再使用と最適化2018年02月07日 15:25

再使用と最適化
再使用と最適化


ファルコンヘビーが上がった。

今日は水泳教室で、クロール初日。

大塚センセで、貴重な代行。

休むわけにはいかない。

昨夜、ほとんど寝てなかったが、自転車を漕いで出かけた。

打ち上げは、ライブでは見られず、録画で見た。

2段目の長い長い(6時間)のコースティングが終わって、イーロンマスクのツイッターで三度目の噴射が成功し、軌道は火星を超えて小惑星帯に及ぶことになった。

(Third burn successful. Exceeded Mars orbit and kept going to the Asteroid Belt.)
https://twitter.com/elonmusk/status/961083704230674438

ドローン船へのセンターコアの着陸(着艦?)が成功したかどうかは分からないが、それ以外は全てが成功裏に終わった。

特に、サイドコア(サイドブースター)2機の同時着陸は圧巻だったな。

モニターカメラの映像が、左右同じだったチョンボは、どうでもよくなった。

ドローン船はどうなったんだろうな。

SES-16が着水してまで譲ったんだからな。

成功していて欲しいものだ。

ファルコンヘビーは、申し分のない打ち上げをやって見せた。

最大重量の衛星や、デュアルローンチ、数十機のマルチローンチまで、何でもアリだろう。

軌道への投入精度の証明はこれからなんだろうが、惑星探査に使えることも示した。

2段目には、通常よりも多い燃料、液酸、バッテリーが搭載されていたようだ。

燃料などを調整すれば、最大能力以下のどんな打ち上げにも柔軟に対応できる。

合計27機のエンジンを積んだ3本の1段目を、回収して再使用できることが大きい。

ロケットの余剰能力を生かして、最適化することが出来るわけだ。

勿体ないとか、考えなくていい。

また使えるんだからな。

もちろん、重量が極端に軽い衛星とかに使うわけにはいかない。

5トンくらいの衛星を単発で上げるなら、シングルコアのファルコン9で十分だ。

それ以下のミニサイズの衛星は、別のロケットが担う。

ファルコン1を開発していたスペースXが捨てた市場だ。

大量に打ち上げたりする際には、ファルコン9の出番になる。

そのサイズのロケットに最適化しなくても、再使用できれば柔軟性を得ることが出来る。

原則デュアルローンチをしているアリアン5には真似のできないスタイルになる。

6トン以上の静止衛星打ち上げでは、ヘビーを使って再使用する方が、9を使い捨てにするより有利かも知れない(未確認)。

有り余る推力を生かして、静止軌道への直接投入もできるだろう(未確認)。

最適化された一品物のロケットではなく、燃料などをちょちょいと調整して打ち上げてしまう。

再使用ロケットならではの運用だな。

その幅が、ぐっと広がったということだ。

(Falcon Heavy Test Flight:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=bCc16uozHVE

打ち上げ後、2分34秒に、サイドコアが分離した。

理屈の上では、あと2本足して5コアにすることも可能だろう。

そう、ソユーズのように。

まあ、そうはしないと思うけどな。

なんか、どっと疲れが出たような気がする。

最強or最大or最大輸送能力2018年02月07日 17:26

最強or最大or最大輸送能力
最強or最大or最大輸送能力


ファルコンヘビーの打ち上げ成功に伴い、マスコミが一斉に報道を始めた。

その中で、気になる表現があって、ちょっと調べた。

(「世界最強」ロケット、打ち上げに成功 米スペースX)
https://www.asahi.com/articles/ASL2723G4L27UHBI005.html

「米宇宙企業スペースXが開発した「世界最強」の大型ロケット・ファルコンヘビー」

一般紙の中で、最も早く報じた朝日は、「世界最強」と評している。

まあ、他紙もほぼ同じ感じだ。

(世界最大ロケット打ち上げ~人類は火星にどこまで近づいたのか?)
https://www.nhk.or.jp/d-navi/science/special/special_180206/

