揃い踏み ― 2014年03月28日 02:41
揃い踏み
(「そろいぶみ(揃い踏み)」とはどういう意味?)
http://yaoyolog.com/?p=591
「「主要なメンバーが揃う。」といったような意味で、スッカリ普段使いの言葉として定着していますが、本当は相撲用語だったんですね。」
定着してるかあ?。
まあいい。
今回取り上げるのは、2014年シーズンのWEC(FIA世界耐久選手権)に参加する競技車両のうち、最も戦闘力が高いといわれるLMP1クラスの車両である。
・常勝アウディの「R18 e-tronクアトロ」
・14年ぶりの参戦で、完走を目指すポルシェの「919ハイブリッド」
・3年目の正直(?)を狙うトヨタの「TS040 HYBRID」
他にもあるのかもしれないが、主要なメンバーが揃ったということで、「揃い踏み」である。
(FIA 世界耐久選手権)
http://ja.wikipedia.org/wiki/FIA_%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%80%90%E4%B9%85%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9
(アウディのルマンレーサー、2014年型 (アウディ、新LMP1のカラー公開。熱回生は非搭載)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=55311#page3
(ポルシェ 919ハイブリッド&911 RSR:技術詳細)
http://f1-gate.com/porsche/wec_22598.html
(トヨタの新WEC レーサー、TS040 HYBRID 発表…1000psのハイブリッドに進化)
http://response.jp/article/2014/03/27/220003.html
車両規定と戦闘力を考えて、メーカーの技術の粋を集めて作られるマシーン達。
最適解が何処にあるかは、機械の神様しか分からないが、その衣の裾に触れようと人知の限りを尽くす。
(Règlement Technique pour Prototype LMP1 2014
2014 Technical Regulations for LMP1 Prototype:80ページあるレギュレーション)
http://www.24h-lemans.com/wpphpFichiers/1/1/ressources/Pdf/2014/24-heures-du-mans/regulations/2014-technical-regulations-lm-p1.pdf
まあ、こんなもん読んでられないので、参考になるページを。
(2014年LMP1レギュレーション~ル・マン24時間レース~)
http://minkara.carview.co.jp/userid/139870/blog/26821100/
「【ターミナルエンジン】
*4ストロークピストンエンジン。
*マニュファクチャラーエンジンは排気量自由。ターボ圧は4バールまで。
*プライベーター用エンジンは排気量5.5リッターまで。
*エンジン出力はホモロゲートされた燃料計によりコントロールされる。
*エアリストリクターの廃止。可変吸入システムの使用が認められる。
*燃料インジェクション圧は自由。
*燃料は第二世代E20バイオ燃料
*ディーゼルかガソリンエンジン
*中長期的スパンで水素や電力などの他のエネルギーに転換可能なこと。
*高価な素材やシステムは禁止される。
【エネルギー回生システム】
*サルテサーキット1周あたりの出力0-8MJの5カテゴリーに区分けされる。
*システムは測定され得る限り自由に規定される。
*システムの基数は1台あたり2機まで。
*システムはシーズン毎にホモロゲートされる。シーズン中のアップデート、カテゴリ変更は認められない。」
昨年までのレギュレーションとは大幅に異なるようだ。
回生システムを含めてエンジンに対する規制が緩められたのと対照的に、燃料規制は厳しくなったというところか。
モーターによる回生・力行は2機までとあるので、4輪での駆動もOKになったようだ。
記事の中から、各車のスペックを見てみよう。
「TS040 HYBRID:
・自然吸気のV型8気筒3.7リットルガソリンエンジン
・エンジン:520馬力
・モーター2機(4輪)
・モーター:480馬力
・回生:6MJ/周
・熱回生:なし
・蓄電システム:キャパシタ
・車両重量:?」
「919ハイブリッド:
・2リッターV型4気筒ガソリン直噴エンジン(シングルターボ)
・エンジン:約500馬力(9000rpm)
・モーター1機(前輪のみ)
・モーター:?馬力
・回生:8MJ/周
・熱回生:あり(ターボチャージャーとは別個となったタービンでモーター・ジェネレーター・ユニットを回す)
・蓄電システム:リチウムイオン電池
・車両重量:?」
「R18 e-トロン・クワトロ:
・4リットルV6ターボディーゼルエンジン
・エンジン:?馬力
・モーター1機(前輪のみ)
・モーター:?馬力
・回生:2MJ/周
・熱回生:なし
・蓄電システム:フライホイール
・車両重量:870kg」
こうしてみると、メインとなるエンジンユニットも、1周当たりの回生エネルギーも、蓄電システムもみんな異なるということが分かる。
機械の神様の衣に口付けることが出来るのは、果たしてどのメーカーなのか。
まずは、4月20日のシルバーストンということになるのだが、開発ベースで余裕カマしているのはポルシェだな。
(ポルシェ、2台の919ハイブリッドによるテストを完了)
http://f1-gate.com/porsche/wec_22868.html
