ジャックナイフ2018年04月29日 05:15

ジャックナイフ
ジャックナイフ


ヘッドファーストでスキンダイビングの潜降をするときに、じたばたせずにカッコよく決められると嬉しい。

通称、ジャックナイフといわれるテクニックで潜る。

浮沈子がジャックナイフで思い出すのはこの映画だ・・・。

(十二人の怒れる男:映画版)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%80%92%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%94%B7#%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%89%88

いわゆる法廷物で、シドニールメット監督は、のちに「評決」というポールニューマン主演の作品も手掛けている。

まあ、どうでもいいんですが。

添付されている映像にも出てくるが、犯人が使っていた飛び出しナイフ(ジャックナイフ)と同じものを、ヘンリーフォンダ扮する陪審員8番が取り出してテーブルに突き刺すシーンは、鮮烈な記憶として残っている。

と、まあ、前振りはこの辺にして、スキンダイビング講習の話。

鶴見のプールでやったのは、まず、プールサイドで呼吸法の練習の後、水面でのフィンキック。

足は太ももから動かし、膝を使わず、フィン(フルフットの重いヤツ)の重さだけで沈めるように指導される。

水面をバシャバシャやるのはご法度だ。

言われたとおりにやってみると、なるほど、無駄な動きが無くなり、面白いように進む・・・。

水泳のバタ足は小指から蹴るように指導されるが、フィンワークでは親指が先だそうだ。

うーん、ワケワカ・・・。

水面移動が出来るようになったら、ディスプレイスメント法による、シュノーケル(スノーケル)クリアのお稽古。

生徒さん6人のうち、浮沈子を含む3人はベテランなのでほったらかし。

他の3人にはダイマス候補生がいたので、その練習を兼ねて、デモンストレーションさせていたな。

まあ、その辺りが何とかなりそうになると、いよいよ本命スキルのジャックナイフだ。

ヘッドファーストできれいに潜る藤上インストラクター。

コンデジで動画を撮影してくれて、それを見ながらの個別のアドバイスは、効果的だと感じた。

スキンダイビングは、身体の使い方が重要だからな。

自分のイメージと実際とを関連付けるにはビデオの使用は確かに効果がある。

腹、出てるなあ(そこかあ?)。

まあいい。

体を折り曲げてから、腕を搔くまでのタイミングが重要だと指摘される。

浮沈子は、やや早く搔いてしまっているようだ。

そこを修正したら、うまく沈めるようになった。

ウエイトも、初め2kgで潜っていたが、少し重い感じがしたので1kgに減らしたら具合がよくなった。

保護スーツは3mmのシーガルにラッシュガード。

まあ、こんなもんかな。

懸案のドルフィンキックは、浮上の時に自主的にやっただけ。

なーんだ・・・。

2時間で上がらなければならないというのは、少し短い感じがしたな。

もう少し潜っていたかった気がする。

つーか、そのくらいがちょうどいいのかもしれない。

手早く片付けて、4人だけで昼飯。

藤上インストラクター、インストラクター候補生、ダイマス候補生、浮沈子(名ばかりのインストラクター)。

こう書くと、上級者ばかりだな。

ゴールデンウィーク中のダイビングスケジュールの話。

千葉とか、大島とか・・・。

浮沈子は参加しないので、聞きながら羨ましがるだけ。

予定が入っているので、連休中はふつーのダイビングができない。

連休が明けてもできない。

徹底的に、ファンダメンタルズの予習につぎ込む。

あとで後悔したくないからな。

久しぶりのスキンダイビングは気持ちよかった。

4mくらいなので、耳抜きが不良でも、あまりストレスにはならなかった。

外は、日差しは強いが、空気は爽やかな絶好の日和。

健康的な時間を過ごし、楽しい会食もし、大満足。

今日は浮世の雑事に追われる。

明日の予定は特にないから、フィットネスで絞るか。

3mmのシーガルがきつくて参ったからな。

作った時と体重は変わってないんだがな。

ウエットが縮んだということにしておこうか・・・。

1か月ぶりの夜の徘徊2018年04月29日 22:26

1か月ぶりの夜の徘徊


夜更けに灯りを点けて、近所の住宅街を徘徊するという怪しげな趣味(趣味かあ?)を再開する。

風邪で倒れてから、ほぼ1か月ぶりの散歩だ。

同時に、1万歩にするために、意識的に歩くのもそのくらい間が空いている。

体調もようやく戻り、咳は全く出なくなった。

調子に乗って無理すると、再び発熱して倒れる可能性があるからな。

用心しなければ・・・。

草いきれと、強い花の匂いに満ちた春の夜道は、視覚に制限があるだけに、それ以外の感覚が研ぎ澄まされる。

肌に触れる空気の湿り気、遠くに聞こえる街の音、足元の靴の音、そして人間の最も動物的な感覚である嗅覚。

春を全身で感じながら、夜道を歩く。

すれ違う人もまばらな、住宅街の裏道を選んで歩く。

怪しいヤツだ・・・。

もう、そういう視線にも慣れてきたしな。

近所の道といっても、今までは街灯がある明るい道しか歩かなかったが、今日は、敢えて裏道に挑戦。

還暦のジジイだからな。

金持ってなさそうだしな。

暴漢に会うこともないだろうさ。

Tシャツ短パンに白い作業靴だし。

前と後ろに灯りを点けて、夜目に目立つようにしている。

裏道だと、灯りを点けていない歩行者とかは、実際に見えない。

クルマは前照灯が明るいので分かるが、自転車などで走っていると、歩行者が見えないことは多い。

自転車の前照灯も、最近は明るいものが多いが、そうでない自転車もいるし、中には無灯火の自転車も見かける。

歩行者は、自らを目立たせるしかないのだ。

雨で歩きが多かった水曜日と、スキンダイビングの講習に電車で出かけた昨日を含め、この一週間では3度目の1万歩を達成する。

運動の習慣、食生活の節制(してねーよ!)、規則正しい生活。

健康の3要素だな。

昼過ぎまで浮世の雑事にかまけていて、夕方近くに昼寝して、夜起き出して散歩した。

まあいいか。

規則正しい生活には違いないからな。

飯食ったら眠くなったので、早々に寝てしまおう。

それもまた、規則正しい生活には違いない。

明日からは、フィットネスに行くのに、歩いていくことを始めようかと考えている。

初めはゆっくりと、一部電車を使いながら歩こう。

自転車だと、坂道が気になるが、徒歩ではそれ程ではないからな。

周辺の道は散歩で歩き尽くしているので、ルートの選択に迷いはない。

体調と気分に応じて、変更することも自在だ。

最短の経路だけが能じゃない。

一見、回り道に見えても、綺麗な花が咲いている生け垣を見て楽しんだり、キツイ坂道を避けたりできる。

早く辿り着くだけが全てではない。

回り道の多い人生を歩んでいる浮沈子は、その辺りは心得ている。

えーと、なかなか辿り着かない言い訳にしか聞こえないとしたら、それはそれで問題だがな・・・。