表題では世界最大といっているが、よく読むと打ち上げ能力の事だ。

「2月7日、世界最大の打ち上げ能力を持つロケット「ファルコン・ヘビー」が火星に向かう軌道を目指しアメリカ・フロリダ州から打ち上げられる予定です。」

浮沈子は、ファルコンヘビーというのは、大きさも打ち上げ能力も現役世界最大だと思ってたんだが、そうではないらしい。

(ファルコンヘビー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%93%E3%83%BC

「大きさ:
・全高:69.2 m (227 ft)
・直径:3.66 m (12.0 ft)
・質量:1,400,000 kg (3,100,000 lb)
・段数:2+」

「積載量:
・LEOへのペイロード:54,400 kg (120,000 lb)」

(デルタ IV ヘビー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF_IV_%E3%83%98%E3%83%93%E3%83%BC

「大きさ:
・全高:72 m (236 ft)
・直径 5 m (16 ft)
・質量 733,000 kg (1,620,000 lb)
・段数 2段式」

「積載量:
・低軌道へのペイロード:28,790 kg (63,500 lb)」

うーん、ビミョーに負けてるな。

確かに、積載量ではアットーテキな差をつけているが、大きさでは負けたわけだ。

現役世界最大ではない。

そこで、メディアは、世界最強とか、世界最大の打ち上げ能力とか、世界最大の運搬能力とか、ビミョーな表現になっているわけだ。

まあいい。

さすがにN社も、ちゃんと正式名称を使ってるしな。

世界最大クラスのメガロケットとか、今回打ち上げに成功した巨大ロケットとは言わない。

二度と飛ばない実験ロケットには、つれない仕打ちだったけど。

しかし、ロイターの記事には驚いた。

(コラム:スペースXの大型ロケット、宇宙商業時代の幕開けか)
https://jp.reuters.com/article/spacex-space-idJPKBN1FR0KG?il=0

「だがファルコンには、再利用可能なブースターなど独自技術も盛り込まれている。このブースターは、自力で着地、またはドローンによる空中回収も可能だ。」

かんべんしてくれ・・・。

ドローンによる空中回収だってえ?。

ULAのヤツと勘違いしてるんじゃないのかあ?(あれも、ドローンでの回収じゃなかったような・・・)。

(ファルコン9より"賢い"再使用 - 2020年代を戦う"論理的な"ロケットとは)
https://news.mynavi.jp/article/vulcan-3/

「ULAがヴァルカンに導入しようとしている再使用方法はファルコン9とは大きく異なる。ULAが考えるそれは、ロケット機体からエンジン部分のみを分離し、バリュートと呼ばれるガスで膨らむ耐熱システムを展開して大気圏に再突入し、大気圏内でパラフォイルを展開。そして降下しているところを、ヘリコプターで引っ掛けて回収する、というものである。」

それとも、ドローン船での回収について、何かとてつもない妄想に囚われているのかもしれない。

「*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。」

そうだろうとも・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ちょっと畑が違っただけで、有り得ない空想を記事にすることはたまにある(浮沈子は、しょっちゅうですが)。

昨日も、ファルコンヘビーに3段目のロケットが積まれていると勘違いして、アップした記事を慌てて削除した。

人のことは言えない。

センターコアの回収について、記事が出ていた。

(最強ロケット打ち上げ成功 赤い車、宇宙を「疾走」)
http://www.sankei.com/photo/story/news/180207/sty1802070003-n1.html

「今回は地上への2本が成功、海上への1本の着陸は失敗した。(ワシントン共同)」

(イーロン・マスク氏のロケット「ファルコン・ヘビー」打ち上げ成功)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11890

「3機目のブースターは数百キロメートル先のドローン船に降りる予定だったが、降下速度を緩めるための推進剤が不足したため、目標を外れて時速約500キロメートルで海面に衝突し、大破した。」