「ポルシェは、3日間で6名のドライバーで4,756kmを走破したと報告。走行は信頼性問題によって“数回”影響を受けたと述べた。」
「テストでは信頼性を改善しなければならないことを教えられた。我々は正しい方向に進んでいる」
あんま、余裕でもないか。
考えてみれば、アウディやトヨタは、昨年まで走っているので、信頼性のツブシは出来ているのだろう。
後は、選択したシステムの中で、どう運用するのか。
レース運びと戦術の問題になってくる。
(クリステンセン、新LMP1でル・マン市街地を疾走)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=55319
市街地走行とかやって、余裕見せてるけど、だいじょうび?。
(トヨタ、2014年LMP1カー「TS040 HYBRID」を発表)
http://f1-gate.com/toyota/ts040_22876.html
(NEW ERA FOR TOYOTA RACING WITH TS040 HYBRID:元記事)
http://www.toyotahybridracing.com/new-era-for-toyota-racing-with-ts040-hybrid/
まあ、中身同じなんですが。
「TS040 HYBRIDは今年1月21日にフランスのポールリカール・サーキットで実走テストを開始し、その後ヨーロッパ内で12日間、計18,000kmにおよぶテストをこなした。」
(ポール・リカール・サーキット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88
「コース長 5.809 km」とある。
3098周だな。
1日の周回は258周(切り捨て)ということになる。
F1マシンのレコードタイムが1分40秒だから、簡単のために1周2分とすると、約520分(8時間40分)走っていることになる。
労働基準法とか、ややっこしいことはいわずに、スゴイといっておこう。
まあ、どうでもいいんですが。
全部ポール・リカールで走ったわけじゃないだろうが、集中して走り込んでいることは分かる。
「我々はWECに参戦してきたこの2年間、非常に多くのことを学んでおり、その全てを新しいTS040 HYBRIDに注ぎ込んだ。TS040 HYBRIDはトヨタがこれまでにサーキットで戦ってきたレーシングカーの中で最も技術的に進んだ車両といえる。」
真面目な日本の、真面目なメーカーの、真面目なチーム代表のお言葉である。
回生エネルギーが各社異なるという設計は、浮沈子の興味を引くが、何より919ハイブリッドが、実戦でどの程度の戦闘力を見せるかというのがキモだな。
アウディとトヨタが拮抗してきていることは分かっている。
追随できるのか、割り込めるのか、それともぶっちぎっているのか。
それが問題だ・・・。
(「そろいぶみ(揃い踏み)」とはどういう意味?)
http://yaoyolog.com/?p=591
「「主要なメンバーが揃う。」といったような意味で、スッカリ普段使いの言葉として定着していますが、本当は相撲用語だったんですね。」
定着してるかあ?。
まあいい。
今回取り上げるのは、2014年シーズンのWEC(FIA世界耐久選手権)に参加する競技車両のうち、最も戦闘力が高いといわれるLMP1クラスの車両である。
・常勝アウディの「R18 e-tronクアトロ」
・14年ぶりの参戦で、完走を目指すポルシェの「919ハイブリッド」
・3年目の正直(?)を狙うトヨタの「TS040 HYBRID」
他にもあるのかもしれないが、主要なメンバーが揃ったということで、「揃い踏み」である。
(FIA 世界耐久選手権)
http://ja.wikipedia.org/wiki/FIA_%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%80%90%E4%B9%85%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9
(アウディのルマンレーサー、2014年型 (アウディ、新LMP1のカラー公開。熱回生は非搭載)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=55311#page3
(ポルシェ 919ハイブリッド&911 RSR:技術詳細)
http://f1-gate.com/porsche/wec_22598.html
(トヨタの新WEC レーサー、TS040 HYBRID 発表…1000psのハイブリッドに進化)
http://response.jp/article/2014/03/27/220003.html
車両規定と戦闘力を考えて、メーカーの技術の粋を集めて作られるマシーン達。
最適解が何処にあるかは、機械の神様しか分からないが、その衣の裾に触れようと人知の限りを尽くす。
(Règlement Technique pour Prototype LMP1 2014
2014 Technical Regulations for LMP1 Prototype:80ページあるレギュレーション)
http://www.24h-lemans.com/wpphpFichiers/1/1/ressources/Pdf/2014/24-heures-du-mans/regulations/2014-technical-regulations-lm-p1.pdf
まあ、こんなもん読んでられないので、参考になるページを。
(2014年LMP1レギュレーション~ル・マン24時間レース~)
http://minkara.carview.co.jp/userid/139870/blog/26821100/
「【ターミナルエンジン】
*4ストロークピストンエンジン。
