トゥバタハリーフの研究12014年04月10日 23:08

トゥバタハリーフの研究
トゥバタハリーフの研究1


(公式ページらしい)
http://www.tubbatahareef.org/home

ほぼ1週間後に迫ったトゥバタハリーフ行き。

(即断即決)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/06/7178716

やっと届いたパラオスポートの資料を基に、まずは全体を概観する(画像参照)。

といっても、大したことは書いていない。

少し、ネットを漁ってみる。

(トゥバタハ岩礁海中公園)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%8F%E5%B2%A9%E7%A4%81%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E5%85%AC%E5%9C%92

「トゥバタハ岩礁海中公園(-がんしょうかいちゅうこうえん)は、フィリピン諸島の南西にあるパラワン島の東の岩礁と珊瑚礁を保護する目的で設置された海中公園。1993年、フィリピン初のユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録され、2009年に登録範囲を拡大し、トゥバタハ岩礁自然公園となった。」

「トゥバタハ岩礁海中公園は、2つの岩礁と大きな珊瑚礁からなる。珊瑚礁は、東南アジア最大ともいわれる。カツオドリや、海亀など海洋動植物の宝庫でもある。」

日本語のウィキでは、何も分からない。

(Tubbataha Reef)
http://en.wikipedia.org/wiki/Tubbataha_Reef

英語でも大したことはない。

海底火山の頂上に出来た環礁であるということは分かった。

やっぱ、このページくらいしかないか。

(トゥバタハリーフクルーズ)
http://www.sporttours.co.jp/tubbataha/tubbataha_index.html

(トゥバタハリーフ ポイント紹介)
http://www.sporttours.co.jp/tubbataha/point/tubbataha_point.html

まず、そもそもトゥバタハリーフとはどこにあるのか。

フィリピンのパラワン島の州都プエルトプリンセサから船で10時間、スールー海のど真ん中、絶海の孤島である。

北緯8度55分、東経119度55分とあるが、グーグルマップで見ても何も写っていない。

ちと焦るな。

世界遺産となっており、「トゥバタハ岩礁自然公園」というのが正式名称である。

トゥバタハリーフ(南北)と、20kmほど北に位置するジェシービーズリーリーフとからなる。

潜りに行くのは南北のトゥバタハリーフだけ。

「クルーズ船のみに解放していますが、一人$80のパークフィーの支払いが必要です。
またダイビングでは着底禁止、グローブ着用禁止が義務づけられています。
クルーズ船には投錨の禁止やテンダーボートへ反射シールをつけるなどルールが決められています。」

ポイントをいくつかリストアップしてみる。

まずは、北リーフから。

「シャークエアポート(群れ・大物期待・カレント・サンゴ・地形):
北リーフの一押しポイント。東に突き出したリーフをコーナーに向かってドリフト。コーナーは『ウォッシングマシン』と呼ばれるほど潮が流れる事がある。サンゴはもちろんの事、大きなイソバナなどのソフトコーラルも美しい。ブラックフィンバラクーダがドロップオフの沖合にいたり、コーナーではカスミアジやギンガメアジが群れる。
マンタもエントリーしてすぐいる事もあれば、コーナーを過ぎた反対側のドロップで悠然と泳ぐ姿が見られるかもしれない」

「シーファンアレイ(群れ・大物期待・サンゴ):
北リーフのシャークエアポート寄り。浅いリーフはハードコーラルが密集している。斜めに落ちるドロップは透明度がよく、イソマグロやサメが泳ぐ姿がある。シャークエアポートから流れてきたギンガメアジの群れがリーフ上で渦を巻く姿はド胆をつぶされるほど」

「テラス(群れ・大物期待・サンゴ):
シーファンアレイより西に進んだリーフ。ドロップはソフトコーラルが乱立しオオテンハナゴイやアカネハナゴイが乱舞する。外洋ではサメやサワラからマンタが見られた事もある。」

「マラヤンレック(群れ・レック・ドリフト・地形):
北リーフの南西で大きなタグボートが座礁したところがポイントになっている。チョウチョウコショウダイやイスズミなどの魚礁となりタマカイなど大型のハタが住処にしている。リーフ5mくらいに沈んだ船体はデッキとエンジンブロックが残っていてフォトジェニック。目の下に寄生虫をつけたチョウチョウコショウダイが気持ち悪い。
ドロップにはギンガメアジの群れやロウニンアジ。更に運がいいとカンムリブダイ数百匹の群れに遭遇する事もある。」