残念、今回は、完璧というわけにはいかなかったな(燃料の計算、間違えたんだろうか?)。

サイドコア(サイドブースター)が切り離されるときに、差し込んであったパイプが抜けるような感じでコネクターが外れ、センターコア側で90度回転して収納されるという凝った仕掛けだったのにな。

(Falcon Heavy Test Flight:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=bCc16uozHVE&t=1474s

2分34秒辺りからの上の画面で確認できる(画像参照)。

次回の回収成功に期待というところか・・・。

(SpaceX does it for the first time again: Falcon Heavy sends a Tesla to deep space:追加)
http://www.spaceflightinsider.com/organizations/space-exploration-technologies/spacex-first-time-falcon-heavy-sends-tesla-deep-space/

「Meanwhile, up in the skies, the center core burned for another 35 seconds after the side cores left before jettisoning and beginning its controlled reentry toward SpaceX’s Autonomous Spaceport Drone Ship (ASDS) Of Course I Still Love You. At a post-launch press conference Musk said the center core’s three-engine landing burn did not go as planned. Only the center engine ignited, meaning the stage did not slow down fast enough and slammed into the Ocean at around 300 mph (480 kph).」(その間、空中では、サイドコアが放棄されてからSpace XのAutonomous Spaceport Drone Ship(ASDS)への制御された復帰を開始してから、センターコアがさらに35秒間燃えた 。 発射後の記者会見で、Muskは、センターコアの3気筒着陸燃焼は計画どおりに進まなかったと語った。中央のエンジンだけが点火しました。つまり、ステージが十分に速く減速せず、およそ300 mph(480 kph)で海洋に襲われました。:自動翻訳のまま)