*マニュファクチャラーエンジンは排気量自由。ターボ圧は4バールまで。
*プライベーター用エンジンは排気量5.5リッターまで。
*エンジン出力はホモロゲートされた燃料計によりコントロールされる。
*エアリストリクターの廃止。可変吸入システムの使用が認められる。
*燃料インジェクション圧は自由。
*燃料は第二世代E20バイオ燃料
*ディーゼルかガソリンエンジン
*中長期的スパンで水素や電力などの他のエネルギーに転換可能なこと。
*高価な素材やシステムは禁止される。
【エネルギー回生システム】
*サルテサーキット1周あたりの出力0-8MJの5カテゴリーに区分けされる。
*システムは測定され得る限り自由に規定される。
*システムの基数は1台あたり2機まで。
*システムはシーズン毎にホモロゲートされる。シーズン中のアップデート、カテゴリ変更は認められない。」
昨年までのレギュレーションとは大幅に異なるようだ。
回生システムを含めてエンジンに対する規制が緩められたのと対照的に、燃料規制は厳しくなったというところか。
モーターによる回生・力行は2機までとあるので、4輪での駆動もOKになったようだ。
記事の中から、各車のスペックを見てみよう。
「TS040 HYBRID:
・自然吸気のV型8気筒3.7リットルガソリンエンジン
・エンジン:520馬力
・モーター2機(4輪)
・モーター:480馬力
・回生:6MJ/周
・熱回生:なし
・蓄電システム:キャパシタ
・車両重量:?」
「919ハイブリッド:
・2リッターV型4気筒ガソリン直噴エンジン(シングルターボ)
・エンジン:約500馬力(9000rpm)
・モーター1機(前輪のみ)
・モーター:?馬力
・回生:8MJ/周
・熱回生:あり(ターボチャージャーとは別個となったタービンでモーター・ジェネレーター・ユニットを回す)
・蓄電システム:リチウムイオン電池
・車両重量:?」
「R18 e-トロン・クワトロ:
・4リットルV6ターボディーゼルエンジン
・エンジン:?馬力
・モーター1機(前輪のみ)
・モーター:?馬力
・回生:2MJ/周
・熱回生:なし
・蓄電システム:フライホイール
・車両重量:870kg」
こうしてみると、メインとなるエンジンユニットも、1周当たりの回生エネルギーも、蓄電システムもみんな異なるということが分かる。
機械の神様の衣に口付けることが出来るのは、果たしてどのメーカーなのか。
まずは、4月20日のシルバーストンということになるのだが、開発ベースで余裕カマしているのはポルシェだな。
(ポルシェ、2台の919ハイブリッドによるテストを完了)
http://f1-gate.com/porsche/wec_22868.html
「ポルシェは、3日間で6名のドライバーで4,756kmを走破したと報告。走行は信頼性問題によって“数回”影響を受けたと述べた。」
「テストでは信頼性を改善しなければならないことを教えられた。我々は正しい方向に進んでいる」
あんま、余裕でもないか。
考えてみれば、アウディやトヨタは、昨年まで走っているので、信頼性のツブシは出来ているのだろう。
後は、選択したシステムの中で、どう運用するのか。
レース運びと戦術の問題になってくる。
(クリステンセン、新LMP1でル・マン市街地を疾走)
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=9&no=55319
市街地走行とかやって、余裕見せてるけど、だいじょうび?。
(トヨタ、2014年LMP1カー「TS040 HYBRID」を発表)
http://f1-gate.com/toyota/ts040_22876.html
(NEW ERA FOR TOYOTA RACING WITH TS040 HYBRID:元記事)
http://www.toyotahybridracing.com/new-era-for-toyota-racing-with-ts040-hybrid/
まあ、中身同じなんですが。
「TS040 HYBRIDは今年1月21日にフランスのポールリカール・サーキットで実走テストを開始し、その後ヨーロッパ内で12日間、計18,000kmにおよぶテストをこなした。」
(ポール・リカール・サーキット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88
「コース長 5.809 km」とある。
3098周だな。
1日の周回は258周(切り捨て)ということになる。
F1マシンのレコードタイムが1分40秒だから、簡単のために1周2分とすると、約520分(8時間40分)走っていることになる。
労働基準法とか、ややっこしいことはいわずに、スゴイといっておこう。
まあ、どうでもいいんですが。
全部ポール・リカールで走ったわけじゃないだろうが、集中して走り込んでいることは分かる。
「我々はWECに参戦してきたこの2年間、非常に多くのことを学んでおり、その全てを新しいTS040 HYBRIDに注ぎ込んだ。TS040 HYBRIDはトヨタがこれまでにサーキットで戦ってきたレーシングカーの中で最も技術的に進んだ車両といえる。」
真面目な日本の、真面目なメーカーの、真面目なチーム代表のお言葉である。
回生エネルギーが各社異なるという設計は、浮沈子の興味を引くが、何より919ハイブリッドが、実戦でどの程度の戦闘力を見せるかというのがキモだな。
アウディとトヨタが拮抗してきていることは分かっている。
追随できるのか、割り込めるのか、それともぶっちぎっているのか。
それが問題だ・・・。
4気筒・・・ ― 2014年03月28日 04:20
4気筒・・・
(ポルシェCEO、次期型「ボクスター」&「ケイマン」のために4気筒エンジンを開発中と認める!)
