狸皮 ― 2014年08月29日 12:03
狸皮
西アフリカのエボラ出血熱アウトブレイクが、2万人の感染者を公式に想定したので(そんなもんで済んだら、ラッキーだが)、イメージするためのグラフを作成してみた。
途中の数字に根拠はない!。
2万で終息するためには、こんなもんだろうという、山勘である。
一応、年末には終息へ向かっての動きが見られるという前提で、それまでは今の勢いが続くと想定している。
感染者数は、11月に1万、12月には1万5千人に達するという、あくまで捕らぬ狸の皮算用。
9か月での終息だが、最後は新規感染者が激減すると思われるので、概ね6か月でほぼ終息の見込みが立つような感じにしてみた。
死亡者数は、最終的に7割に達すると見込んでいる。
これは、5月中旬の致死率(新規感染者が殆ど報告されない時)をベースにしている(5月18日で、69.8%)。
これは、現在計上されている致死率の最大値でもある。
専門家の間には、もっと高い数字を挙げている方もいるが、浮沈子は専門家ではないので、8割とかを採用するわけにはいかない。
(アングル:拡大するエボラ感染、致死率上昇は「時間の問題」)
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/08/131817_1.php
「今年2月から感染状況を注視している英ランカスター大学のウイルス学者、デレク・ギャザラー氏はロイターに対し、「流行が終わりに近づくにつれ、致死率はザイール株によるエボラ流行の平均致死率80%に迫っていくことが予想される」と語った。」
実際には、早期の治療を十分に受けられれば、5割くらいになるのではないかと考えられる。
未承認薬(ジーマップ)を投与された感染者は6人いて、3人が死亡したという報告もある(だから、50%かあ?)。
まあいい。
そもそも、今回のエボラウイルスの株は、過去のザイール型ではないといわれている。
(2014年の西アフリカエボラ大流行:ウイルスの種類と確定診断)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%A4%A7%E6%B5%81%E8%A1%8C#.E3.82.A6.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.82.B9.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E.E3.81.A8.E7.A2.BA.E5.AE.9A.E8.A8.BA.E6.96.AD
「患者20名から採取したサンプルの全長ゲノム配列と系統分類を行った結果、このウイルスはいわゆるエボラのザイール株と97%一致するものの、系統群は異なると推測されている。」
いずれにしても、致死率については、捕捉率の問題もあり、かなりの幅があって、実態を踏まえた議論が必要だな。
計算上は、感染者2万人の7割で、1万4千人という数字になる。
痛ましい話だが、マラリアの死者数に比べれば、桁違いに少ないともいえる(2桁少ない)。
(マラリア)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k05/k05_04/k05_04.html
「マラリアは世界で100カ国以上にみられ、世界保健機関(WHO)の推計によると、年間3~5億 人の罹患者と150~270万人の死亡者があるとされる。」
致死率は、最大でも1パーセント未満ということになる。
殆どがヒトーヒト感染するエボラと、蚊に刺されて感染するマラリアでは、感染経路も全く異なり、単純な比較は慎むべきだろうが、熱帯に固有の疾病であることから比較されることがある。
だからといって、エボラが軽視されていい訳ではなく、現地で社会的な混乱を引き起こしているという点では、そちらの方の影響が懸念される。
「上等の医者は国を治す」という話がある。
(上等の医者は国を治す)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/07/html/d97418.html
「唐代の名医、孫思邈の著書『千金方』巻一「診候」には「上医医国、中医医人、下医医病」という一文が記されています。これは、「上等の医者は国を治す能力があり、中等の医者は人を治すことができ、下等の医者は病気しか治せない」という意味になります。」
国を治すということが、どれ程困難であるかの喩えとすべきだろう(病気を治すんだって、大変なのだ)。
エボラが終息した後、それが可能なのだろうか。
喉元過ぎて熱さを忘れたコンゴ民主共和国(過去、6回の感染!)は、未だに最貧国の一つである。
ちなみに、画像のグラフは、統計的な処理を施したものではなく、あくまで、浮沈子の手作業である。
今後の推移を見るための参考にしかならない。
人間の命を表す数字を、こんないい加減な作り方で弄っていいのかと、大いに悩んではいる。
それでも、何らかの形で終息に向けての推移を描いてみたいと思って作った。
西アフリカのエボラ出血熱アウトブレイクが、2万人の感染者を公式に想定したので(そんなもんで済んだら、ラッキーだが)、イメージするためのグラフを作成してみた。
