはないのだろうか。
(水中TVカメラロボット(ROV))
http://www.kwk.co.jp/marine/products/rov.html
いやいや、浮沈子が考えているのは、水中でダイバーが操作するやつであるよ!。
(水深150mまで潜航する、重さ7kgの水中カメラロボ)
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001518
(柴崎電子株式会社)
http://www.shibazaki-denshi.com/
どれも、水上からコントロールするタイプだ。
ダイバーが、水中に持って入って、遠隔操作で魚に近付いたり、潜っている自分自身を撮影したり出来る、ダイバーの、ダイバーによる、ダイバーのためのROVちゅうもんはないのかあ?。
ないようだな・・・。
そもそも、ダイバーが水中写真を撮るなら、被写体の傍に泳いでいけばいいわけで、わざわざ遠隔操作することはない。
しかし、そうはいっても、チンアナゴ(ガーデンイール)とかを写真に収めようとすると、穴から出てくるまでじっと待っていなければならず、ちょっとでも動くと引っ込んでしまう。
また、深度が大きいところへ行って撮影するというのも、減圧症のことを考えると、長時間はキツイ。
シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)などを、ばっちり撮ろうとすると、大概、デコ出しする破目になる。
それなら、船の上からリモコンで操作する方がいいのではないかというと、そうでもない。
特定の研究対象があるならともかく、水中に潜ってみなければ、お目当てがいるかどうかもわからない。
大物を撮るのに、カレントの中に泳いで行くというのも、リスキーな話である。
カレントフックで身体を固定しつつ、リモートカメラで寄れたら、どんなにいいだろう!。
いや、浮沈子は、別にカメラが趣味ではないので、どうでもいいんですが。
ラインが絡まったりするので、超音波による操縦になるな。
ラジコンのように、使用できる周波数帯で複数の機器を同時に動かすことを考えると、デジタル化は当然である。
256台くらい同時に動かせれば、問題はあるまい。
手元のコントローラーは、イメージ的にはソニーのPSPのようなものだ。
操縦用のモニターがあり、コントロール信号を出せればいいので、大した仕掛けは要らない。
ハウジングは、40mの耐水圧で十分だろう。
カメラ本体は、動力用バッテリーとモーターが必要なので、少々嵩張る。
また、せめて100m位の耐水圧は欲しい。
モニター用の画像を送る仕掛けも必要だな。
スループットはそんなに大きくなくてもいいが、処理系のパワーは圧縮と解凍に食われる。
さて、普段は、このユニットは一体になっていて、ちょっと大きめの水中カメラ位であるが、被写体を追いかけたりするために分離させると、カメラ部だけが自走するというわけだ。
ターゲットロックオンで、自動追尾とかできるとカッコいいんだが・・・。
そして、シャッターチャンスに、何十枚か連続撮影をしまくるわけだ。
撮影が終わると、帰還ボタンを押して、ダイバーの近くに戻ってくる。
相対位置を検知する仕組みか、絶対位置を通信しあう仕掛けが必要だろう。
これが実用化されれば、ダイビングに革命が起こる可能性もある。
リアルな水中環境の中で、ゲーム感覚で水中撮影が楽しめるのだ。
もちろん、船の上からでも撮影できるが、船酔いという問題もあるな。
オプションとして、水面に浮かべて電波を中継する無人の小型ボートも付けてしまおう!。
陸上でのリモコンは、もちろん、アイパッドである。
専用中継器と無線LANで接続され、中継器からは、小型ボートへ無線通信を行うわけだ。
ダイビングが出来ない家族がいたとしても、おとーさん(おかーさんでもいいです)が潜っているところを陸上のショップで見ることが出来たり、陸上からダイレクトにシャッターを押したりするわけだな。
まあ、これは、自走式でなくてもいい。
高圧縮画像伝送が出来ればいいのだ。
浮沈子は、もっと進んで、ダイビングの安全管理に使えないかと考えている。
安全監視用の水中ロボットである。
ロボットバディ(商標登録でもしようかな)といってもいい。
ベイルアウト用のガスや、フロート打ち上げシステムが備わり、漂流した時用の遭難信号発信装置も付いていて、常にダイバーの傍らで安全を管理するのだ。
まあ、現状はイントラがそれをやっているのだが。
シンプルイズベストとは、対極の考え方である。
シニアダイバーには、不可欠のツールだろう。
陸上での電動車椅子のように、掴まっているだけで、適正な浮力を維持し、安全停止もしてくれて、エキジットの時に、フィンを脱がせてくれたりするようになるかもしれない(まさかあ!)。
ROVの未来は、ダイビングのバディロボット(こっちは、一般名詞だな)である。
少し遅めの、初夢となった・・・。
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