http://jp.autoblog.com/2014/03/24/porsche-flat-four-engine-report/
「『Automotive News』が伝えるところによると、ポルシェのマティアス・ミューラーCEOはメディアによるインタビューの中で、次期型「ボクスター」および「ケイマン」に搭載する4気筒エンジンを開発中であると認めたという。」
いつかはこの日が来ると分かってはいたが、実際このニュースを見たときは、衝撃が走った(ガーン!)。
マカンに4気筒が設定された時には、もう時間の問題だな、と覚悟を決めていたのだが。
「我々はダウンサイジング戦略と新しい4気筒ボクサー・エンジンの開発を継続するつもりだ。これは次世代のボクスターとケイマンのためのものとなるだろう。CO2排出量の削減に対する努力を止めることはない」
まあ、ボクサーエンジンということなので、先祖帰りといえなくもない。
ついでに、空冷にして欲しいな(殆ど、ヤケです)。
「時代の要請に合わせたダウンサイジングは、ルーツへの回帰という意味にもなるわけだ。しかも6気筒より軽くてコンパクトな4気筒を搭載するボクスターとケイマンは、環境性能に優れるだけでなくハンドリングやブレーキ性能にも期待できる。さらに価格も抑えられるとしたら、日本では現在販売されているボクスターの596万円を下回る、ひょっとしたら500万円以下の価格が実現するかも知れない。」
この記者は、ボクスターのエンジンの乗せ換えが、100万円位で出来ることを知らないとみえる(インターミディエイトシャフトの破壊によるアッセンブリ交換時のコスト)。
いや、浮沈子は、たとえ500万円を切る4気筒ポルシェが出ても、今の03ボクスター(986型)の方がいいな。
(4-cylinder for Porsche Cayman, Boxster will improve mpg, handling:元記事)
http://www.autonews.com/article/20140321/OEM04/140329978/porsche-confirms-4-cylinder-for-cayman-boxster-report-says#
エンジンがクルマの心臓だなんて、21世紀には許されない発想なんだろう。
大排気量エンジンを実現する上での多気筒化が当たり前の手法だった時代は、歴史の彼方に消えていき、ダウンサイジングを実現する低圧ターボが横行し、ハイブリッドがもてはやされるようになった。
ポルシェよ!、おまえもか・・・。
確かに、自動車メーカーは、どこも真剣にクルマの未来を考えている。
身勝手な20世紀族の浮沈子なんかより、乗って楽しいクルマが作り続けられることを願っているのだ。
どっかの航空機メーカーの社長と違って、自動車メーカーのヘッドクォーターの連中は、自動車が好きなヤツラが多い。
どっちかっていうと、経理の数字が並んでいる書類を見ているより、本音は現場で機械弄りしていたいのだ。
まあ、中には違う連中もいるだろうが。
しかし、彼らが考えてくる手立ては、どうも浮沈子の気に入らないな。
電動自動車を作ってみたり、エンジンを小さくして静かにしてみたり。
もっと、こう、なんというか、クルマが憧れの対象となるような、カッコいい、マッチョでガッツなスポーツカーはないのかあ?。
4気筒のボクスター・ケイマンが悪いとはいわない。
ポルシェのことだから、スポーツカーとして恥ずかしくない性能とドラビリを乗っけてくることは間違いない。
しかし、だが、であっても、浮沈子はショックだ。
4気筒、よんきとうとて、明けにけり・・・。
(”ほととぎす ほととぎすとて 明けにけり”ってどんな意味ですか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14186574
「「ほととぎす」を題に句を作れと言われて、「ほととぎす」「ほととぎす」と苦吟している間に夜が明けてしまいましたよ、という意味です。」
まあ、どうでもいいんですが。
4気筒の季語は、きっと春だろうな。
(ポルシェCEO、次期型「ボクスター」&「ケイマン」のために4気筒エンジンを開発中と認める!)