「アモスロック・ウォールストリート(大物期待・ドリフト・サンゴ):
北リーフの南側。水深5mほどから落ち込むドロップオフでグレイリーフシャークやイソマグロなどが回遊する。ハンマーヘッドやタイガーシャーク、ジンベイザメなどチャンスもある。
リーフ上はところどころ砂地がありハナゴイやスズメダイで癒される。」

画像で紹介したマップには、この他にも以下のポイントが出ている。

「ウォールストリート(リーフ南西、亜モスロックの北):
切り立ったドロップオフの下からサメが上がってくることもあり、時にはハンマーヘッドやシルバーチップシャークなどの大物が出るポイント」

「ウォッシングマシン(リーフ北東、シャークエアポートの北):
潮が回る上級者向けポイント。ギンガメアジやバラクーダ、ジンベイザメ、カメ等の遭遇が期待できる」

「レンジャーズステーションポイント(リーフ南部):
浅いリーフをのんびり潜りながら、ギンガメアジ、バラクーダの群れが狙える」

番外だが、北リーフの南側にはレンジャーズステーションがあって、シャツや帽子などお土産を販売している。コンディションがよければ立ち寄るが、浅瀬にはカメが泳ぎ、砂洲には鳥たちが羽を休めている。

一応、離れたリーフも案内には出ている。

「ジェシー・ビーズリー・リーフ(20km北方の別のリーフ):
小さなリーフの周りで大物一発狙いポイント」

では、南リーフを。

「ブラックロック(群れ・大物期待・ドリフト・サンゴ・地形):
南リーフの北東の突き出し。シャークエアポート同様流れがあり、コーナーに面するので大物の期待が大きく、マンタも頻繁に見られる。バラクーダやカマスの群れ、ナポレオン、ロウニンアジやカスミアジ、ギンガメの群れなど見所も多い。潮のあたる張り出しではカスミチョウやムレハタタテダイが群れてフォトジェニックな光景が多々。ドロップに咲くウミウチワやツボカイメンも大型でたくさんのハナダイが群れている。 浅瀬はサンゴが群生し、テーブルサンゴも多い。コーナー付近では流れが複雑になる事もあり注意が必要。トゥバタハリーフのメインポイントと言っても過言ではない。」

「コ・オク(群れ・大物期待・ドリフト・サンゴ):
南リーフの北西の角。リーフにはギンガメアジ、外洋にバラクーダが現れる事もある。潮辺りのいいドロップにはイソマグロやサメなどが集まってくる。」

「デルサンレック(群れ・大物期待・ドリフト・サンゴ・地形):
南リーフの南東。大きな貨物船が座礁したポイントでその下には張り出したドロップがコーナーになっている。潮があたるとギンガメアジを追いかけるイソマグロやサメなどがたむろしている。シルバーチップなど大型のサメも下から上がってくる事もあり。
他のポイントより深く潜る事になるのでダイビングコンピュータのチェックを忘れないように。
船の残骸はほとんど水中では見る事ができないが、大きな錨がある。南にドリフトするとトリガーフィッシュシティへと進んでいく。」

「トリガーフィッシュシティ(群れ・大物期待・ドリフト・サンゴ・地形):
デルサンレックの南側。サンゴ礁と砂地が広がるポイントで名前の由来通り、キヘリモンガラとゴマモンガラが大潮になるとすり鉢状の巣を作る。大潮の時にこの砂地は地雷原のごとく危険地帯となる。 デルサンレックから移動したバラクーダやギンガメアジの群れが見られる事もある。浅いリーフには大きなテーブルサンゴがあり、コショウダイが色を添えている。南に行けば行くほどサンゴの丘が広がり、カメがたくさんいる。一度に20匹以上のカメが視界に入る事もある。大きな個体は甲羅が1mを超すものも少なくない。マンタが現れる事もあり、07年はニタリが登場した事もあった。」

「スタッグホーンポイント(群れ・大物期待・ドリフト・サンゴ・地形):
南リーフの南。トリガーフィッシュシティの西側。段々になったサンゴ礁からドロップが落ちる。南から西に抜けるコースではギンガメアジやロウニンアジや大きなカメがそこかしこにいる。  北から南西のコーナーに向けて流すコースではバラクーダの群れもある。07年にはジンベイザメが出現。水中イルカなどもあった。 全体的に流れが速く、ダウンカレント、アップカレントに注意が必要。サンゴも十分美しい。」