途中の数字に根拠はない!。
2万で終息するためには、こんなもんだろうという、山勘である。
一応、年末には終息へ向かっての動きが見られるという前提で、それまでは今の勢いが続くと想定している。
感染者数は、11月に1万、12月には1万5千人に達するという、あくまで捕らぬ狸の皮算用。
9か月での終息だが、最後は新規感染者が激減すると思われるので、概ね6か月でほぼ終息の見込みが立つような感じにしてみた。
死亡者数は、最終的に7割に達すると見込んでいる。
これは、5月中旬の致死率(新規感染者が殆ど報告されない時)をベースにしている(5月18日で、69.8%)。
これは、現在計上されている致死率の最大値でもある。
専門家の間には、もっと高い数字を挙げている方もいるが、浮沈子は専門家ではないので、8割とかを採用するわけにはいかない。
(アングル:拡大するエボラ感染、致死率上昇は「時間の問題」)
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/08/131817_1.php
「今年2月から感染状況を注視している英ランカスター大学のウイルス学者、デレク・ギャザラー氏はロイターに対し、「流行が終わりに近づくにつれ、致死率はザイール株によるエボラ流行の平均致死率80%に迫っていくことが予想される」と語った。」
実際には、早期の治療を十分に受けられれば、5割くらいになるのではないかと考えられる。
未承認薬(ジーマップ)を投与された感染者は6人いて、3人が死亡したという報告もある(だから、50%かあ?)。
まあいい。
そもそも、今回のエボラウイルスの株は、過去のザイール型ではないといわれている。
(2014年の西アフリカエボラ大流行:ウイルスの種類と確定診断)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%A5%BF%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%A4%A7%E6%B5%81%E8%A1%8C#.E3.82.A6.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.82.B9.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E.E3.81.A8.E7.A2.BA.E5.AE.9A.E8.A8.BA.E6.96.AD
「患者20名から採取したサンプルの全長ゲノム配列と系統分類を行った結果、このウイルスはいわゆるエボラのザイール株と97%一致するものの、系統群は異なると推測されている。」
いずれにしても、致死率については、捕捉率の問題もあり、かなりの幅があって、実態を踏まえた議論が必要だな。
計算上は、感染者2万人の7割で、1万4千人という数字になる。
痛ましい話だが、マラリアの死者数に比べれば、桁違いに少ないともいえる(2桁少ない)。
(マラリア)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k05/k05_04/k05_04.html
「マラリアは世界で100カ国以上にみられ、世界保健機関(WHO)の推計によると、年間3~5億 人の罹患者と150~270万人の死亡者があるとされる。」
致死率は、最大でも1パーセント未満ということになる。
殆どがヒトーヒト感染するエボラと、蚊に刺されて感染するマラリアでは、感染経路も全く異なり、単純な比較は慎むべきだろうが、熱帯に固有の疾病であることから比較されることがある。
だからといって、エボラが軽視されていい訳ではなく、現地で社会的な混乱を引き起こしているという点では、そちらの方の影響が懸念される。
「上等の医者は国を治す」という話がある。
(上等の医者は国を治す)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/07/html/d97418.html
「唐代の名医、孫思邈の著書『千金方』巻一「診候」には「上医医国、中医医人、下医医病」という一文が記されています。これは、「上等の医者は国を治す能力があり、中等の医者は人を治すことができ、下等の医者は病気しか治せない」という意味になります。」
国を治すということが、どれ程困難であるかの喩えとすべきだろう(病気を治すんだって、大変なのだ)。
エボラが終息した後、それが可能なのだろうか。
喉元過ぎて熱さを忘れたコンゴ民主共和国(過去、6回の感染!)は、未だに最貧国の一つである。
ちなみに、画像のグラフは、統計的な処理を施したものではなく、あくまで、浮沈子の手作業である。
今後の推移を見るための参考にしかならない。
人間の命を表す数字を、こんないい加減な作り方で弄っていいのかと、大いに悩んではいる。
それでも、何らかの形で終息に向けての推移を描いてみたいと思って作った。
起源 ― 2014年08月29日 14:54

起源
生命は、太古の昔に偶然生まれ、そのたった一つの生命を起源として、現在の生物界が出来上がった・・・。
まあ、宇宙から飛来してもいいんですが。