http://jp.autoblog.com/2014/03/24/porsche-flat-four-engine-report/
「『Automotive News』が伝えるところによると、ポルシェのマティアス・ミューラーCEOはメディアによるインタビューの中で、次期型「ボクスター」および「ケイマン」に搭載する4気筒エンジンを開発中であると認めたという。」
いつかはこの日が来ると分かってはいたが、実際このニュースを見たときは、衝撃が走った(ガーン!)。
マカンに4気筒が設定された時には、もう時間の問題だな、と覚悟を決めていたのだが。
「我々はダウンサイジング戦略と新しい4気筒ボクサー・エンジンの開発を継続するつもりだ。これは次世代のボクスターとケイマンのためのものとなるだろう。CO2排出量の削減に対する努力を止めることはない」
まあ、ボクサーエンジンということなので、先祖帰りといえなくもない。
ついでに、空冷にして欲しいな(殆ど、ヤケです)。
「時代の要請に合わせたダウンサイジングは、ルーツへの回帰という意味にもなるわけだ。しかも6気筒より軽くてコンパクトな4気筒を搭載するボクスターとケイマンは、環境性能に優れるだけでなくハンドリングやブレーキ性能にも期待できる。さらに価格も抑えられるとしたら、日本では現在販売されているボクスターの596万円を下回る、ひょっとしたら500万円以下の価格が実現するかも知れない。」
この記者は、ボクスターのエンジンの乗せ換えが、100万円位で出来ることを知らないとみえる(インターミディエイトシャフトの破壊によるアッセンブリ交換時のコスト)。
いや、浮沈子は、たとえ500万円を切る4気筒ポルシェが出ても、今の03ボクスター(986型)の方がいいな。
(4-cylinder for Porsche Cayman, Boxster will improve mpg, handling:元記事)
http://www.autonews.com/article/20140321/OEM04/140329978/porsche-confirms-4-cylinder-for-cayman-boxster-report-says#
エンジンがクルマの心臓だなんて、21世紀には許されない発想なんだろう。
大排気量エンジンを実現する上での多気筒化が当たり前の手法だった時代は、歴史の彼方に消えていき、ダウンサイジングを実現する低圧ターボが横行し、ハイブリッドがもてはやされるようになった。
ポルシェよ!、おまえもか・・・。
確かに、自動車メーカーは、どこも真剣にクルマの未来を考えている。
身勝手な20世紀族の浮沈子なんかより、乗って楽しいクルマが作り続けられることを願っているのだ。
どっかの航空機メーカーの社長と違って、自動車メーカーのヘッドクォーターの連中は、自動車が好きなヤツラが多い。
どっちかっていうと、経理の数字が並んでいる書類を見ているより、本音は現場で機械弄りしていたいのだ。
まあ、中には違う連中もいるだろうが。
しかし、彼らが考えてくる手立ては、どうも浮沈子の気に入らないな。
電動自動車を作ってみたり、エンジンを小さくして静かにしてみたり。
もっと、こう、なんというか、クルマが憧れの対象となるような、カッコいい、マッチョでガッツなスポーツカーはないのかあ?。
4気筒のボクスター・ケイマンが悪いとはいわない。
ポルシェのことだから、スポーツカーとして恥ずかしくない性能とドラビリを乗っけてくることは間違いない。
しかし、だが、であっても、浮沈子はショックだ。
4気筒、よんきとうとて、明けにけり・・・。
(”ほととぎす ほととぎすとて 明けにけり”ってどんな意味ですか?)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14186574
「「ほととぎす」を題に句を作れと言われて、「ほととぎす」「ほととぎす」と苦吟している間に夜が明けてしまいましたよ、という意味です。」
まあ、どうでもいいんですが。
4気筒の季語は、きっと春だろうな。
複雑海域? ― 2014年03月28日 19:43
複雑海域?