この記事では、燃料不足ではなく、ランディングバーンの際のロケットの点火に失敗した感じだ(未確認)。

バタ足の神髄2018年02月07日 21:13

バタ足の神髄
バタ足の神髄


ファルコンヘビーの記事を延々と書いていてもいいんだが、キリがないので他の記事を書く。

今日は水泳教室。

いつものおねーさんセンセは、お仕事の関係で出張なので、代行のおじさんセンセ(おにーさんというのは無理があるかも)。

ポイントを捉えた指導には定評がある。

まあ、ババ達には、あんま受けないだろうけど。

今日からクロールを、2か月間みっちりお稽古する(もう、最初から2か月連続を予告されている)。

今日は初日だ。

まあ、だいたいやることは決まっている。

苦手のバタ足・・・。

案の定だな。

今までの安易なバタ足は許されない。

水中深く蹴り込んで、水面までしっかり戻す。

太ももを使った正式なキックのトレーニングだ。

手抜き(足抜きかあ?)は出来ない。

大塚センセが、水中でしっかり睨んでいるので、ごまかしがきかない。

水中に、泡がいっぱい入って、なおかつ、あまりしぶきを上げないのがいいんだそうだ。

つま先や踵が、水面にちょこっと出て(つまり、しっかりと背面に蹴り上げて)、そこから水中深くに蹴り込むと、水中は泡だらけになる。

膝から下だけで蹴っていると、しぶきは上がるが水中に足が入っていないので、泡が入らない。

逆に、背面への蹴り上げがないと、水面に足先が出ないので、水中だけで掻くことになり、泡が入らない。

自転車漕ぎの状態では、足が下がって水中だけで掻くことになる。

うーん、なかなか奥が深い。

うちのクラスの生徒さんたちは、呑み込みが早いので、すぐに理解して実践しようとする。

まあ、初めからうまくいくくらいなら、水泳教室に10年も通ってたりはしないんだがな。

浮沈子と同じで、運動神経は抜群なんだが、筋肉と繋がっていないだけだ(そ、そーなのかあ!?)。

言われたとおりにバタ足すると、太ももが疲れる。

今まで、如何にテキトーに蹴っていたかが分かる。

斜めバタ足(正式の名称は忘れました)というのも初めてやった(サイドキックというらしいです:はて、どっかで聞いたような・・・)。

(KISS Sidekick)
http://www.kissrebreathers.com/sidekick.html

えーと、こっちじゃなくって・・・(画像は、本文とは関係ありません!)。

(サイドキックでクロールのボディポジションを体得しよう!)
http://katoswimclub.jp/sidekick/

こっちでした!。

片手を前に出して、ローリングした感じに身体を斜めにして、反対の手は体側に付けて、斜めになってバタ足する。

左右片側ずつ、25mを泳ぐ。

頭は水平にして、頭頂部が前方に向くように指導される。

浮沈子は、前方に投げ出した手が、少し浅いと注意を受けた。

「コツは伸ばした手のひらに水圧を感じるようなイメージで少し水を下に押してあげることです。」

クロールは、首をねじったり、肩を回したり、腰を回したりと忙しい。

筋肉と関節が自在に動く若い人たちと違って、そっちに動かしてやろうとしないと動かなくなっているのだ。

今日は、ひたすらバタ足だけ・・・。

たぶん、今月は、バタ足中心で終わるんだろうな。

手の掻きとか、呼吸については来月だろう。

バタ足かあ・・・。

太ももが、パンパンになって、帰りの自転車を漕ぐ。

自転車漕ぎになってはいけないと言われてたけどな。

自転車に乗るんだからな。

自転車こぎにならざるを得ないじゃん・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

疲れはするが、プールの泳ぎでは、当然、いつもより推進力を得ているわけで、何となく進む気がする(気のせいじゃね?)。

そう、その感覚が重要なのだ。

水の抵抗を最小限にする正しいフォーム、有効に推進力を得るための正しい泳法。

筋力が付いたわけでも、スリムになって水の抵抗が少なくなったわけでもなく、正しく泳ぐことによって、楽に、速く進むことが出来るようになる。

その感覚を、毎回の練習で、確実に与える。

すぐに出来るようにならなくても、なぜ、どうすれば出来るようになるかを、知識としてしっかり伝える。

そして、練習でそれを実践すると、確かに楽に早く進むようになるという感覚を自覚させる。

後は、繰り返し練習して、神経と筋肉を繋げていくしかない。

なかなか繋がんないだがな・・・。

まあいい。

今まで、何回か大塚センセに習って、強く感じるのは、そこのポイントをしっかり押さえていることだ。

出来るようになるかどうかは、生徒個人の資質に依るから、一様ではないけど、こうすればできるというメソッドは伝授する。

そこに辿り着くための道筋は、生徒毎に異なるから、コーチングでアドバイスすることになる。

それを受け止めて実践できるかどうかも、個人によって異なるから、場合によっては回り道したりすることもある。

言われたとおりに身体が動けば、苦労しないよ・・・。

それでなくても、いろんなところが固くなってるからな。

固くなって欲しいところはダメなんだがな(子供は、分かんなくていいです!)。

今日は腕の方は、ウォーミングアップくらいで動かさなかったから、それ程使ってないはずなのに、肩とかに痛みが出ている。

余計なところに力が入っているに違いないのだ。

正しい姿勢で正しく泳ぐのも楽じゃない。

達成感というご褒美がなければ、とてもじゃないが続かない。

その時しか出来なくたって、まあ、構わないと言えば構わない。

それを、しっかり得つつ、最終的には楽に速く泳げるようになればいい。

水泳でも、ダイビングでも、水に接していていつも思うのは、水は形に沿うということだ。

更には、動きにも沿う。

形と動きをしっかり作れば、水は自ずから正しく流れる。

水に逆らい、やっつけようと思っているうちは、いつまで経っても進まないのだ。

水に親しみ、水と戯れ、自らの形を水に沿わせていけば、水は自然と形に沿う。

バタ足だって、水が流れたがっているように蹴ってやればいいんだろう。

まあ、それが分かれば苦労はない。

暫くは、水と戯れて、その気持ちを汲み取っていくしかないのかな・・・。