ロタのダイビング2014年03月11日 04:55

ロタのダイビング
ロタのダイビング


ロタに来る度に思うんだが、何でこんなにいい海なのに、ダイビングが盛んにならないんだろう。

ダイビングショップは、日本人が経営する3軒だけ。

どこも、お客が減っているようだ。

大型連休の時は、それなりに混んでいるようだが、それ以外はあまりいない。

透明度高く、穏やかなポイントが殆んどの、まったり癒し系のダイビングを存分に味わえる。

大物とかは、確かにいないが、珍しいマクロはいるようだな(浮沈子は興味ないので分りません)。

砂地のポイントが多いので、いろいろゲームとかして遊んでいる。

じゃあ、魚はいないかといえば、たとえばコーラルガーデンには、目の前が見えなくなる程のチョウチョウウオがいる。

魚影は薄いが、まあ、それなりに種類はいるのだ。

沈船の松運丸、地形のロタホールやサリガイ。

さんざん行きたい所へ行ったので、あまりどこへ行きたいということはない。

この海で、潜れるだけでいいのだ。

ロタブルーに染まる。

透視度が高いと、まずは、高所恐怖症を克服しなければならない。

何十メートルも下の海底が、透けて見えるわけだから。

深度のチェックも重要だ。

今日のブリーフィングでも言っていたが、水中が明るいので、深く潜っている感じがしない。

松運丸で30m潜っても、まだまだ明るい。

さらに、周りが良く見えるので、広さを感じる。

広大な景色が堪能できる。

水底近くに這いつくばって潜らなくても、中層に浮いている浮遊感を楽しむことが出来る。

今日のジェリーズリーフは、よく抜けていて50m位の透視度だった。

ガイドの高久さんが、サインボードに「グラデーション」と書いてくれて、白い砂からロタブルーへと変化していく地平線(?)の色彩の妙をアピールしていた(画像参照:ダイバーは、ビデオでガーデンイールを撮影中)。

ここでは、水中で迷子になることはない。

岩陰に隠れようが、泡を頼りに見つけることが出来る。

下手すると、潜行ロープが、ずーっと見えている。

1辺が100メートルの、天然の水槽の中で遊ぶ。

ファンダイビング1本目を、ここでやってしまったのは、不幸の始まりだったかもしれない。

他のどこへ行っても、このまったり感は味わえない。

大海原のど真ん中のように、透視度だけなら同程度の海もあるだろうが、真っ白い砂の輝きはない。

ロタのダイビングは、沈船やロタホールだけではないのだ。

この海と、何もない島の生活。

最高の贅沢を感じる。

物価が高いとかいっても、そもそも金を使うところがないのだ・・・。

寝て、食って、潜る。

それだけ。

それだけの贅沢。

ゴルフや、島内観光や、シュノーケリングなどのアクティビティもある。

しかし、浮沈子にとっては、陸の生活はシンプルなのがいい。

ややっこしいのは、日本だけでたくさんである。

ロタのダイビングが盛んになれば、いろいろな店も多くなって資本も入ってくるかもしれないが、この島にはそういう開発型の発展は似合わない。

浮沈子が、1日1本のダイビングを、のんびりと楽しめる程度の状態がいいな。

CCRでのダイビングについては、今後の課題というところか。

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