目の前に残骸があると、衛星写真が語っている海域から、飛行機も船も引き剥がしてしまうという。
(豪当局がマレーシア機の捜索範囲を大幅変更、1100キロ北東へ移す)
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL4N0MP1LE20140328
「インド洋上における捜索範囲を従来の場所から1100キロ北東へ移すと発表した。マレーシア側から新たな情報を得たとしている。」
「ここへきて捜索範囲が大幅に変更された理由について、オーストラリア海洋安全局(AMSA)の当局者は、南シナ海とマラッカ海峡の間を対象としたレーダー情報を分析した結果に基づいていると述べた。」
はあ?。
インマルサットのデータをドップラー効果で解析して、100マイル未満の精度で特定してきたんじゃなかったっけ?。
しかも、人工衛星が捉えた無数の浮遊物には一顧だにせず、さっさとほっぽりだして1100kmも離れた海域に移動しちゃうのかよ!。
信じられなーい・・・。
まあ、パースからの距離は近くなるし、捜索に充てる時間はその分多くなるのだから、探す方にとっては都合がいいんだろうが、衛星写真はどーなっちゃうんだあ?。
(マレーシア機の捜索範囲変更、日本も衛星画像提供)
http://www.cnn.co.jp/world/35045828.html
「専門家は捜索範囲の変更について、行方不明機に近付いている証だと解説した。」
ホントかあ?。
浮沈子には、それこそ1100km離れた海域に誤って誘導されているように思えるんだが。
決定的な衛星画像が別にあるとかじゃなくて、ロイターが報じているように、受信した電波の解析とかだけなら、余りに根拠薄弱じゃね?。
(「墜落地点」と推定 マレーシア機捜索で豪)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140328/asi14032817450002-n1.htm
「マレーシア機が消息を絶つ前に南シナ海からマラッカ海峡にかけて飛行した際のレーダーのデータ解析を続けたところ、マレーシア機が従来の推定より高速で飛行しており、より多くの燃料を消費するため実際の飛行距離が短くなることが分かった。同機が墜落まで一定のスピードを保って飛行していたとの見方も示した。」
「現時点では墜落地点と推定される」
ということは、衛星が発見した漂流物は1100km南西に流されたってことになるのか?。
墜落地点に行ったところで、何もないってことになりはしないか。
だって、燃料切れで墜落したなら、燃料は空なわけだし・・・。
怪しい。
怪しすぎる。
しかも、マレーシア当局からの発表ではなく、オーストラリアの現場サイドの発表だ。
おまけに、根拠の情報の出所はマレーシア当局だという。
今日の捜索自体も、この海域で行われたらしい。
(不明機 捜索海域を1100キロ北東に移動)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140328/k10013320651000.html
「海事当局によりますと、南シナ海とマラッカ海峡付近のレーダーの情報などを改めて解析したところ、旅客機はこれまで考えられていたより速い速度で飛行して、燃料も早く消費したとみられ、従来の推定より手前で墜落したとみられるということです。
新たな海域では28日、オーストラリアや中国、日本など6か国の航空機合わせて10機が捜索しています。」
「オーストラリア海軍の艦船と中国の船の合わせて6隻も新たな捜索海域に向かっている」
そんなに一斉に移動するほど、確度の高い情報なんだろうか。
GSマップによれば、その地域にも雨域が迫っている。
発見は困難になる可能性が高い。
ますますもって、複雑海域(怪奇)な話である。
(<マレーシア機不明>当局発表の衛星画像の122の物体、正体は「カモメ」の群れ―中国メディア:追加)
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20140328021/1.htm
(不明機 哨戒機が物体を発見と発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140328/k10013335491000.html
目の前に残骸があると、衛星写真が語っている海域から、飛行機も船も引き剥がしてしまうという。
(豪当局がマレーシア機の捜索範囲を大幅変更、1100キロ北東へ移す)
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPL4N0MP1LE20140328
「インド洋上における捜索範囲を従来の場所から1100キロ北東へ移すと発表した。マレーシア側から新たな情報を得たとしている。」
「ここへきて捜索範囲が大幅に変更された理由について、オーストラリア海洋安全局(AMSA)の当局者は、南シナ海とマラッカ海峡の間を対象としたレーダー情報を分析した結果に基づいていると述べた。」
はあ?。
インマルサットのデータをドップラー効果で解析して、100マイル未満の精度で特定してきたんじゃなかったっけ?。
しかも、人工衛星が捉えた無数の浮遊物には一顧だにせず、さっさとほっぽりだして1100kmも離れた海域に移動しちゃうのかよ!。
信じられなーい・・・。
まあ、パースからの距離は近くなるし、捜索に充てる時間はその分多くなるのだから、探す方にとっては都合がいいんだろうが、衛星写真はどーなっちゃうんだあ?。
(マレーシア機の捜索範囲変更、日本も衛星画像提供)
http://www.cnn.co.jp/world/35045828.html
「専門家は捜索範囲の変更について、行方不明機に近付いている証だと解説した。」
ホントかあ?。
浮沈子には、それこそ1100km離れた海域に誤って誘導されているように思えるんだが。
決定的な衛星画像が別にあるとかじゃなくて、ロイターが報じているように、受信した電波の解析とかだけなら、余りに根拠薄弱じゃね?。
(「墜落地点」と推定 マレーシア機捜索で豪)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140328/asi14032817450002-n1.htm
「マレーシア機が消息を絶つ前に南シナ海からマラッカ海峡にかけて飛行した際のレーダーのデータ解析を続けたところ、マレーシア機が従来の推定より高速で飛行しており、より多くの燃料を消費するため実際の飛行距離が短くなることが分かった。同機が墜落まで一定のスピードを保って飛行していたとの見方も示した。」
「現時点では墜落地点と推定される」