「T Wreck(リーフ北):情報なし」

番外だが、南リーフには灯台があるようだ。

トゥバタハリーフのクルーズについては、こんな記事もあった。

(水中写真家・古見きゅう氏のレポート)
http://www.wtp.co.jp/wtpblog/index.php?c=16-

(世界遺産 トゥバタハ・クルーズ航海日誌 4月30日~5月5日2006年 水中写真家 鍵井靖章)
http://www.wtp.co.jp/wtpblog/index.php?e=163#more

鍵井氏のレポートは、なかなか参考になるな。

フィリピンのクルーズ船やガイドの緩い感じがよく伝わってくる。

パラオスポートのスケジュールに出ているポイントは、以下の通り。

「北リーフ:
シャークエアポート、ウォッシングマシン、テラス、アモスロック、マラヤンレック、レンジャーステーション、ウォールストリート、シーファンアレイ」

「南リーフ:
ブラックロック、ナースステーション、デルサンロック、コ・オク、トリガーフィッシュシティ、スタッグホーン」

ナースステーションだってえ?。

そんなとこ、どこにも出てないぜ!。

まあいい。

浮沈子の参加するクルーズは、こんな日程。

(トゥバタハリーフ Bコース モデル)
http://www.sporttours.co.jp/tubbataha/cruise/course/tubbataha_model_C.html

「Bコース詳細日程:
<1日目>
各空港からマニラ経由でプエルトプリンセサへ。
成田PR431 09:30 - 13:35
中部PR437 09:30 - 13:10
関西PR407 09:55 - 13:25
マニラから国内線でプエルトプリンセサへ
PR197 16:00 - 17:20
プエルトプリンセサ到着
プエルトプリンセサ到着後はスタッフが送迎、船内泊

<2日目>
オプショナルツアー
20:00 トゥバタハリーフに出発

<3~6日目>
トゥバタハリーフにてダイビング
午前2ダイブ/午後2ダイブ
北リーフ:シャークエアポート、ウォッシングマシン、アモスロック
マラヤンレック、シーファンアレイ、ウォールスト

南リーフ:ブラックロック、ナースステーション、デルサンレック
トリガーフィッシュシティ、スタッグホーンポイント、コオク

<7日目>
午前中1〜2ダイブ
13:00 プエルトプリンセサへ向けて出発
22:00 プエルトプリンセサ入港

<8日目>
プエルトプリンセサから国内線でマニラへ
PR196 10:10 - 11:30
マニラから日本各空港へ
成田便 PR432 14:30-19:55
中部便 PR438 13:40-18:30
関空便 PR408 14:25-19:20」

2日目のオプショナルツアーは、いらないような気がする。

「A:世界遺産アンダーグラウンドリバーツアー
B:パラワン島内観光&ショッピングツアー」

体調によっては、キャンセルして船でゴロゴロしていようかな。

15000円のオプション料金の返還はない。

(プエルト・プリンセサ地底河川国立公園)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B5%E5%9C%B0%E5%BA%95%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92

「フィリピン諸島の南西にあるパラワン島の洞窟内に流れる地下川を保護する目的で指定された国立公園。州都プエルト・プリンセサからは北へ50kmほどの場所に位置する。1999年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。」

50kmも離れてるのか。

行って帰って1日がかりだな。

「プエルト・プリンセサ市街からは車で約3時間(往復6時間)かかる。道は未舗装の山道で、電力・上下水道もない地域。雨後は通れないこともあり時間には余裕が必要。サバンからはボートで地下川入口まで片道15分かかる。地下川入口からは専用ボートにヘルメット着用ライト(貸してくれる)所持で乗り込む。このボートツアーは1時間程度かかる。従って地下川へ訪れるのはプエルト・プリンセサから丸一日仕事である。」

これから毎日死ぬほど潜るのに、なんでこんなオプショナルツアーを事前に組むんだろう?。

まあ、それを承知で申し込んだんだから仕方ないけど。

Bのパラワン島内観光&ショッピングツアーだったら参加しようかな。

もう一度、ダイビングのポイントだけまとめ書き。

「北リーフ:
・シャークエアポート
・シーファンアレイ
・テラス
・マラヤンレック
・アモスロック
・ウォールストリート
・ウォッシングマシン
・レンジャーズステーションポイント」

「南リーフ:
・ブラックロック
・コ・オク
・デルサンレック
・トリガーフィッシュシティ
・スタッグホーンポイント
・T Wreck
・ナースステーション」

「・ジェシー・ビーズリー・リーフ」

それまでに、引越し終わらせとかなきゃ・・・。