この話の矛盾点は、なぜ、太古の昔だけに偶然があったのか、あるいは、太古の昔だけに宇宙から飛来したのかは、説明できないということだ。
ひょっとしたら、昨日とか、今日とかも、新しい生命が誕生(起源)したり、宇宙から飛来して、同時多発的に我々が知らないところで平行して、無数の進化が起こっているのではないか。
なんで、こんな荒唐無稽なことを考えたかというと、エボラのせいである(浮沈子が感染したわけではありません:念のため)。
自然宿主からの感染を生命の起源、ヒトーヒト間の感染を進化と考えれば、類似性がある話になる(コンゴ民主共和国でも発生したし・・・)。
そんな感じで洗脳されているところに持ってきて、こんな記事を読んでしまった。
(ISSの外壁に微生物見つかる)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_21/276202114/
(【生物】宇宙空間で生きているプランクトンが見つかる)
http://world-fusigi.net/archives/7475664.html
「国際宇宙ステーション(ISS)の外側で生きているプランクトンが発見された。ロシアの宇宙当局が認めた。」
「ロシア部分のISSの窓(イルミネータ)の表面を拭き取り布で磨いていた。その後、プランクトンや他の微生物が見つかった。」
「プランクトンは、ロシアのモジュールの打ち上げ基地があるバイコヌール(カザフスタン)には生息していない、海洋性プランクトンであるいう。NASAはこの件に関してまだコメントしていない。」
NASAが、ノーコメントというのがリアルだな。
この記事自体は、まあ、有り得る話とは思うが、コメントの中にこんなのがあった。
「ARMANという世界最小の生命体の話は面白かったね。」(コメント番号:325)
(アーキアル・リッチモンド・マイン・アシドフィリック・ナノオーガニズム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
「身体の大きさは200×60nmしかなく、最も小さな生物である。名称が長いためしばしばARMANと表記される」
「ARMAN は単独では生存できず、他の生物に寄生もしくは共生することで生存している可能性があるが、詳細は不明である。」
「非常に特殊な性質を多数持つため、ARMAN は原始生命体の生き残りであるとする考えもある。」
(原始生命体)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E7%94%9F%E5%91%BD%E4%BD%93
「化学進化による生命誕生直後の状態を有する生命のことである。」
「時系列的には
・化学進化
・原始生命体
・共通祖先
・真正細菌と古細菌
という順番で進化が行なわれたと定義されている。」
しかし、なぜ、今の時代では原始生命体が生まれないのかは分からない。
40億年もの間、たった1回の発生だけがものになり、後のすべての起源がボツになったと考える方が困難だ。
生命の起源なんて、きっと毎日どこかでものになっており、新たな系統の生命樹が構築され、既存の生命と折り合いをつけて深く静かに浸透しているんじゃなかろうか。
熱水鉱床は世界のいたるところにあり、雷は世界中で轟き、生命の材料であるアミノ酸は、そこいら中に満ち溢れている。
この環境の中で、生命が誕生しないと考えることの方が不思議な気がするんだが・・・。
もっとも、既存の生命との熾烈な競争に晒されて、みんな食われてしまうということはあるかもしれないが、それでも、全てが失敗するということは考えづらい。
スピーシーズという映画がある。
(スピーシーズ 種の起源)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA_%E7%A8%AE%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
「新たな生命体は3週間で少女へ急成長し名を「シル」とした。研究所所長フィッチは、シルが12歳を過ぎ危険として実験終了を試みたが逃走」
まあ、荒唐無稽な設定なんだが、浮沈子は劇場で観た(イブ役の女優:ナターシャ・ヘンストリッジに惹かれたわけじゃないんだが)。
香港では、「異種」という題名で、映画館に懸かっていたな(香港で観たわけじゃないんだが、たまたまその頃、旅行で行っていたんで:画像参照)。
(ナターシャ・ヘンストリッジ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8
「“映画史上もっとも美しいエイリアン”と絶賛」
まあ、どうでもいいんですが。
この映画のエイリアン(?)は、逆に同化しようとしているようなんだが(子供は分かんなくていいです!)、ちっとばっか、性急というか、荒っぽいというか・・・。
ギーガーデザインのエイリアンなので、オリジナルのデザインとよく似ている。
(エイリアン (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」
確かに・・・。
生命は、太古の昔に偶然生まれ、そのたった一つの生命を起源として、現在の生物界が出来上がった・・・。
まあ、宇宙から飛来してもいいんですが。
