(ネタばれ注意!)予習と復習が必要な映画鑑賞2018年04月05日 14:22

(ネタばれ注意!)予習と復習が必要な映画鑑賞
(ネタばれ注意!)予習と復習が必要な映画鑑賞


(ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA/%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%A9%9F%E5%AF%86%E6%96%87%E6%9B%B8

「2017年のアメリカ合衆国のサスペンス映画」

サスペンス映画かあ?。

まあいい。

昨夜、ネットの広告に出てきたので、何の映画か分からず、ちょろっと調べ始めたら止まらなくなった。

昔、ペリカン文書とかいう映画があって、あの手のやつかなと思った。

(ペリカン文書 (映画))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E6%96%87%E6%9B%B8_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

「1993年、アメリカで製作されたリーガル・サスペンス」

まあ、あれは作り話で、仕立てもサスペンスっぽいからな。

今回の映画は、ワシントンポストの実話だという(原題は、ズバリ「The Post」)。

ワシントンポストといえば、ウォーターゲート事件だな。

(ウォーターゲート事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BA%8B%E4%BB%B6

「1972年6月17日にワシントンD.C.の民主党本部で起きた盗聴侵入事件に始まったアメリカの政治スキャンダル。」

これも、のちに映画化されている。

(大統領の陰謀)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AE%E9%99%B0%E8%AC%80

「ウォーターゲート事件を調査したワシントン・ポストの二人のジャーナリストの手記を元にしたドラマ」

浮沈子は、こっちをネタにした二番煎じだと思ったわけだが、むしろ、ウォーターゲート事件の方が二番煎じといえるかもしれない。

映画の興行的には、女性客を取り込みたいからか、主役のメリルストリープ演じるキャサリンに焦点を当てているが、事件的にはとてつもないスクープ(まあ、ニューヨークタイムズですが)を巡る、報道の自由を賭けたリアルなドラマだ。

(ペンタゴン・ペーパーズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BA

「1971年、執筆者の1人であるダニエル・エルズバーグ(当時シンクタンクのランド研究所に勤務していた)が、アンソニー・ルッソとともにコピーを作成し、ニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者などに全文のコピーを手渡した。」

と、まあ、さんざん予習してから見に行ったので、あらすじはおおよそ分かってたんだが、映画としての出来も良く、十分に楽しめた(平和島まで自転車こいで、9時15分の回で)。

こういうご時世だから、いろいろ関連付けて考えさせられることはあるが、やっぱ、メリルストリープはいいな。

初めは頼りない専業主婦あがりの社主が、スーパーウェポン並みの闘士になっていくのを、見事に演じ切っている。

トムハンクスも悪くはないが、今回は引き立て役か。

さて、映画として楽しんだ後は、続編(?)にあたるウォーターゲート事件でも復習しておこうかな・・・。