ということは、衛星が発見した漂流物は1100km南西に流されたってことになるのか?。
墜落地点に行ったところで、何もないってことになりはしないか。
だって、燃料切れで墜落したなら、燃料は空なわけだし・・・。
怪しい。
怪しすぎる。
しかも、マレーシア当局からの発表ではなく、オーストラリアの現場サイドの発表だ。
おまけに、根拠の情報の出所はマレーシア当局だという。
今日の捜索自体も、この海域で行われたらしい。
(不明機 捜索海域を1100キロ北東に移動)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140328/k10013320651000.html
「海事当局によりますと、南シナ海とマラッカ海峡付近のレーダーの情報などを改めて解析したところ、旅客機はこれまで考えられていたより速い速度で飛行して、燃料も早く消費したとみられ、従来の推定より手前で墜落したとみられるということです。
新たな海域では28日、オーストラリアや中国、日本など6か国の航空機合わせて10機が捜索しています。」
「オーストラリア海軍の艦船と中国の船の合わせて6隻も新たな捜索海域に向かっている」
そんなに一斉に移動するほど、確度の高い情報なんだろうか。
GSマップによれば、その地域にも雨域が迫っている。
発見は困難になる可能性が高い。
ますますもって、複雑海域(怪奇)な話である。
(<マレーシア機不明>当局発表の衛星画像の122の物体、正体は「カモメ」の群れ―中国メディア:追加)
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20140328021/1.htm
(不明機 哨戒機が物体を発見と発表)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140328/k10013335491000.html
遅延 ― 2014年03月28日 21:56
遅延
「Due to a Range asset issue at Cape Canaveral, SpaceX's upcoming ISS launch will be delayed.」
(UPCOMING MISSION: FALCON 9 AND DRAGON LAUNCHING TO SPACE STATION)
http://www.spacex.com/news/2014/03/11/upcoming-mission-falcon-9-and-dragon-launching-space-station
元記事を読んだだけでは、何がなんだか分からない。
(米フロリダ ロケット発射場でレーダー設備が損傷 国際宇宙ステーション補給に遅れ)
http://response.jp/article/2014/03/28/220009.html
「アメリカの主要なロケット打ち上げ場であるフロリダ州、ケープカナベラル空軍基地のレーダー設備が火災により損傷。」
ははあ、そういうことですか。
射点41からアトラスVで打ち上げられる予定だったのは、ご存知米国のスパイ衛星(NROL-67)である。
(United Launch Alliance preparing for its next Atlas 5)
http://www.spaceflightnow.com/atlas/nrol67/stacking.html#.UzVjn6h_uvA
このNROLシリーズについては、このブログでも取り上げたことがある。
(「我々に手の届かないものはない」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/12/11/7106423
今回のワッペンは、ペガサスのようだな。
殺し文句は、「In Scientia Opportunitas:In knowledge there is opportunity:知識は機会を与える」という大人しいものである。
エッジ・ヒル大学のモットーにもなっているらしい。
(Edge Hill University)
http://en.wikipedia.org/wiki/Edge_Hill_University
まあ、どうでもいいんですが。
打ち上げが延期された原因は、施設側の火災によるレーダーの損傷ということだが、バックアップとかないのかあ?。
(ケープカナベラル空軍基地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E7%A9%BA%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0
もちろん、そんなことは書かれていない。
ケープケネディと呼ばれていた頃の記憶があるので、ケープカナベラルに戻っていたということを知ったのは最近である。
「砂洲の名である「カナベラル」は、スペイン語で籐を意味するCañaveralに由来している。」とあるのは、このページ。
(ケープ・カナベラル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB
で、NASAの有人ロケットを打ち上げているのがケネディ宇宙センターで、隣接している。
無人ロケットとかは、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられている。
現在は、射点37B、40、41が運用中らしい。
(メリット島の発射施設一覧:運用中)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%99%BA%E5%B0%84%E6%96%BD%E8%A8%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E9.81.8B.E7.94.A8.E4.B8.AD
ファルコン9は、射点40からの打ち上げ予定だったらしいな。
「火災はケープカナベラル空軍基地を含む東部宇宙・ミサイルセンターのレーダーサイトで発生し、ロケット打ち上げ後の追跡管制に支障をきたしているという。」
「東部宇宙・ミサイルセンター」というのは、ケネディ宇宙センターとケープ・カナベラル空軍基地を含む施設全体の呼び名のようだ。
(東部宇宙・ミサイルセンター)
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/esmc.html
ということは、西部にも施設があるってことか?。
(西部宇宙・ミサイルセンター)