この話の矛盾点は、なぜ、太古の昔だけに偶然があったのか、あるいは、太古の昔だけに宇宙から飛来したのかは、説明できないということだ。
ひょっとしたら、昨日とか、今日とかも、新しい生命が誕生(起源)したり、宇宙から飛来して、同時多発的に我々が知らないところで平行して、無数の進化が起こっているのではないか。
なんで、こんな荒唐無稽なことを考えたかというと、エボラのせいである(浮沈子が感染したわけではありません:念のため)。
自然宿主からの感染を生命の起源、ヒトーヒト間の感染を進化と考えれば、類似性がある話になる(コンゴ民主共和国でも発生したし・・・)。
そんな感じで洗脳されているところに持ってきて、こんな記事を読んでしまった。
(ISSの外壁に微生物見つかる)
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_21/276202114/
(【生物】宇宙空間で生きているプランクトンが見つかる)
http://world-fusigi.net/archives/7475664.html
「国際宇宙ステーション(ISS)の外側で生きているプランクトンが発見された。ロシアの宇宙当局が認めた。」
「ロシア部分のISSの窓(イルミネータ)の表面を拭き取り布で磨いていた。その後、プランクトンや他の微生物が見つかった。」
「プランクトンは、ロシアのモジュールの打ち上げ基地があるバイコヌール(カザフスタン)には生息していない、海洋性プランクトンであるいう。NASAはこの件に関してまだコメントしていない。」
NASAが、ノーコメントというのがリアルだな。
この記事自体は、まあ、有り得る話とは思うが、コメントの中にこんなのがあった。
「ARMANという世界最小の生命体の話は面白かったね。」(コメント番号:325)
(アーキアル・リッチモンド・マイン・アシドフィリック・ナノオーガニズム)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
「身体の大きさは200×60nmしかなく、最も小さな生物である。名称が長いためしばしばARMANと表記される」
「ARMAN は単独では生存できず、他の生物に寄生もしくは共生することで生存している可能性があるが、詳細は不明である。」
「非常に特殊な性質を多数持つため、ARMAN は原始生命体の生き残りであるとする考えもある。」
(原始生命体)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E7%94%9F%E5%91%BD%E4%BD%93
「化学進化による生命誕生直後の状態を有する生命のことである。」
「時系列的には
・化学進化
・原始生命体
・共通祖先
・真正細菌と古細菌
という順番で進化が行なわれたと定義されている。」
しかし、なぜ、今の時代では原始生命体が生まれないのかは分からない。
40億年もの間、たった1回の発生だけがものになり、後のすべての起源がボツになったと考える方が困難だ。
生命の起源なんて、きっと毎日どこかでものになっており、新たな系統の生命樹が構築され、既存の生命と折り合いをつけて深く静かに浸透しているんじゃなかろうか。
熱水鉱床は世界のいたるところにあり、雷は世界中で轟き、生命の材料であるアミノ酸は、そこいら中に満ち溢れている。
この環境の中で、生命が誕生しないと考えることの方が不思議な気がするんだが・・・。
もっとも、既存の生命との熾烈な競争に晒されて、みんな食われてしまうということはあるかもしれないが、それでも、全てが失敗するということは考えづらい。
スピーシーズという映画がある。
(スピーシーズ 種の起源)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA_%E7%A8%AE%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
「新たな生命体は3週間で少女へ急成長し名を「シル」とした。研究所所長フィッチは、シルが12歳を過ぎ危険として実験終了を試みたが逃走」
まあ、荒唐無稽な設定なんだが、浮沈子は劇場で観た(イブ役の女優:ナターシャ・ヘンストリッジに惹かれたわけじゃないんだが)。
香港では、「異種」という題名で、映画館に懸かっていたな(香港で観たわけじゃないんだが、たまたまその頃、旅行で行っていたんで:画像参照)。
(ナターシャ・ヘンストリッジ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8
「“映画史上もっとも美しいエイリアン”と絶賛」
まあ、どうでもいいんですが。
この映画のエイリアン(?)は、逆に同化しようとしているようなんだが(子供は分かんなくていいです!)、ちっとばっか、性急というか、荒っぽいというか・・・。
ギーガーデザインのエイリアンなので、オリジナルのデザインとよく似ている。
(エイリアン (映画))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」
確かに・・・。
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