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/wsmc.html
「バンデンバーグ空軍基地(VAFB)とも呼ばれています。」
ありましたねえ。
追跡完成については、こちら。
(追跡管制システム)
http://www.nec.co.jp/space/technology/ground001.html
「象徴的なものとしては、大画面を中心に複数の作業卓が並ぶ追跡管制センターや大小様々な形状をもつパラボラアンテナがあります。」
「衛星の状態監視や異常検知、衛星への実行指示命令(コマンド)送出、受信したテレメトリデータやコマンド履歴などのデータアーカイブ、追跡データ処理や精密な軌道位置算出および軌道決定などの作業が行われます。」
大切な施設ということだな。
火事って、ひょっとしてテロとかじゃないんだよね。
まあいい。
どの道、スペースXのCRS-3は、長期延期になりそうだな。
「Due to a Range asset issue at Cape Canaveral, SpaceX's upcoming ISS launch will be delayed.」
(UPCOMING MISSION: FALCON 9 AND DRAGON LAUNCHING TO SPACE STATION)
http://www.spacex.com/news/2014/03/11/upcoming-mission-falcon-9-and-dragon-launching-space-station
元記事を読んだだけでは、何がなんだか分からない。
(米フロリダ ロケット発射場でレーダー設備が損傷 国際宇宙ステーション補給に遅れ)
http://response.jp/article/2014/03/28/220009.html
「アメリカの主要なロケット打ち上げ場であるフロリダ州、ケープカナベラル空軍基地のレーダー設備が火災により損傷。」
ははあ、そういうことですか。
射点41からアトラスVで打ち上げられる予定だったのは、ご存知米国のスパイ衛星(NROL-67)である。
(United Launch Alliance preparing for its next Atlas 5)
http://www.spaceflightnow.com/atlas/nrol67/stacking.html#.UzVjn6h_uvA
このNROLシリーズについては、このブログでも取り上げたことがある。
(「我々に手の届かないものはない」)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/12/11/7106423
今回のワッペンは、ペガサスのようだな。
殺し文句は、「In Scientia Opportunitas:In knowledge there is opportunity:知識は機会を与える」という大人しいものである。
エッジ・ヒル大学のモットーにもなっているらしい。
(Edge Hill University)
http://en.wikipedia.org/wiki/Edge_Hill_University
まあ、どうでもいいんですが。
打ち上げが延期された原因は、施設側の火災によるレーダーの損傷ということだが、バックアップとかないのかあ?。
(ケープカナベラル空軍基地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E7%A9%BA%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0
もちろん、そんなことは書かれていない。
ケープケネディと呼ばれていた頃の記憶があるので、ケープカナベラルに戻っていたということを知ったのは最近である。
「砂洲の名である「カナベラル」は、スペイン語で籐を意味するCañaveralに由来している。」とあるのは、このページ。
(ケープ・カナベラル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB
で、NASAの有人ロケットを打ち上げているのがケネディ宇宙センターで、隣接している。
無人ロケットとかは、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられている。
現在は、射点37B、40、41が運用中らしい。
(メリット島の発射施設一覧:運用中)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E5%B3%B6%E3%81%AE%E7%99%BA%E5%B0%84%E6%96%BD%E8%A8%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E9.81.8B.E7.94.A8.E4.B8.AD
ファルコン9は、射点40からの打ち上げ予定だったらしいな。
「火災はケープカナベラル空軍基地を含む東部宇宙・ミサイルセンターのレーダーサイトで発生し、ロケット打ち上げ後の追跡管制に支障をきたしているという。」
「東部宇宙・ミサイルセンター」というのは、ケネディ宇宙センターとケープ・カナベラル空軍基地を含む施設全体の呼び名のようだ。
(東部宇宙・ミサイルセンター)
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/esmc.html
ということは、西部にも施設があるってことか?。
(西部宇宙・ミサイルセンター)
http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/wsmc.html
「バンデンバーグ空軍基地(VAFB)とも呼ばれています。」
ありましたねえ。
追跡完成については、こちら。
(追跡管制システム)
http://www.nec.co.jp/space/technology/ground001.html
「象徴的なものとしては、大画面を中心に複数の作業卓が並ぶ追跡管制センターや大小様々な形状をもつパラボラアンテナがあります。」
「衛星の状態監視や異常検知、衛星への実行指示命令(コマンド)送出、受信したテレメトリデータやコマンド履歴などのデータアーカイブ、追跡データ処理や精密な軌道位置算出および軌道決定などの作業が行われます。」
大切な施設ということだな。
火事って、ひょっとしてテロとかじゃないんだよね。
まあいい。
どの道、スペースXのCRS-3は、長期延期になりそうだな。
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